JPS5975616A - 金属化フイルムコンデンサ - Google Patents
金属化フイルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPS5975616A JPS5975616A JP18641582A JP18641582A JPS5975616A JP S5975616 A JPS5975616 A JP S5975616A JP 18641582 A JP18641582 A JP 18641582A JP 18641582 A JP18641582 A JP 18641582A JP S5975616 A JPS5975616 A JP S5975616A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- metallized film
- capacitor
- film
- divided
- Prior art date
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- Pending
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、少くとも一方の蒸着電極を複数個に分割する
ことによシ、自己保安機能を持たせた金属化フィルムコ
ンデンサに関するものである。
ことによシ、自己保安機能を持たせた金属化フィルムコ
ンデンサに関するものである。
従来例の構成とその問題点
金属蒸着電極を分割して巻回した金属化フィルムコンデ
ンサは、その構造が溶射金属層で接続された微小コンデ
ンサの集合体であるため、ある一点の対向電極間で絶縁
破壊が生じた時、絶縁破壊部分に関与している分割電極
をコンデンサ本体から電気的に開放して遊離させる機能
をもっている。
ンサは、その構造が溶射金属層で接続された微小コンデ
ンサの集合体であるため、ある一点の対向電極間で絶縁
破壊が生じた時、絶縁破壊部分に関与している分割電極
をコンデンサ本体から電気的に開放して遊離させる機能
をもっている。
このため、コンデンサに異常電圧が加わるとか周囲温度
が異常に上昇するとかの不慮の事態に陥り、絶縁破壊を
生じても、分割電極の開放によって静電容量が減少する
だけで、発煙や発火を防ぐことができる。この機能を保
安機能を呼ぶことにする。
が異常に上昇するとかの不慮の事態に陥り、絶縁破壊を
生じても、分割電極の開放によって静電容量が減少する
だけで、発煙や発火を防ぐことができる。この機能を保
安機能を呼ぶことにする。
保安機能は基本的には第１図に示すように、金属化フィ
ルム１．イの少くとも一方の蒸着電極２を分割すること
によって得られるが、その機能をさらに向上させるため
に第２図のように分割蒸着電極２に隘路３を形成し、絶
縁破壊時の電流密度を高めることも本発明者らによって
提案されている。両面金属化フィルムを用いる場合も同
様である０ 金属化フィルムコンデンサは通常、対向電極と対向して
いる電極エツジが部分放電によって酸化して実質的に電
極が消失し、静電容量が少しづつ減少するという特性を
もっている。第１図および第２図に示した分割蒸着電極
２を有するコンデンザは勿論この特性を有し、さらに従
来の長尺の電極をもつコンデンサに比べて分割部の電極
エツジが加わることになるので、部分放電による静電容
量の減少が一段と犬きくなる。これが保安機能を有する
金属化フィルムコンデンサの問題点であり欠点であった
。
ルム１．イの少くとも一方の蒸着電極２を分割すること
によって得られるが、その機能をさらに向上させるため
に第２図のように分割蒸着電極２に隘路３を形成し、絶
縁破壊時の電流密度を高めることも本発明者らによって
提案されている。両面金属化フィルムを用いる場合も同
様である０ 金属化フィルムコンデンサは通常、対向電極と対向して
いる電極エツジが部分放電によって酸化して実質的に電
極が消失し、静電容量が少しづつ減少するという特性を
もっている。第１図および第２図に示した分割蒸着電極
２を有するコンデンザは勿論この特性を有し、さらに従
来の長尺の電極をもつコンデンサに比べて分割部の電極
エツジが加わることになるので、部分放電による静電容
量の減少が一段と犬きくなる。これが保安機能を有する
金属化フィルムコンデンサの問題点であり欠点であった
。
発明の目的
本発明は、このような従来の欠点を除去するもので、電
極エツジにおける電極の消失を防止し、静電容量の減少
の少いコンデンサを得ることを目的とするものである。
極エツジにおける電極の消失を防止し、静電容量の減少
の少いコンデンサを得ることを目的とするものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、分割蒸着電極上に
誘電体膜を形成し、分割蒸着電極と酸素の接触量を減少
させ、部分放電発生による蒸着膜ポリスルホン、ポリエ
ステル系樹脂等が用いられる０ 実施例の説明 以下本発明による金属化フィルムコンデンサの一実施例
について説明する。
誘電体膜を形成し、分割蒸着電極と酸素の接触量を減少
させ、部分放電発生による蒸着膜ポリスルホン、ポリエ
ステル系樹脂等が用いられる０ 実施例の説明 以下本発明による金属化フィルムコンデンサの一実施例
について説明する。
第３図、第４図は本発明のコンデンサに使用する金属化
フィルムの斜視図と断面図で、両面金属化フィルムの場
合を示している。誘電体膜４は分割蒸着電極２の対向電
極５と対向する部分の全エツジを覆うように形成されて
おり、溶射金属と蒸着分割電極２が接触する縁端部分に
は形成されていない。第３図は分割蒸着電極２上のみに
誘電体膜４を形成した場合を示しているが、対向電極５
が分割されていなくてもその電極５上に、すなわち両面
金属化フィルムの両面に形成しても勿論差支えない。こ
れは誘電体膜形成後のフィルムのカーリングを防ぐ効果
がある。
フィルムの斜視図と断面図で、両面金属化フィルムの場
合を示している。誘電体膜４は分割蒸着電極２の対向電
極５と対向する部分の全エツジを覆うように形成されて
おり、溶射金属と蒸着分割電極２が接触する縁端部分に
は形成されていない。第３図は分割蒸着電極２上のみに
誘電体膜４を形成した場合を示しているが、対向電極５
が分割されていなくてもその電極５上に、すなわち両面
金属化フィルムの両面に形成しても勿論差支えない。こ
れは誘電体膜形成後のフィルムのカーリングを防ぐ効果
がある。
まだ、片面金属化フィルムの場合でも第５図に示すよう
に分割蒸着電極２上に誘電体膜４を形成すればよいが、
相手片面金属化フィルムの厚さに応じて誘電体膜厚を設
定する。例えば同じ厚さの以下、本発明の具体的実施例
