JPS596377Y2 - 電気冷蔵庫 - Google Patents

電気冷蔵庫

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JPS596377Y2
JPS596377Y2 JP6680980U JP6680980U JPS596377Y2 JP S596377 Y2 JPS596377 Y2 JP S596377Y2 JP 6680980 U JP6680980 U JP 6680980U JP 6680980 U JP6680980 U JP 6680980U JP S596377 Y2 JPS596377 Y2 JP S596377Y2
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JP
Japan
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motor
refrigerator
outer box
casing
box
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JP6680980U
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English (en)
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JPS56166486U (ja
Inventor
明史 星野
重雄 丸山
直規 松本
哲也 前田
Original Assignee
株式会社富士通ゼネラル
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、庫内冷気循環用送風装置を備えた電気冷蔵庫
に関するものである。
この種の送風装置としては、送風ファンとともにファン
駆動用モータを庫内に設置するモータ庫内設置方式と、
ファン駆動用モータを庫外に設置するモータ庫外設置方
式とが知られているが、前者によると、モータから庫内
に発生される熱のため、その分余計に冷却力を高める必
要があり、これに伴って消費電力が増大する。
後者のモータ庫外設置方式によれば、前者のような問題
は生じないのであるが、なお、いくつかの改良されるべ
き点が残されている。
すなわち、送風ファンとファン駆動用モータは、外箱,
内箱間の断熱材を挾んで一方は庫内側(こ、他方は庫外
側に設けられるものであるため、この送風装置の取付け
にあたっては、庫外側においてファン駆動用モータを外
箱に取付ける作業をしたのち、庫内側から送風ファンを
モータの回転軸に取付ける作業をしなければならず、こ
の取付作業には少なからぬ手間と時間が費されるもので
あった。
とりわけ、ファン駆動用モータの駆動軸を外箱,内箱間
にある連通管に挿通して七ータの後方をブラケットで支
持するまでは、モータが脱落しないように手で支えなけ
ればならず、この間は片手作業が強いられることになる
加えて、前述のモータ支持ブラケットのほかに、モータ
起動時におけるモータハウジングの回転止め部材および
モータをホコリから保護するための防塵カバーなどの付
属的な諸部品が別途に必要であり、しかもこれらの部品
の取付けはネジ止めにより行なわれるため、コスト的に
も生産性の面からも好ましいものではなかった。
他方、ファン駆動用モータおよびこれを支持するブラケ
ットなどが外箱より突出しているため、冷蔵庫の取扱い
時において最も衝撃をうけ易く、また、外観的にも見栄
えのよいものではなかった。
したがって、本考案の目的は、外箱と内箱との間にファ
ン駆動用モータの収納空間を形或し、モータを庫内側か
ら簡単にセットすることができるようにした電気冷蔵庫
を提供することにある。
以下、本考案の実施例を添付図面にしたがって説明する
第1図を参照すると、冷気循環用送風装置が取付けられ
ている部分の断面が示されているが、ここにおいては、
1は冷蔵庫の外形を形威している薄い鉄板からなる外箱
、2は合或樹脂からなる内箱であって、この図では冷凍
室の部分が示されている。
この外箱1と内箱2との間には、ファン駆動用モータ3
のための収納空間を形或するケーシング4が配設されて
おり、このケーシング4を除いた部分には、発泡性合戊
樹脂の注入或形すなわち現場発泡により形或された断熱
材5が充填されている。
第2図を参照すると、内箱2は、その背壁部から外箱1
側に向って、円筒状に突設された凸壁6を有し、この凸
壁6内には、モータ3が通る程度の窓7が穿設されてい
る。
ケーシング4は、第3図に示されているように、凸壁6
に突合せられる前壁8をもち、この前壁8には、前記凸
壁6の円筒状周壁のまわりに嵌合する環状突出リブ9と
、前記孔7と同じ大きさに穿設された窓10とが設けら
れている。
このケーシング4の外箱1に対面する後方部分は開放さ
れていて、この開放端側の周壁11には、外箱1とほぼ
平行に延びるフランジ12が形威されている。
このケーシング4は、断熱材5を形戊する樹脂を充填す
る前に外箱1と内箱2との間に配設されるのであるが、
この場合、凸壁6の外周面と環状突出リブ9の内周面と
