JPS60262598A - 水性試験試料中のエタノールの存在を測定するための試験具及びその製造方法 - Google Patents

水性試験試料中のエタノールの存在を測定するための試験具及びその製造方法

Info

Publication number
JPS60262598A
JPS60262598A JP60118980A JP11898085A JPS60262598A JP S60262598 A JPS60262598 A JP S60262598A JP 60118980 A JP60118980 A JP 60118980A JP 11898085 A JP11898085 A JP 11898085A JP S60262598 A JPS60262598 A JP S60262598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test device
mixture
ethanol
aqueous
alcohol oxidase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60118980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586197B2 (ja
Inventor
ロバート・バウアー
トーマス・エー・メイガース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Corp
Original Assignee
Miles Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miles Laboratories Inc filed Critical Miles Laboratories Inc
Publication of JPS60262598A publication Critical patent/JPS60262598A/ja
Publication of JPH0586197B2 publication Critical patent/JPH0586197B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/26Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving oxidoreductase
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/805Test papers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に固体状態の試薬片(固体状試験具)に
よる、水性試験試料中の分析対象物の測定に関する。更
に詳しくは、本発明は、水性試験試料中のエタノールの
測定に有用である固体状態の試験具に関する。血液、尿
又は唾液等の体液試料が特に重要である。
エタノール検査は、産業上、医学上及び法律施行におい
て有用である。産業上において、エタノールの存在濃度
は、発酵の進行度または溶媒純度の測定に使用すること
ができる。更に、適切なエタノール濃度であるかどうか
、測定するためにアルコール性飲料及び薬物を試験しな
ければならない。医学上においては、血流中のエタノー
ルの存在及び濃度を用いて、運動機能の損失または生命
を脅かす昏睡等の起りうる原因の中から判別診断を行う
助けとすることができる。血中エタノールの測定は、問
題のある酒飲、み及びアルコール中毒と診断された人々
についてコンプライアンスプログラム(complia
nce program)としても、使用す亭 ることができる。法律上は、血流中のエタノール濃度は
、機械操作をするため、あるいは自動車または他の乗り
物を運転するための適合性の客観的なじるしとして使用
される。簡単、迅速で、かつ、便利な血中アルコールの
測定方法が、法律施行の面から特に重要である。
1、 エタノール分析 エタノール検査について、重要性及び広範囲にわたる用
途があるが、エタノール検査には、多くの分析方法が利
用できるということは、驚くことではない。エタノール
検査は、ポテンシオメータ−による測定、赤外線分光器
、またはガスクロマトグラフィーによって、器械的に、
行なうことができる。更に、酵素及び非酵素溶液分析の
両方ともが利用できる。非酵素分析は、エタノールとの
反応により色が変化する。過マンガン酸塩及びニクロム
酸塩等の強酸化剤を使用する。しかし、残念ながら、強
酸化剤の非特異性のため、強酸化剤は、多くの他の酸化
可能な物質とも反応し、誤った高い結果を生じることに
なる。酵素分析は、一般にアルコールデヒドロゲナーゼ
あるいはアルコールオキシダーゼの使用による。これら
の分析は、分析対象物の定量分析を容易にするために酵
素の競合阻害物質をも利用することが多い。(例えば、
米国特許第 3,1177.944号参照)。
エタノールに対するアルコールデヒドロゲナーゼ(AD
H)の酵素反応は次のとおり進行する。
エタノール アセトアルデヒド DH + + ニコチンアデニン 還元型NAD ジヌクレオチド (NADH) (NAD) 還元型ニコチンデニンジヌクレオチド(NADH)を次
に紫外線分光器により直接測定することができ、あるい
は上記反応は、スペクトルの可視領域においてエタノー
ルのNADHへの変換を追跡できる第2の酵素反応と対
にすることができる。
上記反応の平衡は、エタノール方向に強く片寄っている
ので、アセトアルデヒド−トラッピング試薬をNADH
の生成方向に反応を進行させる手段として使用すること
が多い。(例えば、米国特許第3,928.73E1号
参照)「アルコール分析;クリニカル・ラボラトリ−・
アスペツク、パートII Jケイ、エム、ドウボウスキ
ー、ラポラトりm−マネージメント、(”Alcoho
l Analysis: Cl1nicalLabor
atory Aspects、 PartlT ” 、
 K、M、Dubowski。
Laboratory Management )、 
1982年4月、33頁には、血中アルコールの測定の
ための酵素(ADH)による酸化方法について主な特徴
が表にされている。その表には、上記反応に基づく分析
は、アセトアルデヒドトラッピング試薬として、セミカ
ルバジドの使用により促進することができるということ
が、開示されている。生成されたN A D IIは、
次にジアホラーゼ及びイオドニトロテトラゾリウムクロ
リドを用いて着色した最終生成物(ホルマザン)を形成
することにより測定することができる。
他の方法では、アセトアルデヒド−トラッピング試薬の
必要性がないことが判明している。英国特許第1,35
1,547号には、試料、NAD 、ジアホラーゼ及び
緩衝液と接触させると、定量的な色度1 応答を与える量の、アルコールデヒドロゲナーゼ及び特
定のテトラゾリウム塩を含む水性溶液で試料を試験する
方法が、記載されている。その特許は、アルコールデヒ
ドロゲナーゼ及びテトラゾリウム塩からなる安定な凍結
乾燥組成物を開示しており、かつアルブミンまたはゼラ
チン及び抗オキシダント(例えば、還元型メルカプタン
)等の付加成分が、さらに反応を安定化させ、その結果
、アルデヒド−トラッピング試薬は必要どされないとい
うことが示されている。
他の酵素経路はアルコールオキシダーゼ(AOD)を使
用し、次のとおり進行する: AOD エタノール+02 ←−−ア七トアルデヒド+H2O2
この反応は、ペルオキシダーゼ及び発色性指示薬の付加
によってスペクトルの可視領域中で、過酸2 化水素の測定が可能である第2酵素反応と対にすること
ができる。アルコールオキシダーゼの分析に使用される
液体反応のこのシリーズは、フィリップス・ケミカル舎
カンパニー(PhillipsChemical Go
、)によりバイオケミカルズ・テクニカル・インフォメ
ーション・プルティン・オン・アルコール・オキシダー
ゼ(23785E)(BiochemicalsTec
hnical Information Bullet
in on Alcohololidase)中に公表
されている。
米国特許第4,430,427号において、アルコール
オキシダーゼによって変換されるメタノールの変換速度
に対するアジ化ナトリウムによる阻害は、溶存酵素を厳
密に調べて、溶液中の酵素消費を追跡することにより測
定される。
2、試薬片の形態 アルコールデヒドロゲナーゼの測定用の溶液分析組成物
は固体状真上に包含させうることが示唆されている。例
えば譲受人に一般譲渡された米国特許第4.31a4,
444号を参照すると、分析対象物が、アルコールデヒ
ドロゲナーゼ等のデヒドロゲナーゼと反応してNADH
を生成する分析対象物測定について記述されている。N
ADHは、次いで、アンカップラー及びペルオキシダー
