JPS5984664A - 乳母車の開状態ロツク機構 - Google Patents

乳母車の開状態ロツク機構

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JPS5984664A
JPS5984664A JP57195143A JP19514382A JPS5984664A JP S5984664 A JPS5984664 A JP S5984664A JP 57195143 A JP57195143 A JP 57195143A JP 19514382 A JP19514382 A JP 19514382A JP S5984664 A JPS5984664 A JP S5984664A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、乳母車の聞いた状態をロックづる機構に関
するものである。
折りたたみ式乳母巾では、その開状態を確実なものとす
るには、適当なロック■構が必要である。
このロック機tMは、それぞれ乳母車の形式に応じて設
計されるものである。したがって、ある種の乳母車のた
めに設置1されたロック機構を、他の乳母車に適用する
ことは、必ずしも可能であるとは言えない。
このように、ロック機構は、乳母車の形式に応じて設計
されるのが通常であるが、その構造は簡単である方が望
ましい。そのため、簡単なロック機構を得るための設計
が行なわれるわけであるが、ロック践構を簡単にするた
めには、このロック機恰自身だけでなく、乳母車本体側
の構成にも目を向けなければならない。たとえば、ロッ
クIN tMの簡略化は、乳母車本体側の構成から生ま
れることもあり得るのである。
それゆえに、この発明の主たる目的は、乳母車本体側の
構成に改良を加えながら、簡単な構成のロック機構を提
供することである。
この発明は、まず、次のような構成の乳母車に適用され
る。すなわち、1対の前脚と1対の後脚と1対の押棒と
を備える折りたたみ式乳母車であって、その乳母車の開
状態において、前記後脚が前上方から後下方に延び、か
つ前記押棒が前記後脚の中間部から後上方に延びる状態
となっている。
前記各後脚と前記各押棒とは、後脚の中間部と押棒の下
端から所定の距離を隔てた点との間に連結される支持プ
レー1へによって連結されていて、開状態で・は、押棒
ど支持プレーi−とが整列し押棒の下端が後脚の上方に
向く而に当接した状態となるようにされている。したか
つ−C1この状態を適宜に固定ずれば、乳母車の開状態
をロックすることができる。この発明のロック機構は、
前記後脚の中間部と前記押棒の下端との間の距離を固定
する係止具とこの係止具と係合する係合ピンとを備えて
いる。
この発明によれば、押棒から支持プレートを介して後脚
への連結態様および各部材の姿勢が前述のように選ばれ
ているので、後脚の中間部と押棒の下端との間の距離を
固定するだけで、この部分における勤ぎが右利に固定さ
れ、したがって、上述の距離を固定づるためには、係止
具とこの係止具と係合する係止ピンというような簡単な
部材でその目的を達成することができるようになる。
この発明の好ましい実施例では、係止具は、押棒の下端
から後方へ延びるブラケット上に回動可能に設【ノられ
、係止ピンは、後脚と支持プレートとの連結点に設けら
れる。すなわち、係止Pは、その回動の過程において、
係止ピンと係合して、係止具が剛性を有していることか
ら、前述の距1’l!Iが固定される。
また、係止具は、好ましくは、係止ピンに係合する方向
にばねで付勢されていて、他方、係止具の形状は、係止
具が係止ピンに近付く過程において、係止ビンとの摺接
を伴いながら、係止ビンで案内されてその回動におりる
姿勢を変更することによって、係1トビンを自動的に受
入れる形状に選ばれ−(いる。
また、係止具には、ばねの付勢に抗して、係止ビンとの
係合が解除された状態に保持−りるロック解除保持部材
が設けられ、ロック解除のための係止具に対する手によ
る操作を維持しなくでも、そのまま開状態への操作を行
なうことができるように構成されている。また、好まし
くは、このロック解除保持部材は、係止具を付勢するば
