JPS5961762A - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置

Info

Publication number
JPS5961762A
JPS5961762A JP57173064A JP17306482A JPS5961762A JP S5961762 A JPS5961762 A JP S5961762A JP 57173064 A JP57173064 A JP 57173064A JP 17306482 A JP17306482 A JP 17306482A JP S5961762 A JPS5961762 A JP S5961762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light receiving
foreign object
circuit
foreign
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57173064A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH046898B2 (ja
Inventor
Shoichi Tanimoto
昭一 谷元
Kazunori Imamura
今村 和則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Nippon Kogaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp, Nippon Kogaku KK filed Critical Nikon Corp
Priority to JP57173064A priority Critical patent/JPS5961762A/ja
Publication of JPS5961762A publication Critical patent/JPS5961762A/ja
Publication of JPH046898B2 publication Critical patent/JPH046898B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/94Investigating contamination, e.g. dust

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微小なゴミ等の異物を検出する装置に関し、
特にLSI用フォトマスク、レティクル等の基板上に付
着した異物の検査装置に関する。
LSI用フォトマスクやウェハを製造する過程において
、レティクル、マスク等に異物が付着することがあシ、
これらの異物は、製造されたマスク、ウェハの欠陥の原
因となる。特に、縮小投影型のパターン焼料は装置にお
いて、この欠陥は各マスク、ウェハの全チップに共通の
欠陥として現われるだめ製造工程において厳重に検査す
る必要がある。このため、一般には目視による異物検査
を行なうことが考えられるがこの方法は通常、検査が伺
時間にもおよび、作業者の疲労を誘い、検査率の低減を
招いてしまう。
そこで、近年、マスクやレティクルに利殖した異物のみ
をレーザビーム等を照射して自動的に検出する装置が種
々考えられている。例えばマスクやレティクルに垂直に
レーザビームを照射し、その光スポットを2次元的に走
査する。このとき、マスクやレティクル上のパターンエ
ツジ(クロム等の遮光部のエツジ)からの散乱光は指向
性が強く、異物からの散乱光は無指向に発生する。そこ
でこれらの散乱光を弁別するように光電検出して、光ス
ポットの走査位置からマスクやレティクル上どの部分に
異物が付着しているのかを検査する装置が知られている
。ところが、この装置では、マスクやレティクルの全面
を光スポットで走査するので、小さな異物を精度よく検
出するために光スポットの径を小さくすればそれたけ検
査時間が長くなるという問題があった。
さらにこの装置では、異物がクロム等の遮光部の上に伺
着しているのか、ガラス面(光透過部)の上に付着して
いるのか、まだ、光透過部上に付着した異物でも、それ
が被検査物のレーザ光入射側の面に付着しているのか、
その裏面に伺着しているのかをト別[7たりすること等
の、いわゆる異物の付着状態を検査することができなか
った。
そこで、本発明の目的ね1、被検査物上に付着した異物
を高速に検出すると共に、異物の付着状態に応じた高速
の検査ができる異物検査装置を提供することにある。
本発明の詳細な説明する前に、被検査物に光ビームを照
射したとき、異物の利殖状態に応じて生じる散乱光の様
子を第1.2.3図にょシ説明する。尚、ここで光ビー
ムは被検査物上を斜入射で照射するものとする。これは
光ビームを垂直に入射するよυも、異物からの散乱光と
クロム等の遮光部からの散乱光との分離を良くするため
である。
81!1図は、被検査物としてマスクやレティクル(以
下総称してフォトマスクとする。)のパターンが描画さ
れた面に光ビームとしてのレーザ光を照射し、フォトマ
スクのガラス板の上に付着した異物によるレーザ光の散
乱と遮光部の上に伺着した異物による散乱の様子を示し
だものである。第2図は、ガラス板上に付着した異物に
よる散乱と、遮光部のエツジ部による散乱との様子を示
すものである。第3図は、ガラス板の透明部の表面と裏
面とに付着した異物による散乱の様子を示すものである
第1図において、フォトマスク5のガラス板5aに密着
して設けられた遮光部5bを設けた面S1(以下、この
面のことをパターン面S1 と呼ぶ。)に斜入射し、だ
レーザ光1は、カラス板5a又は遮光板5bによって正
反射される。尚、図中、レーザ光1却外の光束は散乱光
のみを表わす。第1図において、集光レンズと光電素子
とから成る受光部(Alはその正反射光を受光するよう
に表わしであるが、実際には正反射したレーザ光を入射
しないような位置″に配置する。また受光部(Nは、レ
ーザ光1の照射部分を斜めに見込むように配置する。
これはガラス板5aのパターン面S1や遮光部5bの表
面の微細な凹凸によって生じる散乱光をなるべく受光し
ないようにするためである。さらに、ガラス板5aのパ
ターン面S、と反対11110面S。
(以下、裏面S、とする。)側には、集光レンズと光電
素子を含む受光部(B)が設けられる。この受光部(B
)は、ガラス板5a(特にそのパターン面S、)に対し
て、受光部囚と面対称の関係に配置されており、裏面S
、側からレーザ光1の照射部分を斜めに見込んでいる。
第1図で、受光部(BTU、ガラス板5aを直接透過し
たレーザ光を受光するように表わしであるが、実際には
、直接透過したレーザ光は受光しないような位置に設け
る。すなわち、受光部(5)、(B)は共に、異物から
無指向に発生する散乱光を受光するような位置に配置さ
れる。
そこで、図のように、ガラス板5aの透過部に付着した
異物工と、遮光部5bの上に利殖した異物jとから生じ
る散乱光のちがいについて説明する。
受光部(4)によって検出される光電信号の大きさは、
異物i、jともほぼ同じになる。それは、異物11 j
にレーザ光1を照射したとき、異物i。
jの大きさが共に叫しいものであれば、そこで無指向に
生じる散乱光1aの強さも等しくなるからである。とこ
ろが、異物lで生じる一部の散乱光1bはガラス板5a
を透過して受光部(B)に達する。
一般に、散乱光1bは散乱光1aにくらべて小さくなる
が、受光部(A)、(Il)には異物iの利殖によって
、共に(iJらかの光電信号が発生する。もちろん。
遮光部5bK+I着した異物jがらの散乱光は受光部(
B)に達しない。
そこで、受光部囚と(B)の光’FI3.イム号を調べ
ることにより、異物がガラス板5aの透明部に付着した
ものなのか、遮光部5bに利殖したものなのかを判別す
ることができる。
ところで、遮光部5bのエツジ部では、かなり指向性の
強い反射光と、無指向性の散乱光とが生じる。そこで、
上記受光部(A)、 (B)をエツジ部からの指向性の
強い反射光をさけて散乱光のみを受光するように配置し
ても、その散乱光が異物によるものなのか、エツジ部に
よるものなのかを判別する必要がある。このことについ
