JP3150298B2 - トンネルの掘進方法およびシールド機 - Google Patents

トンネルの掘進方法およびシールド機

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JP3150298B2
JP3150298B2 JP10247297A JP10247297A JP3150298B2 JP 3150298 B2 JP3150298 B2 JP 3150298B2 JP 10247297 A JP10247297 A JP 10247297A JP 10247297 A JP10247297 A JP 10247297A JP 3150298 B2 JP3150298 B2 JP 3150298B2
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秀行 武内
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大豊建設株式会社
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの掘進方
法およびシールド機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来技術の一例としての限定圧気
シールドの概念図である。
【0003】この図5に示す限定圧気シールドのシール
ド機48は、シールド機本体49と、面板51およびカ
ッタヘッド52を有するカッタ部50と、チャンバ53
と、圧気装置(図示せず)と、コンプレッサ(図示せ
ず)に接続された気圧配管54と、中央スクリューコン
ベア55と、これに付設された気密排土機構(ロータリ
フィーダ)56と、排土用のベルトコンベア57と、下
部スクリューコンベア58と、シールドジャッキ59
と、テールシール60等を装備している。なお、図5
中、41は地山、42は堀削土砂、47はセグメントを
示す。また、図5中にハッチングを施した部分は圧気部
を示している。
【0004】そして、この限定圧気シールドはシールド
機48のチャンバ53のみを密閉し、ここに限定して圧
気を加える工法で、崩壊しやすい地盤においても、カッ
タ部50の面板51とチャンバ53内に溜まった掘削土
砂42によって切羽の崩壊を防ぐとともに、チャンバ5
3内の圧気によって地下水の流入を防ぎ、切羽前方の地
盤の緩みを防止する工法である。また、カッタヘッド5
2で掘削した堀削土砂42は、中央スクリューコンベア
55を経て気密排土機構56により、圧気部から大気圧
部へ排出する。
【0005】次に、図6は他の従来技術としての泥土圧
シールドを示すもので、固結粘性土層の地山を掘削する
ために適する泥土圧シールド機の縦断側面図である。
【0006】この図6に示す泥土圧シールド機61は、
シールド機本体62と、機械室63と、隔壁(バルクヘ
ッド)64と、フード部65と、カッタ部66と、この
カッタ部66の駆動装置72と、作泥土材注入手段を構
成している作泥土材注入管78および作泥土材注入口7
9と、排土装置であるスクリューコンベア80と、シー
ルドジャッキ84と、中折れジャッキ85と、テールシ
ール86と、エレクタ87等を装備している。なお、図
6中、41は地山、47はセグメントを示す。
【0007】前記カッタ部66は、隔壁64に支持され
た回転軸67と、これに取り付けられたカッタフレーム
68と、これに多数設けられたカッタビット69と、カ
ッタフレーム68の前面中央部に設けられたフィッシュ
テール70と、カッタフレーム68の後面に複数本取り
付けられた練り混ぜ翼71とを有している。
【0008】前記カッタ部66の駆動装置72は、隔壁
64に取り付けられたギヤボックス73と、これに支持
された回転駆動源74と、これに連結されたピニオン7
5と、前記回転軸67に取り付けられかつピニオン75
に噛み合わされたメインギヤ76とを有している。
【0009】前記作泥土材注入管78は、作泥土材供給
源(図示せず)に接続されかつ前記回転軸67の内部を
通って、前記フィッシュテール70まで延びている。前
記作泥土材注入口79は、前記フィッシュテール70の
部分に開口している。
【0010】前記スクリューコンベア80は、回転駆動
装置81と、排土口82と、排土口開閉手段83とを有
している。
