JPS5966899A - 過酸化水素定量方法 - Google Patents

過酸化水素定量方法

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JPS5966899A
JPS5966899A JP17530182A JP17530182A JPS5966899A JP S5966899 A JPS5966899 A JP S5966899A JP 17530182 A JP17530182 A JP 17530182A JP 17530182 A JP17530182 A JP 17530182A JP S5966899 A JPS5966899 A JP S5966899A
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JP
Japan
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hydrogen peroxide
oxidase
xanthine oxidase
reaction
measuring
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Application number
JP17530182A
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English (en)
Inventor
Takashi Terada
隆 寺田
Masayasu Sugiyama
杉山 正康
Noboru Mitsuhida
光飛田 登
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 □本発明はキサレチンオキシダーゼ′(以下、X0T)
と略す・。)による代謝を終末パするプリン代謝経路に
係る代謝物及秒酵呆ア改良された定計□方法に関するも
め□で鬼゛る。jらに□本発明1ま□改’1i+””j
れた色原体が第いた過酸化:水素定噺方法に1νN”る
ものであるO プリン代IT路は1F記の図式に示される様11代 □
・−一′□副経路である、   l:、 ’l ’、:
l”II 、、lil ’l  ・ 、。
□      11    1   □  1アデノシ
ン            イノシン        
 ヒポキサンチン尿酸 グアナーゼはグアニンを脱アミノ化してキサンチンとア
ンモニアに分解する酵素であり、更にキザ□ン:f?は
XODにより尿酸とj6′5酸化水素に分解される、ア
デノシンデアミナーゼはアテノシイをイノシンとアンモ
エフ5分解する酵素で今り、□イノシンはさらに代謝さ
れキサンチンとなる。
従来、これら経路の代謝物および酵素の臨床診断測定の
例として、キサンチン尿症での尿中キサンチンの測定(
仁科甫啓ら゛、臨床化学シンポジウム、第20年、17
8は−ジ、1980年)、あるいは肝疾患鑑別における
血清グアナーゼの測定(伊東進も、肝+14 、第16
′巻IOイージー975年)、さらに埠疾患での血清ア
デノシンデアミナーゼの測定ヒ、加藤憲二ら、臨床化学
シン76ウム。
第18律、197ペ一ジ1978年)が報偶されフ ている。
このように、プリン代謝U路の乍素活性および代謝物の
測定のもつ臨床的′l!に義は11噌しに高まりつつあ
り、従ってこれらの正確な測定法の確立が急がれるとこ
ろである。
これらの測定に用いられる原理としては、グアナーゼの
測定については基質プリンの減少を紫外吸光度測定で測
定する方法’ (Ftou+bおよびNc+rris+
Arch、、 ’ Bj、ochern 、、* ”I
R’ 29巻、124d−u’t1””9’50年)、
生成物であるアンモニアを測定する方法(Hlrsch
retgら、 0ancer[esz aT42巻、5
24ページ、1952年)、さらには生成物であるキサ
