JPH07328408A - パンコーティング装置 - Google Patents

パンコーティング装置

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Publication number
JPH07328408A
JPH07328408A JP6128653A JP12865394A JPH07328408A JP H07328408 A JPH07328408 A JP H07328408A JP 6128653 A JP6128653 A JP 6128653A JP 12865394 A JP12865394 A JP 12865394A JP H07328408 A JPH07328408 A JP H07328408A
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JP
Japan
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baffle
rotary drum
inclination angle
inclined portion
drum
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Application number
JP6128653A
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English (en)
Inventor
Takahiro Suzuki
孝宏 鈴木
Masanori Ogawa
正紀 小川
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Freund Corp
Original Assignee
Freund Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被処理物の撹拌混合が良好で、硬度の低い被
処理物の変形や損傷がなく、バッフルへの付着も発生し
ないパンコーティング装置を提供する。 【構成】 コーティング室が形成されて水平な回転軸線
を中心に回転自在に支持された回転ドラム2と、回転ド
ラム2の外周部の軸方向に設けられ、通気孔を介してコ
ーティング室に連通する複数の通気ダクトと、回転ドラ
ム2の底部に集積された被処理物に向けて液体を噴霧す
るスプレーと、複数の通気ダクトのうち回転ドラム2の
回転位置に応じて被処理物の下側に位置する通気ダクト
に連通され、乾燥エアを通気する通気ダクトと、回転ド
ラム2の回転軸線に対して稜線18aが斜めに配置さ
れ、該稜線18aに垂直な断面が山型をなしたバッフル
18とを備えたものである。バッフル18の前方傾斜部
18bの傾斜角αは45゜〜85゜に、後方傾斜部18
cの傾斜角βは15゜〜70゜に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品、医薬品などのよ
うな粉粒体にコーティングを施すためのパンコーティン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】木の実、チョコレート、キャンディー、
ガムなどの食品や、錠剤、顆粒などの医薬品に糖衣やチ
ョコレートコーティングを施すパンコーティング装置と
しては、古くはオニオンパンなどのような開放型のパン
が用いられていたが、今日においては、ほぼ水平な回転
軸線を有する密閉型の回転ドラムで被処理物の集積層を
乾燥用気体が貫流するように構成した装置、たとえばハ
イコーター、アクアコーター、ドリアコーター、アクセ
ラコーターなどの商品名で市販されている装置が主流に
なっている。
【0003】これらの装置においては、被処理物に均一
なコーティングを施し、また平滑で緻密なコーティング
層を得るために、被処理物を撹拌混合して回転ドラムの
内壁でこれを摩擦転動させるためにバッフルが設けられ
ている。回転ドラムの内壁に設けられたバッフルは、通
