JPS598127Y2 - 温水ボイラ - Google Patents

温水ボイラ

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Publication number
JPS598127Y2
JPS598127Y2 JP10284378U JP10284378U JPS598127Y2 JP S598127 Y2 JPS598127 Y2 JP S598127Y2 JP 10284378 U JP10284378 U JP 10284378U JP 10284378 U JP10284378 U JP 10284378U JP S598127 Y2 JPS598127 Y2 JP S598127Y2
Authority
JP
Japan
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hot water
water storage
inner shell
storage area
heat
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Expired
Application number
JP10284378U
Other languages
English (en)
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JPS5520072U (ja
Inventor
信夫 浜野
成弘 喜多
健 高橋
恵秀 殿村
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温水ボイラーに関し、詳しくは罐水量が少なく
、特に罐水を溜める貯湯槽内の上部貯湯域の貯湯量が少
ない構或を有する罐体において、前記上部貯湯域におけ
る湯水が、加熱動作停止後の罐体、特に上部の余熱吸収
によって異常な温度上昇を生じて、沸騰を生じ、温度制
御を困難にしたり、あるいは給湯時にいきなり沸騰水が
出湯するといった不都合を解消した構造に係る。
一般に、罐水量が少なく、特に貯湯槽内の上部貯湯域で
の貯湯量が少ない罐体構造をもつ温水ボイラーにおいて
は、バーナによる加熱停止後の罐体の余熱が、前記上部
貯湯域の湯水に吸収されることにより、異常温度上昇を
起こし、ついには、沸騰現象に至る。
加熱停止後の異常事態であるため、加熱機構に関連する
温度制御装置によってこれを防止することは不可能であ
り、また、前記沸騰現象を抑えるために、罐体を主とす
る部分の温度低下を図ることは技術的に困難であって、
加熱時における熱交換率の低下等の不都合を招く。
ここで、上記沸騰現象が生じると、温度むらが発生し、
給湯初期にいきなり熱湯が出て火傷を生じる可能性があ
り、またボイラ一体上部の高温化が生じ、ボイラー外装
体表面にこの熱が伝わり、これまた火傷を招くことにも
なる。
このような加熱停止後の余熱が上部貯湯域の湯水に吸収
されることによる異常な温度上昇の防止と、連続加熱時
には効率の低下をきたさぬように充分な熱交換を有する
罐体を提供することが本考案の目的である。
従来例は第3図に示す通り、バツフルトップ14が、上
部貯湯域3aよりも上方の内胴2の内側に配されていた
ため、加熱停止後における内胴2上部およびバツフルト
ップ14における余熱が同図中、矢印a方向に移動伝達
し、上部貯湯域3aの貯湯を高温沸騰化するに至る。
以下、本考案の実施例を説明する。
第1図において、1は外胴で、内胴2とにより貯湯槽3
を構或する。
そして、内外胴2,1は罐体を構或する。そして、前記
内胴2の上部は径大方向に拡管されテーパー状の拡管部
4が形或されており、さらに内胴2には周面に複数のリ
ブ5が形或してある。
内胴2の拡管部4には、給水管6および給湯管7の一端
が貯湯槽3内に連通ずるようにそれぞれ連結してある。
外胴1の下部には貯湯槽3内に連通して排水口8が形或
してあり、さらに、内胴2内の燃焼室9に対応する外胴
1部分には、過熱防止装置10が設けられ、さらにこの
装置10の上方の外胴1部分には貯湯槽3内の水の温度
を制御するための温水温度検出素子としてのサーミスタ
11が設けられ、この装置10の付近には例えばグラス
ライニングにて内面を処理した罐体である場合における
罐体保護のための流電防食用電極12が取付けてある。
13はバツフル受け金具で、内胴2に設けられ、これに
よって、バツフルトップ14を支持する。
バツフルトップ14にはバツフル金具17の上端が取付
けられており、ことバツフル金具17には折り曲げ部を
有するバツフル16を介して複数枚のバツフル板15が
取付けてある。
このバツフル板15とバツフル16により、内胴2の伝
熱面での熱交換をうながしている。
最下段のバツフル板15と内胴2とにより、前述した燃
焼室9が形戒され、この中にはバーナ挿入部19に装着
した例えばガンタイプバーナ29によって火炎18が形
或される。
20はベースで、この上には火室用レンガ21が固定さ
れ、ベース20の下には、遮熱板22がビス締めされて
いる。
前記バツフルトップ14の上方には断熱材23が配され
ており、内胴2上方部での熱交換作用を行わないように
してある。
燃焼ガスは、パンチングメタルやラス網等で作られて排
気筒24を介しトップ25から煙突(図示せず)へと導
かれる。
外胴1、外装体26との間には断熱材27、例えばグラ
スウールが介在充填してある。
上記バツフルトップ14近傍の構造をさらに詳述する。
内,外胴2,1よりなる罐体において、その貯湯槽3の
上部貯湯域3aよりも下方に位置して前記バツフルトッ
プ14は設けられている。
このバツフルトップ14の中央部には、トップ25とバ
ツフル板15が位置する燃焼室9上部の室とを連通ずる
