JPS595776Y2 - 石油燃焼器 - Google Patents

石油燃焼器

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Publication number
JPS595776Y2
JPS595776Y2 JP13234578U JP13234578U JPS595776Y2 JP S595776 Y2 JPS595776 Y2 JP S595776Y2 JP 13234578 U JP13234578 U JP 13234578U JP 13234578 U JP13234578 U JP 13234578U JP S595776 Y2 JPS595776 Y2 JP S595776Y2
Authority
JP
Japan
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exhaust gas
shield plate
heat shield
canopy
deodorizer
Prior art date
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Expired
Application number
JP13234578U
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English (en)
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JPS5551424U (ja
Inventor
範夫 大沢
治雄 堀井
Original Assignee
三洋電機株式会社
東京三洋電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社, 東京三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
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  • Combustion Of Fluid Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排ガスを室内に排出する石油燃焼器に触媒脱臭
器を取付けて燃焼時の悪臭やHC,CO等の有害ガスを
除去するようにしたものである。
此種触媒脱臭器付の石油燃焼器において、本体上面の天
蓋上にヤカン等を載置して湯を沸かす際に、ヤカン等か
らこぼれた湯が脱臭器や燃焼簡にこぼれ落ちるのを防止
するようしたものが実開昭52−32025号公報にて
提案されている。
ところでこの従来装置では、第4図で示すように石油ス
トーブ本体の天板イに設けた開口に凹形皿口を上方より
介挿して開口周縁に締付ボルトハ,八に固定し、該凹形
皿口の中央下部に集束筒二を装着し、該集束筒二の上端
部と下端部に触媒層ホ,ホを収納する構造となっており
、更に凹形皿口の上部面を覆うように通気孔へ,へ・・
・・・・を有する天蓋トが凹形皿口に嵌挿してあり、該
天蓋トは触媒層ホと対向する下面中央に遮熱板チを装着
している。
従って、通気孔へ,へ・・・・・・よりこぼれ落ちた湯
等は、凹形皿口にて受け止められてその外周部に溜めら
れる為、湯こぼれから触媒層ホ,ホや燃焼筒を保護でき
るようになっている。
しかし乍ら、上記せる従来装置にあっては、外径が大き
くしかも深い凹形皿を特別に製作しなければならない他
、天蓋も高さ寸法が通常のものに比べて非常に大きなも
のであるため、部品点数が増加すると共に加工工数も増
加して高価な装置となる欠点があり、又上述の如き天蓋
と凹形皿とを組込むことによって重量が大巾に増加し、
ポータブル型ストーブに採用する場合には持ち運びが大
変面倒になる等の問題点があった。
本考案は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、特
に簡単な構造で湯こぼれ対策が確実に行なえることによ
り上記せる従来装置の問題点を解決したもので以下図と
共に説明すると1は箱型に構或した本体で、内部に燃焼
芯を備えた燃料タンク、該タンクに燃料を供給する着脱
自在な供給タンク、燃料タンク上に載置した燃焼筒2が
装着されている。
燃焼筒2は三重筒と赤熱コイル、赤熱部としての放熱ネ
ット2′からなる周知の構或になっている。
3は燃焼筒2を囲む反射板で輻射熱を前方に反射し、燃
焼筒2の放熱ネット2′からの排ガスを本体上方に放出
するよう上方が開放されている。
4は本体1上面を構戊する天蓋で排ガス放出用透孔5,
5・・・・・・が二列に設けられている。
6は天蓋4から所定間隔を有した本体1内に設けた円形
状渡熱板で、中央部に垂直壁7を有する排ガス誘導溝8
を形或すると共に垂直壁7には排ガス流通孔9,9・・
・・・・を穿設してある。
そしてこの誘導溝8部分の上面を天蓋・4の内面で且二
列の透孔5,5・・・・・・間に当接して取付けられる
10は遮熱板6の誘導溝8の両端部分に位置した取付耳
11に支持脚12を介してネジ止めされた円筒状触媒脱
臭器で遮熱板6から所定間隔を有し、且燃焼筒2の上方
に位置される。
この脱臭器10は上方に触媒層13を設けており又下端
の排ガス流入口14を拡開してある。
而して本案は遮熱板6の外寸をD1、触媒層13の外寸
