JPS5966337A - パンコ−チング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパンコーチング装置、特に、通気乾燥機構とし
て、回転可能なコーチングパンの胴部に通気乾燥用の通
気部を有し、医薬や食品等に他の医薬用組成物・、ある
いは糖衣等をコーチングするために用、いられる、パン
コ−チング装置に関する。

従来、パンコーチング装装置において錠剤または他の、
粒状物の如き被コーチング材料の表面にフィル尭液また
は糖衣液の如きコーチング材料をｐｉｉｔ霧した後にそ
の、コーチング材料を乾燥する場合、被コーチング材料
である。錠剤をコーチングパンの回転により核コーチン
グパン内で転勤運動させながら錠剤層の表面に熱風を吹
き伺けて棹燥する方式がとられていた。ところが、この
従来方式では、転勤する錠剤□層の表層部の錠剤のみは
比較、的良好。

に乾燥される。も、のの、錠キリ層の中心部の停、、池
、域お　、、：よび下層部の１剤には熱風が届きにくく
、乾燥が不十分粂雇ってしまう。そのため、全部の錠剤
を　：乾燥するには長い時間を要し１．！た乾燥の不均
一パを生じるという欠点′卆アった。・ そこで、このような欠点を排除するため、本出願人は既
に特電ｆ！６０−３８７１３号公報により、第１図およ
び第２図に示すように、：回転可能、なコーチジグパン
（回転ドラムリの、胴部の周囲数ケ所または全周に通気
用の多孔部２と、給気導管３と、排気ダクト４と、排気
導管５とからなる通気乾燥機構を備えたパンコーチング
睦、草を提案している。

このパンコーチング。装置では、給気導管３からコーチ
ングパン１内に吹き込まれだ加熱ガスはコーチングパン
１内で転動する錠剤６に吹き付けられ、この錠剤訂の層
を経過した後、多孔部２′例ら排気ダクト４および排気
導管５を経て排気される。したがって、このパンコーチ
ング装置は加熱ガスが錠剤６の層の中を通過する時に表
層部は勿論、中−ｊＢ・、、！Ｉ！および下層部の錠剤
とほぼ均一に接触するの：、で、Ｑ、率が極めて高く、
全体的に均一に乾燥された均１の製品が生産性良く得ら
れ、優れたパン、ゴーチング装置として実用化されてい
る・。また、□このパンコーチング装置は熱効率が高い
結果として、コーチング材料を水に溶解または分散させ
た水系コーチング液を用いたコーチング操作も効率的か
つ経済的に実現可能としている（特公昭５５−５４９１
号公報参照）。なお１邸１図および第２図において、符
号７はコーチジグパン】、を回ｉさせるための回転軸、
８は一一転軸７をベルト、またはチェーンの如き伝動、
、手緯９を介して駆動す、るモータ、１０はコーチング
パン１．への材料投入口を形成するバンロ元、１１は該
バンロ元１０の蓋でｓｂ、これらのバンロ元１０と蓋１
１および前記給気導管３、排気導管５は回転せず、この
非回転部とコーチングパン１等の回転部との間め連結部
ハ：ラビリンスシール等でシールされΣ□。

□ところで、このよ□うなパンコーチング装置において
は、多孔部２の通気抵抗を減らすため、この多孔部２の
開口率を大きくとるよう円形、長方形あるいは楕円形等
の通気孔が多数形成されているが、大量のコーチングを
行なうにつ□れで、叱れらの通気孔にコーチング中の錠
剤または他の粒状物が付着し、通気孔針閉塞する現象が
起こるおそれがある。この通気孔閉塞状態になると、加
熱ガスの円滑な流れが妨げられ、通気が不均一になる上
に、□通気系の圧力損失の上昇や変動を来表し、コーチ
ング操作が不安定となり、′また熱効率の低下のために
乾燥時間が長くかかる□結果・とな・る。

また、このようなパンコーチング装置□においてコーチ
ング液の一部を粉末に置き換□えて乾燥エネルギーの削
□減を回る粉末添加方式も試みられているが、通気孔か
らの粉末の漏れが生じ、・その粉末・が排気ダクトおよ
び排気導管を′通うて系外に排出されてしまうめで、成
分の不均一な製品が□作り出されるのみならず、高価な
粉末原料の損失や環境の汚染を起こすおそれがある。　
　　　■□・このような問題はコニカル型のパ・ンコ・
−チング装置のみならず、たとえば実公昭５６−２１４
６６号公報に水源れているような円筒型のパンコーチン
グ装置、あるいはオニオン型およびペア型ノバンコーチ
ング装置でも同様に生じる。　　　、。

