JPS5987196A - 書画束用貯蔵容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は書画束を貯蔵する容器に関する。特に、１枚の
書画が片寄せ手段によって平坦に位置合わせされて表示
される表示窓と、仕切り要素によって住いに仕切られた
面が実質的に合同な面である２個の仕切り空間を含む１
個の容器とを備え、この仕切り空間の一方の仕切り空間
にて仕切り要素と対抗する側面に上記表示窓が配置され
るように構成されている書画束を貯蔵する容器に関する
。

〔従来技術の説明〕

従来の書画束容器例は米国特許公報４２４２８２０にて
開示されている。

従来の書画束容器の基本構成は２個の相似５４１１材か
らなる一対の容器であって、共通のハウジングは２個の
線対称に配置された同一構造の引き出しを保持し、この
引き出しは、互いに他に影響を与えることなくそれぞれ
の引き出しに書画束を収納することができ、またそれぞ
れの書画束の最上位に位置する書画はそれぞれの表示窓
に表示される。

したがって、それぞれの書画束はそれぞれに弾力性を帯
びた片寄せ手段を備え、この装置はそれぞれの引き出し
を引き抜くときに、他方の装置の状態に影響されずにハ
ウジング棚が作動しないように構成されている。２個の
引き出し間に位置するこのハウジングの中間部材は仕切
り要素を形成する。

上記の米国特許公報には多種の書画束用容器が開示され
ているが、多数個または２個の相似部材で組立てられた
容器として着想されている。また、上記特許公報に開示
されている容器の実施例のほとんどすべてには片寄上手
段が設けられていて、この装置は容器の大きさと容器内
の枚数の異なる書画束に適合させるばね機構を備えてい
る。また、ハウジング、蓋および窓などの容器の外側部
材はプラスチック材で製造されていて、一方ばね機構は
金属ばねを使用していることが多い。この両方の材料を
使用して経済的な製造を行うためには、別々に製造し、
その後にばね機構をプラスチック部材に組立てることに
なる。プラスチック材の弾力性素材とした場合には十分
な力が得られず、加えてプラスチック材は比較的高価で
ある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は片寄せ手段のばね機構が除去され構造が
簡単であり、取り扱いが用意で書画を損傷しない書画土
用貯蔵容器を提供することにある。

〔発明の特徴〕 本発明は、書画を定位置に保持する目的で使用されるば
ね機構を除去した構造であって、複数の書画が積み重ね
られた書画束の最上位Ｑこ位置する一枚の書画が表示窓
に現れるように構成された書画土用貯蔵容器において、
上記書画束を収容する外枠と、この外枠の内部を上記一
枚の書画のみを格納する厚さであって、上記表示窓に接
する第一の仕切り空間と、」二記書画束の残余の書画を
格納し上記第一の仕切り空間の厚さより厚い第二の仕切
り空間とに仕切る仕切り要素を含み、上記外枠の内側に
位置する内枠とを備えたことを特徴とする。

また、表示窓は外枠に形成され、仕切り要素は第一およ
び第二の仕切り空間を実質的に完全に仕切る仕切り壁で
あってもよい。

さらに、表示窓は外枠に形成され、仕切り要素は表示窓
の下側の空間に突出するように」１記内枠に形成され、
第一および第二の仕切り空間を仕切る壁であってもよい
。

また、表示窓は外枠に形成され、内枠は外枠にり＝Ｉ　
して可動な構造であり、書画の出し入れが可能に構成さ
せることができる。

さらに、仕切り要素は内枠に一点で回転自在に枢着され
ていてもよい。

さらに、内枠は外枠の引き出しであってもよい。

さらに、内枠は外枠の引き出しであり、仕切り要素は内
枠に一点で回転自在に枢着されていてもよい。

さらに、表示窓は内枠に形成され、仕切り要素は内枠に
一点で回転自在に枢着されていてもよい。

また、書画の出し入れが可能の移動位置では、第一およ
び第二の仕切り空間の書画が同時に出し入れ可能な構造
にすることができる。

さらに、書画の出し入れが可能の移動位置では、第一お
よび第二の仕切り空間の書画の一方を出し入れしてから
他方を出し入れする構造であってもよい。

さらに、出し入れ可能な仕切り空間を切り換える手段を
備えてもよい。

また、起立脚が数例は可能であってもよい。

さらに、起立脚は外枠または内枠の一方に一体形成され
ていてもよい。

また、壁１（１け用の懸垂穴が設けられていてもよい。

また、内枠および外枠は１以上の相対位置でばね作用に
より保持させることができる。

また、内枠の外周は外枠の内周に密着摺動するように構
成させることもできる。

〔実施例による説明〕

第１図は、表示窓１０２が上面に設けられたハウジング
１００を示すもので、このハウジング１００は例えは、
不透明のプラスチ・ツク材であってもよい。

引き出し］０４は表示窓１０２の面に平行してハウシン
グ１００に対し引き出すことができるもので、側壁１０
６とハウシング１００のガイド機構とにより摺動して導
かれる。引き出し１０４の周辺には、縁１１０が仕切り
板１０８から表示窓１０２に向がって上方に突出してい
て、この縁１１０より狭い幅の縁１１２はハウジングの
底部に向かって下方に突出している。

