JPH0516585B2 - - Google Patents

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JPH0516585B2
JPH0516585B2 JP10833784A JP10833784A JPH0516585B2 JP H0516585 B2 JPH0516585 B2 JP H0516585B2 JP 10833784 A JP10833784 A JP 10833784A JP 10833784 A JP10833784 A JP 10833784A JP H0516585 B2 JPH0516585 B2 JP H0516585B2
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Hideaki Doi
Keiichi Okamoto
Mitsuzo Nakahata
Yukio Matsuyama
Mineo Nomoto
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、特にホトマスクやレチクルなどの基
板上に印刷されたパターン上に偶存する薄膜欠陥
の有無と立体状の異物擬似欠陥の有無とを弁別し
て検査する欠陥検査方法に関する。
〔発明の背景〕
従来のホトマスクやレチクルなどのパターン検
査装置は、第1図に例示するような欠陥のない希
望する手本パターン(像)1Aの形状におけるパ
ターン2のある部分やパターンのない部分3に対
して、第2図に例示するような欠陥を有する被検
査パターン(像)1の形状におけるパターン2の
ある部分が一部存在しないという欠陥Bや、パタ
ーンない部分3にパターンが存在するという欠陥
Cなどの欠陥の有無を検査することを目的として
いる。ここで、半導体やプリント基板などを製作
する場合に第2図のような欠陥を含むパターンを
用いて作られた製品には不良品が含まれる結果に
なるので、これらのパターンは使用前に十分検査
して真の欠陥があるものは正確に排除する必要が
ある。
従来のこの種のパターン検査装置は、第3図に
例示するように被検査試料4上のパターン2に対
応した照明光学系5による検査光(透過光)6を
パターン検出系7で観測するもので、パターン検
出系7でえられる検査情報は被検査試料上のパタ
ーンを2次元平面上に投影したパターン情報であ
る。ところで、第2図に示すような被検査パター
ン(像)1における欠陥Cの発生原因には、パタ
ーン製作工程でパターン形成希望個所以外にパタ
ーン形成材料が付着してしまつたような欠陥C1
の場合と、単にごみなどが付着している欠陥C2
の場合とがある。したがつて単にごみなどが付着
して発生した欠陥C2は、被検査試料に対して洗
浄などの簡単な処理を施すだけで容易に除去でき
るから、排除すべき真の欠陥ではない。
ところが、従来のパターン検査装置では、上記
のように2次元平面上に投影した被検査パターン
のパターン情報をもとに欠陥の検査を行なうの
で、パターン形成材料の付着が原因で発生した排
除すべき真の欠陥C1と、単にごみなどの付着に
よる擬似の欠陥C2とを識別することが困難なた
め、被検査試料4のパターン検査終了後の工程で
目視により欠陥Cの種類を判別して、洗浄などの
簡単な処理で除去できる種類のものかどうかを判
定しなければならないなどの不具合いがあつた。
なお以下各図面を通じて同一符号は相当部分を示
すものとする。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の不具合をなく
すべく、ホトマスクやレチクル等のパターン製作
工程などにおいてパターン形成希望個所以外にパ
ターン形成材料が付着した0.1μm程度の厚さの薄
膜欠陥と単に付着した0.5μm程度以上の立体形状
を有するごみ等の異物による擬似欠陥とを識別し
て、被検査パターン上に欠陥の有無を判定するだ
けでなく、洗浄などの簡単な処理で容易に除去で
きる異物による擬似欠陥の情報をも得られるよう
にした欠陥検査方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を達成するために、ホトマ
スクやレチクル等の被検査パターンに対して落射