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解消し、熱効
率の良い乾燥を行なうことができると共に、通気部から
の粉′□漏れおよび通気部の閉塞を防止することのでき
る・パンコーチング装置を提供することにある。

この目的を達成するため、本発明は、回、転可能な、コ
ーチングパラ内の通気部を覆う位置に、コーチング／＜
ンの回転方向に対して前縁側がコーチングパンの内壁面
とほぼ接し、後縁側および側縁側の一方または両方が・
コーチジグパンの内壁、面との間に通気用開口部を形成
するすくい上□げ板を配設し、コニ・・チジグパン□内
で転動する被コーテング物を前記すくい上げ板の前縁側
で該すくい上は板上にすくい上げて転動さ・せ、か・っ
後縁側および側縁側・□の一方または両方から前記通気
用開口部を通過中の加熱ガスの中にシャワー状に落下さ
せるよう構成したものである。

以下、本発明を、図面に示す実施例にしたがって詳卸ｌ
に胱明する。

第３図は本発明によるバンコーチン、グ装置の一実施例
を概略的に示す部分的側断面図、第４図はその概略的正
断ｌ￥１１図、第５図は第４図のＡ部の拡大部分断面図
である。

本実施例において、第１図および第２図の従来構造と対
応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。

第３図の実施例では、回転可能なコーチング層くン１は
略コニカル型の側面形状を有し、その内部には、該コー
チングパン１の回転方向Ｒに対して前縁部１２ａが該コ
ーチングパン１の内壁面と軸線方向に線接触し、かつ後
縁部１２　ｂがコーチング層（ン１の内壁面との間に通
気用開口部１３を形成するすくい上げ板１２が、コーチ
ジグパン１の多孔部２を全面的に覆うよう配設されてい
る。

このすくい上は板１２ハ、コーチングパン１の回転に伴
なって該コーチングパンｌ内の内壁面に８つて転動する
被、′：ｊ−チング物、た□とえば錠剤・６または他の
、粉□粒状□物を前縁部１２　ａですくい上げ、該・す
くい上げ板・１２の上で転動させながら、後縁部１２ｂ
から通気用開口部１３の中□を通る加熱ガス１４の流れ
の中にジャワ・リッグ状１′に自・及落下させる。・前
記すくい上げ板１２１は本実施例ではコーチングパン１
の円周方向に４ケ所形成された多孔部２のすべてに１枚
ずつ設けられている。このすくい上は板１２の前縁部１
２ａおよび（また（／′ｉ）、両側縁部１２ｃはたとえ
ば俗接等によりコーチングパン１の内壁面に固定されて
いる。したがって、すくい上げ板１２の前縁部１２ａお
よび両側縁部１２ｃとコーチジグパン１の内壁面との間
に錠剤６が入り込んで漏れたりすることは阻止される。

次に、本実施例の作用について説明する。□まず、コー
チングパンｌのパン口元１０の蓋１１を開き、コーチン
グパン１の中に被コーチング物である錠剤６を供給し、
また図示しない通常のスプレー機構によ・Ｖ）　７９ｒ
要のコーチング液をパン口元１０からコーチングパン１
内に噴壓し、コーチジグパン１の回転につれて該コーチ
ングパン１内でその内壁面に沿って転動している錠剤６
の周囲にコーチング物質の層を形成する。それに続いて
、給気導ｔ３を経てコーチングパン１の中に加熱ガスを
吹き込むと、加熱ガスはコーチングを終了した錠剤６の
層の中を通過して多孔部２の通気孔２ａ（第５図）から
コーチングパン１の外部に排気される。

