JPS5956312A - 弛度抑制型電線の製造方法 - Google Patents

弛度抑制型電線の製造方法

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Publication number
JPS5956312A
JPS5956312A JP16554382A JP16554382A JPS5956312A JP S5956312 A JPS5956312 A JP S5956312A JP 16554382 A JP16554382 A JP 16554382A JP 16554382 A JP16554382 A JP 16554382A JP S5956312 A JPS5956312 A JP S5956312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel core
wire
electric wire
aluminum
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16554382A
Other languages
English (en)
Inventor
三宅 保彦
島崎 行雄
照沼 征広
茂 寺田
大貫 光雄
大貫 光明
明 青木
米本 隆治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP16554382A priority Critical patent/JPS5956312A/ja
Publication of JPS5956312A publication Critical patent/JPS5956312A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は簡易かつ高能率に弛度抑制型電線を製造する方
法に関する。
従来の鋼心アルミ撚線は、鋼心とアルミ撚線とが一体に
撚り合わされ、両者の間で滑動することはない。この場
合の鋼心アルミ撚線の線膨張係数は、鋼とアルミとの合
成値を示し、およそ20×10′程度の値となる。しか
し、鋼心とアルミ撚線との間に滑動を生せしめ、鋼心の
みに張力分担せしめることができれば、その線膨張係数
は鋼の固有の値11.5X10−aとすることができ、
通電により温度上昇が生じた場合でも大rlJに弛度の
低下を抑止することができる。
このような知見に立って提案されているのが、弛度抑制
化電線であって、第1図に示すように鋼心1とアルミ撚
線2との間に間隙6を形成し最終架線状態で鋼心とアル
ミ撚線間に滑動間隙が形成されるように構成されてなる
ものである。
しかし、−口に間隙を形成するといっても、素線を同心
円状に撚り合わせたその撚り層間に間隙をつくるのであ
るから、決してたやすいものではない。
このためにいくつかの方法がすでに提案されているが内
層アルミ素線を扇形に成形する方法は、成形工程が必要
な上、この種成形導体を具合よく撚シ合わせることがむ
ずかしく、アルミ撚線のみに塑性変形をせしめる方法で
はそのための治具が必要な上その効果を完全に発揮せし
めるには高度の技術を要するなどなお多くの問題を残し
ている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであシ
、上記の如き問題点を一気に解決可能になる弛度抑制型
電線の製造方法を提供しようとするものである。
以下に実施例に基いて説明する。
本発明においては、第2図に示すように鋼心1の上に介
在せしめる介在物質4として低温で軟化可能になる物質
が選択される。このような物質として例えば90℃で簡
単に軟化するエチレンビニルアセテートなどが適当であ
るが勿論これに限定するものではない。このような介在
物質は第2図に示すような帯状体あるいは紐状体の巻回
、あるいは縦添えなど適当な方法によって鋼心1上に設
けられる。この介在は、通常の撚線工程中に単に3− タンデムに介在物質4を巻回あるいは縦添えする工程を
付加するのみでよいから、はとんど通常の撚線工程と変
るところはなく、なんらの特別の工数の加重は生じない
。鋼心1の上に介在物質4が施されたら、その上にアル
ミ撚線2が撚り合わされる。この撚り合わせは介在物質
4が相応の硬さを保持し得る低温下(常温近辺となろう
が使用される材料によってはより低温状態となることも
あり得よう)で行なわれるので、アルミ撚線2の撚シ込
み圧力による変形はごく少なく、はぼ介在物質4の実体
的な厚味分に相応する鋼心1とアルミ撚線2との離間状
態が保たれたまま電線の撚り合わせがなされる。
その後、撚り合わされた電線は通電加熱あるいは外部加
熱により加熱される。すると、軟化しゃすい介在物質4
は簡単に軟化変形し、鋼心1の撚り溝の中に滅υ込んだ
りして鋼心1とアルミ撚線2との間には実質的に間隙6
が生ずる。勿論この場合には1間隙が形成されても介在
物質が除去される訳ではなく熱変形して残留されている
訳であるが、残留しても単に熱軟化性というだけのもの
であり、吸湿性がある訳ではないから、耐食性能に悪影
響を生ずるおそれはなく、とくに問題とはならないので
ある。
本発明に係る電線を実際に加熱軟化し、間隙をつくる場
合には、第6図に示すように電線10の必要条長の外側
両端にクランプ11(図示してはいないが、反対端にも
圧着される)を圧着しておいて行なうのがよい。
この場合の必要条長とはプレハブ架線工法ではその架線
長であり、プレハブ架線でなければ、実質必要巻取長と
々る。
このように電線10の必要条長の両端末にクランプ11
を圧着しておいて介在物質4を加熱軟化し、間隙6を形
成せしめて弛度抑制化してやれば、電線の必要条長の両
端末はクランプ11によシ固定されているから、鋼心1
とアルミ撚線2とがずれ動いてしまうおそれは全くない
このような弛度抑制化電線20を架線するには、両端ク
ランプされドラム巻き状態のまま現地にこれを搬入する
そして両端にクランプ11が圧着されたまま、これを延