常、平板を回転ドラムの回転方向に対して斜めに立ち上
げた形状に成形したものが用いられているが、混合作用
や乾燥効果を向上させるために、これ以外の種々の形態
のものも提案されている。
【0004】すなわち、西ドイツ特許第2805801
号公報には、回転ドラムの最大外周部に山型の通気部
を、円錐台部に管状の通気部を設けた装置が提案されて
いる。また、実開昭56−7569号公報には、金属板
などをU字形に折り曲げて両端側をシールしたバッフル
が用いられた装置が提案されている。特公昭60−25
181号公報には、回転ドラムの回転方向に対して前縁
側がほぼ回転ドラムの内壁に接し、後縁側および側縁側
の一方または両方が該内壁との間に通気開口部を形成す
るすくい上げ板を配設した装置が提案されている。この
すくい上げ板は、乾燥効率の向上と粉末添加方式のコー
ティングに際して粉漏れを防止するのが主目的とされて
いるが、バッフルとしての作用もあると考えられる。特
公平4−14940号公報に記載の装置は、上記の特公
昭60−25181号公報に記載の装置の混合効果を向
上させるように改良した発明であり、前縁側から後縁側
の方向に向けて、少なくとも部分的に幅が大きくなった
通気開口部を有する中空のバッフルが開示されており、
該公報には極めて多数の形状のバッフルが例示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記したよう
な平板を回転軸に対して斜めに立ち上げた形状に設けた
通常のバッフルを使用すると、被処理物がガムやパフ、
あるいはチョコレートなどのような柔らかい食品や、水
分、熱などで軟化しやすい食品、あるいは脆い錠剤の場
合、バッフルに衝突したりバッフルを乗り越えて落下し
たときに変形や破損が生じることがあり、また、粘着性
の大きなものやパフなどの軽い被処理物はバッフルに付
着する。特に、バッフルの下部の被処理物の流れが停滞
する箇所には付着しやすい。
【0006】従来、このような問題点に対してはほとん
ど配慮がなされておらず、また、前記したような各種の
改良バッフルもこの問題点を解決するには至っていな
い。
【0007】すなわち、西ドイツ特許第2805801
号公報に記載の山型の通気部材は、元来バッフルとして
設けられたものではないので、撹拌混合にはほとんど寄
与せず、また円錐台部の管状通気部材も混合作用はあま
りなく、このような形状ではかえって付着が起こりやす
くなる。実開昭56−7569号公報に記載のバッフル
は、バッフル取り付け用の金具やボルトのような突起物
を露出させないように構成することによって、突起物へ
の衝突による錠剤の破損や、突起物によって形成された
隙間に錠剤が挟まるのを防ぐために考えられたものであ
り、またその先端(頂部)が円形になっているため、錠
剤の損傷がないという作用を有するとしている。しか
し、同公報に開示されたような、前後とも切り立ち、且
つ裾野の傾斜が緩やかになっていない形状のバッフルで
は、前記のような硬度の低い被処理物の変形や破損は防
止し得ず、また、被処理物の流れの停滞部の発生による
付着も防止できない。
【0008】特公昭60−25181号公報に記載され
たすくい上げ板は、その後縁部から錠剤をシャワリング
運動状に自重落下させるもので、硬度の低い被処理物の
損傷は通常のバッフルよりも甚だしく、前記問題点の解
決には逆効果を示すものである。特公平4−14940
号公報に記載されたバッフルは、錠剤などを掻き分けて
スムーズな流れとして破損や騒音を防止する効果がある
とされている。しかし、同公報に図示されているバッフ
ルは、回転ドラムの回転方向に対して後ろ側は切り立っ
た通気部となっており、通気による吸引作用と相俟って
この通気部の後ろ側では被処理物の流れが停滞してしま
い、粘着性のある被処理物の付着は平板形バッフルより
も甚だしくなってしまう。また、同公報の図面のような
バッフルの取り付け角度では、被処理物を斜めに流して
混合撹拌する作用は極めて少ない。同公報に記載のバッ
フルの通気部は、被処理物層の中に埋没していなければ