その場合、本実施例では、すくい上げ板１２がコーチン
グパン１内の多孔部２を榎う位置に配設されており、該
すくい上げ板１２の前縁部１２　ａおよび両側線部１２
　ｃはコーチングパン１の内壁面とほぼ接触しているの
で、コーチングパン１の回転に伴なって該コーチングパ
ン１の内壁面に沿って転動される錠剤６はすくい上げ板
１２の前縁部１２　ａで該すくい上り′板１２の上にす
くい上げられた後、該すくい上げ板１２の上で転勤し、
後縁部１２　ｂから、通気用開口部工３を多孔部１３の
方向に通過中の加熱ガス１４の流れの中に自重でなだれ
の如くシャワリング連動状に流下する。

したがって、本実施例では、コーチン・グバジ１内の錠
剤′６はコーチングパン１の内壁面およびすくい上げ板
１２の上を転動している時には該錠剤６の層の中に吹き
込まれる加熱ガスで乾燥されるのに加えて、すぐい上げ
板１２の後縁部ｉ２　ｂから通気用開口部１３を通過中
の加熱ガス１４の中に１Ｎ洛下する際のシャワリング運
動時に第５図に示すように通気用開口部１３を通過中の
加熱ガス１４と自重落下方向に対して直角方向から接触
し、個々の錠剤６は加熱ガス１４との完全接触によって
迅速に効率良く乾燥される。すなわち、特に、錠剤６が
すくい上げ板１２の後縁部１２　ｂから加熱ガス１４の
流れめ中にシャワリング運動じながら自重落下すること
により、転勤運動のみを行なう錠剤の転勤層め中心部に
形成される停滞域をな、くすることができ、錠剤６の分
散と混合が行なわれるので、転動どシャワリング運動の
複合作用により、コーチングさ：れる錠剤６の形状の不
規則化、錠剤表面への芙起物の生成、およびコーチング
層の厚さの不拘−□化を防止することができる。

また、不実施例によれば、乾燥効率の向上のためにコー
チング液の一部を粉末に置き換えた。場合でも、すくい
上は板１２による多孔部、２の被覆面積と通気用開口部
１３の断面積を適切に選定することにより、多孔部２の
通気孔２ａを通って粉末がコーチングパン外に漏れ出す
粉漏れ現象を防止することができる。勿論１本実施例に
おいては、すくい上は板１２で多孔部２を横っているこ
とにより、錠剤６が多孔部２の通気孔２ａ′に付着して
閉塞し、目詰りを起こすことも防止でき、圧力損失およ
び圧力変動が少なくなるので運転条件が安定し、自動化
に好適であるっ　　　　　　　　　　。

なお、すくい上げ板１２による多孔部２の被蝋面積は、
通気用開口部１３の位置で自重落下時にシャワリング運
動する錠剤６の運動軌跡と、コーチングパン１の回転運
動による慣性とを考慮し、コーチングパン１の回転方向
に対する多孔部２の後端位置よりもたとえば数十■後方
の位置に錠剤６″が上げ板１２の平面積の方が太きくな
るよう多孔部２をすくい上は板１２で稜う面積関係とす
るのが好まし２い。もつとも、すくい上げ板１２の平面
積の方が多孔部２のそれよ）も小さくな□るようにし、
多孔部２′の一部のみをすぐい上げ板１２で櫃うことも
できる−　　　　　　−□ また、通気用開口部１３の断、面積は、この部分の加熱
ガス１４の流れの方向と速度に対して錠剤６の落下方向
と速度のベクトル合成によって・決まる運動軌跡が多、
孔部２・の後・端位置よシも後方、になるように選定す
ればよいが、本発明者らの多くの実験によれは、通気用
開口部１３ｏ′高さ方向寸法はコーチングパン１の直径
の１１５〜ＩＡ５′の範囲内であるのが、好ましいこと
が判明している。

なお、・本実施例は加熱ガスを実線で示す如く給気導管
３から排気導管５の方向に供給する方式であるが、第３
図に破線で示す、ようにその逆に排気導管５から加熱ガ
スを導入して給気導管３よシ排出する方式を用いてもよ
い。。

・第６図〜第１１図は本発明に用いられるすくい上は板
の各種実施例を示す。

第６図の実施例におけるすくい上げ板１２は平板型の構
造でるり、前縁部１２　＆、後縁部１２ｂ、、両側線部
１２　ｃよりなる長方形の平面形状を有している。

このすくい上げ板１２はその平板面上で錠剤６が転勤で
きるので、良好なコーチングが行なわれる。

第７図の実施例では、すくい上げ板１５は直線状の前縁
部１５　ａと後縁部１５　ｂおよび円弧状の両側縁部１
５　ｃを有する彎曲版型の構造を有している。この実施
例の場合、すくい上げ板１５はコーチングパン１の内壁
面の円弧形状に沿う方向に彎曲した姿勢すなわち錠剤の
転動運動に沿った曲率を有する状態で取り付けられるの
で１．錠剤６はこのすくい上は板１５の彎曲面上で円滑
に転勤運動し、極めて良好なコーチングが促進される。