の間にシール材13を介装させ、このシール材13を圧
縮するようにしてリブ9を凸壁6のまわりに押込むこと
により、ケーシング4は内箱2に仮固定される。
また、ケーシング4の後端と外箱1との間に存在する間
隙は、ケーシング4の周壁11とフランジ12とによっ
て形或されている段部に配設されたシール材14によっ
て密閉される。
これにより、現場発泡時において断熱材5のケーシング
4内への流込みが確実に防止される。
なお、シール材13.14には、発泡ポリエチレンや発
泡ポリウレタンが用いられる。
また、第1図および第4図に示されているように、ケー
シング4内には、モータ3の後方を支持するためのブラ
ケット15がケーシング内壁に一体的に設けられている
このブラケット15は、防振ゴム16を介してモータ3
の後方を支持する取付孔18を有しているが、このほか
に、前方すなわち内箱2側に向って延設されていて、モ
ータ3の鉄心部3aに作用し、モータ3の起動時におけ
るモータハウジングの回転を阻止する板状もしくは棒状
部材からなるモータ位置決め部材19を備えている。
この考案においては、モータ位置決め部材19の先端が
防振ゴム20を介して鉄心部3aに設けられている孔3
b内に挿嵌されており、このモータ位置決め部材19は
、モータ3の後方をブラケット15に取付け、その前方
を後述する遮蔽カバ一体21で支持するまでの間、この
モータ3を片持ち的に支持する機能をも有している。
遮蔽カバ一体21は、内箱2の凸壁6内に庫内側から取
付けられ、モータ3の前方を支持するとともに、庫内と
モータ収納空間とを熱的に遮蔽している。
すなわち、この遮蔽カバ一体21は、庫内側に向って膨
出するように形成された円盤部材からなり、その中央部
には、モータ3の駆動軸22のための貫通孔23と、防
振ゴム17を介してモータ3の前方を支持する凹部24
とが同軸的に設けられている。
そして、遮蔽カバ一体21内には、発泡スチロール等か
らなる第1の断熱層25および発泡ポリエチレン等の弾
性復元力のすぐれた材質からなる第2の断熱層26が設
けられている。
この場合、モータ収納空間側に配設されている第2の断
熱層26は、凸壁6の窓7を完全に覆う大きさを有し、
かつ中央部にモータハウジングの外径よりも小さな口径
の孔27を備えている。
したがって、この遮蔽カバ一体21が内箱2の凸壁6内
においてネジ28により固走される際、第2の断熱層2
6の周辺部は窓7および10の開口周縁に密着するとと
もに、孔27の周縁部はモータハウジングの前面に密着
するため、モータ収納空間は庫内から完全に遮蔽される
なお、第2の断熱層26は、モータ3の取付寸法の誤差
を許容し得るような厚みを有し、モータ3の取付時に多
少の誤差が生じてもモータハウジング前面に密着し得る
ように構或されている。
また、この遮蔽カバ一体21には、貫通孔23に対して
同心的に設けられたマウスリング29が放射状に延びる
連結部材30を介して一体的に形或されている。
これにより、駆動軸22に取付けられる送風ファン31
とマウスリング29とは同心的に正確に位置決めされる
32は、冷凍室の背板であって、この背板32には、遮
蔽カバ一体21の通過を許す開口33が設けられていて
、マウスリング29はこの開口33の周縁部に係合され
る。
なお、34は背板32に着脱可能にスナップ止めされて
いる冷気吹出しグリル、35は内箱2と背板32との間
に配置された蒸発器である。
この蒸発器35で冷却された冷気は、モータ3により回
転駆動される送風ファン31によりグリル34から冷凍
室,冷蔵室側に吹出され、それぞれの室を冷却する。
他方、冷却運転時にモータ3からモータ収納空間内に放
出される熱は、外箱1を通して庫外に放熱される。
この場合、庫内とモータ収納空間は、前述したように遮
蔽力バ一体21で完全に遮蔽されているため、冷気がモ
ータ収納空間内へ侵入することはないし、また、モータ
3から発生される熱が庫内に影響を与えることもない。
なお、本考案では、モータ3から発生される熱を外箱1
を通してより効果的に放熱するため、外箱1の内壁面に
沿って熱伝導の良好な部材、例えばアルミ箔36が設け
られている。
すなわち、このアルミ箔36は、モータ収納空間の一辺
を形戊している外箱1の内壁面からシール材14を越え
てさらにその内壁面に沿って延設されている。
これにより、モータ3からモータ収納空間内に放出され
た熱は、アルミ箔36を介してモータ収納空間のまわり
の外箱1壁面により速く伝導され、そこから外部に放熱
される。
これに伴って、モータ収納空間内の空気の対流が促進さ
れるため、モータ3の過度の温度上昇を防ぐこのができ
る。
なお、アルミ箔に代えて、他の熱伝導部材を用いてもよ
いことは勿論である。
この冷気循環用送風装置は次のようにして組立てられる
まず、内箱2の凸壁6のまわりにシール材13を介して
ケーシング4の環状突出リブ9を圧入することにより、
ケーシング4を内箱2に仮固定し、この内箱2を外箱1
内に組付ける。
この場合、外箱1の内壁面の所定個所には予めアルミ箔
36が添設されており、また、ケーシング4の後方端と
