JPS597893B2 - 流動床式焼却装置 - Google Patents

流動床式焼却装置

Info

Publication number
JPS597893B2
JPS597893B2 JP972779A JP972779A JPS597893B2 JP S597893 B2 JPS597893 B2 JP S597893B2 JP 972779 A JP972779 A JP 972779A JP 972779 A JP972779 A JP 972779A JP S597893 B2 JPS597893 B2 JP S597893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incinerator
exhaust gas
fluidized bed
pressure
gas duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP972779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55102814A (en
Inventor
孝裕 大下
浩一 大谷
郁男 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP972779A priority Critical patent/JPS597893B2/ja
Publication of JPS55102814A publication Critical patent/JPS55102814A/ja
Publication of JPS597893B2 publication Critical patent/JPS597893B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は都市とみ、産業廃棄物等を硅砂等の流動媒体を
流動化させて焼却処理する流動床式焼却装置のうち特に
流動床式焼却炉が二つあるいはそれ以上で排ガス処理系
統の一部(誘引ファン等)を一系列として構成した流動
床式焼却装置に関する。
第1図は二つの焼却炉をもつこの種の流動床式焼却装置
の従来例を示し、21aは第一焼却炉、22aは第一焼
却炉21aに設けた安全弁、23aは第一焼却炉21a
の排ガスダクトで、排ガスダクト23aにはサイクロン
24a、空気予熱器25aが設けられている。
21bは第2焼却炉、22bは第二焼却炉2lbに設け
た安全弁、23bは第二焼却炉21bの排ガスダクトで
排ガスダクト23bにはサイクロン24b1空気予熱器
25bが設けられている。
第一焼却炉21,aの排ガスダク} 23aと第二焼却
炉2lbの排ガスダクト23bとはC点において合流し
一系列とされた排ガスダクト28に至り、排ガスダクト
28にはガス冷却室29、除塵装置30および誘引ファ
ン31が設けられて煙突32に至っている。
第一焼却炉21aの排ガスダク}23aおよび第二焼却
炉21bの排ガスダク}23bにはその合流点C直前に
それぞれコントロールダンパ26a ,26bが設けら
れており、コントロールダンパ26aおヨヒコントロー
ルダンパ26bは第一焼却炉21aに設けた圧力検出器
27aおよび第二焼却炉2lbに設けた圧力検出器27
bからの信号により制御されてその開度を変えるように
なっている。
第2図は誘引ファンの性能曲線の一例を示し、本発明の
特徴点を明瞭にするためにまず第1図および第2図を参
照し前述の従来例の作動について説明する。
なお、定常運転時は圧力P=P1mmAq、風量Q =
Q1=An i nで運転点hとし、また第一焼却炉
および第二焼却炉は約−5 0 mm A qの負圧で
運転されるものとする。
(1)一系統運転の時 今、第一焼却炉21aのごみ質の変動等で炉内圧が若干
プラス圧になった時、例えば+50mmAqになったと
すると、第一焼却炉21aと排ガスダクトの合流点C間
の差圧は5 0 −(−50 )=100mmAq小さ
くなる。
差圧が小さくなったため誘引ファン31の性能曲線より
風量が上昇する。
この上昇した風量分だけサイクロン24a、空気予熱器
25a、コントロールダンパ26aおよびダク}23a
等の抵抗は増加し、これをαmmAqとすると実際の減
