JPS61214506A - 超電導コイル - Google Patents
超電導コイルInfo
- Publication number
- JPS61214506A JPS61214506A JP5453885A JP5453885A JPS61214506A JP S61214506 A JPS61214506 A JP S61214506A JP 5453885 A JP5453885 A JP 5453885A JP 5453885 A JP5453885 A JP 5453885A JP S61214506 A JPS61214506 A JP S61214506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fibers
- insulating layer
- mica tape
- heat treatment
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
- H01F6/06—Coils, e.g. winding, insulating, terminating or casing arrangements therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は超電導コイルの絶縁に係り、特に、化合物系超
電導導体を使用する超電導コイルに好適な絶縁に関する
・ 〔発明の背景〕 化合物系超電導導体を使用する超電導コイルでは、化合
物であるため応力に対して非常にもろく、巻回すること
により超電導特性が劣化する。
電導導体を使用する超電導コイルに好適な絶縁に関する
・ 〔発明の背景〕 化合物系超電導導体を使用する超電導コイルでは、化合
物であるため応力に対して非常にもろく、巻回すること
により超電導特性が劣化する。
このため、一般には化合物系超電導導体はコイルに巻回
後に化合物生成のための熱処理が施される。
後に化合物生成のための熱処理が施される。
例えば、化合物系超電導導体として一般によく用いられ
ているNb、Snは、熱処理温度が600〜800℃と
高温であり、その電気絶縁材はこの高温に耐えなければ
ならない。
ているNb、Snは、熱処理温度が600〜800℃と
高温であり、その電気絶縁材はこの高温に耐えなければ
ならない。
電気絶縁材は一般にガラス繊維が用いられるが、実際に
はこれら電気絶縁材は熱処理に伴い、集束材等の有機成
分の熱分解により、いわゆる、がさがさの状態となり、
超電導導体が電磁力により動き易くなるという欠点があ
る。
はこれら電気絶縁材は熱処理に伴い、集束材等の有機成
分の熱分解により、いわゆる、がさがさの状態となり、
超電導導体が電磁力により動き易くなるという欠点があ
る。
このことは、超電導特性の不安定なコイルしか得ること
ができないことになる。
ができないことになる。
化合物系超電導コイルの電気絶縁を述べたものには特開
昭57−164505号公報がある。
昭57−164505号公報がある。
本発明の目的は機械的、電気的に強固な電気絶縁を提供
することにある。
することにある。
600〜800℃の高温熱処理を行なった後で、電気絶
縁材の受ける温度履歴は運転温度であり、常温と冷媒温
度の繰返しとなり、常温以上にはなり得ない。
縁材の受ける温度履歴は運転温度であり、常温と冷媒温
度の繰返しとなり、常温以上にはなり得ない。
このことは熱処理後に有機絶縁物の追加施工を可能にし
ている。
ている。
耐熱体に富む絶縁材を選定して用い熱処理完了後に、8
絶縁材に機械的に損傷を与えぬ方法、即ち、合成樹脂を
絶縁材に真空含浸、硬化するものである。
絶縁材に機械的に損傷を与えぬ方法、即ち、合成樹脂を
絶縁材に真空含浸、硬化するものである。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は、超電導導体の絶縁を示す導体断面図を示す、
従来は超電導導体1の回りにガラス繊維2を巻付けた構
造でありこの方式では更に耐地絶縁をコイル巻枠あるい
は、コイル支持物に施す必要がある。600〜800℃
の熱処理温度に耐える耐地絶縁材として板状マイカ等が
考えられるが、大型の超電導コイル等で構造上超電導導
体自体に耐地絶縁を施す場合は作業性が悪く実用になら
ない。
従来は超電導導体1の回りにガラス繊維2を巻付けた構
造でありこの方式では更に耐地絶縁をコイル巻枠あるい
は、コイル支持物に施す必要がある。600〜800℃
の熱処理温度に耐える耐地絶縁材として板状マイカ等が
考えられるが、大型の超電導コイル等で構造上超電導導
体自体に耐地絶縁を施す場合は作業性が悪く実用になら
ない。
本発明の超電導導体の導体断面を第2図に示す。
超電導導体1の回りに耐熱特性に優れ、柔軟性に富み、
作業性にすぐれ安価に得られる耐火電線用マイカテープ
3を巻付け、更に、このマイカテープの締付け、保護と
して耐熱ガラス繊維41例えば1石炭ガラス繊維、また
は、珪酸ガラス繊維をまきつけたものである。
作業性にすぐれ安価に得られる耐火電線用マイカテープ
3を巻付け、更に、このマイカテープの締付け、保護と