引き出し１０４は部分的に破断されて示されているが、
縁１１０と経１１２とを明確に示すもので、２′つの縁
の高さの差が示されている。したがって、仕切り壁１０
８と表示窓１０２との間の空間は一枚の書画を収納する
ように制限されており、この一枚の書画は表示窓１０２
に平坦に位置合せされて表示されるものである。一方、
仕切り壁１０８の下側にてかつこの仕切り壁１０８とハ
ウジングの底部との間には、比較的厚みのある書画束を
収納する空間がある。

この空間に最大収納枚数より少ない枚数の書画があると
きに、これらの書画が他力をを与えられていなくても、
書画の表示には影響を及ぼさずに、表示されるべき一枚
の書画は當に平坦に保持されている。このことは後述の
すべての実施例にも適用される。上部の空間よりの書画
の引き抜きは、引き出し１０４を完全に外部に引き出し
、縁１１０に刻まれた凹み１１４を利用して書画の一端
を把んで行う。また、書画束の下部の空間からの引き抜
きは」二部の空間を空にしてから容器全体を裏返しにし
、仕切り壁１０８に穿たれた穴１１６を通して、下部か
ら指先を押し込み書画の端が把めるようにして行う。

第２図は容器全体を裏返しにした状態を示す断面図であ
る。この場合の書画の出し入れ操作はやや複雑であり、
第３図の実施例ではこの操作が便利である。第３図では
、仕切り壁の代りに側面支持カム１１８が設けられてい
る。また、引き出しの底ｉ１ｉ、’　Ｌ／−開口部１２
０は引き出しを射出成形にて製造中に、成形からこの引
き出しを取り外すために設＆ノたちのである。また、引
き出しの底部は２本のバー１２２からなっていて、書画
の取外しは指先でバー１２２の間の下側から書画を押し
て、カム１１８に書画をか６ノわずかに撓みをつけると
容易に行える。

第４図に示す実施例は、ハウジング１３０と引き出しの
側壁１３２との間に第三の部材１３４を挿入したもので
、また内側に突起しているレール１３６により二つの空
間が仕切られる。この部材１３４は引き出しを引き出す
ときにハウシング内に留まっている。したがって、この
部材はハウジングと一体に成形することもできるが、射
出成形法による製造は困趙である。引き出しの背壁１３
８はレール′１３６の下側の書画束を取り去る一方、背
壁１３８の突起１４０はレール１３６の間の位置に突出
しているので、いままで表示窓１４４に適合して位置し
、レール１３６により保持されていた書画の取外しが行
える。

第５図および第６図はハウジングと引き出しとの代案を
示すもので、引き出しには切換え孤み１５０を備え、こ
れを操作すると部材１５２ば二位置の一方の位置に切換
ねる。これにより、表示中の書画または書画束の一方を
引き出しの引き抜きとともに移動するものである。この
引き出しは切換軸１５６と仕切り板１５４とを備え、表
面壁はハウジングの開口部を閉鎖するものである。仕切
りに利用される部材はレール１５８であって、これはハ
ウジングに固定して配置されている。また、引き出しは
ノーウジングの内壁の横溝により案内される。

第７図、第７ａ図、第８図に示す実施例ではノ＼ウジン
グ１６０と引き出し１６３とを備え、この引き出し１６
３はハウジング１６０の表示窓１６２に対し平行方向に
摺動して案内される。引き出し１６３の手前側にばピボ
・７ト１６４が取付けられており、書画保持具１６６は
第７ａ図に示すようにこのピボット１６４を中心にして
回転することができる。第８図は書画保持具１６６の末
端部を示すもので、透明板１７０とレール１６８の間の
一枚の書画を、引き出しに収納されている残りの書画１
７２から分離するし一ル１６８がこの書画押え１６６に
設けられている。