ンチンにXODを作用させて生じる尿酸を測定するか(
Kalckar、 J=B$o1. Cbem、+、 
WE 167.9 m 4’6iイージ、1947年)
、あるいは過酸化水素を測定する方法(Sugiura
ら、 Qheyn、 、Pharm、 Bu1xs+第
1xs+ 426−<、−ジ、1981恥が知られてい
る@また。アデノシンデアミナーゼの測定については、
生成物であるアンモニアを1flll定する方法。
(Kalckar+ J、Biol、 Ohem、* 
ml 671f + 445  d−ジ、1947年)
、7’リンヌクレオシrホスホリ、ラーゼおよびXOD
を介在させる。ことによ、り生成物のイノシンを尿1′
、と過醇化水晃吟変換させ、生じた過酸化水素を測定す
る方法(Sugiuraらr にhe1m。
E?harm、 Bull、 + 第29巻、426ペ
ージ、1981年)などが知られている。
しかし、アンモニアを測定する方法、基質プリンの州、
少を紫外吸光度グ化で?lll定する方法あるいは生成
物である尿酸を測定する方法では被検検体中の内因性ケ
ンモニア、紫外吸7(物質あるいは尿1!!!の影響を
受けるため、検体ブラジク測定を実施しても、測定結果
が不正確となる揚台がある。
一方、、 X0ID□の作用によって生成した過耐イし
水素を測定する方法によれば、実δ111された過酸化
水素1JFy、量は紫外吸光度測定により求めたlJ:
、仰(&ji少斯から算出した理論的過酷化水素生成油
よりも低い値を示すこと、さらに反応タイムコースがi
Cl h ’I9Zを示さないこともあって1.臨床診
断用の1lllf 足反応系としては満足できるもので
はなかった。その上過酸化水素の検出系においても感襞
1反応pH1自動酸化及び退色性のずべてめ点で満足で
きる色原体は皆無であった。
本発明者らは、XODを終末の酵素として生成する過酸
化水素を検出測定する系において、まず反応系では過酸
化水素を定量的に産生させるべく5また検出系では従来
の色原体が□有する問題点の改−された新しい色原体系
を見い田□すべく疲意検訂を重ねた結果、本発明誉尭成
した。
本発明によ暮改良の7i点は、癲酸化iの検出測定系に
おいて、xODの反応時iCx ’ 、e−オキシドデ
スムターゼ(以下、””SODと□略す。)□を4(存
させる点にある。こうすることにより過酸化水素が埋1
で生成し談つ酵素反応り□イムコ□−スが面線性を示す
ことが見い出された。
XODは、      ′ キサンチン+H20+02→尿酸+H具02.   ”
(11あるいは hyN*tyfy+ 2H’O+20 ”l’fip:
+ 2HO” (21で示仝れる反応を触媒する酵素で
あるが、生成物である尿酸は基ηであるキサンチンおる
いはヒボキサンチンと当量生成するのに対し、酸素必還
元体としては過酸化水素お呈びスーパーオキジドアーオ
ンとして産生され、過酸イ1水素とスニ・・−オキシド
アニオンの比はpHあるいは基質濃度によって変化する
ことが知られている(Friclovich。
J’、””B101”* Ch鈷n’1;、’l第24
5謬、:40□5瓦ば一1ジ1.□1” 9 ’r’ 
年)。−□ さらに□′逼酸□化水素はスーツξ−♀キシVアニオン
存在下、          ′    □H’C)+
O・ −訃0’H−1−OH+O(3iで示さオする非
閏素的反応により水ml基ラうカル弊に変化することパ
知られている(ObmOriら。
Biochem、 Pharmacology、第2 
’s’qq ’、 333−s−ジ。
1979ケ)。 1 したがって、X、ODの介する反応において、単に過酸
イヒ尿素を測娘するだけでは正己(・基質負ひ(″・て
は被検体中の測定目的物質を定恣、したことにならない
。 ′        □     ・そこで、本発明
者らは′xODの反応機作あるいはラジカルスカベンジ
ャー等について検討した結果。
SODをkODの反応時に存在させることにより。