ゼを用いて呈色させて測定される。その特許は上記の系
を固体状具に包含させることができることを示唆してい
る。しかしながら試験具にアルコールオキシダーゼ溶液
分析をいかにして組み込むかの公知情報については発明
者は全く気づいていない。
本発明は、水性試料中のエタノールの測定のための試験
具、その調整方法及びその使用方法に関する。試験具は
、アルコールオキシダーゼ、過酸化物活性化物質、及び
検出可能な色度応答をなすことができる発色性指示薬系
を包含せしめた支持体マトリックスより構成され、該発
色性指示薬系は実質的に還元(無色)型であり、該アル
コールオキシダーゼは、少なくとも100mg/dLの
エタノールについて5分未満で色度応答を提供するに十
分な量存在する。アジ化物を更に包含させると、その測
定具は、エタノール含量の定量測定に使用することがで
きる。水性試験試料中のエタノールの測定用の、支持体
マトリックスに包含されたアルコールオキシダーゼ過酸
化物活性化物質及び適当な発色性指示薬の使用もまた本
発明の1部分とみなされる。
使用に際しては、水性試験試料を試験具と接触させる。
次いで、100mg/dLのエタノールの存在及び/又
は試験試料中のエタノール濃度を、約5分未満で生じる
検出可能な色度応答の観察によって測定する。
本発明の試験具によれば、水性試料中の少なくとも10
0mg/dLのエタノールを検出するために十分な感度
を与えるために使用された高濃度の溶液分析成分が、支
持体マトリックスに単に混合されている時に見られるよ
うな、誤って陽性の結果を与えるという問題点が克服さ
れる。この試験具は、迅速な結果すなわち5分未満で形
成される十分な検出可能な応答を与える。この試験具は
、通常の乾燥技術により調製され、凍結乾燥を必要とし
ない。
溶液分析の試薬濃度は、通常は、固体状試験具に組み込
まれた時に、感度のよい分析を与えるためには、低すぎ
る。それ故に、支持体マトリックスに組み込まれた試薬
濃度は、上昇させなければならず、もちろん最終的な乾
燥固体状態の試験具における濃度は、更に高い。この濃
度変化それ自身は、固体状試験具申の成分の相互反応及
び安定性における相異に関連した特有の問題を引きおこ
す。これらの問題は、酵素が含有される時、特に大きな
ものとなる。
アルコールオキシダーゼに基づくエタノール試験の場合
、直接、支持体マトリックスに溶液分析の試薬濃度を包
含せしめると、満足すべき感度を持った試験具が得られ
ない。要求される感度は、試験具の使用目的により様々
でありうる。コンプライアンスプログラム(compl
iance pτogyam)につガ いて、血中エタノールの非常に低い濃度、25〜50m
g/dL(1デシリットル当りのミリグラム)は、ノン
コンプライアンス(noncO層pliance)示す
だろ5 う。法律の施行のためには、エタノール検査は、法律上
の設定限度の感度でなければならず、米国では、通常血
中エタノールが約100+ag/dLである。
ここで用いられた実験法は、水性液体試料中の少なくと
も100mg/dLのエタノールに対して、約5分未満
で、色度測定応答をする感度を必要とした。
好ましい試験具は、約1〜2分で、最も好ましくは、1
分かそれ未満で、100mg/dLのエタノールの存在
を示すことができる。
上述したような、必要な感度を与えるために、溶液分析
試薬濃度が高められ、支持体マトリックスに包含させ、
ついで乾燥した場合、指示薬はエタノールを含有する水
性試験試料と接触する以前でさえ、実質的に酸化形態(
すなわち着色)である。言い換えれば、このようにして
調製された試MAは、エタノールについて瞬間的及び遍
在した偽陽゛性試験を与える。ノンコンプライアンス(
noncompliance)についての誤った指標値
は、問題のある酒飲をリハビリするための、プログラム
能力に深刻な損害を与える。もちろん、法律限度を超6 える血中アルコール濃度を示す偽陽性試験は、ドライバ
ーにとって特に深刻な結果をもたらすことになるだろう
偽陽性の問題は、希釈溶液分析においては起らす又、多
分ブランク(すなわち、試験組成物の未反応部分との比
較)の使用によって打ち消される。この問題は、また、
アルコールオキシダーゼに特有なもののようでグルコー
スオキシダーゼ、コレステロールオキシダーゼ、ウリカ
ーゼ及ぶガラクトースオキシダーゼ等の他の酵素オキシ
ダーゼは、感度の良い乾燥固体状試験具を得るために要
求される高濃度の中で、使用されるので偽陽性応答は高
い値を示さない。
本発明は、試薬片の形態において見られる偽陽性問題を
特定の包含操作の使用、あるいは試験組成物へのアジ化
物の付加により解決する。
本発明者は、用いた試薬中の低分子量の第1級アルコー
ルの遍在が偽陽性問題に寄与しているという前提を推定
しているが、彼らの発明はそれを基としている訳ではな
い。更に、アルコールオキシダーゼが酵素自身のセリン
残基の第1水酸基と反応するかもしれないという、他の
オキシダーゼ酵素においては未知の自動酸化工程につい
てのいくつかの証拠がある。
溶液分析組成物が高濃度で支持体マトリックスに組み込
まれて、固体状試験具を製造する際に見られる偽陽性問
題を取り除くために2つの方法が使用されている。1つ
の方法は1発色性指示薬系が、1対の指示薬成分から構
成されている時に使用される。この場合、成分は、過酸
化物活性化物質及びアルコールオキシダーゼと共に、支
持体マトリックスに組み込まれ、含浸された支持体を、
第2発色性成分を組み込む前に乾燥する。
偽陽性の問題を除去する第2の方法は、アジ化ナトリウ
ム等のアジ化物の付加である。このアジ化物は、競合的
な防止剤として働いて、高濃度でのエタノールの定量分
析を可能にする一方、このアジ化物は又、偽陽性問題の
一因となっている自己破壊傾向から酵素を保護するとい
うことが推測される。アジ化物の付加は、発明者が知っ
ている9 限りでは、少なくとも100■g/dLのエタノールを
感知できる固体状試験具を製造するための最もよい型で
あり、そして、なお、指示薬系の発色性成分は実質的に
還元型(すなわち、偽陽性応答をしない)である。アジ
化物の付加は、特殊な組み込み技術を利用した時にも好
ましい。
A 試験成分 アルコールオキシダーゼ活性を示す調製物は、菌類及び
酵母の種を含む様々な原料から得られる。ピチア型(P
ichia−Type)酵母から得られた調製物は、ア
ルコールオキシダーゼの好ましい原料である。このよう
な酵母原料は、参考のためにここに包含される米国特許
第4,430,427号において、列挙されている。用
いられるこのアルコールオキシダーゼ調製物は、エタノ
ール及びメタノール、1−プロパツール等の他の低級第
1級アルコール類と反応する。
本発明において有用な過酸化物活性化物質は、種々の有
機及び無機原料から選ぶことができる。
セイヨウワサビペルオキシダーゼあるいはポテト0 ペルオキシダーゼ等の植物性ペルオキシダーゼを使用す
ることができる。満足度は低いとはいえ、更に、ヘミン
及びヘミン誘導体並びにヘモグロビン類及びヘマチンを
使用することができる。
発色性指示薬系としては、単一成分でもあるいは1対の
発色性指示薬系を形成する2成分でもよい。3.3’、
5.5′−テトラメチルベンジジン、o−)リジン、2
−アミノ−8−ナフトール−3,6−ジスルホン酸、天
然産品のゴムグアイヤツクあるいはp−アニシジン等の
単一発色性成分を使用する際には、偽陽性問題を取り除
くために試験組成物中にアジ化物を含むものが好ましい
。3.3”、5.5”−テトラメチルベンジジン、0−
トリジン及びゴムグアイヤツクは、好ましい単一発色性
指示薬成分である。就中、3,5−ジクロ9−2−ヒド
ロキシベンゼンスルホン酸(DH9A) / 4−アミ
ノアンチピリン、3.5−ジクロロ−2−ヒドロキシベ
ンゼンスルホン酸/3−メチル−2−ベンゾチアゾリン
ヒドラゾンあるいはm−アニシジン/4−アミノアンチ
ピリン等の対になった発色性成分が試験具の調製のため
に使用することができる。発色性対、DH3A/ 4−
7ミノアンチビリンが好ましい対の指示薬系である。
発色性指示薬系の選択は、約5分未満で水性試験試料中
゛の100mg/dLのエタノールの存在に対する色度
測定応答についての前述に基準を満たすための、試験具
の能力に影響することもある。ここにおける開示により
、十分に感度の良い指示薬系の選択は、その技術の属す
る分野における通常の知識を有するものによりなされる
ことができる。
好ましいアジ化物類は、金属塩アジ化物類、特に爆発性
のない電気的に陽性な金属アジ化物類である。特に好ま
しくは、アジ化リチウム、アジ化ナトリウム、アジ化カ
リウム及び同種のもの等のメンデレーエフの周期表のI
A族から選ばれた金属アジ化物類である。これらのうち
、アジ化ナトリウムは、最も容易に商業的に入手可能で
あることが判明した。