　。

第８図の実施例においては、すくい上は板１６は側縁方
向中間部の屈曲部１６ｄで上方に屈曲した平板構造であ
る。

第９図の実施例ｔ／′ｉ第８図の実施例とは逆に側縁方
向中間部の屈曲部ｉ７　ｄで下方に屈曲した平板構造の
すくい上は板１７を示している。・第１Ｏ図の実施例で
は、すくい上げ板１８の両側縁に、該すくい上げ板１８
上で転動する錠剤６のとほれ防止のためのとほれ防止用
側板１．８　ｄを持つ溝形構造である。このとほれ防止
用側板１８　ｄの両性側面はコーチングパン１の内壁面
との間に間隙１８　ｅが形成されている。したがって、
との間隙１８ｅからも加熱ガスが多孔部２に通過でき、
すくい上げ板１２の側線部とコーチングパンｌの内壁面
との間にも通気用開口部が形成される。なお、とほれ防
止用側板１８　ｄの角度は図示のものよりも急峻とし、
その下端縁をコーチングパン１の内壁面に接触させた。

す、あるいは両とほれ防止用側板１８間の距離をその後
縁側に向けて徐々ＶＣ狭くするよう構成すること等も可
能である。

第１１図の実施例に卦けるすぐい上げ板１９はその両側
縁に斜め下向き（コーチングパン１の半径方向外向き）
の・側板１９　ｄを有し、この側・板１９ｄの下端縁で
コーチングパン１の内壁面と接触している□。

この側板１９　ｄの下端縁とコーチングパン１の内壁面
とはたとえば浴接で固定してもよいが、直接丙定しなく
てもそれらの間から錠剤６が多孔部２の方向に漏れ出る
ことを防止できる。

ガお、すくい上げ板の構造としては前記実施例以外−の
ものを用いることも任意に可能である。

゛第１２図は本発明によるパンコーチング装置の□他の
実施例を示す正断面図である。

この実施例では、コーチングパン１の胴部の全周に通気
孔２ａを設けた全体的多孔構造であり、加熱ガスの入口
部と出口部以外の多孔部２の外側はケーシング２０で覆
われている。このコーチングパン１の胴部の多孔部２の
内側は被数枚、図示の実施例では７枚の彎曲版型のすく
い上げ板１５で全面的Ｖｃａわれている。

本実施例でも、すくい上げ板１５による錠剤６の転動お
よびシャワリング運動の複合作用によシ、錠剤６は効率
良く乾燥でき、多孔部２の通気孔２ａの目詰シを防止し
ながら均質なコーチングを行なうことができる。

第１３図は本発明によるパンコーチング装置の他の実施
例を示す正断面図である。

この実施例の場合、すくい上げ板１２はコーチングパン
１内に該コーチングパン１と共に回転するよう軸方向に
設けた保持軸２１の半径方向に取Ｈ１けらノｔた保持バ
ー２２の先端Ｋ　＋ｍ定されているニしたがって、すく
い上は板ｉ２は保持軸２１と保持バー２２によりコーチ
ングパンエの内部側から確実は保持され、コーチングパ
ン１の内壁面には直接固定されていないが、両壁面側に
も溶接等で固定してもよい。

第１４図は本発明によるパンコーチング装置の他の実施
例を示す部分断面図である。

本実施例では、すくい上げ板１２はその前縁側と後縁側
を保持ボルト２３で保持され、該保持ボルト２３の外端
はナツト２４によりコーチングパン１の外側から固定さ
れている。したがって、この実施例の場合には、すくい
上げ板１２の着脱が簡単であり、掃除を容易に行なうこ
とができるので、衛生的に厳格な要求がある場合等にも
有利に使用できる。