照明または透過照明を施し、前記被検査パターン
の垂直方向に対して傾斜し、互いに異なる撮像方
向を有する複数の撮像位置からそれぞれ同一座標
の被検査パターンの2次元光像を結像光学系によ
り結像させて光電変換素子により受光して光電変
換して2次元パターン画像信号を検出し、該検出
されたそれぞれの2次元パターン画像信号を画像
メモリに記憶し、該画像メモリに記憶された少な
くとも1つの撮像位置からの2次元パターン画像
信号を取り出してこの2次元パターン画像信号と
手本パターン発生器から出力される手本2次元パ
ターン画像信号とを比較して所定基準内での不一
致により被検査パターン上に欠陥が存在すると判
定し、前記画像メモリに記憶された少なくとも2
つの撮像位置からの2次元パターン画像信号を取
り出して相互比較して2次元パターン画像信号の
局部の位置ずれを検出して該位置ずれが所定基準
以上のとき被検査パターン上に立体状の異物によ
る擬似欠陥が存在すると判定し、前記欠陥が存在
すると判定された結果と立体状の異物による擬似
欠陥が存在すると判定された結果とに基いて欠陥
をパターン形成材料が付着した0.1μm程度の厚さ
の薄膜欠陥と0.5μm程度以上の立体形状を有する
異物による擬似欠陥とを弁別して認識することを
特徴とする欠陥検査方法である。
〔発明の実施例〕
以下に本発明によるパターン検査装置の一実施
例を第4図ないし第8図により説明する。
まず第4図は本発明によるパターン検査装置の
原理を例示する基本配置断面図である。第4図に
おいて、一般にホトマスクやレチクルなどのパタ
ーン2はGr、Fe、Alなどのパターン形成材料を
ガラスやフイルムなどの基材(被検査試料)4上
に例えば0.1μm程度の厚さで付着させて供与され
た平面形状をもつものである。これに対しパター
ン欠陥Cとして問題になるごみなどの異物C2の
付着物は例えば0.5μm程度以上の立体形状を有す
る。したがつてパターン形成希望個所以外にパタ
ーンが存在するという欠陥Cが検出された場合に
は、該欠陥が0.5μm程度以上の立体形状を有する
が否かを判断すれば、該欠陥Cがパターン形成材
料の付着によりできた欠陥C1であるか、あるい
は単なるごみなどの異物C2の付着したものであ
るかが判断できる。さらにかかるパターン形成希
望個所以外にパターンが存在するという欠陥Cが
立体形状を有するか否かの判定は複数の異なる測
定点から被検査試料上の同一点のパターンを観測
することにより可能となる。
そこで本発明によれば、例えば図示のように基
材(被検査試料)4上のパターンを適当な距離を
おいた2つのパターン検出系7aおよび7bを用
いて観測すると、パターン形成材料の付着によつ
てできたパターン2,C1は0.1μm程度の平面形
状であるため、パターン上の同一点(同一座標)
Pがパターン検出系7a,7bによりそれぞれ基
板4上に投影されて観測されても、それぞれの投
影された点(座標)P1,P2はともにほぼ同一点
(同一座標)Pに存在するものとして観測される
(P1≒P2≒P)。これに対して基材4上に付着し
て偶存するごみなどの異物C2は0.5μm程度以上
の高さの立体形状を有するため、異物上の同一点
(同一座標)Pがパターン検出系7a,7bによ
りそれぞれ基板4上に投影されて観測されると、
それぞれ同一点(同一座標)Pとは異なる投影さ
れた点(座標)P1,P2に存在するものとして観
測される(P1≠P2≠P)。以上の原理にもとづ
き、それぞれパターン検出系7a,7bよりえら
れる被検査試料の基板4上のパターンの同一点
(同一座標)に対応するパターン検査信号を比較
して該パターン検出信号間の差異を一定基準で検
出し、それぞれパターン検出系7a,7bで観測
されるパターンの同一点(同一座標)Pの基板4
上への上記投影座標P1=P2のときにはパターン
形成材料付着によるパターン2,C1であると判
定する一方、上記投影座標P1≠P2のときには立
体形状を有するごみなどの異物C2付着によるパ
ターンであると判定する。
つぎに第5図は本発明による立体形状検出装置
の一実施例の構成を示す一部斜視図を含むブロツ
ク図である。また第6図は第5図の2次元画像メ
モリの構成例を示す図である。第5図において、