アルコールオキシダーゼの最適pHは、PH7,5付近
である。それ故に、全ての水性試験試料で必要ではない
が、緩衝液を試験具の中に組み込むことが好ましい。も
しも、試験具が、試料のp■が低い4〜5程度である尿
等の体液に用いるために配合されているならばこのこと
は、特に真実である。
本発明では、5.0〜8.0の範囲のp)lに調製でき
るものであれば、どんな緩衝液でも使用することができ
る。有用な緩衝液はリン酸ナトリウム、クエン酸ナトリ
ウム並びにトリス(ヒドロキシメチルl)アミノメタン
及びトリス(ヒドロキシメチル)−アミノメタングルタ
メートを含む。他の緩衝液は、この明細書において、そ
の技術の属する分野の通常の知識を有するものが、容易
に選択できる。
湿潤物質及び色素あるいは貯蔵寿命安定剤等の付加成分
は、それらがエタノールとアルコールオキシダーゼあ・
るいは発生した過酸化物と過酸化物活性化物質との酵素
反応を阻害しない限りは包含せしめることができる。適
当な湿潤剤としては、ポリビニルピロリドン等のポリマ
ー及び表面活性3 剤等を挙げることができる。ポリエトキシ化された脂肪
アルコール(登録商標 Emulphor■ON 87
0として、ニューヨーク州、ニューヨークのGAF社か
ら入手)も使用することができる。ジオクチルナトリウ
ムスルホスクシネート(登録商標Aerosol■OT
として、ウィスコンシン州、ミルウォーキー(7)Al
drich Che+++1cal Co、、から入手
)は、表面活性剤としても及び色素安定剤としても作用
する。貯蔵寿命安定剤として、ソルビトール及びトリス
(ヒドロキシメチル)アミンメタングルタメートを挙げ
ることができ、特にソルビトールが好ましい。
支持体マトリックスは、試験組成物の成分を包含せしめ
ることができるものであれば、どんな物質でもよい。従
ってマトリックスとしては、溶液分析用の試薬片に利用
された様な、多くの公知の形態をとることができる。例
えば、米国特許第3.846,247号は、フェルト、
多孔性セラミック片及び纒まれたあるいはマット状にさ
れたガラスファイバーの使用を教示している。紙の代替
物と4 して、米国特許第3,522,928号は、木の棒、布
、スポンジ材料及び粘土質物質の使用を教示している。
フランス特許第2,170.H7号は、50%以上のポ
リアミドファイバーを含む支持体マトリックスの使用を
教示している。支持体マトリックスへの他の取り組み方
が、米国特許第4,048,513号に開示されており
、その中では、適当な支持体マトリックスの上に試薬を
印刷するという概念を採用している。米国特許第4,0
48,514号は、反応体系に試薬を含有するフィラメ
ントの織込み又は編み込みを開示している。
それ故に、本発明の試験具の製造においては、他の物と
同様に、全ての上記支持体マトリックスの概念を使用す
ることができることを評価すべきである。、このマトリ
ックスは、水性溶液との接触により破壊されるポリマー
のマイクロカプセルのような、いずれかの成分または全
ての成分を物理的に取り入れる系を含むことができる。
例えば、アルコールオキシダーゼ及び発色性指示薬系ま
たは対になっている発色性指示薬の1成分を、溶液と接
触するまで、相互作用なしに、同じ支持体マトリックス
の中で、分離して維持することができる。マトリックス
は、その組成物の成分が、液状あるいは半液状で均質に
混合された系よりなることもでき、これは、後に、硬化
させ、あるいは固めることによって、成分を包含せしめ
ることができる。ミクロポーラスな膜またはポリマーフ
ィルムマトリックスの使用をはじめとする、他のマトリ
ックスの形式が、考えられる。ミクロポーラスな膜は、
前もって形成された膜として利用されるかあるいは相転
写のような技術により調製することができる。適当なポ
リマーフィルムは、スチレン及びブタジェンの80:4
0の共重合体から形成される様なラテックスポリマー懸
濁液を基礎とする市販のラテックス配合物を用いて製造
することができる。他の天然あるいは合成ポリマーまた
はそれらの混合物もまた使用することができる。そのよ
うなフィルム配合物の例は、参考のためにここに包含さ
れた米国特許第3,830,957号及び第4.312
,834号中に、見い出すことができる。
現在好ましい方法は、吸水性支持部材例えば、ろ紙に組
成物を含浸せしめ、ついでその含浸マトリックスを支持
部材に固着させることである。全血試料を試験する際に
は、含浸支持体マトリックスを被覆して、過剰の試料を
洗浄又はふき取ることができる。
B、調製方法 好ましくは、その試薬試験片、あるいは試験具は、組み
込み工程間に乾燥を行いながら、支持体マトリックスに
継続的に組み込むことにより調製される。乾燥は、組み
込まれた組成物に有害な影響を生じない、どのような方
法によっても行うことができ、通常は空気炉を用いて行
う。その後、乾燥した紙は裁断され、支持体部材、例え
ば、硬化したまたは半分硬化したポリスチレンフィルム
片の一端に固定することができる。ポリスチレンフィル
ム片上に、ろ紙を固定するには、DOUBLESTIC
K @として3M社より市販されているような両面粘着
テープを使用することにより、行うことができる。
7 以下に、好ましい組み込み方法を示す。
a)アルコールオキシダーゼ及びいずれかの残余成分の
組み込み以前に、いずれかの有機溶剤に溶解した単一の
発色性成分を組み込み、ついで完全に乾燥する、 b)第2発色性成分の組み込み以前に、対をなす発色性
指示薬の一成分を、アルコールオキシダーゼを含有する
、支持体マトリックス中に乾燥させながら組み込む、 C)アルコールオキシダーゼ及びペルオキシダーゼを含
む乾燥した微小孔構造のポリマーフィルムに発色性指示
薬を組み込む方法。
分離組み込みを使用する場合、その試験片は、ろ紙支持
体マトリックスの白さとは目視的に異なるわずかな着色
を示す。この着色は、水と接触した時、わずかに強くな
る。しかしながら、発色性成分は、還元された(非着色
の)状態で、実質的に残存しており、試験具が、100
鵬g/dLのエタノールを含む水性試料と接触すると、
約5分未満で有意の色の変化がある。しかしながら、こ
のわずか8 な着色のために、対をなす発色性成分を分離して包含せ
しめる場合でさえ、アルコールオキシダーゼと共にアジ
化物を組み込むことが好ましい。
試験具は、分析成分を、液状あるいは半液状でポリマー
マトリックス中に混ぜ合せ、ついで支持体に塗布するこ
とにより、調製することもできる。そのような操作によ
る実施例も又用意されている。
組み込みは、支持体マトリックスに、実質的に均質に、
分析組成物を混入せしめることが÷きる、浸漬、散布あ
るいは吹き付は等のいずれの方法によっても、行なうこ
とができる。
C0試験成分の濃度範囲 試験成分の濃度範囲は、エタノールの溶液分析において
必要とされる濃度より実質的に高い。適当な濃度の選択
は、アルコールオキシダーゼとだけでなく(米国特許第
4,430,427号)ペルオキシダーゼとアジ化物の
明らかな相互作用(アジ化ナトリウムのペルオキシダー
ゼ活性に対する有害な影響、36.ジェー、クリソ、パ
ソロジー(J。
Cl1n、 Pathology) 10,11383
)により、さらに複雑になる。さらに適当な濃度は、試
料が尿、唾液または血液かどうかによりわずかに変化す
る。選ばれた指示薬系を用いて十分な感度のエタノール
検査を与えることができる、アルコールオキシダーゼ(
AOD)の所望濃度を最初に決定するのが好ましい。要
求されるアルコールオキシダーゼの濃度は、指示薬の感
度に逆に関連している。過剰のペルオキシダーゼを使用
し、ペルオキシダーゼに対するアジ化物の割合は、好ま
しくは重量比で0.4:1以下であり、この量は、ペル
オキシダーゼの必要な活性を阻害することなしに、偽陽
性表示を妨げるために十分である。
次表は、先に規定した感度及び反応時間を有する本発明
の試験具を調製するために使用される試薬溶液中の成分
についての実際の濃度範囲及び好ましい濃度範囲の指針
を与える(ユニットの定義は最初の実施例参照)。
啄jしL(」已# AOD 10〜250 1U/mL 20〜100 I
I/mLPO024〜3E1001U/mL 50〜2
00 IU/mLアジ化物 0〜15mM 2.5〜5
IIIM尿 夾m渡 奸1しy白1度 AOD 10〜500 IU/mL 20〜200 1
U/mLPO024〜380010/mL 50〜20
0 10/mLアジ化物 0〜5.0mM O,5〜3
.OmM最も好ましくは唾液/血清試験具につい、ての
アルコールオキシダーゼの濃度は、40〜701U/m
Lであり、尿素については50〜150IU/mLであ
る。どのような場合でも、単一発色性成分あるいは対に
なった発色性成分の各々の濃度は、約0.O1〜0.2
M(モル)であり、好ましくは、約0.025〜0. 
