JPS597551Y2 - 内燃機関のレギユレ−タハンドル取付装置 - Google Patents

内燃機関のレギユレ−タハンドル取付装置

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Publication number
JPS597551Y2
JPS597551Y2 JP5790979U JP5790979U JPS597551Y2 JP S597551 Y2 JPS597551 Y2 JP S597551Y2 JP 5790979 U JP5790979 U JP 5790979U JP 5790979 U JP5790979 U JP 5790979U JP S597551 Y2 JPS597551 Y2 JP S597551Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regulator handle
fixing plate
engine
engine body
internal combustion
Prior art date
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Expired
Application number
JP5790979U
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English (en)
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JPS55158245U (ja
Inventor
宏次 福井
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーディーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーディーゼル株式会社
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関における燃料調整用のレギュレータハ
ンドルを取付けるための取付装置に関するものである。
第1図には、ガソリンエンジンにおける燃料調整機構の
一例が概念的に示されているが、同図の内燃機関では気
化器3のスロットル弁4を開閉制御する燃料調整用部材
(レバー)10をガバナー7のスライダー9とレギュレ
ータ20のスプリング15とによって支点10 aの周
りに相反する方向に付勢し、ガバナー7における遠心錘
8の遠心力とスプリング15の張力の釣合いに従って、
スロットル弁4の開度を自動調整するようにしている。
上記のスプリング15の一端はレギュレータハンドル2
3に取付けられており、このレギュレータハンドル23
をボルト22を中心として回動させるとレバー10に対
するスプリング15の張力が変化し、それによって内燃
機関の調速を行うようになっている。
レギュレータハンドル23は固定板21を基準として相
対回動自在となっており、固定板21の長穴26を通し
て外方に突出せしめたボルト24に蝶ナット25を締め
つけることにより、レギュレータハンドル23を固定板
21に位置決めし得るようになっている。
上記の場合、固定板21はレギュレータハンドル23と
ともに、ボルト22によってエンジン本体1に取付けら
れるが、従来の内燃機関ではこの固定板21は金属製と
されており、これを第2図に示すように、金属製のプッ
シュ28を介してエンジン本体1側の取付台27に取付
けている。
機関運転中は、エンジン本体1の高熱状態となるが、そ
の熱がプッシュ28、固定板21を介して蝶ナット25
に伝達され、運転者が蝶ナット25に触れると火傷を負
うおそれが生じる(蝶ナット25の温度は90℃〜12
0℃に達することがある)。
そこで従来は、蝶ナット25に断熱性樹脂25 aをコ
ーティングしたりして火傷の発生を防止しているが、こ
のような対応策ではあまり断熱効果が得られないばかり
でなく、コーティング工程分だけコストアップとなると
いう問題がある。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたもので、固
定板21を合戊樹脂等の断熱性材料で一体成型して該固
定板21を通って蝶ナット25に達する伝熱経路を遮断
する一方、レギュレータハンドル23とエンジン本体1
との間をも熱絶縁して、全体としてエンジン本体1の高
熱が蝶ナット25に伝達されないようにした内燃機関の
レギュレータハンドル取付装置を提供することを目的と
するものである。
第3図及び第4図には、本考案の一実施例が示されてい
るが、この実施例では、固定板21は耐熱性且つ断熱性
を有する合或樹脂で作られている。
又、固定板21は、長穴26を有する本体部29と、エ
ンジン本体1への取付台となる脚部30とをもつように
一体戒型されている。
この実施例では、脚部30は、大径のボス部31,レギ
ュレータハンドル23の軸穴37内に嵌入せしめられる
ジャーナル部32、ジャーナル部32よりやや大径(高
さ約0 .5 mm)の鍔部33、エンジン本体1側の
取付台27に形戊した角穴(四角形等の多角形)36内
に嵌入ゼしぬられるハメ込部34からなっている。
レギュレータハンドル23をジャーナル部32に取付け
るときは、鍔部33を弾性変形させながら乗りこえてジ
