JPS5970564A - 帯電防止能を有するメラミン樹脂化粧板 - Google Patents
帯電防止能を有するメラミン樹脂化粧板Info
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- JPS5970564A JPS5970564A JP18061782A JP18061782A JPS5970564A JP S5970564 A JPS5970564 A JP S5970564A JP 18061782 A JP18061782 A JP 18061782A JP 18061782 A JP18061782 A JP 18061782A JP S5970564 A JPS5970564 A JP S5970564A
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- Japan
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- melamine resin
- resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、帯電防止能を有するメラミン樹脂化粧板に関
する。
する。
従来得られていた通常のメラミン樹脂化粧板は、絶縁抵
抗が1〜5X10’°−11オ一ム程度であるため、極
めて静電気を帯び易く、空気中の微細な塵埃をその表面
に刺着するので、特に電話交換機、電子計算機、その他
塵埃を極度に嫌う電子機器、精密機器などを収容する部
屋に使用するときは、該機器に悪影響を及ぼすおそれが
あった。
抗が1〜5X10’°−11オ一ム程度であるため、極
めて静電気を帯び易く、空気中の微細な塵埃をその表面
に刺着するので、特に電話交換機、電子計算機、その他
塵埃を極度に嫌う電子機器、精密機器などを収容する部
屋に使用するときは、該機器に悪影響を及ぼすおそれが
あった。
そのため、該メラミン樹脂化粧板の帯電を防止する方法
として、メラミン樹脂にアニオン系または非イオン系の
表面活性剤からなる所謂帯電防止斉1、あるいはカーボ
ン粉末、金属粉末を添加する方法も試みられたが、表面
活性剤を添加してもさしたる帯電防止効果を得ることが
できず、又カーボン粉末や金属粉末を添加す′る方法に
よるときはく得られる合成樹脂化粧板が、これら粉末に
より着色され、メラミン樹脂化粧板の持つ表面性能、美
観など、本来の性能を著しく損なう結果となっていた。
として、メラミン樹脂にアニオン系または非イオン系の
表面活性剤からなる所謂帯電防止斉1、あるいはカーボ
ン粉末、金属粉末を添加する方法も試みられたが、表面
活性剤を添加してもさしたる帯電防止効果を得ることが
できず、又カーボン粉末や金属粉末を添加す′る方法に
よるときはく得られる合成樹脂化粧板が、これら粉末に
より着色され、メラミン樹脂化粧板の持つ表面性能、美
観など、本来の性能を著しく損なう結果となっていた。
本発明はメラミン合成樹脂化粧板にみられる」二連の諸
欠点を除去し、該化粧板の持つ本来のすぐれた性能を損
うことなく、永久的な帯電防止能を有するメラミン樹脂
化粧板を得ることを目的としてなされたものであって、
種々横割の結果、メラミン樹脂100重量部、アルギン
酸誘導体0.5〜15重量部からなる樹脂ワニス含浸プ
リプレグシートを最外表面層とするメラミン樹脂化粧板
は、絶縁抵抗が1−5X10’オーム以下と、極めてず
ぐれた帯電防止能を有することを見出した。
欠点を除去し、該化粧板の持つ本来のすぐれた性能を損
うことなく、永久的な帯電防止能を有するメラミン樹脂
