JPH0586197B2 - - Google Patents

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JPH0586197B2
JPH0586197B2 JP60118980A JP11898085A JPH0586197B2 JP H0586197 B2 JPH0586197 B2 JP H0586197B2 JP 60118980 A JP60118980 A JP 60118980A JP 11898085 A JP11898085 A JP 11898085A JP H0586197 B2 JPH0586197 B2 JP H0586197B2
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JP
Japan
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ethanol
test device
test
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alcohol oxidase
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JP60118980A
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JPS60262598A (ja
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Bauaa Robaato
Ee Meigaasu Toomasu
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Bayer Corp
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Miles Inc
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Publication date
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Publication of JPH0586197B2 publication Critical patent/JPH0586197B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/26Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving oxidoreductase
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/805Test papers

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、一般に固体状態の試薬片(固体状試
験具)による、水性試験試料中の分析対象物の測
定に関する。更に詳しくは、本発明は、水性試験
試料中のエタノールの測定に有用である固体状態
の試験具に関する。血液、尿又は唾液等の体液試
料が特に重要である。 エタノール検査は、産業上、医学上及び法律施
行において有用である。産業上において、エタノ
ールの存在濃度は、発酵の進行度または溶媒純度
の測定に使用することができる。更に、適切なエ
タノール濃度であるかどうか、測定するためにア
ルコール性飲料及び薬物を試験しなければならな
い。医学上においては、血流中のエタノールの存
在及び濃度を用いて、運動機能の損失または生命
を脅かす昏睡等の起りうる原因の中から判別診断
を行う助けとすることができる。血中エタノール
の測定は、問題のある酒飲み及びアルコール中毒
と診断された人々についてコンプライアンスプロ
グラム(compliance program)としても、使用
することができる。法律上は、血流中のエタノー
ル濃度は、機械操作をするため、あるいは自動車
または他の乗り物を運転するための適合性の客観
的なしるしとして使用される。簡単、迅速で、か
つ、便利な血中アルコールの測定方法が、法律施
行の面から特に重要である。 1 エタノール分析 エタノール検査について、重要性及び広範囲に
わたる用途があるが、エタノール検査には、多く
の分析方法が利用できるということは、驚くこと
ではない。エタノール検査は、ポテンシオメータ
ーによる測定、赤外線分光器、またはガスクロマ
トグラフイーによつて、器械的に、行なうことが
できる。更に、酵素及び非酵素溶液分析の両方と
もが利用できる。非酵素分析は、エタノールとの
反応により色が変化する。過マンガン酸塩及び二
クロム酸塩等の強酸化剤を使用する。しかし、残
念ながら、強酸化剤の非特異性のため、強酸化剤
は、多くの他の酸化可能な物質とも反応し、誤つ
た高い結果を生じることになる。酵素分析は、一
般にアルコールデヒドロゲナーゼあるいはアルコ
ールオキシダーゼの使用による。これらの分析
は、分析対象物の定量分析を容易にするために酵
素の競合阻害物質をも利用することが多い。(例
えば、米国特許第3977944号参照)。 エタノールに対するアルコールデヒドロゲナー
ゼ(ADH)の酵素反応は次のとおり進行する。 エタノール + ニコチンアデニン ジヌクレオチド (NAD) ADH → ← アセトアルデヒド + 還元型NAD (NADH) 還元型ニコチンデニンジヌクレオチド
(NADH)を次に紫外線分光器により直接測定す
ることができ、あるいは上記反応は、スペクトル
の可視領域においてエタノールのNADHへの変
換を追跡できる第2の酵素反応と対にすることが
できる。 上記反応の平衡は、エタノール方向に強く片寄
つているので、アセトアルデヒド−トラツピング
試薬をNADHの生成方向に反応を進行させる手
段として使用することが多い。(例えば、米国特
許第3926736号参照)「アルコール分析;クリニカ
ル・ラボラトリー・アスペクツ、パート」ケ
イ、エム、ドウボウスキー、ラボラトリー・マネ
ージメント、(“Alcohol Analysis:Clinical
Laboratory Aspects、Part”、K.M.