【0011】前記シールドジャッキ84は、シールド機
本体62の後部で組み立てられたセグメント47に反力
を取って泥土圧シールド機61を推進させる。
【0012】前記中折れジャッキ85は、シールド機本
体62の前半部と後半部間に設けられていて、トンネル
の掘進方向を制御する。
【0013】前記テールシール86は、セグメント47
の外周に密接に当接し、シールド機本体62の外部から
内部への泥水等の浸入を防止する。
【0014】前記エレクタ87は、坑内を走行する資材
運搬設備からセグメントピースを受け取り、そのセグメ
ントピースを組み立て位置に差し出す。
【0015】そして、この泥土圧シールド機61では、
カッタ部66のカッタビット69で地山41を掘削し、
その掘削土砂42をチャンバ77内に取り込み、この取
り込んだ掘削土砂42に、作泥土材注入管78を経て作
泥土材注入口79からベントナイト、粘土や高分子付着
防止剤などの作泥土材を注入し、掘削土砂42と作泥土
材とをカッタ部66に付属の練り混ぜ翼71で攪拌混合
し、掘削土砂42を泥土化し、シールドジャッキ84の
推力により加圧し、その泥土圧を切羽全体に作用させて
切羽の安定を図りながらスクリューコンベア80により
排土する。
【0016】カッタ部66の周りの地山41を所定範囲
掘削しながら、シールド機本体62の後部で組み立てら
れたセグメント47に反力を取ってシールドジャッキ8
4により泥土圧シールド機61を堀進させる。
【0017】さらに、他の従来技術としての気泡シール
ドでは、泥土圧シールドの切羽またはチャンバ内に、加
泥材の代わりに特殊気泡剤により作られた気泡を注入す
る。
【0018】そして、この気泡シールドは注入された微
細なシェービングクリーム状の気泡と掘削土砂とを混合
し、掘削土砂に流動性と止水性を付与し、切羽の安定を
保持しつつ、掘進する工法である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術のうちの、限定圧気シールドは次のような問題があ
る。 (1)気密排土機構56に問題があり、礫層では気密排
土機構56に礫が噛み混み、排土口から掘削土砂42を
排出するときに、掘削土砂42が噴発する。 (2)テールシール60に問題があり、シールド機後部
に廻り込んだ高圧空気がテールシール60からシールド
機内に漏気する可能性がある。 (3)圧気工法に比べて圧気容積が少ないため、圧気管
理に精度が要求され、漏気による危険度が圧気工法に比
べて大きい。 (4)チャンバ53と中央スクリューコンベア55内を
圧気して地下水圧に対抗させるので、圧気圧が高く、地
上への噴発も起きやすい。 (5)多量の空気が必要となり、圧気設備が比較的大規
模となる。
【0020】また、従来技術の泥土圧シールドには、次
のような問題がある。すなわち、粘性の高い土質では十
分に練り混ぜ機構が働かず、掘削土砂42がチャンバ7
7内やスクリューコンベア80内で固結して排出でき
ず、掘進不能となる場合がある。
【0021】さらに、従来技術における気泡シールドに
は、次のような問題がある。 (1)加泥材の代わりの気泡剤が高価である。 (2)排土中の気泡が自然消泡しない場合は、特殊消泡
剤を散布する必要がある。 (3)気泡剤や消泡剤は、自然界に多くは存在しない各
種界面活性剤やセルロース系の高分子剤であり、産業廃
棄物として扱わなければならない場合が生ずる。 (4)起泡材作成設備、気泡注入設備、気泡制御設備、
および消泡設備は高価であり、設備費が嵩む。 (5)立坑には、起泡材作成設備が必要であり、広い立
坑用地を必要とする。 (6)後続設備にも、気泡注入設備、気泡制御設備、お
よび消泡設備が必要であり、後続設備が長くなるととも
に、初期掘進延長を長くする必要がある。
【0022】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、シールド機のチャンバや
排土装置内での掘削土砂の固結を少量の高圧空気を噴射
させるだけで有効に防止でき、掘進速度を上げ、掘進効
率の向上を図ることができ、しかも小型で簡素な設備で
実施し得るトンネルの掘進方法を提供することにある。
【0023】また、本発明の他の目的は、前記掘進方法
を的確に実施し得るシールド機を提供することにある。
【0024】さらに、本発明の他の目的は、作泥土材注