化粧板を得ることを目的としてなされたものであって、
種々横割の結果、メラミン樹脂100重量部、アルギン
酸誘導体0.5〜15重量部からなる樹脂ワニス含浸プ
リプレグシートを最外表面層とするメラミン樹脂化粧板
は、絶縁抵抗が1−5X10’オーム以下と、極めてず
ぐれた帯電防止能を有することを見出した。
即ち本発明のメラミン樹脂化粧板は′、メラミン樹脂1
0.0重量部、アルギン酸誘導体0.5〜15重量部、
好ましくは3〜5重量部からなる樹脂フェスを含浸した
プリプレグシートを最外層に位置せしめて表面層を形成
し、該表面層の裏面には、常法により得られたコア層、
即ち、例えば厚手のクラフト紙ンフェノール樹脂を含浸
させ、適度に乾燥させて成る含浸シートを、複数枚重ね
て得られるコア層を重ね合せ、常法により加圧加熱硬化
成型することによって得ることができる。
0.0重量部、アルギン酸誘導体0.5〜15重量部、
好ましくは3〜5重量部からなる樹脂フェスを含浸した
プリプレグシートを最外層に位置せしめて表面層を形成
し、該表面層の裏面には、常法により得られたコア層、
即ち、例えば厚手のクラフト紙ンフェノール樹脂を含浸
させ、適度に乾燥させて成る含浸シートを、複数枚重ね
て得られるコア層を重ね合せ、常法により加圧加熱硬化
成型することによって得ることができる。
この際使用されるアルギン酸誘導体としては、アルギン
酸ソーダ、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸トリエ
タノールアミンが最も有利に使用され、前述したように
メラミン樹脂100重量、部にグζJし0.5〜15重
量部、好ましくは3〜5重量部混合して樹脂ワニスを得
るが、アルギン酸誘導体の混合量が0.5重量部未満で
あると、帯電防tL効果は殆んど現れず、15重量%を
こえると樹脂ワニスの粘度が高くなり、含浸性が悪化す
る許りか、得られた化粧板の物性、特に耐汚染性耐煮沸
性が悪化する。
酸ソーダ、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸トリエ
タノールアミンが最も有利に使用され、前述したように
メラミン樹脂100重量、部にグζJし0.5〜15重
量部、好ましくは3〜5重量部混合して樹脂ワニスを得
るが、アルギン酸誘導体の混合量が0.5重量部未満で
あると、帯電防tL効果は殆んど現れず、15重量%を
こえると樹脂ワニスの粘度が高くなり、含浸性が悪化す
る許りか、得られた化粧板の物性、特に耐汚染性耐煮沸
性が悪化する。
然して本発明に使用されるプリプレグシートは、前記樹
脂フェスをオーバーレイ紙若しくはパターン紙に含浸し
、以下常法により余剰の樹脂を除去脱泡し、適度に乾燥
することによって得ることができ1従って本発明のメラ
ミン樹脂化粧板には、A)オーバーレイ紙のプリプレグ
シートを最外表面層とし、コア層との間にパターン紙の
プリプレグシートが介在するもの。
脂フェスをオーバーレイ紙若しくはパターン紙に含浸し
、以下常法により余剰の樹脂を除去脱泡し、適度に乾燥
することによって得ることができ1従って本発明のメラ
ミン樹脂化粧板には、A)オーバーレイ紙のプリプレグ
シートを最外表面層とし、コア層との間にパターン紙の
プリプレグシートが介在するもの。
B)オーバーレイ紙のプリプレグシートを最外表面層と
し、・コア層との間にメラミン樹脂のみからなる樹脂含
浸パターン紙が介在するもの。
し、・コア層との間にメラミン樹脂のみからなる樹脂含
浸パターン紙が介在するもの。
C)オーバーレイ紙を使用せず、パターン紙のプリプレ
グシートを直接最外表面層としたもの。