この分団［された書画はこの透明板に収められている。

第７ａ図の位置では、容器は起立した額縁として使用さ
れており、表示窓１６２には透明板がこの位置に設けら
れていて、書画束を塵埃から防護する。この書画保持具
１６６を第７図に示す閉じた状態にて裏返しにして使用
するごともできる。この場合はレール１６８は表示窓に
面することになり、レールと表示窓との間の空間は板１
７０により引き出し上部の空間と仕切られる。

第９図に示す実施例は、第７図ないし第８図に示したも
のと類似しており、容器は書画保持具１８２をピボノ１
−で結合した引き出し１８０にて構成されており、この
書画保持具１８２は第７ないし第８図に示す実施例にて
利用されるレールとしての仕切り壁を引き出しに面した
側面部に備えている。閉した状態にて、突起１８４と凹
み１８６とを備える鎮錠具が有効になる。書画１８８を
容易に取り外すために、書画保持具１８２はＬ形断面を
しており、その短いバーの自由端はピボットにて結合さ
れている。したがって、この容器は起立用額としては別
の手段を用いなければ利用できない。したがって、折り
曲げのできない起立脚１８９が容器の外面上で、書画保
持具１８２と対向する面上でかつ書画が収納される側と
の反対側の側面である部分に設けられる。

第１Ｏ図および第１Ｉ図に示す実施例の構造は極めて単
純であり、狭い空間２００と広い空間２０２とが単一部
材２０４に含まれていて、一体に成形されたレール２０
６により互いに仕切られている。縁部２０９ば部分２０
８にて段が設けられ、部材２０４の三本の狭い辺部の周
辺を囲むもので、一方、四本目の狭い辺部はそのままで
は開放されているが、部材２１２の突出壁２１０により
囲われる。この突出壁２１０は縁２０９と一致する形状
と寸法のものである。部材２１２は上方に開口した箱で
あり、縁２０９の段部と嵌め合いになっていて、外側面
ば部材２０４の側面と同一の平面をなしている。この２
つの部材２０４と部材２１２とは摩擦力により結合され
ている。

第１２図および第１３図に示す実施例は、上記の実施例
に類似しているが、２つの部材は摺動面で結合され−Ｊ
゛に、ピボット２２ｏにて結合されている。

隙間２２２および２２４によりビホノ）・による運動が
自由になる。ここで、特徴とするところは、一方の単一
部材２２６は窓２２８と、仕切り具２３０と、書画束を
纏める留め手段２３２とを備えており、一体にて成形さ
れる。また、第二の部材２３４は書画の背面と辺を囲む
ものである。ビボ・ノ）　２２０ば一方のｇＩＸ材の穴
と他方の一体成形されたピンとで構成され、一方または
両方の部材を弾性変形して嵌め込み組立てることができ
る。

第１４図ないし第１６図の図面はまた別の実施例を示す
もので、ハウジング２４２には表示窓２４０を備え、Ｕ
字形の輪郭の内側部＋Ａ２４４はハウジング２４２に出
入できるようにピボット結合されている。ごのピボノＩ
−運動はハウジングの角部に設けられたピン２４６を軸
として行われる。内側部材２４４の板２４８に直交する
壁２５０．２５２および２５４が突出していて、ハウジ
ングの壁に沿うて案内される。突起部２５６は壁２５０
．２５４より内側に向かって板２４８に平行した方向に
突出している。仕切壁として作用するこれらの突起部２
５６とハウジング２４２の表示窓２４０との間に、一枚
の書画が収納される。残りの書画は、突起部２５６と底
２４８との間の空間に収納される。凹み２６０はそこに
指先を当て、内側部材２４４を取扱いやすくするための
ものである。

容器が２個の運動のできる部材にて構成され、この部材
の相互運動は並進運動または回転運動のいずれかである
ように記述されている実施例にかぎり、ばね作用により
停止位置の一つの位置に部材を片寄せすることができ、
かつ手操作の不能な機構により他の一方の位置に部材を
施錠することができる。

さらに、すべての実施例において表示窓に表示する書画
を書画の縁部を覆うことなしに全面が目視できるように
することもできる。しかし、美術的な表示窓にするため
に額縁が望まれる場合は、容器に止め具を設け、この容
器は表示窓の下部の書画の位置合わせを行い、また書画
が枠の下側に滑り落ちることを防止する。

なお、これらの実施例にて書画を縦方向または横方向に
表示するための起立部、または壁掛額として容器の懸垂
ができる穴について明確に言及されていなくても、起立
部または懸垂穴を設けることかできる。

なお、前述の大部分の実施例では容器の正面側の端面の
一面にラベルを設＆Ｊで、閉じた状態の容器を順次積重
ねてもよい。このラベルによって、容器の内容物を同定
することができる。

