JPS598659Y2 - 電動式おろし器 - Google Patents
電動式おろし器Info
- Publication number
- JPS598659Y2 JPS598659Y2 JP14006278U JP14006278U JPS598659Y2 JP S598659 Y2 JPS598659 Y2 JP S598659Y2 JP 14006278 U JP14006278 U JP 14006278U JP 14006278 U JP14006278 U JP 14006278U JP S598659 Y2 JPS598659 Y2 JP S598659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- rotary cutting
- conical
- annular
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は大根おろし等に適用される電動式おろし器の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
一般に、この種おろし器では、ケースに形威した切削室
内に、主面に突起刃を有する円板状の切削刃体を配設し
、この切削刃体をたとえば低速高トルクで回転駆動し、
切削室を形或する囲繞壁の頂部に、上記切削刃体の回転
中心と同心的に位置する挿入口を形或し、この挿入口に
挿入された被切削物を上記切削刃体に押しつけながら切
削させるように構威している。
内に、主面に突起刃を有する円板状の切削刃体を配設し
、この切削刃体をたとえば低速高トルクで回転駆動し、
切削室を形或する囲繞壁の頂部に、上記切削刃体の回転
中心と同心的に位置する挿入口を形或し、この挿入口に
挿入された被切削物を上記切削刃体に押しつけながら切
削させるように構威している。
しかるに、上記構戊では、被切削物が押しつけられる切
削刃体の回転軌跡を常に変える手段を導入しない限り、
被切削物の被切削面に突起刃の回転軌跡が波紋状に廠痕
化し、とりわけ水分の多い大根では、上記突起刃が滑っ
てしまい、切れ味が悪化する。
削刃体の回転軌跡を常に変える手段を導入しない限り、
被切削物の被切削面に突起刃の回転軌跡が波紋状に廠痕
化し、とりわけ水分の多い大根では、上記突起刃が滑っ
てしまい、切れ味が悪化する。
さらに、切削刃体における周速の遅い中心部位は、切削
能力がほとんど無い関係から突起刃を形或せずに平坦面
となっているから、被切削刃の押しつけによって切削刃
体と被切削面とが面接触で接触するため、回転初期にお
けるモータに過度な負荷がかかる。
能力がほとんど無い関係から突起刃を形或せずに平坦面
となっているから、被切削刃の押しつけによって切削刃
体と被切削面とが面接触で接触するため、回転初期にお
けるモータに過度な負荷がかかる。
したがって、この考案は環状の回転切削刃体の中央孔か
らその主面上に突出する錐形の回転切削刃体を上記環状
の切削刃体とは逆方向へ回転駆動させ、この錐形の回転
切削刃体の錐面と上記環状の回転切削刃体の外周部とに
またがって被切削物を挿入させることにより、環状切削
刃体の中心側でも切削することができるうえ、被切削物
が切削時に回転しながら効果的に切削され、しかもモー
タへの負荷が軽減される電動式おろし器を提供すること
を目白勺とする。
らその主面上に突出する錐形の回転切削刃体を上記環状
の切削刃体とは逆方向へ回転駆動させ、この錐形の回転
切削刃体の錐面と上記環状の回転切削刃体の外周部とに
またがって被切削物を挿入させることにより、環状切削
刃体の中心側でも切削することができるうえ、被切削物
が切削時に回転しながら効果的に切削され、しかもモー
タへの負荷が軽減される電動式おろし器を提供すること
を目白勺とする。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する
。
。
第１図において、１は駆動部ケースで、内部には、電源
電池２およびモータ装着ベース３に装着されたモータ４
等が収納されている。
電池２およびモータ装着ベース３に装着されたモータ４
等が収納されている。
モータ４は回転数６００Ｏ Ｒ．Ｐ．Ｍ程度のものが使
用されており、その回転軸５には原動歯車６が固定され
ている。
用されており、その回転軸５には原動歯車６が固定され
ている。
７は上記駆動部ケース１の上端部１ａに固定された支持
板で、この支持板７と上記モータ装着ベース３には、回
転軸８を支承する軸受体９，１０がそれぞれ固着されて
おり、上記回転軸８の下端部には、上記原動歯車６に減
速歯車１１を介して噛合された中間歯車１２が固定され
ている。
板で、この支持板７と上記モータ装着ベース３には、回
転軸８を支承する軸受体９，１０がそれぞれ固着されて
おり、上記回転軸８の下端部には、上記原動歯車６に減
速歯車１１を介して噛合された中間歯車１２が固定され
ている。
１３．１３は上記回転軸８の両側に位置して、上記モー
タ装着ベース３に立設された固定軸であり、これら固定
軸１３．１３には、従動歯車１４．１４がそれぞれ回転
自在に支持されており、上記各従動歯車１４は上記回転
軸８の上端部に固定された歯車１５に噛合されている。
