JPS5838269Y2 - 燃焼器具 - Google Patents
燃焼器具Info
- Publication number
- JPS5838269Y2 JPS5838269Y2 JP1977150108U JP15010877U JPS5838269Y2 JP S5838269 Y2 JPS5838269 Y2 JP S5838269Y2 JP 1977150108 U JP1977150108 U JP 1977150108U JP 15010877 U JP15010877 U JP 15010877U JP S5838269 Y2 JPS5838269 Y2 JP S5838269Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- damper
- region
- opening
- combustion amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Gas Burners (AREA)
- Air Supply (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は燃焼量と燃焼空気量を連動可変させるもので、
空気ダンパー開度と燃焼量調節機構を連動し燃焼安定域
の巾を広げることを目的とした燃焼器具に関する。
空気ダンパー開度と燃焼量調節機構を連動し燃焼安定域
の巾を広げることを目的とした燃焼器具に関する。
燃料と空気をマツチングさせ、常にある一定濃度比に保
つようにして燃焼させることはファンなどを用いた強制
燃焼方式などで行われていた。
つようにして燃焼させることはファンなどを用いた強制
燃焼方式などで行われていた。
これは理論空気に近い濃度比に保ち、一定の燃焼と高い
効率などを目的とした全一次燃焼方式で取入れられてい
るが、これらは大型高級制御となり、安価な小型のコン
ロ、瞬間湯沸器などではコスト的な意味でも使えず、ま
たそれほど精密なコントロールも不要である。
効率などを目的とした全一次燃焼方式で取入れられてい
るが、これらは大型高級制御となり、安価な小型のコン
ロ、瞬間湯沸器などではコスト的な意味でも使えず、ま
たそれほど精密なコントロールも不要である。
本考案は簡易な器具に適用できる燃焼範囲を広げる程度
のものとして提供できるものである。
のものとして提供できるものである。
以下その実施例を添付図面とともに説明する。
１は混合管で、２はその空気吸引部、３，４．５は空気
ダンパーの組合せであり、３は固定ダンパーで、ガス種
に対応して開口度合が設定される可動ダンパー４と対と
なり、従来の一次空気調節用ダンパーと同じ働きをなし
、適応ガスでその位置がきめられ、ビス７で固定され、
定常は使われない（いわゆる半固定式と言われるもの）
。
ダンパーの組合せであり、３は固定ダンパーで、ガス種
に対応して開口度合が設定される可動ダンパー４と対と
なり、従来の一次空気調節用ダンパーと同じ働きをなし
、適応ガスでその位置がきめられ、ビス７で固定され、
定常は使われない（いわゆる半固定式と言われるもの）
。
５は本考案のねらいの１つである燃焼量とマツチングさ
せる連動可変ダンパーで、連結杆８によりコックのよう
な燃焼量調節機構に連動している。
せる連動可変ダンパーで、連結杆８によりコックのよう
な燃焼量調節機構に連動している。
６はそれぞれのダンパーに適応してあけられた開口、９
はノズル、１０は前記ダンパー５押えバネである。
はノズル、１０は前記ダンパー５押えバネである。
一般にバーナの炎孔特性は第４図のように示される。
すなわち、逆火とリフトのイエローチップで囲まれる範
囲に燃焼の安定域が存在する。
囲に燃焼の安定域が存在する。
一方ノズルによる一次空気の吸引特性は一点鎖線で示さ
れるように低燃焼量域では逆火域に、高燃焼量域ではリ
フト域に入る。
れるように低燃焼量域では逆火域に、高燃焼量域ではリ
フト域に入る。
したがって安定範囲としては逆火・リフト線で切られる
矢印の範囲となる。
矢印の範囲となる。
したがってこの範囲より低い所では空気量を下げ、また
高いところでも少し下げてやればよい。
高いところでも少し下げてやればよい。
すなわち、破線で示す線のようにとればよい。
本考案ではこの範囲をダンパを動かすことにより空気量
を下げ適用させてやろうとするものである。
を下げ適用させてやろうとするものである。
今、第２図に示すごとくダンパーが設定されている。
今、コックを絞って行くと第３図すのごとく連動ダンパ
ー５が半固定ダンパーの開口をふさぎ、また逆にコック
を開放して高燃焼量域にすると第３図ａのように逆の方
からダンパ４の開口を制限する。
ー５が半固定ダンパーの開口をふさぎ、また逆にコック
を開放して高燃焼量域にすると第３図ａのように逆の方
からダンパ４の開口を制限する。
そして混合空気量は減少し逆火域、リフト域からはずれ
安定域に入れることが可能となる。
安定域に入れることが可能となる。
そして第２図のダンパ４，５開口の重なり幅Ｗを変える