INである。緩衝液は、約5〜9、好ましくは、約7〜
8のpHを示すべきである。これらの濃度範囲及び成分
の相対濃度は、その溶液が水性含浸溶液1 か、またはポリマー懸濁物であるかどうかで変りうる。
D、使用方法 試験具は、試験試料中に瞬間的に浸漬するか、またはそ
うでなければ、支持体上に試験試料を加え、それにより
100mg/dLのエタノールが存在すると検出可能な
呈色がおこることにより有利に使用される。試験試料と
の接触は、ピペット、綿棒あるいはスパチュラによって
も行なうことができる。浸漬は、尿を使用する時、十分
に満足できる接触法であるが、血液試料は1通常は、ピ
ペットによる方法であり、後者の方法は唾液を試験する
際に有用である。
以下の実施例には、本発明を開発する際に実行された実
験が記載されている。実施例は本発明を説明するのに役
立つが、ここに添付された特許請求の範囲によってのみ
定義されるその範囲を制限するものとして意図されたも
のではない。当業者は、望ましいと考えられるような、
組成物並びに成分及び反応パラメータの変更、代替及び
変化を2 行うことができるであろう。
実施例 アルコールオキシダーゼ(AOD、ECI、1,1,3
.13)は、フィリップス・ケミカル社(Philli
ps Cherrr−ical Go、)オクラホマ州
、バードレスビレから入手した。使用したアルコールオ
キシダーゼの活性は、貯蔵溶液の1ミリリットル当りの
国際単位(10/mL)で、与えられる。活性の1国際
車位(IU)は、pH7,5,25℃における空気飽和
溶液中の1マイクロモルのアルデヒド及び過酸化水素の
生成を触媒する。用いられたペルオキシダーゼは、マイ
ルレう拳ラボラトリーズ・インコーホレーテッド、カン
カキ、イリノイ州(M目es Laboratorie
s。
Inc、 Kankakee、 I 11.)製の活性
13010/agノセイヨウワサビペルオキシダーゼで
あった。
Aerosol @ OTはアルトリ・ンチ争ケミカル
社(Aldrich Chemical Go、) 、
ウィスコンシン州、ミルウォーキーによりジオクチル拳
ソデイウム スルホスクシネートについて使用されてい
る登録商標である。Emulphor@ ON B、7
0は、GAF、=iミーヨーク、ニューヨークにより用
いられている登録商標である。使用した他の試薬は、市
販品である。
実施例中法の省略形を使用した。
dL デシリットル mL ミ リ リ 、ン ト ル M モル mM ミリモル ℃ 摂氏 mg ミリグラム IU 国際単位 TMB 3.3′、5.5′−テトラメチルベンジジン DH9A 3.5−ジクロロ−2−ヒドロキシベンゼン
スルホン酸 MBT)! 3−メチル−2−ベンゾチアゾリンヒドラ
ゾン POD ペルオキシダーゼ AOD アルコールオキシダーゼ 用いたパーセントは、特に断わられない限りは、水性溶
液の100 ミリリットル当りのミリグラム重量(W/
Vりを示す。
A: 直接混合溶液化学 バイオケミカルズ・テクニカル会プルチン・オン会アル
コールオキシダーゼ(BiochemicalsTec
hninal Bulletin on Alcoho
l 0xidase)中に、フィリップス・ケミカル社
(Phillips ChemicalGo、)によっ
て、記述されているような、固体状試験具に、エタノー
ルについての溶液分析を組み込む試みがなされた。この
分析は、発色性指示薬及びペルオキシダーゼを含む指示
薬系と共に、過酸化物の製造に行う。
ワットマン(Whatman)3MMのろ紙を、フィリ
ップス(phillips)分析において使用したもの
(すなわち、含浸溶液中に5rU/mLのアルコールオ
キシダーゼ)に、匹敵する酵素濃度の溶液に浸漬し、空
気炉で60℃で10分間乾燥した。
溶液 0−ジアニシジン・ 2HC文(0,IMリン酸塩緩衡
溶液中、0.008N PH7,5) 10mLPOD
、12mg/mL O,004mLAOロ (500I
U/■L) 0.1mLこのように組み込まれた支持体
は白色だった。
しかしながら、100膳g/dLのエタノールを含む水
性試料と接触した時、はっきりした色の発現はなく、す
なわち、液体分析試薬の直接の組み込みによって得られ
た試験具は、有用な試験具を製造するにはエタノールに
対して、十分な感度を有しない。
より感度の高い試験を行なうために酵素の濃度を高める
ことによって、フィリップス(philliPs)の液
体分析に基づいて、試験具を製造する第2の試みがなさ
れた。ワットマン(Whatman)3MM口紙を、先
に使用した濃度のlθ倍濃度のアルコールオキシダーゼ
及び100倍濃濃度ペルオキシダーゼを含む溶液に浸漬
し、ついで空気炉中で60℃で10分間乾燥した。
溶液 0−ジアニシジン−2HCl (0,1Mリン酸塩溶液
中に0.08L pH7,5) 8.5mL5 POD、12mg/mL O,5mL AOD (500IU/+aL) 1.OmL乾燥支持
体マトリックスは、ブランク(水のみ)又は、 100
+ag/dLのエタノールを含む水性試験試料のいずれ
かと接触させると、淡いピンク色を発現した。エタノー
ル濃度O及び100mg/dLの間では、はとんど差異
が認められなかった。それ故に、このように調製された
試験具は、エタノールに対して、まだ十分な感度を有し
ない。0−ジアニシジンは、5分未満で色度測定の応答
を展開する100mg/dLのエタノールについての試
験具を与えるためには不十分な感度の指示薬であると信
じられている。
同様の感度の欠乏は、エタノールにアルコールオキシダ
ーゼを作用させて得られるアルデヒドを追跡するフィリ
ップス(ph i I l 1ps)の分析の際見られ
た。試験具は、ワットマン(Whatman) 3MM
ろ紙を下記の溶液1または溶液2の中へ浸漬することに
よって調製された。各々のタイプは空気炉60℃で10
分間乾燥させた。
6 溶液1 溶液2 MBTH−HCI (0,04%) 2.OmJL 2
.0m1AOD(500ILI/a+L) 0.05+
wM 1.hjL塩化第二鉄 (0,I N HCJJ中0.0) 8.0+JL 1
.0tal溶液2において、アルコールオキシダーゼの
濃度は、溶液lの濃度に対して20倍高めた。いずれの
方法で調製された試験具も、100mg/dLのエタノ
ールを含む水性試料により接触させた時、反応を示さな
かった。この結果は、フィリップス(phillips
)のアルデヒドに基づく分析は、エタノールの分析溶液
との1時間のインキュベーションが必要とされるので、
予期されないものではなく、これを迅速な浸漬−読み取
り試験に不適切なものとしている。
B:溶液分析試薬濃度を高めて、高感度試験を製造した
場合に発生する偽陽性 A部で製造された試験具のエタノール100■g/dL
に対する感度の悪さは、溶液分析で使用された指示薬で
ある0−ジアニシンのためであると考えられたので、さ
らに2つの実験を行なった。第1の実験(I)において
は、0−ジシアニジン及びアルコールオキシダーゼの°
濃度をさらに高め、第2の実験(II )においては、
より感度の良い指示薬である3、3′、5.5’−テト
ラメチルベンジジン(TMB)に代えた。
■。
0−ジシアニジン・2IC党 45m1(0,IN !
