JPS596001B2 - ジキユウデンタイザイリヨウ - Google Patents
ジキユウデンタイザイリヨウInfo
- Publication number
- JPS596001B2 JPS596001B2 JP50117468A JP11746875A JPS596001B2 JP S596001 B2 JPS596001 B2 JP S596001B2 JP 50117468 A JP50117468 A JP 50117468A JP 11746875 A JP11746875 A JP 11746875A JP S596001 B2 JPS596001 B2 JP S596001B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- dielectric
- zairiyou
- jikiyu
- dentai
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はＢａＴｉ０３を酸成分とする誘電損失第１表
誘電体の釉の少なく、しかも温度係数の小さい温度補償
用磁器誘電体材料に関する。
誘電体の釉の少なく、しかも温度係数の小さい温度補償
用磁器誘電体材料に関する。
本発明の目的は誘電率が高く、誘電率温度特性が平担で
かつ誘電損失の小さい材料を用いて高精度の水晶腕時計
を損供することである。
かつ誘電損失の小さい材料を用いて高精度の水晶腕時計
を損供することである。
従来の温度補償用磁器誘電体材料としてＴｉＯ２を主成
分とする材料が知られているが、誘電率が大きくなると
誘電率の温度係数も大きくな力、誘電率の温度係数を小
さくしようとすれば、誘電率も小さくなる欠点を有して
いた。
分とする材料が知られているが、誘電率が大きくなると
誘電率の温度係数も大きくな力、誘電率の温度係数を小
さくしようとすれば、誘電率も小さくなる欠点を有して
いた。
本発明は、かかる欠点を除去するもので、誘電率の温度
係数を低く保つたまま（±１５００×１０−６／℃以下
）高い誘電率（５００〜２０００）を有し、誘電損失の
小さい（５％以下）磁器誘電体材料を提供するものであ
る。
係数を低く保つたまま（±１５００×１０−６／℃以下
）高い誘電率（５００〜２０００）を有し、誘電損失の
小さい（５％以下）磁器誘電体材料を提供するものであ
る。
以下、実施例により本発明について具体的に説明する。
実施例
市販の原料を第１表に示す組成となるように秤量、調合
しポットミルで２４時間湿式混合を行なう。
しポットミルで２４時間湿式混合を行なう。
これを乾燥後１１５０℃×２時間の仮焼成を行ない、再
度ポットミルで仮焼物の湿式粉砕を行なう。これを更に
乾燥後、バインダーとしてＰＶＡ水溶液を添加し粒度を
調整した後、１５ｍｍφ×一 ２ｍｍｔの大きさに加圧
成形する。これらを第２表に示した温度条件により本焼
成を行なう。こうして得られた磁器円板に銀ペーストを
８００℃で焼付け、誘電率、温度係数、誘電損失を測定
した。■（重量％）ここで誘電率は常温（２５℃）に訃
ける値、誘電損失は−１０〜６０℃での最大値、温度係
数は一１０〜６０℃での値である。
度ポットミルで仮焼物の湿式粉砕を行なう。これを更に
乾燥後、バインダーとしてＰＶＡ水溶液を添加し粒度を
調整した後、１５ｍｍφ×一 ２ｍｍｔの大きさに加圧
成形する。これらを第２表に示した温度条件により本焼
成を行なう。こうして得られた磁器円板に銀ペーストを
８００℃で焼付け、誘電率、温度係数、誘電損失を測定
した。■（重量％）ここで誘電率は常温（２５℃）に訃
ける値、誘電損失は−１０〜６０℃での最大値、温度係
数は一１０〜６０℃での値である。
なお、温度係数は一方向の勾配でないため−１０〜６０
℃での最大値を算出した。次に各成分の限定理由につい
て述べると ＢａＳｎＯ３，ＳｒＴｉＯ３はＢａＴｉＯ３のキユリ一
点を下げるとともに常温での誘電率を上昇させる働きを
有するが、適正範囲を有するため、その効果が十分発揮
される５〜３０重量％とする。
℃での最大値を算出した。次に各成分の限定理由につい
て述べると ＢａＳｎＯ３，ＳｒＴｉＯ３はＢａＴｉＯ３のキユリ一
点を下げるとともに常温での誘電率を上昇させる働きを
有するが、適正範囲を有するため、その効果が十分発揮
される５〜３０重量％とする。
ＣａＴｉＯ３，ｌ３Ｂａ（Ｎａｌ，Ｎｂ−４）０３は温
度係数を小さくする働きを有するが、３重量％未満では
その効果が乏しく、２０重量％を越えると誘電率が低下
し目的とする誘電率が得られないため、３〜２０重量％
とする。
度係数を小さくする働きを有するが、３重量％未満では
その効果が乏しく、２０重量％を越えると誘電率が低下
し目的とする誘電率が得られないため、３〜２０重量％
とする。
ＭｙＯ，ＣＯＯ，Ｂｉ２Ｏ３，Ａｌ！ＥＯ３，Ｆｅ２Ｏ
３，ＭｎＯ！，ＳｌＯ２，ｃｅＯ２，ｖ２Ｏ５，は鉱化
剤としての働きが強く、誘電損失を低下させ、磁器の焼
結性を高めるが、０．０５重量％未満ではその効果が発
揮されず１０重量％を越えると逆に磁器の特性を害して
誘電損失が大きくなつたシ、また誘電率を低下させる等
の悪影響を及ぼすため０．０５〜１０重量％とする。な
お、上記実施例は本発明の一部を成すものであ只磁器誘
