JPS59108208A - 弛度抑制型電線の製造方法 - Google Patents

弛度抑制型電線の製造方法

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JPS59108208A
JPS59108208A JP21737582A JP21737582A JPS59108208A JP S59108208 A JPS59108208 A JP S59108208A JP 21737582 A JP21737582 A JP 21737582A JP 21737582 A JP21737582 A JP 21737582A JP S59108208 A JPS59108208 A JP S59108208A
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JP
Japan
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wire
steel
core
aluminum
aluminum stranded
Prior art date
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Pending
Application number
JP21737582A
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English (en)
Inventor
照沼 征広
恭司 小林
塙 正夫
高畑 章
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は弛度抑制型電線を能率よくかつ高信頼性をもつ
−C製造する方法に関する。
従来の鋼心アルミ撚線は、鋼心どアルミ撚線どが一体に
撚り合わされ、両者の間で滑動することはない。この場
合の鋼心アルミ撚線の線膨張係数は、鋼とアルミとの合
成値を示し、およそ20×10−6程度の値となる。し
かし、もしも鋼心のみに張力分担せしめることができれ
ば、その線膨張係数は鋼の固有の埴11.5X10−”
とJ゛ることができ、通電により温度上昇が生じた場合
でも大巾に弛度の低下を抑止することができる。
このような知見に立って近年弛度抑制型電線が提案ぎれ
るようになった。第6図に示したものはその一例を示す
断面図であって、鋼心1の外周におりる最内層アルミ線
層を成型索線2,2によって構成し、鋼心1との間に間
隙3を形成しその上に断面円形の通常のアルミ素線4,
4を撚り合してなるものであって、この間隙3によって
鋼心とアルミ撚線層との間に滑動を生ぜしめ、鋼心にの
み架線張ツノと分jf!ゼしめようとするbのである。
しかし、このような構成よりなる場合、成型素線2を別
途製造する必要があり工程的に面倒となる上、架線作業
にJ3い−Cアルミ撚線層に滑動を起さけねばならず、
その工法が非常に複雑となる。
そしてまた間隙3が存在することでアルミ撚線層が回転
し、緊線作業中にその上に電工が乗ったりしたとき落下
する危険があるなど、とかく問題が多い。
このため出願人においては先にロール走行法による弛度
抑制化について提案した。(例えば特願昭52−127
021 )これは鋼心アルミ撚線10を通常の架線工法
で架線したのち、第3図に示Jように鋼心アルミ撚線1
0を挟圧づるロール21.21 (必要に応じそれと直
交するロール22.22)を右するロール走行装置20
を鋼心アルミ撚線10上に走行せしめアルミ撚線層に1
]−ル圧縮による塑性伸びを生ぜしめ、結果として鋼心
のみが張力分担するようにしたものである。
これによって前記従来の間隙型電線の右する問題点は一
気に解決できることとなったが架線後に行なうために高
所作業となり作業しづらいことは勿論のこと、危険性を
伴うことは否めず、このため作業管理においてややもす
ると欠落が生じやすく品質管理上問題がない訳でなかっ
た。
本発明はそのようなロール走行法をあらかじめ地上で行
ない、地上で弛度抑制化し、これを現地に搬入して延線
するようにした。弛度抑制型電線の製造方法を提供しよ
うとするものである。
以下に実施例をもって順次説明する。
鋼心アルミ撚線10の架線には必要な長さくこれは架線
する径間により定まる)の外側両端にクランプ11.1
1を圧着してJ5いて、第1図に示すように地上に設け
られた支柱3’0.30間に張り渡し、クランプ11.
11間の電線10上に第3図に示すようなロール走行装
置20を走行させ、ロールと鋼心との間に挾持されたア
ルミ撚線層に塑性変形を生せしめる。
この支柱30.30の間隔は際限もなく長くできないか
ら電線の架線長方が長い場合には、第2図に示すように
支柱30.30に滑車31.31を取付け、図のように
鋼心アルミ撚線101を往復ターンせしめつつ支持して
やればよい。
鋼心アルミ撚線10の両端末をクランプ11゜11して
おくのは上記ロール走行によって伸びたアルミ撚線層が
端末部から逃げ出さないようにするためである。滑車3
1に引掛かっている部分にロール走行させるときは鋼心
アルミ撚線10にカムアロング(図示してない)を取付
(プて仮支持し、滑車31からはずしてやればにい。
このように地上でロール走行せしめれば、その作業の容
易さならびに安全さは鉄塔上で行なう従来方法に比ぶべ
くもない。ロール圧下ωヤ架線張力の調整、サンプルに
より圧縮題の産出がきわめて容易であるから希望づる(
度抑制化加工を自由自在に行なうことができる。
このようにしてロール走行させて弛度抑制化を行なった
鋼心アルミ撚線10は端末に′クランプ11.11をし