少差圧ぱ100−αmmAq(α<100)とな虱これ
はP1−P2の差圧減少分に相当し風量はQ2Tン盲i
nとなり運転点ぱiとなる。
この場合ごみ質の変動等が瞬間的なものであれば炉内圧
は早急に負圧に戻るため運転点もhに戻ることができる
しかしごみ質の変動等が持続的なもので炉内圧がプラス
圧に維持された場合、炉内をプラス圧で運転するわけに
はいかないため、ある一定時間(数秒程度)の時間遅れ
をもって圧力検出器27aによりコントロールダンパ2
6aの開度を大きくし、コントロールダンパ26aの抵
抗を小さくすることによって第一焼却炉21aと排ガス
ダクトの合流点C間の差圧をさらに小さくし、圧力はP
3mmAqとなり風量はQ3勢漏inとなり運転点jの
状態となる。
この上昇した風量によって第一焼却炉21aの燃焼ガス
を吸引するため炉内圧は負圧を維持することができる。
以上が一系列運転の場合の炉内圧制御方法である。
(2)二系列運転の時 第一焼却炉21aおよび第二焼却炉21bが同時運転で
どちらも炉内圧が−5 0 mm A qで運転されて
いるとき例えば第一焼却炉21aのごみ質が瞬間的に変
動して炉内圧が若干プタス圧になったとすると運転点は
前記iに相当する状態となる。
この時第→却炉21aと排ガスダクトの合流点C間の風
量は増加するが差圧が小さくなる分第二焼却炉2lbと
排ガスダクトの合流点C間の風量は若干減少する。
このため第二焼却炉2lbの炉内圧も若干上昇する。
この場合ごみ質の変動等が瞬間的なものであれば第一焼
却炉21aの炉内圧は早急に負圧に戻り、第一焼却炉2
1aと排ガスダクトの合流点C間の差圧が増加し風量が
減少するため、第二焼却炉2lbと排ガスダクトの合流
点C間の風量が増加し第二焼却炉2lbの炉内圧も負圧
に復帰する。
ごみ質の変動等が持続的なもので炉内圧がプラス圧に維
持された場合、前記同様に圧力検出器27aによりコン
トロールダンパ26aの開度を大きくしコントロールダ
ンパ26aの抵抗を小さくすることによって第一焼却炉
21aと排ガスダクトの合流点C間の差圧をさらに小さ
くし、圧力はP3mmAq、風量ぱQ 3析i nとな
り運転点は前記jに相当する状態になる。
この上昇した風量によって第一焼却炉21aの燃焼ガス
を吸引するだめ第一焼却炉21aの炉内圧を負圧にする
ことができる。
ここで第一焼却炉21aと排ガスダクトの合流点C間の
風量は増加するが差圧がさらに小さくなる分第二焼却炉
2lbと排ガスダクトの合流点C間の風量はさらに減少
し第二焼却2lbの炉内圧はさらに上昇する。
炉圧内の上昇とともに圧力検出器27bによりコントロ
ールダンパ26bの開度が大きくなり第二焼却炉2lb
と排ガスダクトの合流点C間の風量を増加させ(風量を
元に復帰する)第二焼却炉21bの炉内圧を負圧に戻す
次に第二焼却炉2lbと排ガスダクトの合流点C間の風
量が増加して差圧がさらに小さくなる分第一焼却炉21
aと排ガスダクトの合流点C間の風量は減少し第一焼却
炉21aの炉内圧が今度はプラス方向に若干進む。
炉内圧の上昇とともに圧力検出器27bによりコントロ
ールダンパ26bの開度が大きくなり第一焼却炉21a
と排ガスダクトの合流点C間の風量を増加させる。
以下順次同様の動作が繰返され第一焼却炉21a、第二
焼却炉2lbの炉内圧を安定方向に導く。
このように二系列運転の時の炉内圧制御方法は二つのコ
ントロールダンパ26a,26bで行ウことは可能であ
るが、一つの焼却炉の変動が必ず他の一つの焼却炉に外
乱を与えることになり二つの炉内圧にハンチング現象を
起すことは避けられない。
またせっかく安定運転を行っている焼却炉の運転を乱す
ことになり好ましい方法とけいえない。
また各焼却炉の炉内圧が安定に導ひかれるまでの間にご
み質の変動等があるとさらに複雑なコントロールになり
、一つの炉内圧はハンチングを起し焼却炉の安全弁吸出
し頻度が増加し安定な運転が困難なものとなる。
本発明は焼却炉が二つあるいはそれ以上で排ガス処理系
統の一部を一系列として構成した従来の流動床式焼却装
置の前記の欠点を解消すべくなされたもので、その目的
とするところはいずれかの流動床式焼却炉に突発的な圧
力変動が生じてもその変動幅を可及的小さくすることが
でき、また複数の炉を一つの炉として考えて制御するこ
とができると共にノ・ンチング現象も解消されてより一