入手段を備えたシールド機であって、前記掘進方法をよ
り良く実施し得るシールド機を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明方法ではシールド機前部のチャンバ内に取り
込んだ掘削土砂42に高圧空気40を噴射し、掘削土砂
42とカッタ部16のほぼ中央部の後部または前部から
注入された加泥材または作泥土材とをシールド機のカッ
タ部16の背面に延設された後方に向って延びる肉厚状
の練り混ぜ部材または練り混ぜ翼71と高圧空気40と
により攪拌混合し、掘削土砂42に大小の空気塊45を
混在させた不透水性と塑性流動性とを持った空気混入土
46を作成し、チャンバ内の空気混入土46を一定圧力
に維持しつつシールド機を推進させながら、前記空気混
入土46を排出するようにしている。
【0026】また、前記目的を達成するため、本発明シ
ールド機ではシールド機前部に取り付けられかつ地山4
1を掘削するカッタ部と、シールド機前部に設けられか
つ掘削土砂42を取り込むチャンバと、機械室側からチ
ャンバ内の掘削土砂42に加泥材を注入する加泥材注入
手段または作泥土材を注入する作泥土材注入手段と、前
記チャンバ内を一定圧力に維持しつつ前記加泥材または
作泥土材を混合した泥土を排出する排土装置と、シール
ド機後部で組み立てられたセグメント47に反力を取っ
てシールド機を推進させるシールドジャッキとを装備し
たシールド機であって、前記シールド機の機械室からチ
ャンバにわたって、このチャンバ内に取り込んだ掘削土
砂42に高圧空気40を噴射し,カッタ部16の背面に
延設された後方に向って延びる肉厚状の練り混ぜ部材ま
たは練り混ぜ翼71にて攪拌混合させて大小の空気塊4
5を混在させた空気混入土46を作成するための高圧空
気噴射手段を設置している。
【0027】さらに、前記目的を達成するため、本発明
シールド機では作泥土材注入手段を備えたシールド機に
おいて、隔壁に、チャンバ24に向かって高圧空気40
を噴射する高圧空気噴射孔のほかに、シールド機のフー
ド部、カッタフレーム、フィッシュテールのうちの少な
くとも一つにも高圧空気噴射孔を設けている。
【0028】さらに、前記目的を達成するため、シール
ド機前部のチャンバ内に取り込んだ掘削土砂42に対
し、前記シールド機の隔壁、シールド機のフード部、カ
ッタフレーム、フィッシュテールに設けられた高圧空気
噴射孔から高圧空気40を噴射し、掘削土砂42とカッ
タ部16のほぼ中央部の前部から注入された加泥材また
は作泥土材とを、シールド機のカッタ部16の背面に延
設された後方に向って延びる練り混ぜ翼71と高圧空気
40とにより攪拌混合し、掘削土砂42に大小の空気塊
45を混在させた不透水性と塑性流動性とを持った空気
混入土46を作成し、チャンバ内の空気混入土46を一
定圧力に維持しつつシールド機を堀進させながら、前記
空気混入土46を排出するようにしている。
【0029】また、さらに、前記目的を達成するためシ
ールド機前部に取り付けられかつ地山41を掘削するカ
ッタ部と、シールド機前部に設けられかつ掘削土砂42
を取り込むチャンバと、機械室側からチャンバ内の掘削
土砂42にカッタのほぼ中央部の前部から加泥材を注入
する加泥材注入手段または作泥土材を注入する作泥土材
注入手段と、前記チャンバ内を一定圧力に維持しつつ前
記加泥材または作泥土材を混合した泥土を排出する排土
装置と、シールド機後部で組み立てられたセグメント4
7に反力を取ってシールド機を堀進させるシールドジャ
ッキとを装備したシールド機であって、前記シールド機
の機械室からチャンバにわたって、このチャンバ内に取
り込んだ掘削土砂42に対し、前記シールド機の隔壁、
シールド機のフード部、カッタフレーム、フィッシュテ
ールに設けられた高圧空気噴射孔から高圧空気40を噴
射し,カッタ部16の背面に延設された後方に向って延
びる練り混ぜ翼71にて攪拌混合させて大小の空気塊4
5を混在させた空気混入土46を作成するようにしてい
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0031】図1は泥土圧シールドにおける本発明の第
1実施例を示すもので、玉石層の地山の掘削に適する泥
土圧シールド機の縦断側面図、図2は図1のA部分の拡
大詳細図である。
【0032】その図1に示す泥土圧シールド機11は、
