JPS597887Y2 - 電動式おろし器 - Google Patents
電動式おろし器Info
- Publication number
- JPS597887Y2 JPS597887Y2 JP14005978U JP14005978U JPS597887Y2 JP S597887 Y2 JPS597887 Y2 JP S597887Y2 JP 14005978 U JP14005978 U JP 14005978U JP 14005978 U JP14005978 U JP 14005978U JP S597887 Y2 JPS597887 Y2 JP S597887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- cutting
- radish
- blade
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は大根おろし等に適用される電動式おろし器に
係り、詳しくは切削刃体を高速回転(1500R.P.
M以上)させて被切削物を切削する電動式おろし器の改
良に関するものである。
係り、詳しくは切削刃体を高速回転(1500R.P.
M以上)させて被切削物を切削する電動式おろし器の改
良に関するものである。
一般に、電動おろし器は、6000 R,P,M程度の
モータの回転数を、減速歯車機構を介して800R,
P.M程度に減速させて円板状(の回転切削刃体を高ト
ルクで回転駆動し上記切削刃体の主面に、大根等の被切
削物を押しつけながら、上記主面に形成された突起刃で
切削するように構或している。
モータの回転数を、減速歯車機構を介して800R,
P.M程度に減速させて円板状(の回転切削刃体を高ト
ルクで回転駆動し上記切削刃体の主面に、大根等の被切
削物を押しつけながら、上記主面に形成された突起刃で
切削するように構或している。
しかるに、上記低速回転駆動のものでは、わざわざ大根
を上記回転切削刃体に押しつける労力を要し、その押込
力もわざわざ手加減して調整しなければならず使い辛い
うえ、大根を押し込み時に意識的に軸廻りさせたり、い
るいは切削刃体の回転軌跡を変える手段を導入しない限
り、大根の被切削面に上記切削刃体の刃の軌跡が波紋状
に廠痕化して同じ位置を刃が滑ってしまい切れ味を良好
に維持させるのが難しい。
を上記回転切削刃体に押しつける労力を要し、その押込
力もわざわざ手加減して調整しなければならず使い辛い
うえ、大根を押し込み時に意識的に軸廻りさせたり、い
るいは切削刃体の回転軌跡を変える手段を導入しない限
り、大根の被切削面に上記切削刃体の刃の軌跡が波紋状
に廠痕化して同じ位置を刃が滑ってしまい切れ味を良好
に維持させるのが難しい。
このため、すでに、上記円板状の切削刃体を150OR
.P.M以上の高速、たとえば3000R.P.M程度
の回転数で回転させ、予め小片化された大根を切削室に
投入して、この大根を上記切削刃体の回転力で踊躍運動
させながら、上記切削刃体の刃との衝撃で切削させるこ
とにより、切れ味がよく、しかも扱い易いおろし器が提
供されている。
.P.M以上の高速、たとえば3000R.P.M程度
の回転数で回転させ、予め小片化された大根を切削室に
投入して、この大根を上記切削刃体の回転力で踊躍運動
させながら、上記切削刃体の刃との衝撃で切削させるこ
とにより、切れ味がよく、しかも扱い易いおろし器が提
供されている。
ところで、上記切削室内に投入された小片状の大根は、
不規則的に踊躍すればする程、効果的に切削される。
不規則的に踊躍すればする程、効果的に切削される。
しかるに、切削初期においては、大根同士の衝突も相俟
って大根の不規則な踊躍運動が確保されるが、切削が進
行するにともない上記大根が球状化して軽量になると、
高速で水平平面内を回転する上記切削刃体の回転力を受
けて上記大根が遠心力で外方側に飛ばされ易くなる。
って大根の不規則な踊躍運動が確保されるが、切削が進
行するにともない上記大根が球状化して軽量になると、
高速で水平平面内を回転する上記切削刃体の回転力を受
けて上記大根が遠心力で外方側に飛ばされ易くなる。
この場合、一般に平坦面で構或されている切削室の内壁
に当って上記大根はそのまま上記内壁に倣って切削室内
で施回運動を起すことになり、このため切削刃体の刃部
との衝突回数も少なくなって切削初期に比べて切削効率
が低下し、高速回転駆動方式によるものの利点が十分生
かしきれない。
に当って上記大根はそのまま上記内壁に倣って切削室内
で施回運動を起すことになり、このため切削刃体の刃部
との衝突回数も少なくなって切削初期に比べて切削効率
が低下し、高速回転駆動方式によるものの利点が十分生
かしきれない。
このため、上記内壁に大根の旋回運動を規制するガイド
片などを突設することも考えられるが、この場合でも、
上記ガイド片の形状、大きさおよび方向等を厳密に設定
しないと、却ってこのガイド片が妨げとなって大根が突
っかかり切削刃体をロックさせるおそれがある。
片などを突設することも考えられるが、この場合でも、
上記ガイド片の形状、大きさおよび方向等を厳密に設定
しないと、却ってこのガイド片が妨げとなって大根が突
っかかり切削刃体をロックさせるおそれがある。
したがって、この考案は高速で回転駆動させる切削刃体
を、内側面に突起刃を有するドラムで構或することによ
り、上記ドラム内に投入した小片状の被切削物を効果的
に切削できるようにしたものである。
を、内側面に突起刃を有するドラムで構或することによ
り、上記ドラム内に投入した小片状の被切削物を効果的