グシートを直接最外表面層としたもの。
03種類が存在することが容易に理解される。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例1
メラミン100重量部、37%ホルムアルデヒド140
重量部からなる組成物をPH9,85°Cで30分、引
続きPH6,5,80°Cで70分反応させて得られる
粘度5’0cps、濃度60%のメラミン樹脂100重
量部に対し、アルギン酸ソーダ5重量部を添加して樹脂
フェスを得た。
重量部からなる組成物をPH9,85°Cで30分、引
続きPH6,5,80°Cで70分反応させて得られる
粘度5’0cps、濃度60%のメラミン樹脂100重
量部に対し、アルギン酸ソーダ5重量部を添加して樹脂
フェスを得た。
次いで厚み0.04. mm坪量18g/rT11のオ
ーバーレイ紙に上記樹脂フェスを含浸、樹脂付着量が乾
燥後75重量%となるようにドクターブレードで掻き落
し、120°C2分間熱風乾燥してオーバーレイ紙のプ
リプレグシートを得た。
ーバーレイ紙に上記樹脂フェスを含浸、樹脂付着量が乾
燥後75重量%となるようにドクターブレードで掻き落
し、120°C2分間熱風乾燥してオーバーレイ紙のプ
リプレグシートを得た。
次に厚み0.15mm坪量80g/m’のパターン紙に
前記樹□脂フェスを含浸、樹脂付着量が乾燥後50重量
%となるようにドクターブレードで掻き落し、140℃
1.5分熱風乾燥してパターン紙のプリプレグシートを
得た。
前記樹□脂フェスを含浸、樹脂付着量が乾燥後50重量
%となるようにドクターブレードで掻き落し、140℃
1.5分熱風乾燥してパターン紙のプリプレグシートを
得た。
一方コア層形成のための芯材として、厚み0.30mm
坪量190g/r11mの未晒クラフト紙に濃度55%
のフェノール樹脂を含浸、樹脂付着量35重量%となる
ようにドクターブレードで掻き落し145°C45秒間
熱風乾燥してクラフト紙のプリプレグシートを得た。
坪量190g/r11mの未晒クラフト紙に濃度55%
のフェノール樹脂を含浸、樹脂付着量35重量%となる
ようにドクターブレードで掻き落し145°C45秒間
熱風乾燥してクラフト紙のプリプレグシートを得た。
次いで前記オーバーレイ紙のプリプレグシート1枚、ツ
クターン紙のプリプレグシート1枚。
クターン紙のプリプレグシート1枚。
クラフト紙のプリプレグシート5枚を積層し、プレス圧
80kg/cni温度150’C加熱時間60分冷却時
間30分で加圧加熱成型し、厚さ1.2mmのメラミン
樹脂化粧板を得た。
80kg/cni温度150’C加熱時間60分冷却時
間30分で加圧加熱成型し、厚さ1.2mmのメラミン
樹脂化粧板を得た。
この化粧板の絶縁抵抗を測定したところJ、26×10
オームであった。
オームであった。
実施例2
厚み0.25mm坪量140gのパターン紙に、実施例
1で得られた樹脂ワニスを含浸し、樹脂付着量が乾燥後
55重量%になるようにドクターブレードで掻き落し、
14o°c2分熱風乾燥しパターン紙のプリプレグシー
トを得た。
1で得られた樹脂ワニスを含浸し、樹脂付着量が乾燥後
55重量%になるようにドクターブレードで掻き落し、
14o°c2分熱風乾燥しパターン紙のプリプレグシー
トを得た。
一方厚み0.30mm坪Jim 190 g/jn’の
未晒クラフト紙に、濃度55%のフェノール樹脂を含浸
、樹脂何着量が乾燥後35重量%となるようにドクター
ブレードにて掻き落し、145°045秒間熱風乾燥し
てクラフト紙のプリプレグシートを得た。
未晒クラフト紙に、濃度55%のフェノール樹脂を含浸