て、第2図に基づいて原理の説明をする。第2図におい
ても、散乱光を受光する受光部は、第1図と同様に配置
する。
斜入射されたレーザ光1けフォトマスク5のパターン面
Slで鏡面反射されるが、異物i又は回路パターンとし
ての遮光部5bのエツジ部では散乱される。(正反射光
等は省略しである。ン遮光部5bは層の厚さが0.1μ
m程度でパターン面S。
に密着しているため、ガラス板5aの外部に直接向かう
散乱光1cと、ガラス板5aの内部に向って進む散乱光
1dとの強度はI/1は等しくなる。散乱光1dはガラ
ス板5aの内部を通過後、裏面S。
よシ外部に出る。一方、異物の大きさは数μm以上あり
異物iによって散乱される光d゛、異物iが表面S、よ
り高く浮き上っているだめに、パターン面S、よりガラ
ス板5aの内部に向って進む散乱光1ell−1、if
+IS 、の異物側に進む散乱光1fjりも弱い。この
傾向はパターン面Slに対する受光部(A)、(B)の
受光方向の仰角を小さくすれはするほど両者の光tlj
、(N号の大きさの相異として強くなる。この現象は、
面S1に密着した遮光部5bに対して散乱光は表面波と
して振舞うが、異物lはその一部でのみ表面SIに接触
し、大部分は空間に突出しているので、自由空間での散
乱となシ、散乱光がパターン面S、にすれすれの角度で
入射すると、反射率が高くなり、パターン面S、より内
部に入る割合が少ないことからも説明できる。
従ってパターン面S、の側で散乱光を受光部(Nによっ
て検出すると共に、裏面S、を通過した散乱光も同時に
受光部(B)によって検出し、両者の光量の比が例えば
2倍以上あるかどうかという判定によって、散乱が異物
によるものか遮光部5bのエツジ部によるものかを判別
することができる。
次に、ガラス板5aの表と裏に付着°した異物を判別す
る原理について、第3図により説明する。
この図中、受光部(A)、(B)は、レーザ光1の照射
を受けるフォトマスク上の部分から後方、すなわちレー
ザ光10入射側に斜めに設けられており、いわゆる異物
からの後方散乱光を受光する。
ここでは、レーザ光1をフォトマスク5のパターンの形
成されていない側の面、すなわち裏面S。
に入射したとき、裏面S、に利殖した異物kによるレー
ザ光の散乱と、パターンが形成されている側のパターン
面(31に付着した異物lによる散乱の違いを示してい
る。レーザ光]は裏面S、にス・」し、斜入射し、一部
は反射し、一部は透過して、パターン面S、に至る。異
物kによる散乱光1gは受光部(A)によって光電変換
される。甘た、パターン面SIの透明部分に付着し/こ
)°4物Jによる散乱光のうち、カラス板5aの内部を
透過して1ifllS、よシレーザ九入射面に散乱光1
 bとなっで表われたものが受光部(4)によって光1
(]、変換される。
ところで異物iによる散乱光のうち、散乱光1 bと、
パターン面S1よりガラス板5aの内部には入らない散
乱光11とを比較すると、散乱光1bitパタ一ン面S
、及び裏面S、による反射損失を受けるので、散乱光1
1に比較して強度が弱い。
この両名の強度比は受光部(A)、(B)の散乱光の受
光方向を裏面S、又はパターン面S1に対してすれすれ
にすればするほど大きくなる傾向にある。これは光の入
射角が太@りれは大きい程表面での反射率が増すという
事実に基づく。そこでレーザ光lのフォトマスク5に対
する入射位置を変化させながら、受光部囚、(B)の出
力をモニターすると、第4図(a)(blのような信号
がそれぞれ得られる。そこで第4図(a)(b)の縦軸
は夫々受光部(ん、(B)の受光する散乱光の強さに比
例した量を、横軸は、時刻又はレーザスポットのフォト
マスク5に対する位置を表わすものとする。異物kによ
るレーザ光の散乱では、第4図における信号波形A1、
B1のようになり、その信号の大きさPALとPH1を
比較すると、PALO方がPBIの3〜8倍位大きくな
シ、異物iによる散乱では、信号波形A2、B2のよう
な波形が得られ、大きさPA2とPH1を比較すると、
PH1の力がPA2の3〜8倍位大さくなる。従って、
散乱光がある大きさ以上となる時、受光部(Nの受光部
(B)に対する出力比かに倍、例えば2倍以上あれは、
異物はレーザビーム入射側の裏i1]I Stに付着し
ていると判断できる。
次に庫発明の基礎となる異物検査装し″、について、第
5.6図を用いて説明する。第5図は基礎となる装置の
斜視図であシ、第6図は第5図のセロ成に適した異物検
出回路の一例を示す回路図である。
尚、この装置は、先に本願出願人が特願昭56−161
441号に開示したものと同一である。
第5図において、被検査物としてのフォトマスク5は載
物台9の上に周辺部のみを支えられて載置される。載置
台9は、モータにと送りネジ等によシ図中矢印4のよう
に一次元に移動可能である。
ここで、フォトマスク5のパターン面を図示の如く座標
糸x MI Zのx −y平面として定める。この載置
台9の移動量はリニアエンコーダのような測長器7によ
って測定される。一方、レーザ光源8からのレー・り光
1t、j適宜、エキスパンク−(不図示)や巣元レンズ
3等の光学部側によって任意のビーム径に変換されて、
単位面積あたりの光強度を」二げる。このレーザ光1は
、パインレータ、ガルバノミラ−の如き振動鏡を有する
スキャナー2によってフォトマスク5上のX方向の範囲
り内を走査する。このとき走査するレーザ光1はフォト
マスク5の表面(x −y平面)に対して、例えは入射
角70°〜80’で斜めに入射する。従って、レーザ光
1のフォトマスク5上での照射部分は、図中はぼX方向
に延びた楕円形状のスポットとなる。
このため、スキャナー2によってレーザ光1がフォトマ
スク5を走査する領域は、X方向に範囲りでX方向に所
定の広がりをもつ帯状の領域となる。
実際にレーザ光1がフォトマスク5の全…1を走査する
ために、前述のモータ6も同時に駆動し、レーザ光1の
走査速度よりも小さい速度でフォトマスク5をX方向に
移動する。このとき測長器7は、レーザ光1のフォトマ
スク5上におけるX方向の照射位置に1!11連した測
定値を出力する。
また、フォトマスク5上に利殖した異物からの光情報、
すなわち無指向に生じる散乱光を検出するために受光素
子11.13が設りられている。
この受光素子のうち素子11は、前記受光部(A)に相
当し、レーザ光1が照射されるフォトマスク5の表側か
ら生じる散乱光を便二光するように配置される。一方、
受光素子13d1前記受光部(Blに相当し、裏側から
生じる散乱光を受光するように配置される。さらに、受
光素子11と13の各受光面にはレンズ10.12によ
って散乱光が集光される。そしてレンズ10の光軸はx
 −y平面に対して斜めになるように、レーザ光1の走
査範囲りのほぼ中央部をフォトマスク5の表側から見込
むように定められる。一方、レンズ12の光軸は、x 
−y平面に対してレンズ10の光軸と…+7J称になる
ように定められる。また、レンズ10.12の各光軸は
走査範囲りの長手方向に対して、斜めになるように、す
なわち、x −z平面に対して小さな角度を成すように
定められている。
第6図において、受光素子11.13の各光電信号は、
各々増幅器100.101に入力する。そして増幅され
だ光′粗信号e、は2つの比較器103.104の夫々
に入力する。また増幅された光電信号e、は、増幅度に
の増幅器102を介して比較器104の他方の入力に印
加される。尚、受光素子11.13の受光量が等しいと
き、信号e7、e、は共に同一の大きさとなる。さらに
、比較器103の他方の入力には、スライスレベル発生
器106からのスライス電圧VSが印加される。そして
比較器103.104の各出力はアンド回路105に印
加する。
このスライスレベル発生器106は、スキャナー2を振
動するための走査信号SCに同期してスライス電圧Vs
の大きさを変える。これは、レーザ光1の走査によシ、
受光素子11からレーザ光1の照射位置までの距離が変
化する、すなわちレンズ10の散乱光受光の立体角が変
化するためである。
そこで、走査に同期して、レーザ1の照射位置に応じて
スライス電圧V8を可変するように構成する。
この構成において、増幅器102の増幅率I(は、1.