〔発明の効果〕

本発明の構造では、書画を保持するばねが除去されたた
め、構造か簡単であり、取り扱いが容易であり、署−画
の出し入れに際して書画を招傷することなく、寿命が永
い書画束用貯藏容器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の実施例容器を示す斜視図。 第２図、第３図および第４図は第１図の実施例の主要構
造に従う三種類の実施例を示す断面図。 第５図は第１ｒＩ！Ｊに示す型式の容器の引き出しの代
案を示す斜視図。 第６図は第５図に示す引き出しを含む容器の第２図、第
３図または第４図に類似する断面図。 第７図および第７ａ図は本発明が組込まれた第二の型式
の容器を閉じた状態および開いた状態を示す図。 第８図は第７図および第７ａ図の表示窓部材の自由端の
一部を示す図。 第９図は本発明にかかわる容器の他の実施例の断面図。 第１０図および第１１図は他の実施例を示す斜視図と断
面図。 第１２図および第１３図は他の実施例を示す斜視図と断
面図。 第１４図は最後の実施例を示す斜視図。 第１５図は第１４図に示す実施例の断面図。 第１６図は第１４図に示す実施例の説明図。 特許出願人代理人 弁理士　井　出　直　孝

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）複数の書画が積み重ねられた書画束の最上位に位
   置する一枚の書画が表示窓に現れるように構成された書
   画床用貯蔵容器において、 上記書画束を収容する外枠と、 この外枠の内部を上記一枚の書画のみを格納する厚さで
   あって、」１記表示窓に接する第一の仕切り空間と、上
   記書画束の残余の書画を格納し上記第一の仕切り空間の
   厚さより厚い第二の仕切り空間とに仕切る仕切り要素を
   含み上記外枠の内側に位置する内枠と を備えたことを特徴とする書画床用貯蔵容器。 （２）表示窓は外枠に形成され、仕切り要素は第一およ
   び第二の仕切り空間を実質的に完全に仕切る仕切り壁で
   ある特許請求の範囲第ｆｉ１項に記載の書画床用貯蔵容
   器。 （３）表示窓は外枠に形成され、仕切り要素は表示窓の
   下側の空間に突出するように上記内枠に形成され、第一
   および第二の仕切り空間を仕切る壁である特許請求の範
   囲第（１）項に記載の書画床用貯蔵容器。 （４）表示窓は外枠に形成され、内枠は外枠に対して可
   動な構造であり、書画の出し入れが可能に構成された特
   許請求の範囲第（１）項に記載の書画床用貯蔵容器。 （５）仕切り要素は内枠に一点で回転自在に枢着された
   特許請求の範囲第（４）項に記載の書画床用貯蔵容器。 （６）内枠は外枠の引き出しである特許請求の範囲第（
   ４）項に記載の書画床用貯蔵容器。 （７）　　内枠は外枠の引き出しであり、仕切り要素は
   内枠に一点で回転自在に枢着された特許請求の範囲第（
   ４）項に記載の書画床用貯蔵容器。 （８）表示窓は内枠に形成され、仕切り要素は内枠に一
   点で回転自在に枢着された特許請求の範囲第（１）項に
   記載の書画土用貯蔵容器。 （９）＠画の出し入れが可能の移動位置では、第一およ
   び第二の仕切り空間の書画が同時に出し入れ可能な構造
   である特許請求の範囲第（４）項に記載の吉−画束用貯
   蔵容器。 ００）書画の出し入れが可能の移動位置では、第一およ
   び第二の仕切り空間の書画の一方を出し入れしてから他
   方を出し入れする構造である特許請求の範囲第（４）項
   に記載の；ｉｉ、ｉｉ！！１束用貯蔵客用貯蔵容器）出
   し入れ可能な仕切り空間を切り換える手段を備えた特許
   請求の範囲第（４）項に記載の書画土用貯蔵容器。 （１２）起立脚が取付は可能である特許請求の範囲第（
   １）項に記載の書画土用貯蔵容器。 （１３）起立脚は外枠または内枠の一方に一体形成され
   た特許請求の範囲第（１）項に記載の書画土用貯蔵容器
   。 （１４）壁掛は用の懸垂穴が設けられた特許請求の範囲
   第（１）項に記載の書画土用貯蔵容器。 （Ｉ５）内枠および外枠は、１以上の相対位置でばね作
   用により保持される特許請求の範囲第（４）項に記載の
   書画束用貯藏容器。 （１６）内枠の外周は外枠の内周に密着摺動するように
   構成された特許請求の範囲第（４）項に記載の書画束用
   貯藏容器。