ねと一体物で構成される。
この発明のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろう。
第1図はこの発明の実絶例が採用された乳母車の開状態
における斜視図で゛ある。第2図は第1図の乳母車の開
状態における右側面図て゛ある。第3図は同じ乳母車の
要部を斜め後方から示づ斜視図であり、開状態から開状
態へ移行する途中の状態を示す。
この発明の一実筋例としての開状態ロックIQ椙は、第
1図に示すような乳81車の開状態をロックするために
取付けられている。その取付場所は、第1図ないし第3
図においてΔで示されている。
このようなロック機構を理解するためには、まず乳母中
本体側の構成の理解が先決となるので、以下には、まず
乳母車の全体的な構成について説明する。
このアl巾を運搬操作する者が手押し操作するための握
り部1が、1対の押棒2の上方端に設()られる。1対
の押棒2の各上方端間は、下方にのみ折り曲げ可能な押
棒上部連結梓3で連結される。
各押棒2の中間部において、枢支ビン4を介して手摺5
が回向可能に連結される。この枢支ビン4は、また、こ
の乳母車【口取付けられるハンモック(v!J示せず)
の背もたれ部を保持する1対の背もたれ保持棒6を回動
自在に保持する機能も果だす。
1対の背もたれ保持棒6の各上方端間は、その中央にお
いて前方へ突出するように折り曲げ可能な背もたれ連結
棒7て連結される。背もたれ連結棒7は、1対の背もた
れ保持棒6が互いに近付いたとき、それに応じて前述の
ように前方へ折れ曲がるよう1こ構成されている。背も
たれ保持棒6は、前述のにうに、枢支ビン4にJ、って
回向可能に支持されており、これによってハンtツクの
背もたれ部がリクライニング可能とされる。リクライニ
ングされる17もたれ部のいくつかの姿勢を固定するた
めに、押棒2とiVもたれ保持棒6との間に連結されで
、リクライニング調整金具8が設りられる。リクライニ
ング調整金具8の構成および動作の説明は省略づる。1
対の押棒2の比較的下方部には、互いに交差づる1対の
交差連結棹9ど、1対の矩連結棒10とが連結される。
これら交差連結棹9および知連結棒10の詳細について
は、第8図ないし第11図を参照して後述する。
各押棒2の下端から所定の距P′11を円でた点におい
て、枢支ビン11を介しで支持プレー1−12の一方端
が連結され、支持ブし=−1〜・12の他方端は、後日
13の中間部にある枢支係止ピン14を介し1回動可能
に連結される。この支持プレート12付近には、この乳
母車の開状態をロックづる機構の一部を開成する係止具
15がRΩけられているが、その訂細は、第4図ないし
第7図を9照して後述プる。
前述した:f)275のJt較的前方部には、相克ピン
16を介して^FJ It’ll ’I 7が回動可能
に取付(プられる。
各前ル;t17の上端11近には、アラ/フット18が
取イ1けられ、このブラクッ[・18を通る枢支ビン1
9によ―゛Iて、前述の後IFI113の上端が回向可
能に連結さ4する。1対の1ff 1111113の下
方端には、後輪20が股FIられ、1対の前脚17の下
方端には、前輪21がb2 G’Jられる。各前脚17
の1ヒ較的上方部におい−(゛、1μ支ヒン2.2 ヲ
、I) L T、77’f 後3I D 拌23の前方
つIMが回向可能に取付けられ、前後連結棒23の後方
端は、前述の枢支ビン11によって押棒2および支持プ
レート12に回向可能に連結される、 1対の前後連結棒231J、その下面側に配置される、
互いに交差り゛る1対の良交差連結捧24ど、ムlいに
内方端(:、二おいて連結される1対の短運帖棒25ど
にJ、って連結される。長交差連結棉24は、1対の前
後連結棒23が互いに近付いたとき前後方向に綱長く延
びるように回動(〕、このとぎ1対のyJ:i連結棒2
5は、互いの連結部分が前方へ突出するように折り曲け
られる。
1対のg1脚17の比較的下方端間には、ブラケット2
Gを介して、前!I’l+連結捧27が連結される。
前脚連結棒27は、ぞの中央において、折り曲げ可能で
あり、ぞの折り曲げの方向は、この中央部分が下方l\
