JPS59162704A - 弛度抑制化電線の布設方法 - Google Patents

弛度抑制化電線の布設方法

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JPS59162704A
JPS59162704A JP58037157A JP3715783A JPS59162704A JP S59162704 A JPS59162704 A JP S59162704A JP 58037157 A JP58037157 A JP 58037157A JP 3715783 A JP3715783 A JP 3715783A JP S59162704 A JPS59162704 A JP S59162704A
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JP
Japan
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wire
aluminum
steel
electric wire
wires
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弘之 星野
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、弛度抑制化電線を簡易効率にり布設する方法
に関する。
電力需要の増大に対処するためには、送電線路を増設す
ればよいが、地理的、経済的、環境条件的さまざまの制
約があって、なかなか思うにまかせない実情にある。そ
こで、既設線路を用いて通電容量、を増、加する方法が
選ばれるが、通電容量を増加すれば、当該電線の温度が
上昇し、線膨張によって弛度が大きく低下する。このよ
うな弛度低下を抑制するために線膨張係数の小さい鋼心
線にのみ架線張力を分担させる弛度抑制化電線が提案さ
れている。
第1図はその一例を示す断面図であって、鋼心1とアル
ミ撚線Fi2との間に間隙3が形成されている。このよ
うに構成された電線10を弛度抑制化するには電線10
を延線後、これを緊線する際にまず鋼心1のみをクラン
プし、アルミ撚線層2の端末を解放状態とし、鋼心1に
張力を加える。
すると間隙3があるためアルミ撚線層2が滑動し、応力
緩和が起り、アルミ撚線M2による架線張力の分担がな
くなって、鋼心1のみが張力分担をするようになる。こ
の状態で引留クランプを圧着し碍子連に連結してやれば
電線10は鋼心1のみの線膨張を示し弛度の低下を人r
1」に抑制することが可能となる。
しかし、上記の方法では応力緩和処理という面倒な工程
が不可避であり、また間隙3を形成せしめるように電線
を撚り合わせることが頻しい。そこで、出願人は先に電
線を架線するまでは通常の電線を用い、架線後に電線に
回転力、ロール圧縮力、引張力を与え弛度抑制化する方
法について提案した。これは鋼とアルミの複合材として
なる鋼心アルミ撚線に上記加工を施した場合、弾性限度
の高い鋼心は弾性域内で変形するが弾性限度の低いアル
ミ撚線層は塑性変形域での変形を起すことを利用し、ア
ルミ撚線層のみに塑性変形伸びを生じさせJ:うど゛り
るものである。通常撚り合せ状態からアルミ線のみが塑
性変形伸びを起すことで、アルミ線がルーズ化し、架線
張力の分担にあずからなくなり、鋼心のみが架線張力を
分担(るのである。
ごれらの弛度抑制化の具体例を第4および5図に示した
。第4図は回転による弛度抑蛸化の場合で、電Ij11
0を延線後、その一端を固定し、細端に回転装置50を
取付ける。モータ51による回転力をギア!j2.53
.54.継手55.56を介して電線10に与える。5
8は碍子連であり、57はそれへの連結具である。
第5図は[1−ル圧縮による場合(・、電線10をロー
ル60,61の間に挾み、ハンドル63で圧下刃を調整
し駆動源62によりロールを回転させ電線10上にロー
ル60.61を走行させる。[]−シル60,6の溝径
を電線10の外径より小さくしてお【プば、硬い鋼心は
変形けず軟いアルミ撚線層が変形し塑性姥形伸びを生ず
る。
既提案の弛度抑制化方法は上記の如きものであるが、こ
れら従来方法において共通している問題点は、いずれも