露出部分から排気されてしまって乾燥用空気は被処理物
層を貫流せず、乾燥効果がないので、通気部がバッフル
の最高部まで開口している場合は、バッフル全体が被処
理物層の中にあるため、被処理物の上部は全く混合撹拌
を受けないし、通気部がバッフルの最高部までなく、バ
ッフルの一部が被処理物層上に突き出ている場合は、被
処理物がバッフルを乗り越えて切り立った通気部側に落
下するため、損傷が避けられないという不都合がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、被処理物の撹拌
混合が良好で、しかも硬度の低い被処理物の変形や損傷
がなく、バッフルに対する付着も発生しないバッフルが
用いられたパンコーティング装置を提供することにあ
る。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した問題
点を解決したパンコーティング装置を提供するものであ
って、これは、ほぼ水平な回転軸線を中心に回転自在に
支持され、且つ内部にコーティング室が形成された回転
ドラムと、この回転ドラムの外周部においてその軸方向
に設けられ、且つ回転ドラムに形成された通気孔を介し
てコーティング室にそれぞれ連通する複数の通気ダクト
と、回転ドラムの底部に集積された被処理物の集積層に
向けて液体を噴霧する液体噴霧手段と、複数の通気ダク
トのうち回転ドラムの回転位置に応じて集積層の下側に
位置する通気ダクトに連通され、集積層を貫流し通気孔
を経て通気する通気管と、回転ドラムの回転軸線に対し
て稜線の少なくとも一部が斜めに配置され、該稜線に垂
直な断面が山型をなしたバッフルとを備えたものであ
る。バッフルの前方傾斜部の傾斜角は45゜〜85゜
に、後方傾斜部の傾斜角は15゜〜70゜に設定されて
いる。
【0012】本発明のパンコーティング装置において
は、このようなバッフルであって、さらに、各傾斜部の
回転ドラムに近い部分の傾斜が前記傾斜角より小さいも
のが好ましく、なかでも滑らかに回転ドラムの内壁につ
ながっているのがよい。後方傾斜部の傾斜角は前方傾斜
部の傾斜角より小さくすることができる。
【0013】
【作用】前方傾斜部および後方傾斜部の傾斜角をこのよ
うに設定し、且つ稜線を回転ドラムの回転軸線に対して
傾斜して回転ドラムの内壁に取り付けることによって、
被処理物が前方傾斜部に衝突したときの衝撃が緩和さ
れ、また、被処理物がバッフルを乗り越えたときの落下
の衝撃が緩和されるとともに、バッフル近傍における被
処理物の滞留が生じることによる該被処理物の付着を防
止することができる。
【0014】したがって、上記のような構成のパンコー
ティング装置によれば、硬度の低い被処理物、粘着性の
被処理物、破損しやすい被処理物などを良好にコーティ
ングすることができ、またパンの内壁が、山型の断面を
有するバッフルによって実質的に広くなるので、糖衣の
場合には展延性が向上する作用も有することになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例であるパンコーテ
ィング装置を概略的に示す断面図、図2はそのパンコー
ティング装置の回転ドラムの断面図、図3はそのパンコ
ーティング装置の回転ドラムの展開図、図4はその回転
ドラムの要部斜視図、図5はその回転ドラムに取り付け
られたバッフルの平面図、図6は回転ドラムに取り付け
られた状態におけるバッフルの側面図、図7は図5のVI
I −VII 線に沿う概略図である。
【0017】図1に示すように、たとえばガムやチョコ
レートなどのような被処理物1が投入される密閉型の回
転ドラム2は、ほぼ水平な回転軸線で回転可能に支持脚
3に支持されている。すなわち、回転ドラム2の回転軸
線に沿う一方側はプーリ4が取り付けられたシャフト5
が固定され、他方側は図示しない2個のローラに支持さ
れており、回転駆動手段であるモータ6の回転力がベル
ト7を介してシャフト5に伝達されることで回転ドラム
2が回転軸線を中心に回転するようになっている。