ャーナル部32に嵌合する。
この状態では金属製のレギュレータハンドル23とエン
ジン本体1側の取付台27との間には、鍔部33が介在
せしめられることになり、エンジン本体1側からレギュ
レータハンドル23側への熱伝達が阻止されることにな
る。
尚、この実施例では鍔部33の高さを約Q.5mmとし
ているが、これは或型時の型抜きを容易にするためであ
る。
他の実施例では、鍔部33の高さをもって大きくしても
よく、或いは、鍔部33のかわりにエンジン本体1と、
レギュレータハンドル23との間にOリング形状の断熱
材を介在せしめてもよい。
脚部30の先端部分にあるハメ込部34及びエンジン本
体1側の角穴36を多角形状としているのは、固定板2
1の回り止めのためである。
金属製のレギュレータハンドル23の上端付近には、ボ
ルト24が取付けられており、このボルト24が固定板
21側の長穴26を貫通して外方へ突出している。
ボルト24には、断熱コーティングを施していない通常
の蝶ナット25が螺着されており、該蝶ナット25を緊
締することにより、レギュレータハンドル23を固定板
21に対して位置決めするようになっている。
以上のように、本考案のレギュレータハンドル取付装置
では、固定板21は断熱性の合或樹脂で作られているか
ら、該固定板21を経由して蝶ナット25に伝達される
熱はほとんどなく、又、エンジン本体1とレギュレータ
ハンドル23の間にも、断熱材(鍔部33)が介設され
ているために該レギュレータハンドル23を経由して蝶
ナット25に伝熱される熱もほとんどない。
従って、機関運転者は素手で螺ナット25を操作しても
火傷を負うことがなく、操作性が向上するとともに、蝶
ナット25に断熱コーティングする必要もなくなるから
コスト面でも有利である。
尚、第1図において、符号2は吸気管、5はエアクリー
ナー、6は機関軸を示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は内燃機関における燃料調整機構の一例を示す概
念図、第2図は従来のレギュレータハンドル取付装置部
の縦断面図、第3図は本考案の実施例にかかるレギュレ
ータハンドル取付装置部の縦断面図、第4図は第3図に
おけるA部拡大図である。 1・・・・・・エンジン本体、7・・・・・・ガバナー
、10・・・・・・レバー、15・・・・・・スプリン
グ、20・・・・・・レギュレータ、21・・・・・・
固定板、22・・・・・・ボルト、23・・・・・・レ
ギュレータハンドル、24・・・・・・ボルト、25・
・・・・・ナット、26・・・・・・長穴、29・・・
・・・本体部、30・・・・・・脚部、32・・・・・
・ジャーナル部、33・・・・・・断熱材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料調整用レバー10とレギュレータハンドル23とを
    スプリング15で連結する一方、前記レギュレータハン
    ドル23を、エンジン本体1に固定的に取付けられた固
    定板21を基準として適宜に位置決め自在とし、前記レ
    ギュレータハンドル23の位置に応じてエンジン本体1
    への燃料供給量が調整されるようにした内燃機関におい
    て、前記固定板21はこれを断熱性を有する合戒樹脂を
    もって一体戒型して、長穴26を有する本体部29と前
    記エンジン本体1への取付台となる脚部30を形或する
    とともに、前記脚部30に形威したジャーナル部32に
    は前記エンジン本体1との間に断熱材33を介設せしめ
    た状態で前記レギュレータハンドル23を枢着する一方
    、該レギュレータハンドル位置決め用のボルト24を前
    記長穴26を通して外方に露出せしめさらに該ボルト2
    4にナット25を螺着することによって前記レギュレー
    タハンドル23を前記固定板21に対して位置決め自在
    に固定し得るようにしたことを特徴とするレギュレータ
    ハンドル取付装置。
JP5790979U 1979-04-27 1979-04-27 内燃機関のレギユレ−タハンドル取付装置 Expired JPS597551Y2 (ja)

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JP5790979U JPS597551Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 内燃機関のレギユレ−タハンドル取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS55158245U JPS55158245U (ja) 1980-11-13
JPS597551Y2 true JPS597551Y2 (ja) 1984-03-08

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JP5790979U Expired JPS597551Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 内燃機関のレギユレ−タハンドル取付装置

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