5〜2.5の範囲、例えば2に定められている。
これは、レーザ光1の入射側に伺着した異物から生じる
散乱光のうち、入射側に生じる散乱光の大きさと、フォ
トマスク5を透過した散乱光の大きさとの比が第3図、
4図で説明したように2倍以上になるからである。
また、比較器103は、信号e1がスライス電圧V8よ
りも太きいときのみ論理値1−1」を出力する。まだ、
比較器104は信号e、とQ号e、をに倍にしたKet
を比較して、e、)、[(e、のときのみ論理価[11
を出力する。従って、アンド回路]05は比較器103
.104の出力が共に論理値I’llのときのみ、論理
値「1」を発生する。
次に、この実施例の作用、動作を説明する。まず異物が
レーザ光1の入射側の面に付着していた場合、レーザ光
1がその異物のみを照射すると、イh号e、は、スライ
ス電圧VSよシも太きくなυ、比較器103は論理値「
1」を出力する。また、このとき、e、)Ke、  に
なり、比較器104も論理値[]、 、J It出力す
る。このだめアンド回路105は論理値11」を発生す
る。
次に異物が裏面に付着していた場合、レーザ光1は、フ
ォトマスク5に斜入射しているから、大部分がフォトマ
スク5のガラス面で正反射し、一部が裏面の異物を照射
する。このため、異物からの散乱光のうち、受光素子1
1に達する散乱光は、受光素子13に達する散乱光より
も小さな値、すなわちe、 < Ke、になり、比較器
104は論理価「0」を出力する。このため、このとき
e、>vsが成立していたとしても、アンド回路105
は論理値[01を発生する。また、遮光部のエツジ部か
ら散乱光が生じた場合、第2図に示したように、受光素
子11.13の受光量はほぼ等しくなるから、e+<K
e、  となり、比較器104は論理値「0」を出力す
る。従ってアンド回路105は論理価[Ojを発生する
尚、スライス電圧V8の大きさは、異物の検知能力に関
連し、スライス電圧V8が小さければ小さいほど、より
小さな異物の検出が可能となる。
このように、異物がフォトマスク50表側(レーザ光入
射側ンに付着していたときのみ、検査結果としてアンド
回路105は論理値「11を出力する。
以上述べた如くこの装置は回路パターン等による散乱が
弱く、大きな異物の検出しか要求されない場合にきわめ
で簡単な構成で、異物の利殖状態として、表側と裏側の
どちらの面に利殖しているのかを弁別して高速に検査で
きる特徴を備えるものである。
J以上t」レーザ光を、回路パターンが形成された面側
から入射し、入射した面に利殖した異物の検出を行なう
場合について述べたものである。ところで、縮小投影露
光装置に用いられるレティクル、マスクでは、回路パタ
ーン側に利殖した異物だけでなく、裏面のパターンのな
い面に伺潅した異物も転写されてし壕う。1/□。倍の
縮小レンズを用いると、転写されるパターンのない裏面
に利殖した異物で転写可能な最小の太きさは、回路〕く
ターンのある面に利殖した異物で転寿司能な最小の大き
さの、長さで約1.5倍、面積比で約2倍である。
従って裏面に付着した異物の検出も、必要な感度で行な
うことが必璧である。裏面の異物を検出するには、第5
図で説明した装置において、フォトマスクを裏返した形
で使用すればよい。ところがこのようにしても、複雑な
パターンを有するフォトマスクでは次のような問題が生
じる。即ち、回路パターンのない面側の異物による散乱
光の検出強度と異物の大きさとの関係によシ、異物の大
きさを判定しようとする場合、回路パターン面側の異物
による散乱光の検出強度と異物の大きさの関係は違った
ものになるので、異物の大きさの判定に誤シを生じるこ
とになる。そればかりか、パターンの遮光部のエツジか
らの散乱光の影響によって異物の検出そのものも困難と
なる。
そこで、本発明の第1の実施例を第7〜9図に基づいて
説明する。第7図は、第1の実施例による異物検査装置
の斜視図を示し、第5図の装置と異なる点は、さらにも
う1組の受光部を設けたことである。第8図は、異物か
らの散乱光による各受光素子の光電出力の様子を示す図
である。さらに第9図は、この第1の実施例に適した異
物検出回路の接続図、第10図は本実施例に適した異物
判定回路の接続図である。
第7図において、第5図の装置と同一の構成、作用を有
するものは説明を省略する。この第1の実施例において
、さらに、フォトマスク5のレーザ光1の入射側と、そ
れと反対側にほぼ等しい受光立体角を有する受光系を設
ける。この受光系は第7図に示すように、フォトマスク
50表側(レーザ光入射側)を斜めに見込む集光レンズ
20と受光素子2J、及びフォトマスク5の裏側を斜め
に見込む集光レンズ22と受光素子23とから構成され
ている。もちろんレンズ20,22の各光軸は、走査範
囲りのほぼ中央部を向いている。さらに、その各光軸は
、走査範囲りの長平方向Xを含む面(xyz座標糸のx
 −z面と平行な面)と一致するように定められている
。また、この際、レンズ20とレンズ10の光軸が成す
角度は30〜45度前後に定められる。レンズ22とレ
ンズ120ブC軸か成す角度についても同様である。
従ってこの実施例では異物と回路パターンによる散乱光
の指向性がフォトマスク5の表側に進む光について異な
ることを利用する上に、さらに異物と回路パターンとに
よってフォトマスク50表側と裏側に進む光の強度比の
違いも利用して、異物の検査を行う。
第8図(a)、(b)、(c)、(dlは受光索子21
.11.23.13からの光電信号の大きさをそれぞれ
縦軸にと9、横軸に第8図(a)〜(d)共通に時間を
とって示したものである。レーザ光1のスポットをフォ
トマスク5上で等速走査すれば、横軸はスポット位置に
も対応している。レーザ光が回路パターンに入射して散
乱された場合、第7図の光電素子21.11.23.1
3からの出力は第8図でそれぞれA1、B1、C1、D
lのようになり、それぞれのピーク値はFAI、FBI
、PCI、PL)1となる。この場合、散乱光に指向性
があるだめに、受光素子21と11の光電出力として、
ビークPBIよりもPALの方が大きいが、完全な指向
性ではないので、ビークFBIは零ではない。フォトマ
スク5の裏側の受光素子23.13の出力ピーク値、P
CI、PDIはそれぞれFAI、FBIに近い飴を持っ
ている。このことは、前記第2図で説明した通りである
。ところが、異物によってレーザ光が散乱された場合、
各受光素子からの出力はA2、B 2、C2、B2とな
り、それぞれピーク値はPA2 、PB2PC2、PH
2となる。散乱光の指向性が少ないために、PA2とP
B20間では差は小さいが、脚とPC20間、及びPH
1とPH2の間には大きな差があり、3〜8倍位の比で
PA2、PH1の方が大きい。
回路パターンからの散乱信号のうち例えば小さい方のピ
ーク値FBIより小さなレベルSLをスライス電圧とし
て、第8図(a)、(b)の各信号をスライスし、でき
るだけ小さな異物による弱い散乱光を検出しようとした
場合、このままでは回路パターンも異物として判定して
しまう。しかし、第7図の受光素子21と受光素子23
の出力の比、及び受光素子11と受光素子13の出力の
比を求め、第8図(a)の4i号がSLを越え、かつ第
8図(b)の(ff1号もSLを越えでいる場合に、さ
らにこの比が一定以上例えは2倍以上ある場合にのみ異
物と判定すれば、上記のような低いレベルSLを用いて
も異物のみを正しく検出できる。
第9図tま本実施例の異物検出回路のブロック図であっ
て、第7図に示した受光素子21.11.23.13は
夫々、増幅器110.111.112.113に入力す
る。この4つの増幅器110〜113は、受光素子21
.11,23.13に入射する光お−が共に等しければ
、その出力信号eI s ”t、e、。
e、も等しくなるように作られている。
比較器114は、出力信号e、と、第8図(alに示し
だレベルSLとしてのスライス電圧Vs饋を比較して、
e、)Vs、のとき論理値1−1]を出力する。比較器
115は、出力信号e、と第8図(b)に示したレベル