XYステージ8は、レーサ発振器9と該レーサ発
振器の出力を屈折させるためのプリズム10a〜
10cとXYステージ側面に固定された測長用ス
ケール11a,11bよりなる座標測定器(位置
検出器)12からの座標データにもとづき、制御
回路(機構制御部)13によつて移動可能であつ
て、該XYステージ8上には被検査試料4が保持
される。一方でそれぞれ被検査試料4からの検出
光6a,6bを結像する結像光学系14a,14
bと、結像光を電気信号に変換する光電変換素子
15a,15bとからなる2つのパターン検出系
7a,7bは、それぞれ互いに適当な間隔をおい
て被検査試料4上の照明光学系5によつて上方よ
り照明される同一点(同一座標)Pのパターンを
撮像するように設置される。該パターン検出系7
a,7bによつてえられるそれぞれ被検査試料4
上の同一点(同一座標)Pのパターンに対応した
パターン検出信号は、たとえば第6図に示すよう
に1次元シフトレジスタ17a〜17dなどを複
数個直列に接続して構成した2次元画像メモリ
(2次元バツフアメモリ)16a,16bにそれ
ぞれ格納される。なお第6図の1次元シフトレジ
スタ17a〜17dなどの段数はそれぞれ上記光
電変換素子15a,15bの1ライン中の画素数
と同一とし、たとえば光電変換素子15a,15
bとしてCCDやCCPDやフオトダイオードアレイ
のようなラインセンサを用いた場合には該ライン
センサの画素数と等しい段数のシフトレジスタ1
7a〜17dなどを用い、また光電変換素子15
a,15bとしてフライングスポツトスキヤナと
組み合わせたフオトマルや、テレビカメラなどを
用いた場合には上記パターン検出信号の1走査線
分の検出信号に対応した段数のシフトレジスタ1
7a〜17dを用いるようにする。さらに上記2
次元画像メモリ16b,16aに蓄えられた被検
査試料4のパターン検出信号を比較するための手
本パターン信号を発生する手本パターン発生器1
8は、被検査試料4上のパターンに対応した欠陥
のない希望する手本(期待値)パターン1Aの信
号を発生するもので、たとえば被検査試料4上の
パターンと同一パターンを有しかつ欠陥などの存
在しないことが確認ずみの他の同様の被検査試料
上のパターンを上記パターン検出系7b,7aと
同様のパターン検出系により検出した信号を供与
するものでよく、または被検査試料4上のパター
ンを製作する時に用いた設計パターンデータをも
とに電気的に被検査試料4と同様の設計パターン
信号を発生する電気回路を用いるものでもよい。
こうして上記の2次元画像メモリ(2次元バツフ
アメモリ)16b(または16a)に蓄えられた
パターン検出信号は欠陥判定器19に一定基準で
入力され、同じく手本パターン発生器18より発
生されて欠陥判定器19に入力される上記パター
ン検出信号に対応した手本パターン信号と欠陥判
定器19により比較され、パターン検出信号と手
本パターン信号に差異がある場合には被検査試料
4上の当該被検査パターンに欠陥ありと判定さ
れ、該判定された欠陥情報は座標測定器(位置検
出器)12からのデータにもとづく欠陥座標とと
もにメモリ21に記憶される。これと並列に上記
2つの2次元画像メモリ16a,16bの出力は
比較判定器20にそれぞれ一定基準で入力され、
被検査試料4上の同一点(同一座標)のパターン
に対応する2つのパターン検出信号が一定基準で
相互比較され、パターンの立体形状の有無が検出
されて該立体形状を有するごみなどの異物の之無
が判定され、該判定情報も同じく当該座標ととも
にメモリ21に記憶されるように構成される。
この構成で、座標測定器12からの座標データ
に応じて制御回路(機構制御部)13によりXY
ステージ8を移動させながら、パターン検出系7
a,7bにより被検査試料4上の同一点(同一座
標)のパターンを検出してそれぞれ2次元画像メ
モリ16a,16bに蓄えておき、たとえばパタ
ーン検出系7bからのパターン検出信号と手本パ
ターン発生器18からの手本パターン信号を欠陥
判定器19へ入力する。すると欠陥判定器19で
は、手本パターン信号に対してパターン検出信号
に対応したパターンが存在しない場合には、たと
えば上記した第1図のようなパターンに対して第