タ装着ベース３に立設された固定軸であり、これら固定
軸１３．１３には、従動歯車１４．１４がそれぞれ回転
自在に支持されており、上記各従動歯車１４は上記回転
軸８の上端部に固定された歯車１５に噛合されている。
これら減速歯車１１や中間歯車１２および従動歯車１４
等によって減速歯車機構１６を構或している。
等によって減速歯車機構１６を構或している。
１７は電源スイッチである。
１８は、上記駆動部ケース１の上端１ａに着脱可能に取
り付けられた受皿体１９およびこの受皿体１９の開口１
９ ａを開閉可能に閉塞する蓋体２０とからなる容器１
８で、この容器１８で切削室２１が形成されている。
り付けられた受皿体１９およびこの受皿体１９の開口１
９ ａを開閉可能に閉塞する蓋体２０とからなる容器１
８で、この容器１８で切削室２１が形成されている。
２２は上記切削室１９内に配設された環状の切削刃体で
、その主面２２ ａに多数の突起刃２３が形成されてい
る。
、その主面２２ ａに多数の突起刃２３が形成されてい
る。
この切削刃体２２はその環状立下部２４の下面に保持さ
れた複数の支持転子２５を介して上記駆動部ケース１側
に支承されるとともに、上記回転軸８廻りに回動自在に
設定されている。
れた複数の支持転子２５を介して上記駆動部ケース１側
に支承されるとともに、上記回転軸８廻りに回動自在に
設定されている。
２６は上記立下部２４の内側面２４ ａに形威された内
歯車であり、この内歯車２６が上記従動歯車１４に噛合
され、これによって上記切削刃体２２はモータ４の回動
力を受けて８００ Ｒ． Ｐ．Ｍ程度の低速・高トルク
で゛回転するようになっている。
歯車であり、この内歯車２６が上記従動歯車１４に噛合
され、これによって上記切削刃体２２はモータ４の回動
力を受けて８００ Ｒ． Ｐ．Ｍ程度の低速・高トルク
で゛回転するようになっている。
２７は上記回転軸８の上端に固定された錐形の回転切削
刃体であり、この切削刃体２７は、上記環状の切削刃体
２２の中央孔２８から上方へ突出させてあり、上記モー
タ４の回転によって上記環状の回転切削刃体２２とは逆
方向へ回転するようになっている。
刃体であり、この切削刃体２７は、上記環状の切削刃体
２２の中央孔２８から上方へ突出させてあり、上記モー
タ４の回転によって上記環状の回転切削刃体２２とは逆
方向へ回転するようになっている。
２９はこの錘形回転切削刃体２７の錐面２７ ａに形或
された突起刃である。
された突起刃である。
３０は、上記切削室２１の囲繞壁の一部である上記蓋体
２０に形威された被切削物Ｍの挿入口であり、この挿入
口３０は、上記錐形の回転切削刃体２７の錐面２７ａと
上記環状の回転切削刃体２２の外周部２２ ｂとをまた
がって被切削物Ｍを挿入させる位置に設定されている。
２０に形威された被切削物Ｍの挿入口であり、この挿入
口３０は、上記錐形の回転切削刃体２７の錐面２７ａと
上記環状の回転切削刃体２２の外周部２２ ｂとをまた
がって被切削物Ｍを挿入させる位置に設定されている。
３１は上記被切削物Ｍの押込部材である。
上記構或において、両回転切削刃体２２ ，２７を回転
駆動させた状態で上記挿入Ｏ′３０から被切削物、たと
えば大根Ｍを挿入すると、この大根Ｍは環状の回転切削
刃体２２の突起刃２３で切削されるとともに、この環状
の切削刃体２２の中心部、つまり錐形の回転切削刃体２
７の突起刃２９によっても切削されるため、切削能率が
高いうえ、この大根Ｍの被切削面が上記錐形の回転切削
刃体２７の錐面２７ ａと上記環状の回転切削刃体２２
の外周部２２ ｂとにまたがっており、第２図のように
上記外周部２２ ｂに対応する大根Ｍの縁部Ｍａが矢印
ａ方向の回転力を受けると同時に、錐面２７ ａと対応
する大根Ｍの縁部Ｍｂが、上記錐形の回転切削刃体２７
によって逆方向（矢印ｂ方向）の回転力を受けるから、
大根Ｍは強制的に矢印Ｃ方向へ回動されながら切削され
、このため、上記被切削面に対して上記各突起刃２３．
２９の回転軌跡が相対的に絶えず変化することになり、
したがって突起刃２３ ．２９が被切削面の同じ位置を
滑ることがなく、切削作用が適正に継続される。
駆動させた状態で上記挿入Ｏ′３０から被切削物、たと
えば大根Ｍを挿入すると、この大根Ｍは環状の回転切削
刃体２２の突起刃２３で切削されるとともに、この環状
の切削刃体２２の中心部、つまり錐形の回転切削刃体２
７の突起刃２９によっても切削されるため、切削能率が
高いうえ、この大根Ｍの被切削面が上記錐形の回転切削
刃体２７の錐面２７ ａと上記環状の回転切削刃体２２
の外周部２２ ｂとにまたがっており、第２図のように
上記外周部２２ ｂに対応する大根Ｍの縁部Ｍａが矢印
ａ方向の回転力を受けると同時に、錐面２７ ａと対応
する大根Ｍの縁部Ｍｂが、上記錐形の回転切削刃体２７
によって逆方向（矢印ｂ方向）の回転力を受けるから、
大根Ｍは強制的に矢印Ｃ方向へ回動されながら切削され
、このため、上記被切削面に対して上記各突起刃２３．
２９の回転軌跡が相対的に絶えず変化することになり、
したがって突起刃２３ ．２９が被切削面の同じ位置を
滑ることがなく、切削作用が適正に継続される。
この場合大根Ｍが、錐面２７ａと接する量と、切削刃体
