JPH059792Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059792Y2 JPH059792Y2 JP1986173667U JP17366786U JPH059792Y2 JP H059792 Y2 JPH059792 Y2 JP H059792Y2 JP 1986173667 U JP1986173667 U JP 1986173667U JP 17366786 U JP17366786 U JP 17366786U JP H059792 Y2 JPH059792 Y2 JP H059792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- case
- knob
- slide switch
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はテープレコーダー、ビデオテープレコ
ーダー、デジタルオーデイオテープレコーダー等
の各種電気電子機器に用いられるプツシユ式スラ
イドスイツチに関するものである。
ーダー、デジタルオーデイオテープレコーダー等
の各種電気電子機器に用いられるプツシユ式スラ
イドスイツチに関するものである。
(従来の技術)
従来テープレコーダー、ビデオテープレコーダ
ー等のメカニズム検出やテープ位置検出には、組
立時、接触子を端子に個々に装着し、その接触子
にノブを被せたスライドスイツチや、安価である
が接触接点部が露出しているリーフスイツチ等が
用いられていた。
ー等のメカニズム検出やテープ位置検出には、組
立時、接触子を端子に個々に装着し、その接触子
にノブを被せたスライドスイツチや、安価である
が接触接点部が露出しているリーフスイツチ等が
用いられていた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし最近はテープレコーダー、ビデオテープ
レコーダー等の電気電子機器は高性能化、小形化
が著しく、その機器に使用されるスイツチも当然
の如く信頼性が高く小形化する要求がユーザーか
らある。しかし前記従来の技術で記載した従来の
スライドスイツチは、接触子を個々に端子に装着
する為、接触子の変形等が起り接触が不安定で有
り、組立時には多大な工数が必要で高価な物であ
つた。又、リーフスイツチは構造が簡単で安価で
はあるが、接触接点部が露出して機構的・構造的
に不安定で、更に塵埃による接触不安定・接触信
頼性もあまりなかつた。又、これら従来のスライ
ドスイツチやリーフスイツチには、低動作力化、
動作力のバラツキ軽減等の問題解決が近年ユーザ
ーから強く望まれていた。
レコーダー等の電気電子機器は高性能化、小形化
が著しく、その機器に使用されるスイツチも当然
の如く信頼性が高く小形化する要求がユーザーか
らある。しかし前記従来の技術で記載した従来の
スライドスイツチは、接触子を個々に端子に装着
する為、接触子の変形等が起り接触が不安定で有
り、組立時には多大な工数が必要で高価な物であ
つた。又、リーフスイツチは構造が簡単で安価で
はあるが、接触接点部が露出して機構的・構造的
に不安定で、更に塵埃による接触不安定・接触信
頼性もあまりなかつた。又、これら従来のスライ
ドスイツチやリーフスイツチには、低動作力化、
動作力のバラツキ軽減等の問題解決が近年ユーザ
ーから強く望まれていた。
(問題点を解決する為の手段とその実施例)
本考案は従来の技術とその問題点の項で記載し
た欠点を有効に解決すべく成したものであり、そ
の特徴とする構成を第3図、第4図に基づいて説
明する。尚第3図は本考案によるスイツチの内部
構造図、第4図は第3図の断面図である。
た欠点を有効に解決すべく成したものであり、そ
の特徴とする構成を第3図、第4図に基づいて説
明する。尚第3図は本考案によるスイツチの内部
構造図、第4図は第3図の断面図である。
第3図2は合成樹脂からなり略凾体で内部に接
触部7,8を有す複数本の端子4がインサート成
形されたケースであり、組立時端子を個々にケー
スに装着するのではない為組立工数の削減にもな
り、更に寸法精度が安定する。
触部7,8を有す複数本の端子4がインサート成
形されたケースであり、組立時端子を個々にケー
スに装着するのではない為組立工数の削減にもな
り、更に寸法精度が安定する。
第3図3はノブで双子接点とした接触子5をイ
ンサート成形している為従来のスライドスイツチ
と比較して組立時の接触子の変形もなく、組立工
数も削減され、更に双子接点としたことにより接
触信頼性は飛躍的に高くなる。
ンサート成形している為従来のスライドスイツチ