過酸化水素が埋@量生成すること耘よびf1¥素反応タ
イムコ−虫が直線性となることを航・出した。
すなわち、 soDは 20・+2H40+H’O” ”  T412    
     2 22 で示される反応により、2モルのスーパーオキシドアニ
オンより1モルの過酸化水素を生成すると考えられてお
り、この反応により過酸化水素は当量生成したことにな
る。さら□に、スーパ−オキシドアニオンの消去により
Jツーパーオキシ−アニオン存在下での過酸化水素の消
耗(反応式(3;で示される反応)が防止される□と考
えられ□る。
そのうえ、SODを存在させることにより操□作ステッ
プ数を減らすことが可能となる。すなわち、XOD反応
におけるスーパーオキシドアニオンの生成割合は踏角が
低濃度であるほど高ぐなる□。したがって、例えばグア
ナーゼおよびXODの作用によって生成する過酸化水素
を□測定する場合、グアナーゼとXODを同時反射させ
ると、基質キ′サンチンが低濃度の状態でXODを反応
させることとなり・スー/ぐ−オキシドアニオン生成′
量が多くなる。これをある程度避けるにはXOD反応を
別のステップとせざるを得ない。しかし、soDを共存
させることにより、 、XOD  を別のステップとじ
て反応させる必要はなくなり、この面からもSODを共
存□させることは非常に有用であると考えられる。
使用する’SODの債は生成するスーパ−オキシドアニ
オンのT11により変更子ることが可fii’:である
が。
i 〜10 U /mCの淵度範囲でよ(、またpHL
t−’5以上であればよいが、好まし文はpi−(’ 
55〜9 である。またSODは非常に安定であり、□
37℃)で180□分にも及ぶ長時前反応においても′
効果の減退なく使昇ルうる―さらにSODを作用させる
反□応系の緩衝液としては酢酸緩衝Y1k、リン酸緩□
衝液、:□ホウ曜″緩衝液、ボウ砂緩衝展あるいはトリ
玄緩別液等の通′畠の酸素反応系に用いらλする緩i血
液を□すべて用いることが七きる。 □ 本発明装よる改良の第2点は、xOD′  によろて生
じた尿酸からさら□に□ウリカーゼによってA’t1%
化水素を□生□成させJこの過し・化水素′本合−′亡
て定拷す゛ることにより一検出感度を向上さ′止る点に
あて)。□従来6過版化水J′測定系においては、ウリ
カーゼ共存反射系を用□い罰も、過ド化水索の旧!1定
自体が不正値であったkめ、あまり効果は期待セきなか
ったが;今回SODを共存させることによって過醇化水
素の測定精度を上げることに成功し、ウリカーゼ共存反
応系を用いることにより測定感度を増強させろことが可
能と1.[つfら。すなわち反応式il+及び(21か
ら理解されるように、尿i’i?から過酸化水素を生成
することにより、式Illの場合1;j 2倍モル、そ
して式(21の場合は3倍モルの過酸化水素を化学最論
的に正確に生成↓ることができる。これまでXODをブ
iして生成した尿酸の定、、濡を紫外吸光チ111定法
により    試みたP (Kalckar、 J、R
iol。
Chem−+ 213167巻、46i−2−ジ、1’
947年)はあるが、この尿酸を過酸化水素に変換して
測定しに口実用例はない。SODを介在さすることによ
り、正しい過百化水ネを測定できるようになったため。
ウリカーゼ共存反応が感度増強の点で実用上大きな意義
を生じることとなった。pi(6〜9の範囲の反応にお
い℃はウリカーゼは5〜50mU/罰の、1度で添加す
ればよい。
本発明による改良の第8点(訃XOD  およびウリカ
ーゼによる前処理法を組むことにより、検体中の尿酸あ
る℃・はキサンチン等内因性物質を消去す←ζ、!″−
,アき1.、シた/〕1つて隼体声検が歪型となや、、
事、あるいは測定の自動分析機への適応が容易になる事
等、実用的、有用性を高めた点にある。
、近〒1.艮シ析臀↑の臨床診断試薬の適r!、」&チ
その需要面からも鴻太な課;嗅であるが、プリで代l?
