JPS5962643A - 合成樹脂架橋発泡体 - Google Patents
合成樹脂架橋発泡体Info
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- JPS5962643A JPS5962643A JP17301282A JP17301282A JPS5962643A JP S5962643 A JPS5962643 A JP S5962643A JP 17301282 A JP17301282 A JP 17301282A JP 17301282 A JP17301282 A JP 17301282A JP S5962643 A JPS5962643 A JP S5962643A
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- ethylene
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- propylene
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
不発FJ’l fd合成樹脂架橋発泡体に関する。
従来、ポリエチレンの架橋発泡体が、そのクッション性
、断熱性等が優れていることから、自動車天井材等の自
動車内装材、粘着テープ基材、折板屋根用断熱材等とし
て広く使用されている。しかしながら、上記ポリエチレ
ンの架橋発泡体は、軟質塩化ビニルレザーの如き表皮材
と貼合せ、自uJII(内装材として用いる場合等には
その表面の接着性が悪く、表皮材が1l11.+1離し
てしまう欠点があった。オだ、ドア内面相、クーラーカ
バー等、発泡シートを真空成、形等の熱成形によって深
絞り成形して製品化するものについては、従来のポリエ
チレン架橋発泡体では伸度が十分でなく、使用に酎え得
る成形体を作製することができなかった。また、耐熱性
、剛性等を要求される用途についてはポリエチレン架橋
発泡体では十分対処できない場合があった。
、断熱性等が優れていることから、自動車天井材等の自
動車内装材、粘着テープ基材、折板屋根用断熱材等とし
て広く使用されている。しかしながら、上記ポリエチレ
ンの架橋発泡体は、軟質塩化ビニルレザーの如き表皮材
と貼合せ、自uJII(内装材として用いる場合等には
その表面の接着性が悪く、表皮材が1l11.+1離し
てしまう欠点があった。オだ、ドア内面相、クーラーカ
バー等、発泡シートを真空成、形等の熱成形によって深
絞り成形して製品化するものについては、従来のポリエ
チレン架橋発泡体では伸度が十分でなく、使用に酎え得
る成形体を作製することができなかった。また、耐熱性
、剛性等を要求される用途についてはポリエチレン架橋
発泡体では十分対処できない場合があった。
これらの熱成形性、耐熱性、剛性等を満足するものとし
てポリプロピレンの架橋発泡休が考えられるが、ポリプ
ロピレンの架橋発泡休し1、ポリプロピレン樹脂が高融
点であり、樹脂の溶融温度と発泡剤やラジカル発生剤の
分解温度が接近しているため、発泡性シートの成形時に
発泡剤やラジカル発生剤の熱分解がおこシ、架橋が均一
で気泡の均一な発泡体の製造が困難でろった。このポリ
プロピレン架橋発泡体の製造の困難性を改良するものと
して、プロピレン−エチレンランダム共重合体を用いる
ことも提案されているが、プロピレン−エチレンランダ
ム81合体の架橋発泡体においても、前記接着性、その
他の物性が満足できるものではなかった。
てポリプロピレンの架橋発泡休が考えられるが、ポリプ
ロピレンの架橋発泡休し1、ポリプロピレン樹脂が高融
点であり、樹脂の溶融温度と発泡剤やラジカル発生剤の
分解温度が接近しているため、発泡性シートの成形時に
発泡剤やラジカル発生剤の熱分解がおこシ、架橋が均一
で気泡の均一な発泡体の製造が困難でろった。このポリ
プロピレン架橋発泡体の製造の困難性を改良するものと
して、プロピレン−エチレンランダム共重合体を用いる
ことも提案されているが、プロピレン−エチレンランダ
