JPH0337235Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337235Y2
JPH0337235Y2 JP1984182641U JP18264184U JPH0337235Y2 JP H0337235 Y2 JPH0337235 Y2 JP H0337235Y2 JP 1984182641 U JP1984182641 U JP 1984182641U JP 18264184 U JP18264184 U JP 18264184U JP H0337235 Y2 JPH0337235 Y2 JP H0337235Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
case
internal casting
casting resin
sealed package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984182641U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6197847U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984182641U priority Critical patent/JPH0337235Y2/ja
Publication of JPS6197847U publication Critical patent/JPS6197847U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337235Y2 publication Critical patent/JPH0337235Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は樹脂封止パツケージの特にその構造に
関するものである。
<従来技術> 第3図は、従来の樹脂封止パツケージの一例で
あるパワートランジスタモジユールの正面図であ
り、1はデバイス出力端子、2はケースである。
第4図は、第3図におけるパワートランジスタ
モジユールの側面断面図である。
第5図は、第4図におけるパワートランジスタ
モジユールのコーナー部分のケースを取り外して
見た斜視図である。
従来のパツケージ構造を持つパワートランジス
タモジユールは第4図、第5図に示すようにケー
ス2内の底部5に回路(図示せず)を実装したも
のの中に、ゲル状のシリコン樹脂等の内部注型樹
脂4を注入固化し、その上にエポキシ樹脂等の封
止樹脂3を注入固化して形成する。しかし、ここ
で問題となるのは、ゲル状のシリコン樹脂等の内
部注型樹脂4がケース2の内側壁を這い上がりや
すい性質を持つており、これは、シリコン樹脂の
表面張力によるものであるが、これに加えて製作
過程での振動などのために、ケース2の内側壁の
上部にまで樹脂が付着して、内部注型樹脂4の硬
化後のケース2と内部注型樹脂4と封止樹脂3と
の界面が第4図の状態になり、ケース2のコーナ
ー部分は、這い上がりが特に強く第5図の状態に
なることである。
その結果、ケース2と封止樹脂3との間に不必
要に内部注型樹脂4が介在することになり、ケー
ス2と封止樹脂3の接合面積の減少による接合強
度の劣化をまねき、この現象により、パツケージ
の気密性、接合強度に不安が生じた。
<考案の目的> 本考案は、以上の欠点をなくすためケースの内
側壁周囲に凹み形状の段部を施こし接合強度を増
加した樹脂封止パツケージを提供する。
<考案の実施例> 第1図は、本考案による樹脂封止パツケージを
用いたパワートランジスタモジユールの側面断面
図である。
第2図は、第1図における樹脂封止パツケージ
のコーナー部分のケースを取りはずして見た斜視
図である。
第1図において、側断面コ字形樹脂製ケース2
は内側壁周面に段部6が設けられ、上記段部6は
段部6を境として底部5側が外方へ広く形成され
ている。而して、内部注型樹脂4を注入する。こ
の時、内部注型樹脂4を注入する高さは、樹脂の
表面張力を考慮し、ケース2の内側壁周囲に設け
られた段部6以下とする。この段部6の位置は内
部注型樹脂4層の必要厚さより高めとする。
第1図、第2図に示すごとく、ケース2の内側
壁に段部6を設けることにより、内部注型樹脂4
は完全に這い上がりを抑制される。
而して、まず内部注型樹脂4が注入されると、
内部注型樹脂4は表面張力により内側壁周囲の段
部6の下方まで這い上がるが段部6により上方に
這い上がることが抑制され、且つ中心部分が下が
つた形状となり、この状態において、封止樹脂3
を充填すると、第1図に示すように、封止樹脂3
の一部は段部6と内部注型樹脂4との間に狭入す
る。このため、封止樹脂3の硬化後は段部6より
上部のケース内壁に接着すると共に狭入した封止
樹脂3が段部6と係合する形となり、熱膨張など
のために封止樹脂3を外方へ押し出そうとする応
力に対する耐久性が強くなる。
結果、ケース2とパツケージ内に注入される樹
脂との気密性、接合強度等の優れた樹脂封止パツ
ケージを得ることができる。
上述のごとく、封止樹脂3内は内部注型樹脂4
に介在されることなく、接合面積は確実に保たれ
る。
<効果> 本考案の樹脂封止パツケージによれば、ケース
の内側壁周囲に段部が設けられているので、内部
注型樹脂の這い上がりが完全に防止され、封止樹
脂とケース内側壁との接合面積に内部注型樹脂の
介在する余地はなく、従来以上の接着強度を持
つ。
又、段部を設けたことにより、製作工程で封止
樹脂が段部と内部注型樹脂の間に狭入する形状と
