JPS597553Y2 - エンジンの速度調節装置 - Google Patents
エンジンの速度調節装置Info
- Publication number
- JPS597553Y2 JPS597553Y2 JP10772679U JP10772679U JPS597553Y2 JP S597553 Y2 JPS597553 Y2 JP S597553Y2 JP 10772679 U JP10772679 U JP 10772679U JP 10772679 U JP10772679 U JP 10772679U JP S597553 Y2 JPS597553 Y2 JP S597553Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- accelerator lever
- pivot shaft
- engine
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエンジンの速度調節装置に関し、この装置の
可動部材であるアクセルレバーを調速操作位置へ速度調
節板に摩擦固定するに際して、バネによる押圧力を正確
かつ簡単に設定できるよう(こすることを目白勺とする
。
可動部材であるアクセルレバーを調速操作位置へ速度調
節板に摩擦固定するに際して、バネによる押圧力を正確
かつ簡単に設定できるよう(こすることを目白勺とする
。
従来、この装置は第6図に示す構造となっている。
すなわち、31は枢支軸、32はエンジンに固定さ札る
速度調節板で、アクセルレバー33および摩擦固定バネ
34とが枢支軸31に外嵌されている。
速度調節板で、アクセルレバー33および摩擦固定バネ
34とが枢支軸31に外嵌されている。
枢支軸31の外端に押さえネジ35を螺合して、摩擦固
定バネ34でアクセルレバー33を速度調節板32に押
しつけ、アクセルレバー33が調速操作位置に摩擦固定
されるようになっている。
定バネ34でアクセルレバー33を速度調節板32に押
しつけ、アクセルレバー33が調速操作位置に摩擦固定
されるようになっている。
36はアクセルレバー33に設けられる操作摘みである
。
。
この構造では、ネジ35を締めすぎると、アクセルレバ
ー33が速度調節板32にバネ34により異常に強く押
付けられ、アクセルレバー33の操作摘み36による操
作に強い力がいるうえ、アクセルレバー33の揺動操作
によりネジ35が螺解する。
ー33が速度調節板32にバネ34により異常に強く押
付けられ、アクセルレバー33の操作摘み36による操
作に強い力がいるうえ、アクセルレバー33の揺動操作
によりネジ35が螺解する。
このネジ35の螺解またはネジ35の締め不足の場合に
は、バネ34による押圧力が弱く、エンジンの振動など
、アクセルレバー33が操作摘み36による人為操作以
外の原因で動いてしまい、速度調節機能がなくなる。
は、バネ34による押圧力が弱く、エンジンの振動など
、アクセルレバー33が操作摘み36による人為操作以
外の原因で動いてしまい、速度調節機能がなくなる。
図中符号37はデイスタンスカラーであり、上記の摩擦
固定バネ34の押圧力をある程度適正にすることができ
るが、アクセルレバー33の厚みが変わると押圧力が変
わってしまい、またテ゛イスタンスカラー37などの製
作誤差により、結局、適正な押圧力を得ることができな
い。
固定バネ34の押圧力をある程度適正にすることができ
るが、アクセルレバー33の厚みが変わると押圧力が変
わってしまい、またテ゛イスタンスカラー37などの製
作誤差により、結局、適正な押圧力を得ることができな
い。
この考案は、上記の欠点を解消するために、バネと押さ
えネジとの間に介装されるバネ押さえからバネの圧縮後
の寸法を規定する規定具を一体に連出させることにより
、バネの押圧力を直接正確かつ簡単に設定できるように
したことに最大の特徴を有する。
えネジとの間に介装されるバネ押さえからバネの圧縮後
の寸法を規定する規定具を一体に連出させることにより
、バネの押圧力を直接正確かつ簡単に設定できるように
したことに最大の特徴を有する。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は強制空冷縦型エンジンの側面図であり、エンジ
ン1のクランクケース(固定壁)l aからガバナ軸2
の軸端が突出しており、ここにガバナレバー3が固定さ
れ、ガバナレバー3の先端と気化器4のスロットルレバ
ー5とがロッド6で連結され、エンジン1の回転数の変
化によるガバナ軸2の揺動がスロットルレバー5に伝え
られる。
ン1のクランクケース(固定壁)l aからガバナ軸2
の軸端が突出しており、ここにガバナレバー3が固定さ
れ、ガバナレバー3の先端と気化器4のスロットルレバ
ー5とがロッド6で連結され、エンジン1の回転数の変
化によるガバナ軸2の揺動がスロットルレバー5に伝え
られる。
ガバナレバー3の中間部には、ガバナスプリング7が係
止されており、その他端が係止されるアクセルレパー8
を操作しても、スロットルレバー5を駆動して速度を変