変位りる方向にのみ折り曲げ可能なよう(こ;4 (J
れる。このような舶H事連を5俸27の折り曲げ動作を
制iυりるため1こ、前朋j沖結棒27の中央部附近と
、前1殺連結1i 23の枢支ビン22より後方の点と
の間に、突張棒28が連結される。この突張棒28の各
端部にJ3ける前1!Ift連結tIP27と前後31
結棒23とに対づる各連結部分は、自在継手態様とされ
る。。
1対の手摺5のFfrJ方裟間には、刷ガー1−29が
連結される。この旧ガード29は、この〕し母車に乗せ
られる乳幼児の胴を検討するものである。すなわち、乳
幼児を重Vるためのハンモックの座部は、前jホの前接
連結棒23、長交差連結棒24および知連結棒25上に
形成されるが、ここに序っている乳幼児の円の前方に、
麿ガード29が位置する6肥カート29 L;I: 、
この目的のために、少なくど、し表面が柔曾な(2利か
ら(構成される。旧が−1−29は、折り曲げ可能に(
3成され、1対の手摺5の互いの近(4きにより、その
中央部分が前方へ突出づるJうに折1)曲げられる。
次に、この発明の特17゛(どなるロック機礎について
説明する。
たとえ1ま第1図に示す乳母車の開状態1こおいて、押
棒2の下ζ=+J、、前上方から後下方に延びる後脚“
13の上方に向く而に当接しており、支持ブし/ −L
l・12は、押棒2と整列した1、JS態になっている
この状態において、押棒2の下端が後方へずれ、後脚1
3の上方に向く面から離れ、かつ押、t!2と支持プレ
ート12どの整る]1状態が破壊されない限り、この乳
母車の開状態が維持される。したがって、このような状
態を維持する目的でロック機構が5?けら]し、前述の
係止具15はその一部を構成づるものである。
第4図は、第1図ないし第3図の部分Aを分解して示づ
斜視図である。すなわち、第4図には、一方の押棒2か
らこれに関連の後11’、Il 13に至る連結部分、
および係止具15が図承されている。第5図は係止具1
5の構成を断面C示した側面図である。
押棒2の下端には、ブライlツ1〜30が形成される。
ブラケツj−30は、後方へ延びる部分を瀬え、そこシ
こ横方向に延びる穴31が設けられる。係止@15にも
、穴32が設けられ、穴31ど穴32とが位置合わせさ
れ、ワッシl733を挾んだ状態゛(、枢支ピン34(
第5図)が挿通されることによって、係止具15は、ブ
ラケット30に対して回動可能に支持される。
前述の支持プレート12は、第4図によく示されるよう
に、1木の押棒2および後脚13に対して、それらの両
側にそれぞれ1枚ずつ配置される。
一方の支持プレート12の一方の穴35と、ワッシャ3
6ど、押棒2を貫通−gる穴37と、他方のワッシャ3
6と、他方の支持プレー1−12の一方の穴35とが、
位置合わせされた状態で、前述の枢支ピン11(第1図
ないし第3図)が通されて、2枚の支持プレート12が
押棒2に対して回動可能に支持される。同様に、一方の
支持プレート12の他方の穴38と、一方のワッシャ3
9と、後脚13を貫通ずる穴40と、他方のワッシーヤ
3つと、他力の支持プレート12の他方の穴38とが、
位置合わUされ、前述の枢支係止ピン1/Iが挿通され
て、支持プレー−1・12は、後脚13に対して回動可
能に支持される。枢支係止ビン14は、第4図に85い
て点?2”C分割された手前側の部分1・1aが、モの
挿通状態において、一方の′3tなわち外側に位置ツる
支持プレー1−12からさらに突出する。この突出部分
14aが、前;ホの系W具15と係合する部分となる。
フラグッ[・30の後方に向く面に(よ、穴41が設け
られる。これは、前述の短連帖1仝’l /+ 17)
一方端を通る枢支ビン42(第3図)を受入れ、知速結
棒10をブラケット30すなわち押棒2に対して回動可
能に支持づる。
さらに、好ましくは、ブラケット30の下方に向く而に
lit 、後脚13を受入杓る凹部43が形成される。
係止具15をブラケット30に7J L・て回動可能に
支持する枢支ビン34のまわりには、第5図に示される
ように、スリーブ44が配置され、イのまわりにねじり
ばね45が配置される。ねじりばわ45の一方のli!