ことにより、ダンパ開口の効果的変化即ちダンパ作動域
を任意に設定できる。
ことにより、ダンパ開口の効果的変化即ちダンパ作動域
を任意に設定できる。
本例では設定点以降は連続的な変化になっているが逆火
域・リフト域の手前で開口を制御する１段階変化の方が
実用的であろう。
域・リフト域の手前で開口を制御する１段階変化の方が
実用的であろう。
特に、これは低燃焼域の巾を広げるのに効果が大である
。
。
コンロなど非常に絞込みを必要とする器具ではトロ火料
理といった弱燃焼域が逆火または消炎によって制限され
、また調節できなかったものが大巾に改良され実用効果
は大である。
理といった弱燃焼域が逆火または消炎によって制限され
、また調節できなかったものが大巾に改良され実用効果
は大である。
本例ではコックツマミなどによる調節を例示したが、ガ
バナ圧力などを調節して燃焼量調節を行う機器なおいて
もその調節機構と連動させることにより簡易に実用化で
きる。
バナ圧力などを調節して燃焼量調節を行う機器なおいて
もその調節機構と連動させることにより簡易に実用化で
きる。
さらにコンロバーナにおいては逆火（消滅）域は士以下
に絞った時であり、この時はダンパー全閉にしてもよい
。
に絞った時であり、この時はダンパー全閉にしてもよい
。
すなわち逆火域に入る以前の設定燃焼量でダンパ開口を
全開−全閉切換を行なってもよい。
全開−全閉切換を行なってもよい。
以上のごとく、本考案によれば炎孔の燃焼安定特性と一
次空気の吸引特性の関係を明らかにすることにより、必
要とする吸引空気量に適応したダンパー開度を必要とす
る位置で与えることが可能になった。
次空気の吸引特性の関係を明らかにすることにより、必
要とする吸引空気量に適応したダンパー開度を必要とす
る位置で与えることが可能になった。
これにより設定燃焼量で設定したダンパー開度を燃焼調
節機構と連動作動させることにより炎孔のもっている燃
焼能力を十分に生かした広い燃焼安定域を簡単な構成で
得ることができる。
節機構と連動作動させることにより炎孔のもっている燃
焼能力を十分に生かした広い燃焼安定域を簡単な構成で
得ることができる。
第１図は本考案の一実施例を示す燃焼器具における一次
空気吸引部の断面図、第２図はダンパ一部の正面図、第
３図ａ、ｌ）は操作説明図、第４図は燃焼特性図である
。 ５・・・・・・ダンパー
空気吸引部の断面図、第２図はダンパ一部の正面図、第
３図ａ、ｌ）は操作説明図、第４図は燃焼特性図である
。 ５・・・・・・ダンパー
Claims (2)
- （１）燃焼量調節機構と一次空気量制御用のダンパーと
を備え、前記ダンパーの開口を、燃焼絞り時に逆火域に
入らないように燃焼安定限界域内の設定燃焼量点以下、
又は高燃焼量域においてはリフト域に入らないように燃
焼安定域内の設定燃焼量点以上にて前記開口が小さくな
るように前記燃焼量調節機構と連動する構成とした燃焼
器具。 - （２）絞り時設定燃焼量点以下でダンパ開口を零にして
なる実用新案登録請求の範囲第１項記載の燃焼器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977150108U JPS5838269Y2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 燃焼器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977150108U JPS5838269Y2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 燃焼器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5474943U JPS5474943U (ja) | 1979-05-28 |
| JPS5838269Y2 true JPS5838269Y2 (ja) | 1983-08-30 |
Family
ID=29134065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977150108U Expired JPS5838269Y2 (ja) | 1977-11-08 | 1977-11-08 | 燃焼器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838269Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50131643U (ja) * | 1974-04-16 | 1975-10-29 |
-
1977
- 1977-11-08 JP JP1977150108U patent/JPS5838269Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5474943U (ja) | 1979-05-28 |
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