、樹脂何着量が乾燥後35重量%となるようにドクター
ブレードにて掻き落し、145°045秒間熱風乾燥し
てクラフト紙のプリプレグシートを得た。
次いて前記パターン紙のプリプレグシート1枚と、クラ
フト紙のプリプレグシート5枚を重ね合せ、プレス圧8
0kg/c請温度150’C力■熱時間60分冷却時間
30分で成型し、製品厚さ1、2111mのメラミン樹
脂化粧板を得た。
フト紙のプリプレグシート5枚を重ね合せ、プレス圧8
0kg/c請温度150’C力■熱時間60分冷却時間
30分で成型し、製品厚さ1、2111mのメラミン樹
脂化粧板を得た。
この化粧板の絶縁抵抗は2.30X1.O°オームであ
った。
った。
実施例3
実施例Jで得られるメラミン樹脂100重量部に対し、
アルギン酸ソーダ15重量部を添加して樹脂ワニスを得
た。
アルギン酸ソーダ15重量部を添加して樹脂ワニスを得
た。
厚みQ、04mm坪量18g/m’のオーバーレイ紙に
上記樹脂ワニスを含浸、樹脂付着量を乾燥後75重量%
となるようにドクターブレードで掻き落し、120°C
で2分間熱風乾燥してオーバーレイ紙のプリプレグシー
トを得た。
上記樹脂ワニスを含浸、樹脂付着量を乾燥後75重量%
となるようにドクターブレードで掻き落し、120°C
で2分間熱風乾燥してオーバーレイ紙のプリプレグシー
トを得た。
次に厚み0.1.5 mm坪量sog/m’のパターン
紙に上記樹脂ワニスを含浸、樹脂何着量を乾燥後50重
量%となるようにドクターブレードで掻キ落し、140
’C1,5分熱風乾燥してパターン一方厚み0.3 m
m坪駕190g/m“の未晒クラフト紙に、濃度55%
のフェノール樹脂を含浸、樹脂付着量が乾燥後35重量
%になるようにドクターブレードにて掻き落し、145
°c45秒間熱風乾燥してクラフト紙のプリプレグシー
トを得た。
紙に上記樹脂ワニスを含浸、樹脂何着量を乾燥後50重
量%となるようにドクターブレードで掻キ落し、140
’C1,5分熱風乾燥してパターン一方厚み0.3 m
m坪駕190g/m“の未晒クラフト紙に、濃度55%
のフェノール樹脂を含浸、樹脂付着量が乾燥後35重量
%になるようにドクターブレードにて掻き落し、145
°c45秒間熱風乾燥してクラフト紙のプリプレグシー
トを得た。
前記オーバーレイ紙のプリプレグシー)1枚。
パターン紙のプリプレグシート1枚、クラフト紙(D
)+)プレグシート5枚を積層して、プレス圧s o
kg/cffl ’1m度150°CjJII熱時間6
0分冷却時間30分で加圧加熱成型し、製品厚さ1.2
mmのメラミン樹脂化粧板を得た。
)+)プレグシート5枚を積層して、プレス圧s o
kg/cffl ’1m度150°CjJII熱時間6
0分冷却時間30分で加圧加熱成型し、製品厚さ1.2
mmのメラミン樹脂化粧板を得た。
この化粧板の絶縁抵抗は2.70 X 1.0’オーム
であった。
であった。
上記アルギン酸ソーダ15重量%にかえ、アルギン酸ア
ンモニウム15重量%とした以外、全く同一方法により
成型したメラミン樹脂化粧板の絶縁抵抗は3.10 X
10’オームてあった。
ンモニウム15重量%とした以外、全く同一方法により
成型したメラミン樹脂化粧板の絶縁抵抗は3.10 X
10’オームてあった。
実施例4
実施例1で得られたメラミン樹脂100重量部と、アル
ギン醸ソーダ3重量%からなる樹脂ワニスを、厚味0.
04.mm Jl量18g/m”のオーバーレイ紙に含
浸、樹脂付着量が乾燥後75重量%となるようにドクタ
ーブレードで掻き落し、120’C2分間熱風乾燥して
オーバーレイ紙のプリプレグシートを得た。
ギン醸ソーダ3重量%からなる樹脂ワニスを、厚味0.