ム81合体の架橋発泡体においても、前記接着性、その
他の物性が満足できるものではなかった。
本発明は、上述の従来の発泡体の欠点を解消し、接着性
、熱成形性、1liiJ熱性、剛性等の物性が優れ、尚
且つ製造も容易な合成樹脂架橋発泡体を提供することを
目的とする。
、熱成形性、1liiJ熱性、剛性等の物性が優れ、尚
且つ製造も容易な合成樹脂架橋発泡体を提供することを
目的とする。
すなわち、本発明の要旨は、エチレン成分が1〜10重
量%及び炭素数4〜10のα−オレフィン成分が1〜1
0重量%の範囲で且つ前記両者の合計が2〜15重量%
の範囲であり、アイソタクチック度が40%以上である
プロピレン−エチレン−α−オレフィン共重合体が構成
成分として用いられていることを特徴とする合成樹脂架
橋発泡体に存する。
量%及び炭素数4〜10のα−オレフィン成分が1〜1
0重量%の範囲で且つ前記両者の合計が2〜15重量%
の範囲であり、アイソタクチック度が40%以上である
プロピレン−エチレン−α−オレフィン共重合体が構成
成分として用いられていることを特徴とする合成樹脂架
橋発泡体に存する。
本発明に用いられるプロピレンーエf V シーα−オ
レフィン共重合体は、エチレン成分が1〜】0重量%の
範囲及び炭素数4〜10のα−オレフィン成分が1〜i
o重喰%の範囲であり、且つ前記両者の合計が2〜15
重量%の範囲、好オしくに2〜10重量%の範囲であり
、アイソタクチック度が40%以上、好ましくけ50%
以上のものである。上記α−オレフィンVi2種以上共
重合されてもよい。プロピレンニ上記範囲でエチレンと
α−オレフィンが共重合されていると、従来のポリプロ
ピレン樹脂に比べて融点が低くなシ、樹脂と発泡剤や架
橋促進剤、有機過酸化物を溶融混合したり、成形したり
する場合に、発泡剤や有機過酸化物の熱分解をおこすと
と々く作業できる。また、α−オレフィンのため共重合
体の側鎖の反応性が大きく、発泡体の表面の接着性が良
いのである。エチレンとα−オレフィン成分が多くなり
すぎると、ゴム状になり機械的物性の優れた発泡体Fi
得られない。α−オレフィンが共重合されていないと、
すなわち、エチレンとプロピレンの共重合体の場合は、
上記のような接着性が発揮されないのである。また、プ
ロピレン−エチレン−α−オレフィン共重合体に、α−
オレフィンが共重合されているため、衝繋強度が大きく
、更にエチレン−プロピレン共重合体に比べ引張り強度
、曲げ剛性等の機械的物性が優れているのである。
レフィン共重合体は、エチレン成分が1〜】0重量%の
範囲及び炭素数4〜10のα−オレフィン成分が1〜i
o重喰%の範囲であり、且つ前記両者の合計が2〜15
重量%の範囲、好オしくに2〜10重量%の範囲であり
、アイソタクチック度が40%以上、好ましくけ50%
以上のものである。上記α−オレフィンVi2種以上共
重合されてもよい。プロピレンニ上記範囲でエチレンと
α−オレフィンが共重合されていると、従来のポリプロ
ピレン樹脂に比べて融点が低くなシ、樹脂と発泡剤や架
橋促進剤、有機過酸化物を溶融混合したり、成形したり
する場合に、発泡剤や有機過酸化物の熱分解をおこすと
と々く作業できる。また、α−オレフィンのため共重合
体の側鎖の反応性が大きく、発泡体の表面の接着性が良
いのである。エチレンとα−オレフィン成分が多くなり
すぎると、ゴム状になり機械的物性の優れた発泡体Fi
得られない。α−オレフィンが共重合されていないと、
すなわち、エチレンとプロピレンの共重合体の場合は、
上記のような接着性が発揮されないのである。また、プ
ロピレン−エチレン−α−オレフィン共重合体に、α−
オレフィンが共重合されているため、衝繋強度が大きく
、更にエチレン−プロピレン共重合体に比べ引張り強度
、曲げ剛性等の機械的物性が優れているのである。
また、アイソタクチック度が低くなると機械的物性が低
下するので好ましく々い。
下するので好ましく々い。
本発明に用いられるプロピレン−エチレン−α−オレ7
