JPS598378Y2 - 電装部品用ケ−ス - Google Patents

電装部品用ケ−ス

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Publication number
JPS598378Y2
JPS598378Y2 JP839179U JP839179U JPS598378Y2 JP S598378 Y2 JPS598378 Y2 JP S598378Y2 JP 839179 U JP839179 U JP 839179U JP 839179 U JP839179 U JP 839179U JP S598378 Y2 JPS598378 Y2 JP S598378Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
resin material
resin
case body
electrical components
Prior art date
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Expired
Application number
JP839179U
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English (en)
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JPS55108782U (ja
Inventor
武 大原
直治 仙波
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属ケースと樹脂とを一体化してなる電装部品
用ケースに関するものである。
一般に、自動車等に装着される電装部品は金属のケース
本体の開口部を樹脂材で気密に封着したケース構造を有
する。
例えば、従来の電装部品用ケースを第1図に示すと、1
は金属のケース本体、2はケース本体1の開口端部にモ
ールド威形によって一体化された樹脂材、3は蓋体であ
る。
ケース本体1は溶融アルミニウムを型に入れて形戊した
アルミニウムダイキャストなどの金属ケースでよく、そ
の形状は第2図に示すように、底板4と、三方の側板5
,6.7と、両側の側板6,7の端部を内方向へ少し折
曲した係止側板8,9、そして係止側板8,9より内側
の底板4上に突設したストッパ一部10とで構或されて
いる。
尚、11は底板4に設けた位置決め穴、12は底板4の
下面両側に一体に設けたケース取付用ブラケット部であ
る。
上記ケース本体1に対し、樹脂材2は次のように装着さ
れる。
まずケース本体1を樹脂モールド用金型内に位置決めし
、同時に金属端子13を位置決めしておいて、ナイロン
等の樹脂を金型内に充填して、第3図に示すような断面
の樹脂材2を形或する。
この樹脂材2は係止側板8,9、ストッパ一部10、及
び底板4の一部を被覆し、また金属端子13を内部から
外部へ導出して封入固定する。
而して樹脂材2は係止側板8,9とストッパ一部10に
て抜け防止された状態でケース本体1の開口側面にモー
ルド固定される。
またこのようにケース本体1と樹脂材2とを一体化した
ケースには、第3図に示すように、まずケース本体1の
底板4上に電子部品を組込んだプリント基板14が接着
剤15で接着固定され、次にプリント基板14の要所と
金属端子13とがリード線16にて接続され、そしてケ
ース本体1内に所定の高さまでシリコーンゲル樹脂等の
樹脂17が充填され、最後にケース本体1と樹脂材2の
上端面に密着させて蓋体3が取付けられる。
ところで、ケース本体1に樹脂材2をモールド或形によ
って一体化する場合、金属と樹脂の熱膨張差により、樹
脂材2がケース本体1に対して収縮して、両者間に隙間
が生じることがあった。
この樹脂材2の収縮は、第1図に示す縦のX−X方向に
対しては係止側板8,9により収縮部分が短くなって問
題ないが、横のY−Y方向に対しては収縮を止めるもの
がなく、また収縮部分が長いため、樹脂材2の側面と側
板6,7の内面との間に隙間gが生じていた。
そのため、従来はプリント基板14を接着する際や、樹
脂17を充填する際に、接着剤15や樹脂17が前記隙
間gを毛細管現象でもって上がっていき、樹脂材2やケ
ース本体1の側板6,7の上面まで出て固化することが
あった。
このように接着剤15や樹脂17が外に食み出すと蓋体
3のシール性が悪くなり、電装部品の寿命を短くする欠
点があった。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、これを改良・除去した
もので、例えば第4図及び第5図に示すような凸部18
をケース本体1の各側板6,7内面より一体に突出させ
、この凸部18で隙間発生を防止させたケースを提供す
るものである。
即ち、凸部18は樹脂材2の内部両側端に沿う位置で、
且つ充填する樹脂17の高さhより高い大きさのものを
側板6,7内面に突出形威したものである。
上記凸部18を設けたケース1に樹脂材2を充填すると
、従来同様に樹脂材2は収縮する。
ところが、本考案の場合、第4図のX−X方向に対して
は係止側板8,9と凸部18.18によって収縮はほと
んど生じず、従って凸部18の1側面18′と樹脂材2
との間に隙間は発生しない。
また、樹脂材2は第4図のY−Y方向に対しては収縮し
て、凸部18の先端面18″と樹脂材2との間に多少の
隙間は発生する。
そのため、ケース本体1にプリント基板14を接着し、
樹脂17を充填すると、樹脂17は凸部18の先端面1
8″側の隙間を這い上るが、凸部18の1側面18′側
には隙間がないため、凸部18の1側面18′で樹脂1
7の這い上りが止まり、樹脂材2やケース本体1上面ま
で食み出すことはない。
以上説明したように、本考案は金属のケース本体の一部
に樹脂材を充填して一体化したケースに於て、ケース本
体内側面に樹脂材側端に沿った凸部を設けたから、ケー
ス本体と樹脂材との間の隙間発生が防止され、従って接
着剤や充填樹脂等の這い上りが防止されてケース蓋体の
シール性が向上し、電装部品の長寿命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケースの斜視図、第2図は第1図ケース
本体の斜視図、第3図は第1図ケースによる電装部品の
断面図、第4図は本考案に係るケースの実施例を示す上
面図、第5図は第4図ケースによる電装部品の断面図で
ある。 1・・・・・・ケース本体、2・・・・・・樹脂材、8
,9・・・・・・係止側板、18・・・・・・凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属のケース本体の側板開口端部を折曲して係止側板を
    形或したことにより、樹脂材を前記側板開口を閉塞させ
    て係止しておき、モールド或形によって一体化したケー
    スに於で、ケース本体内側面に樹脂材側端に沿った凸部
    を設けたことを特徴とする電装部品用ケース。
JP839179U 1979-01-25 1979-01-25 電装部品用ケ−ス Expired JPS598378Y2 (ja)

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JP839179U JPS598378Y2 (ja) 1979-01-25 1979-01-25 電装部品用ケ−ス

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JP839179U JPS598378Y2 (ja) 1979-01-25 1979-01-25 電装部品用ケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS55108782U JPS55108782U (ja) 1980-07-30
JPS598378Y2 true JPS598378Y2 (ja) 1984-03-15

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ID=28817369

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JP839179U Expired JPS598378Y2 (ja) 1979-01-25 1979-01-25 電装部品用ケ−ス

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JP6609182B2 (ja) * 2015-12-25 2019-11-20 Kyb株式会社 電子機器及びその製造方法

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JPS55108782U (ja) 1980-07-30

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