1146は、第5図の紙面と直角方向に折り曲げられ、
この部分がブラウン1〜30に設けられた穴47(第4
図)に(中入され、ブラケット30に対して固定される
。42じりばね45の他方の脚は、係止具15に設【プ
られたボス48に係合しながらさらに延び、係止p、1
5に形成された係11−凹部49の内側にその一部が臨
む。わじつばね45は、その両脚がZ7いに開く方向に
力を及ぼしており、17たがって、このねじりば4a4
5によって、係止具15は、枢支ビン34を中心として
第5図において反時計方向に常に付勢されている。係止
凹部49は、前述の枢支係止ビン14を受入れるものあ
り、枢支ビン34を中心と覆る円弧に沿った形状の檗で
規定されている。この係止凹部49に一部臨ん−Cいる
ねしつばね45の他方の脚の先端部分は、枢支係止ビ〉
・14の軸線ど交差する方向に折り曲げられ、ここに、
後の説明から明らかになるように、ロック解除保持部材
50が形成される。
前述した係止四部49が形成された部分に対応して、第
4図に示されるように、ノJバー51が係止具15の他
の面から脹れ出た形状をもって形成される。また、係止
具゛15の上部には、この係止JA15を回動操作する
ときの指の引!!JIプ部分となる操作リブ52が形成
される。操作リブ52の内illの端縁には、段差部5
3が形成され、この段差部53ど、ブラケッ1−30に
設けられた段差部511とが対応して、第3図にわずか
に示されるように係合したどき、係止具15の前述した
反時計方向の回動の終端が規定される。したがって、係
止具15は、このように段着部53と段若部54どが係
合している状態から枢支ビン34を中心として時計方向
にしか回動し得ない。
第5図の状態にd3いて、枢支係止ビン14は、係止凹
部49内に受入れられており、したがって、枢支係止ビ
ン14と枢支ビン34との間の距離が固定された状態と
なっている。すなわち、後脚13の中間部と押棒2の一
ト端との間の距離が固定されている。この状態では、押
棒2の下端はいずれの方向にも動き得す、したかって乳
母車の開状態かロックされている。
乳母車を開状態から開状態にするには、上述のロックを
解除する操作か行なわれる。イのため、係止具15は、
操作リブ52を介して、ねじりばね45の弾性に抗して
、時計方向に回動される。
この状態が第6図に示される。第6図を参照して、枢支
係止ビン]4は、係止具15の係止凹部49から脱出す
る。そして、ねじりはね45の他方端に形成されたロッ
ク解除保持部材50は、枢支係止ビン14に当接した状
態となる。したがつ1、ねじりばね45の作用にもかか
わらず、ロック解除保持部材50が枢支係止ビン14に
当接することによって、係止具15は反時計方向に回動
されることが禁止され、今まて゛操作リブ52を介し2
て加えていた力が除去されても、第0図に示すような状
態が維持される。このような第6図の状態をまず実現し
てから、乳&1串の折りたたみ操作が開始される。ぞれ
についでは後述りる。
第7図は、乳母車を閉状態から回状fg t\する場合
の係止具15と枢支係止ビン14との関連を示す図であ
る。第3図に示さ゛れだ連結状態から明らかなように、
枢支係止ビン14は、枢支ビン11を中心とし支持プレ
ート12を半径とする円弧軌道を描きながら係止具15
に近イ]いでくる。第7図では、この枢支係止ビン14
の近(qきの最終段階での、枢支係止ビン14ど係止具
15どの位置関係が示され、図面作成上の便宜どして、
係止具15は、固定されているものとして示されている
枢支係止ビン14が、位1ffP1がら1〕2まで変位