.イン共重合体の製造方法については特に規定されるも
のではなく、一般的には重合槽に触媒及び、プロピレン
とエチレンとα−オレフィンを一定の比率で供給して重
合させる方法が用いられる。
.イン共重合体の製造方法については特に規定されるも
のではなく、一般的には重合槽に触媒及び、プロピレン
とエチレンとα−オレフィンを一定の比率で供給して重
合させる方法が用いられる。
零発1fflの合成樹脂架橋発泡体を製造する方法とし
ては、公知の/ IJネオレフイン類架橋発泡体の製造
方法が用い得る。特に好ましい製造方法としては、樹脂
、発泡剤、架橋促進剤からなる混合物を溶融成形し、こ
れに電離性放射線を照射して架橋し、しかるのちに発泡
剤の分解温度以上に加熱して発泡させる方法、あるいV
i樹脂、発泡剤、架橋剤、架橋促進剤からなる混合物を
溶融成形し、これを架橋剤及び発泡剤の分解温度以上に
加熱して架橋と発泡を行なわせる方法などが挙げられる
。これらの方法は連続した長尺発泡体を製造する場合に
好適である。
ては、公知の/ IJネオレフイン類架橋発泡体の製造
方法が用い得る。特に好ましい製造方法としては、樹脂
、発泡剤、架橋促進剤からなる混合物を溶融成形し、こ
れに電離性放射線を照射して架橋し、しかるのちに発泡
剤の分解温度以上に加熱して発泡させる方法、あるいV
i樹脂、発泡剤、架橋剤、架橋促進剤からなる混合物を
溶融成形し、これを架橋剤及び発泡剤の分解温度以上に
加熱して架橋と発泡を行なわせる方法などが挙げられる
。これらの方法は連続した長尺発泡体を製造する場合に
好適である。
本発明の合成樹脂架橋発泡体を製造する場合ニは、プロ
ピレン−エチレン−〇−オレフィン共重合体の融点が従
来のポリプロピレンより低いので製造が容易である。D
TA (示差熱分析)またはDSC(差動熱量計)で測
定した融点のビーブが、ポリプロピレンでは168〜1
70”Cf、%るのに対し、本発明のプロピレン−エチ
レン−α−オレフィン共重合体f t’1120 〜1
65℃の範囲が可能で好適に使用でき、特に130〜1
60℃の範囲が好ましい。本発明のプロピレン−エチレ
ン−α−オレフィンJu It 合体の好ましいメルト
インデックス(230”C。
ピレン−エチレン−〇−オレフィン共重合体の融点が従
来のポリプロピレンより低いので製造が容易である。D
TA (示差熱分析)またはDSC(差動熱量計)で測
定した融点のビーブが、ポリプロピレンでは168〜1
70”Cf、%るのに対し、本発明のプロピレン−エチ
レン−α−オレフィン共重合体f t’1120 〜1
65℃の範囲が可能で好適に使用でき、特に130〜1
60℃の範囲が好ましい。本発明のプロピレン−エチレ
ン−α−オレフィンJu It 合体の好ましいメルト
インデックス(230”C。
P2N2分、ASTM D 1238)#l、4H
0,1〜50、特に好ましくけα3〜30の範囲である
。
0,1〜50、特に好ましくけα3〜30の範囲である
。
本発明の合成樹脂架橋発泡体を製造するにあたっては、
改質を目的としてプロピレン−エチレン−α−オレフィ
ン共重合体以外の樹脂を混合することができる。混合割
合としてはプロピレン−エチレン−α−オレフィン共重
合体757 U合物の20重量%以上あればよく、好ま
しくけ40重量%以」二であり、混合される樹脂として
目、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、i 状
i s 度、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル、l
J= ffi合体、エチレン−プロピレン共重合体、プ
ロピレン−〇−オレフィン共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、ポリプロピレン、ポリブタジェン
、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレンなどが挙
げられる。オだ、樹脂中に架橋や発泡などの妨害になら