弛度抑制化作業を作業性がきわめて悪く安全上にも問題
の多い架設現地においC1しかも鉄塔上で行なわねばな
らないということである。
このため、架線作業がいずれも特殊作業となり、複雑化
し特別の工具や手段を使用せねばならないなど多くの難
点があり、その簡略化が強く求められていた。
本発明はかかる実情にかんがみでなされたものであり、
従来現地で行なっていた弛度抑制化工程を工場で行ない
、そのようにして既に弛度抑制化した電線を現地に搬入
し、通常汎用の架線工法を用いて架線を完了する弛度抑
制化電線の新規な布設方法を提供しようとするものであ
る。
以下に実施例に基い−C順次説明づる。
本発明においてもっとも特徴とするところは電線の弛度
抑制化を作業性のきわめて悪い架設現地で行なわず、工
場あるいは類似の作業容易な場所であらかじめ行なうと
いう点である。
この場合の弛度抑制化の方法は、例えばづでに出願人に
おいて提案した前記方法により鋼心は、弾性変形域にあ
るがアルミ線には塑性変形伸びを生ぜしめるような加工
がほどこされ、アルミ撚線層は通常の撚り合せ状態より
も塑性変形伸びを生じている状態で撚り合せ構成された
状態とする。
しかして、このような加工は、電線を鉄塔に架線状態と
せずとも工場あるいは空間地において仮に張架して回転
するなり、ロールを走行させるなり、引張ノ〕を与える
なりすればよい。しかし架線前にこのような弛度抑制化
を行なった場合に問題となるのは、弛度抑制化した電線
をドラム巻きして現地に搬入しあるいはこれを延線゛す
る間に、鋼心とアルミ撚線層とが滑りを起し、両者がず
れ動いてしまうおそれのあることである。
アルミ撚線層にのみ塑性変形伸びを生じさせることによ
り弛度抑制化が達成されるのは通常の撚り合せ状態の単
位長さにおいて鋼心はそのままの単位長さを保持しアル
ミ撚線が単位長さJ:り塑性変形伸び分だ(プ伸びた状
態にあれば、この状態の電線に張)jを加えたとき鋼線
がアルミ撚線の塑性変形伸び分の長さだり線膨張による
伸びを生ずるまでは、アルミ撚線には張力がかからない
という原理による。しかし、鋼心とアルミ撚線との間で
ずべってしまい・、アルミ撚線が単位・長さの鋼心から
塑性変形した長さ分だけはみ出してしまえば、塑性変形
をヒしめなかったと同じことになり、弛度抑制化が阻害
される。従つ【、本発明においては上記のアルミ撚線層
のずべりを阻止するために電線の端部を圧着クランプな
ど適当方法により固定することを必須の構成要件とする
第2図はその状態を示したものであって、電線10の端
部を圧着クランプ11により圧着し、ドラム20に巻き
取った様子を示す。第2図中Xは電線10の必要架線条
長の切断さるべき端部を示している。
上記のように工場であらかじめ弛度抑制化加工が行なわ
れ、端部が固定されてドラム巻された電線は通常の電線
ど同様に架設現地に搬入され、通常の延線方法により延
線される。この場合はなんら特別な延線車も金車も必要
ではなく通常の延線方法そのままで延線することができ
る。延線が終了したらつぎには緊線を行ない電線10の
端部に引留クランプ(図示していない)が圧着されるこ
とになるが、本発明においてはこのときに特有の]二人
を施す。延線された電線10を緊線覆るには第3図に示
すJζうに緊線ワイヤ41を有づるカムアロング40が
取付けられるが、通常のカムアロング40は単に電線外
周を把持りるだtノであるから前記したアルミ撚線と鋼
心どのずべりを¥’!I tt−することはできない。
従って本発明においては第3図に示すようにカムアロン
グ40の内側にアルミ撚線と鋼心とを一体把持可能にな
る仮クランプ(例えば11) Gクランプ)30を取付
1ノでおくのである。この状態で電線10を架線条長X
で切断してやれば、仮クランプ30の存在故に鋼心がず
れてしまう(具体的には長手方向に縮んでしまう)おそ
れはない。
従って切断端部Xに引留クランプを圧着してやれば電線
10は工場で製造された弛度抑制化状態を確保したまま
架設が完了するのである。
上記は通常の架線工法の場合について説明したものであ
るが、プレハブ架線工法の場合には延線にに−mつて引
留クランプ圧着の際に上記仮クランプににる固定を行な
えばよいことはいうまでもない。