Dubowski、Laboratory Management)、1982年
4月、33頁には、血中アルコールの測定のための
酵素(ADH)による酸化方法について主な特徴
が表にされている。その表には、上記反応に基づ
く分析は、アセトアルデヒドとラツピング試薬と
して、セミカルバジドの使用により促進すること
ができるということが、開示されている。生成さ
れたNADHは、次にジアホラーゼ及びイオドニ
トロテトラゾリウムクロリドを用いて着色した最
終生成物(ホルマザン)を形成することにより測
定することができる。 他の方法では、アセトアルデヒド−トラツピン
グ試薬の必要性がないことが判明している。英国
特許第1351547号には、試料、NAD、ジアホラー
ゼ及び緩衡液と接触させると、定量的な色度応答
を与える量の、アルコールデヒドロゲナーゼ及び
特定のテトラゾリウム塩を含む水性溶液で試料を
試験する方法が、記載されている。その特許は、
アルコールデヒドロゲナーゼ及びテトラゾリウム
塩からなる安定な凍結乾燥組成物を開示してお
り、かつアルブミンまたはゼラチン及び抗オキシ
ダント(例えば、還元型メルカプタン)等の付加
成分が、さらに反応を安定化させ、その結果、ア
ルデヒド−トラツピング試薬は必要とされないと
いうことが示されている。 他の酵素経路はアルコールオキシダーゼ
(AOD)を使用し、次のとおり進行する: エタノール+O2AOD アセトアルデヒド+H2O2 この反応は、ペルオキシダーゼ及び発色性指示薬
の付加によつてスペクトルの可視領域中で、歌酸
化水素の測定が可能である第2酵素反応と対にす
ることができる。アルコールオキシダーゼの分析
に使用される液体反応のこのシリーズは、フイリ
ツプス・ケミカル・カンパニー(Phillips
Chemical Co.)によりバイオケミカルズ・テク
ニカル・インフオメーシヨン・ブルテイン・オ
ン・アルコール・オキシダーゼ(23785E)
(Biochemicals Technical Information
Bulletin on Alcohol Oxidase)中に公表されて
いる。 米国特許第4430427号において、アルコールオ
キシダーゼによつて変換されるメタノールの変換
速度に対するアジ化ナトリウムによる阻害は、溶
存酵素を厳密に調べて、溶液中の酵素消費を追跡
することにより測定される。 2 試薬片の形態 アルコールデヒドロゲナーゼの測定用の溶液分
析組成物は固体状具上に包含させうることが示唆
されている。例えば譲受人に一般譲渡された米国
特許第4394444号を参照すると、分析対象物が、
アルコールデヒドロゲナーゼ等のデヒドロゲナー
ゼと反応してNADHを生成する分析対象物測定
について記述されている。NADHは、次いで、
アンカツプラー及びペルオキシダーゼを用いて呈
色させて測定される。その特許は上記の系を固体
状具に包含させることができることを示唆してい
る。しかしながら試験具にアルコールオキシダー
ゼ溶液分析をいかにして組み込むかの公知情報に
ついては発明者は全く気づいていない。 本発明は、水性試料中のエタノールの測定のた
めの試験具及びその調製方法に関する。試験具
は、約0.5〜〜約5mMのアルカリ金属塩アジ化
物、約20〜約200IU/mlのアルコールオキシダー
ゼ、過酸化物活性化物質、及び検出可能な色度応
答をなすことができる発色性指示薬系を包含せし
めた支持体マトリツクスより構成され、該発色性
指示薬系は実質的に還元(無色)型であり、該試
験具は、少なくとも100mg/dLのエタノールにつ
いて5分未満で色度応答を提供する。 該試験具の使用に際しては、水性試験試料を試
験具と接触させる。次いで、100mg/dLのエタノ
ールの存在及び/又は試験試料中のエタノール濃
度を、約5分未満で生じる検出可能な色度応答の
観察によつて測定する。 本発明の試験具によれば、水性試料中の少なく
とも100mg/dLのエタノールを検出するために十
分な感度を与えるために使用された高濃度の溶液
分析成分が、支持体マトリツクスに単に混合され
ている時に見られるような、誤つて陽性の結果を
与えるという問題点が克服される。この試験具
は、迅速な結果すなわち5分未満で形成される十
分な検出可能な応答を与える。この試験具は、通
常の乾燥技術により調製され、凍結乾燥を必要と
しない。 溶液分析の試薬濃度は、通常は、固体状試験具
に組み込まれた時に、感度のよい分析を与えるた
めには、低すぎる。それ故に、支持体マトリツク
スに組み込まれた試薬濃度は、上昇させなければ
ならず、もちろん最終的な乾燥固体状態の試験具
における濃度は、更に高い。この濃度変化それ自
身は、固体状試験具中の成分の相互反応及び安定
性における相異に関連した特有の問題を引きおこ
す。これらの問題は、酵素が含有される時、特に
大きなものとなる。 アルコールオキシダーゼに基づくエタノール試
験の場合、直接、支持体マトリツクスに溶液分析
の試薬濃度を包含せしめると、満足すべき感度を
持つた試験具が得られない。要求される感度は、
試験具の使用目的により様々でありうる。コンプ
ライアンスプログラム(compliance program)
について、血中エタノールの非常に低い濃度、25
〜50mg/dL(1デシリツトル当りのミリグラム)
は、ノンコンプライアンス(noncompliance)を
示すだろう。法律の施行のためには、エタノール
検査は、法律上の設定限度の濃度(米国では、通
常約100mg/dL血中エタノール)に感受性でなけ
ればならない。ここで用いられた実験法は、水性
液体試料中の少なくとも100mg/dLのエタノール