たまま再度ドラムに巻き取られる。
このように弛度抑制化された鋼心アルミ撚線10を架線
しようと−づる場合にはドラム巻のまま現地に搬入され
る。
第4図は弛度抑制化された鋼心アルミ撚線10の端部を
ドラム40より引き出した状態を示している。
引き出された鋼心アルミ撚線10は両端にクランプ11
が圧着されたまま、これを延線し、弛度調整をする。弛
度調整に当っては前記第4図におけるクランプ11の内
側B点に鋼心とアルミ線とを一体に把持できる例えばP
Gクランプ”(図示してない)を一時的に噛まじて鋼心
とアルミ線を固定し、当該PGクランプとクランプ11
との間のA点においてカムアロングを取付(プ緊線して
、クランプ 11側の余分条長を切断除去し、引留クランプを圧着し
たのちPGクランプを除去すればよい。
この場合必要条長の両端末ならびにその内側においてク
ランプ圧着あるいはPGクランプ把持がなされるから、
製品から架線までの間−貫して鋼心とアルミ撚線とのず
れを皆勲にできるものであって、その信頼性はいやが上
にも高められるのである。
もつとも本発明に係る電線をプレハブ架線するときはそ
のまま地上で引留クランプが圧着されることはいうまで
もない。
つぎに本発明に係る電線の弛度抑制効果について第5図
もって説明する。
いま、アルミ撚線2がロール圧縮され電線の層心径がD
からDlに変化すると、ピッチの長さはPからP+ΔP
に伸びることとなる。このΔPがPに対づる歪εどなり
鋼心との間に間隙が形成される。
それを計算するとつぎの通りとなる。
△P  (P十△P) −P ε ;□=□□ P       P 1 1 この正分(間隙fnD−D1/2>があれば鋼心のみに
張力が加わってこの間隙量の正分だけ鋼心が伸びないと
、アルミには応力が加わらないことになる。
すなわち張力T以下で弛度抑制化Jる正分く間隙量)ε
は、 ε =□ E3 ・ A3 ここにF3は鋼心の弾性係数、A3は鋼心の断面積、T
は弛度抑制化される阜準張力である。
すなわち、王を求めれば、 T−ε・E3 ・A3 いま具体例により基準張力に対する必要間隙を求・めで
みる。
径間長3007n、電線410mmAC3R’(鋼心ア
ルミ撚線)、温度30°、張ノ) 2500 Kg、T
       2500 △P−−L=x228 E 3 、A3   21000x 67.35−〇、
403mm1 QT口両口】−でシ*x7. 5> ” =  233
,214基準張力2500 Kg以下で弛度抑制化する
間隙量は、 5−一シー82 + (2π (7、5−ト α ) 
)2=  233.214(2π (7,5+2 ) 
 ) 2=  233.2142− 22822π 一〇、304tnm すなわち、0.304mm以上の間隙を形成するようロ
ール圧下量を選びアルミ撚線を圧縮し、アルミ素線に塑
性変形を生じせしめればよいことがわかる。
第7図は従来の610mJAC8Rと本発明に係る上記
弛度抑制化した610mff1AC8Rとの温度と弛度
との関係を図示したものである。
本発明に係る電線の弛度抑制効果を端的にみることがで
きる。
以上群)ホした通り本発明によれば、弛度抑制化電線の
入手が容易τ・あり、しかもこれの架線に当っ−Cはき
わめて信頼性の確立された架設が可能となるなど斯界に
与える利益は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1および2図は本発明に係る弛度抑制化状況を示す説
明図、第3図はロール走行装置を示す説明図、第4図は
ドラムより本発明に係る電線の端末を引き出した状態を
示す説明図、第5図は弛度抑制化の解析のための説明図
、第6図は従来の弛度抑制型電線の断面図、第7図は温
度と弛度増加との関係を示す線図である。 1:鋼心、2.4=アルミ線、10:鋼心)アルミ撚線
、11:クランプ、20:ロール走行装置、第 3母 窮 4 m 第52         4゜ ’ffbEj 第 7  図 fO。 f線シL膚 (をン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 架線すべき鋼心アルミ撚線の架線に必要な条長の外側両
    端にクランプを圧着し、当該クランプ内の撚線に張力を
    与えておいて、当該撚線上にロールを走行せしめ、もっ
    て鋼心アルミ撚線のアルミ撚線層に塑性伸びを与え、そ
    の後これをドラム巻きする弛度抑制型電線の製造方法。
JP21737582A 1982-12-10 1982-12-10 弛度抑制型電線の製造方法 Pending JPS59108208A (ja)

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JP21737582A JPS59108208A (ja) 1982-12-10 1982-12-10 弛度抑制型電線の製造方法

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JPS59108208A true JPS59108208A (ja) 1984-06-22

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ID=16703181

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JP21737582A Pending JPS59108208A (ja) 1982-12-10 1982-12-10 弛度抑制型電線の製造方法

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