【0018】回転ドラム2の胴部の数カ所には、該回転
ドラム2の外周部の軸方向に設けられた複数の通気ダク
ト8と被処理物1の処理が行われるコーティング室9と
を連通する多数の通気孔10が開設されている。これに
よって、給気ダクト11から導入された乾燥エア(気
体)12が回転ドラム2内で転動する被処理物1の集積
層を貫流し、下側に位置する通気孔10から通気ダクト
8を通ってこれと連通する排気ダクト(通気管)13か
ら外部に排出される通気乾燥構造が形成されている。ま
た、回転ドラム2の側部には投入口14が形成され、こ
の投入口14に取り付けられた開閉蓋15を開いて被処
理物1がコーティング室9に投入されるようになってい
る。なお、乾燥エア12がこれとは逆方向に通気される
パンコーティング装置であってもよい。
【0019】回転ドラム2内のコーティング室9には、
転動する被処理物1により形成される集積層に向けて、
コーティング剤などの液体を噴霧するスプレーノズル
(液体噴霧手段)16が設けられている。そして、図示
しないポンプによって液体貯留部17からコーティング
剤などが下方、すなわち被処理物1よりなる集積層に向
けて取り付けられたスプレーノズル16に供給される。
【0020】回転ドラム2の内壁2aには、転動する被
処理物1を撹拌混合して均一なコーティングを施した
り、良好なコーティング層を得るためのバッフル18が
取り付けられている。図2に示すように、このバッフル
18は回転ドラム2の回転方向に4列に設けられてお
り、該回転ドラム2の展開図である図3に示すように、
1列はそれぞれ3つのバッフル18から構成されてい
る。中央に位置するバッフル18は回転ドラム2の最大
径をなす直胴部2bに、両側に位置するバッフル18は
回転ドラム2の両端に形成されたテーパ部2cと直胴部
2bとにまたがってそれぞれ取り付けられている。さら
に、隣接する列のバッフル18は、その直線状の稜線1
8a(図4〜図6)が回転ドラム2の回転によってバッ
フル18が回動する方向、またはこれと直角の方向であ
る回転ドラム2の回転軸線に対して相互に反対方向に傾
斜するようにして取り付けられている。したがって、回
転ドラム2の底部に集積された被処理物1は、バッフル
18によって回転ドラム2の回転軸線とほぼ平行な方向
に往復動されながらコーティング室9内を転動されるこ
とになる。
【0021】図4にて回転ドラム2の内壁2aに取り付
けられた状態が示されているバッフル18は、図5の2
点鎖線にて表すような形状の平板を用意し、これを山折
りに折り曲げて稜線18aを形成して実線にて表すよう
な平面形状にされたものである。そして、図4に示すよ
うに、これが回転ドラム2の内壁2aに回転ドラムの回
転軸線に対して斜めに立ち上げられるように取り付けら
れている。したがって、図6に示すように、回転ドラム
2の回転軸線に垂直方向の断面図で見ると、回転ドラム
2の内壁2aに取り付けられたバッフル18では、その
稜線18aの全体とともに一方の端部をも視認すること
ができる。なお、バッフル18は、回転ドラムの回転軸
線に対して稜線18aが傾斜した状態で回転ドラム2の
内壁2aに取り付けられているが、図5に示すように、
その傾斜角θはたとえば60゜とされている。
【0022】図4および図5からも明らかなように、本
実施例のバッフル18は回転ドラム2の回転方向の後方
に位置する後方傾斜部18cの傾斜角βの方が前方に位
置する前方傾斜部18bの傾斜角αより小さく設定され
ている。ここで、前方傾斜部18bあるいは後方傾斜部
18cの傾斜角α,βとは、図5のVII −VII 線に沿う
概略図である図7に従って説明すると、山型の形状を有
するバッフル18の稜線18aに垂直な断面において、
回転ドラム2の回転中心から該山型の頂点を通る半径方
向線が回転ドラム2に達した点において回転ドラム2に
接線を引いたとき、この接線と前方傾斜部18bまたは
後方傾斜部18cとでなす角をいうものである。本実施
例のように、山型の断面の全体が直線によって構成され