SLとしてのスライス電圧Vs、lを比較してe、 )
 Vs、のとき論理値「1」を出力する。
また、異物とエツジ部とによりフォトマスク5の表側と
裏側に生じる散乱光のちがいを判別するために、出力信
号e3  と84は夫々増幅度にの増幅器116.11
7に入力する。この増幅度には、第6図の回路と同様に
1.5〜25の範囲の1つ値、例えば2に定められてい
る。
比較器118は、出力信号e1  と増幅器116の出
力信号Ke3 とを比較して、e、 〉Ke、のときの
み論理値[11を出力する。比較器119 は出力信号
e、と増幅器117の出力信号Ke4とを比較して、e
t ) Ke、のときのみ論理価「1」を出力する。そ
して、比較器114.115.118.119の各出力
はアンド回路120に入力し2、アンドが成立したとき
、検査結果として異物が存在することを表わす論理値「
1」を発生する。まだスライス電圧■S+ s V s
 2はスライスレベル発生器121がら出力され、第6
図の回路と同様、走査信号scに応答してその大きさが
変化する。
ただし、スライス電圧■s+ 、V s 2の個々の大
きさ、変化の程度は、少しずつ異なっている。こ″のこ
とについて、第10図(a)(b)にょシ説明する。
第10図(a)は第7図における斜視図をフォトマスク
5の上方から見たときの図である。
ここで、レーザ光1のフォトマスク5上の走査範囲りに
おいて、その中火部を位置C3、両端部を各々位(M、
ct、cs とする。前述のように、受光素子21と1
1とから位置C1までの各距離は共に等しい。そこで、
同一の異物が位置C,、C,、C5に刺着していたもの
として以下に述べる。異物が位置C1に付着していた場
合、その異物から生じる散乱光に対して受光素子21.
11の各受光立体角はほぼ等しくなるから、前述の信号
e3、e、の大きさもほぼ等しくなる。このためレーザ
光1のスホットが位置C9にあるとき、スライス電圧V
s、 、 Vs、は等しい大きさに定められる。
また異物が位置C7に付着していた場合、受光素子21
の受光量よりも、受光素子11の受光量の方が多くなる
。このため信号e、の方が46号e。
よりも大きくなるから、スライス電圧は”Sv )Vs
に定める心太がある。しかしながら、位置C6は各受光
素子21.11から共に遠方にあるため、信号e、、e
、の大きさは大差ない。従って、スライス電圧どしてそ
れ程差のない大きさでVst)Vs、を満足し、位置C
7のときのスライス電L+よりも小さく定められる。
一方、異物が位置C3に刺着した場合、位置C3は受光
素子21に最も近づいた場所であるから、信号e、は極
めて大きな値となる。また、受光素子11は、位置C1
を見込む受光立体角が、位置C,、C,に対して大きく
変化するから、信号e。
は位置C+、Ctでのそれよりも小さな値となる。
このため、スライス電圧はかなシ大きな差でVS、>V
s、 を満足し、位置C,のときのスライス電圧よシも
それぞれ大きく定められる。
以上述べた位置C8〜C3に対する各スライス電圧の変
化の様子を第10図(b)に示す。第10図(b)で、
縦軸はスライス電圧の大きさを、横軸には走査範囲りの
位置を取っである。
前述のように、スライス電圧V8. 、VStの大きさ
は位置C8において、共に等しく々シ、位置C2におい
て、V Sv ) V s 、、位置C8においてVs
、)y6.となるように連続的に変化する。この変化は
、かならずしも直線的になるとけ限らず、スライス電圧
Vs、の変化のように、曲線的になる′ことが多い。こ
の曲線的な変化を得るには、スライスレベル発生器12
1に例えば対数特性を有する変換回路や、vj線近似回
路等を用いればよい。
さて、第11図は第7図に示した実施例に適した異物の
大きさ判定回路のブロック図である。この実施例ではフ
ォトマスク5の表面及び裏面に2個ずつ受光素子が配置
されているが、異物の大きさの判別として受光素子11
.21を用いるものとする。
第9図のように受光素子21.11の各光電信号は夫々
アンプ110.111によって増幅されて、信号e、 
、e、となる。この信号e、 、e、は第11図のよう
に可変ゲイン回路203.204に夫々入力する。この
可変ゲイン回路203.204は前述のスライスレベル
発生器121と同様に関数的な制御電圧GSI、GS2
を出力する関数発生器201,202によって、伝送系
のゲインが変えられる。この関数発生器201.202
は走査信号SCを入力して、受光素子11.21の空間
的な配置に応じて、第10図(b)のような特性の制御
電圧GSI、GS2を出力する。この制御電圧GSI、
GS2の特性はスキャナー2の性質上、近似的にはのこ
ぎシ波形となるが、直線部分を折れ線や曲線でよシ補正
した波形にして発生させることもできる。従って、可変
ゲイン回路203.204は信号e、、e、の大きさを
、スポットの走査位置に応じて変化させ、スポット位置
と受光素子11.21との空間的な配置による信号e、
 、e、の大きさを補正する。
さて、コンパレータ205は可変ケイン回路203、と
204の出力信号eI′、e、′を比較して、信号e 
、1が信号e1′よシも小さいとき論理値「1」を出力
する。切換えスイッチ206は、コンパレータ205が
論理値「1」を出力すると、スイッチをb側に切替え、
信号e 、 lを通し、論理値10]によって、スイッ
チをa側に切替え信号e 、 Lを通す。切換えスイッ
チ206を通した信号e 、′又はe 、 /はピーク
ホールド回路を含むアナログ・デジタル変換回路(以下
、ADCとする)207に入力する。ADC207のテ
ジタル出力は異物の大きさに対応しており、マイクロ・
コンピュータ等のC1)V2O3に取り込まれる。CP
 V 208は取シ込んだテジタル値からが:物の大き
さを判別する。さて、ADC207中のピーク・ホール
ド回路は第9図に示したアンド回路120の出力信号、
すなわち異物検出信号に応答して、一定時間切換スイッ
チ206からの信号をホールドする。また、CP V 
208は、走査信号SCを入力して、フォトマスク5上
のスポットの走査位置を検出する。
次に、第9図に示17た異物検出回路の動作から説明す
る。
パターンのエツジ部から生じた散乱光に対して、この散
乱光は指向性が強く、例えば受光素子21の受光量より
も受光素子11の受光量の方が大きくなったとする。こ
のため、出力信号e、とe。
はe、)e、になる。さらに、第2図で示しだように、
受光素子23.13の受光量も、夫々、対をなす受光素
子21.11の受光量とほぼ等しくなり、出力信号e3
とC4は、e、キel 、”4キe、となる。コノタメ
、e、 <Kes % et<Ke4であり、比較器1
18.119は共に論理値「0」を出力する。従ってエ
ツジ部からの散乱光に対して、アンド回路120は論理
値rOJを発生する。
また、フォトマスクのパターン面に利殖した異物から散
乱光が生じた場合、出力信Me、、 e。
は共にスライス電圧VB+、VS、よりも大きくなり、
また出力信号e3%  C4け、夫々出力信号e1、e
、に対して1//3〜1/8倍の大きさになる。そして
、出力信号e8s C4はに倍になるが、Kが1、5〜
2.5に定められているため、el)Kes、e、〉K
e4 となる。このため、比較回路114.115.1
18.119は共に論理値1−1」を出力し、アンド回
路120は論理値「1」を出力する。
フォトマスクの裏面に付着した異物から散乱光が生じた
場合、第3図に示したようしく、受光素子23.13の
受光量は、受光素子21.11の受光量よりも大きくな
る。このためかならず6.(Ke、 、e、<Ke4 
 となシ、比較器118.119の各出力は共に論理値
「0」となる。従って、裏面に付着した異物に対して、
アンド回路120は論属領[01を出力する。
一方、大きさ判定回路は、コンパレータ205と切換ス
イッチ206によって、48号e 、 Jとe 、 J
のうぢ、小さい方をADC207に出力している。そし
て、異物検出回路のアンド回路120が論理値「1」を