するとき、枢支係止ビン14は、枢支具15の斜面55
に摺接しながら移動する。したがって、枢支係止ビン1
4が位置P1がらfツ2にまで移動するとき、係止具1
5は枢支ビン34を中心にわずかに時計方向に回動され
る。この1)針方向の回動は、ねじりばね45の弾性に
逆らうものである。
ざらに、枢支係止ビン14が、位IP2からP3へ移動
したとぎ、そこには係止凹部49の間口が臨み、ねじり
ばね45の作用で、枢支係止ビン14は瞬間的に、係止
凹部49の奥へ相対的に移動する。なお、四部49に対
する枢支係止ビン14の上述した移動経路から、ロック
解除保持部材50は、枢支係止ビン14の移動を妨げな
いことが理解されよう。このようにして、乳母車を閉状
態から開状態にするとき、その最終段階において、。
自動的に、係止具15が枢支係止ビン14に係合し、自
動的にロック状態が得られる。
第8図は、押P%2、押棒上部連結棒3、交差連結棒9
および短連結棒10の連結態様を乳母車の後方から示し
、乳母車の開状態に対応する。第9図は、第8図に相当
する図であって、乳母車の閉状態に対応する。第10図
は、交差3jli結棒9と短連結棒10どの連結部分を
拡大して示し、第8図の状態に対応している。第′11
図は、第10図に相当する図であって、第9図の状態に
対応している。
押棒上部連結棒3は、左部分3aと右部分3bとからな
り、両者は互いに枢支ピン56によって回動可能に連結
され−もいる。また、各押棒2に対して、押棒上部連結
棒3の各端部は、枢支ビン57によって回動可能を二連
結されている。第8図に示す開状態では、押棒上部連結
棒3の左部分3aと右部分3bとは、やや上方へ屈曲し
た状態に深たれている。すなわち、左右の枢支ビン57
間を結ぶ直線より上に中央の枢支ビン56が位置してい
る。しかしながら、押棒上部連結棒3は、これ以上上方
へ屈曲することはできない。なぜなら、左部分3aには
、右部分3bの端部上面に当接するストッパ58が形成
されているからである。しかしながら、第9図に示すよ
うに、押棒上部連結棒3は下方へ屈曲することは自由で
ある。この下方への屈曲の過程において、押棒上部連結
棒3は、やや上方へ屈曲した状態から、直線状態を経て
、下方・\屈曲する状態となる。このように、乳母車の
開状態において、押棒上部連結棒3が、その本来の屈曲
の方向とは逆の方向に屈曲された状態に保たれるのは、
1対の押棒2が互いに近付こうとする力を、ストッパ5
8で有利に受止めることができるようにするためである
なd3、乳母車の同状態に、15いて、押棒上部連結棒
3が、不注意にも、下方l\屈曲しないように覆るため
、左部分3aど右部分3bとが互いに接触し合う各面の
一方に、凹部を設け、他方に、この凹部に嵌まり込む突
起を股りてもよい。この凹部ど突起との組合せ1こより
、押棒上部連結棒3は、ある程度以上の力を下方へ加え
ない限り下方に屈曲しないように構成することができる
また、押棒上部連結棒3は、下方にのみ屈曲可能な構成
とされlζ。このにうにずれば、乳母車の閉状態におい
て、屈曲された押棒上部連結棒3が閉状態の乳母車から
はみ出すことなく収納されるという利点がある。しかし
ながら、このような利点を望まないならば、押棒上部連
結棒3は、上方にのみ屈曲可能な構成としてもよい。こ
の場合には、乳母車の開状態において、1オリ部1のざ
らに上方へ押棒上部連結ff、3が突出するかもしれな
い。
1対の交差連結棒9は、互いに枢支ビン59によって回
動可能に連結されている。各交差連結棒9の上方端は、
枢支ビン60を介して、各押棒2に回動苛能に3N!!