に対して、約5分未満で、色度測定応答をする感
度を必要とした。好ましい試験具は、約1〜2分
で、最も好ましくは、1分かそれ未満で、100mg/
dLのエタノールの存在を示すことができる。 上述したような、必要な感度を与えるために、
溶液分析試薬濃度を高め、支持体マトリツクスに
包含させ、ついで乾燥した場合、指示薬はエタノ
ールを含有する水性試験試料と接触する以前でさ
え、実質的に酸化形態(すなわち着色)である。
言い換えれば、このようにして調製された試験具
は、エタノールについて瞬間的及び遍在した偽陽
性試験を与える。ノンコンプライアンス
(noncompliance)についての誤つた指標値は、
問題のある酒飲をリハビリするための、プログラ
ム能力に深刻な損害を与える。もちろん、法律限
度を超える血中アルコール濃度を示す偽陽性試験
は、ドライバーにとつて特に深刻な結果をもたら
すことになるだろう。 偽陽性の問題は、希釈溶液分析においては起ら
ず又、多分ブランク(すなわち、試験組成物の未
反応部分との比較)の使用によつて打ち消され
る。この問題は、また、アルコールオキシダーゼ
に特有なもののようでグルコースオキシダーゼ、
コレステロールオキシダーゼ、ウリカーゼ及ぶガ
ラクトースオキシダーゼ等の他の酵素オキシダー
ゼは、感度の良い乾燥固体状試験具を得るために
要求される高濃度で使用されても偽陽性応答は高
い値を示さない。 本発明者は、試薬片の形態において見られる偽
陽性問題を特定の包含操作の使用、あるいは試験
組成物へのアジ化物の付加により解決する。 本発明は、用いた試薬中の低分子量の第1級ア
ルコールの遍在が偽陽性問題に寄与しているとい
う前提を推定しているが、彼らの発明はそれを基
としている訳ではない。更に、アルコールオキシ
ダーゼが酵素自身のセリン残基の第1水酸基と反
応するかもしれないという、他のオキシダーゼ酵
素においては未知の自動酸化工程についてのいく
つかの証拠がある。 溶液分析組成物が高濃度で支持体マトリツクス
に組み込まれて、固体状試験具を製造する際に見
られる偽陽性問題を取り除くために2つの方法が
使用されている。1つの方法は、発色性指示薬系
が、1対の指示薬成分から構成されている時に使
用される。この場合、成分は、過酸化物活性化物
質及びアルコールオキシダーゼと共に、支持体マ
トリツクスに組み込まれ、含浸された支持体を、
第2発色性成分を組み込む前に乾燥する。 偽陽性の問題を除去する第2の方法は、アジ化
ナトリウム等のアジ化物の付加である。このアジ
物は、競合的な防止剤として働いて、高濃度での
エタノールの定量分析を可能にする一方、このア
ジ化物は又、偽陽性問題の一因となつている自己
破壊傾向から酸素を保護するということが推測さ
れる。アジ化物の付加は、発明者が知つている限
りでは、少なくとも100mg/dLのエタノールを感
知できる固体試験具を製造するための最もよい型
であり、そして、なお、指示薬系の発色性成分は
実質的に還元型(すなわち、偽陽性応答をしな
い)である。アジ化物の付加は、特殊な組み込み
技術を利用した時にも好ましい。 A 試験成分 アルコールオキシダーゼ活性を示す調整物は、
菌類及び酵母の種を含む様々な原料から得られ
る。ピチア型(Pichia−Type)酵母から得られ
た調製物は、アルコールオキシダーゼの好ましい
原料である。このような酵母原料は、参考のため
にここに包含される米国特許第4430427号におい
て、列挙されている。用いられるこのアルコール
オキシダーゼ調製物は、エタノール及びメタノー
ル、1−プロパノール等の他の低級第1級アルコ
ール類と反応する。 本発明において有用な過酸化物活性化物質は、
種々の有機及び無機原料から選ぶことができる。
セイヨウワサビペルオキシダーゼあるいはポテト
ペルオキシダーゼ等の植物性ペルオキシダーゼを
使用することができる。満足度は低いとはいえ、
更に、ヘミン及びヘミン誘導体並びにヘモグロビ
ン類及びヘマチンを使用することができる。 発色性指示薬系としては、単一成分でもあるい
は1対の発色性指示薬系を形成する2成分でもよ
い。3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジン、
o−トリジン、2−アミノ−8−ナフトール−
3,6−ジスルホン酸、天然産品のゴムグアイヤ
ツクあるいはp−アニシジン等の単一発色性成分
を使用することができ、3,3′,5,5′−テトラ
メチルベンジジン、o−トリジン及びゴムグアイ
ヤツクは、好ましい単一発色性指示薬成分であ
る。就中、3,5−ジクロロ−2−ヒドロキシベ
ンゼンスルホン酸(DHSA)/4−アミノアン
チピリン、3,5−ジクロロ−2−ヒドロキシベ
ンゼンスルホン酸/3−メチル−2−ベンゾチア
ゾリンヒドラゾンあるいはm−アニシジン/4−
アミノアンチピリン等の対になつた発色性成分が
試験具の調製のために使用することができる。発
色性対、DHSA/4−アミノアンチピリンが好
ましい対の指示薬系である。 発色性指示薬系の選択は、約5分未満で水性試
験試料中の100mg/dLのエタノールの存在に対す
る色度測定応答についての前述に基準を満たすた
めの、試験具の能力に影響することもある。ここ
における開示により、十分に感度の良い指示薬系
の選択は、その技術の属する分野における通常の
知識を有するものによりなされることができる。 好ましい金属塩アジ化物類は、爆発性のない電
気的に陽性な金属アジ化物類である。特に好まし
くは、アジ化リチウム、アジ化ナトリウム、アジ
化カリウム及び同種のもの等のメンデレーエフの
周期表のIA族から選ばれた金属アジ化物類であ