出力すると、ADC207はその小さい方の信号をA/
DB”、換し、テジタル値をCI’ V 208 に出
力する。
CP V 208はそのテジタル値を異物の大きさに応
じて予め定められたテークと比較して、例えは大きさ別
IF 3釉にランク分けする。そして、その結果は不図
示のフラウン管表示器上に、異物の検出位置に対応して
表示されるか、又は検出位置とランクとがプリントアウ
トされる。
以上のように、第1の実施例によれば、パターンのエツ
ジ部で生じる散乱光を選択的に強く受光するように受光
素子11.13の対と受光素子21.23の対との2つ
の対を設けであるので、複雑なパターンを有するフォト
マスクに対してもそのパターンによる散乱の影響をさけ
て、利殖した異物のみを正確に検出することができる。
しかも、異物の判別のために、受光素子11.21のう
ち、光電信号の小さい力を用いるので、パターンのエツ
ジ付近に付着した異物も、エツジからの強い散乱光の影
響を受りることなく、極めて正確な大きさ判別が達成さ
れる。
次に本発明の第2の実施例として、第1の実施例におけ
る異物検出回路の構成を変えたものを第12図により説
明する。基本的な構成は第1の実施例で説明した検出回
路と同じである。しかし、この実施例では、レーザ光入
射側に配置した受光素子21.11のうち、出力が小さ
い方の受光索子に着目し、その受光索子と対をなすよう
に、裏面πlliに配置された受光素子との間で、出力
の比かに倍以上あるかどうかを判別するように構成され
ている。
第12図において、第9図と同じ作用、動作するものに
ついては同一の符号をつけである。そこで、第9図と異
なる構成について説明する。増幅器110,111の各
出力信号e、、e、は、コンパレータ130に入力し、
出力信号e、s  etの大小を検出する。このコンパ
レータ130は例えばe、)e、のとき、論理値「1」
を出力し、e、(e。
のとき論理Rh、 r o Jを出力する。コンパレー
タ130のそのマ捷の出力と、その出力をイン・く−タ
131で反転したものとは夫々アンドケート133.1
32の一方の入力に接続される。寸だ、アンドケート1
32.133の他方の入力には、夫々比較器118.1
19からの出力信号が接続される。このアンドゲート1
32.133の各出力信号はオアケート134を介して
、検査結果を発生するアンド回路120へ入力する。
このような構成において、例えば受光索子21の受光量
が受光素子11の受光量よりも大きい場合(パターンの
エツジ部等の散乱による)出力信号e、 、e、はe、
)e、となる。このだめコンパレータ130は論理値「
1」を出力し、アンドケ−1−132は閉じられ、アン
ドゲート133は開かれる。従ってこの時比較器118
.119が例えば共に論理値[11を出力していれば、
比較器119の出力のみかアンドゲート133を介して
オアケート134に印加される。このようにオアゲート
134の出力は、受光素子21.11のうち受光量の少
ない方の受光素子と、それと対になる受光素子(素子2
3.13のいずれか一方)との光電信号のと比によって
異物か、エツジ部かを判別した結果を表わ1゛。
以上のように、本実施例の如く出力信号e、とe、の小
さい方を選択することは、回路パターンの散乱の影響の
小さい受光方向をN%択することを意味し、細かい回路
パターンから指向性の強い散乱光か一方向の受光系のみ
に入り、信号処理系の飽和、特にt’i1・幅器の出力
信号の飽和を引き起して、被検査物の表裏の受光糸の強
度比較が不能となるのを防止するのみならず、フォトマ
スクの表裏を見込む受光糸の隼光レンズの焼用学的配置
に誤差があって、表裏の集光方向が完全に対称でない場
合、異物の誤検出を低減するという利点も生じる。
尚、以上の実施例において、比較器118、】19は、
第4図(a)(b)のような光電信号に対して、e。
−Keg % e、−KO2を求め、この結果がjEか
負かによって出力を決めている。しかしながら、割算器
等によって、e、  とKe、及びe2とKe4との比
を演q、シフ、−’t’sの結果が■(以上か否かを判
別するような回路を設けても上記実施例と同様の機能を
果たすことができる。
次に本発明の第3の実施例について第13図、14図に
基づいて説明する。この実施例は第1の実施例にさらに
もう1つの受光素子31を設け、パターンからの散乱光
の影響をさらに低減するものである。
第13図において、第7図の構成と異なる点は、集光レ
ンズ30と受光素子31が、レンズ20、レンズ10の
光軸とは反対側の方向から、フォトマスク5のレーザ光
入射側の面、すなわちパターン面を見込むように配置さ
れていることである。
ここで、レンズ10.20.30の各光軸の関係につい
て述べる。尚、この3つのレンズ10゜20.30、は
同一の光学特性とし、3つの受光素子11.21.31
の特性も同一であるとする。
また、各光軸を各々l、、l、、l、とする。光軸1.
、l、、l、は共にフォトマスク5のパターン面に対し
て、小さな角度、例えは10〜30゜前後に定められて
いる。また、レーザ光1の走査篩、囲りの中央部から各
受光素子11.21.31までの距離は共に等しく定め
られている。そして、図中、フォトマスク5を上方よシ
見たとき、光軸l、は、走査篩IWLの長手方向(走査
方向)と一致し、光軸1.、l、は走査範囲りに対して
小さな角度、例えは30°前後に定められている。
このように、各光軸1.、l、、l、を定めることによ
って、パターンのエツジ部で生じる散乱光d13つの受
光素子11.21.31のうち、確実に1つの受光素子
ではほとんど受光されない。
また、一般的な傾向として、パターンのエツジ部からの
散乱光が、受光素子11.21に共に強く受光されてい
るときは、受光素子31の受光量は極めて小さくなる。
また異物からd無指向にhk乱光が発生するので、各受
光素子11.21.31の受光量゛はほぼ同程度になる
。この受光量素子31の出力は、第14図に示す異物検
出回路で処理される。基本的には第12図の異物検出回
路と同じである。受光素子31の出力は増幅器140を
経て比較器141に入力する。比較器141にはスライ
スレベル発生器121から庄査信号SCに応答してレー
ザ光のスポット位置に応じたスライス電圧Vs、が入力
する。この比較器141は、増幅器140の出力信号e
、かスライス電圧V8.を越えると、論理値[11を、
その他の場合は論理値「0」を出力する。第14図の他
の回路要素は第2の実施しUと同じである。この第3の
実施例は、第2の実施例と比べると、1つの冗長な方向
の受光系(受光素子31、レンズ30)を持つために、
回路パターンによる散乱光を誤って異物として検出して
しまう確率が極めて小さくなるという%徴がある。
もちろん、異物判定回路も第11図と同一のものが、そ
のまま利用される。
尚、受光素子11.21と受光素子31とは互いに反対
の方向から走査範囲りの中央部を見込んでいるから、ス
ライス電圧V8.、V8.に対して、スライス電圧Vs
、の変化の傾向は逆になるようにする。すなわち、前述
した第10図(b)+f(おけるスライス電圧Vs、の
傾きを逆にしたものをスライス電圧Vs、とする。
第15.16図は第4の実施例による異物検出回路とt
44釉定回路を示すブロック図である。第15図におい
て第3の実施例と比較して異なる点は、3個のコンパレ
ータ150.151.152、アンド回路153、オア
回路154、及びスライス電圧Vs、、■S2、Vs、
として夫々2釉の電圧を発生するスライスレベル発生器
160が付加されたことである。各スライス電圧の2つ
の電圧は互いにj9f定の差を保ち、走査信号SCに応
じて変化する。フレアンプ110.111.140の出
力信号e1、et、e、はそれぞれ、コンパレータ15
0.151.152によりスライスレベル発生器160
から出力されるスライス電圧Vs、、Vs、、VBMと
比較される。この際、コンパレータ150.151.1
52に入力するスライス電圧は比較器114.115.