j経路に関す、る−禦活性の測定法としては検体盲検系
列の測定を行わ、な゛、゛1自動分析(ト適用させて。
いる報告は見当らケい。それ(・ま:IIU検体中の血
清等に含まれる内、因l生のでリン代謝産物等の物質の
濃度とそれらに関する幣素活注の比が大きいため。
事実上検体盲検系列つ測定を無視、し得ないこと、が−
因と考えられる・ この問題点の解決のた。め鋭意QルたPA牙J、;、x
ODおよびウリカーゼによる前処ql法を組めレキ検体
中のこれら尿酸、キサンチイ等の影響をlil i7で
き、る小が判明只だ。すなわち、前、枠朋系でばxOD
 O,5゜〜50mU/m6. SOD 2〜20U/
mg、ウリカーゼ57100 mU〜およびカタラ下ゼ
1〜5(JU/獣を含む第1反応試薬を一体に作用させ
、内因性のキサンチン、ヒボキサンチン、尿酸等を分解
除去した後、カタラーゼ活性を阻止するに十分なアジ化
はf賽素1例え、ばグアナーゼ活性測定の際はグアニン
を添加したものを階、素反応スタートとして用いる方法
である。
この方法により、検体の内因性物質、の影響を取り除く
ための検体盲検系例の測定が要らず、測定法の簡略化及
び自動化ができることになり、このことは臨床診断上、
実用価値が高いものと考えられる。
本発明はプリン代謝経路に係る代謝物及び酵素の改良さ
れた定」方法を実施するkあたり、用いられる過酷化水
素検出系の発色剤としては1本発明の一部を構成する後
述の改良された色原体を用いることができるが、これ以
外の従来から知られているイルオキシダーゼ系発色シス
テム、例えば3−メチル−2−ベンゾチアゾリノン−ヒ
ドラゾン・塩酸塩(以下、 M13THと略す)とN−
エチル。
−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)アニリ
ン(以下、 EH5−アニリンと略す。)を用いる系ま
たは)4B’rHとN−エチル−N−(3−スルホ、イ
ロピル)アニリン(以下、ES−アニリンと略ず、。、
)を用いる系を使用しても十分本発明の目的を達成する
ことはできる。
さらに本発明は臨床診断試薬の過1ぽ化水素定1d゛方
法の改良をも含むものである。
従来、臨床診断試薬での過酷化水素検出系としては、、
ベル、オキシダーゼを共役酵素として用い、色原体とし
て■ 4−アミノアンチ−リンと%ジエチルアニリンあ
るいはEH8−アニリン等のアニ・。
リン誘導体、■ 4−アミノアンチ−リンとフエ、。
ノール、あるいは■ MBTHと、ジメチルアニリン、
ジエチルアニリン、 EH8+−7ニリンアルい(j。
ES−アニリン等のアニリン誘導体を用いた系が汎用さ
れている、これらについて、■の系は感度が低く%酸沈
側よりも中性側において特に退色fluが・。
大きくかつ・感度が低いこと、■の系は可視部短波長側
に吸光、度ピークを持ち、・、被検体由来の色調、の影
響を受けやすく、ナだ感度が■〜■の系の串で最も低い
こと、そして■の系ば発色9口が3〜4と低いため、過
酸化水素を生成さiる酵素反応とは別の哀テップを組む
必要へ元るミと等□いずれの系も操作上の難点及び′矧
所があり1色原体として満足できるものでは殖い。−□
′□ そこで本発明者らは、従来の過酸化水素検出系の欠点を
改良したpH中性域で使用できかつ感度の良い色原体系
を見い出すため鋭兼検討を重ねた結果、N−エチル−N
−(2”−ヒ□ドロjシー3−スルホプロヒ0ル)−m
−アニシジン(以下、 E)(S−アニシジンと略す。
)するいはN]エチル−N−(3−スルポゾロビルゲー
m−アニンジン(以下ES−アニシジンと略す。′)′
またはそれらの塩とMBT)1とのカップリング系が目
的とするφ件を満足誓ることを見い出した。   □ 
 −−これらのアニリン誘導体とMBTHとのカップリ
ング系は、特開昭56−133660号及び同57−6
466o4明i中“ですでに萌らかKされているが。
1 (1)  両明細書では、これらのテニ+)’−7誘導
体と4−アミノアノチ・ピリンど・の系にっ:いては1
種々のpHにおける検討がなされているが、・MBTH