る。これらのうち、アジ化ナトリウムは、最も容
易に商業的に入手可能であることが判明した。 アルコールオキシダーゼの最適PHは、PH7.5付
近である。それ故に、全ての水性試験試料で必要
ではないが、緩衡剤を試験具の中に組み込むこと
が好ましい。もしも、試験具が、試料のPHが低い
4〜5程度である尿等の体液に用いるために配合
されているならばこのことは、特に真実である。
本発明では、5.0〜9.0の範囲のPHに調整できるも
のであれば、どんな緩衡剤でも使用することがで
きる。有用な緩衡剤はリン酸ナトリウム、クエン
酸ナトリウム並びにトリス(ヒドロキシメチル
1)アミノメタン及びトリス(ヒドロキシメチ
ル)−アミノメタングルタメートを含む。他の緩
衡剤は、この明細書において、その技術の属する
分野の通常の知識を有するものが、容易に選択で
きる。 湿潤物質及び色素あるいは貯蔵寿命安定剤等の
付加成分は、それらがエタノールとアルコールオ
キシダーゼあるいは発生した過酸化物と過酸化物
活性化物質との酵素反応を阻害しない限りは包含
せしめることができる。適当な湿潤剤としては、
ポリビニルピロリドン等のポリマー及び表面活性
剤等を挙げることができる。ポリエトキシ化され
た脂肪アルコール(登録商標Emulphor ON870
として、ニユーヨーク州、ニユーヨークのGAF
社から入手)も使用することができる。ジオクチ
ルナトリウムスルホスクシネート(登録商標
Aerosol OTとして、ウイスコンシン州、ミル
ウオーキーのAldrich Chemical Co.、から入手)
は、表面活性剤としても及び色素安定剤としても
作用する。貯蔵寿命安定剤として、ソルビトール
及びトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタング
ルタメートを挙げることができ、特にソルビトー
ルが好ましい。 支持体マトリツクスは、試験組成物の成分を包
含せしめることができるものであれば、どんな物
質でもよい。従つてマトリツクスとしては、溶液
分析用の試薬片に利用された様な、多くの公知の
形態をとることができる。例えば、米国特許第
3846247号は、フエルト、多孔性セラミツク片及
び編まれたあるいはマツト状にされたガラスフア
イバーの使用を教示している。紙の代替物とし
て、米国特許第3522928号は、木の棒、布、スポ
ンジ材料及び粘土質物質の使用を教示している。
フランス特許第2170397号は、50%以上のポリア
ミドフアイバーを含む支持体マトリツクスの使用
を教示している。支持体マトリツクスへの他の取
り込み方が、米国特許第4046513号に開示されて
おり、その中では、適当な支持体マトリツクスの
上に試薬を印刷するという概念を採用している。
米国特許第4046514号は、反応体系に試薬を含有
するフイラメントの織込み又は編み込みを開示し
ている。 それ故に、本発明の試験具の製造においては、
他の物と同様に、全ての上記支持体マトリツクス
を概念を使用することができることを評価すべき
である。このマトリツクスは、水性溶液との接触
により破壊されるポリマーのマイクロカプセルの
ような、いずれかの成分または全ての成分を物理
的に取り入れる系を含むことができる。例えば、
アルコールオキシダーゼ及び発色性指示薬系また
は対になつている発色性指示薬の1成分を、溶液
と接触するまで、相互作用なしに、同じ支持体マ
トリツクスの中で、分離して維持することができ
る。マトリツクスは、その組成物の成分が、液状
あるいは半液状で均質に混合された系よりなるこ
ともでき、これは、後に、硬化させ、あるいは固
めることによつて、成分を包含せしめることがで
きる。ミクロポーラスな膜またはポリマーフイル
ムマトリツクスの使用をはじめとする、他のマト
リツクスの形式が、考えられる。ミクロポーラス
な膜は、前もつて形成された膜として利用される
かあるいは相転写のような技術により調製するこ
とができる。適当なポリマーフイルムは、スチレ
ン及びブタジエンの60:40の共重合体から形成さ
れる様なラテツクスポリマー懸濁液を基礎とする
市販のラテツクス配合物を用いて製造することが
できる。他の天然あるいは合成ポリマーまたはそ
れらの混合物もまた使用することができる。その
ようなフイルム配合物の例は、参考のためにここ
に包含された米国特許第3630957号及び第4312834
号中に、見い出すことができる。 現在好ましい方法は、吸水性支持部材例えば、
ろ紙に組成物を含浸せしめ、ついでその合浸マト
リツクスを支持部材に固着させることである。全
血試料を試験する際には、含浸支持体マトリツク
スを被覆して、過剰の試料を洗浄又はふき取るこ
とができる。 B 調製方法 好ましくは、その試薬試験片、あるいは試験具
は、組み込み工程間に乾燥を行いながら、支持体
マトリツクスに継続的に組み込むことにより調製
される。乾燥は、組み込まれた組成物に有害な影
響を生じない、どのような方法によつても行うこ
とができ、通常は空気炉を用いて行う。その後、
乾燥した紙を裁断し、支持体部材、例えば、硬化
したまたは半分硬化したポリスチレンフイルム片
の一端に固定することができる。ポリスチレンフ
イルム片上に、ろ紙を固定するには、DOUBLE
STICK として3M社より市販されているような
両面粘着テープを使用することにより、行うこと
ができる。 以下に、好ましい組み込み方法を示す。 (a) アルコールオキシダーゼ及びいずれかの残余
成分の組み込み以前に、いずれかの有機溶剤に
溶解した単一の発色性成分を組み込み、ついで