に切削できるようにしたものである。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する
。
。
第1図において、1は駆動部ケースで、内部には、電源
電池2およびモータ3等が収納されている。
電池2およびモータ3等が収納されている。
モータ3は回転数600OR.P.M程度の高速を有す
るものが選定される。
るものが選定される。
4は上記モータ3の回転軸5に固定された原動歯車、6
は軸受体7,8に回転自在に支承された回転駆動軸体で
あり、この駆動軸体6には上記原動歯車4に噛合された
従動歯車9が固定されており、上記軸体6はモータ3の
回転によって300OR.P.M程度の回転数で回転す
るように設定されている。
は軸受体7,8に回転自在に支承された回転駆動軸体で
あり、この駆動軸体6には上記原動歯車4に噛合された
従動歯車9が固定されており、上記軸体6はモータ3の
回転によって300OR.P.M程度の回転数で回転す
るように設定されている。
これらモータ3や回転駆動軸体6で回転駆動機構10を
構或している。
構或している。
11は上記駆動部ケース1の上端に取り付けられた容器
、12は容器11の上端開口11 aを開閉可能に閉塞
する蓋体であり、この容器11と蓋体12とで被切削物
Mの切削室13を形或している。
、12は容器11の上端開口11 aを開閉可能に閉塞
する蓋体であり、この容器11と蓋体12とで被切削物
Mの切削室13を形或している。
14は切削室13の囲繞壁の一部である上記蓋体12に
形或された筒形の投入口、15はこの挿入口14は開閉
可能に閉塞する上蓋体である。
形或された筒形の投入口、15はこの挿入口14は開閉
可能に閉塞する上蓋体である。
16は、上記切削室13内に配設されて、上記駆動体6
の先端に取り付けられた刃体ホルダであり、この刃体ホ
ルダ16には、ドラム状の回転切削刃体17が上記投入
口14に開口を向けた状態で、螺子18等で堅固に固定
されており、このドラム状の回転切削刃体17には、そ
の内側面17a、つまり内側周面17bおよび内底面1
7 Cに、たとえば三角状の多数突起刃19が形或され
ている、20は上記ドラム状切削刃体17の内底面17
Cにおける外周部に周廻りに部分的に形或された振出
口、21は振出口20に対応して上記ホルダ16に形或
された孔部、22は電源スイッチである。
の先端に取り付けられた刃体ホルダであり、この刃体ホ
ルダ16には、ドラム状の回転切削刃体17が上記投入
口14に開口を向けた状態で、螺子18等で堅固に固定
されており、このドラム状の回転切削刃体17には、そ
の内側面17a、つまり内側周面17bおよび内底面1
7 Cに、たとえば三角状の多数突起刃19が形或され
ている、20は上記ドラム状切削刃体17の内底面17
Cにおける外周部に周廻りに部分的に形或された振出
口、21は振出口20に対応して上記ホルダ16に形或
された孔部、22は電源スイッチである。
上記構或において、投入口14から、小片状に切削され
た被切削物、たとえば大根Mを、高速回転中のドラム状
回転切削刃体17内に投入すると、大根Mが上記切削刃
体17内で踊躍運動を行ない、突起刃19と衝突するこ
とにより切削される。
た被切削物、たとえば大根Mを、高速回転中のドラム状
回転切削刃体17内に投入すると、大根Mが上記切削刃
体17内で踊躍運動を行ない、突起刃19と衝突するこ
とにより切削される。
切削が進行するにともなって、大根Mが球状化して軽量
になると、遠心力で外方側へ飛ばされて第2図のように
上記切削刃体17の内周面17 bへ押しつけられる。
になると、遠心力で外方側へ飛ばされて第2図のように
上記切削刃体17の内周面17 bへ押しつけられる。
この時、上記大根Mは上記内周面17bへ押しつけられ
ながら、旋回しようとするが、強制的に回転駆動されて
いる上記切削刃体17の回転力Pが大根Mに対する押圧
力Fより上まわっており、その内周面17 bの突起刃
19が上記大根Mよりも先行しようとするため、第3図
のように上記大根Mは上記内周面17 aに押しつけら
れながら切削され、さらに切削と同時に第4図回転力が
付勢された大根Mはドラム状刃体17の内底面17 C
側へバウンドしてこの内底面17 Cの突起刃19で再
び切削され、この動作の繰り返しで大根Mは切削末期ま
で効率的に切削される。
ながら、旋回しようとするが、強制的に回転駆動されて
いる上記切削刃体17の回転力Pが大根Mに対する押圧
力Fより上まわっており、その内周面17 bの突起刃
19が上記大根Mよりも先行しようとするため、第3図
のように上記大根Mは上記内周面17 aに押しつけら
れながら切削され、さらに切削と同時に第4図回転力が
付勢された大根Mはドラム状刃体17の内底面17 C
側へバウンドしてこの内底面17 Cの突起刃19で再
び切削され、この動作の繰り返しで大根Mは切削末期ま
で効率的に切削される。
第5図は他の実施例を示し、上記ドラム状の切削刃体1
7を傾き姿勢で高速回転させることにより、一層効率の
良い切削作用を行なわせるようにしたものである。
7を傾き姿勢で高速回転させることにより、一層効率の
良い切削作用を行なわせるようにしたものである。
この実施例では、上記切削刃体17の内底面17Cを刃
体ホルダ16の主面で構或してある。
体ホルダ16の主面で構或してある。
上記切削刃体17内に投入された小片状の大根Mがこの
切削刃体17内で踊躍運動して切削されると、切削室1
3に形或された排出口23から、外部に排出されて、受
皿24に収容される。
切削刃体17内で踊躍運動して切削されると、切削室1
