JPS61276307A - 超電導コイル - Google Patents
超電導コイルInfo
- Publication number
- JPS61276307A JPS61276307A JP60119123A JP11912385A JPS61276307A JP S61276307 A JPS61276307 A JP S61276307A JP 60119123 A JP60119123 A JP 60119123A JP 11912385 A JP11912385 A JP 11912385A JP S61276307 A JPS61276307 A JP S61276307A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding
- superconducting
- insulation
- super conductive
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
- H01F6/06—Coils, e.g. winding, insulating, terminating or casing arrangements therefor
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、化合物系超電導コイルに、超電導安定性高
く且つ良好な絶縁性を有する絶縁を付与する手段に関す
るものである。
く且つ良好な絶縁性を有する絶縁を付与する手段に関す
るものである。
第3図は例えば文献、小泉他;析Nb38n線材による
高磁界實グネット(第20回低温工学研究発表会予稿集
Al−11,1978年5月、p、 11)に示された
従来のワインド・アンド・リアクト方式の超電導コイル
の巻線加工を示す説明図である。図において、(1)は
巻枠、(2)は超電導コイルである。第4図は巻“線部
分の完成後の詳細を示する部か断面図で、一般に線材(
21)の周囲には耐熱性を有する、例えばガラス繊維か
ら成る絶# (22)を有する。巻線後熱処理を施こし
て超電導体を生成させ、然かる後樹脂(3)を含浸させ
て強固なコイルに仕上ける。
高磁界實グネット(第20回低温工学研究発表会予稿集
Al−11,1978年5月、p、 11)に示された
従来のワインド・アンド・リアクト方式の超電導コイル
の巻線加工を示す説明図である。図において、(1)は
巻枠、(2)は超電導コイルである。第4図は巻“線部
分の完成後の詳細を示する部か断面図で、一般に線材(
21)の周囲には耐熱性を有する、例えばガラス繊維か
ら成る絶# (22)を有する。巻線後熱処理を施こし
て超電導体を生成させ、然かる後樹脂(3)を含浸させ
て強固なコイルに仕上ける。
次にコイルの製造法について説明する。超電導線(21
)は未反応のitで金属複合体(コンポジット)として
作製されたものに、絶縁(22)を施したものを準備す
る。絶縁材料には耐熱性のあるガラス繊維をヤーン状と
したものが選ばれる。しかしガラス繊維にFi種々のグ
レードのものがあるので、一般にEガラス、Sガラスと
称される、軟化点約850℃以上のものが用いられる。
)は未反応のitで金属複合体(コンポジット)として
作製されたものに、絶縁(22)を施したものを準備す
る。絶縁材料には耐熱性のあるガラス繊維をヤーン状と
したものが選ばれる。しかしガラス繊維にFi種々のグ
レードのものがあるので、一般にEガラス、Sガラスと
称される、軟化点約850℃以上のものが用いられる。
ガラスだけでは作業性、安定性がよくないので澱粉のよ
うなパインダが最小限用いられでいる。この状態の超電
導線(21)を巻枠(1)にコイル巻後、反応温度約S
OU℃で焼成してNb3Snを生成して超電導コイル(
2)とするか、このままではコイルの緊密度が低下して
、コイルとして動作させることは固唾である。即ちコイ
ルの導体間にすきまがあるとコイルに電流が流れたと・
きに、コイルの作る磁界で導体が動き、このときの機械
的な摩擦熱や電磁的な発熱により超電導状態が破られる
からである。これを防ぐには第4図に示すようKll脂
(3)等を含浸してすきまと事実上なくすことにより、
超電導安定性2得ることが行われる。
うなパインダが最小限用いられでいる。この状態の超電
導線(21)を巻枠(1)にコイル巻後、反応温度約S
OU℃で焼成してNb3Snを生成して超電導コイル(
2)とするか、このままではコイルの緊密度が低下して
、コイルとして動作させることは固唾である。即ちコイ
ルの導体間にすきまがあるとコイルに電流が流れたと・
きに、コイルの作る磁界で導体が動き、このときの機械
的な摩擦熱や電磁的な発熱により超電導状態が破られる
からである。これを防ぐには第4図に示すようKll脂
(3)等を含浸してすきまと事実上なくすことにより、
超電導安定性2得ることが行われる。
従来のワインド・アンド・リアクト方式の超電導コイル
は以上のように構成されているので、ガラス繊維(22
)に含まれている澱粉の成分が熱処理時に分解し、カー
ボンがコイル内に沈着したままとなり、コイル全体の絶
縁抵抗を低下し絶縁の信頼度を悪くする問題がある。ま
た実際上コイルの運転が可能であっても、もしコイルに
製造上短絡等の故障を生じた場合にはその検出が困峻に
なるなどの問題があった。更に、Nb3Snよりも高い
温度で金属間化合物を生成する必要性のある場合もあシ
、この場合はガラス繊維(22)では絶縁物として不多
分である。
は以上のように構成されているので、ガラス繊維(22
)に含まれている澱粉の成分が熱処理時に分解し、カー
ボンがコイル内に沈着したままとなり、コイル全体の絶
縁抵抗を低下し絶縁の信頼度を悪くする問題がある。ま
た実際上コイルの運転が可能であっても、もしコイルに
製造上短絡等の故障を生じた場合にはその検出が困峻に
なるなどの問題があった。更に、Nb3Snよりも高い
温度で金属間化合物を生成する必要性のある場合もあシ
、この場合はガラス繊維(22)では絶縁物として不多