完全に乾燥する、 (b) 第2発色性成分の組み以前に、対をなす発色
性指示薬の一成分を、アルコールオキシダーゼ
を含有する、支持体マトリツクス中に乾燥させ
ながら組み込む、 (c) アルコールオキシダーゼ及びペルオキシダー
ゼを含む乾燥した微小孔構造のポリマーフイル
ムに発色性指示薬を組み込む方法。 分離組み込みを使用する場合、その試験片は、
ろ紙支持体マトリツクスの白さとは目視的に異な
るわずかな着色を示す。この着色は、水と接触し
た時、わずかに強くなる。しかしながら、発色性
成分は、還元された(非着色の)状態で、実質的
に残存しており、試験具が、100mg/dLのエタノ
ールを含む水性試料と接触すると、約5分未満で
有意の色の変化がある。しかしながら、このわず
かな着色のために、対をなす発色性成分を分離し
て包含せしめる場合でさえ、アルコールオキシダ
ーゼと共にアジ化物を組み込むことが好ましい。 試験具は、分析成分を、液状あるいは半液状で
ポリマーマトリツクス中に混ぜ合せ、ついで支持
体に塗布することにより、調製することもでき
る。そのような操作による実施例も又用意されて
いる。 組み込みは、支持体マトリツクスに、実質的に
均質に、分析組成物を混入せしめることができ
る、浸漬、散布あるいは吹き付け等のいずれの方
法によつても、行なうことができる。 C 試験成分の濃度範囲 試験成分の濃度範囲は、エタノールの溶液分析
において必要とされる濃度より実質的に高い。適
当な濃度の選択は、アルコールオキシダーゼとだ
けでなく(米国特許第4430427号)ペルオキシダ
ーゼとアジ化物の明らかな相互作用(アジ化ナト
リウムのペルオキシダーゼ活性に対する有害な影
響、36、ジエー、クリン、パソロジー(J.Clin、
Pathology)10、1983)により、さらに複雑にな
る。さらに適当な濃度は、試料が尿、唾液または
血液かどうかによりわずかに変化する。選ばれた
指示薬系を用いて十分な感度のエタノール検査を
与えることができる。アルコールオキシダーゼ
(AOD)の所望濃度を最初に決定するのが好まし
い。要求されるアルコールオキシダーゼの濃度
は、指示薬の感度に逆に関連している。過剰のペ
ルオキシダーゼを使用し、ペルオキシダーゼに対
するアジ化物の割合は、好ましくは重量比で
0.4:1以下であり、この量は、ペルオキシダー
ゼの必要な活性を阻害することなしに、偽陽性表
示を妨げるために十分である。 次表は、先に規定した感度及び反応時間を有す
る本発明の試験具を調製するために使用される試
薬溶液中の成分についての実際の濃度範囲及び好
ましい濃度範囲の指針を与える(ユニツトの定義
は最初の実施例参照)。
【表】 最も好ましくは唾液/血清試験具についてのア
ルコールオキシダーゼの濃度は、40〜70IU/mL
であり、尿については50〜150IU/mLである。ど
のような場合でも、単一発色性成分あるいは対に
なつた発色性成分の各々の濃度は、約0.01〜
0.2M(モル)であり、好ましくは、約0.025〜
0.1Mである。緩衡液は、約5〜9、好ましくは、
約7〜8のPHを示すべきである。これらの濃度範
囲及び成分の相対濃度は、その溶液が水性含浸溶
液か、またはポリマー懸濁物であるかどうかで変
りうる。 D 使用方法 試験具は、試験試料中に瞬間的に浸漬するか、
またはそうでなければ、支持体上に試験試料を加
え、それにより100mg/dLのエタノールが存在す
ると検出可能な呈色がおこることにより有利に使
用される。試験試料との接触は、ピペツト、綿棒
あるいはスパチユラによつても行なうことができ
る。浸漬は、尿を使用する時、十分に満足できる
接触法であるが、血液試料は、通常は、ピペツト
による方法であり、後者の方法は唾液を試験する
際に有用である。 以下の実施例には、本発明を開発する際に実行
された実験が記載されている。実施例は本発明を
説明するのに役立つが、ここに添付された特許請
求の範囲によつてのみ定義されるその範囲を制限
するものとして意図されたものではない。当業者
は、望ましいと考えられるような、組成物並びに
成分及び反応パラメータの変更、代替及び変化を
行うことができるであろう。 実施例 アルコールオキシダーゼ(AOD、EC1、1,
1,3,13)は、フイリツプス・ケミカル社
(Phillips Chem−ical Co.)オクラホマ州、バー
ドレスビレから入手した。使用したアルコールオ
キシダーゼの活性は、貯蔵溶液の1ミリリツトル
当りの国際単位(IU/mL)で、与えられる。活性の
1国際単位(IU)は、PH7.5、25℃における空気
飽和溶液中の1マイクロモルのアルデヒド及び過
酸化水素の生成を触媒する。用いられたペルオキ
シダーゼは、マイレス・ラボラトリーズ・インコ
ーポレーテツド、カンカキ、イリノイ州(Miles
Laboratories、Inc、Kankakee、I11.)製の活性
130IU/mgのセイヨウワサビペルオキシダーゼで
あつた。 Aerosol OTはアルドリツチ・ケミカル社
(Aldrich Chemical Co.)、ウイスコンシン州、
ミルウオーキーによりジオクチル・ソデイウム
スルホスクシネートについて使用されている登録
商標である。Emulphor ON870は、GAF、ニユ
ーヨーク州、ニユーヨークにより用いられている
登録商標である。使用した他の試薬は、市販品で
ある。 実施例中次の省略形を使用した。 dL デシリツトル mL ミリリツトル M モル mM ミリモル ℃ 摂氏 mg ミリグラム IU 国際単位 TMB 3,3′,5,5′−テトラメチルベ
ンジジン DHSA 3,5−ジクロロ−2−ヒド