てはいないが各傾斜部18b,18cの1/2以上が実
質的に一定の角度である場合には、その部分の延長線が
前記接線となす角をもって傾斜角α,βとされる。そし
て、本実施例の場合には、前方傾斜部18bの傾斜角α
は60゜に、後方傾斜部18cの傾斜角βは30゜に、
それぞれ設定されている。傾斜角α,βについては、前
方傾斜部18bの傾斜角αが45゜〜85゜、また後方
傾斜部18cの傾斜角βが15゜〜70゜の範囲内であ
ればよい。
【0023】このようなバッフル18が取り付けられた
パンコーティング装置では、まず、開閉蓋15を開いて
回転ドラム2の投入口14からコーティング室9内に被
処理物1を投入する。次に、モータ6による回転ドラム
2の回転によってコーティング室9で被処理物1を転動
させて、スプレーノズル16によってこれに所要のコー
ティング液を噴霧する。続いて、給気ダクト11からコ
ーティング室9内に乾燥エア12を導入すると、この乾
燥エア12は被処理物1の集積層を貫流して下側の通気
孔10から通気ダクト8、排気ダクト13を通って外部
に排出される。そして、前記のように、隣接する列のバ
ッフル18が回転ドラムの回転軸線に対して相互に反対
方向に傾斜するようにして取り付けられているので、被
処理物1は回転ドラム2の回転軸線とほぼ平行な方向に
往復動されながらコーティング室9内を転動される。
【0024】ここで、回転ドラム2の内壁2aに位置す
るバッフル18は、その稜線18aが回転ドラムの回転
軸線に対して傾斜して取り付けられ、さらに、前方傾斜
部18bの傾斜角αが60゜に、後方傾斜部18cの傾
斜角βが30゜に設定されている。よって、被処理物1
が前方傾斜部18bに衝突したときの衝撃が分散して緩
和され、また、被処理物1がバッフル18を乗り越えた
ときの落下の衝撃も緩和される。同時に、バッフル18
の近傍における被処理物1の滞留が発生しないので、被
処理物1はバッフル18へ付着しないようになる。
【0025】したがって、硬度の低い被処理物1、粘着
性の被処理物1、破損しやすい被処理物1などを良好に
コーティングすることが可能となり、また回転ドラム2
の内壁2aが山型の断面を有するバッフル18によって
実質的に広くなるので、糖衣の場合における展延性が向
上するという効果もある。
【0026】なお、傾斜角α,βは、前方傾斜部18b
の傾斜角αについては45゜〜85゜、後方傾斜部18
cの傾斜角βについては15゜〜70゜の範囲内であれ
ばよい。それぞれがこの範囲内の傾斜角α,βであり、
且つ稜線18aが回転ドラムの回転軸線に対して傾斜し
て回転ドラム2の内壁2aに取り付けられていれば、被
処理物1が前方傾斜部18bに衝突したときの衝撃およ
びバッフル18を乗り越えたときの落下の衝撃が緩和さ
れるとともに、バッフル18の近傍における被処理物1
の滞留が生じることによる付着を防止することができる
からである。
【0027】前方傾斜部18bの傾斜角αが85゜、後
方傾斜部18cの傾斜角βが70゜より大きくなるとこ
のような作用がなくなり、また、前方傾斜部18bの傾
斜角αが45゜、後方傾斜部18cの傾斜角βが15゜
より小さくなると、混合撹拌作用が不十分となり、さら
に、バッフル18の占める面積が大きくなって回転ドラ
ム2の内壁2aからの伝熱が不良となるので、前記した
範囲外の傾斜角α,βとすることは好ましくない。
【0028】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0029】上述のように、本発明において傾斜角α,
βは、半径方向線が回転ドラム2に達した点において回
転ドラム2に接線を引いたとき、この接線と前方傾斜部
18bまたは後方傾斜部18cとでなす角であり、山型
の断面の1/2以上が実質的に一定の角度のときには、
その部分の延長線が接線となす角をもって傾斜角α,β
とされる。したがって、図8に示すように、両傾斜部1
8b,18cともに直線で構成されている場合には、そ
のままその延長線が前記接線となす角が傾斜角α,βと
されることになる。