して耐熱ガラス繊維41例えば1石炭ガラス繊維、また
は、珪酸ガラス繊維をまきつけたものである。
このように絶縁材を構成することにより化合物生成のた
めの熱処理温度に十分耐えることができる。しかし、絶
縁材同士は強固に接着されているわけではないので、機
械的には未だ不十分である。
めの熱処理温度に十分耐えることができる。しかし、絶
縁材同士は強固に接着されているわけではないので、機
械的には未だ不十分である。
そこで、熱処理完了後に更に合成樹脂、例えば。
エポキシレジン等を真空注入などにより含浸し、硬化す
ることにより、電気的2機械的に満足できる強度をもつ
絶縁層を得ることができる。
ることにより、電気的2機械的に満足できる強度をもつ
絶縁層を得ることができる。
合成樹脂硬化のための加熱温度は化合物生成熱処理温度
の115程度であり、また1合成樹脂注入、硬化時、化
合物系超電導導体に特に機械的外力は加わらないため超
電導特性の劣化も生じない。
の115程度であり、また1合成樹脂注入、硬化時、化
合物系超電導導体に特に機械的外力は加わらないため超
電導特性の劣化も生じない。
第3図に示すように、熱処理後複数個の化合物系超電導
導体1を一括して一般的なガラステープ5等を巻回した
後、前記樹脂含浸をすることもでき、この方法によれば
、複数導体を一体化することでコイルの剛性を高めボビ
ン等をもたない大型空心コイルに最適である。
導体1を一括して一般的なガラステープ5等を巻回した
後、前記樹脂含浸をすることもでき、この方法によれば
、複数導体を一体化することでコイルの剛性を高めボビ
ン等をもたない大型空心コイルに最適である。
本発明者らは、このようにして得られた絶縁層を常温−
冷媒温度の繰返し冷熱サイクルを与え、更に、10kg
/■2の荷重を104回加えた後でも十分な電気的1機
械的特性していることを確認した。
冷媒温度の繰返し冷熱サイクルを与え、更に、10kg
/■2の荷重を104回加えた後でも十分な電気的1機
械的特性していることを確認した。
本発明によれば、化合物系超電導導体の絶縁材にマイカ
テープを使用することができ、かつ、合成樹脂を含浸す
ることができるので電気的2機械的に良好な絶縁を経済
的に得ることができる。
テープを使用することができ、かつ、合成樹脂を含浸す
ることができるので電気的2機械的に良好な絶縁を経済
的に得ることができる。
第1図、第2図は本発明による絶縁を施した導体の横断
面図、第3図は従来の絶縁を施した導体の横断面図であ
る。 1・・・化合物系超電導導体、2・・・ガラス繊維、3
・・・耐火電線用マイカテープ、4・・・耐熱性ガラス
繊維、第1回 第2図 第3副
面図、第3図は従来の絶縁を施した導体の横断面図であ
る。 1・・・化合物系超電導導体、2・・・ガラス繊維、3
・・・耐火電線用マイカテープ、4・・・耐熱性ガラス
繊維、第1回 第2図 第3副
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、化合物系超電導導体に絶縁を施し、巻回してコイル
を形づくり、化合物生成のための熱処理を行なう超電導
コイルにおいて、 前記絶縁に耐火電線用マイカテープおよび石英ガラス繊
維または珪酸ガラス繊維を使用したことを特徴とする超
電導コイル。 2、前記熱処理の完了後合成樹脂を絶縁層に含浸したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超電導コイ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5453885A JPS61214506A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 超電導コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5453885A JPS61214506A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 超電導コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61214506A true JPS61214506A (ja) | 1986-09-24 |
Family
ID=12973441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5453885A Pending JPS61214506A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | 超電導コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61214506A (ja) |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP5453885A patent/JPS61214506A/ja active Pending
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