JPH0218911A - 静止誘導電器巻線 - Google Patents
静止誘導電器巻線Info
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- JPH0218911A JPH0218911A JP16781488A JP16781488A JPH0218911A JP H0218911 A JPH0218911 A JP H0218911A JP 16781488 A JP16781488 A JP 16781488A JP 16781488 A JP16781488 A JP 16781488A JP H0218911 A JPH0218911 A JP H0218911A
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- winding
- wire
- wires
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- Pending
Links
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- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 14
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 56
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims abstract description 24
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 24
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は静止誘導電器巻線に関する。
(従来の技術)
静止誘導電器巻線の導体として矩形断面をもった最も一
般的な導体である平角銅線が多用されている1巻線通過
電流の値が大きい場合、複数本の平角銅線を並列に使用
することになる。さらに巻線の電圧が高い場合は、異な
る巻回口で隣接する導体との絶縁上、並列に使用される
平角銅線の各々に厚い絶縁は施すことになる。並列使用
する平角銅線に各々厚い絶縁を施した場合、巻線におけ
る通電部の占積率が悪くなるため5通常値列使用する平
角銅線に薄い絶縁を施したものを2本から4本程度まと
めて厚いグループ絶縁を施した導体(以下、複合線と称
す)を使用することにより、占積率を向上させている。
般的な導体である平角銅線が多用されている1巻線通過
電流の値が大きい場合、複数本の平角銅線を並列に使用
することになる。さらに巻線の電圧が高い場合は、異な
る巻回口で隣接する導体との絶縁上、並列に使用される
平角銅線の各々に厚い絶縁は施すことになる。並列使用
する平角銅線に各々厚い絶縁を施した場合、巻線におけ
る通電部の占積率が悪くなるため5通常値列使用する平
角銅線に薄い絶縁を施したものを2本から4本程度まと
めて厚いグループ絶縁を施した導体(以下、複合線と称
す)を使用することにより、占積率を向上させている。
第8図は複合線の断面図を示す、軟鋼の平角銅線2に素
線絶縁3を施したもの2本をまとめてグループ絶縁4を
施しである。
線絶縁3を施したもの2本をまとめてグループ絶縁4を
施しである。
第9図は第8図の複合線を使用して巻装した、静止誘導
電器によく用いられる円板巻線の構造説明図である0円
筒状に巻かれた円板巻線5は円板状のセクション6から
構成される。この巻線を巻装する過程において、巻く前
は直線状になっていた複合線を円状に巻くため第10図
に示す如く、内径側の軟鋼の平角鋼線2には圧縮力が加
わり、外径側の軟鋼の平角鋼線2には引張り力が加わる
。
電器によく用いられる円板巻線の構造説明図である0円
筒状に巻かれた円板巻線5は円板状のセクション6から
構成される。この巻線を巻装する過程において、巻く前
は直線状になっていた複合線を円状に巻くため第10図
に示す如く、内径側の軟鋼の平角鋼線2には圧縮力が加
わり、外径側の軟鋼の平角鋼線2には引張り力が加わる
。
すなわち内径側の銅線は縮むことができないため、外径
側の銅線が伸びてなじむことにより円状に巻装すること
ができる。通常軟鋼の0.2%耐力は600゛〜130
0kg/ad程度であり比較的容易になじむ。
側の銅線が伸びてなじむことにより円状に巻装すること
ができる。通常軟鋼の0.2%耐力は600゛〜130
0kg/ad程度であり比較的容易になじむ。
静止誘導電器が接続される系統に短絡事故が生じた場合
、巻線半径方向に大きな電磁機械力が導体に加わるが、
この機械力に対する耐力を強化するため硬化させた銅線
を使用することがある。第11図は硬化させた平角銅線
1からなる複合線の断面図を示す、硬化させた銅線とし
ては通常0.2%耐力が1500から3200kg/c
21fのものが用いられるが、この場合、以下に説明す
る問題が生ずる。
、巻線半径方向に大きな電磁機械力が導体に加わるが、
この機械力に対する耐力を強化するため硬化させた銅線
を使用することがある。第11図は硬化させた平角銅線
1からなる複合線の断面図を示す、硬化させた銅線とし
ては通常0.2%耐力が1500から3200kg/c
21fのものが用いられるが、この場合、以下に説明す