【0030】この他にも前方傾斜部18bおよび後方傾
斜部18cの断面形状としては、たとえば図9〜図13
に示すような種々の形状が考えられる。図9および図1
0に示すように、各傾斜部18b,18cにおける一定
の角度を形成する直線部がない場合や直線部が1/2未
満の場合には、山型の頂点と各傾斜部18b,18cが
回転ドラム2に接する点とを結んだ直線が、それぞれ前
記接線となす角をもって傾斜角α,βとされる。なお、
図11に示すように、回転ドラム2が多角形の場合にお
ける回転ドラム2の接線は、多角形である回転ドラム2
の外接円により求められ、両傾斜部18b,18cの傾
斜角α,βはこの外接円の接線となす角として決定され
る。図12に示すように、一方の傾斜部である前方傾斜
部18bは1/2以上が、他方の傾斜部である後方傾斜
部18cは1/2未満が直線部である場合には、それぞ
れ異なる方式、すなわち前方傾斜部18bについては直
線部の延長線と前記接線とでなす角により、後方傾斜部
18cについては頂点と後方傾斜部が回転ドラム2に接
する点とを結んだ直線と前記接線とでなす角により、傾
斜角α,βが決定されることになる。そして、このよう
に後方傾斜部18cの傾斜角βを前方傾斜部18bの傾
斜角αより小さくすることの他にも、図13に示すよう
に、前方傾斜部18bと後方傾斜部18cとを同一の傾
斜角α,βとすることや、後方傾斜部18cの傾斜角β
を前方傾斜部18bの傾斜角αよりも大きくすることも
できる。
【0031】なお、傾斜角α,βがバッフル18の稜線
18aの断面の位置によって異なる場合には、稜線18
aの中央部における傾斜角α,βによるものとする。
【0032】このような本発明のパンコーティング装置
によるバッフル18は、回転ドラム2の最大径をなす直
胴部2bに設けても、両端の円錐または角錐部であるテ
ーパ部2cに設けても、直胴部2bとテーパ部2cとに
またがって設けてもよく、またこれらを併用してもよ
い。
【0033】バッフル18は、山型の断面の頂部が直線
状あるいは弧状をなして連なって稜線18aを形成し、
この稜線18aの少なくとも一部が回転ドラムの回転軸
線に対して斜めに配置されていることを要する。稜線1
8aは直線とするのが簡単であり、この場合にはバッフ
ル18の全体が斜めになる。稜線18aの回転ドラムの
回転軸線に対する傾斜角θは、本実施例の60゜に限定
されるものではなく任意の角度に設定できるが、稜線1
8aの全部が回転ドラムの回転軸線に対して平行または
直角となっていては混合撹拌効果がない。この稜線18
aの端部は、回転ドラム2の内壁2aに接していてもい
なくてもよい。接していない場合は、バッフル18内に
被処理物1が入り込まないように側面を塞ぐ必要があ
る。この側面は、稜線18aに垂直な面域は斜めの線で
山型のバッフル18を裁断した平面状、あるいは任意の
曲面状など特に制限なく自由に設けることができるが、
あまり凹凸のない滑らかな面によって形成することが好
ましい。
【0034】本発明において、断面が山型のバッフル1
8は、前記実施例のように稜線18aが回転軸線となす
方向を交互に反対方向となるように配置してもよく、ま
た同一方向に配置してもよい。さらには、相互に非対称
に配置することも可能である。バッフル18は必要な数
だけ任意に取り付けることができる。なお、本発明によ
るパンコーティング装置のバッフル18には、適宜穿孔
を設けて通気できるようにすることもできる。
【0035】さらに、バッフル18と回転ドラム2との
接点付近での被処理物1の滞留を防止するという観点か
らは、バッフル18の各傾斜部18b,18cの回転ド
ラム2に近い部分の傾斜角は対応するそれぞれの傾斜角
α,βより小さいものが好ましく、なかでも滑らかに回
転ドラム2の内壁2aにつながっているのがよい。
【0036】本発明のパンコーティング装置は、ガム、
キャラメル、チョコレートなどの柔らかい食品や軟化し
やすい食品、パフなどのような軽い食品、脆い錠剤など
に糖衣やチョコレートコーティングを施すのに適してい