枯される。各交差N結枠9の下方端は、枢支ビン61を
介して各短連結梓10に回動可0ビに連結される。短連
結梓10は、前述のように、枢支ビン42を介してブラ
ケット30に回動可能に連結される。
短連結梓10は、交差連結Y¥−9の下方端を受入れる
形状を有している。第10図および第11図によく示さ
れるように、短連結棒10には、この短連結枠10に対
す心、枢支ビン61を中心とする交差連結棒9の回IF
Jl範E)を規定するス1〜ツブ壁62が形成されてい
る。このス1〜″−yブ壁62は、乳母車の開状態にお
いて、交差連結棒9の側面に□当接し、交差連結棒9と
短連結梓10との間の角度の拡がりを#止する。しかし
ながら、開状態から閉状態になるときには、交差連結棒
9と短連結捧10との枢支ビン61を中心とする回向は
妨げられない。
なお、交差連結棒9は、S字形ないしは7字形に曲げら
れた形状となっている。このような形状とすることによ
り、たとえば第8図の状態において、1対の交差連結棒
9の間であつC枢支ピン59の上方に形成される空間は
、交差連結棒が直線状に延びている場合に比べで、大き
くとることができる。この空間は、前述したハンモック
の背もたれ部を位置さセる空間となるもので、したがっ
て、この空間が大きいことは、背もたれ部のリクライニ
ングをより大きな度合で達成茗ることができるというこ
とを意味りる。
第8図および第9図に示ツ格成において、1対の押棒2
の間隔は、乳母車の開状態において確実に決定される。
りなわら、1対の交差連結棒9と1対の短連結棒10と
によって、1対の押棒2の間隔の拡がりが禁止されると
ともに、押棒上部連結棒3tこよつ−(,1対の押枠2
の間隔の拡がりと挟まりの双方が禁止され、応じて、′
1対の押棒2の間隔が確定的に定まる。
次に、以上述べた乳母車の開閉操作および動作について
説明する。乳母車の開状態において、押棒21よ支持プ
レー1−12と整列した状態で、係止具15を含むロッ
ク機構でロックされた状態となっている。
このような開状態から開状態にするには、まず、第6 
rlに示すように、操作リブ52を介して係止具15を
回wJ操作し、ロックを解除する必要がある。次に、押
棒上部連結棒3を下方に屈曲させるようにし、押棒2の
上端を前方へ押し込む。これに応じて、押棒2の下端が
後脚13から後方へ離れる。応じて、前後連結ff!2
3が前1lll]17を後方へ引き寄せる。この状態が
、第3図に示されている。
上述した動作とともに、乳母車の幅方向寸法の縮まりも
生じている。すなわち、押棒上部連結棒3の屈曲に応じ
て、1対の押棒2の間隔が狭められ、これに応じて、交
差連結棒9および短連結梓10も1対の押棒2の間隔を
狭めるように回動している。また、1対の押棒2の間隔
の挟まりに応曹もたれ連結棒7も屈曲しズくる。辷)ら
に、1対の千偕5の間隔も狭j、す、■;カード25〕
も屈曲しでくる。さら(ご、′1対のn・1後連結悴2
3の間隔の挟まりに応じて、長文差;東結棒24 J3
Jで)′短連tIj棒25が回動りる。
さらに折りた1こみ動作が進行し″C,支持ブL/ −
ト12が上下逆になる程度(こまで回17IIL、たと
さ、前後連結棒23の禎部は下方/X傾斜づる状態と/
【す、この動作が、突張4・ト28をfi L/ ’L
前!i、’ll連結棒27に伝達され、前脚連イ3(奉
27もまた下方さ、屈曲され、1対のI11′J脚17
の間隔も狭められる。このよ)なIJ Iγが進行しで
、最終的に、第2図に示すような閉状態が1qられる。
この1./C態にJ3い−C12個の前輪21ど2詞の
後輪20とは(、Jぼ同じ高さにもたらされているので
、この礼fQ TJ■l;よ開状態で自立す能である。
閉状態から開状態にづるには、Jず、たとえば押棒上部
連結棒3の中央部を手で持って、乳母車全体を宙に浮か
じれ1′J、よい。これに応じC1乳母車の自重が乃さ
、支持プレー1〜12が、枢支係止ビン14を中心に回
動Jる。同時に、手摺5および前後連結棒23も、それ
イ゛れ、水平状態になる方向へ回動する。上述した支持
プレート12の回動と、前後連結棒23の回動とIJよ