シールド機本体12と、機械室13と、隔壁14と、フ
ード部15と、カッタ部16と、カッタ部16の駆動装
置21と、チャンバ24と、加泥材注入手段と、排土装
置であるスクリューコンベア27と、シールドジャッキ
31と、中折れジャッキ32と、テールシール33と、
エレクタ34と、高圧空気噴射手段35等を装備してい
る。
【0033】前記カッタ部16は、隔壁14に支持され
た回転軸17と、これに取り付けられたカッタフレーム
18と、このカッタフレーム18に設けられた多数のカ
ッタビット19およびローラビット20とを有して構成
されている。また、カッタ部16の背面には後方に向っ
て延びる肉厚状の練り混ぜ部材が延設されている。
【0034】前記カッタ部16の駆動装置21は、回転
駆動源22と、これに連結されたピニオン(図示せず)
と、このピニオンに噛み合わされたメインギヤ23とを
備えて構成され、カッタ部16を回転駆動するようにな
っている。
【0035】前記加泥材注入手段は、加泥材作成設備
(図示せず)と、これに接続されかつカッタ部16の回
転軸17の内部を通してチャンバ24に加泥材注入口2
6を臨ませて設けられた加泥材注入管25とを備え、チ
ャンバ24内に取り込まれた掘削土砂42に、カッタ部
16のほぼ中央部の後部に設けられた加泥材注入口26
から加泥材を注入するようになっている。
【0036】前記スクリューコンベア27は、駆動装置
28と、排土ゲート29と、排土口30とを備え、チャ
ンバ24内を掘削土砂42で一定圧力に維持しつつ、そ
の掘削土砂42をシールド機内の後方に搬出し、排土口
30から排出するようになっている。
【0037】前記シールドジャッキ31は、シールド機
後部で組み立てられたセグメント47に反力を取って、
シールド機11を堀進させる。
【0038】前記中折れジャッキ32は、シールド機本
体12の前半部と後半部間に設けられていて、泥土圧シ
ールド機11の掘進方向を制御する。
【0039】前記テールシール33は、セグメント47
の外周に密接に当接し、シールド機本体12の外部から
内部への泥水等の浸入を防止する。
【0040】前記エレクタ34は、坑内を走行する資材
運搬設備からセグメントピースを受け取り、セグメント
ピースの組み立て位置に差し出す。
【0041】前記高圧空気噴射手段35は、シールド機
11の機械室13内に設置された小容量のコンプレッサ
36と、これに接続されかつ高圧空気噴射孔38をチャ
ンバ24に臨ませて配管された高圧空気管37と、この
高圧空気管37間に設けられたエアバルブ39とを備
え、チャンバ24内に取り込まれた掘削土砂42に高圧
空気噴射孔38を通じて高圧空気40を噴射するように
構成されている。
【0042】しかして、この泥土圧シールドでは、泥土
圧シールド機11におけるカッタ部16の駆動装置21
によりカッタ部16を回転させると同時に、シールドジ
ャッキ31をセグメント47に押し付け、カッタ部16
のカッタビット19やローラビット20により地山41
を切削,破砕し、その掘削土砂42をシールド機前部の
チャンバ24内に取り込む。
【0043】前記チャンバ24に取り込んだ掘削土砂4
2に、加泥材注入手段を構成している加泥材注入管25
および加泥材注入口26から粘性付与材、流動性付与
材、ベントナイト、粘土や高分子加泥材などの加泥材を
注入するとともに、高圧空気噴射手段35のコンプレッ
サ36で生成した高圧空気40を、高圧空気管37、エ
アバルブ39および高圧空気噴射孔38を通じてチャン
バ24内に噴射させる。高圧空気噴射量は、高圧空気管
37の途中に設けられたエアバルブ39により制御す
る。
【0044】ついで、前記チャンバ24内に取り込んだ
掘削土砂42と加泥材とを、高圧空気40、カッタフレ
ーム18やカッタビット19により攪拌混合し、掘削土
砂42を図2に示すように、泥土43とずり44とに大
小の空気塊45が混入した不透水性と塑性流動性とを有
する空気混入土46とし、この空気混入土46をチャン
バ24とスクリューコンベア27に充満させて切羽を抑
える。
【0045】そして、チャンバ24内の空気混入土46
を一定の圧力に維持しつつ、シールドジャッキ31によ
り泥土圧シールド機11を堀進させ、前記空気混入土4
6をスクリューコンベア27により排出し、ずり積み込
み機やポンプにより坑外に排出する。
【0046】以上の作業を繰り返して行い、トンネルを