るほか、通常の錠剤、顆粒、木の実などに糖衣やフィル
ムコーティングを施すのにも利用可能であり、また、飼
料、農薬、塗料、セラミックス、種子、雑貨、宝飾品な
どのコーティング、塗料にも利用可能である。
【0037】(実験例)以下に本発明によるパンコーテ
ィング装置(以下「本装置」という。)を用いた実験例
1および2を、比較例としての従来装置(以下「従来装
置」という。)と対比しながら例示的に示す。
【0038】−実験例1− 本装置として、HC−17C(フロイント産業株式会社
製)に図8および図13に示すような断面が山型のバッ
フル2種類(図8型、図13型)を、図14のような配
置で各4枚ずつ取り付けたものを用いた。図8型バッフ
ル28の傾斜角αは60゜、傾斜角βは30゜、図13
型バッフル29の傾斜角α,βはともに65゜、回転ド
ラムの回転軸線に対するバッフルの稜線28a,29a
の傾斜角はいずれも60゜とした。
【0039】従来装置として、長さおよび高さとも本装
置のものと同一の平板型バッフルを回転ドラムの回転軸
線に対して60゜傾斜させて取り付けられたものを用い
た。
【0040】両装置に直径約8mm、長さ約2cmのチョコ
レートコーティングを施したパフの被処理物200kgを
仕込み、68%シロップ1.3kgを滴下して糖衣を施し
た。ドラム回転数6rpm 、給気温度20℃、45m 3
分とした。
【0041】本装置によっては、被処理物の撹拌混合は
良好で停滞はなく、バッフルやその近傍への被処理物の
付着もなく、良好なコーティング物が得られた。
【0042】一方、従来装置によっては、被処理物がバ
ッフルの近傍に付着して団塊となった。
【0043】−実験例2− 本装置として、HC−17C(フロイント産業株式会社
製)に図7に示すような断面が山型のバッフル(図7
型)を、図15のような配置で取り付けたものを用い
た。図7型バッフル30の傾斜角αは75゜、傾斜角β
は30゜、回転ドラムの回転軸線に対する図7型バッフ
ルの稜線30aの傾斜角は45゜とした。
【0044】従来装置として、長さおよび高さとも本装
置のものと同一の平板型バッフルを回転ドラムの回転軸
線に対して45゜傾斜させて取り付けられたものを用い
た。
【0045】両装置に直径約1cmの略球形のキャラメル
上にチョコレートをコーティングした被処理物850kg
を仕込み、70%シロップ210kgを滴下して糖衣を施
した。ドラム回転数7rpm 、給気温度25℃、80m 3
/分とした。
【0046】本装置によっては、被処理物の撹拌混合は
良好で停滞はなく、バッフルやその近傍への被処理物の
付着や被処理物の変形もなく、良好なコーティング物が
得られた。
【0047】一方、従来装置によっては、被処理物がバ
ッフルの近傍に付着して団塊となり、また被処理物の一
部はバッフルへの衝突により変形した。
【0048】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0049】(1).本発明のパンコーティング装置では、
回転ドラムの内壁に位置するバッフルは、その稜線が回
転ドラムの回転軸線から傾斜して取り付けられ、前方傾
斜部の傾斜角が45゜〜85゜の範囲内に、後方傾斜部
の傾斜角が15゜〜70゜の範囲内に設定されている。
よって、被処理物が前方傾斜部に衝突したときの衝撃が
緩和され、また、被処理物がバッフルを乗り越えたとき
の落下の衝撃が緩和されるとともに、バッフル近傍にお
ける被処理物の滞留が生じることによる付着を防止する
ことができる。
【0050】(2).したがって、硬度の低い被処理物、粘
着性の被処理物、破損しやすい被処理物などを良好にコ
ーティングすることができ、またパンの内壁が、断面が
山型のバッフルによって実質的に広くなるので、糖衣の
場合には展延性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるパンコーティング装置
を概略的に示す断面図である。
【図2】そのパンコーティング装置の回転ドラムの断面
図である。