電体を実用化する上では磁器の強度、加工の難易等、他
の特性をも満足する必要があシ本発明による磁器誘電体
はこれらの特性を十分満足するものである。
３，ＭｎＯ！，ＳｌＯ２，ｃｅＯ２，ｖ２Ｏ５，は鉱化
剤としての働きが強く、誘電損失を低下させ、磁器の焼
結性を高めるが、０．０５重量％未満ではその効果が発
揮されず１０重量％を越えると逆に磁器の特性を害して
誘電損失が大きくなつたシ、また誘電率を低下させる等
の悪影響を及ぼすため０．０５〜１０重量％とする。な
お、上記実施例は本発明の一部を成すものであ只磁器誘
電体を実用化する上では磁器の強度、加工の難易等、他
の特性をも満足する必要があシ本発明による磁器誘電体
はこれらの特性を十分満足するものである。
以上詳述した如く、本発明による磁器誘電体材料は、そ
の特性を生かして小型大容量のコンデンサが製造でき、
特に水晶腕時計の如く限られた収納スペースで大容量の
コンデンサを必要とする回路のチツプコンデンサ、また
はトリマーコンデンサ用材料として極めて有効である。
の特性を生かして小型大容量のコンデンサが製造でき、
特に水晶腕時計の如く限られた収納スペースで大容量の
コンデンサを必要とする回路のチツプコンデンサ、また
はトリマーコンデンサ用材料として極めて有効である。
Claims (1)
- １ 主成分がＢａＴｉＯ＿３４０．０〜１．９５重量％
、ＢａＳｎＯ＿３、ＳｒｉＯ＿３を単独もしくは複合し
て５〜３０重量％、Ｂａ（Ｎａ１／４、Ｎｂ３／４）Ｏ
＿３を単独もしくはＣａＴｉＯ＿３と複合して３〜２０
重量％、ＭｇＯ、ｃｏＯ、Ｂｉ＿２Ｏ＿３、Ａｌ＿２Ｏ
＿３、Ｆｅ＿２Ｏ＿３、ＭｅＯ＿２、ＳｉＯ＿２、Ｃｅ
Ｏ＿２、Ｖ＿２Ｏ＿５のうちの１種もしくは２種以上が
０．０５〜１０重量％の組成からなることを特徴とする
磁気誘電体材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50117468A JPS596001B2 (ja) | 1975-09-29 | 1975-09-29 | ジキユウデンタイザイリヨウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50117468A JPS596001B2 (ja) | 1975-09-29 | 1975-09-29 | ジキユウデンタイザイリヨウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5241896A JPS5241896A (en) | 1977-03-31 |
| JPS596001B2 true JPS596001B2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=14712419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50117468A Expired JPS596001B2 (ja) | 1975-09-29 | 1975-09-29 | ジキユウデンタイザイリヨウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596001B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57157502A (en) * | 1981-03-24 | 1982-09-29 | Murata Manufacturing Co | Barium titanate series porcelain composition |
| JPS6340620U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-16 | ||
| JPH0678766B2 (ja) * | 1986-08-29 | 1994-10-05 | トクデン株式会社 | 誘導発熱ロ−ラ装置 |
| JPH01100278A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-18 | Nisshin Steel Co Ltd | 連続真空蒸着装置 |
| EP1095917B1 (en) * | 1999-02-19 | 2011-10-19 | Panasonic Corporation | Dielectric ceramic composition, capacitor using this and production method thereof |
| JP5278682B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2013-09-04 | Ｔｄｋ株式会社 | 誘電体磁器組成物および電子部品 |
-
1975
- 1975-09-29 JP JP50117468A patent/JPS596001B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5241896A (en) | 1977-03-31 |
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