ないかぎり、重合性モノマー、熱安定剤、抗酸化剤、増
i削、可塑剤、耐炎剤、着色剤、帯電防止剤などの有機
物や無機物を加えることができる。
改質を目的としてプロピレン−エチレン−α−オレフィ
ン共重合体以外の樹脂を混合することができる。混合割
合としてはプロピレン−エチレン−α−オレフィン共重
合体757 U合物の20重量%以上あればよく、好ま
しくけ40重量%以」二であり、混合される樹脂として
目、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、i 状
i s 度、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル、l
J= ffi合体、エチレン−プロピレン共重合体、プ
ロピレン−〇−オレフィン共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、ポリプロピレン、ポリブタジェン
、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレンなどが挙
げられる。オだ、樹脂中に架橋や発泡などの妨害になら
ないかぎり、重合性モノマー、熱安定剤、抗酸化剤、増
i削、可塑剤、耐炎剤、着色剤、帯電防止剤などの有機
物や無機物を加えることができる。
発泡剤としては、樹脂の溶融点以上に加熱されたときに
分解または気化する化合物が使用でき、分解温度が18
0〜270℃の範囲のものが好ましく、例えばアゾジカ
ルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、
ヒドラゾジカルボンアミドなどがある。発泡剤は樹脂混
合物に対してα1〜40重量%の範囲で使用され、それ
ぞれの種類や発泡倍率によって適宜に混合量を変えるこ
とができる。
分解または気化する化合物が使用でき、分解温度が18
0〜270℃の範囲のものが好ましく、例えばアゾジカ
ルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、
ヒドラゾジカルボンアミドなどがある。発泡剤は樹脂混
合物に対してα1〜40重量%の範囲で使用され、それ
ぞれの種類や発泡倍率によって適宜に混合量を変えるこ
とができる。
架橋剤に有機過酸化物を用いる場合は、メチルエチルケ
トンノ嘴−オキサイド、ジクミル/(−オキサイドなど
が使用され、樹脂混合物に対して0.01〜10重量%
、好ましく it o、 o s〜5重景重量用される
。架橋に電離性放射線を用いる場合は、電子線、α線、
β線、を線などが使用され、放射線の照射量としては一
般に0.1〜30 Mrad、好ましくけα5〜20M
radである。
トンノ嘴−オキサイド、ジクミル/(−オキサイドなど
が使用され、樹脂混合物に対して0.01〜10重量%
、好ましく it o、 o s〜5重景重量用される
。架橋に電離性放射線を用いる場合は、電子線、α線、
β線、を線などが使用され、放射線の照射量としては一
般に0.1〜30 Mrad、好ましくけα5〜20M
radである。
架橋反応をスムーズに効率よく行なうために1j1架橋
促進荊を用いるのが好ましく、例えばジビニルベンゼン
、トリメチロールプロノ曵ントリアクリレート、トリノ
チロールプロパントリメタクリレートなどの多官能性化
合物が使用され、樹脂混合物に対して0.1〜10重量
%、好ましく ito、 5〜3重量%使用される。
促進荊を用いるのが好ましく、例えばジビニルベンゼン
、トリメチロールプロノ曵ントリアクリレート、トリノ
チロールプロパントリメタクリレートなどの多官能性化
合物が使用され、樹脂混合物に対して0.1〜10重量
%、好ましく ito、 5〜3重量%使用される。
架橋する場合の架橋度に一般に5〜90%好まj、<V
i20〜80%であればよい。架橋度が低すぎると、伸
度は大きいが均一微細な気泡を有する発泡体が得られず
、高すぎると、樹脂の溶融粘度が高すぎて高発泡倍率の
良好な発泡体は得に<<、また発泡体を加熱した際の伸