J 7酸塩中−rO,IX、 pH7,5)POD (
12mg/鵬文 ) 0.5i文AOD (2501U
/mjL ) 5.Oi文II 。
第1浸漬 0.05M TMB トルエン中 Aerosol(II) 0.T。
第2浸漬 0.1 リン酸塩、PI(7,54,5m見POD (
12+g/mJ1 ) 0.5+JIAOD (500
IU/w文) 1.0m立木 4.0a1 9 組成物工は、浸漬によってワットマン (Whatman)3MMろ紙の上に組み込まれた。ろ
紙は、直ちに淡褐色に変わったが、この色はエタノール
、の存在を示すものであろう。含浸ろ紙は、空気炉中で
、60℃で15分間乾燥した。その褐色は、発現しつづ
け、時間とともに、更に強くなった。乾燥ろ紙を、エタ
ノール100mg/dLを含む水性試料と接触させると
、5分未満でその色は、偽陽性色とははっきりと異なっ
た。それ故に、その紙片は、十分な感度を示したが、し
かし、それらの偽陽性反応のために、それらの紙片は使
用するのには不適当となった。
組成物IIは2段階浸漬によってワットマン(What
man) 3 Mにろ紙中に組み込まれたが、浸漬と浸
漬の間には空気炉での乾燥を行った。このろ紙は、TM
B、 Aerosolo 0.To、トルエン溶液に、
まず浸漬しついで60℃で3分間乾燥した。アルコール
オキシダーゼを含む第2溶液に浸漬した後、こ 1の試
験片は濃い青色を発現した。色の濃さは、乾燥により、
いく分派じたが、しかし、乾燥した、0 2回浸漬したろ紙は、依然として強い青緑色だった。そ
の紙片は、100mg/d、Lのエタノールを含む水性
試料と接触させた時、5分未満で、はっきりとした色の
変化を示したが、非接触の紙片において見られる偽陽性
色のために、この配合物は使用するのに不適当なものと
なった。
両方の紙片配合物は、水と接触した時、僅かな色増加も
示した。
C:単一発色性成分 ワットマン(Whatman)3MMろ紙を、アジ化物
、ペルオキシダーゼ、及び発色性指示薬系として、3.
3”、5.5’−テトラメチルベンジジン(TMB)を
含む試験組成物で包含せしめた。発色性指示薬のTMB
は、0.5X AerosoloD O,T、を含むT
MBのトルエン溶液の中に、ろ紙を浸漬することによっ
てまず、組み込まれた。このろ紙は、次いで10分間6
0℃で空気炉中にて乾燥した。乾燥ろ紙は次いで、下記
の成分を含有する溶液に浸漬した。
ポリビニルピロリドン (IC−30) 2.OmL1
5%水溶液 Emulphor@ ON 870 2.OmL5z水
溶液 リン酸塩緩衝液 2.0+aL O,5M、 pH8,5 水 2.25mL アジ化ナトリウム、0.03M O,25mLPOD、
 12mg/mL O,5mLAOD、400IU/腸
L 1.Oi+L2度組み込まれたろ紙を、80℃で1
5分間乾燥した。このろ紙は、エタノールを含む試料と
接触する以前は、無色(偽陽性)を示した。
2度乾燥し、組み込まれたろ紙を、(0,5XO,5c
m片)ポリスチレン等の硬い非反応性材料を用いて形成
された支持部材に固着させた。
が、この支持部材は次に把手として役立つ。
水性試料中の少なくとも100mg/dLのエタノール
に対して感度の良い試験具を調製するためには、この配
合物は発明者が知る限りでは、最もよい型である。この
試験具は、1〜2分で検出可能な色度測定の応答を与え
る感度で反応する。
D:アジ化物を含まない試験測定具 ワットマン(Whatman) 31 ETろ紙は、第
1に、ペルオキシダーゼ、アルコールオキシダーゼ及び
1対の発色性指示薬の1成分を含有する溶液に浸漬し、
ついで空気炉中にて60°Cで15分間乾燥した。
溶JfLi PQD (1,0Mリン酸ナトリウム中に3mg/mL
、pH7,5)4、OmL Emulphor@ ON 870 (5%水溶液) 
4.OmLAOD (8501U/mL) 3.5mL
DH5A (0,2M水溶液) 2.OmL水 fi、
5mL 溶JL名 4−アミノアンチピリン、 0.02M )ルエン溶液
アジ化物の添付なしに、試験具を調製すると、そのろ紙
は、わずかな着色を示す。しかしながら、その成分は、
最終的な具申に、還元された(非着色の)型で、実質的
に残存し、その具は、水性試料中の少なくとも100m
g/dLのエタノールに3 対して敏感であり、そして、上記試料と接触した時、そ
の具は、1〜2分で検出可能な色度測定の応答を示す。
そのような具は、特に、エタノールの存在を強い「陽性
」色によって示す、エタノールについての、推定試験に
適当である。
E:発色性成分とアジ化物の分離 固相のエタノール具は、D部で示されたように製造する
ことができるが、分離して包含を行うことができる対に
なった発色性の指示薬を使用する時でさえ、アジ化物を
含むことが好ましい。
ワット? 7 (Whatman) 31 ETろ紙を
、アジ化すトリウムを含む溶液lに浸漬し、ついで空気
炉にて、50°Cで15分間乾燥した。乾燥ろ紙を、次
に第2溶液に浸漬し、ついで乾燥した。1度乾燥され、
包含されたろ紙を裁断し、便利な把手のための細長いプ
ラスチックハンドルを用いて形成された支持部材の一端
に固着した。
1亘」 ポリビニルピロリドン 2.OmL (15寛水溶液) 4 POD O,5mL (1,0Mリン酸ナトリウム中 12mg/mL、pH7,5) Emulphor@ ON 870 2.OmL(5χ
水溶液) AOD 3.OmL (8001U/1IL) DHSA (0,IN) 2.0+1Lアジ化ナトリウ
ム 9.5mL (0,02M水溶液) 1亘」 0.02M MBTH塩基のトルエン溶液この方法で調
製された具は、エタノールを含む試料と接触する以前に
は、実質的に無色であり、推定試験または試料中に存在
するエタノールの定量のどちらにも使用することができ
る。
F:ポリマーフィルム支持体マトリックス特定の特質を
有する試験具は、下記に示したフィルム配合物を使用し
、支持体マトリックスとしてポリマーフィルムを使用し
て製造することもできる。
第1層 ラテックス 2.OmL TMB ・2HCf1.15?+ng Avicel RC591−F 3gm水 11.0+
1L 第2層 0.5Mリン酸塩、PH7,52,0mLPOD、 1
0mg/mL O,5+sLアジ化ナトリウム(8園M
) 0.5mLEa+ulphor@ ON 870 
(30%) 1.0mLラテックス 2.hL AOり 500IU/mL 1.0+wL水 3.hL Avicel RC5111iF 3.Ograこのラ
テック゛スは、ボリサール・インコーホレーテッド、(
Polysar Incorporated)、モナコ
1PAから得た50%の固型物を含むスチレン−ブタジ
ェン(60:40) (7)共重合体であるPo1ys
ar XE 485テある。Avicel RC591
−Fは、エフ・エム・シ−eコーポレーションの食品及
び薬品製造部(FMCCorp、、 Food and
 Pharmaceutical ProductsD
+v−+)ペンシルバニア、フィラデルフィアから得た
微結晶セルロースである。
このフィルムは、ドクタ一番ブレードを使用し、2層に
塗布する。好ましいフィルム厚は、約25〜35ミクロ
ンの乾燥フィルム厚が得られる約30〜40ミクロンで
ある。しかしながら、フィルムの厚さは、具の性能に対
しては重大ではない。フィルムは、空気乾燥または空気
炉中にて、80℃で10分間乾燥することができる。
G:支持体マトリックスとしての相転位膜状フィルム 少なくとも100mg/mLのエタノールに敏感な、か
つ5分未満で、色度測定の応答を与える固体状試験具は
、相変換膜状フィルムの使用により調製することもでき
る。
白い親水性膜は、次のようにして調製される:高速でか
き混ぜながら、溶液2を溶液lに徐々に加えた。(滴下
法)添加を完了すると「〈もり7 点」に到達するであろう。よくかき混ぜながら、これに
2.0グラムのCab−o−、sil をゆっくりと添
加する。
ドクターブレードを使用し、明澄なTryciteの支
持部材上に50ミクロン厚さにその材料を施せ。
そのフィルムを、75°Cで8〜lO分間乾燥せよ。
症亘」 酢酸セルロース(粘度45) 15% +1.5%;ノ
kP−1407−1rトン溶液 36.0gm15X 
(7)SMA2825A+ 1.5$(7)KP−14
07セトン溶液 4 、0gm トルエン 2.hL 症亘」 ツルピトーJl/ (BOX) 1.8mLアジ化ナト
リウA (0,03N) 1.8mLEmulphor
■ ON 870 (IOX) 1.0+aLPOD 
(20mg/dL) 0.5mLAOD (5001U
/mL) 1.8mL2−プロパ/ −ル13.OmL リン酸塩緩衝液pH7,5,’0.05N Il、2I
IL8 酢酸セルロース(粘度45)は、イーストマン・ケミカ
ル・プロタ゛クツ・インコーポレーション(Eastm
ann Chemicals Products、 I
nc)テネシー州、キンゲスポイントから得ることがで
きる。Kp−140ハ、エフエムシー、コーポレーショ
ン インダストリアル ケミカル グ ル − プ (
FMCCorp、、 Industrial Chem
ical Group)ペンシルバニア州、フィラデル
フィアから得た可塑剤のトリブトキシホスフェートであ
る。SMA 2B25 Aは、アトランティック リッ
チフィールド カンパニー(Atlantic Ric
hfield Co、)ペンシルバニア州、フィラデル
フィアからのスチレン−無水マレイン酸共重合体である
。 Cab−o−silは、(カポットコーポレーショ
ン(Cabot carp、)マサチューセッツ州、ボ
ストンから得た、溶融シリカ重合体である。
完全に白色の親水性膜に、次に発色性指示薬系を含潰せ
しめる、1つの含浸溶液は、0.5zAerosol■
 OTを含む0.05M3 、3 ” 、 5 。
5′、−テトラメチルベンジジントルエン溶液であるだ
ろう。別の含浸溶液は、0.5zゴムグアイヤツクのク
ロロホルム(COCl2)溶液であるだろう。いずれの
溶液も、lO〜50フィート/分の速度でフィルム表面
へ、ローラーにより塗布することにより、相変換フィル
ムに含浸させることができる。その湿ったフィルムは、
次いで、溶媒の引火点で乾燥する。
本発明をある程度の具体性をもって説明してきたが、本
開示は実施によってのみなされたものであり、細目にお
いては数々の変更を、本発明の範囲を逸脱することなし
に行うことができることが理解される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性試験試料中のエタノールの存在を測定するため
    の試験具であって、前記試験具が、アルコールオキシダ