をD2、脱臭器10の排ガス流入口14の寸法をD3、
燃焼筒2の放熱ネット2′の外寸をD4とするとD I
> D 2 > D 4及びD 3> D 2 >
D4になるよう構或してある。
従って燃焼筒の放出ネット2′から放出される排ガスは
触媒脱臭器10内に入り触媒層13を通過し遮熱板6に
当接した後遮熱板6の外周から天蓋4の透孔5,5・・
・・・・を通って室内に排出されるものと遮熱板6の誘
導溝8の排ガス流通孔9,9・・・・・・から天蓋4の
透孔5,5・・・・・・を通って室内に排出されるもの
とに分れる。
そして触媒層13にて悪臭やHC,CO等の有害ガスが
除去できるのである。
一方、天蓋4上に載せたヤカン等から吹きこぼれた湯が
透孔5,5・・・・・・を通って本体1内に入っても、
D.> D2> D4としているので触媒層13や放熱
ネット2′上には落下せず、触媒層及び燃焼筒を保護で
きることになる。
又、触媒層を収容した脱臭器10を直接的に遮熱板6に
取付けているので、構造も簡単であり部品点数及び加工
工数の増加を招くこともないものである。
以上の如く本考案の石油燃焼器によれば、下記に列記し
た効果を奏することができる。
■ 遮熱板の外寸をD1、触媒脱臭器の触媒層の外寸を
D2、同排ガス流入口の寸法をD3、燃焼筒の赤熱部の
外寸をD4とした場合、Da>D2>D4に設定したの
で燃焼筒からの排ガスを脱臭器10に大量に導入でき且
つ触媒層13での触媒作用を有効に行なわしめることが
できる。
■ 更に、D 1>D2>D 4となるようにしたこと
により、万一天蓋4上のヤカン等から湯こぼれが生じて
も、その湯が触媒層13や燃焼筒2の赤熱部に落下する
ことがなく、簡単に構或にて湯こぼれに対する対策が確
実に行なえるものである。
■ 触媒脱臭器10を天蓋4の下面に装着した遮熱板6
を利用して取付けているので、湯こぼれ対策を施こした
従来装置のものに比べて部品点数や加工工数を減少でき
、安価に提供できると共に、大巾な重量増加を招くこと
がないので持ち運びも楽に行なうことができる。
■ 又、遮熱板6は中央部に垂直壁7を有する排ガス誘
導溝8を形戒すると共に前記垂直壁に排ガス流出孔9を
穿設してなるものであるから、触媒層13を通過した排
ガスは遮熱板6の下面と脱臭器10との間隔及び排ガス
誘導溝8とに分流するので排ガスの通気性を良好に保っ
て安定燃焼でき、且つ排ガスをガス誘導溝8に指向させ
る分だけ本体1前面上部の温度上昇を押えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案石油燃焼器の斜視図、第2図は同要部断面
図、第3図は同要部拡大断面図、第4図は従来例の要部
断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・燃焼筒、4・・・
・・・天蓋、5・・・・・・透孔、6・・・・・・遮熱
板、8・・・・・・排ガス誘導孔、9・・・・・・排ガ
ス流出孔、10・・・・・・脱臭器、13・・・・・・
触媒層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体上面に燃焼排ガスを放出する透孔を穿設してなる天
    蓋を設けた石油燃焼器において、前記天蓋の下面には、
    中央部に垂直壁を有する排ガス誘導溝を形威すると共に
    前記垂直壁に排ガス流出孔を穿設した遮熱板を装着し、
    該遮熱板には該遮熱板の下面と所定間隔を有し且つ燃焼
    筒上方に位置して円筒状触媒脱臭器を取付け、前記遮熱
    板の外寸をD1、前記触媒脱臭器の触媒層の外寸をD2
    、同排ガス流入口の寸法をD3、燃焼筒の赤熱部の外寸
    をD4とした場合、D 1>D2>D4及びD 3>
    D 2 > D 4としてなることを特徴とする石油燃
    焼器。
JP13234578U 1978-09-25 1978-09-25 石油燃焼器 Expired JPS595776Y2 (ja)

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JP13234578U JPS595776Y2 (ja) 1978-09-25 1978-09-25 石油燃焼器

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JP13234578U JPS595776Y2 (ja) 1978-09-25 1978-09-25 石油燃焼器

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Publication Number Publication Date
JPS5551424U JPS5551424U (ja) 1980-04-04
JPS595776Y2 true JPS595776Y2 (ja) 1984-02-22

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ID=29099789

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JPS5551424U (ja) 1980-04-04

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