えられるようになっている。
止されており、その他端が係止されるアクセルレパー8
を操作しても、スロットルレバー5を駆動して速度を変
えられるようになっている。
速度調節装置Aは、前記アクセルレバー8の他、速度調
節板9、枢支軸10、摩擦固定バネ(波形座金)11,
バネ押さえ12、押さえネジ13などから構或される。
節板9、枢支軸10、摩擦固定バネ(波形座金)11,
バネ押さえ12、押さえネジ13などから構或される。
すなわち、第2図にも示すように、クランクケース1a
に固定される枢支軸10に速度調節板9、アクセルレバ
ー8、摩擦固定バネ11,バネ押さえ12がこの順に外
嵌され、枢支軸10の外端に押さえネジ13が螺合され
る。
に固定される枢支軸10に速度調節板9、アクセルレバ
ー8、摩擦固定バネ11,バネ押さえ12がこの順に外
嵌され、枢支軸10の外端に押さえネジ13が螺合され
る。
速度調節板9はボルト14によりクランクケース1aに
完全に固定されている。
完全に固定されている。
バネ押さえ12は円筒状のもので、クランクケース1a
側の直径が外側の直径より大きく形威されており、大直
径の筒部分が、この内側に収められる摩擦固定バネ11
の圧縮後の寸法を規定する規定具15となっている。
側の直径が外側の直径より大きく形威されており、大直
径の筒部分が、この内側に収められる摩擦固定バネ11
の圧縮後の寸法を規定する規定具15となっている。
押さえネジ13を回動していくと、バネ押さえ12が左
行して、摩擦固定バネ11を圧縮し、アクセルレバー8
が速度調節板9に押しつけられる。
行して、摩擦固定バネ11を圧縮し、アクセルレバー8
が速度調節板9に押しつけられる。
やがて規定具15がアクセルレバー8のバネ受面8aに
接当して、バネ押さえ12はそれ以上左行しなくなる。
接当して、バネ押さえ12はそれ以上左行しなくなる。
このとき、摩擦固定バネ11の圧縮後の寸法が、規定具
15の寸法で直接規定されることになり、アクセルレバ
ー8は適正な押圧力によりその調速操作位置に速度調節
板9が摩擦固定される。
15の寸法で直接規定されることになり、アクセルレバ
ー8は適正な押圧力によりその調速操作位置に速度調節
板9が摩擦固定される。
16は規定具15の周縁から延出された回り止め爪で速
度調節板9に明けられた回り止め爪係止孔17に入り込
み、バネ押さえ12がアクセルレバー8とともに揺動す
るのを防止している。
度調節板9に明けられた回り止め爪係止孔17に入り込
み、バネ押さえ12がアクセルレバー8とともに揺動す
るのを防止している。
図中符号18はアクセルレバー8を手元操作するときに
操作摘み、19はアクセルレバー8を遠隔操作するとき
に装着されるレリーズワイヤ、20はインナワイヤ21
をアクセルレバー8に連結する連結具、22はアクセル
レバー8に明けられる連結具挿入孔である。
操作摘み、19はアクセルレバー8を遠隔操作するとき
に装着されるレリーズワイヤ、20はインナワイヤ21
をアクセルレバー8に連結する連結具、22はアクセル
レバー8に明けられる連結具挿入孔である。
連結具挿入孔22はアクセルレバー8の上下二個所に明
けられており、連結具20を付け変えることにより、第
1図で右斜め上方および左斜め下方の二方向から遠隔操
作できるようになっている。
けられており、連結具20を付け変えることにより、第
1図で右斜め上方および左斜め下方の二方向から遠隔操
作できるようになっている。
アクセルレバー8を遠隔操作するときは、第4図に示す
ように、バネ押さえ12を第2図とは逆向きに枢支軸1
0に挿入する。
ように、バネ押さえ12を第2図とは逆向きに枢支軸1
0に挿入する。
すると、押さえネジ13の回動によって締めつけられる
のはデイスタンスカラー23で摩擦固定バネ11は全く
圧縮されないことになり、アクセルレバー8は自由に揺
動し、遠隔操作可能になる。
のはデイスタンスカラー23で摩擦固定バネ11は全く
圧縮されないことになり、アクセルレバー8は自由に揺
動し、遠隔操作可能になる。
第5図はこの考案の別実施例を示す。
上記実施例では、アクセルレバー8を手元操作および遠
隔操作可能としたが、この実施例では手元操作のみされ
ることを前提としている。
隔操作可能としたが、この実施例では手元操作のみされ
ることを前提としている。
したがってテ゛イスタンスカラー23は使用しておらず
、摩擦固定バネ11にはサラバネを使用した点が前記実
施例と異なる。
、摩擦固定バネ11にはサラバネを使用した点が前記実
施例と異なる。
なお、上記いずれの実施例においても、規定具15をバ
ネ押さえ12の全周にわたって形威したが周縁の複数個
所から形或してもよい。
ネ押さえ12の全周にわたって形威したが周縁の複数個
所から形或してもよい。
この考案は以上のように構戊したから、バネ押さえから
一体に連威した規定具により、摩擦固定バネの圧縮後の
寸法を直接にしかも正確に規定できるので、押さえネジ
を締め込むだけの簡単な操作でアクセルレバーの速度調
節板への押圧力を適正にすることができる。