3に形或された排出口23から、外部に排出されて、受
皿24に収容される。
この場合、大根Mは切削末期において、遠心力で上記切
削刃体17の内側面17 aに押しつけられながら、第
6図のように上方側に旋回した位置がら自重で落下し、
上記突起刃19に衝突して切削され、再び上方側に移動
し、この繰り返しで上記切削刃体17内を踊躍するため
、大根Mは余す所なく効果的におろされる。
削刃体17の内側面17 aに押しつけられながら、第
6図のように上方側に旋回した位置がら自重で落下し、
上記突起刃19に衝突して切削され、再び上方側に移動
し、この繰り返しで上記切削刃体17内を踊躍するため
、大根Mは余す所なく効果的におろされる。
なお、この実施例の場合には、上記ドラム状刃体17の
傾斜姿勢を水平に近い姿勢に設定すれば、上記ホルダ1
6の主面に形戊した突起刃19は必ずしも設ける必要は
ない。
傾斜姿勢を水平に近い姿勢に設定すれば、上記ホルダ1
6の主面に形戊した突起刃19は必ずしも設ける必要は
ない。
この考案は、以上のように、ドラム状の切削刃体を高速
で回転させ、この切削刃体の中に小片状の被切削物を投
入して切削するように構或したから、上記切削刃体の回
転で外周側に遠心力で飛ばされた被切削物を上記切削刃
体で効率的に切削することができる。
で回転させ、この切削刃体の中に小片状の被切削物を投
入して切削するように構或したから、上記切削刃体の回
転で外周側に遠心力で飛ばされた被切削物を上記切削刃
体で効率的に切削することができる。
第1図はこの考案に係る電動式おろし器の一例を示す破
断正面図、第2図〜第4図は同要部の作用説明図、第5
図は他の実施例を示す破断正面図、第6図は同要部の作
用説明図である。 10・・・・・・回転駆動機構、12・・・・・・囲繞
壁、13・・・・・・切削室、14・・・・・・投入口
、17・・・・・・ドラム状の回転切削刃体、17a・
・・・・・内側面、19・・・・・・突起刃。
断正面図、第2図〜第4図は同要部の作用説明図、第5
図は他の実施例を示す破断正面図、第6図は同要部の作
用説明図である。 10・・・・・・回転駆動機構、12・・・・・・囲繞
壁、13・・・・・・切削室、14・・・・・・投入口
、17・・・・・・ドラム状の回転切削刃体、17a・
・・・・・内側面、19・・・・・・突起刃。
Claims (1)
- 内側面17Hに突起刃19を形或したドラム状の回転切
削刃体17と、この切削刃体17が配設される切削室1
3と、上記切削刃体17を高速で回転させる回転駆動機
構10と、上記切削室13の囲繞壁12に形或されて上
記切削刃体17内に小片状の被切削物Mを投入させる投
入口14とを具備した電動式おろし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14005978U JPS597887Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電動式おろし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14005978U JPS597887Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電動式おろし器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5555143U JPS5555143U (ja) | 1980-04-14 |
JPS597887Y2 true JPS597887Y2 (ja) | 1984-03-10 |
Family
ID=29114668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14005978U Expired JPS597887Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電動式おろし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597887Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206574A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Hideo Matsumoto | とろろ芋類おろし機 |
JP2011147643A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Hideo Matsumoto | おろし装置 |
-
1978
- 1978-10-11 JP JP14005978U patent/JPS597887Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206574A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Hideo Matsumoto | とろろ芋類おろし機 |
JP2011147643A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Hideo Matsumoto | おろし装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5555143U (ja) | 1980-04-14 |
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