って、前脚17は後脚13から離れる方向に回i1’J
I する。
また、乳母車の幅方向司法も、同時に、拡けられている
。すなわち、押棒上部連結棒3は、上述のように、その
中央部に手をかけて乳母車全体を宙(・二汀かせている
ので、乳母車の自重が作用して直線状態になろうとして
いる。したがって、1対の押棒2の間隔は拡げられ、応
じて、交差31L!結棒9 J5よび短運結梓10の回
動も生じている。さらに、1対の千病5の間隔も拡げら
れ、胴ガード29も直線状に延びようとしでいる。さら
に、1対の前後連結棒23の間隔も拡げられ、応じて、
長文差連結棒24J3よび′m連連結25の回動も生じ
ている。さらに、前後連結棒23が水平状態になろうと
でる過程において、突張棒28が前脚連結枠27を用土
げ、前脚連結棒27を直線状態どし、1対の前it!1
17間の距1チ1も拡げられる。ぞしく、この開状態へ
の動作の最終段階において、第71図を参照して説明し
たように、枢支m 、+lニビノ14が係止凹部49内
に嵌まり込し〕どし、最終的に第5図に示jよう1≧ロ
ツジ状態が196れひ。このにうにして、乳母車の開状
態が実現され、かつこの開状態におい゛C自動的に07
りされる。
第12図はこの発明の実施例が採用される)Li2車の
他の例の開状態における斜?1図である。第1図と比較
づ−れば明らかなように、この乳母車と第1図に承り乳
母車とは、はとんどの点にJりいて共通しでいる。異な
る部分は、第1図の突張棒28は、前後連結棒23と前
脚連結棒27との間の連結されたが、この第12図では
、後脚13と前脚連結棒27どの間に突張棒28aが連
結され−(いることである。その他の構成は、両者全く
同様である。
第12図に示す構成を採用したことは、この発明を実施
する上で直接rFI運はなく、これは、単に乳母車のy
n開操作をより円滑に行なえるという観点で採用された
ものにずぎない。すなわち、第1図に示ず構成では、乳
母車の開状態から閉状態への動作の初期の段階から突張
棒28を介して前脚連結棒27に折り曲げカを加えるこ
とができなかった。そのため、他の部分に比べて、前l
1lIl連結棒27の折り曲げ動作はわずかに遅れて進
行した。
このことは、折り曲げ動作を円滑にする上であまり好ま
しくない。これに対して、第12図の例では、折り曲げ
動作のほぼ初期の段階から、突張棒28aを介して前脚
連結棒27へ折り曲げ力を伝えることができる。すなわ
ち、後71’!113は、乳母車の開状態から閉状態へ
の移行のほぼ初期の段階から、前脚17に近付くという
一方向の動作を行なうのである。したがって、前脚連結
棒27に対して、突張棒28aは、終始一貫して、同方
向の運動を伝えることになる。そして、後l’j113
七前脚17とが近付こうとすると同時に、前脚連結棒2
7ち折り曲げられる。このよう1.1ことがら、折り1
〔たみ動作を円滑にするものである。
以上のように、この発明の実施例について詳細に説明し
たが、この発明を実施するにあたり、このような実施例
には限定されない。これについて、以下に考察する。
まず、この発明が適用される乳母車は、次のような条件
を満足するものであればよい。すなわら、1対の前脚と
1対の後脚ど]対の押捺とを備える折りたたみ式乳母車
であって、その乳母車の開状態において、前記後脚が前
上方から後下方に延び、かつ前記押捺が後脚の中間部か
ら後上方に延びる状態となってあり、各後脚と各押棒ど
は、後脚の中間部と押棒の下端から所定の距ぎ【を隔て
た点との間に連結される支持プレートによって連結され
ていて、押棒と支持プレー1へどが整列し押捺の下端が
多脚の上方に向く而に当接した状態を固定すれば、乳母
車の開状態をロックできるものであればよい。
また、ロック機構についで四えば、上述のような乳母車
においで、後脚の中間部と押棒の下端との間の距離を固
定するものであればよく、この目的のために、係止具と
、この係止具と係合づる係止ビンとを備えていればよい
。この意味がら、ねじりばね45のような自動的にロッ
ク動作を行なわゼるような部材は必ずしも必要でない。
また、このようなばねを用いる場合であっても、実施例