層安定した制御を行うことができ、かつ任意の焼却炉だ
けを運転することも可能な流動床式焼却装置を提供する
にある。
このだめ本発明によれば、都市とみ、産業廃棄物等を硅
砂等の流動媒体を流動゛化させて焼却処理する流動床式
焼却炉を二つあるいは二つ以上備え、前記流動床式焼却
炉にはそれぞれ排ガス処理系統へ連なる排ガスダクトが
接続され、前記排気ガス処理系統の=部が一系列に集合
されている流動床式焼却装置において、二つあるいは二
つ以上の前記流動床式焼却炉の上部空間を連通ダクトで
接続すると共に該連通ダクトに遮断弁を設けた流動床式
焼却装置が提供される。
したがって、例えば二つの流動床式焼却炉よりなるもの
においてどちらか一方の炉の炉内圧が変動したとすると
、二つの炉がその上部空間において連通されているため
炉の容積が二倍であり変動幅が半分になる。
また二つの炉がその上部空間において連通されているの
で一つの炉として考えて制御することができると共に7
・ンチング現象も解消されて安定した制御を行うことが
できる。
さらに二つの炉の上部空間を接続している連通ダクトに
設けた遮断弁を閉じることにより任意の焼却炉だけを運
転することも可能である。
第3図において1aは第一焼却炉、2aぱ第一焼却炉に
設けた安全弁、3aは第一焼却炉1aの排ガスダクトで
排ガスダクト3aにはサイクロン4a、空気予熱器5a
が設けられている。
1bは第二焼却炉、2bは第二焼却炉に設けた安全弁、
3bは第二焼却炉1bの排ガスダクトで排ガスダクト3
bにはサイクロン4b1゛空気予熱器5bが設けられて
いる。
第一焼却炉1aの排ガスダクト3aと第二焼却炉1bの
排ガスダクト3bとはC点において合流し一系列とされ
た排ガスダクト8に至り、排ガスダクト8にはガス冷却
室9、除塵装置10および誘引ファン11が設けられて
煙突12に至っている。
第一焼却炉1aおよび第二焼却炉1bの炉内の上部空間
(フリーボード)間に第一焼却炉1aと第二焼却炉1b
を結ぶ連通ダクト13が設けられており、またコントロ
ールダンパ6ぱガス冷却室9、除塵装置10の後で誘引
ファン11の前に一台設けられている。
コントロールダンパ6ぱ第一焼却炉1aおよび第二焼却
炉1bの圧力を検出する圧力検出器7からの信号により
制御されてその開度を変えるようになっている。
また炉の修理等のために一系列運転が行われる場合があ
るので連通ダクト13にはダンパまたはゲート等の遮断
弁14を設ける。
第3図に示すようにコントロールダンパ6をガス冷却室
9、除塵装置10の後で誘引ファン11の前に設置する
ようにすることにより、排気ガスがガス冷却室9通過後
で300℃以下となるため、従来に比べ高温下におかれ
るだめの破損が少く、まだ除塵装置10を通過した後で
除塵されているためダストによる摩耗がない。
またコントロールダンパ6ぱ誘引ファン11の後に設け
るようにしてもよい。
以上説明したように本発明は流動床式焼却炉のフリーボ
ード(上部空間)の間を連通ダクトで接続したものであ
るので、いずれかの炉に突発的な圧力変動が生じても格
別な調節操作を行うことなくそれを緩和することができ
、また二つあるいはそれ以上の炉を接続した場合であっ
ても一つの炉と考えて制御することができると共にノ・
ンチング現象も解消され、より一層安定した制御を行う
ことができる。
また本発明で連通ダクトに遮断弁が設けられているので
、その遮断弁を閉じて任意の炉だけを運転することも可
能である。
さらにコントロールダンパぱ一個で済む利点も有してい
る。
第1図は従来の流動床式焼却装置のブロック図、第2図
は誘引ファンの性能曲線図、第3図は本発明の実施例を
示す流動床式焼却装置のブロック図である。
1a,1b・・・・・・焼却炉、2a,2b・・・・・
・安全弁、3a,3b・・・・・・排ガスダクト、4a
t4b・・・・・・サイクロン、5a,5b・・・・・
・空気予熱器、6・・・・・・コントロールダンパ、7
・・・・・・圧力検出器、8・・・・・・排ガスダクト
、9・・・・・・ガス冷却室、10・・・・・・除塵装
置、11・・・・・・誘引ブロア、12・・・・・・煙
突、13・・・・・・連通ダクト、14・・・・・・遮
断弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 都市とみ、産業廃棄物等を硅砂等の流動媒体を流動
