JPS596584Y2 - プッシュプル・スイッチ - Google Patents

プッシュプル・スイッチ

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Publication number
JPS596584Y2
JPS596584Y2 JP1978039101U JP3910178U JPS596584Y2 JP S596584 Y2 JPS596584 Y2 JP S596584Y2 JP 1978039101 U JP1978039101 U JP 1978039101U JP 3910178 U JP3910178 U JP 3910178U JP S596584 Y2 JPS596584 Y2 JP S596584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
push
pull
pull switch
recess
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978039101U
Other languages
English (en)
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JPS54141483U (ja
Inventor
俊行 鈴木
Original Assignee
東光株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東光株式会社 filed Critical 東光株式会社
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Publication of JPS54141483U publication Critical patent/JPS54141483U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カーラジオの選局用スイッチに用いて好適な
小形のプッシュプル・スイッチに係り、特にその節度機
構に関するものである。
電子チューナにおける選局用小形プッシュスイッチは、
スライダをプッシュして一旦スイッチ・オン位置に投入
すれば、そのスライダをロックしないで直ちにオフ位置
に復帰しても、選局動作は達戊される。
しかし、この種のスイッチは自動車の運転中にも操作さ
れるので、プッシュしたときにクノツクアクションして
、動作を確認できることが望ましい。
本考案は、軽いクリックアクションを有する小形で組立
容易なプッシュプル・スイッチを提供しようとするもの
である。
以下、その一実施例を図面とともに説明する。
第１図〜第３図において、１は合或樹脂からなる筐体で
、底部に固定端子２，２′が植設され、側面の内壁には
のこぎり歯状の突出部１１が設けられている。
３は合戊樹脂からなるスライダで、側面には弾性を有す
る腕部３１が一体に形威され、上面に凹部３２を有し、
下面には接触片４が取付けられている。
腕部３１の自由端に設けられた膨出部３３が、筐体１の
突出部１１に当接できるようにして、スライダ３は、筐
体１内に摺動自在に取付けられる。
５は筐体１の上部を被う蓋体で、その下面には、スライ
ダ３の凹部３２と対向する位置に凹部５１が設けられて
いる。
対向する二つの凹部３２及び５１が形威する空所にスプ
リング６を装填した後、蓋体５は筐体１に固着されてい
る。
次に、本プッシュプル・スイッチの動作を、第４図によ
り説明する。
第４図イは、スライダ３が中間の位置すなわちスイッチ
・オフ状態にある場合を示している。
凹部３２及び５１は全体が向かい合っており、この位置
でスライダ３は、スプリング６によって蓋体５にロック
されている。
今、スライダ３をプッシュすると第４図口のようにスイ
ッチ・オンの状態となる。
そしてプッシュする力を取り去ると同時に、圧縮された
スプリング６によってスライダ３はスイッチ・オフ位置
に復帰される。
一方、オフ位置にあるスライダ３をプルした場合は第４
図八のようになり、スイッチに設けられたもう一方の回
路がオンとなる。
この引張り力を解けば、プッシュの場合と同様にスライ
ダ３は直ちにオフ位置に復帰する。
このプッシュプル・スイッチのスライダ３はスイッチ・
オンイ立置でロックされないが、スイッチがオンしたこ
とを指先で確認できるように、スライダ３を操作したと
きクリック・アクションが得られるようにしてある。
スライダ３をプッシュしたときは第５図イのように、プ
ルしたときは第５図口のように、それぞれ弾性を有する
腕部３１の膨出部３３が筐体１の突出部１１に当接して
これを乗り越えたときクリック・アクションが得られる
。
なお第５図ハは、オフ状態を示している。
プッシュプル・スイッチのプル位置は、カーラジオにお
いては同調周波数をセットする場合に用いられるもので
ある。
オフ位置に加えてプル位置でもスライダをロックさせた
いときには、第６図に示すように蓋体５の凹部５１をス
ライダ３のプル方向に延長して形或すればよい。
このようにすれば、オフの位置（第６図イ）及びプル位
置（第６図口）では復帰用スプリング６が作用しないた
め、スライダ３は腕部３１の膨出部３３と突出部１１と
の保合のみにより、それぞれの位置にロックされる。
逆に、蓋体５の凹部５１をプッシュ方向に延長して形或
した場合は、プッシュ位置でスライダ３をロックするこ
とができる。
以上のように本考案によれば、部品点数が少なく組立が
極めて容易で軽いクリック・アクションを有する小形の
プッシュプル・スイッチが安価に得られるものである。
さらに、蓋体５を凹部５１の長いものと替えるだけで、
プッシュ位置またはプル位置の何れか一方においてスラ
イダがロックされるように、簡単に動作を変更できる特
長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案の実施例を示すもので、それぞれ対
応する部分は同一符号で表わしてある。 第１図は本考案によるスイッチの一実施例を示す斜視図
、第２図は同分解斜視図、第３図は同側面断面図、第４
図イ，口，ハ及び第５図イ，口，ハはそれぞれ同スイッ
チの要部を簡略化して示す側面断面図及び平面図、第６
図イ，口は本考案の他の実施例を示す簡略化した側面断
面図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. （１）固定端子が植立された筐体と、接触片が取付けら
    れて筐体内を摺動されるスライダと、筐体に固着された
    蓋体とを具えたプッシュプル・スイッチにおいて、蓋体
    及びスライダのそれぞれの対向面に凹部を形威して空所
    を設け、該空所にスライダ復帰用のスプリングを装填し
    、スライダをプッシュ位置またはプル位置の少なくとも
    一方に移動させて解放したとき、該スプリングの弾性に
    よってスライダが初めの位置に押し戻されるように構或
    するとともに、スライダに弾性を有する腕部を一体に形
    威し、該腕部の自由端に設けた膨出部を、筐体の内壁に
    設けた突出部に当接することにより、スライダの移動時
    にクリック・アクションが得られるようにしたことを特
    徴とするプッシュプル・スイッチ。
  2. （２）蓋体の凹部を、スライダの移動方向に沿ってスラ
    イダの凹部よりも長く形或することにより、プッシュ位
    置またはプル位置の何れか一方においても、スライダが
    ロックされるようにした実用新案登録請求の範囲第１項
    記載のプッシュプル・スイッチ。
JP1978039101U 1978-03-27 1978-03-27 プッシュプル・スイッチ Expired JPS596584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978039101U JPS596584Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 プッシュプル・スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978039101U JPS596584Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 プッシュプル・スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPS54141483U JPS54141483U (ja) 1979-10-01
JPS596584Y2 true JPS596584Y2 (ja) 1984-02-29

Family

ID=28905304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978039101U Expired JPS596584Y2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 プッシュプル・スイッチ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059792Y2 (ja) * 1986-11-12 1993-03-10

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3674953A (en) * 1970-09-21 1972-07-04 Uid Electronics Corp Slide switch with snap action

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3674953A (en) * 1970-09-21 1972-07-04 Uid Electronics Corp Slide switch with snap action

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Publication number Publication date
JPS54141483U (ja) 1979-10-01

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