る問題が生ずる。
(発明が解決しようとする課題)
複合線で巻線を巻装する過程において、銅線が軟鋼の場
合は前述の如く外径側の銅線が比較的容易に伸びてなじ
むが、硬化させた銅線の場合、伸びにくいため、内径側
と外径側銅線が巻線円周方向にずれたり、内径側銅線が
巻線軸方向に蛇行することがある。油入静止誘導電器の
場合、銅線は一般的にクラフト紙のテーピングにより絶
縁されており、複合線内の銅線間のずれにより絶縁が破
損することがある。また銅線が蛇行する場合は巻線形成
が困難になる。
合は前述の如く外径側の銅線が比較的容易に伸びてなじ
むが、硬化させた銅線の場合、伸びにくいため、内径側
と外径側銅線が巻線円周方向にずれたり、内径側銅線が
巻線軸方向に蛇行することがある。油入静止誘導電器の
場合、銅線は一般的にクラフト紙のテーピングにより絶
縁されており、複合線内の銅線間のずれにより絶縁が破
損することがある。また銅線が蛇行する場合は巻線形成
が困難になる。
以上のように軟鋼の平角銅線からなる複合線は比較的容
易に巻線を巻装できるが、硬化させた平角銅線からなる
複合線の場合、絶縁が破損したり、蛇行したりすること
により、巻装が不可能あるいは困難になることがある。
易に巻線を巻装できるが、硬化させた平角銅線からなる
複合線の場合、絶縁が破損したり、蛇行したりすること
により、巻装が不可能あるいは困難になることがある。
このような問題は複合線を構成する平角銅線の本数が増
えるほど顕著となる。従って硬化させた銅線を使う必要
がある場合は、複合線は使わずに厚い絶縁を施した平角
銅線を何本か並列に使用したり、複合線を構成する平角
銅線の本数を減らして並列に使用する複合線本数を増や
したりしていた。このため巻線の占積率が悪くなり、静
止誘導電器の小型化を妨げていたという問題点があった
。
えるほど顕著となる。従って硬化させた銅線を使う必要
がある場合は、複合線は使わずに厚い絶縁を施した平角
銅線を何本か並列に使用したり、複合線を構成する平角
銅線の本数を減らして並列に使用する複合線本数を増や
したりしていた。このため巻線の占積率が悪くなり、静
止誘導電器の小型化を妨げていたという問題点があった
。
本発明は、以上の欠点を除去して、静止誘導電器を小型
化できるよう、巻装が容易でかつ電磁機械力に対する巻
線耐力を強化できる静止誘導電器巻線を提供することを
目的とする。
化できるよう、巻装が容易でかつ電磁機械力に対する巻
線耐力を強化できる静止誘導電器巻線を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段および作用)本発明は以上
の目的を達成するために、軟鋼の平角銅線と硬化させた
平角銅線を組合わせて一つの複合線を構成することによ
り1巻線の巻装を容易にし、かつ巻線の電磁機械力に対
する耐力を高くすることを特徴とする。
の目的を達成するために、軟鋼の平角銅線と硬化させた
平角銅線を組合わせて一つの複合線を構成することによ
り1巻線の巻装を容易にし、かつ巻線の電磁機械力に対
する耐力を高くすることを特徴とする。
(実施例)
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明の一実施例を示す複合線の断面図であるが、
0.2%耐力が1500から3200kg/cdの硬化
させた平角銅線1と0.2%耐力が600から1300
にの硬銅の平角銅線2に各々素線絶l#3を施したもの
をまとめてグループ絶縁4が施しである。第2図は第1
図の複合線を使用した円板巻線の構造説明図を示すが、
硬化させた平角鋼線1が巻線内径側に配置されるように
巻装しである。こうすることにより1巻装の過程におい
て外径側の軟鋼の平角鋼線2が容易に伸びてなじみ、絶
縁の破損や銅線の蛇行がなくなる。また巻線半径方向の
電磁機械力に対してはセクション6全体で受けるため、
全平角銅線が軟鋼の場合と全平角銅線が硬化されたもの
の場合の平均的な巻線耐力となる。実際には外径側の軟
鋼の平角銅線2が巻装の過程で伸びることにより硬化し
、前述の平均的な耐力よりも若干上がる。
図は本発明の一実施例を示す複合線の断面図であるが、
0.2%耐力が1500から3200kg/cdの硬化
させた平角銅線1と0.2%耐力が600から1300
にの硬銅の平角銅線2に各々素線絶l#3を施したもの
をまとめてグループ絶縁4が施しである。第2図は第1
図の複合線を使用した円板巻線の構造説明図を示すが、
硬化させた平角鋼線1が巻線内径側に配置されるように
巻装しである。こうすることにより1巻装の過程におい
て外径側の軟鋼の平角鋼線2が容易に伸びてなじみ、絶
縁の破損や銅線の蛇行がなくなる。また巻線半径方向の
電磁機械力に対してはセクション6全体で受けるため、
全平角銅線が軟鋼の場合と全平角銅線が硬化されたもの
の場合の平均的な巻線耐力となる。実際には外径側の軟
鋼の平角銅線2が巻装の過程で伸びることにより硬化し
、前述の平均的な耐力よりも若干上がる。
次に第3図から第7図に本発明の他の実施例を示す、第
3図、第4図は3本の平角銅線から成る複合線で0.2
%耐力が1500から3200kg/a(の硬化させた
平角鋼A!lを第3図は2本、第4図は1本使用し残り
を0.2%耐力が600〜1300kg / fflの
硬銅の平角銅線2としている。第5図から第7図は4本
の平角銅線からなる複合線で硬化させた平角銅線1を第