度が低く真空成形等の熱成形性が困難になる。似し、架
橋度とけ試料をキシレン中に120℃で24時間浸漬し
たときの不溶部の重量%をいう。
i20〜80%であればよい。架橋度が低すぎると、伸
度は大きいが均一微細な気泡を有する発泡体が得られず
、高すぎると、樹脂の溶融粘度が高すぎて高発泡倍率の
良好な発泡体は得に<<、また発泡体を加熱した際の伸
度が低く真空成形等の熱成形性が困難になる。似し、架
橋度とけ試料をキシレン中に120℃で24時間浸漬し
たときの不溶部の重量%をいう。
樹脂混合物の溶融成形は押出成形機等を用いればよく、
発泡時の加熱は、熱風、赤外線、ソルトパス、オイルパ
ス等を用いればよい。また前述の押出成形機内で加熱す
ることも可能である。
発泡時の加熱は、熱風、赤外線、ソルトパス、オイルパ
ス等を用いればよい。また前述の押出成形機内で加熱す
ることも可能である。
本発明の合成樹脂架橋発泡体の発泡倍率としては、通常
4〜60倍であるが、真突成形に用いるものけ10〜4
0倍のものが好ましい。
4〜60倍であるが、真突成形に用いるものけ10〜4
0倍のものが好ましい。
本発明の合成樹脂架橋発泡体は上述の如く構成されてい
るから、プロピレン−エチレン−α−オレフィン共重合
体のために、接着性、熱成形性、耐熱性、剛性等の物性
が優れたものとがす、且つプロピレン−エチレン−α−
オレフィン共重合体の溶融温度がポリプロピレンより低
いから、気泡の均一微細な高発泡倍率のものの製造が容
易である。したがって、本発明の合成樹脂架橋発泡体は
、接着性、熱成形性、耐熱性等を必要とする自動車内装
材、ドア内面材、クーラーカバー、粘着テープ基材、折
版屋根用断熱材等々して好適に使用できるのである。
るから、プロピレン−エチレン−α−オレフィン共重合
体のために、接着性、熱成形性、耐熱性、剛性等の物性
が優れたものとがす、且つプロピレン−エチレン−α−
オレフィン共重合体の溶融温度がポリプロピレンより低
いから、気泡の均一微細な高発泡倍率のものの製造が容
易である。したがって、本発明の合成樹脂架橋発泡体は
、接着性、熱成形性、耐熱性等を必要とする自動車内装
材、ドア内面材、クーラーカバー、粘着テープ基材、折
版屋根用断熱材等々して好適に使用できるのである。
以下本発明の合成樹脂架橋発泡体を実施例により説明す
る。
る。
実施例1
エチレン成分が3重量%、1−ブテン成分が3重量%、
アイソタクチック度が90%、融点が145℃、メルト
インデックスが8.0の結晶性プロピレン−エチレン−
1−ブテン共重合体f)粉末100重量部と、アゾジカ
ルボンアミド13重機部と、トリメチロールプロパント
リメタクリレート2重量部と、熱安定剤1重量部とを、
ミキサーで混合し、この混合物を120 amφ押出機
で、樹脂温度170℃で、幅450關、厚み13 am
のシートに押出成形した。このシートは発泡剤が均一に
分散され、発泡剤の分解のない滑らかなものであった。
アイソタクチック度が90%、融点が145℃、メルト
インデックスが8.0の結晶性プロピレン−エチレン−
1−ブテン共重合体f)粉末100重量部と、アゾジカ
ルボンアミド13重機部と、トリメチロールプロパント
リメタクリレート2重量部と、熱安定剤1重量部とを、
ミキサーで混合し、この混合物を120 amφ押出機
で、樹脂温度170℃で、幅450關、厚み13 am
のシートに押出成形した。このシートは発泡剤が均一に
分散され、発泡剤の分解のない滑らかなものであった。
次にこのシートに電子線加速機で13 Mradグフ両
面照射した後、炉内温度260℃の熱風式発泡機で発泡
して発泡シートを得た。得られた発泡シートは均一微細
な気泡を有し、白色で、厚み3.0ag、見かけ密度α
0329/d、架橋度43%であった。
面照射した後、炉内温度260℃の熱風式発泡機で発泡
して発泡シートを得た。得られた発泡シートは均一微細
な気泡を有し、白色で、厚み3.0ag、見かけ密度α
0329/d、架橋度43%であった。
比較例1