    ーゼ、過酸化物活性化物質、及び指示薬系の発色性成分
    が実質的に還元された型である、検出可能な応答を与え
    ることができる発色性指示薬系を包含せしめた支持体マ
    トリックスからなり、該アルコールオキシダーゼが約5
    分未満で試験試料中のエタノール100mg/dLの存
    在に対して検出可能な色度測定の応答を与えるために十
    分な量存在していることを特徴とする試験具。 2、アルコールオキシダーゼの存在量が、少なくとも1
    010/mLのアルコールオキシダーゼを含む溶液を支
    持体に包含せしめ、ついで乾燥した結果得られた量であ
    る特許請求の範囲第1項記載の試験具。 3、支持体マトリックスが紙である特許請求の範囲第1
    項記載の試験具。 4、支持体マトリックスに、更に、アジ化物を包含せし
    めた特許請求の範囲第1項記載の試験具。 5、支持体マトリックスに、更に、約5〜9の範囲にp
    Hを調整できる緩衝物質を包含せしめた特許請求の範囲
    第1項記載の試験具。 6、支持体マトリックスに、更に、安定剤を包含せしめ
    た特許請求の範囲第1項記載の試験具。 7、安定剤がソルビトールである特許請求の範囲第6項
    記載の試験具。 8、過酸化物活性化物質がペルオキシダーゼである特許
    請求の範囲第1項記載の試験具。 8、発色性指示薬系がガムグアヤツク、0−)リジン、
    3,3′、5.5′−テトラメチルベンジジンまたはそ
    れらの混合物から選ばれる単一の発色性成分である特許
    請求の範囲第4項記載の試験具。 10、発色性指示薬系が、3.5−ジクロロ−2−ヒド
    ロキシベンゼンスルホン酸/4−アミノアンチピリン、
    3,5−ジクロロ−2−ヒドロキシベンゼンスルホン酸
    /3−メチル−2−ベンゾチアゾリンヒドラゾン、m−
    アニシジン/4−アミノアンチピリンまたはそれらの混
    合物である対になった発色性成分を含む特許請求の範囲
    第1項記載の試験具。 11、支持体マトリックスに更にアジ化物を包含せしめ
    た特許請求の範囲第1θ項記載の試験具。 12、特許請求の範囲第1項記載の試験具の製造法であ
    って・ (a) 対になった発色性指示薬系の1成分及び有機溶
    媒を含む第1混合物を調整する;(b) 過酸化物活性
    化物質、並びに発色性指示薬系の残りの成分及びアルコ
    ールオキシダーゼの水性第2混合物を調整する; (C) 第1あるいは第2混合物の1方を支持体マトリ
    ックスに包含せしめ、ついで乾燥する;及び (d) 第1あるいは第2混合物のもう一方を支持体に
    包含せしめ、ついで乾燥する。 工程よりなることを特徴とする製造法。 13、水性第2混合物が少なくとも1010/mLのア
    ルコールオキシダーゼを含む特許請求の範囲第12項記
    載の製造法。 14、アジ化物を、更に、水性第2混合物中に含ませる
    特許請求の範囲第12項記載の製造法。 15、約5〜9の範囲にpHを調整できる緩衝物質を、
    更に、水性第2混合物中に含ませる特許請求の範囲第1
    2項記載の製造法。 1B、安定剤を、更に、水性第2混合物中に含ませる特
    許請求の範囲第12項記載の製造法。 17、安定剤がソルビトールである特許請求の範囲第1
    2項記載の製造法。 !8.特許請求の範囲第1項記載の試験具の製造法であ
    って、 ) (a) 発色性成分及びラテックスポリマーの第1混合
    物を調整する; (b) 過酸化物活性化物質、アジ化物、アルコールオ
    キシダーゼ、発色性指示薬系の残りの成分及びラテック
    スポリマーの第2混合物を調整する; (C) 第1あるいは第2混合物の一方を支持部材上へ
    塗布する; (d) 乾燥; (e) 第1あるいは第2混合物のもう一方を支持部材
    上へ塗布する、及び (d) 乾燥、 の工程よりなることを特徴とする製造法。 19、第2混合物が少なくともl0IU/mLのアルコ
    ールオキシダーゼを含む特許請求の範囲第18項記載の
    製造法。 2、特許請求の範囲第1項記載の試験具の製造法であっ
    て・ (a) アルコールオキシダーゼ及び過酸化物活性化物
    質を含む溶液から相転位ポリマーフィルムを調整する; (b) 相転位ポリマーフィルムを、発色性指示薬及び
    有機溶媒を含む溶液に含浸させ る、 工程よりなることを特徴とする試験具の製造法。 21、相転位ポリマーフィルムを調整するために使用さ
    れる溶液が、少なくともl0IU/mLのアルコールオ
    キシダーゼを含む特許請求の範囲第20項記載の製造法
    。 22、相転位ポリマーフィルムを調整するために使用さ
    れる溶液が、更に、アジ化物を含む特許請求の範囲第2
    0項記載の製造法。 2、特許請求の範囲第10項記載の試験具の製造法であ
    って、 (a) 有機溶媒中の単一発色性成分の第1混合物を調
    整する; (b) 過酸化物活性化物質、アルコールオキシダーゼ
    及びアジ化物の水性第2混合物を調整する; (C) 支持体マトリックスに第1混合物を包含せしめ
    、ついで乾燥する弓 並びに (d) 支持体マトリックスに第2混合物を包含せしめ
    、ついで乾燥する、 工程よりなることを特徴とする試験具の製造法。 24、水性第2混合物が少なくとも1010/mLのア
    ルコールオキシダーゼを含む特許請求の範囲第23項記
    載の製造法。 25、約5〜9の範囲にpHに調整できる緩衝物質を、
    さらに水性第2混合物に含ませる特許請求の範囲第23
    項記載の製造法。 2B、安定剤を、さらに水性第2混合物中に含ませる特
    許請求の範囲第23項記載の製造法。 27、安定剤がソルビトールである特許請求の範囲第6
    項記載の製造法。 28、水性試験試料中のエタノールの存在を測定する方
    法であって、試験試料を特許請求の範囲第1項記載の試
    験具と接触させついで5分未満で、検出可能な色度測定
    の応答を観察することよりなることを特徴とする方法。
JP60118980A 1984-06-04 1985-06-03 水性試験試料中のエタノールの存在を測定するための試験具及びその製造方法 Granted JPS60262598A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/616,732 US4810633A (en) 1984-06-04 1984-06-04 Enzymatic ethanol test
US616732 1984-06-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60262598A true JPS60262598A (ja) 1985-12-25
JPH0586197B2 JPH0586197B2 (ja) 1993-12-10

Family

ID=24470741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60118980A Granted JPS60262598A (ja) 1984-06-04 1985-06-03 水性試験試料中のエタノールの存在を測定するための試験具及びその製造方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4810633A (ja)
EP (1) EP0164008B1 (ja)
JP (1) JPS60262598A (ja)
AT (1) ATE51028T1 (ja)
AU (1) AU560448B2 (ja)
CA (1) CA1254117A (ja)
DE (1) DE3576528D1 (ja)
DK (1) DK249085A (ja)
FI (1) FI852225L (ja)
IL (1) IL75065A (ja)
NO (1) NO852070L (ja)
ZA (1) ZA853430B (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1204297B (it) * 1986-04-09 1989-03-01 Boehringer Biochemia Srl Complesso di reagenti per la determinazione enzimatica di alcoli primari c1-c4 e metodo relativo
JPS6348457A (ja) * 1986-08-19 1988-03-01 Fuji Photo Film Co Ltd 乾式多層分析要素
US4855228A (en) * 1987-09-11 1989-08-08 Miles Inc. Multiple oxidative indicator system for visual determination of hydrogen peroxide
DE3821077A1 (de) * 1988-02-12 1989-08-24 David Diagnostics Inc Verfahren zur bestimmung des sauerstoffgehaltes in biologischen fluessigsubstraten und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens
USRE36268E (en) * 1988-03-15 1999-08-17 Boehringer Mannheim Corporation Method and apparatus for amperometric diagnostic analysis
DE68922550D1 (de) * 1988-08-30 1995-06-14 New Oji Paper Co Ltd Alkohol-oxidase Enzymelektrode und Verfahren zur Bestimmung von Alkoholeinhalt.
US5508171A (en) * 1989-12-15 1996-04-16 Boehringer Mannheim Corporation Assay method with enzyme electrode system
JP3171444B2 (ja) * 1989-12-15 2001-05-28 ロシュ・ダイアグノスティックス・コーポレイション 酸化還元メディエーターおよびバイオセンサー