線し、弛度調整をする。弛度調整に当っては前記第6図
におけるクランプ11の内側B点にPGクランプ(図示
してない)を一時的に噛ませて鋼心とアルミ線を固定し
、当該paクランプとクランプ11との間のA点におい
てカムアロングを取付は緊線して、クランプ11側の余
分条長を切断除去し、引留クランプを圧着してのちPG
クランプを除去すればよい。
この場合必要条長の両端末ならびにその内側においてフ
ラング圧着あるいはPGクランプ把持がなされるから、
製造から架線までの間−貫して鋼心とアルミ撚線とのず
れを皆無にできるものであって、その信頼性はいやが上
にも高められるのである。
つぎに本発明に係る電線の弛度抑制効果について第4図
をもって説明する。
いま、鋼心1とアルミ撚線2との間に間隙6が設けられ
、電線の層心径がDから1)1に変化すると、アルミ素
線実長りは変化しないのでピッチの長さはPからP+Δ
Pに伸びることとなる。この△PがPに対する歪εとな
る。
それを計算するとつぎの通りとなる。
P         P この歪分(間隙量D−D□/2)があれば鋼心のみに張
力が加わってこの間隙量の歪分だけ鋼心が伸びないと、
アルミには応力が加わらないことになる。
すなわち張力T以下で弛度抑制化する歪分(間隙量)ε
は。
E 8 ・ As ここにE8は鋼心の弾性係数、Asは鋼心の断面、積、
Tは弛度抑・制:化される基準張力である。
すなわ・ぢ、Tを求めれば、 T−ε ・ E s−A  s いま具体例□により基準張力に対する必要間隙を求めて
みる。
径間長6. o Om 、電線41101,1.A C
S E’、温度30℃、張力25. (]・O恥、 =G、4(13++++n。
基準張力250 (]Kf以下で弛度抑制・化する間隙
量は、 228”+[2π(7,5+α)、 ) ’=23i2
j4(2π(7,5,+2) ) ’=233.214
2−22822π =[]、3344m mなわち、0.304m以上の間隙を形成するように介
在物質4の実質厚味を選び加熱軟化せしめればよいこと
がわかる。
第5図は従来の610.、、AC8Rと本発明に係る上
記弛度抑制化した610aAC8Rとの温度と弛度との
関係を図示したものである。
本発明に係る電線の弛度抑止効果を端的にみることがで
きる。
以上詳記した通υ本発明によれば、弛度抑制化電線の人
手が容易であシ、しかもこれの架線に当ってはきわめて
信頼性の確立された架設が可能となるほど斯界に与える
利益は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は弛度抑制型電線の断面図、第2図は本発明に係
る電線の介在物質の様子を示す説明図、第6図は本発明
に係る電線のドラム巻きの状態を示す見取図、第4図は
弛度抑制化の解析図、第5図は電線の加熱時における温
度と弛度の関係を示す線図である。 1:@心、2ニアルミ撚線、6:間隙、算 1 目 悼 Z 図 菫 3 図 蓋4酊 ΔF 温度(°C) 第1頁の続き 0発 明 者 青木明 日立市川尻町1500番地日立電線 株式会社豊浦工場内 [相]発 明 者 米本隆治 土浦市木田余3550番地日立電線 株式会社金属研究所内 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 鋼心の周上に低温で軟化する介在物層を設け、そ
    の上にアルミ線を撚り合わせ、その後加熱して前記介在
    物層を軟化せしめ、鋼心とアルミ撚線層との間に間隙を
    形成する弛度抑制型電線の製造方法。 2、鋼心の周上に低1需で軟化する介在物層を設け、そ
    の上にアルミ線を撚シ合わせた電線の所要長さの両端を
    クランプ固定し、その後加熱して前記介在物層を軟化せ
    しめ鋼心とアルミ撚線層との間に間隙を形成する弛度抑
    制型電線の製造方法0 3、介在物層がエチレンビニルアセテートでアル特許請
    求の範囲第1または2項記載の弛度抑制型電線の製造方
    法。
JP16554382A 1982-09-22 1982-09-22 弛度抑制型電線の製造方法 Pending JPS5956312A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16554382A JPS5956312A (ja) 1982-09-22 1982-09-22 弛度抑制型電線の製造方法

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JP16554382A JPS5956312A (ja) 1982-09-22 1982-09-22 弛度抑制型電線の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5956312A true JPS5956312A (ja) 1984-03-31

Family

ID=15814375

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16554382A Pending JPS5956312A (ja) 1982-09-22 1982-09-22 弛度抑制型電線の製造方法

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JP (1) JPS5956312A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532241A (ja) * 2005-03-11 2008-08-14 エルエス ケーブル リミテッド 間隙型架空電線及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532241A (ja) * 2005-03-11 2008-08-14 エルエス ケーブル リミテッド 間隙型架空電線及びその製造方法

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