ロキシベンゼンスルホン酸 MBTH 3−メチル−2−ベンゾチア
ゾリンヒドラゾン POD ペルオキシダーゼ AOD アルコールオキシダーゼ 用いたパーセントは、特に断わられない限り
は、水性溶液の100ミリリツトル当りのミリグラ
ム重量(W/V%)を示す。 A:直接混合溶液化学 バイオケミカルズ・テクニカル・ブルチン・オ
ン・アルコールオキシダーゼ(Biochemicals
Techninal Bulletin on Alcohol Oxidase)中
に、フイリツプス・ケミカル社(Phillips
Chemical Co.)によつて、記述されているよう
な、固体状試験具に、エタノールについての溶液
分析を組み込む試みがなされた。この分析は、発
色性指示薬及びペルオキシダーゼを含む指示薬系
と共に、過酸化物の製造に行う。 ワツトマン(Whatman)3MMのろ紙を、フイ
リツプス(phillips)分析において使用したもの
(すなわち、含浸溶液中に5IU/mLのアルコール
オキシダーゼ)に、匹敵する酵素濃度の溶液に浸
漬し、空気炉で60℃で10分間乾燥した。 溶液 o−ジアニシジン・2HCl(0.1Mリン酸塩緩衡
溶液中、0.008%PH7.5) 10mL POD、12mg/mL 0.004mL AOD(500IU/mL) 0.1mL このように組み込まれた支持体は白色だつた。
しかしながら、100mg/dLのエタノールを含む水
性試料と接触した時、はつきりした色の発現はな
く、すなわち、液体分析試薬の直接の組み込みに
よつて得られた試験具は、有用な試験具を製造す
るにはエタノールに対して、十分な感度を有しな
い。 より感度の高い試験を行なうために酵素の濃度
を高めることによつて、フイリツプス(phillips)
の液体分析に基づいて、試験具を製造する第2の
試みがなされた。ワツトマン(Whatman)3MM
ろ紙を、先に使用した濃度の10倍濃度のアルコー
ルオキシダーゼ及び100倍濃度のペルオキシダー
ゼを含む溶液に浸漬し、ついで空気炉中で60℃で
10分間乾燥した。 溶液 o−ジアニシジン−2HCl(0.1Mリン酸塩溶液
中に0.08%、PH7.5) 8.5mL POD、12mg/mL 0.5mL AOD(500IU/mL) 1.0mL 乾燥支持持体マトリツクスは、ブランク(水の
み)又は、100mg/dLのエタノールを含む水性試
験試料のいずれかと接触させると、淡いピンク色
を発現した。エタノール濃度0及び100mg/dLの
間では、ほとんど差異が認められなかつた。それ
故に、このように調製された試験具は、エタノー
ルに対して、まだ十分な感度を有しない。o−ジ
アニシジンは、5分未満で色度測定の応答を展開
する100mg/dLのエタノールについての試験具を
与えるためには不十分な感度の指示薬であると信
じられている。 同様の感度の欠乏は、エタノールにアルコール
オキシダーゼを作用させて得られるアルデヒドを
追跡するフイリツプス(phillips)の分析の際見
られた。試験具は、ワツトマン(Whatman)
3MMろ紙を下記の溶液1または溶液2の中へ浸
漬することによつて調製された。各々のタイプは
空気炉60℃で10分間乾燥させた。 溶液1 溶液2 MBTH−HCl(0.04%) 2.0ml 2.0ml AOD(500IU/mL) 0.05ml 1.0ml 塩化第二鉄 (0.1N HCl中0.2%) 8.0ml 7.0ml 溶液2において、アルコールオキシダーゼの濃
度は、溶液1の濃度に対して20倍高めた。いずれ
の方法で調製された試験具も、100mg/dLのエタ
ノールを含む水性試料により接触させた時、反応
を示さなかつた。この結果は、フイリツプス
(phillips)のアルデヒドに基づく分析は、エタノ
ールの分析溶液との1時間のインキユベーシヨン
が必要とされるので、予期されないものではな
く、これを迅速な浸漬−読み取り試験に不適切な
ものとしている。 B:溶液分析試薬濃度を高めて、高感度試験を製
造した場合に発生する偽陽性 A部で製造された試験具のエタノール100mg/d
Lに対する感度の悪さは、溶液分析で使用された
指示薬であるo−ジアニシジンのためであると考
えられたので、さらに2つの実験を行なつた。第
1の実験()においては、o−ジアニシジン及
びアルコールオキシダーゼの濃度をさらに高め、
第2の実験()においては、より感度の良い指
示薬である3,3′,5,5′−テトラメチルベンジ
ジン(TMB)に代えた。 o−ジアニシジン・2HCl 45ml (0.1Mリン酸塩中で0.1%、PH7.5) POD(12mg/ml) 0.5ml AOD(250IU/ml) 5.0ml 第1浸漬 0.05M TMB トルエン中 Aerosol O.T. 第2浸漬 0.1リン酸塩、PH7.5 4.5ml POD(12mg/dml) 0.5ml AOD(500IU/ml) 1.0ml 水 4.0ml 組成物は、浸漬によつてワツトマン
(Whatman)3MMろ紙の上に組み込まれた。ろ
紙は、直ちに淡褐色に変わつたが、この色はエタ
ノールの存在を示すものであろう。含浸ろ紙は、
空気炉中で、60℃で15分間乾燥した。その褐色
は、発現しつづけ、時間とともに、更に強くなつ
た。乾燥ろ紙を、エタノール100mg/dLを含む水
性試料と接触させると、5分未満でその色は、偽
陽性色とははつきりと異なつた。それ故に、その
紙片は、十分な感度を示したが、しかし、それら
の偽陽性反応のために、それらの紙片は使用する
のには不適当となつた。 組成物は2段階浸漬によつてワツトマン
(Whatman)3MMろ紙中に組み込まれたが、浸
漬と浸漬の間には空気炉での乾燥を行つた。この