さらにカムアロングの構造に工夫を施し、カムアロング
自体によってアルミ撚線と鋼心とを一体に把持固定可能
なもの(具体的には断面楕円形の電線把持穴を右せしめ
れば、楕円の短径側のみが電線の把持に寄与し、短径側
上下からしっかりとアルミ撚線と鋼心を固定的に把持す
ることが可能である)を使用すれば、前記仮クランプ3
0は省略することができる。
以上詳記した通り本発明は弛度抑制化電線の製造、搬入
、架線という一連の布設システムに係るものであって、
弛度抑制化は作業性のよい工場(あるいは同等の場所)
r″あらかじめ行ない、その弛度抑制化状態を保持した
まま現地に搬入づ゛るという技術思想に基く画期的なも
のであって、しかもこれの架線に際しては従来の架線工
法をそのまま適用できるものであり、しかもそれによっ
て弛度抑制化状態を完全に保持し架線を完了できるとい
う本発明固有の効果を発揮できたものであって、その斯
業界に及ぼ覆意義はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の弛度抑制化電線の断面図、第2図は本発
明に係る弛度抑制化電線をドラム巻した様子を示す説明
図、第3図は本発明に係るアーマ−ロッド取イ」(プ状
況を示す説明図、第4図は回転による弛度抑制化状況を
示す説明図、第5図はロール走行による弛度抑制化状況
を示す説明図である。 1:鋼心、2ニアルミ撚線、10:電線、11:圧着ク
ランプ、20ニドラム、30:仮クランプ、40:カム
アロング。 算 1 図 ′!#3 図 腎 4 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼心線の周上にアルミ撚線層を撚り合わせてなる電
    線にアルミ撚線層のみが塑性変形伸びを生ずるよう加工
    を加えて電線の端部のアルミ線と鋼線との間で滑りを生
    じないよう固定し、これをドラム巻して架線現地に搬入
    し、当該電線を延線あるいは緊線するに際してカムアロ
    ング打ちする場合に、当該カムアロング取付は位置の内
    側にアルミ線と鋼線とが滑りを生じないよう仮クランプ
    をほどこしてカムアロングを取付け、電線を所要長で切
    断して引留クランプを圧着し、前記仮クランプを取はず
    づ弛度抑制化電線の布設方法。 2 鋼心線の周上にアルミ撚線層を撚り合わせてなる電
    線にアルミ撚線層のみが塑性変形伸びを生ずるよう加工
    を加えて電線の端部のアルミ線と鋼線との間で滑りを生
    じないよう固定し、これをドラム巻して架線現地に搬入
    し、当該電線を延線あるいは緊線するに際してカムアロ
    ング打ちする場合に、アルミ線と鋼線とが滑りを生じな
    いようアルミ線と鋼線を同時に把持可能になるカムアロ
    ングを取付け、電線を所要長で切断して引留クランプを
    圧着する弛度抑制化電線の布設方法。
JP58037157A 1983-03-07 1983-03-07 弛度抑制化電線の布設方法 Granted JPS59162704A (ja)

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JP58037157A JPS59162704A (ja) 1983-03-07 1983-03-07 弛度抑制化電線の布設方法

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JPS59162704A true JPS59162704A (ja) 1984-09-13
JPS6358011B2 JPS6358011B2 (ja) 1988-11-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101428413A (zh) * 2008-10-21 2009-05-13 鲁英 一种紧线器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101428413A (zh) * 2008-10-21 2009-05-13 鲁英 一种紧线器

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