5図は3本、第6図は2本、第7図は1本使用し残りを
軟鋼の平角銅線2としている。これらの複合線も巻線を
巻装する際、硬化させた平角銅線が内径側にくるように
すれば同様な効果が得られることは明白である。
3図、第4図は3本の平角銅線から成る複合線で0.2
%耐力が1500から3200kg/a(の硬化させた
平角鋼A!lを第3図は2本、第4図は1本使用し残り
を0.2%耐力が600〜1300kg / fflの
硬銅の平角銅線2としている。第5図から第7図は4本
の平角銅線からなる複合線で硬化させた平角銅線1を第
5図は3本、第6図は2本、第7図は1本使用し残りを
軟鋼の平角銅線2としている。これらの複合線も巻線を
巻装する際、硬化させた平角銅線が内径側にくるように
すれば同様な効果が得られることは明白である。
以上説明したように本発明によれば、巻線の巻装が容易
で、巻線の電磁機械力に対する耐力が高く、かつ巻線に
おける通電部の占積率を高くできる静止誘導電器巻線を
得ることができる。
で、巻線の電磁機械力に対する耐力が高く、かつ巻線に
おける通電部の占積率を高くできる静止誘導電器巻線を
得ることができる。
第1図は本発明による硬化させた平角銅線1本と軟鋼の
平角銅線1本とから成る複合線の断面図。 第2図は第1図の複合線を使用した円板巻線の構造説明
図、第3図、第4図は本発明の他の実施例を示す平角銅
線3本から成る複合線断面図、第5図から第7図は同じ
く本発明の他の実施例を示す平角鋼llA4本から成る
複合線の断面図、第8図は従来例を示す軟鋼の平角銅線
2本から成る複合線断面図、第9図は第8回復合線を使
用した円板巻線襦造説明図、第10図は巻装の過程にお
ける導体への力の加わり方を示す説明図、第11図は従
来の実施例を示す硬化させた平角銅線2本から成る複合
線断面図である。 ■・・・硬化させた平角銅線 2・・・軟鋼の平角
銅線3・・・素線絶縁 4・・・グルー
プ絶縁5・・・円板巻線 6・・・セク
ション第 図 第 図 第 図 第 図
平角銅線1本とから成る複合線の断面図。 第2図は第1図の複合線を使用した円板巻線の構造説明
図、第3図、第4図は本発明の他の実施例を示す平角銅
線3本から成る複合線断面図、第5図から第7図は同じ
く本発明の他の実施例を示す平角鋼llA4本から成る
複合線の断面図、第8図は従来例を示す軟鋼の平角銅線
2本から成る複合線断面図、第9図は第8回復合線を使
用した円板巻線襦造説明図、第10図は巻装の過程にお
ける導体への力の加わり方を示す説明図、第11図は従
来の実施例を示す硬化させた平角銅線2本から成る複合
線断面図である。 ■・・・硬化させた平角銅線 2・・・軟鋼の平角
銅線3・・・素線絶縁 4・・・グルー
プ絶縁5・・・円板巻線 6・・・セク
ション第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 絶縁被覆された平角銅線を複数本並べてその上に共通絶
縁を施してなる静止誘導電器巻線において各々の平角銅
線の0.2%耐力値が巻線を巻装する際に内周側になる
鋼線は1500から3200kg/cm^2、外周側に
なる鋼線は600から1300kg/cm^2となるよ
うに構成したことを特徴とする静止誘導電器巻線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16781488A JPH0218911A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 静止誘導電器巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16781488A JPH0218911A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 静止誘導電器巻線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0218911A true JPH0218911A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15856598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16781488A Pending JPH0218911A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 静止誘導電器巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0218911A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04137023U (ja) * | 1991-06-17 | 1992-12-21 | 株式会社トーキン | 巻コイル |
-
1988
- 1988-07-07 JP JP16781488A patent/JPH0218911A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04137023U (ja) * | 1991-06-17 | 1992-12-21 | 株式会社トーキン | 巻コイル |
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