ろ紙は、TMB、Aerosol O.T.、トルエン溶液
に、まず浸漬しついで60℃で3分間乾燥した。ア
ルコールオキシダーゼを含む第2溶液に浸漬した
後、この試験片は濃い青色を発現した。色の濃さ
は、乾燥により、いく分減じたが、しかし、乾燥
した、2回浸漬したろ紙は、依然として強い青緑
色だつた。その紙片は、100mg/dLのエタノール
を含む水性試料と接触させた時、5分未満で、は
つきりとした色の変化を示したが、非接触の紙片
において見られる偽陽性色のために、この配合物
は使用するのに不適当なものとなつた。 両方の紙片配合物は、水と接触した時、僅かな
色増加も示した。 C:単一発色性成分 ワツトマン(Whatman)3MMろ紙を、アジ化
物、ペルオキシダーゼ、及び発色性指示薬系とし
て、3,3′,5,5′−テトラメチルベンジジン
(TMB)を含む試験組成物で包含せしめた。発
色性指示薬のTMBは、0.5%Aerosol O.T.を含
むTMBのトルエン溶液の中に、ろ紙を浸漬する
ことによつてまず、組み込まれた。このろ紙は、
次いで10分間60℃で空気炉中にて乾燥した。乾燥
ろ紙は次いで、下記の成分を含有する溶液に浸漬
した。 ポリビニルピロリドン(IC−30) 2.0mL 15%水溶液 Emulphor ON870 2.0mL 5%水溶液 リン酸塩緩衡液 2.0mL 0.5M、PH8.5 水 2.25mL アジ化ナトリウム、0.03M 0.25mL POD、12mg/mL 0.5mL AOD、400IU/mL 1.0mL 2度組み込まれたろ紙を、60℃で15分間乾燥し
た。このろ紙は、エタノールを含む試料と接触す
る以前は、無色(偽陽性)を示した。 2度乾燥し、組み込まれたろ紙を、(0.5×0.5
cm片)ポリスチレン等の硬い非反応性材料を用い
て形成された支持部材に固着させた。が、この支
持部材は次に把手として役立つ。 水性試料中の少なくとも100mg/dLのエタノー
ルに対して感度の良い試験具を調製するために
は、この配合物は発明者が知る限りでは、最もよ
い型である。この試験具は、1〜2分で検出可能
な色度測定の応答を与える感度で反応する。 D:アジ化物を含まない試験測定具 ワツトマン(Whatman)31 ETろ紙は、第1
に、ペルオキシダーゼ、アルコールオキシダーゼ
及び1対の発色性指示薬の1成分を含有する溶液
に浸漬し、ついで空気炉中にて60℃で15分間乾燥
した。 溶液1 POD(1.0Mリン酸ナトリウム中に3mg/mL、PH
7.5) 4.0mL Emulphor ON870(5%水溶液) 4.0mL AOD(850IU/mL) 3.5mL DHSA(0.2M水溶液) 2.0mL 水 6.5mL 溶液2 4−アミノアンチピリン、0.02Mトルエン溶液 アジ化物の添付なしに、試験具を調製すると、
そのろ紙は、わずかな着色を示す。しかしなが
ら、その成分は、最終的な試験具中に、還元され
た(非着色の)型で、実質的に残存し、その試験
具は、水性試料中の少なくとも100mg/dLのエタ
ノールに対して敏感であり、そして、上記試料と
接触した時、その試験具は、1〜2分で検出可能
な色度測定の応答を示す。そのような試験具は、
特に、エタノールの存在を強い「陽性」色によつ
て示す、エタノールについての、推定試験に適当
である。 E:発色性成分とアジ化物の分離 固相のエタノール試験具は、D部で示されたよ
うに製造することができるが、分離して包含を行
うことができる対になつた発色性の指示薬を使用
する時でさえ、アジ化物を含むことが好ましい。 ワツトマン(Whatman)31 ETろ紙を、アジ
化ナトリウムを含む溶液1に浸漬し、ついで空気
炉にて、50℃で15分間乾燥した。乾燥ろ紙を、次
に第2溶液に浸漬し、ついで乾燥した。二度乾燥
され、包含されたろ紙を裁断し、便利な把手のた
めの細長いプラスチツクハンドルを用いて形成さ
れた支持部材の一端に固着した。 溶液1 ポリビニルピロリドン 2.0mL (15%水溶液) POD 0.5mL (1.0Mリン酸ナトリウム中 12mg/mL、PH7.5) Emulphor ON870 2.0mL (5%水溶液) AOD 3.0mL (800IU/mL) DHSA(0.1M) 2.0mL アジ化ナトリウム 0.5mL (0.02M水溶液) 溶液2 0.02M MBTH塩基のトルエン溶液 この方法で調製された試験具は、エタノールを
含む試料と接触する以前には、実質的に無色であ
り、推定試験または試料中に存在するエタノール
の定量のどちらにも使用することができる。 F:ポリマーフイルム支持体マトリツクス 特定の特質を有する試験具は、下記に示したフ
イルム配合物を使用し、支持体マトリツクスとし
てポリマーフイルムを使用して製造することもで
きる。 第1層 ラテツクス 2.0mL TMB・2HCl 157mg Avicel RC 591−F 3gm 水 8.0mL 第2層 0.5Mリン酸塩、PH7.5 2.0mL POD、10mg/mL 0.5mL アジ化ナトリウム(8mM) 0.5mL Emulphor ON870(30%) 1.0mL ラテツクス 2.0mL AOD 500IU/mL 1.0mL 水 3.0mL Avicel RC 591−F 3.0gm このラテツクスは、ポリサール・インコーポレ
ーテツド、(Polysar Incorporated)、モナコ、
PAから得た50%の固型物を含むスチレン−ブタ
ジエン(60:40)の共重合体であるPolysar XE
465である。Avicel RC 591−Fは、エフ・エ
ム・シー・コーポレーシヨンの食品及び薬品製造