    化させて焼却処理する流動床式焼却炉を二つあるいは二
    つ以上備え、前記流動床式焼却炉にはそれぞれ排ガス処
    理系統へ連なる排ガスダクトが接続され、前記排ガス処
    理系統の一部が一系列に集合されている流動床式焼却装
    置において、二つあるいは二つ以上の前記流動床式焼却
    炉の上部空間を連通ダクトで接続すると共に該連通ダク
    トに遮断弁を設けたことを特徴とする流動床式焼却装置
JP972779A 1979-02-01 1979-02-01 流動床式焼却装置 Expired JPS597893B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP972779A JPS597893B2 (ja) 1979-02-01 1979-02-01 流動床式焼却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP972779A JPS597893B2 (ja) 1979-02-01 1979-02-01 流動床式焼却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55102814A JPS55102814A (en) 1980-08-06
JPS597893B2 true JPS597893B2 (ja) 1984-02-21

Family

ID=11728334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP972779A Expired JPS597893B2 (ja) 1979-02-01 1979-02-01 流動床式焼却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS597893B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6923208B2 (ja) * 2018-07-17 2021-08-18 株式会社ブルークロス ごみ焼却設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55102814A (en) 1980-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100367668B1 (ko) 배기파이프 구조
KR930010434A (ko) 폐기물의 연소방법 및 장치
JPS597893B2 (ja) 流動床式焼却装置
KR910004986A (ko) 2중 연소기 방식의 펄스 연소장치
JPS5668708A (en) Method of starting fluidized boiler
JPH05248618A (ja) 焼却炉におけるco制御方法
JPH0366566B2 (ja)
JPH0712879Y2 (ja) 焼結機におけるウィンドボックスシール装置
JPS63315807A (ja) 石炭焚ボイラのNOx制御方法
JPH05322148A (ja) 炉内圧力制御装置
JPS61200838A (ja) 脱硝装置付ボイラ
JPS6367093B2 (ja)
JPH0213230B2 (ja)
JPH035489B2 (ja)
JPH07286723A (ja) 誘引通風機の制御方法
JPS5758003A (en) Combustion equipment for solid fuel
JPH0152653B2 (ja)
JP2000265171A (ja) コークス炉の排ガス経路の切換方法
KR920018404A (ko) 산업용 보일러의 집진 효율을 높이고 과잉공기의 유입을 제어하기 위한 배기가스 재순환 장치
JP2799520B2 (ja) 炉内圧制御方法
JPH064172Y2 (ja) 流動層燃焼装置の炉内圧制御装置
JPH11316012A (ja) ごみ焼却炉の炉内圧力制御方法
JPS5838269Y2 (ja) 燃焼器具
JPS5928314Y2 (ja) 焼結機における点火炉
JPS63273724A (ja) 低o↓2燃焼のためのクロスリミット回路