を静電容量５ＱμＦのコンデンサを両面金属化フィルム
とポリカーボルムの両面にアルミニウムの真空蒸着を施
した両面金属化フィルムの一方の蒸着電極を分割幅３６
ｍｍの分割電極とし、さらに電極の金属溶射層近傍に隘
路３を形成するために蒸着膜を部分除去した（除去率８
５％）。分割処理および部分除去処理リカー ボネート
のラッカー膜を形成した。このよに金属溶射、リード付
けを行い、最後にエポキシ樹脂による外装処理を行った
。
に分割蒸着電極２上に誘電体膜４を形成すればよいが、
相手片面金属化フィルムの厚さに応じて誘電体膜厚を設
定する。例えば同じ厚さの以下、本発明の具体的実施例
を静電容量５ＱμＦのコンデンサを両面金属化フィルム
とポリカーボルムの両面にアルミニウムの真空蒸着を施
した両面金属化フィルムの一方の蒸着電極を分割幅３６
ｍｍの分割電極とし、さらに電極の金属溶射層近傍に隘
路３を形成するために蒸着膜を部分除去した（除去率８
５％）。分割処理および部分除去処理リカー ボネート
のラッカー膜を形成した。このよに金属溶射、リード付
けを行い、最後にエポキシ樹脂による外装処理を行った
。
このようにして完成したコンデンサに、保安機能テスト
と寿命試験を実施した。保安機能テストは８５℃中で３
００ＶＡＣを印加して強制的に絶縁破壊を起こさ−ｔ、
その時の発煙まだは発火の有無を観察した。結果は良好
で、５０ケのテストにおいて、１００チ動作した。
と寿命試験を実施した。保安機能テストは８５℃中で３
００ＶＡＣを印加して強制的に絶縁破壊を起こさ−ｔ、
その時の発煙まだは発火の有無を観察した。結果は良好
で、５０ケのテストにおいて、１００チ動作した。
一方、寿命試験は、６５℃中で２２０ＶＡＣを印加して
行い、静電容量の減少を従来タイプのコンデンサと比較
した。この結果を第６図に示す。
行い、静電容量の減少を従来タイプのコンデンサと比較
した。この結果を第６図に示す。
この図から分るように、本発明のコンデンサ（特性Ａ）
は、従来の保安機能付コンデンサ（特性Ｂ）に比べて、
静電容量の減少が％以下になっている。
は、従来の保安機能付コンデンサ（特性Ｂ）に比べて、
静電容量の減少が％以下になっている。
発明の効果
以上のように本発明によれば、金属化フィルムコンデン
サに自己保安機能を付与するとともに、従来みられた電
極分割部の電極エツジでの部分放電による電極消失を防
ぐことができるため、実使用状態での静電容量の減少を
極めて小さく抑えることができ、長期的に容量精度の高
いコンデンサを得ることができる。
サに自己保安機能を付与するとともに、従来みられた電
極分割部の電極エツジでの部分放電による電極消失を防
ぐことができるため、実使用状態での静電容量の減少を
極めて小さく抑えることができ、長期的に容量精度の高
いコンデンサを得ることができる。
第１図、第２図は従来からの保安機能を有する巻回型の
金属化フィルムコンデンサの電極構造を示す斜視図、第
３図、第４図は本発明の金属化フの斜視図と断面図、第
５図は同片面金早化複合フメルムの断面図、第６図は本
発明と本発明でないコンデンサの寿命試験結果を示す特
性図である０１．１′・・・・・・片面金属化フィルム
、２・・・・・・分割された蒸着電極、３・・・・・・
蒸着電極の隘路、４・・・・・・誘電体膜、５・・・・
・・対向電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 ／′ 第２図 第３図 第４図 φ 第５図 第６図
金属化フィルムコンデンサの電極構造を示す斜視図、第
３図、第４図は本発明の金属化フの斜視図と断面図、第
５図は同片面金早化複合フメルムの断面図、第６図は本
発明と本発明でないコンデンサの寿命試験結果を示す特
性図である０１．１′・・・・・・片面金属化フィルム
、２・・・・・・分割された蒸着電極、３・・・・・・
蒸着電極の隘路、４・・・・・・誘電体膜、５・・・・
・・対向電極。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 ／′ 第２図 第３図 第４図 φ 第５図 第６図
Claims (2)
- （１）少くとも一方の蒸着電極を複数個に分割し、その
分割された蒸着電極の上に誘電体膜を形成したことを特
徴とする金属化フィルムコンデンサ。 - （２）分割された蒸着電極の内部に隘路が形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の金
属化フィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18641582A JPS5975616A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 金属化フイルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18641582A JPS5975616A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 金属化フイルムコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5975616A true JPS5975616A (ja) | 1984-04-28 |
Family
ID=16188017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18641582A Pending JPS5975616A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 金属化フイルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5975616A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02138720A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属化フィルムコンデンサ |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP18641582A patent/JPS5975616A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02138720A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属化フィルムコンデンサ |
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