また、本実施例では、すくい上げ板１２の働きで錠剤６
が通気部に接触しないことを利用し、通気部を前記実施
例の多孔部２ではなくて全体的に１つの通気孔２ａとし
て形成している。したがって、通気孔２ａを通過する加
熱ガスの通気抵抗が大巾に減少し、乾燥時間の短縮、通
気用送風機の動力の低減および運転コストの低減が可能
であ、る。また、この実施例では、コーチング完了後の
製品を取り出す場合、コーチングノくン１を逆回転させ
るだけで通気孔２ａから製品を排出できるので、非常に
簡単な取出しが可能である。

第１５図は本発明によるパンコーチング装置の他の実施
例を示す部分的正断面図である。　　　　。

この実施例におけるすくい上げ板１２の後縁部１２ｂと
コーチングパン１の内壁面との間の通気用開口部１３に
は、２枚の補助板２５がすくい上げ板１２の後縁部１２
ｂに対して回転方向Ｒとは反対方向にカスケード式の階
段構造をなすよう、該すくい上は板１２とほぼ平行に配
設されている。

したがって、本実施例では、すくい上げ板１２上にすく
い上げられて転動した錠剤６は該すくい上□　　げ板１
２の後縁部１２　ｂから上側の補助板２５の上にシャワ
リング運動しながら自重落下した後、上側の補助板２５
上で転動した後で下側の補助板２５の上にジャワ・リン
グ運動しながら自重落下し、さらに下側の補助板２５の
上を転勤した後でその後縁部７′Ｊ１らコーチングパン
１の内壁面上にシャワリング運動しながら自重落下し、
その内壁面上を転勤、しながら次のすくい上げ板１２で
すくい上げられて同様の処理を受ける。

その超来、本実施例でに、錠剤６はすくい上げ板１２か
ら２枚の補助板２５．２５を紅てコーチングノくン′１
の内壁面上に落下するまでにそれぞれ３１ｉｆｆｉ＋の
転動作用とシャワリング運動との複合作用をカスケード
式に与えられることにより、加熱ガス１４と個々の錠剤
６との接触時間が非常に長くなるので、乾燥効率がより
向上すると共に、より均一な乾燥が行なわれ、より均質
なコーチング製品か得られる。− 前記補助板２５の枚数は１枚または３枚以上のいずれで
もよい。

第１６図は本発明の妊らに他の実施例を示す部分的正断
面図である。　　　　　　、。

この界流例では、コーチングパン１の通気部が多孔では
なくて、第ｕ図と同じく１つ９通気Ｊｌ　２．　ａで形
成されている他に、すくい上げ板１２の後縁部１２　ｂ
とコーチングパンＪの内壁面との興に形成された通気用
開口部１３内に多孔板よりなる通気板２６が設けられて
いる。

したがって、本実施例では、通気板２６を設は來ことに
より、コーチングパン１の回転が停止した時にも錠剤６
等が通気用開口部１３および通気孔２ａを通ってコーチ
ングパン】の外部に漏れ出ることが々くなる。

前記通気板２６は多孔板以外にも、金網等で作る。

こともできる。また、通気孔２ａの代りに多孔部２を全
部あるいは一部に用いてもよい。

第１７図は本発明のさらに他の実施例を示す部分的側Ｉ
！ｆＴ面図である。

本実施例におけるすくい上は板１２は平板構造であるが
、その両側線部１２　ｃとコーチングパン１の内壁向の
仰１面部との間に間隙２７が形成され、両側縁部１２　
ｃとパイ内壁面と９間に、も湧気用開口、部が設けられ
る。　　　　　　、・　　、　　　　　　　。

したがって、この場合には１．、すくい上げ板↓２７ｃ
すくい上げられて転勤する錠剤は、該すくい」二げ板１
２の孝Ｍｉ［２ｂのみならず、囮祿、部ｉ２　、（！が
らも□シャワリング運動しなから済下叫、１１１１１縁
部１．２．ｃとコーチングパン１の内壁面との間の間隙
イア・を通過する加熱ガスで効率良く乾燥される。

なお、この場合に、すくい上げ板１２の後縁部１２　ｂ
とコーチングパン１の内壁面との間に孔なし板を設けて
側縁部１２ｃの側のみから通気を行なったり、後縁部１
２　ｂおよび１１ｔｌＩ縁部１２ｃの一方または両方に
第１６図の如き通気板２６を設けること等も可能である
。　　　　　　　　　　　　　　　　　・・なお、本発
すＪは前記実施例に駆足をれるもので。