との系について1′!、′、全く検討がなされておらず
MBTHとの系における至適pHヤニごの明g井がら類
推すしことは不可能である。・ ・(It)  従来・
から知られている、ジメチルアニリン。
ジメチルアニリン等のアニリン誘導体とMBTHとのカ
ップリング系においてはJ至適pHは3〜4であ□す・
中性附近では感度・本低くまた退色及び自動酸化が起こ
ることが知られている[C11n’1cal Chei
nistry、 l’L1154(1,971)参□照
のこと。〕 等の埋自から、El8−アニシジンまたばES−アニシ
ジンとMBTHとの系をpH”5〜6.5で反応させる
と感度・が向上し、さらに退色性や自動酸化の面で□も
□改善が見られるということは全く予測不可能なことで
あったと考えられ机・□□ E)(S−アニンジンあるいはES−アニンジンまたは
それらの塩とMB’rH□層のがツプリラグ系髪用いて
過酸化水素を発色□さぜると、57’Qnm賄近に吸光
度−一りを示し、pH5〜6.5における・発色反応で
は自動酸化及び退色は認められず、さ・らにT)H6で
発色強度は、4−アミノ了ンチビリ:ンと【′4・艮−
ジメグ・ルアニリンどの系、を用いた場合・に較べて約
3倍、ま、たlEs−アニシジンとM、BTHとの系を
pH3,〜4で用いた場合・に比べ・て、約1.5倍の
発光度を示す。すなわちpH6附近で安定に過酸化水素
を高R濃度に発色させる・方法としては、今までこの方
法に及ぶものは皆無である。El8−ア冊シジンまたは
E、S−アニシジンは、この方法によりp・H5、〜6
.・5での発色に用、いることができるのでカイネテイ
ックアッセイの自動分析器に適用させる・ことか・でき
る。   、  ・      。
El(S−アニシジンあるいはES−アニシジンマタは
それらの塩とMBTHとのカップリング系を用いた本発
明の過酸化水素定量方法は、xODを介するプリン代謝
経路の代謝物及び酵素の測定だ・けでなく、グルコース
オキシダーゼを介在させて、の、グルコースのb出足、
あるいはコレステロールオキシダーゼを介在させてのコ
レステロールの測定等、、過酸化水素の検出による臨床
診断用測定であればすべての場合・捉適用できる。
本発明により、グアナーゼ等プリン代謝経路の酵素活性
あるいは代謝物の低値のものも精度よく正確に8111
定することが可能になり、さらにこれまで用手法にて検
体ブランク測定の□必要性、反応時間の長さ、操作ステ
ップ数の多さなど繁劇tさのみとめられていた測定を短
時間反応の自動分析器へ適応させることをも可能にした
。なお、本発明め過解イヒ水累検出の高感度および正確
さを保持するためには、カフラーゼ明香剤としてアジ化
ナトリウムを過酸化水素の産生糸および発色検出系に存
在□さ奢ることか望ましい。
−以下、実施例をあげて置体的に説明する・但し。
グア□ナーゼ標品のIUはグアニジ基質より25υ反Q
r□1分間□に1μモルのA・サンチンを生成する酵素
活性を□いい、SODめIUはキサンチン、XOD’。
フェリサイトクロームCかも成る反応系において2′5
cpH738でのフェリサイトクロームCの55’On
m”におけ、る1分間あたりの吸光□度低下0025を
50%抑制する酵素量をいう。
実施例1 ウサギ肝臓起源のグアナーゼ測定値品Om 5.1.0
および20 mU7’ralの液0. (15*QC第
1試薬としてグアニy 0.455 mM、xOD 5
,52 mu /rn1.リン酸2ナトリウム−クエン
酸緩衝液20+nMおよびアジ化ナトリウ、ム90μ9
 /mAから、プよる液1.45mg(pH7,4)を
加え、37Cで30分反応させた後。
MBTHQ、1 mk4.  EH8−アニソy4mM
、”!ルオキシダーゼ2 U 7m、l およびリン酸
2カ涛゛リウムークエン酸緩衝液Q、2Mからなる第2
試薬土5 +nA (p)13.4 ’)を加え、37
Cで10分後、599nmでの吸光度を測定した。その
結果得られた検、量線を第1図■に示す。同様にして本
