JPS5827701Y2 - 炊飯保温釜の排気構造 - Google Patents

炊飯保温釜の排気構造

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JPS5827701Y2
JPS5827701Y2 JP648278U JP648278U JPS5827701Y2 JP S5827701 Y2 JPS5827701 Y2 JP S5827701Y2 JP 648278 U JP648278 U JP 648278U JP 648278 U JP648278 U JP 648278U JP S5827701 Y2 JPS5827701 Y2 JP S5827701Y2
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JP
Japan
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case
rice cooker
exhaust
main body
heat insulating
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JP648278U
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JPS54110448U (ja
Inventor
治一 野際
Original Assignee
株式会社柳澤製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は炊飯保温釜の排気構造に関するものである。
従来のガス式炊飯釜に於る排気構造は、例えば既に提案
した実願昭52−161709号記載のものがある。
これを第2図によって説明すると、主バーナ14を収容
した下部ケース16に、下部に排気孔23゜23を穿設
した本体ケース2を載置し、この本体ケース内に保温層
10を周設し、該保温層内に炊飯釜1を内装してその下
面近傍のみが前記下部ケース16側に露出するように保
温層下端に周設した鍔6で炊飯釜1の下部に周設した段
部5を全域的に支持して、この露出面と本体ケース2下
部の内部空間及び下部ケース16上面とによって燃焼室
19を形成しており、炊飯時に、主バーナ14より発生
するの燃焼排気は上記排気孔23.23のみから排出さ
れるように戊っている。
この場合、燃焼排気は排気孔23.23から排出された
後本体ケース2の表面を伝って上部の蓋体7の方向へ上
昇移動するから、これら本体ケース2及び蓋体7の表面
を異常に加熱し、火傷の危険性があった。
これは、主バーナより発生する燃焼排気が高温のままで
排出され、これがそのまま各部に接触するからである。
本考案は、本体ケースや蓋体の表面温度を低くするため
に、主バーナより発生する燃焼排気を排気前に予め冷却
するようにすることを課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、本体
ケースの内側に、上部に排気孔を有する排気筒を形成し
て該排気筒の下端開口部を燃焼室に開放し、この排気筒
下端開口部より下方の本体ケース上に、外気が流入し得
る点火確認を穿設したことである。
本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
即ち、炊飯中、主バーナより発生する燃焼排気は、燃焼
室から排気筒内に導かれて上部の排気孔から排出される
この時、ドラフト効果によって、排気筒内には、前記燃
焼排気とともに外部の冷気が点火確認窓から吸引されて
燃焼排気を冷却するから、該燃焼排気は排気筒上部の排
気孔から排出される前に冷却されることとなり、排気後
に該燃焼排気が本体ケース表面を伝って上昇しても本体
ケースや蓋体を異常に加熱することがなく、火傷の心配
がない。
又、本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有す
る。
点火確認窓から外気が流入し得るようにして、誠意が点
火確認機能と外気吸引機能との両機能を果すようにした
から、外気流入用の孔を点火確認窓と別途設ける必要が
なく、構造が簡略化できる。
又、外気流入孔が少なく、保温時に於る外気流入による
保温性の低下も低く抑えられる。
次に上記した本考案の実施例を図面に従って説明する。
本考案の実施例の排気構造を第1図に示すが、1は炊飯
釜で、本体ケース2内に定着される内胴3に挿抜可能に
内挿され、その底部4周縁に設けた段部5が前記内胴下
端の鍔6に載置されている。
前記本体ケース2の上端開口部は、本体ケース2の上部
にヒンジ18で支持した蓋体7により閉塞され、同時に
、蓋体7下面に止着した内蓋8が、炊飯釜1を閉塞する
前記本体ケース2と内胴3及び仕切り板9により形成さ
れる空室には断熱材料を充填して保温層10を設け、該
保温層内に設けた電熱器11により炊飯釜1側部を保温
し、他方、上方の蓋体7にも保温層12及び電熱器13
を配設して炊飯釜1上方を加熱保温する。
又、本体ケース2は、主バーナ14.熱応動装置15を
含む自動消火装置等を具備した下部ケース16に載置さ
れる構造で、正面部内側に排気筒17を設けてその下端
開口部を燃焼室19に開放している。
さらに、排気筒17の下端開放部の下方には本体ケース
上に設けた、点火確認窓22が穿設されており、上部に
は排気孔23.23が穿設されている。
又、24は電熱器11.13の制御用のサーモスタット
で、前記排気筒17及び電熱器11から離れた位置の保
温層10内に配設している。
上記実施例の炊飯保温釜では、炊飯中、燃焼排気が燃焼
室19より排気筒17へ侵入するに際し、点火確認窓2
2から冷気を吸引しながら移動して該排気筒内を上昇す
るから、燃焼排気はこの冷気によって冷却され、上部の
排気孔23.23から排出される時は既に温度低下して
おり、排気後、本体ケース2の表面に伝って上昇しても
該本体ケースを異常に加熱する心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は従来例の説明
図であり、図中、1・・・・・・本体ケース、17・・
・・・・排気筒、19・・・・・・燃焼室、22・・・
・・・点火確認窓、23・・・・・・排気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炊飯用の主バーナ14を収容した下部ケース16に、本
    体ケース2を載置し、その本体ケース内周に保温層10
    を周設し、該保温層内周下端に周設した鍔6で炊飯釜1
    の下部に周設した段部5を全域的に支持して、該炊飯釜
    の下面近傍のみが前記下部ケース16側に露出するよう
    にし、この露出面と本体ケース2下部の内部空間及び下
    部ケース16上面とによって燃焼室19を形成した炊飯
    保温釜に於て、本体ケース2の内側に、上部に排気孔2
    3.23を有する排気筒17を形成して該排気筒17の
    下端開口部を燃焼室19に開放し、この排気筒17下端
    開ロ部より下方の本体ケース上に、外気が流入し得る点
    火確認窓22を穿設した炊飯保温釜の排気構造。
JP648278U 1978-01-23 1978-01-23 炊飯保温釜の排気構造 Expired JPS5827701Y2 (ja)

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JPS54110448U JPS54110448U (ja) 1979-08-03
JPS5827701Y2 true JPS5827701Y2 (ja) 1983-06-16

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