ばなく、他の様々な変形が可能である。　　。

また１、本発明はコニカル型のパンコーチング装置のみ
ならず、円筒型、オニオン型、ペア型等のパンコーテン
グ装置にも適用できる。

さらに、本発明は前記実施例における錠剤等の医薬の他
、食品、飼料、農薬、肥料、トナー等の様々な分野のコ
ーチング処理のために適用することができ、また必袋に
応じて造粒のためにも使用できる。　　　　　　　　　
　　□ 以下に本発明のパンコーチング装置の実施例を従来装置
と比較しながら例示的に示す。

裏蓋ｌユ 素錠剤（ビタミン含有錠剤２００Ｔｑ／錠）３ｏｘｐを
パン直径１０００ｍ、巾７８０’　ａｍの第１図に示す
１ような従来型のパンコーチング装置に・供給し、装置
を１２ｒ、ｐ、ｍ、で回転させつつ、コーチング液４０
・〜（砂糖３９チ、蒸溜水２２．７　％、メルク１６チ
、沈降性炭酸カルシウム２１．５％、アラビヤゴム１．
４チ、ゼラチン０４チ）を１１１／ｍの速度で２５回噴
霧し、これに６０℃の加熱空気２０ソ／−通気して糖衣
コーチング操作を行なったところ、通気孔の閉塞のため
に通風量が減少し、３４０■／錠の乾燥製品を得るため
に約５時間装した。

これに対し同じパンコーチング装置の通気部に第３図お
よび第４図に示した本発明のすくい上げ板を配設し、回
転数１２ｒ、ｐ、ｍ、で回転させつつ、上記と同一の組
成の素錠剤３０　Ｋ９およびコーチング液４０Ｋｐ　Ｑ
　１．２５１　／ｓ＊　Ｏ速ｙ−ｃ２ｏ回ｌ］Ｊｔｘｇ
し、これ［６０℃の加熱空気２０’ｋＷ／ｍ通気し、糖
衣コ・−チン・グ操作を行なったところ、通気孔の目詰
υが、ないので通風量が安□定し、３４０　ｗ９／錠の
製品′ｆ、得るのに約４時間を要しただけであり、糖衣
コーチング時間が大巾に短縮された。　、。

」しＬ九左 素錠剤２８０縁をパン直径１７００膿、巾１２００　ｍ
の第１図のような従来型パンコーチング装置に供給、し
、装置を９　ｒ、ｐ、ｍ、で口伝させつつ、水系コー・
チンダ液（ダウケミカル製メトセルＥ−１５，４４５％
、三洋化成工業・製ＰＥ、ＧΦ６０００．０．６転　局
方無水ケイ酸０２％、′Ｍ製水９４．７チ）（資）ｌ　
１５（１０ψ−の速度で噴霧し、これに８６℃の加熱空
気５０．、Ｎｎ？　／−ｉｓを通気してフィルムコーチ
ング操作を、行なったところ、通気孔の閉、塞がおこり
通風量が、減少したために乾燥：が終了するのに約１１
０分装した。

これに対し同じパンコーチング装置の通気部・に第３図
、第４図に示す不発明のすくい上げ板を配設し、回転数
９ｒ、ｐ、ｍ、で回転させつつ、上記と同一組成の素錠
剤２８０Ｋｇ、コーチング液５０１を６５０ゴ／題の速
度で噴萩し、これに８６℃の加熱空気５０ν／朗を通気
してフィルムコーチング操作を行なったところ、通気孔
の閉塞もなく通風量の安定した操作ができ、約８５分で
乾燥が終了した。□」（施」Ｌ支 素錠剤５０　Ｋｇをパン直径１００〇−巾７８０餌の第
１図のような従来型のバンコーチンク装榊に供給し、装
置をｌＯｒ、、ｐ、ｍ、で回転させながら、素、峡剤に
、コーチング液（ゼラチン４．７％、アラビヤゴム１，
９チ、グラニュ糖５６．１ｑ６、精製水３７．３チ）を
４．１孕（栄均噴楊速度５７５ｍｔ／ｄ、噴射時間８−
）噴ｉし、□粉末（沈降性炭酸カルシウム８０％、局方
メルク１０％′、。