発明の方法として第、i試薬にSOD 2、I U /
mlを含有するもの−およびSOD 2.IU/meと
ウリカーゼ24.1 ’rnU/mlを含有のものにつ
いて測定して得られた検量線をそれぞれ第1図の■及び
■に示す。図から明らかなように事実上の発色吸光度、
を千■(些べ■は・q・<なって(・る暫:これ、はX
PI)、反応時(q7−/f−オキシドアニ丼ンの発生
のだぞ)に起甲す、る過酸、化水素の消声ム!ると考え
られ仝。また、■跡■の埋、:論上の2倍ト)発色吸光
度を示しており、S9D添加?効果が化学11′論的な
面からも証明されている。。
実施例2 実施例1と同様の方法でウサギ肝由来σ)′テ了プ゛7
ゼ竹品m液5mU/m/+を用いてグアナーゼ反応タイ
ムコースを測定qノこ。SOD添加の場合と無添加の場
合につい千得11.れた結果を第2図■及び■に示す:
。酵素反応タイムコースの直線tj−LはSOD添加時
の方(■)が優れていることが!らか一〇ある。
/≧141.イH(≧’IJ 3 実施例1と同様0方?左で3F血i’44°9゛“呈i
1j定を行った。但し、SOD添加で150分反応さ芝
、検体盲検値との吸光度差とグアナーゼ標品で?検を糾
!かもグアナーゼ活性mU /me血清を算出した。
その結果、健常ヒト血清ではグアナーゼ活性は(12〜
0.6 m U 7ml!  であった。また、 0.
3 ・rnUy’meおよび1.6 mU/miのグア
ナーゼ活性の血清検体を各/200回での同時再現性を
みたところC■、値(変動係数)はおのお・の2.66
%および1.73%であった。
実施例4 @i試梨として、 XQD l 5.、:3 mU/m
e、ウリカーゼ68 mU/=−/I=  SOD 6
、F3 U 7m1.、カタラーゼ17U/meおよび
リン酸2ナトリウム−クエン酸緩衝液20mMからなる
液(pH7,4)を調製し、第2試薬として、グアニン
0.2 、rnMアジ化ナドナトリウム400μ はルオキシダーゼ2 U.、/mlおよびリン酸2ナト
リウム−クエン酸緩衝液23mMから成る液(pH4.
0)を調製した。第1試薬と第2試薬の等景況合物のp
Hは6となった。ヒト血清12μlに第1試薬350μ
lを添加し、3,、7Cで5分間反応後、第2試薬35
0μ4を添加し、37′Cで反応させ1分および5分後
に主波長5 4 6 nm.副波長66、0nmで吸光
度が測定されるようにプログラムした自動分析機(日立
705)で測定した。グアナーゼ活性はグアナーゼ標品
についておこなった検量線から求めたv14を用いた。
検体試料として種々の直情検体114例についておこな
った結果、実施例1の方法に準じ,グアニン無添加試薬
(基質除外)を用い測定した検体ブランク系列と検体系
列との吸光度差より得た用手法のグアナーゼ測定値と本
実施例での前処理自動化法との相関保針は0,99であ
った。このことより前処理操作をする事にヨリ。
充分、自動分析器への適用が可能になる事が証明された
実施例5 の感度比較 過酸化水垢濃度0〜60μmole/lの溶液o.i酎
KMBTH O.05mM.’ESーアニシジン0.5
mMおよ□びリン酸2ナトリウム−クエン酸EI Mi
液2 0 0 mMからなる液(pH6,0)を調製し
、その2.8 rrtlおよ(J Rh 、t * シ
ダーゼ30U/mlの水溶液0.1 mlを同時に加え
、37Cで7分反応させた後の発′魯度合を水を対照に
最大吸収波長である5 70 nmにて測定し、過酸化
水素検量線(第3図の■参照)を作成した。
同様にして、比較対照として、MBTH0,05mM。
ES−アニシジン0.5 m M及びリン酸2ナトリウ
ム−クエン酸緩衝液200 mMからなる液を])H4
,0にX144し、その2.8 meと上記のイルオキ
シダーゼ液0.1罰を用い過酸化水素検量線(第3図の
■参照)を作成した。
さらにMBTHとジメチルアニリンとの系及び4−アミ
ノアンチビリンとジメチルアニリンとの系を用いた従来
法による過酸化水素検出系についても比較した。これら
の試薬濃度は通常用いられる方法If(準じ、使用する