と比較して組立時の接触子の変形もなく、組立工
数も削減され、更に双子接点としたことにより接
触信頼性は飛躍的に高くなる。
第3図6は前記ノブを復帰させる為のコイルバ
ネで、従来のリーフスイツチの如く動作力がバネ
接片によらない為ノブの動作力のバラツキがな
く、動作が安定する。
ネで、従来のリーフスイツチの如く動作力がバネ
接片によらない為ノブの動作力のバラツキがな
く、動作が安定する。
第4図1は前記双子接点とした接触子5を接触
部7,8に圧接し、更にスイツチ全体を略密閉構
造とするカバーで、カバー1により接触子とその
接触子と対向する前記端子のケース内部接触部の
接触圧力は常に一定に保持され、尚且つ略密閉と
なる為外部からの塵埃による接触不安定・接触信
頼性の問題も起らない。本考案は上述の如き部品
構成から成されている。
部7,8に圧接し、更にスイツチ全体を略密閉構
造とするカバーで、カバー1により接触子とその
接触子と対向する前記端子のケース内部接触部の
接触圧力は常に一定に保持され、尚且つ略密閉と
なる為外部からの塵埃による接触不安定・接触信
頼性の問題も起らない。本考案は上述の如き部品
構成から成されている。
(考案の効果)
以上説明から明らかな如く本考案の接触子は摺
動接点で、ノブと一体で摺動する。更にケースに
接触部をインサートし、ノブに接触子をインサー
トしたことにより寸法精度が向上したので接触不
安定、接触信頼性の改善が出来たと共に接触圧力
も常に一定となり、動作力のバラツキ及びその軽
減も成し得た。更に略密閉構造の為従来の機構
的、構造的不安定さと塵埃による接触不安定、接
触信頼性等前記欠点を一挙に解決出来た。又、ア
クチユエーターの係止部にアクチユエーターを付
加することにより更に動作の軽減も可能で有り、
アクチユエーターを着脱自在にしておけば、スイ
ツチを機器に取り付けた後でも必要に応じてアク
チユエーターを着脱出来るという優れた効果があ
る。又、ケース、カバー、ノブ、コイルバネ等部
品点数も少なく、組立も容易で接触子の変形等は
起りにくく安価に出来るばかりでなく、前記端子
のパターン形状を変えるだけで、ノーマルオープ
ンタイプとノーマルクローズタイプが簡単に成し
得る等多大な効果があるものである。
動接点で、ノブと一体で摺動する。更にケースに
接触部をインサートし、ノブに接触子をインサー
トしたことにより寸法精度が向上したので接触不
安定、接触信頼性の改善が出来たと共に接触圧力
も常に一定となり、動作力のバラツキ及びその軽
減も成し得た。更に略密閉構造の為従来の機構
的、構造的不安定さと塵埃による接触不安定、接
触信頼性等前記欠点を一挙に解決出来た。又、ア
クチユエーターの係止部にアクチユエーターを付
加することにより更に動作の軽減も可能で有り、
アクチユエーターを着脱自在にしておけば、スイ
ツチを機器に取り付けた後でも必要に応じてアク
チユエーターを着脱出来るという優れた効果があ
る。又、ケース、カバー、ノブ、コイルバネ等部
品点数も少なく、組立も容易で接触子の変形等は
起りにくく安価に出来るばかりでなく、前記端子
のパターン形状を変えるだけで、ノーマルオープ
ンタイプとノーマルクローズタイプが簡単に成し
得る等多大な効果があるものである。
第1図は本考案に係るプツシユ式スライドスイ
ツチの製品外観斜視図。第2図は第1図のアクチ
ユエーター装着時の製品外観斜視図。第3図は本
考案の内部構造を示した図。第4図は第3図の製
品断面図。第5図は従来のスライドスイツチの断
面図。第6図は従来のリーフスイツチの外観図。
第7図は本考案に係るノーマルクローズタイプの
端子実施例図。 尚、図面中1はカバー、2はケース、3はノ
ブ、4は端子、5は接触子、6はコイルバネ、
7,8は端子の接触部、9はアクチユエーター係
止部、10はアクチユエーター、11は接点、1
01は従来のスライドスイツチのカバー、102
は従来のスライドスイツチのケース、103は従
来のスライドスイツチのノブ、104は従来のス
ライドスイツチの接触子、105は従来のスライ
ドスイツチの端子、106は従来のリーフスイツ
チのボデイー、107は従来のリーフスイツチの
接片、108は従来のリーフスイツチの接点、1
09はノーマルクローズタイプの端子接触部、1
10はノーマルクローズタイプの端子。
ツチの製品外観斜視図。第2図は第1図のアクチ
ユエーター装着時の製品外観斜視図。第3図は本
考案の内部構造を示した図。第4図は第3図の製
品断面図。第5図は従来のスライドスイツチの断
面図。第6図は従来のリーフスイツチの外観図。
第7図は本考案に係るノーマルクローズタイプの
端子実施例図。 尚、図面中1はカバー、2はケース、3はノ
ブ、4は端子、5は接触子、6はコイルバネ、