141に入力するスライス電圧よシも高く、回路パター
ンによる光の散乱がどのように強く起る場合でも、出力
18号eI、e7、ellの最小値よシも高くなるよう
に設定されている。従って、コンパレータ150.15
1.152とアンド回路153によって、アンド回路1
53N:、異物から非常に強い散乱光が生じたときだけ
、論理値11.1を発生ずる。アンド回路153の出力
はアンド回路120の出力と共にメア回路154に入力
する。このためオア回路154は検査結果として異物の
大小にかかわらず、異物を検出した場合に論理値[1,
]を出力する。前記各実施例と比較して次のような%徴
がある。異物による散乱で、大きな光II: (r+号
がイば号処理系に入り、各増幅器の出力が電源電圧に近
くなって、被検物の裏側にある受光素子23.13用の
増幅器112.113の出力の大きさのに倍と、増幅器
110.111からの出力の大きさを比較する比較器1
18.119が正確に動作せず、異物からの散乱光であ
るのに、比較器118.119が両方系回路パターンか
らの散乱光を検出したかのように動作する場合、他の実
施例では異物を検出できないが、本実施例では検出が可
能である。それは以上のように低いスライス電圧との比
較を行なう比較器114.115.141の他に、高い
スライス電圧との比較を行なうコンパレータ150.1
51. 152を設り、強い散乱光な生する異物はこの
コンパレータによシ検出するからである。
この実施例のように、低いスジイス知:圧を用いて異物
を検出することは、異物の検知能力を高めること、すな
わち、より小さな異物を検知することに寄与し、一方高
いスライス電圧を用いることは、増幅器の飽和等による
誤検出を防止することに冨与する。従って、よシ小さな
異物からの弱い散乱光を検出できると共に、強い散乱光
に対しても正確に異物のみを検出できる利点がある。こ
のことは、異物の検出レンジを拡大したことを意味する
さて、この実施例では、)第1・マスクの99111に
3つの受光素子11.21.31が配置されでいるので
、異物判定回路は第16図のように構成される。基本的
には第11図の判定回路と同じであるが、受光素子31
のために、制御電圧GS3を出力する関数電圧発生器2
10と可変ゲイン回路211が設けられる。そして、イ
ハ号eI、e2、e、は第11図で説明したのと同様に
所定のゲイン補正を受けた信号e、′、e 、r、e 
、zとなり、最小値検出器212に入力する。最小値検
出器212は、3接点1回路の切換スイッチ213を切
替える信号を出力し、切換スイッチ213は信号e、′
、e、′、e 、 /のうち最小の大きさのものをAD
C207に出力する。尚、ADC207中のピーク・ホ
ールド回路は、第15図のオア回路154の出力信号、
すなわち異物検出信号に応答して、切換スイッチ213
からの信号を一定時間ホールドする。
そして、異物の大きさ判別は、第11図の回路と同様に
実行される。この実施例のように、フォトマスク50表
側の3つの受光素子11.21.31のうち、最小の光
電信号に基づいて、異物の大きさを判定するので、複雑
な回路ノ(ターン中に刺着した異物でも木?1度よく大
きさ判定ができる。
同第12.14,15図においては、コンノくレータ1
30とアンドケート132.133及びオア回路134
を用いているが、第9図のように比較器118.119
の各出力を直接アンド回路120に印加するように接続
してもよい。
次に本発明の第5の実施例を第17図に基づいて説明す
る。この実施例は第4の実施例に加えてさらにもう1つ
の受光素子41と集光レンズ40を設けたものである。
このレンズ400光軸はフォトマスク5のパターン面に
対してレンズ30の光軸と1JJi ff1J称になる
ように定められている。もちろん、レンズ40の光軸は
、走査範[111Lの中央部をフォトマスク5の裏面か
ら見込むように決められる。この実施例において、レー
ザ光入射側からの散乱光を受光する受光素子11.21
.31の各光電信号は、前述の実施例と同様に各々スラ
イス電圧と比較して、アンドを求めるように処理される
。これにより、パターンのエツジ部からの散乱光が異物
からの散乱光かを判別する。一方、フォトマスク5の裏
面からの散乱光を処理するだめの受光素子13.23の
光電信号は、前述の実施例のような異物検出回路にて処
理してもよいが、よシ簡単な検出回路によっても処理で
きる。
それは、例えは受光素子13.23.41の光電信号を
、受光素子11.21.31の検出回路と同様に構成し
た回路で処理することである。このようにすると、レー
ザ光入射側の受光素子11.21.31が異物を検出し
、裏面側の受光素子13.23.41によっても、異物
が検出された場合、その異物はフォトマスク5の透明部
上に付着したものと判別できる。この場合、第11図、
又は第16図の判定回路を用いて異物を検出したときの
各受光素子の光電信号のピーク値を、フォトマスク5の
表側と裏側とで考慮することによって、極めて正確に異
物の大きさが求まるという利点がある。
また、第3、第4の実施例における異物検出回路をその
まま用いるときは、第18図のような切替回路300を
設けるとよい。この切替回路aoo ):J:、レーザ
光入射側の受光素子11.21.31の各光電信号と、
裏面側の受光素子13.23.41の各光電化ちとを夫
々切替えて出力(M号e1〜e。
を発生するように構成されている。もちろん、この切替
える場所は、各受光素子の光電信号を一度増幅した後の
方がよい。この切替えは、信号301によシ行なわれる
。このように構成することにより、例えはフォトマスク
5の裏面を検査する場合、フォトマスク5を裏返して載
置する操作が不用となる。このために、レーザ光1を、
適宜光路切替部材によって、第14図におけるフォトマ
スク5の裏面へ表側を照射するのと同様に導くようにす
ればよい。
そこで、光路切替部材の切替えに応答して、信号301
を変えてやれば、フォトマスク5を裏返す操作を必要と
しないから、両面に付着した異物が極めて短時間に、し
かも正確に検出されることになる。
次に第6の実施例について説明する。第6の実施例にお
いて、各受光素子の配置は第1の実施例の説明に用いた
第7図と同じであるものとする。
先に第1図を用いて説明し、たように、フォトマスクの
ガラス板5aの透過部に刺着した異物iからの散乱光わ
L受光部囚と受光部(B)によって検出さtするが、遮
光部5bの上に付着した異物jがらの散乱光は受光部(
5)のみによって検出され、受光部(B)によっては検
出きれない。このことを、第7図の各受光素子の光電信
号として第19図によ#)説明する。第19図(a)(
bl (C)(d)は夫々受光素子21.11.23.