2図のようなパターンの欠落する欠陥Bが検査パ
ターンに存在することが判定でき、また手本パタ
ーン信号のパターンのない部分に対してパターン
検出信号の対応部分にパターンが存在する場合に
は、第2図のようなパターンのない部分3に存在
するパターンの増加である欠陥Cが検査パターン
に存在すると判定できるので、これらの被検査パ
ターンの欠陥情報は座標測定器12にもとづく欠
陥座標とともにメモリ21に記憶しておき、被検
査試料4のパターン欠陥修正や不良解析の資料と
して利用できる。一方で上記パターン検出系7
a,7bにより検出してそれぞれ2次元画像メモ
リ16a,16bに蓄えた2つのパターン検出信
号をそれぞれ比較判定器20に入力する。すると
比較判定器20では、対応する2つのパターン検
出信号を一定基準で相互比較し、パターンの立体
形状の有無を検出して該立体形状を有するごみな
どの異物C2の有無を判定する。第7図a,b,
cは第5図および第6図のパターン検出系7a,
7bにより検出されて2次元画像メモリ16a,
16bに蓄えられるパターン検出信号のパターン
画像を例示する図で、第7図aは被検査パターン
を有する被検査試料4の断面図、bは被検査試料
のパターン検出系7aにより撮像されるパターン
画像1a,cは同じくパターン検出系7bにより
撮像されるパターン画像1bを示す。すなわち第
7図aのように被検査試料4上の被検査パターン
にパターン形成材料による例えば0.1μm程度の厚
さの平面パターン2(C1)のほかにごみなどの
異物C2が付着した例えば0.5μm程度以上の厚さ
の立体形状を有する欠陥パターンが存在すると、
パターン検出系7a,7bにより検出されたパタ
ーン検出信号のパターン画像はそれぞれ第7図
b,cのようになり、パターン形成材料で形成さ
れている平面パターン2,C1に対してはほぼ同
一座標に存在する平面パターン2,C1像として
撮像されるが、立体形状を有する欠陥パターン
(ごみ)C2に対しては該欠陥パターンC2の存
在する座標Xからそれぞれ反対方向にずれた異な
る座標X1,X2に存在するような欠陥パターン像
C2として撮像される。また第8図は第5図およ
び第6図のパターン検出系7a,7bにより検出
されて2次元画像メモリ16a,16bに蓄えら
れたパターン検出信号のパターン画像データから
比較判定器20により立体形状の欠陥パターンを
検出する方法を説明する断面図である。すなわち
第8図のそれぞれパターン検出系7a,7bの撮
像位置(結像位置)の被検査試料(基板)4面上
の座標X1,X2の間隔および高さH1,H2を適当に
設定することにより、被検査試料4上のごみなど
の異物C2の高さhの立体形状を有する欠陥パタ
ーンの座標0上の同一点Pのそれぞれパターン検
出系7a,7bにより撮像される座標X1,X2
の距離がパターン検出系7a,7bの光電変換素
子15a,15bの検出画素サイズよりも大きく
なるように設定できる。したがつてこのように設
定のうえ、パターン検出系7a,7bにより検出
されてそれぞれ2次元画像メモリ16a,16b
に蓄えられたパターン検出信号のパターン画像デ
ータを比較判定器20により一定基準で比較して
差異を検出するように、例えば第6図のように2
次元画像データを一定数画素づつ取り出して排他
的論理和をとることにより、例えば0.1μm程度の
平面パターン2,C1と区別してごみなどの異物
の例えば高さh=0.5μm程度以上の立体形状を有
する擬似の欠陥パターン(異物)C2の有無を判
定する。この擬似欠陥判定結果も上記の欠陥判定
器21による欠陥判定結果と同様にメモリ21に
記憶しておき、被検査試料の検査終了後の処理情
報として利用できる。
なお上記実施例では照明光学系として落射照明
系を用いているが、透過照明系を用いるようにし
てもよい。また2個のパターン検出系を用いてい
るが、3個以上のパターン検出系を用いてもよ
い。または1個以上のパターン検出系か被検査試
料を移動させるなどの方法で、複数の撮像位置を
実現することもできる。さらにパターン検出系の
測定光学系(結像光学系)のみを複数個設け、該
測定光学系によりえられる複数の測定位置におけ
る測定光をプリズムなどを用いて導き、かつシヤ