7,8は端子の接触部、9はアクチユエーター係
止部、10はアクチユエーター、11は接点、1
01は従来のスライドスイツチのカバー、102
は従来のスライドスイツチのケース、103は従
来のスライドスイツチのノブ、104は従来のス
ライドスイツチの接触子、105は従来のスライ
ドスイツチの端子、106は従来のリーフスイツ
チのボデイー、107は従来のリーフスイツチの
接片、108は従来のリーフスイツチの接点、1
09はノーマルクローズタイプの端子接触部、1
10はノーマルクローズタイプの端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成樹脂からなる略凾体のケースと、一端が
前記ケース外部に導出され、もう一端はケース
内部で接触部となるように前記ケースにインサ
ート成形された複数本の導電性の端子と、一部
を前記ケースの上面に突出し、上下方向に自在
に動くよう挿嵌された合成樹脂からなるノブ
と、該ノブに一端を装着され、他端は接点とな
るよう構成したバネ性のある導電性の接触子
と、ノブを復帰させるコイルバネと、前記接触
部と接点が圧接するようにし、且つ装着するこ
とにより、全体を略密閉構造とするカバーとを
備えたプツシユ式スライドスイツチ。 (2) ケースとカバーによりアクチユエーターの係
止部を構成したことを特徴とした、第1項に記
載のプツシユ式スライドスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986173667U JPH059792Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986173667U JPH059792Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379029U JPS6379029U (ja) | 1988-05-25 |
JPH059792Y2 true JPH059792Y2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=31111346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986173667U Expired - Lifetime JPH059792Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH059792Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0527785Y2 (ja) * | 1987-09-29 | 1993-07-15 | ||
JP7467788B2 (ja) * | 2018-04-23 | 2024-04-16 | トーヨーカネツ株式会社 | 搬送装置の遮断機構 |
JP6580192B1 (ja) * | 2018-04-23 | 2019-09-25 | トーヨーカネツソリューションズ株式会社 | 搬送装置の遮断機構 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340677U (ja) * | 1976-09-13 | 1978-04-08 | ||
JPS574742U (ja) * | 1980-06-10 | 1982-01-11 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596584Y2 (ja) * | 1978-03-27 | 1984-02-29 | 東光株式会社 | プッシュプル・スイッチ |
JPS61135419U (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-23 |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP1986173667U patent/JPH059792Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340677U (ja) * | 1976-09-13 | 1978-04-08 | ||
JPS574742U (ja) * | 1980-06-10 | 1982-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6379029U (ja) | 1988-05-25 |
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