アイソタクチック度が97%、メルトインデックスが8
.0のホモポリプロピレン樹脂粉末100重量部と、ア
ゾジカルボンアミド13型開部と、トリメチロールプロ
パントリメタクリレート2重量部と、熱安定剤1重量部
とをミキサーで混合し、実施例1と同じように120朋
φ押出機で押出成形した。しかし、樹脂温げ194℃よ
り下げることができず、押出機内で発泡剤が分解し、且
つ、押出機内で樹脂の架橋が起こり、良好なシートに得
られなかった。
.0のホモポリプロピレン樹脂粉末100重量部と、ア
ゾジカルボンアミド13型開部と、トリメチロールプロ
パントリメタクリレート2重量部と、熱安定剤1重量部
とをミキサーで混合し、実施例1と同じように120朋
φ押出機で押出成形した。しかし、樹脂温げ194℃よ
り下げることができず、押出機内で発泡剤が分解し、且
つ、押出機内で樹脂の架橋が起こり、良好なシートに得
られなかった。
比較例2
エチレン成分が4重量%、アイソタクチック度が75%
、融点が145℃、メルトインデックスが80の結晶性
プロピレン−エチレンランダム共重合体粉末100重量
部と、アゾジカルボンアミド13重量部と、トリメチロ
ールプロパントリメタクリレート2重量部と、熱安定剤
1重量部とを、ミキサーで混合し、この混合物を120
闘φ押出機で、樹脂温度170℃で、幅450a+m1
厚みL3txm、のシートに押出成形した。次にこのシ
ートに電子線加速機で1.3Mradプフ両面照射した
後、炉内温度260℃の発泡機で発泡して発泡シートを
得た。得られた発泡シートハ厚み3. Ortnn、見
かり密度α0332/d1架橋度42%であった。
、融点が145℃、メルトインデックスが80の結晶性
プロピレン−エチレンランダム共重合体粉末100重量
部と、アゾジカルボンアミド13重量部と、トリメチロ
ールプロパントリメタクリレート2重量部と、熱安定剤
1重量部とを、ミキサーで混合し、この混合物を120
闘φ押出機で、樹脂温度170℃で、幅450a+m1
厚みL3txm、のシートに押出成形した。次にこのシ
ートに電子線加速機で1.3Mradプフ両面照射した
後、炉内温度260℃の発泡機で発泡して発泡シートを
得た。得られた発泡シートハ厚み3. Ortnn、見
かり密度α0332/d1架橋度42%であった。
実施例1と比較例20発泡シートの機械的物性を測定し
たところ第1表のとおりであった。
たところ第1表のとおりであった。
捷だ、それぞれの発泡シートに、固形分30%のポリエ
ステル糸接着剤と、インシアネートとを100対50割
合で混合したものを、259 / n?の割合で塗布し
、次いで120℃のオープンで5分間乾燥させた後、厚
み0.35 mmの軟質塩化ビニル樹脂シートを60℃
の加熱板で押えて貼り4=jけた。そして、これらの積
層シートの接着性を、発泡シートと軟質塩化ビニル樹脂
シートとを、剥して調べた。積層シートが強固に接着し
ていれば、発泡シート表面が破壊されるので、発泡シー
トの破壊面の割合で接着性を表わし、同じく第1表に示
した。
ステル糸接着剤と、インシアネートとを100対50割
合で混合したものを、259 / n?の割合で塗布し
、次いで120℃のオープンで5分間乾燥させた後、厚
み0.35 mmの軟質塩化ビニル樹脂シートを60℃
の加熱板で押えて貼り4=jけた。そして、これらの積
層シートの接着性を、発泡シートと軟質塩化ビニル樹脂
シートとを、剥して調べた。積層シートが強固に接着し
ていれば、発泡シート表面が破壊されるので、発泡シー
トの破壊面の割合で接着性を表わし、同じく第1表に示
した。
以下余白。
第1表
尚、物性値は発泡シートのタテ方向、ヨコ方向の平均値
を用いた。
を用いた。
$X表から零発り1の発泡体の機械的物性が優れており
、したがりて熱成形性等も当然優れ、且つ接着性も優れ
ていることがわかる。
、したがりて熱成形性等も当然優れ、且つ接着性も優れ
ていることがわかる。
実施例2
実施例1で用いたと同じプロピレン−エチレン−1−ブ
テン共重合体50重量部と、メルトインデックスが6.