なるので、封止樹脂の硬化後は段部と樹脂が係合
し、パツケージ底部の回路を保護する樹脂の外れ
を防止する。
而して、ケースとケース内の樹脂の接合強度は
更に増加し、気密性、堅固性に優れた樹脂封止パ
ツケージを得ることができ、又製品の接合強度の
ばらつきが少なくなり、信頼性の面で安定した製
品を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案による樹脂封止パツケージを用
いたパワートランジスタモジユールの側面図。第
2図:第1図における樹脂封止パツケージのコー
ナー部分のケースを取り外して見た斜視図。第3
図:従来の樹脂封止パツケージの一例であるパワ
ートランジスタモジユールの正面図。第4図:第
3図におけるパワートランジスタモジユールの側
面断面図。第5図:第4図におけるパワートラン
ジスタモジユールのコーナー部分のケースを取り
外して見た斜視図。 符号、1……デバイス出力端子、2……ケー
ス、3……封止樹脂、4……内部注型樹脂、5…
…底部、6……段部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース内底部に被封止体を配置し、該被封止体
    を覆うようにシリコンの内部注型樹脂を注入固化
    するとともに、エポキシ等の封止樹脂にて上記内
    部注型樹脂を被覆した樹脂封止パツケージにおい
    て、 上記ケースの内側壁の全周に渡り、上記内部注
    型樹脂の注入面より高い位置に、コーナー部で上
    記内部注型樹脂の這い上りを抑制し、コーナー部
    以外において上記内部注型樹脂面との間に隙間を
    形成する、上記ケースの底部側で外方に向かう段
    部を設けたことを特徴とする樹脂封止パツケー
    ジ。
JP1984182641U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0337235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984182641U JPH0337235Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984182641U JPH0337235Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6197847U JPS6197847U (ja) 1986-06-23
JPH0337235Y2 true JPH0337235Y2 (ja) 1991-08-07

Family

ID=30740176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984182641U Expired JPH0337235Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0337235Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585348B2 (ja) * 1975-02-15 1983-01-31 株式会社グロ−バル振興 野球場等における観覧装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585348U (ja) * 1981-07-02 1983-01-13 日本電気株式会社 樹脂封止型半導体装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585348B2 (ja) * 1975-02-15 1983-01-31 株式会社グロ−バル振興 野球場等における観覧装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6197847U (ja) 1986-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4855868A (en) Preformed packaging arrangement for energy dissipating devices
JPH02222565A (ja) 半導体装置
JPH0337235Y2 (ja)
JPS5824464Y2 (ja) 混成集積回路装置
JP2548625B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH043450A (ja) 樹脂封止型半導体装置
JPS62104145A (ja) 半導体装置
JPS60157241A (ja) 半導体装置
JPH0548955B2 (ja)
JP2836219B2 (ja) 樹脂封止型半導体パッケージ
JPS58121652A (ja) 混成集積回路装置
JP2593867Y2 (ja) 複合半導体装置
JPH08130291A (ja) 半導体装置
JPH06188335A (ja) 樹脂封止形半導体装置
JPH0432758Y2 (ja)
JPH0526760Y2 (ja)
JPS62113433A (ja) 樹脂封止形半導体装置の製造方法
JPH0236281Y2 (ja)
JPH0936280A (ja) 樹脂封止用パッケージ構造
JPS60254643A (ja) 樹脂封止型半導体装置
JPH02298051A (ja) 半導体装置
JPH0464255A (ja) 半導体装置
JPS6314466Y2 (ja)
JPH0237752A (ja) 半導体装置
KR200289924Y1 (ko) 리드프레임