２２と接する量とを同一量に近づけるように、切削刃体
２７の錐形状を大きくして錐面２７ ａの面積を増せば
、上記回転切削効率は更に高くなり、より適正に継続さ
れる。
２２と接する量とを同一量に近づけるように、切削刃体
２７の錐形状を大きくして錐面２７ ａの面積を増せば
、上記回転切削効率は更に高くなり、より適正に継続さ
れる。
さらに、上記切削時の大根Ｍには、第３図のように環状
のテーパーｉＭｃが形成され、このテーパ面Ｍｃが上記
錐形の回転切削刃体２７の錐面２７ ａに対して線接触
状態で当接されるため、接触抵抗が小さく、モータ４へ
の負荷が軽減される゛。
のテーパーｉＭｃが形成され、このテーパ面Ｍｃが上記
錐形の回転切削刃体２７の錐面２７ ａに対して線接触
状態で当接されるため、接触抵抗が小さく、モータ４へ
の負荷が軽減される゛。
なお、上記錐形の回転切削刃体２７の回転数は上記環状
の回転切削刃体２２の中心に位置しており、高いトルク
が要求されないから、回転数を高める方が切削効率上好
ましい。
の回転切削刃体２２の中心に位置しており、高いトルク
が要求されないから、回転数を高める方が切削効率上好
ましい。
以上のように、この考案は環状の回転切削刃体の中央孔
から突出した錐形の回転切削刃を上記環状の回転切削刃
体とは逆方向に回転させ、上記錐形の回転切削刃体の錐
面と上記環状の回転切削刃体の外周部とにまたがって被
切削物を挿入させるから、被切削物が短時間のうちに効
果的に切削され、しかもモータの負荷の軽減化を図るこ
とができる。
から突出した錐形の回転切削刃を上記環状の回転切削刃
体とは逆方向に回転させ、上記錐形の回転切削刃体の錐
面と上記環状の回転切削刃体の外周部とにまたがって被
切削物を挿入させるから、被切削物が短時間のうちに効
果的に切削され、しかもモータの負荷の軽減化を図るこ
とができる。
第１図はこの考案に係る電動式おろし器の一例を示す破
断正面図、第２図，第３図は同作用説明図である。 ２０・・・・・・囲繞壁、２１・・・・・・切削室、２
２・・・・・・環状の回転切削刃体、２２ ａ・・・・
・・主面、２２ｂ・・・・・・外周部、２７・・・・・
・錐形の回転切削刃体、２７ ａ・・・・・・錐面、３
０・・・・・・挿入口、Ｍ・・・・・・被切削物。
断正面図、第２図，第３図は同作用説明図である。 ２０・・・・・・囲繞壁、２１・・・・・・切削室、２
２・・・・・・環状の回転切削刃体、２２ ａ・・・・
・・主面、２２ｂ・・・・・・外周部、２７・・・・・
・錐形の回転切削刃体、２７ ａ・・・・・・錐面、３
０・・・・・・挿入口、Ｍ・・・・・・被切削物。
Claims (1)
- 切削室２１内に配設された環状の回転切削刃体２２の中
央孔２８からその主面２２ ａ上に錐形の回転切削刃体
２７を突出させるとともに、この錐形の回転切削刃体２
７の回転方向を上記環状の回転切削刃体２２とは逆方向
へ設定し、上記錐形の回転切削刃体２７の錐面２７ ａ
と上記環状の回転切削刃体２２の外周部２２ ｂとにま
たがって被切削物Ｍを挿入させる挿入口３０を上記切削
室２１の囲繞壁２０に形威した電動式おろし器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14006278U JPS598659Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電動式おろし器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14006278U JPS598659Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電動式おろし器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5555146U JPS5555146U (ja) | 1980-04-14 |
| JPS598659Y2 true JPS598659Y2 (ja) | 1984-03-17 |
Family
ID=29114673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14006278U Expired JPS598659Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電動式おろし器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598659Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6119437U (ja) * | 1984-07-04 | 1986-02-04 | 株式会社 久保田製作所 | 試験管保持具 |
-
1978
- 1978-10-11 JP JP14006278U patent/JPS598659Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5555146U (ja) | 1980-04-14 |
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