0、密度が0.956の高密度ポリエチレンの粉末50
重量部と、アゾジカルボンアミド13重量部と、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート2重量部と、熱安
定剤1重量部とを、ミキサーで混合し、この混合物を1
20πmφ押出機で、樹脂温度170℃で幅450mm
、厚みL3πmのシートに押出成形した。
テン共重合体50重量部と、メルトインデックスが6.
0、密度が0.956の高密度ポリエチレンの粉末50
重量部と、アゾジカルボンアミド13重量部と、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート2重量部と、熱安
定剤1重量部とを、ミキサーで混合し、この混合物を1
20πmφ押出機で、樹脂温度170℃で幅450mm
、厚みL3πmのシートに押出成形した。
このシー)f1発泡剤が均一に分散され、発泡側の分解
のない滑らかなものであった。次にこのシートに電子線
加速機で13 Mrad プ7両面照射した後、炉内温
度260℃の熱風式発泡機で発泡して発泡シートを得た
。得られた発泡シートに均一微細な気泡を有し、白色で
、厚み3.1ffl11+ %見かけ密度α0335’
/m、加橋度45%であった。
のない滑らかなものであった。次にこのシートに電子線
加速機で13 Mrad プ7両面照射した後、炉内温
度260℃の熱風式発泡機で発泡して発泡シートを得た
。得られた発泡シートに均一微細な気泡を有し、白色で
、厚み3.1ffl11+ %見かけ密度α0335’
/m、加橋度45%であった。
比較例3
比較例2で用いたと同じプロピレン−エチレンランダム
共重合体50重量部と、実施例2で用いたと同じ高密度
ポリエチレン50重量部と、アゾジカルボンアミド13
重量部と、トリメチロールプロパントリツタクリレート
2重量部と、熱安定剤1重量部とを、ミキサーで混合し
、以下実施例2と同様にして発泡シートを得た。得られ
た発泡シートは厚み3.1 wn 、見かけ密度0、0
339/cd であった。
共重合体50重量部と、実施例2で用いたと同じ高密度
ポリエチレン50重量部と、アゾジカルボンアミド13
重量部と、トリメチロールプロパントリツタクリレート
2重量部と、熱安定剤1重量部とを、ミキサーで混合し
、以下実施例2と同様にして発泡シートを得た。得られ
た発泡シートは厚み3.1 wn 、見かけ密度0、0
339/cd であった。
次に実施例2と比較例3の発泡シート機械的物性及び接
着性を前記と同様にしてl’1lll定した結果を第2
表に示す。
着性を前記と同様にしてl’1lll定した結果を第2
表に示す。
第2表
第2表からも本発明の発泡体の機械的物性及び接着性が
優れていることがわかる。
優れていることがわかる。
実施例3
エチレン成分が2重量%、l−ブテン成分が3重量%、
アイソタクチック度が90%、融点が150℃、メルト
インデックスが10.0の結晶性プロピレン−エチレン
−1−ブテン共重合体の粉末50重量部と、実施例2で
用いた高密度ポリエチレン粉末50重量部と、アゾジカ
ルボンアミド10重量部と、トリメチロールグロ/(シ
トリメタクリレート2重量部と、熱安定剤1重量部とを
ミキサーで混合し、この混合物を120馴φ押出機で、
樹脂温170℃で、幅450mm、厚みL 8 mmの
シートに押出成形した。
アイソタクチック度が90%、融点が150℃、メルト
インデックスが10.0の結晶性プロピレン−エチレン
−1−ブテン共重合体の粉末50重量部と、実施例2で
用いた高密度ポリエチレン粉末50重量部と、アゾジカ
ルボンアミド10重量部と、トリメチロールグロ/(シ
トリメタクリレート2重量部と、熱安定剤1重量部とを
ミキサーで混合し、この混合物を120馴φ押出機で、
樹脂温170℃で、幅450mm、厚みL 8 mmの
シートに押出成形した。
自機で発泡して発泡シートを得た。得られた発泡シート
は表面が滑らかで、均一微細な気泡を有し、白色で、厚
み4.011m 、幅1100mm、見かけ密度0,0
389/crA’、架橋度44%であり、l1fl記と
同様に接着性を測定したところ100%接着していた。
は表面が滑らかで、均一微細な気泡を有し、白色で、厚
み4.011m 、幅1100mm、見かけ密度0,0
389/crA’、架橋度44%であり、l1fl記と
同様に接着性を測定したところ100%接着していた。
特許出願人
積水化学工業株式会社
代表者 藤 沼 基 利
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L エチレン成分が1〜10重量%及び炭素数4〜10
のα−オレフィンDI 分力1〜10重量%の範囲で且
つ前記両者の合計が2〜15重量%の範囲であり、アイ
ソタクチック度が40%以上であるプロピレン−エチレ
ン−〇−オレフィン共重合体が構成成分として用いられ