13からの光電信号の大きさをそれぞれ縦軸にとシ、横
軸に共通に時間をとって示したもので、横軸はレーザス
ポット位置にも対応している。
ここで第1図に示すような異物jによってレーザ光が散
乱された場合、受光素子21,11は夫々第19図(a
)(b)の如く光電信号A3、B3を発生する。一方、
受光素子23.13は第19図(Cj (d)の如く、
夫々光電信号c3、D3として略零を出力する。また第
1図に示したような異物iによってレーザ光が散乱され
た場合、第19図のように、受光素子21.11.23
.13は夫々光電信号A4、B4、C4、D4を発生ず
る。即ち、第19図(C)(dlに示すように受光素子
23.13の各光電信号C4、D4は零ではなく、いく
らかの出力が得られる。尚、PA4、PH1、PC4、
PH4は−)f ittイa号A4、B4、C4、D4
の各ピーク値である。
そこで、小さなスライス電圧Vs4.Vs、を各々ピー
ク値PC4、PH4の中間に設定すれは、異物lの場合
受光素子23.13の光電信号は共にスライス電圧Vs
4.Vs、を越えるが、異物jの場合はスライス電圧V
S4.Vs、を越えず、異物iとjとの区別ができる。
そこで次に第6の実施例を具体的に述べる。
第20図は本実施例による異物検出回路のブロック図で
ある。第20図において、受光素子21.11.23.
13、アンプ110〜113、コンパレータ114.1
15.118.119及び増幅器116.117は第9
図の、第1の実施例における回路と同じ機能を持ってい
る。異なる点はコンパレータ304.305が設けられ
ておシ、その出力がアンド回路302にパラレルに入力
されていることである。コンパレータ304は増幅器1
12の出力e3をスライスレベル発生器303から出力
されるスライス電圧VS、と比較し、e、)Vs、なら
ば論理値rlJを、そうでなければ論理値「0」を出力
し、一方コンバレータ305は増幅器1130出力e4
をスライス電圧VSI+と比較し、e、)vs、ならば
論理値「1」を、そうでなければ論理値「0」を出力す
る。ここでスライス電圧VsいVs、の大きさは、上記
第19図で説明したように定められると共に、スポット
位置に対応して大きさが変化する。その変化のし方は上
記の各実施例において説明した通シである。このような
構成において、ガラス板上(光の透過部)に付着した異
物にレーザ光が当った場合、コンパレーク304.30
5は論理値[11を出力し、他のコンパレータ114.
115.118.119も論理値「1」を出力するので
、アンド回路302の出力は論理値[1]となり異物を
検出したことを示1′。ところが、遮光部上に付着した
異物にレーザ光が入射する時にはコンパレータ304.
305の出力は論理値「0」となシ、アンド回路302
の出力は論理値[0,1となる。従って異物が光透過部
のみに付着している場合のみ、異物の存在を検出でき、
マスクパターンの焼付けに影響を与えない遮光部に付着
した異物は無視することができる。
このように本実施例は異物の利殖した場所が光透過部か
遮光部かを区別せずに検出する場合に比べ、遮光部のみ
に異物が利殖していてフォトマスクの洗浄度がパターン
の焼付けに耐え得るのにもかかわらず、汚染されている
ものとして可変洗浄を行ったり、同一パターンを持った
別のフォトマスクと交換したりする等の必要性が低減さ
れる。
このため、半導体装置の製造において、時間的、経済的
に有利な特徴がある。
この第6の実施例においてはコンパレータ304.30
5の出力を共にアンド回路302に入力しているが、コ
ンパレータ304又は305のどちらかの出力のみをア
ンド回路302に入力しでもよい。その場合、414成
は簡単になる特徴があるが、一方雑音が光電信号に入っ
た場合、誤動作し易いという欠点もある。またコンパレ
ータ304と305の各出力のオアを求め、その結果を
アンド回路302に入力することも考えられる。
以上述べたように、この第6の実施例は第1の実施例に
、光透過部にのみ付着した異物を検出するという新しい
機能を細別したものとして説明してきたが、この機能は
他の各実施例においても同様に付加できることは言うま
でもない。
以上、説明した各実施例において、レーザ光入射側で発
生した散乱光を受光する受光素子と、裏面で発生した散
乱光を受光する受光素子とは被検査物の面に対して対称
に配置されている。
これは、被検査物としてフォトマスクを用いるからであ
り、例えば透明基板上に遮光部によるパターンを描いた
ものでも、エツジ部が存在しないような被検査物の検査
を行なう場合など、基板の表側と裏側とを見込む1対の
受光素子は、かならずしも面対称に配、置する必要はな
い。寸だ、レーザ光入射側の面を見込む受光素子は複数
個設け、裏面を見込む受光素子は1個にしてもよい。
また、以上の各実施例の異物検出回路において、スライ
ス電圧はレーザ光のスポット走査の位置に応じて変化さ
せるものとしたが、そのスポット走査の位置に対して各
受光素子の散乱光の受光立体角の変化が小さい場合には
、スライスレベルは一定で変化させる必要はない。また
、散乱ブC受光の立体角かレーザスポット走査によ析変
化する場合でも、必ずしもスライス電圧を変化させる必
要はなく、異物判定回路と同様に光%、佃信号伝送系の
ケインをレーザスポット走査の位置に刻応して、ずなわ
ち走査信号SCに同期して変化させるようにずれは、ス
ライス電圧を一定部に固定できる。
このように、伝送系のゲインをコントロールする場合、
例えは、第9.12図におけるスライス電圧VS、、■
S、は共通の一定電圧とする。そして、増幅器110.