一体に連威した規定具により、摩擦固定バネの圧縮後の
寸法を直接にしかも正確に規定できるので、押さえネジ
を締め込むだけの簡単な操作でアクセルレバーの速度調
節板への押圧力を適正にすることができる。
そのうえ、規定具はバネ押さえから連出するだけの簡単
な構造で安価に製造できる。
な構造で安価に製造できる。
また、バネ押さえから回り止め爪を突設するとともに、
速度調節板に回り止め爪係止孔を明け、爪を係止孔に係
合して押さえネジで締付けた場合、アクセルレバーの揺
動につれて押さえネジがとも回りすることなく、長期間
にわたって速度調節装置を良好に作動させることができ
る。
速度調節板に回り止め爪係止孔を明け、爪を係止孔に係
合して押さえネジで締付けた場合、アクセルレバーの揺
動につれて押さえネジがとも回りすることなく、長期間
にわたって速度調節装置を良好に作動させることができ
る。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は強制空冷縦型
エンジンの側面図、第2図は、第1図IIII線断面図
、第3図は第2図III−III線断面図、第4図は遠
隔操作時の組付状態を示す第2図相当図、第5図は別実
施例を示す第2図相当図、第6図は従来例を示す第2図
相当図である。 1・・・・・・エンジン、8・・・・・・アクセルレバ
ー、8a・・・・・・バネ受面、9・・・・・・速度調
節板、10・・・・・・枢支軸、11・・・・・・摩擦
固定バネ、12・・・・・・バネ押さえ板、13・・・
・・・押さえネジ、15・・・・・・規定具、16・・
・・・・回り止め爪、17・・・・・・回り止め係止孔
。
エンジンの側面図、第2図は、第1図IIII線断面図
、第3図は第2図III−III線断面図、第4図は遠
隔操作時の組付状態を示す第2図相当図、第5図は別実
施例を示す第2図相当図、第6図は従来例を示す第2図
相当図である。 1・・・・・・エンジン、8・・・・・・アクセルレバ
ー、8a・・・・・・バネ受面、9・・・・・・速度調
節板、10・・・・・・枢支軸、11・・・・・・摩擦
固定バネ、12・・・・・・バネ押さえ板、13・・・
・・・押さえネジ、15・・・・・・規定具、16・・
・・・・回り止め爪、17・・・・・・回り止め係止孔
。
Claims (2)
- 1.エンジン1に固定した速度調節板9から枢支軸10
を突設し、枢支軸10にアクセルレバー8、摩擦固定バ
ネ11およびバネ押さえ12を順に外から挿嵌するとと
もに、押さえネジ13を螺合して、アクセルレバー8を
バネ11の押付力により調速操作位置に摩擦固定可能に
構或し、バネ11の圧縮後の寸法を規定する規定具15
をバネ押さえ12から一体に連出させるとともに、アク
セルレバー8のバネ受面8aに接離可能に対面させて構
威したエンジンの速度調節装置。 - 2.実用新案登録請求の範囲第1項に記載したエンジン
の速度調節装置において、速度調節板9に回り止め爪係
止孔17を明け、この回り止め爪係止孔17に係合する
回り止め爪16をバネ押さえ12から突設したもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10772679U JPS597553Y2 (ja) | 1979-08-03 | 1979-08-03 | エンジンの速度調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10772679U JPS597553Y2 (ja) | 1979-08-03 | 1979-08-03 | エンジンの速度調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5625033U JPS5625033U (ja) | 1981-03-07 |
JPS597553Y2 true JPS597553Y2 (ja) | 1984-03-08 |
Family
ID=29340342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10772679U Expired JPS597553Y2 (ja) | 1979-08-03 | 1979-08-03 | エンジンの速度調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597553Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0730920Y2 (ja) * | 1989-03-25 | 1995-07-19 | 株式会社クボタ | エンジンの調速レバーの摩擦固定装置 |
-
1979
- 1979-08-03 JP JP10772679U patent/JPS597553Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5625033U (ja) | 1981-03-07 |
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