部(FMC Corp.、Food and Pharmaceutical
Prod ucts Div.、)ペンシルバニア、フイラ
デルフイアから得た微結晶セルロースである。 このフイルムは、ドクター・ブレードを使用
し、2層に塗布する。好ましいフイルム厚は、約
25〜35ミクロンの乾燥フイルム厚が得られる約30
〜40ミクロンである。しかしながら、フイルムの
厚さは、試験具の性能に対しては重大ではない。
フイルムは、空気乾燥または空気炉中にて、60℃
で10分間乾燥することができる。 G:支持体マトリツクスとしての相転位膜状フイ
ルム 少なくとも100mg/mLのエタノールに敏感な、
かつ5分未満で、色度測定の応答を与える固体状
試験具は、相変換膜状フイルムの使用により調製
することもできる。 白い親水性膜は、次のようにして調製される: 高速でかき混ぜながら、溶液2を溶液1に徐々
に加えた。(滴下法)添加を完了すると「くもり
点」に到達するであろう。よくかき混ぜながら、
これに2.0グラムのCab−o−Silをゆつくりと添
加する。 ドクターブレードを使用し、明澄なTryciteの
支持部材上に50ミクロン厚さにその材料を施す。
そのフイルムを、75℃で8〜10分間乾燥する。 溶液1 酢酸セルロース(粘度45)15%+ 1.5%のkp−140アセトン溶液 36.0gm 15%のSMA2625A+1.5%のKP−140アセト
ン溶液 4.0gm トルエン 2.0mL 溶液2 ソルビトール(60%) 1.8mL アジ化ナトリウム(0.03M) 1.8mL Emulphor ON870(10%) 1.0mL POD(20mg/dL) 0.5mL AOD(500IU/mL) 1.8mL 2−プロパノール 6.0mL リン酸塩緩衡液PH7.5、0.05M 11.2mL 酢酸セルロース(粘度45)は、イーストマン・
ケミカル・プロダクツ・インコーポレーシヨン
(Eastmann Chemicals Products、Inc)テネシ
ー州、キングスポイントから得ることができる。
Kp−140は、エフエムシー、コーポレーシヨン
インダストリアル ケミカル グループ(FMC
Corp.、Industrial Chemical Group)ペンシル
ベニア州、フイラデルフイアから得た可塑剤のト
リブトキシホスフエートである。SMA2625Aは、
アトランテイツク リツチフイールド カンパニ
ー(Atlantic Richfield Co.)ペンシルバニア
州、フイラデルフイアからのスチレンー無水マレ
イン酸共重合体である。Cab−o−Silは、(カボ
ツトコーポレーシヨン(Cabot corp.)マサチユ
ーセツツ州、ボストンから得た、溶融シリカ重合
体である。 完全に白色の親水性膜に、次に発色性指示薬系
を含漬せしめる。1つの含浸溶液は、0.5%
Aerosol OTを含む0.05M3,3′,5,5′−テト
ラメチルベンジジントルエン溶液であるだろう。
別の含浸溶液は、0.5%ゴムグアイヤツクのクロ
ロホルム(CHCl3)溶液であるだろう。いずれの
溶液も、10〜50フイート/分の速度でフイルム表
面へ、ローラーにより塗布することにより、相変
換フイルムに含浸させることができる。その湿つ
たフイルムは、次いで、溶媒の引火点で乾燥す
る。 本発明をある程度の具体性をもつて説明してき
たが、本開示は実施によつてのみなされたもので
あり、細目においては数々の変更を、本発明の範
囲を逸脱することなしに行うことができることが
理解される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 体液中の、最低100mg/dLの濃度のエタノー
    ルを測定するための乾燥固体状試薬試験具であつ
    て、5分未満で分析的比色応答を呈することがで
    き、以下の(a)及び(b)を含む試験具。 (a) 支持体マトリツクス (b) 該支持体マトリツクスに包含された、以下の
    ものを含む試験組成物: (i) 指示薬系の発色性成分が実質的にその還元
    された形態である、比色応答を呈することが
    できる発色性指示薬系; (ii) 過酸化物活性化物質; (iii) 約0.5〜約5mMのアルカリ金属塩アジ化
    物;及び (iv)約20〜約200IU/mlのアルコールオキシダー
    ゼ 2 該発色性指示薬系が、単一の指示薬成分であ
    る、請求項1記載の試験具。 3 該試験組成物が、さらに約5〜9の範囲のPH
    を提供することができる緩衝剤を含有する、請求
    項2記載の試験具。 4 該試験組成物が、さらに貯蔵寿命安定剤を含
    有する、請求項3記載の試験具。 5 体液中の、最低100mg/dLの濃度のエタノー
    ルを測定するための、5分未満で分析的比色応答
    を呈することができる乾燥固体状試薬ストリツプ
    の製造法であつて、以下の(a)〜(d)の工程を含む方
    法: (a) 単一成分の発色性指示薬及び有機溶剤の第一
    の混合物を調製し; (b) 過酸化物活性化物質、発色性指示薬系のその
    他の成分、約0.5〜5mMのアルカリ金属塩アジ
    化物及び約20〜約200IU/mlのアルコールオキ
    シダーゼを含む水性の第二の混合物を調製し; (c) 第一又は第二のどちらかの混合物を支持体マ
    トリツクスに包含させて乾燥し; (d) 第一又は第二の他方の混合物を該支持体に包
    含させて乾燥する。
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