ていることを特徴とする合成樹脂架橋発泡体。 2、Q!−オレフィンが1−ブテンである特許請求の範
囲第1項記載の合成樹脂架橋発泡体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17301282A JPS5962643A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 合成樹脂架橋発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17301282A JPS5962643A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 合成樹脂架橋発泡体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5962643A true JPS5962643A (ja) | 1984-04-10 |
Family
ID=15952556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17301282A Pending JPS5962643A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 合成樹脂架橋発泡体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5962643A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6065008A (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-13 | Chisso Corp | 架橋発泡用エチレン・プロピレン・ブテン共重合体 |
JPS633038A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリプロピレン系発泡体の製造方法 |
EP0453836A2 (de) * | 1990-04-14 | 1991-10-30 | BASF Aktiengesellschaft | Schaumstoffe auf Basis eines Olefincopolymeren |
WO2019189836A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 積水化学工業株式会社 | ポリオレフィン樹脂発泡体、ポリオレフィン樹脂発泡体の製造方法、及び成形体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849728A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-24 | Hitachi Chem Co Ltd | ポリオレフイン樹脂発泡体の製造方法 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP17301282A patent/JPS5962643A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849728A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-24 | Hitachi Chem Co Ltd | ポリオレフイン樹脂発泡体の製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6065008A (ja) * | 1983-09-21 | 1985-04-13 | Chisso Corp | 架橋発泡用エチレン・プロピレン・ブテン共重合体 |
JPS633038A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリプロピレン系発泡体の製造方法 |
EP0453836A2 (de) * | 1990-04-14 | 1991-10-30 | BASF Aktiengesellschaft | Schaumstoffe auf Basis eines Olefincopolymeren |
WO2019189836A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 積水化学工業株式会社 | ポリオレフィン樹脂発泡体、ポリオレフィン樹脂発泡体の製造方法、及び成形体 |
JP6591725B1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-16 | 積水化学工業株式会社 | ポリオレフィン樹脂発泡体、ポリオレフィン樹脂発泡体の製造方法、及び成形体 |
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