分である。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、作条性と耐熱性の改善を図り、かつコイルの
絶縁の性能の向上を目的とする。
たもので、作条性と耐熱性の改善を図り、かつコイルの
絶縁の性能の向上を目的とする。
4の発明にかかる超電導コイルは、超電導線にアルミナ
繊維基材を巻回して絶縁したものである。
繊維基材を巻回して絶縁したものである。
この発明における超電導コイルはアルミナ繊維基材を超
電導線の上に巻回して絶縁のよい超電導コイルとする。
電導線の上に巻回して絶縁のよい超電導コイルとする。
以ド、この発明の一実施例を図について説明する。gf
J1図において、(1)は巻枠、(4)は超電導コイル
で、第2図はその巻線部の詳細で、(41)は超電導線
、(42)はベーパ状、ヤーン状、マツ)tlFに形成
されたアルミナ繊維基材による絶縁である。
J1図において、(1)は巻枠、(4)は超電導コイル
で、第2図はその巻線部の詳細で、(41)は超電導線
、(42)はベーパ状、ヤーン状、マツ)tlFに形成
されたアルミナ繊維基材による絶縁である。
アルミナ繊維基材(42)は、ガラス繊維(22)にな
い特長をもつ、即ちベーパにすることができ、ガラス繊
維のように従来ヤーン状にしか用いられなかったものが
、ヤーン状は勿論マット状も可能であり絶縁の作業性と
増す。このためのバインダの添加も少なくて済む特長が
ある。従ってコイルに巻回するための工具の簡略化、加
工時間の低減に有効であり、更にコイル巻回後の絶縁抵
抗の低下も防止でき、絶縁の信頼度も上昇する。このよ
うに巻回されたコイルは従来のように焼成し、化合物超
電導体生成、樹脂含浸されて、最終的に製品とする。
い特長をもつ、即ちベーパにすることができ、ガラス繊
維のように従来ヤーン状にしか用いられなかったものが
、ヤーン状は勿論マット状も可能であり絶縁の作業性と
増す。このためのバインダの添加も少なくて済む特長が
ある。従ってコイルに巻回するための工具の簡略化、加
工時間の低減に有効であり、更にコイル巻回後の絶縁抵
抗の低下も防止でき、絶縁の信頼度も上昇する。このよ
うに巻回されたコイルは従来のように焼成し、化合物超
電導体生成、樹脂含浸されて、最終的に製品とする。
また、上記実施例ではアルミナ繊維基材(42)による
絶縁を示したが第2図(b)のように従来のガラス繊維
(22)と組合せて使うことも可能である。この場合、
アルミナ繊維基材(22)をガラス繊維(22)の上に
施すことによりガラス繊維(22)をバインダなしのも
のとすることにより、ガラス繊維(22)を可成り多く
用いても、上記実施例と同等の効果と奏する。
絶縁を示したが第2図(b)のように従来のガラス繊維
(22)と組合せて使うことも可能である。この場合、
アルミナ繊維基材(22)をガラス繊維(22)の上に
施すことによりガラス繊維(22)をバインダなしのも
のとすることにより、ガラス繊維(22)を可成り多く
用いても、上記実施例と同等の効果と奏する。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、超電導線にアルミナ
繊維基材を巻回して絶縁するように構成したので、絶縁
の信頼度の高い超電導コイルが得られる効果がある。
繊維基材を巻回して絶縁するように構成したので、絶縁
の信頼度の高い超電導コイルが得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による超電導コイルを示す
断面側面図、第2図はaがこの発明の巻線部の詳細を示
し、bは能の実施例を示す詳細図、第3図は従来の超電
導コイルを示す断面側面図、第4図はその巻線部詳細図
である。 図において、(41)は超電4線、(42) Fiアル
ミナ繊維基材である。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代 理 人 大 岩 増 維第1図 第3図 第2図 (a)(b) 第4、図
断面側面図、第2図はaがこの発明の巻線部の詳細を示
し、bは能の実施例を示す詳細図、第3図は従来の超電
導コイルを示す断面側面図、第4図はその巻線部詳細図
である。 図において、(41)は超電4線、(42) Fiアル
ミナ繊維基材である。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代 理 人 大 岩 増 維第1図 第3図 第2図 (a)(b) 第4、図
Claims (3)
- (1)金属間化合物を熱処理により生成して超電導体と
する超電導線を用いた超電導コイルにおいて、上記超電
導線にアルミナ繊維基材を巻回して絶縁することを特徴
とする超電導コイル。 - (2)アルミナ繊維基材はベーパ状であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の超電導コイル。 - (3)アルミナ繊維基材はマット状であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の超電導コイルである。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60119123A JPS61276307A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 超電導コイル |
US06/868,554 US4694268A (en) | 1985-05-31 | 1986-05-30 | Superconducting solenoid having alumina fiber insulator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60119123A JPS61276307A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 超電導コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61276307A true JPS61276307A (ja) | 1986-12-06 |