US5532138A (en) * 1990-04-26 1996-07-02 Behringwerke Ag Method and kits for determining peroxidatively active catalysts
US5141854A (en) * 1990-12-13 1992-08-25 Hoffman-La Roche, Inc. Enzymatic composition for ethanol assay
CA2081870A1 (en) * 1991-11-15 1993-05-16 Robert Bauer Detection of analytes in saliva using peroxide-peroxidase test systems
US5332662A (en) * 1992-07-31 1994-07-26 Syntex (U.S.A.) Inc. Methods for determining peroxidatively active substances
US5416004A (en) * 1993-01-19 1995-05-16 Detwiler; Richard L. Multilayer analytical element containing primary amine buffer and method for the determination of ethanol
US5429932A (en) * 1993-05-24 1995-07-04 Eastman Kodak Company Multilayer analytical element containing niacinamide and method for the determination of ethanol
US5429931A (en) * 1993-05-24 1995-07-04 Eastman Kodak Company Multilayer analytical element containing crosslinked binder and method for the determination of ethanol
US5861269A (en) * 1996-11-01 1999-01-19 Dade Behring Marburg Gmbh Methods for removing interferences due to endogenous dehydrogenases in enzyme assays
US5834626A (en) * 1996-11-29 1998-11-10 De Castro; Emory S. Colorimetric indicators for breath, air, gas and vapor analyses and method of manufacture
US5968746A (en) * 1997-11-26 1999-10-19 Schneider; David R. Method and apparatus for preserving human saliva for testing
US5997817A (en) * 1997-12-05 1999-12-07 Roche Diagnostics Corporation Electrochemical biosensor test strip
US7700305B2 (en) 1999-09-17 2010-04-20 N2Itive1 Innovations Analyte detection
US6426182B1 (en) 2000-02-22 2002-07-30 Serim Research Corporation Apparatus and method for determining whether formaldehyde in aqueous solution has been neutralized
US7374905B2 (en) * 2000-11-08 2008-05-20 Oxyrase, Inc. Medium composition, method and device for selectively enhancing the isolation of anaerobic microorganisms contained in a mixed sample with facultative microorganisms
US6572745B2 (en) * 2001-03-23 2003-06-03 Virotek, L.L.C. Electrochemical sensor and method thereof
US20040087874A1 (en) * 2002-10-28 2004-05-06 David Schneider Saliva collection system
US20050121826A1 (en) * 2003-12-03 2005-06-09 Kiamars Hajizadeh Multi-sensor device for motorized meter and methods thereof
US20070031914A1 (en) * 2005-08-05 2007-02-08 Wei Zhu Devices for analyte assays and methods of use
DE102006023897A1 (de) * 2006-05-22 2007-11-29 Merck Patent Gmbh Verfahren und Mittel zur enzymatischen Bestimmung von Ethanol
WO2009014722A1 (en) * 2007-07-25 2009-01-29 Richmond Chemical Corporation A method for detecting biofuel producing microbes
CA2725977A1 (en) * 2008-05-27 2009-12-03 Zbx Corporation Enzymatic analytical membrane, test device and method
CN103267758B (zh) * 2013-05-17 2015-05-13 浙江东方基因生物制品有限公司 用于测试唾液中酒精含量的干化学法快速诊断试剂条及其制备方法
FI126484B (en) 2013-12-03 2017-01-13 Goodwiller Oy Disposable test strip device for detecting an analyte in a body fluid sample
WO2018035091A1 (en) 2016-08-15 2018-02-22 University Of Florida Research Foundation, Inc. Methods and compositions relating to tunable nanoporous coatings
WO2018213570A2 (en) 2017-05-17 2018-11-22 University Of Florida Research Foundation Methods and sensors for detection
US11480527B2 (en) 2017-12-20 2022-10-25 University Of Florida Research Foundation, Inc. Methods and sensors for detection
US11705527B2 (en) 2017-12-21 2023-07-18 University Of Florida Research Foundation, Inc. Substrates having a broadband antireflection layer and methods of forming a broadband antireflection layer
US11647993B2 (en) * 2017-12-22 2023-05-16 Research Triangle Institute Oral fluid collector
US11819277B2 (en) 2018-06-20 2023-11-21 University Of Florida Research Foundation, Inc. Intraocular pressure sensing material, devices, and uses thereof

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335479U (ja) * 1976-09-01 1978-03-28
JPS5661652A (en) * 1979-10-10 1981-05-27 Miles Lab Indicator composition of cofactors
JPS57147058A (en) * 1981-03-06 1982-09-10 Wako Pure Chem Ind Ltd Measuring method for hydrogen peroxide
JPS5966899A (ja) * 1982-10-07 1984-04-16 Ono Pharmaceut Co Ltd 過酸化水素定量方法
JPS59500736A (ja) * 1982-05-07 1984-04-26 ク−パ−・ラボラトリ−ス・インコ−ポレ−テツド 凝血の測定およびその試薬
JPS5985290A (ja) * 1982-11-06 1984-05-17 Toyobo Co Ltd 安定なクレアチンアミジノヒドロラーゼ製剤
JPS59166098A (ja) * 1983-01-12 1984-09-19 アルコホリズム・アンド・ドラツグ・アデイクシヨン・リサ−チ・フアウンデ−シヨン アルコ−ル測定用組成物

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3413198A (en) * 1966-06-30 1968-11-26 Calbiochem Reagents and method for assaying biological samples
DE1598153C3 (de) * 1966-11-22 1973-11-22 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Diagnostisches Mittel zum Nach weis der Inhaltsstoffe von Korperflus sigkeiten