掘進して行く。
【0047】次に、前記泥土圧シールドによる施工の実
施例について説明する。 (1)シールド外径2,130φ(mm)の小口径泥土
圧シールドである。土質条件は、1m程度の転石が存在
する砂礫層である。 (2)大礫対応の泥土圧シールドを使用した。 (3)高圧空気40の生成には、通称ベビーコンプレッ
サと呼ばれる小容量のコンプレッサ36を使用した。こ
のコンプレッサ36は小型であり、シールド機本体12
の機械室13内に設置した。使用したコンプレッサ36
の諸元は、次のようである。 空気圧力:噴射圧力は、最高圧9kgf/cm
ある。 チャンバ24内の圧力=0.7〜1.0kgf/cm
に対して十分な空気噴射効果を発揮できる圧力である。 空気量:チャンバ24の容積=約1.5m(1,
500リットル)に対して80リットル/minの吹き
出し能力がある。 シールドは、毎分3〜4cm掘進できた。掘進中は、コ
ンプレッサ36を稼働させ、80リットル/minで高
圧空気40を噴射させた。 高圧空気噴射量:チャンバ24の容量に対して、毎
分5%程度の少量である。(80/1,500=0.0
53) 地山掘削土量に対しては、50〜80%である。 2,130φ(mm)(断面積=3.56m) 80/107=0.75(0.03m/min×3.56m =0.107m/min) 80/142=0.56(0.04m/min×3.56m =0.142m/min) (4)当初、加泥材の注入を行っても掘削土砂42の固
結が激しく、掘進速度は毎分0.2〜0.5cmで、1
方当たり1.8〜2.7m(2〜3リング90cmセグ
メント)の日進量で、殆ど掘進能率が上がらなかった。 (5)当初と同じ量の加泥材を注入するとともに、高圧
空気40を噴射したところ、チャンバ24内およびスク
リューコンベア27内での掘削土砂42の固結が解消さ
れ、スクリューコンベア27の排土口30では大小の空
気塊45が良く混ざった空気混入土46を効率よく排出
することができた。このため、掘進速度は毎分3〜4c
mとなり、日進量は1方当たり5.4〜6.3m(6〜
7リング)掘進することができた。 (6)大小の空気塊45の混入した空気混入土46は、
スクリューコンベア27から排出されるときに、空気塊
45は殆ど消滅した。空気塊45が残っていても有害で
はない。 (7)実施例の効果 少量の高圧空気40を噴射するだけで、掘削土砂4
2に大小の空気塊45が混入した不透水性と塑性流動性
とを持った空気混入土46に速やかに変換することがで
きる。この空気混入土46により、切羽を抑え、かつチ
ャンバ24内での掘削土砂42の固結を防止し、チャン
バ24内への掘削土砂42の取り込みを良くし、かつス
クリューコンベア27からの排土抵抗を軽減できるの
で、掘進効率が良くなり、掘進速度(掘進能率)を上げ
ることができた。 設備は、簡素で小容量のコンプレ
ッサ36で済み、経済的である。 掘削土砂42を不
透水性と塑性流動性とを持った土質に変換するための材
料は空気であり、したがって材料費が不要である。
小型のコンプレレッサ36で足りるため、シールド機の
機械室13内にも十分設置できる。小口径泥土圧シール
ドにも適用できる。 高圧空気噴射量は少量であり、
しかも空気混入土46と一緒にスクリューコンベア27
から排出されるため、テールシール33から回り込むこ
とがない。 高圧空気噴射のために必要な設備は小容
量のコンプレッサ36のみで、そのための立坑用地が不
要である。
【0048】ついで、図3は泥土圧シールドにおける本
発明の第2実施例を示すもので、固結粘性土層の地山の
掘削に適する泥土圧シールド機の縦断側面図、図4は図
3のB部分の拡大詳細図である。
【0049】これら図3および図4において、従来技術
として図6に示した泥土圧シールド機61と同じ部材に
は同じ符号を付けて示し、これ以上の説明を省略し、本
発明方法を実施するために付設した部材のみを説明す
る。
【0050】前記図3および図4に示す泥土圧シールド
機61では、シールド機本体62内の機械室63側から
シールド機前部側に、第1,第2,第3高圧空気噴射手
段88,93,98が設置されている。
【0051】前記第1高圧空気噴射手段88は、機械室
63内に設置された小容量のコンプレッサ89と、この
コンプレッサ89と隔壁64間に配管された高圧空気管