04.mm Jl量18g/m”のオーバーレイ紙に含
浸、樹脂付着量が乾燥後75重量%となるようにドクタ
ーブレードで掻き落し、120’C2分間熱風乾燥して
オーバーレイ紙のプリプレグシートを得た。
一方厚み0.3 mm坪量]、 Q Og 7m”の未
晒クラフトバルブに、濃度55%のフェノール樹11t
t ラミ浸、樹脂例着爪が乾燥後35重量%になるよう
にドクターブレードにて掻き落し、145℃45秒間熱
風乾燥してクラフト紙のプリプレグシー1・ を得プこ
。
晒クラフトバルブに、濃度55%のフェノール樹11t
t ラミ浸、樹脂例着爪が乾燥後35重量%になるよう
にドクターブレードにて掻き落し、145℃45秒間熱
風乾燥してクラフト紙のプリプレグシー1・ を得プこ
。
前記オーバーレイ紙のプリプレグシート1枚。
メラミン樹脂含浸パターン紙1枚、クラフト紙のプリプ
レグシート5枚をこの順序に積層して、プレス圧80k
g/c請温度150°C加熱時間60分冷却11H間3
0分で成型し、製品厚さ1.、2 mmのメラミン樹脂
化粧板を得た。
レグシート5枚をこの順序に積層して、プレス圧80k
g/c請温度150°C加熱時間60分冷却11H間3
0分で成型し、製品厚さ1.、2 mmのメラミン樹脂
化粧板を得た。
この化粧板の絶縁抵抗は2.90 X 10’オームで
あった。
あった。
上記アルギン酸ソーダ3重取%にかえ、アルギン酸トリ
エタノールアミンを3重量幅とした以外、全く同一方法
により成型したメラミン樹脂化粧板の絶縁抵抗は、はぼ
同様の数値を示して性能に大きな差異は認められなかっ
た。
エタノールアミンを3重量幅とした以外、全く同一方法
により成型したメラミン樹脂化粧板の絶縁抵抗は、はぼ
同様の数値を示して性能に大きな差異は認められなかっ
た。
実施例5
実施例1で得られたメラミン樹脂100重量%と、アル
ギン酸ソーダ1,5重量%からなる樹脂ワニスを使用し
ノこ以外、実施例5と全く同様にして得られたメラミン
樹脂化粧板の絶縁抵抗は3.95X10オームであった
。
ギン酸ソーダ1,5重量%からなる樹脂ワニスを使用し
ノこ以外、実施例5と全く同様にして得られたメラミン
樹脂化粧板の絶縁抵抗は3.95X10オームであった
。
なお実施例1乃至5により得られた各メラミン樹脂化粧
板を試料としてJIS−K・6902「熱硬化性樹脂化
粧板試験法」に基づく品質試験を行った結果、何れもJ
IS−K・6903 1熱硬化性樹脂化粧板」に定める
路基準を満すものであることが確認された。
板を試料としてJIS−K・6902「熱硬化性樹脂化
粧板試験法」に基づく品質試験を行った結果、何れもJ
IS−K・6903 1熱硬化性樹脂化粧板」に定める
路基準を満すものであることが確認された。
比較実施例1
前記実施例1で得られたメラミン樹脂のみから成る樹脂
を用いた外は前記実施例3と全く同様に含浸、積層、加
圧加熱成型して、アルギン酸誘導体を全く含まないメラ
ミン樹脂化粧板を得た。
を用いた外は前記実施例3と全く同様に含浸、積層、加
圧加熱成型して、アルギン酸誘導体を全く含まないメラ
ミン樹脂化粧板を得た。
−得られた化粧板の絶縁抵抗は4×10オームであった
。
。
比較実施例2
前記実施例1で得られたメラミン樹脂100重石部に、
アルギン酸ソーダ04重量部を添加した樹脂ワニスを用
いた外は、前記実施例3と全く同様に含浸積層加圧加熱
成型してメラミン樹脂化粧板を得た。
アルギン酸ソーダ04重量部を添加した樹脂ワニスを用
いた外は、前記実施例3と全く同様に含浸積層加圧加熱
成型してメラミン樹脂化粧板を得た。
得られた化粧板の絶縁抵抗は3.75X10 オームで
あった。
あった。
比較実施例3
前記実施例1で得られたメラミン樹脂100重量部に、
アルギン酸ソーダ16.5重量部を添加した樹脂ワニス
な用いた外は、前記実施例3と全く同様に含浸積層加圧
加熱成型してメラミン樹脂化粧板を得た。
アルギン酸ソーダ16.5重量部を添加した樹脂ワニス
な用いた外は、前記実施例3と全く同様に含浸積層加圧
加熱成型してメラミン樹脂化粧板を得た。
得られた化粧板の絶縁抵抗は2.55X10’ オー
ムで、本発明の化粧板より優れた絶縁抵抗を示した。
ムで、本発明の化粧板より優れた絶縁抵抗を示した。
然しながら、JIS−K・6902 に定める「熱硬化