排ガス流通孔14aを有する。
バツフルトップ14の周縁部は内胴2の内面側との間に
若干の隙間を介してバツフル受け金具13により支持さ
れている。
断熱材23は、上記貯湯槽3の、上部貯湯域3aに対応
する内胴2内面側および煙室蓋14の上面側を覆って設
けている。
なお、実施例においては、上部貯湯域3aにおける貯湯
量は4.5lであり、この域3aの最高高さは25mm
、内,外胴2,1間の幅は25 mm、内胴2外径は3
00 mmφである。
さらに、上記バツフルトップ14の周囲の下部で前記内
胴2の内面燃焼室側には、遮熱板28が、バツフルトッ
プ14にビス締めされている。
遮熱板28は、上記貯湯槽3の上部貯湯域3bに対応す
る内胴2内面側を覆って設けている。
上記構戊によれば、上記貯湯域3aに対応する内胴2内
側部分およびバツフルトップ14の上面側を断熱材23
によって覆っているため、特にバーナ燃焼停止後におけ
る内胴2上部およびバツフルトップ14のもつ余熱は上
部貯湯域3aに及び難く、この域3aでの沸騰現象は生
じない。
さらに上記貯湯槽3bに対応する内胴2内側部分を遮熱
板28によって覆っているため、バーナ燃焼停止後にお
ける内胴2上部の余熱は上部貯湯域3bに及び難く、こ
の域3bでの沸騰現象は生じない。
従って、貯湯槽3内の湯水の温度むらが生じ難く、温度
制御装置の動作により、一定温度の温水を順調に出湯で
きる。
また沸騰現象の発生がなく、出湯時の火傷、ボイラー上
部の異常温度上昇も防げる。
さらに、遮熱板28は金属製であり、バーナの連続加熱
には遮熱板28を介して、上部貯湯域3bへの熱交換が
できるようになっている。
もちろん下部貯湯槽3に比べると、遮熱板28に対応す
る3bの部分は熱交換率が小さいが、それでも熱交換面
として寄与している。
このように遮熱板28は完全な断熱を目的とするもので
はなく、一部の熱交換を可能にしているので、加熱停止
後の余熱による3b部分の温度上昇を防止しつつ連続加
熱時には、熱交換面として利用できるものである。
いいかえれば、遮熱板28は2分間程度で沸きあがる温
水ボイラでは、特に沸きあげ時には鷹熱板28が温度上
昇しないので3b部分の断熱効果を有し、連続加熱中に
は遮熱板28が温度上昇するので、3b部分を伝熱面と
して寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す温水ボイラの縦断面図
、第2図は同上面図、第3図は第2図におけるx−x’
線断面図である。 1・・・・・・外胴、2・・・・・・内胴、3・・・・
・・貯湯槽、3 a ,3 b・・・・・・上部貯湯域
、14・・・・・・バッフルトップ、14a・・・・・
・排ガス流通孔、23・・・・・・断熱材、28・・・
・・・遮熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内胴と外胴により貯湯槽を形或した罐体と、中央部に排
    ガス流通孔を有し前記貯湯槽内の上部貯湯域よりも下方
    に位置して前記内胴内面側に配したバツフルトップと、
    前記上部貯湯域に対応する内胴内面側およびバツフルト
    ップ上面を覆ってなる断熱材と、上記バツフルトップ周
    囲の下部で前記内胴内面側に配した遮熱板とを備えてな
    る温水ボイラー。
JP10284378U 1978-07-25 1978-07-25 温水ボイラ Expired JPS598127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10284378U JPS598127Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 温水ボイラ

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JP10284378U JPS598127Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 温水ボイラ

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Publication Number Publication Date
JPS5520072U JPS5520072U (ja) 1980-02-08
JPS598127Y2 true JPS598127Y2 (ja) 1984-03-13

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ID=29042802

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JP10284378U Expired JPS598127Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 温水ボイラ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55113282A (en) * 1979-11-05 1980-09-01 Sumitomo Electric Industries Connector for wiring board
JPS63250070A (ja) * 1987-04-04 1988-10-17 株式会社 東京セロレ−ベル コネクタ

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JPS5520072U (ja) 1980-02-08

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