【図3】そのパンコーティング装置の回転ドラムを示す
展開図である。
【図4】その回転ドラムの要部斜視図である。
【図5】その回転ドラムに取り付けられたバッフルを示
す平面図である。
【図6】その回転ドラムに取り付けられたバッフルを示
す側面図である。
【図7】図5のVII −VII 線に沿う概略図である。
【図8】本発明の他の実施例によるパンコーティング装
置に取り付けられたバッフルを示す概略図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例によるパンコーティ
ング装置に取り付けられたバッフルを示す概略図であ
る。
【図10】本発明のさらに他の実施例によるパンコーテ
ィング装置に取り付けられたバッフルを示す概略図であ
る。
【図11】本発明のさらに他の実施例によるパンコーテ
ィング装置に取り付けられたバッフルを示す概略図であ
る。
【図12】本発明のさらに他の実施例によるパンコーテ
ィング装置に取り付けられたバッフルを示す概略図であ
る。
【図13】本発明のさらに他の実施例によるパンコーテ
ィング装置に取り付けられたバッフルを示す概略図であ
る。
【図14】本発明の実験例1に用いられたパンコーティ
ング装置の回転ドラムを示す展開図である。
【図15】本発明の実験例2に用いられたパンコーティ
ング装置の回転ドラムを示す展開図である。
【符号の説明】
1 被処理物 2 回転ドラム 2a 内壁 2b 直胴部 2c テーパ部 3 支持脚 4 プーリ 5 シャフト 6 モータ 7 ベルト 8 通気ダクト 9 コーティング室 10 通気孔 11 給気ダクト 12 乾燥エア(気体) 13 排気ダクト(通気管) 14 投入口 15 開閉蓋 16 スプレーノズル(液体噴霧手段) 17 液体貯留部 18 バッフル 18a 稜線 18b 前方傾斜部 18c 後方傾斜部 28 図8型バッフル 28a 稜線 29 図13型バッフル 29a 稜線 30 図7型バッフル 30a 稜線 α 傾斜角 β 傾斜角 θ 傾斜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05C 3/08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平な回転軸線を中心に回転自在に
    支持され、且つ内部にコーティング室が形成された回転
    ドラムと、 前記回転ドラムの外周部においてその軸方向に設けら
    れ、且つ前記回転ドラムに形成された通気孔を介して前
    記コーティング室にそれぞれ連通する複数の通気ダクト
    と、 前記回転ドラムの底部に集積された被処理物の集積層に
    向けて液体を噴霧する液体噴霧手段と、 前記複数の通気ダクトのうち前記回転ドラムの回転位置
    に応じて前記集積層の下側に位置する通気ダクトに連通
    され、前記集積層を貫流し前記通気孔を経て通気する通
    気管と、 回転ドラムの回転軸線に対して稜線の少なくとも一部が
    斜めに配置され、該稜線に垂直な断面が山型をなし、前
    記回転ドラムの回転方向の前方に位置する前方傾斜部の
    傾斜角は45゜〜85゜に、前記回転ドラムの回転方向
    の後方に位置する後方傾斜部の傾斜角は15゜〜70゜
    に、それぞれ設定されたバッフルとを備えたことを特徴
    とするパンコーティング装置。
  2. 【請求項2】 前記前方傾斜部および前記後方傾斜部の
    少なくともいずれか一方の前記回転ドラムに近い部分の
    傾斜角が、対応する前記前方傾斜部および前記後方傾斜
    部の少なくともいずれか一方の傾斜角より小さいことを
    特徴とする請求項1記載のパンコーティング装置。
  3. 【請求項3】 前記後方傾斜部の傾斜角が前記前方傾斜
    部の傾斜角より小さいことを特徴とする請求項1または
    2記載のパンコーティング装置。
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