粉糖１０　％　）を６．４Ｖ４（平均供給速度３０５１
／ｗｉｎ、供給時間２１　ｊｍ　）を供給し、フィルム
コーチングを行なおうとしたところ粉末が１９１５１’
ｙ　（約３０チ）通気孔より排気ダクトに漏れたので均
一な製品を得ることができなく、コーチング操作を中止
した。

これに対し同一寸法のパンコーチング装置の通□　気部
に第３図、第４図のように本発明のすくい上上記と同一
組成の素錠剤５０　Ｋｑ、コーチング液４．１　ｋおよ
び粉末６．４Ｋｆを同じ俯件で供給しコーチング操作を
行ない、と、門に８２℃の加熱空気を２５Ｎｎ？／ｍ通
所要時間約父分で署員な製品が得られた。

以上説明した□ようｌに、本発明によれば、通気部の自
詰りを防止で１、かつ乾燥効率を向上させること、がで
き、均質なコーチング製品を得ることが可能である。ま
た、コーチング液の一部を粉末に置き換える゛粉末添加
方式の実用が容易に可能でおる。′　　　　□

【図面の簡単な説明】

一１甲は従来のパンコーチング装置を一部破断した側−
面図、第２図はその楯、略的正断面図、第３図は本発明
によるパンコーチング装置の一実施例を一部破断して示
す側断面図、第４図はその概略的正断面図、第５図ｔｒ
ｉ第４図のＡ部を示す拡大断面図、第６図〜第９図は本
発明に用いられるすくい上げ板の各梅実施例を示す斜視
図、第１Ｏ図および第１１図は本発明に用いられるすく
い上げ板のさらに他の実施例を示す部分的正断面図、第
１２図および第１３図は本発明のさらに他の実施例を示
す１′ 概略的正断面図、第１４図〜第１６図に本発明のさらに
他の実施例を示す拡大部分断面図、第１７図は本発明の
さらに他の１つの実施例を示す部分的側断面図である。 １・・・・・・コーチングパン、２・・・・・・多孔部
ｔ２ａ・・・・・・通気孔、３・・・・・・給気導管、
４・・・・・・排気ダクト、５・・・・・・排気導管、
６・・・・・・錠剤、７・・・・・・回転、軸□、８・
・・・・・モ゛−タ、１２・・・・・・すくい上げ板、
１２ａ・・・・・・前縁部、１２　ｂ・・・・・・後縁
部、１２　ｃ・・・・・・仰）縁部、１３・・・・・・
通気用開口部、１４・・・・・・加熱ガス、１５．１６
．１７．１８．１９・・・・・・すくい上げ板、１５　
ａ、１５ａ、１７ａ・・・・・・前縁部、１５ｂ、１６
ｂ、１？ｂ・・・・・・門縁部、］−５ｃ、１６ｅ、１
７　ｃ・・・・・・側縁部、２１・・・・・・保持軸、
２２・・・・・・保持バー、２３・・・・・・保持ボル
ト、２４・・・・・・ナツト、２５・・・、・＞　缶り
助板、瞥１ ２６・・・・・・通気板、２７・・・・・・通気用の間
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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）、回転可能なコーチングノくンの胴部に通気乾燥
   用の通気部を有するノ（ンコーチング装置において、コ
   ーチングパンの内部の通気部を榎う１位置に、該コーチ
   ングノくンの回転方向に対して前縁側が該コーチングパ
   ンの内壁面にほぼ接し、後縁側および側縁側の一方また
   は両方・が該コーチングパンの内壁面・との間に通気用
   開口部を形成するすくい上げ板を配設したことを特徴と
   するパンコーチング装置。 （２）、前記すくい上げ板が平板またはコーチングパン
   の回転方向に彎曲した彎曲板よシなることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のノ（ンコーチング装置。　
   　　　　　　　　　。 ・（３）、前記通気用開口部の高さ方向の寸法カニコー
   チングパンの直径の１１５〜１／１５であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のノくンコーチング装
   置。。 （４）　１．前記通気用開口部が１枚または複数枚の補
   助板を階段状に有してなることを特徴とする特許請、求
   の範囲第１項記載のパンコーチング装置。 （５）１．前記通気用開口、部が通気板を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のパンコーチング
   装置。