Family
ID=14753505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60119123A Pending JPS61276307A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 超電導コイル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4694268A (ja) |
JP (1) | JPS61276307A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016220359A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 株式会社日立製作所 | 回転電機 |
CN114530327A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-05-24 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种Bi2212磁体绝缘结构及其制备方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0756763B2 (ja) * | 1988-04-01 | 1995-06-14 | 株式会社潤工社 | 超電導ケーブル |
US5140292A (en) * | 1991-02-19 | 1992-08-18 | Lucas Schaevitz Inc. | Electrical coil with overlying vitrified glass winding and method |
GB2277205B (en) | 1993-04-01 | 1996-04-10 | Gec Alsthom Ltd | Rotating electrical machines |
US5683059A (en) * | 1995-04-24 | 1997-11-04 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Bobbin for superconducting coils |
US6407339B1 (en) | 1998-09-04 | 2002-06-18 | Composite Technology Development, Inc. | Ceramic electrical insulation for electrical coils, transformers, and magnets |
ATE373310T1 (de) * | 2000-02-04 | 2007-09-15 | Iwate Tokyo Wire Works Ltd | Umhüllter supraleitender draht |
DE102010040272B4 (de) * | 2010-09-06 | 2018-04-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Hochtemperatur-Supraleiter (HTS)-Spule |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT262440B (de) * | 1965-10-16 | 1968-06-10 | Siemens Ag | Bandförmiger Supraleiter |
DE1665555C3 (de) * | 1966-02-18 | 1975-02-27 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Supraleiter mit einer Isolation an der Oberfläche |
US3432783A (en) * | 1967-08-24 | 1969-03-11 | Atomic Energy Commission | Superconductor ribbon |
US3440585A (en) * | 1968-02-21 | 1969-04-22 | Union Carbide Corp | Superconducting magnets |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP60119123A patent/JPS61276307A/ja active Pending
-
1986
- 1986-05-30 US US06/868,554 patent/US4694268A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016220359A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 株式会社日立製作所 | 回転電機 |
CN114530327A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-05-24 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种Bi2212磁体绝缘结构及其制备方法 |
CN114530327B (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-12 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种Bi2212磁体绝缘结构及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4694268A (en) | 1987-09-15 |
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