外箱1との間に生ずる間隙はシール材14によって閉塞
される。
次に、外箱1と内箱2との間に現場発泡により断熱材5
を充填する。
この断熱材5によりケーシング4は外箱1と内箱2との
間において固定される。
この筒状ケーシング4により形威されたモータ収納空間
内へのモータの取付けは庫内側からの作業により行なわ
れる。
すなわち、モータ3を内箱2側から窓7および10を通
してケーシング4内に導き、モータ3の後方を防振ゴム
16を介してブラケット15の取付孔18内に嵌入する
とともに、鉄心部3aの孔3bをモータ位置決め部材1
9に嵌合し、この位置決め部材19によってモータ3を
片持ち的に保持させる。
これにより、作業者はモータ3の前方を手で支えておく
必要がなくなるため、以後の作業を楽に行なうことがで
きる。
次に、モータ3の前方に防振ゴム17を装着し、モータ
3の駆動軸22の貫通孔23内に挿通させ乍ら遮蔽カバ
一体21を内箱2の凸壁4の凹所内に取付け、これをネ
ジ28により固定する。
これにより、窓7および10とモータハウジング前面に
第2の断熱層26が変形をともなって密着し、モータ収
納空間は庫内から完全に遮蔽される。
そして、庫内側に突出された駆動軸22に送風ファン3
1を取付け、冷凍室の背板32にグリル34をスナップ
止めすることにより、組立て作業は完了される。
以上説明したように、本考案によれば、外箱1と内箱2
との間において、ケーシング4と外箱1の一部を利用し
てモータ収納空間を形威し、かつこのケーシング4にモ
ータ支持用ブラケット15を一体的に設けるとともに、
さらにこのブラケット15にモータ位置決め部材19を
形威したことにより、モータ3を単なる嵌合操作により
モータ収納空間内にセットすることができる。
この場合、モータ位置決め部材19は、モータ3の前方
を遮蔽カバ一体21で支持するまで、一時的にモータ3
を支持する役割を果すため、従来のように片手作業を強
いられることはなく、作業をスムーズに行なうことがで
きる。
また、外箱1を放熱板および防塵カバーとして利用して
いるため、外箱1には突出部などがなくテ゛ザイン的に
もすぐれたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる実施例の要部断面図、第2図は
内箱の後方斜視図、第3図はケーシングの前方斜視図、
第4図はケーシングの背面図である。 図中、1は外箱、2は内箱、3はファン駆動用モータ、
4は筒状ケーシング、5は断熱材、15はブラケット、
18は取付孔、19はモータ位置決め部材、21は遮蔽
カバ一体、31は送風ファンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風ファンおよびファン駆動用モータからなる庫内冷気
    循環用送風装置を有する電気冷蔵庫において、冷蔵庫の
    外形を形戊する外箱と、該外箱内に断熱材を介して配置
    された内箱であって、前記外箱に向けて開口する窓を有
    するものと、前記外箱と内箱との間に配設され、前記モ
    ータの収納空間を形戊する筒状ケーシングであって、そ
    の一端は前記内箱の窓のまわりに取付けられ、かつ他端
    は前記外箱により閉塞されているものと、前記ケーシン
    グ内に固定されていて前記モータを支持するブラケット
    とを備え、該ブラケットは、前記モータの一端と係合す
    る取付孔と、該モータの鉄心部に穿設されている孔内に
    挿嵌してその取付姿勢を保持するモータ位置決め部材と
    を有し、前記モータは前記窓を通して前記ケーシング内
    に取付けられる際、前記取付孔と前記モータ位置決め部
    材とにより片持ち的に支持されることを特徴とする電気
    冷蔵庫。
JP6680980U 1980-05-15 1980-05-15 電気冷蔵庫 Expired JPS596377Y2 (ja)

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JP6680980U JPS596377Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15 電気冷蔵庫

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Publication Number Publication Date
JPS56166486U JPS56166486U (ja) 1981-12-09
JPS596377Y2 true JPS596377Y2 (ja) 1984-02-27

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ID=29660861

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JP6680980U Expired JPS596377Y2 (ja) 1980-05-15 1980-05-15 電気冷蔵庫

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