JPS5955998A - シ−ルド掘進機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシールド掘進機に係り、特にカッターヘットの
背部に削土密閉室が隔壁によって仕切られて形成されて
いるいわゆる密閉機械式シールド掘進機に関するもので
ある。

従来の密閉機械式シールド掘進機は、切削とともに密閉
室内に削土を充満さき、まず第１次的な攪拌を行ない、
ついでその土砂をスクリューコンベア、ロータリーフイ
ータ゛′あるいはベルトコンベア等で密閉室内よシ抜き
出し、鋼車等に積み込んで、坑外に４１１出するように
している。

しかるにこのような従来の密閉機械式掘進機においては
、削土の流動性が不足し、削土の排出作業性が低（なシ
、ひ（・ては掘進作業性が低下うるおそれかあった。

本発明の目的は上記従来の問題点を解消し、ＪＪｉｌ進
作業性が著しく乱められるシールド掘進機を提供するこ
とにある。

本発明のシールド掘進機は、掘進機の先端部にカッター
ヘッドを備えたシールド掘進機において、該カッターヘ
ッドの背部に隔壁によって区切られて設けられた削土密
閉室と、該カッターヘッドに取υ伺けられた１次攪拌昼
と、前記削土密閉室内に配設されだ２？Ｘ攪拌具と、該
削土密閉函に接続された削±」１１出装置と、を備える
ようにしたものである。

以下図面に示す実施例を参照して本発明をさらに詳細に
説明する。

第１図は本発明の実施例に係るシールド掘進機１０の縦
断面図であって、第１図（Ａ）にはその先頭部分が、そ
して第１図（Ｂ）にはこの先頭部分に後続する部分が示
されている。まだ第２図ないし第６図は７ｃれぞれ第１
図■−■線ないし■−■線にｒ’ｃ）うトーｒ面図であ
る。

図において、１２　ａ、　　１２　ｂ−１２ｃ、　１２
　ｄｓ１２ｅがスキップ１／−トであって、スキンプレ
ート１２ａの先端部分には開放式のカッターヘット１４
が取υ付けられている。このカッターヘット１４はカッ
ター駆動モータ１６によって回転されるもので゛あって
、カッターヘッド１４のカッターボイル１５の内周側に
設けられたギアとモータ１６に取り付けられたギアとか
らなるギア機構１８によってモータ１６の回転がヘッド
１４に伝達される。

２０は隔壁であって、シールド掘進機１０の先頭部分に
削土密閉室２２を形成している。この削土密閉室２２内
には仕切り壁２４．２６が配設されており、削土密閉室
２２を３つの室に分けている。図中２５．２７はそれぞ
れ仕切９壁開［］である。この削土密閉室２２内には削
土を攪拌するだめの翼が設けられている。その１つは１
次攪拌翼２８であって前記カッターヘッド１４に取り伺
けられている。ｆ１！２の１つは２次攪拌翼３０であっ
て、２次攪拌ｙ・へ駆動モータ３２によって回転される
。

３４はビルトン式の土砂圧送ポンプであって、削土密閉
室２２内で攪拌され〆こ土砂をＪＪＦｍ管３６全通して
坑外に排出せしめる。３８は電動機、４０はオイルタン
ク、４２はメインポンプである。

削土密閉室２２は開口２５．２７を有する仕切シ壁２４
．２６により１次攪拌部、２次攪拌部およびポンプのホ
ッパ一部の３つの室に仕切られておシ、土砂圧送ポンプ
３４仁１この密閉室２２の隔壁２０に直接装着され、本
来のポンプのホッパーとなるべき部分をこの密閉室２２
の央部ｊを利用した構成となっている。

削土密閉室２２には水または流動化材を注入する注入管
４４が配設されておシ、注入口４６８．４６　ｂ、　４
６　ｃ、　　４６　ｄ・・・・・から水まだは流動化材
が密閉室２２内に注入される。

シールド掘進機１０は上述の諸機イ１ｑの他に、土砂圧
送ポンプユニット、カッター、攪拌およびジヤツキ関係
のポンプユニット機械類を本体内に内蔵設’（＃ａ　Ｌ
／だ槙構であるので、機長は長くなる。そのためシール
ド掘進機は１木ではな（複数の節によシ分割体となって
いる。そしてこれらの節部については各スキンプレート
１２　ａ、　１２　ｂ、　１２Ｃ・・・・　に中間シー
ルドジヤツキ４８を備えている。