AT308049B (de) * 1970-08-28 1973-06-25 Boehringer Mannheim Gmbh Reagens zur Glucosebestimmung
JPS5033795B1 (ja) * 1970-11-25 1975-11-04
DK678474A (ja) * 1974-02-15 1975-10-13 Hoffmann La Roche
US3926736A (en) * 1974-08-30 1975-12-16 Calbiochem Enzymatic ethanol assay
DE2460903C3 (de) * 1974-12-21 1981-12-24 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Neue 3,3',5,5'-Tetraalkylbenzidine
NL184440C (nl) * 1978-05-17 1989-07-17 Battelle Memorial Institute Proefstrook voor het analyseren van opgeloste stoffen.
DE2830327C3 (de) * 1978-07-10 1980-12-04 Kernforschungsanlage Juelich Gmbh, 5170 Juelich Verfahren zur mikrobiellen Herstellung von Alkoholoxidase
DE2910134A1 (de) * 1979-03-15 1980-09-25 Boehringer Mannheim Gmbh Diagnostisches mittel zum nachweis von bestandteilen von koerperfluessigkeiten
US4710458A (en) * 1979-09-17 1987-12-01 R. J. Harvey Instrument Corporation Nylon strips for medical assay
JPS5645198A (en) * 1979-09-20 1981-04-24 Wako Pure Chem Ind Ltd Determination of amount of hydrogen peroxide of activity of peroxidase
US4363634A (en) * 1980-07-18 1982-12-14 Akzona Incorporated Glass support coated with synthetic polymer for bioprocess
JPS5768788A (en) * 1980-10-17 1982-04-27 Toyobo Co Ltd Stablized glycerophosphate oxidase composition
US4430427A (en) * 1980-11-04 1984-02-07 Phillips Petroleum Company Red absorbing combination of alcohol oxidase and an azide compound
DE3124594A1 (de) * 1981-06-23 1983-01-05 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Mittel und verfahren zum nachweis von wasserstoffperoxid
DE3124590A1 (de) * 1981-06-23 1983-01-27 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Stabilisiertes reagenz zum nachweis von h(pfeil abwaerts)2(pfeil abwaerts)o(pfeil abwaerts)2(pfeil abwaerts)
JPS589688A (ja) * 1981-07-06 1983-01-20 Toyobo Co Ltd 安定な酵素組成物
US4427770A (en) * 1982-06-14 1984-01-24 Miles Laboratories, Inc. High glucose-determining analytical element
CA1205731A (en) * 1982-11-01 1986-06-10 Roger C. Phillips Test device and method for measurement of analyte levels in colored aqueous fluids
US4734360A (en) * 1983-07-12 1988-03-29 Lifescan, Inc. Colorimetric ethanol analysis method and test device
US4642286A (en) * 1984-05-07 1987-02-10 Moldowan Mervin J Composition and method for ethanol determination

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335479U (ja) * 1976-09-01 1978-03-28
JPS5661652A (en) * 1979-10-10 1981-05-27 Miles Lab Indicator composition of cofactors
JPS57147058A (en) * 1981-03-06 1982-09-10 Wako Pure Chem Ind Ltd Measuring method for hydrogen peroxide
JPS59500736A (ja) * 1982-05-07 1984-04-26 ク−パ−・ラボラトリ−ス・インコ−ポレ−テツド 凝血の測定およびその試薬
JPS5966899A (ja) * 1982-10-07 1984-04-16 Ono Pharmaceut Co Ltd 過酸化水素定量方法
JPS5985290A (ja) * 1982-11-06 1984-05-17 Toyobo Co Ltd 安定なクレアチンアミジノヒドロラーゼ製剤
JPS59166098A (ja) * 1983-01-12 1984-09-19 アルコホリズム・アンド・ドラツグ・アデイクシヨン・リサ−チ・フアウンデ−シヨン アルコ−ル測定用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
NO852070L (no) 1985-12-05
FI852225L (fi) 1985-12-05
US4810633A (en) 1989-03-07
DE3576528D1 (de) 1990-04-19
AU560448B2 (en) 1987-04-09
JPH0586197B2 (ja) 1993-12-10
ZA853430B (en) 1985-12-24
IL75065A (en) 1989-09-10
EP0164008A2 (en) 1985-12-11
IL75065A0 (en) 1985-09-29
ATE51028T1 (de) 1990-03-15
FI852225A0 (fi) 1985-06-03
DK249085A (da) 1985-12-05
EP0164008A3 (en) 1988-10-26
DK249085D0 (da) 1985-06-03
AU4285285A (en) 1985-12-12
CA1254117A (en) 1989-05-16
EP0164008B1 (en) 1990-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60262598A (ja) 水性試験試料中のエタノールの存在を測定するための試験具及びその製造方法
US4361648A (en) Color fixed chromogenic analytical element
US4460684A (en) Ascorbate-resistant broad range glucose test composition, test device and method
US4427770A (en) High glucose-determining analytical element
EP0029917B1 (en) Indicator composition and test device containing amine oxide
JP3118029B2 (ja) ケトン体の検定のための組成物及び方法
US20050084922A1 (en) Stabilized tetrazolium reagent compositions and methods for using the same
JPS6075299A (ja) エタノ−ル測色分析法およびその試験用製品
US4273868A (en) Color stable glucose test
JPH0687793B2 (ja) 酵素酸化によるアナライトの比色定量方法および試剤、およびそのための還元発色性電子受容体
WO1986003585A1 (en) Fecal occult blood test reagents and methods
US4786596A (en) Method of preparing a test strip for alcohol testing
US5527509A (en) Colorimetric enzymic analysis
US4291121A (en) Bilirubin-resistant determination of uric acid and cholesterol
AU754237B2 (en) Uric acid assay device with stabilized uricase reagent composition
EP0117032A1 (en) Rapid analysis of ethanol in body fluids
JPS6259782B2 (ja)
JPH05260994A (ja) ペルオキシド−ペルオキシダーゼ試験系を使用する唾液中の被検体の検出法
US4800169A (en) Test aids and method for the preparation thereof
CA1285464C (en) Test strip for ethanol
EP0477999A1 (en) Fecal occult blood test reagent and methods