性樹脂化粧板試験方法」に基づく品質試験を行った結果
、 2・6耐染性につき汚染材料として事務用インキ(
ブルーブラック)及び2%マーキュロク四ム水溶液を選
び、所定の方法により試験したところ、化粧板の表面に
変化が認められ、JIS−↓ぐ・6903熱硬化性樹脂
化粧板に定める基準に達しなかった。
性樹脂化粧板試験方法」に基づく品質試験を行った結果
、 2・6耐染性につき汚染材料として事務用インキ(
ブルーブラック)及び2%マーキュロク四ム水溶液を選
び、所定の方法により試験したところ、化粧板の表面に
変化が認められ、JIS−↓ぐ・6903熱硬化性樹脂
化粧板に定める基準に達しなかった。
又JIS、i(・6902の2・4に定める耐煮沸性試
験の結果、JIS・1(・6903 に定める基準に達
せず、成果は得られなかった。
験の結果、JIS・1(・6903 に定める基準に達
せず、成果は得られなかった。
以上詳細1に述べた通り、メラミン樹脂100重量部と
、アルギン酸誘導体05〜15重量%からなる、樹脂ワ
ニス含浸プリプレグシートを最外表面層とする本発明の
メラミン樹脂化粧板は、従来のメラミン樹脂化粧板の絶
縁抵抗、1−5×1d′−1′オームを1−5X10“
オーム以下と大きく低下してイ1)電防重性を向上し、
静電気による微細な塵埃の付着を著しく低下するだけで
なく、JIS−K・6903に定める諸基準に合致した
メラミン樹脂化粧板を得ることが出来たものである。
、アルギン酸誘導体05〜15重量%からなる、樹脂ワ
ニス含浸プリプレグシートを最外表面層とする本発明の
メラミン樹脂化粧板は、従来のメラミン樹脂化粧板の絶
縁抵抗、1−5×1d′−1′オームを1−5X10“
オーム以下と大きく低下してイ1)電防重性を向上し、
静電気による微細な塵埃の付着を著しく低下するだけで
なく、JIS−K・6903に定める諸基準に合致した
メラミン樹脂化粧板を得ることが出来たものである。
特許出、願人 日東紡績株式会社
代理人 弁理士 大 野 克 躬
大野令子
大 野 柳之輔
Claims (1)
- メラーミン樹脂100重量部、アルギン酸誘導体05〜
15重量部、からなる樹脂ワニス含浸プリプレグシート
を最外表面層とする、帯電防止能を有するメラミン樹脂
化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18061782A JPS5970564A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 帯電防止能を有するメラミン樹脂化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18061782A JPS5970564A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 帯電防止能を有するメラミン樹脂化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5970564A true JPS5970564A (ja) | 1984-04-21 |
JPH0151339B2 JPH0151339B2 (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=16086352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18061782A Granted JPS5970564A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 帯電防止能を有するメラミン樹脂化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5970564A (ja) |
-
1982
- 1982-10-15 JP JP18061782A patent/JPS5970564A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0151339B2 (ja) | 1989-11-02 |
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