緩衝液は上述の、緩衝液の条件を用いておこない過酸化
水素検出系(第31+■及び■参照)を同様にして作成
した。なおMBTH−ESアニシジン累以外や測定に用
いたそれぞれの最大吸収波長は、IJBTH−ジメチル
アニリン系は590nm、4アミノアンチヒ0リンージ
メヂルアニリン−¥−は555nrnであった。
第3図から■で宗されろ本発明75法の色原体がt味方
法の色原体(■及びC))及び本発明の色1)W体をp
H・1.0で用いた!!2合(■)に醇べて、いづね、
もrlllL・度の高いことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図はウサギ肝由来のグアーノ−−ゼ標品を用い。 従来法1本発明のSOD添加法およびSODとウリカー
ゼとの添加法により作成したグアナーゼ栓用L1°を示
ずグラフであり、第2し1は同様にウサギ肝由来のグア
ナーゼ標品な用いたー・累反応タイツ、コーー・におけ
ろSOD の添加効果を示すグラフであり、第3因は過
酸化水素検]テ1紳による本発明のJl・)酸化水素検
出用色原体と(Jl謬にのものとのJ岱度の比較を示す
グラフである。 N中符号: ■−−−従来法;■−−−3OD  添v11;■−−
−SODおよびウリカーゼ添加;■−−−i迫り添加 
■−−−SOD jl/jF添加;■−−一本発明の色
原体(MBTH−ESアニシジン系、pH6):■−−
一本発明の色原体(MBTf(−ESアニシジン系、p
H4):■−−−従来の色原体(MBTH−ジメチルア
ニリン系、pH4) :■−−−従来の色原体(4−ア
ミノアンチピリン−ジメチルアニリン系、pH6)。 (ほか3名) 第  1  図 り゛アナー乞゛二f11・’t  (mu/mJ)第、
2図 反動時1vl(郁) ″′        坑  3  図    : ・適
時化AJ4r(fi而面)、。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 キサンチンオキシダーゼのr「用を介、して、生
    成する浸酸化水素を測定するに際して−スーパーオキシ
    ドブそムターぜをキサンチンオキシダーゼと一緒に反応
    させることを、特徴と、する過酸化水素定量方法。  
         、:  ・・ 、  ・2、キサンチンオキ
    シダーゼの作用を介して、生成する。過酸化水素を測定
    するに際して―・スーツξ−オ、キシドデスムターゼ及
    びウリカ、−ゼをキサンチンオキシダーゼと一緒に反応
    させることを特徴とする特許請求の範囲第1′乎記載の
    過酸化水素定量方法。        ・   旨・ 
    ・ −3、キサンチンオキシダーゼの作用を介し−t%
    生成する過酸化水素を測定するに際して、前処坤系とし
    て検体にカタラーゼ、ウリカーゼ、ス□ニパーオキシド
    デスムターゼ及びキ・サンチンオキシダーゼを含有する
    □試薬を加えs”’p’H6”’8で反応さ、せた後、
    アジ化ナトリウム、ウリカーゼ及びスーぐξ−オキシド
    デ、スムハターゼをキサレチンオキシダーゼと一緒に反
    応、、さすることを特徴どする%rt、1iil?求の
    範囲第1項記載の過酸化水素定量方法。 4、過酸化水素発色剤が、3−メチル−2−ベンゾチ、
    ブゾリノンーヒドラゾン・塩酸塙””4ルオキシターゼ
    及びN−エチル□−N −(2−ヒドロキシ〒3−スル
    ホズロビル)=’−m−了ニシiンまたはその塩から成
    るか、あるいは3−メチルニ2−ベンゾチアゾリノンー
    ヒドラゾン・[(Flt3X、’−ニルオキシダーゼ及
    びN−エチル−N=(’3−ス彪ポズロビル)−□m−
    ア″二ンゾンまたはそのj盆力・ら成り、p・H5〜□
    6.EQ発色させることを特徴とする過酸化水素定量方
    法。
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