JPS59141112A - 電力、光複合ケ−ブルの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電ツバ光複合ケーブルの製造方法に関する。

従来、電ツバ光複合ケーブルを布設する場合法の様な問
題点があった。すなわち布設時−の張力で電力心線（電
力用絶縁線を言う。以下電力心線と呼ぶ）が初期伸びと
して最大０．４％程度伸びてしまう。しかるに光心線（
光ファイバーに被覆を施したもの、及び前述のものを数
本換金せたり束ねたりしたものを言う。以下光心線と呼
ぶ）は一般には許容伸びは０２係と言われておりそれ故
これ以上伸びると破断あるいは信頼性の低下を生ずる。

故に読違の如く布設時の張力で電力心線が初期伸びとし
て量大０．４％伸びると同一ピッチで撚合せである光心
線も同様に伸ばされ破断及び信頼性低Ｔは必定であった
。それ故、電力、光複合ケーブルの布設に際しては、布
設張力の低下を図るべく棟々の工夫がなされてきた。

例えばｌ布設長を従来の電カケープルのみの１布設長よ
り短くして布設張力を下げるとか、布設管路中にケーブ
ル送り装置を設けることにより布設張力の低下を図って
いた。

しかしながら、前者の場合はマンホール数増加、接続点
の増加によるコスト病は余儀なくされるし、後者の場合
も工事費のコストアップは避け１）ｉｌＡい状態にあっ
た。

一方、電力心線並に０４チ程度の伸びに対し、て破断も
せず、信頼性の低下も起り得ないような光心線を使用す
れば問題は解決できるが、現状ではこのレベルの光心線
の製造は技術的にもコスト的にも離しい。

本発明は以上に述べた問題点を解決すべくｋされたもの
で、光心線の破断あるいは信頼性低下を来たすことのな
い電力、光複合ケーブルの製造方法を提供することを目
的とする。

本発明の特徴は撚合せ時に生ぜしむる電力心線の弾性歪
を応用する点にある。すなわち集合機のケージにより繰
出される電力心線及び光心線において、電力心線に対し
てはパックデン７ヨンヲ７ＪＩ＋える。この場合のパッ
クテンションの量はあらかじめ布設張力が推定される場
合は、その布設張力の値以」二であれば良い。当然のこ
とながら余分々バックテンションは不要であるから推定
される布設張力よりわずかに大きい値であれば良いとい
うことは言うまでもない。他方光心線の方は通常通りで
よい。以上の状態にて両者を撚返しをかけつつ同時に撚
合せる。

る。

今、第１図の如く電力心線］をう心、）シト線２を５心
、同時に集合し、押えテープうを巻き、防食層４を施し
たことから成る電力、光複合ケーブルを本発明に基づい
て製造する場合、まず第２図のように電力心線ザブライ
ドラム５．６．７、光心線ザブライドラム８，９．１０
を集合機のケージにセットする。次に電力心線ザブライ
ドラム５．６．７については第う図１３に示ずサプライ
ブレーキ（ザブライブレーキはトルクモータ一式、バン
ドブレーキ式等どの方法でも良い）にて前述の如くあら
かじめ布設張力が推定されている場合はその推定値より
わずかに大きいパックテンションをかける。

一方光心線については実害のない程度のバックテンジョ
ンをかけておく。

なお、第５図のサプライブレーキ１うは各ケージ毎に設
けられておシ、各々独立にブレーキ調整ｉｉＪ能である
。因みに第１図の断面図を有するケーブルで自重が１．
５．　ＯＯＱ　／　Ｋｍで長さ５００　ｍのケーブルを
布設する場合の布設張力はおよそ２５０　Ｋ９（但し直
線的に布設する）程度となる。本実施例では電力心線数
は５心であるから電力心線１心あたりの布設張力は約９
０Ｋｓ＋８度となる。従来の場合は電力心線１心あたり
のパックテンションはおよそヰＯ〜５０に９であったが
本発明によれば約１００　Ｋｇのパックテンションを加
える。他方、光心線についてはＱ、　５　Ｋ９程度であ
る。以」二の如く各ドラム毎にパックテンションを調整
し、た後ザブライケージを第２図の矢印Ａの方向（逆で
も良い）に回転しイ、１３．合ロ金１１を通し、て撚合
せ、必要に応じてテープ巻を第２図１２のテーピングヘ
ッドを矢印のＢ方向（逆でも良い）に回転させつつ行な
う。以上に述べた方法にて集合された電ツバ光複合ケー
ブルは次の防食層被覆工程が完了する迄にはこの集合時
のパックテンションが弛緩して集合時に生じた弾性伸び
分は元に戻る。その場合同一ピッチにて集合されている
光心線は圧縮を受け、その結果電力心線の弾性伸び分に
相当する邦がたるみとしてケーブル内に収納される。

一般（（第１図の断面が示すように電力心線径に対して
光心線径ははるかに小さい。それ故、光心線のたるみを
許す空間が多・ハ。又集合時に光心線に加わるパックテ
ンションが０．５　Ｋｇ程度と極めて小さいことから上
記たるみはケーブル長手方向に対して均一にかつ容易に
生じ得る。

この様な状態の電力、光複合ケーブルを布設すればちょ
うど集合時の張力状態よりわずかに小さい張力状態が再
現されることになる。す々わち問題となる光心線の受け
る張力は電力芯線の弾性伸び分に相当する分が軽減され
、実績では伸びが０２憾以内となった。

す′なわち従来通シの方法を用いたならば電力心線の布
設時の伸びが最大０．１４％生ずるが、この場合光心線
も０１１％伸びることになシ信頼性の低下、最悪の場合
破断を生ずる。しかし本発明の製造方法を用いることに
よりこの伸びが半減され、光心線の信頼性は何ら損われ
ることがなかった。

以上説明した通り、本発明は電力心線と光心線を撚合せ
る方法において電力心線にパックテンションを加えるこ
とにより、電力心線を引き伸しつつ光心線と撚合せ、し
かる後にその張力を除去するようにしたので、ケーブル
の布設時の光心線の破断あるいは信頼性の低下を来たす
ことのない電Ｊバ光複合ケーブルを製造することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は電力、光複合ケーブルの一例を示す断面図、第
２図は本発明により電力心線と光心線を集合機にて撚合
せている状態を示す斜視図、第５図は本発明によりサプ
ライドラムを集合機のケージにセットした状態を示す斜
視図である。 １は電力心線、２は光心線、５．６．７は電力心線ザブ
ライドラム、ｇ、９．１’０は光心線サプライドラム、
１うはサプライブレーキ（パックテンション調整装筒）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　電力、光複合ケーブルの電力心線と光心線を撚合せ
   る方法において、電力心線にパックテンションを加えて
   電力心線を引き伸ばした状態で光心線と撚合せ、撚合せ
   後にその張力を除去することを特徴とする電ツバ光複合
   ケーブルの製造方法。 ２、電力心線に加えるパックテンションをケーブル布設
   時に電力心線に加わる張力以上とすることを特徴とする
   特許請求範囲第１項記載の電ソバ光複合ケーブルの製造
   方法。