なお第１図（Ｂ）において、５２はポンプユニット、５
４は電気機器類、５６は批准機前進用の油圧ジヤツキ、
５８は組立てられたセグメントである。

このように構成されたシールド掘進機１０は、切削につ
いては適当数のスポークを有した開放式カッターヘッド
１４で行ない、カックー後部に設けられた削土密閉室２
２内で削土を充満攪拌して、土砂圧送ポンプ３４にて坑
外に削土を排出する。

この一連の作業工程の中で地盤に応じ適宜削土に注水ま
たは流動化材の注入作業を行なう。

前述の如（攪拌設備としては１次と２次の２工程が行な
えるよう構成されているものであって、１次攪拌につい
てはカッターヘッド１４を回転さぜると同時に削土を攪
拌する。２次攪拌については１次攪拌とは別駆動で行な
われ、回転軸３１に多数の攪拌羽４に！３１　ａを装設
してなる２次攪拌翼３０が複数設けられておシ、これら
の２次攪拌翼３０は互いに回転が正逆ならびに回転速度
を笈えることが出来るように構成されているものである
。

このように攪拌機構に改良が加えられているので、削土
の流動性が増加し、削土の排出作業性が高（なシ掘進作
業性が高められる。

特に上記実施（、’ｌＪでは、削土の攪拌に際し水また
は流動化材を注入することが出来るので、削土をより一
層充分に攪拌し十分な流動性を有する流動体とすること
が出来る。そしてこの削土をピストン式土砂圧送ポンプ
３４によって削土密閉室２２内から直接に管内圧送して
排出させるととが出来る。この方式によυ、特に小口径
シールドの場合ｋＡ鋼車による坑内の危険防止と、階車
運搬時による掘進手持がな（なシ、連続ｇ；ｉ［！進が
ＤＪ能となる。

そのため作業性が著しく向上されるとともに、鋼車へ土
砂を積み込む時の削土による抗内汚れが防止されるとい
う効果が奏される。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）および第１図（Ｂ）は七ノ１ぞれ本発明の
実施◇１］に係るシールド掘進機の縦断面図、第２図、
第３図、第４図、第５図および第６図はそれぞれ第１図
ｎ−ｎ線、ＩＩＩ　−ＩＩＩ線、■−■線、■−ｖ線お
よびＶｌ　−Ｖｌ綜に沿う断面図である。 １０・シールド掘進機、１２ａ〜１２ｅ・・・スキンプ
レート、１４・・−カッターヘッド、２０・・・隔壁、
２２・・・削土密閉室、２４．２６・・仕切シ壁、２８
・・・１次攪拌沢、３０・・・２次攪拌’ｉｌｓ　３４
・・・土砂圧送ポンプ、３６・・排出管、４４・注入ｒ
＠７、ｓｏ・・土砂圧送ポンプユニット。 代理人　　鵜　沼　辰　之 （ほか２名ジ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）掘進機の先端部にカッターヘッドを備えたシール
   ド掘進機において、該カッターヘッドの背部に隔壁によ
   って区切られて設けられた削土密閉室と、該カッターヘ
   ッドに取り伺けられた１次攪拌翼と、前記削土密閉室内
   に配設された２次攪拌尻と、該削土密閉室に接続された
   削土排出装置と、を備えてなるシールド掘進機。
2. （２）前記１次攪拌翼と２次攪拌翼の間、および２次攪
   拌翼と隔壁との間にはそれぞれ仕切シ壁が設けられてい
   ることを特徴とする特許請〕・１りの範囲ｆ、　Ｉ　Ｊ
   （Ｘ記載のシールド掘進機。
3. （３）　　前記削土密閉室内への水または流動化伺注入
   用の注入管を配設したことを特徴とする特Ｗｆ請求の範
   囲第１項まだは第２項記載のシールド掘進機。
4. （４）前り己削土刊出装置は、削土排出管および土砂圧
   送ポンプを備えてなシ、かつこの土砂圧送ポンプを前記
   削土密閉室の直後に配置したことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項ない１〜第３項のいずれか１項に記載のシ
   ールド掘進機。