のように、その端部にロック解除保持部材を一体に構成
したものでなくてもよい。もちろん、ロック解除保持部
材は、必須のものではない。そして、ロック解除保持部
材を設けるとしても、それは、ばねとは別の部材で構成
してもよい。ざらに、係止ビンとして、実施例では、枢
支係止ピン14を用い−C1支持プレートを後脚に取付
けるためのビンを兼用したが、これに限らず、別に係止
ビンを設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例が採用される乳母車の開状態
における斜視図である。第2図は第1図の乳母車の閉状
態における右側面図である。第3図は第1図および第2
図に示す乳母車の要部を示し、開状態から閉状態になる
途中の状態を示す斜視図である。第4図は第1図ないし
第3図の部分Aを分解して示す斜視図である。第5図は
係止具15の構成を断面で示した側面図である。第6図
および第7図は係止具15d3よびこれに関Nりる構成
の作用J5よひ動作を示り。第8図は、押棒2、押棒上
部連結棒3、交差M軸棒9および短遅結棒10の連結態
様を乳母車の後方から示し、乳母車の開状態に対応する
。第9図は、第8図に相当する図であって、乳母車の閉
状態に対応する。第10図は、交差連結棒9どyJ:i
連結棒″10との連結部分を拡大しで示し、第8図の状
態に対応している。 第11図は、第10図に相当プる図であって、第9図の
状態に対応している。第12図はこの発明の実施例が採
用される乳母車の他の例の開状態におGプる斜視図であ
る。 図において、2は押棒、11.34は枢支ビン、12は
支持プレート、13は後脚、14は枢支係止ピン、15
は係止具、30はブラケット、45はねじりばね、49
は係止凹部、50はロック解除保持部材である。 厄2図 I

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 1対の前脚と1対の後脚と1対の押捺とを備え
    る折りたた、17ノ式乳母車であって、その乳母車の同
    状態において、前記後脚が前上方から後下方に延び、か
    つ前記押棒が前記後脚の中間部から後上方に延びる状態
    どなっており、前記各後脚と前記各押棒とは、前記後H
    の中間部ど前記押棒の下端から所定の距P!Itを隔て
    た点どの間に連結される支持プレートによって連結され
    ていて、前記押棒と前記支持プレートとが整列し前記押
    捺の下端が前記後脚の上方に向く面に当接した状態を固
    定して乳母車の開状態をロックする機構であって、前記
    後脚の中間部と前記押捺の下端との間の距離を固定する
    係止具とこの係止具と係合する係止ビンとを備えること
    を特徴とする、乳母車の開状態L)ツク機構。
  2. (2) 前記係止具は、前記押捺の下端がら矛方へ延び
    るブラケッ(〜上に回動可能に設けられ、前記係止ビン
    は、前記後脚と前記支持プレートとの連結点に設【ブら
    れる、特許請求の範囲第1項記載の乳母車の開状態ロッ
    クは描。
  3. (3) 前記係止具は、前記係止ビンに係合する方向に
    ばねで付勢されていて、 前記係止具の形状は、前記係止具が前記係止ビンに近付
    く過程において、前記係止ビンとの摺接を伴いながら、
    前記係止ビンを自動的に受入れる形状に選ばれている、
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の乳母車の開状
    態ロック機外。
  4. (4) 前記係止具には、前記ばねの付勢に抗して、前
    記係止ビンとの係合が解除された状態に保持するロック
    解除保持部材が設けられる、特許請求の範囲第3項記載
    の乳母車の開状態ロック間構。
  5. (5) 前記ロック解除保持部材は、前記ばねと一体物
    で構成される、特許請求の範囲第4項記載の乳母車の開
    状態ロック機搭。
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