ツタなどを用いて任意の測定光を選択可能にし
て、同一の光電変換素子に入力することにより、
該光電変換素子によりえられるパターン検出信号
をそれぞれ選択された上記測定光に対応の2次元
画像メモリに入力するようにしてもよい。
以上のように本実施例によれば、ホトマスクや
レチクルなどのパターン製作工程において、パタ
ーン形成希望個所以外にパターン形成材料が付着
した平面形状の真の欠陥と、単にごみなどの異物
が付着した立体形状を有する擬似の欠陥を識別し
て、被検査試料上の欠陥の有無を判定したうえ、
洗浄などの簡単な処理で欠陥を容易に除去できる
か否かの判定情報をも提供できる効果があるほ
か、広く被検査パターンの欠陥などを立体形状の
有無により判別する装置として利用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ホトマスクやレチクル等のパ
ターン製作工程などにおいてパターン形成希望個
所以外にパターン形成材料が付着した0.1μm程度
の厚さの薄膜欠陥と単に付着した0.5μm程度以上
の立体形状を有するごみ等の異物による擬似欠陥
とを識別して、被検査パターン上に欠陥の有無を
判定するだけではなく、洗浄などの簡単な処理で
容易に除去できる異物による擬似欠陥の情報をも
得ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は被検査パターンを例示するそ
れぞれ欠陥のないパターン、欠陥のあるパターン
の画像平面図、第3図は従来のパターン検査装置
の原理を例示する基本配置断面図、第4図は本発
明によるパターン検査装置の一実施例の検査原理
を示す基本配置断面図、第5図は本発明によるパ
ターン検査装置の一実施例の構成を示すブロツク
図、第6図は第5図の2次元画像メモリの構成例
図、第7図a,b,cは第5図のそれぞれ被検査
パターンの断面例図、及びパターン検出系7a,
7bのパターン画像の平面図、第8図は第5図の
被検査パターンの立体形状の判定方法の説明図で
ある。 4……被検査試料、5……照明光学系、7a,
7b……パターン検出系、8……XYステージ、
12……座標測定器、13……制御回路、14
a,14b……結像光学系、15a,15b……
光電変換素子、16a,16b……2次元画像メ
モリ、18……手本パターン発生器、19……欠
陥判定器、20……比較判定器、21……メモ
リ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検査パターンに対して落射照明または透過
    照明を施し、前記被検査パターンの垂直方向に対
    して傾斜し、互いに異なる撮像方向を有する複数
    の撮像位置からそれぞれ同一座標の被検査パター
    ンの2次元光像を結像光学系により結像させて光
    電変換素子により受光して光電変換して2次元パ
    ターン画像信号を検出し、該検出されたそれぞれ
    の2次元パターン画像信号を画像メモリに記憶
    し、該画像メモリに記憶された少なくとも1つの
    撮像位置からの2次元パターン画像信号を取り出
    してこの2次元パターン画像信号と手本パターン
    発生器から出力される手本2次元パターン画像信
    号とを比較して所定基準内での不一致により被検
    査パターン上に欠陥が存在すると判定し、前記画
    像メモリに記憶された少なくとも2つの撮像位置
    からの2次元パターン画像信号を取り出して相互
    比較して2次元パターン画像信号の局部の位置ず
    れを検出して該位置ずれが所定基準以上のとき被
    検査パターン上に立体状の異物による擬似欠陥が
    存在すると判定し、前記欠陥が存在すると判定さ
    れた結果と立体状の異物による擬似欠陥が存在す
    ると判定された結果とに基いて欠陥を薄膜欠陥と
    異物による擬似欠陥とを弁別して認識することを
    特徴とする欠陥検査方法。
JP59108337A 1984-05-30 1984-05-30 欠陥検査方法 Granted JPS60253222A (ja)

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