 111のゲインをレーザ光1のスポット位置に応じて
可変とする。その−例としで、増幅器110.111の
各ゲインの関係を第21図に示すように定めるとよい。
この図は、前述の第10図(b)に対応するもので、位
置CIにおいて、増幅器1100ダインG、と増幅器1
110ゲインG、とは共に等しくする。このときのケイ
ンを正規化して1とする。
そしてIPIIえば位置C7において、位置C3におけ
るゲインに対して、ゲインG1は約2倍、ゲインG、は
12〜1.5倍に定め、位置C1において位置CIにお
けるゲインに対して、ゲインG、は0.2〜04倍、ゲ
インG、は07〜0.9倍に定めるとよい。このことは
、上記各実施例の異物判定回路の関数電圧発生器におい
て、同様に適用できる。
また、以上の各実施例では、被検査物の表裏に対応して
設けられた対の受光素子の出力の比を、ある値にと比較
していたが、例えば表側に位置した受光素子11と21
の出力の和と、裏(tlすに位置した受光素−713と
23の出力の和とを、それぞれ求めておき、2つの和の
比がKよシ大きいかどうかの判断によっても、異物であ
るか回路パターンであるかの識別又は、1.−ザ光入射
側に利殖した異物かどうかの判別を行なうことができる
また異物判定回路は、フォトマスク5の表側のみに配置
した受光素子の各光電信号を入力するようにした。しか
し、フォトマスク5の裏側に配置゛した受光素子の各光
電信号から、異物の大きさを判定する場合、表面用と裏
面用の2組の判定回路を用意しなくても、第18図に示
したような切替回路300を付加することによって、1
組の判定回路で検査ができる利点もある。
以上のように、本発明によれば被検査物上を光ビームで
走査し、その照射部から生じる光情報を、互いに異なる
方向から受光するような複数の光電検出器を配置したの
で、被検査物上の回路)くターン等の影響を受けずに、
異物のみを高速に検出できる。さらに、その複数の光電
検出器のうち、最も小さい光電信号に基づいて異物の大
きさを判定しているので、回路パターン(クロム層)の
近傍に付着した異物も、孤立した異物と同等の正確さで
、大きさ判別が可能となる。このため、露光装置等で回
路パターンを転写する際、解像力等の限界で転写される
ことのない小さな異物は、回路パターンからの強い散乱
光によって誤って大きな異物として判定されることがな
くなる。従って、転写の際、真に害をもたらす大きさの
異物のみが検出でき、本来、露光、転写に使用できるレ
チクルやマスクを汚染されたものとして再洗浄するとい
う時間的寿損失を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフォトマスクのパターンが描画された面上の異
物によるレーザ光の散乱を示す図、第2図はガラス板上
に付着した異物による散乱と遮光部のエツジ部による散
乱とを示す図、第3図はガラス板の透明部の表面と裏面
とに付着した異物による散乱の様子を示す図、第4図は
第3図の受光部が受光する散乱光強度を示す図、第5図
及び第6図は本発明の基礎技術による異物検査装置の一
例を示す図、第7図は本発明の第1の実施例による異物
検査装置の斜視図、第8図は第7図の装置において、異
物からの散乱光を受光する受光素子の光電出力を示す図
、第9図は異物検知回路のブロック図、第10図はレー
ザスポット光の走査位置とスライス電圧との関係を説明
する図、第11図は異物の大きさ判定回路のブロック図
、第12図は本発明の第2の実施例による異物検知回路
のブロック図、第13図及び第14図は本発明の第3の
実施例による異物検査装置を示す図、第15図及び第1
6図は本発明の第4の実施例による異物検出回路と判定
回路のブロック図、第17図は第5の実施例による異物
検査装置の斜視図、第18図は切替回路のブロック図、
第19図は受光素子の光電信号強度を示す図、第20図
は本発明の第6の実施例による異物検知回路のブロック
図、第21図は増幅器の利得とレーザスポット光の走査
位置との関係を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1・・・・・レーザ光 2・・・・・スキャナー 5・・・・・被検査物 11.13.21.23.31.41・・・・・・光電
検出器201〜213・・・・・・大きさ判定回路出願
人 日本光学工業株式会社 代理人 渡  辺  隆  男 第1内 /?2図 第4図 76図 オ′7因 りI3 オ′9図 、、1′to図 テ110 .8C4 20 才/2囚 オ・14図 ン?15図 オ/8図     才19目 オ′20図 寸21圀 σ 03    仁(L、2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検査面に光ビームを照射すると共に、該光ビー
    ムの照射部を被検査面上で相対的に走査する走査手段と
    ;該照射部から生じる光情報を異なる位置で受光する複
    数の光電検出器と;該光電検出器の各光電信号に基づい
    て、被検査面上の異物の利殖を検知する異物検知回路と
    ;前記各光電信号のうち最も小さい光電信号に基ついて
    、異物の大きさを判定する大きさ判定回路とを備えたこ
    とを特徴とする異物検査装置。
  2. (2)前記大きさ判定回路は、前記異物検知回路の検知
    信号に応答して、異物の大きさを判定することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の装置。
  3. (3)前記複数の光電検出器は、被検査面の光ビームの
    入射側に配置されて、前記照射部を夫々異なる方向から
    見込む第1光電素子群と;被検査面に対して光ビームの
    透過側に配置されて、前記照射部を夫々異なる方向から
    見込む第2光電素子群とから成シ、前記異物検知回路は
    該第1と第2光電素子群の各出力信号の入力に基づき、
    異物の利殖状態に応じて検知信号を発生することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の装置。
  4. (4)前記大きさ判定回路は、前記第1光電素子群の各
    出力信号のうち、最も小さい出力信号に基づいて、被検
    査面上に付着した異物の大きさを判定し、前記第2光電
    素子群の各出力信号のうち、最も小さい出力信号に基づ
    いて、被検査面の裏(lil+に付着した異物の大きさ
    を判定することを特徴とする特許Jh求の範囲第2項記
    載の装置。
JP57173064A 1982-10-01 1982-10-01 異物検査装置 Granted JPS5961762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57173064A JPS5961762A (ja) 1982-10-01 1982-10-01 異物検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57173064A JPS5961762A (ja) 1982-10-01 1982-10-01 異物検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5961762A true JPS5961762A (ja) 1984-04-09
JPH046898B2 JPH046898B2 (ja) 1992-02-07

Family

ID=15953537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57173064A Granted JPS5961762A (ja) 1982-10-01 1982-10-01 異物検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5961762A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60253222A (ja) * 1984-05-30 1985-12-13 Hitachi Ltd 欠陥検査方法
JPS6333834A (ja) * 1986-07-28 1988-02-13 Canon Inc 表面状態検査装置
JPS6369244A (ja) * 1986-09-10 1988-03-29 Hitachi Electronics Eng Co Ltd ウエハ異物検査装置
US5602639A (en) * 1992-07-08 1997-02-11 Canon Kabushiki Kaisha Surface-condition inspection method and apparatus including a plurality of detecting elements located substantially at a pupil plane of a detection optical system
JPH11190702A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Hitachi Ltd ウエハ検査装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60253222A (ja) * 1984-05-30 1985-12-13 Hitachi Ltd 欠陥検査方法
JPH0516585B2 (ja) * 1984-05-30 1993-03-04 Hitachi Ltd
JPS6333834A (ja) * 1986-07-28 1988-02-13 Canon Inc 表面状態検査装置
JPS6369244A (ja) * 1986-09-10 1988-03-29 Hitachi Electronics Eng Co Ltd ウエハ異物検査装置
JPH0347736B2 (ja) * 1986-09-10 1991-07-22 Hitachi Electr Eng
US5602639A (en) * 1992-07-08 1997-02-11 Canon Kabushiki Kaisha Surface-condition inspection method and apparatus including a plurality of detecting elements located substantially at a pupil plane of a detection optical system
JPH11190702A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Hitachi Ltd ウエハ検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH046898B2 (ja) 1992-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4468120A (en) Foreign substance inspecting apparatus
US4610541A (en) Foreign substance inspecting apparatus
WO1985003353A1 (en) Inspection system utilizing dark-field illumination
KR920007196B1 (ko) 이물질 검출방법 및 그 장치
KR970003760A (ko) 이물검사방법 및 장치
KR970000780B1 (ko) 이물 검사 장치
US7061598B1 (en) Darkfield inspection system having photodetector array
JPS6330570B2 (ja)
JPH0256626B2 (ja)
CN110658196B (zh) 一种缺陷检测装置及缺陷检测方法
JPH05100413A (ja) 異物検査装置
JPS5961762A (ja) 異物検査装置
JPH11142127A (ja) ウェーハ表面検査方法とその装置
KR20080094581A (ko) 이물검사장치
JPH0343581B2 (ja)
JP2705764B2 (ja) 透明ガラス基板の欠陥検出装置
JPH0335617B2 (ja)
JPH0462457A (ja) 表面状態検査装置
JPS63241343A (ja) 欠陥検査装置
JPH09218162A (ja) 表面欠陥検査装置
JPH01173172A (ja) パターン欠陥検査方法
JPS62188949A (ja) 表面状態測定装置
JP2609638B2 (ja) 異物検査装置
JPS62274248A (ja) 表面状態測定装置
JPS63279146A (ja) 異物検出装置