90と、隔壁64に設けられた高圧空気噴射孔91と、
高圧空気管90の途中に設けられたエアバルブ92とを
備え、隔壁64からチャンバ77とカッタ部66に向か
って高圧空気40を噴射するようにしている。
【0052】前記第2高圧空気噴射手段93は、機械室
63内に設置された小容量のコンプレッサ94と、この
コンプレッサ94から隔壁64を貫通してフード部65
に延びる高圧空気管95と、フード部65の内側に設け
られた高圧空気噴射孔96と、高圧空気管95の途中に
設けられたエアバルブ97とを備え、フード部65から
チャンバ77とカッタフレーム68に向かって高圧空気
40を噴射するようにしている。
【0053】前記第3高圧空気噴射手段98は、機械室
63内に設置された小容量のコンプレッサ99と、この
コンプレッサ99からカッタフレーム68の内部まで延
びる高圧空気管100と、この高圧空気管100の出口
に連通し、カッタフレーム68の内部からフィッシュテ
ール70に貫通する高圧空気噴射通路101と、同カッ
タフレーム68の内部を通ってカッタフレーム68の外
周面の一部に貫通する高圧空気通路102と、この高圧
空気通路102からカッタフレーム68の外周寄りの位
置で切羽側とチャンバ77側とに分岐された高圧空気通
路103,104と、前記高圧空気通路101〜104
の開口である高圧空気噴射孔105〜108と、前記高
圧空気管100の途中に設けられたエアバルブ109と
を備え、高圧空気噴射孔105からはカッタ部66の中
心部から切羽に向かって、高圧空気噴射孔106からは
カッタ部66の外周面の一部から地山41に向かって、
また高圧空気噴射孔107からはカッタ部66の外周寄
りから切羽に向かって、さらに高圧空気噴射孔108か
らはカッタ部66の外周寄りからチャンバ77内にそれ
ぞれ高圧空気40を噴射するようにしている。
【0054】なお、前記コンプレッサ89,94,99
を後方設備台車上に一括して搭載するようにしてもよ
い。
【0055】この泥土圧シールド機61では、カッタ部
66のカッタビット69で地山41を掘削し、その掘削
土砂42をチャンバ77内に取り込む。このチャンバ7
7内に取り込んだ掘削土砂42にカッタ部の前部に先端
が設けられた作泥土材注入管78および作泥土材注入口
79を通じて、ベントナイト、粘土や高分子付着防止剤
などの作泥土材を注入するとともに、第1,第2,第3
高圧空気噴射手段88,93,98の小容量のコンプレ
ッサ89,94,99により生成された高圧空気40
を、当該高圧空気管91,95,100や高圧空気通路
101〜104を経て高圧空気噴射孔91,96,10
5〜108からチャンバ77、カッタ部66の前方切
羽、同カッタ部66の外周側の地山41に向かって噴射
させる。高圧空気噴射量は、第1,第2,第3高圧空気
噴射手段88,93,98のエアバルブ92,97,1
09により制御する。
【0056】前述のごとく、チャンバ77内に取り込ん
だ掘削土砂42に、作泥土材を注入するとともに、高圧
空気40を噴射し、カッタ部66に設けられた練り混ぜ
翼71と、噴射された高圧空気40とにより攪拌混合
し、掘削土砂42に大小の空気塊が混入した不透水性と
塑性流動性とを持った空気混入土46を速やかに作成
し、この空気混入土46をチャンバ77およびスクリュ
ーコンベア80内に充満させ、切羽を抑える。
【0057】そして、シールド機本体62の後方で組み
立てられたセグメント47に反力を取って、シールドジ
ャッキ84により泥土圧シールド機61を推進させる。
【0058】このとき、空気混入土46をスクリューコ
ンベア80により排出し、ずり積み込み設備やポンプに
より坑外に排出する。
【0059】なお、中折れジャッキ85やテールシール
86、エレクタ87の作用は前記図6に示す泥土圧シー
ルド機の場合と同様である。
【0060】以上の作業を繰り返して行い、トンネルを
掘進して行く。
【0061】この第2実施例においても、前記図1に示
す実施例と同様の効果を奏する。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法ではシ
ールド機前部のチャンバ内に取り込んだ掘削土砂42に
高圧空気40を噴射し、掘削土砂42とカッタ部16の
ほぼ中央部の後部または前部から注入された加泥材また
は作泥土材とをシールド機のカッタ部16の背面に延設
された後方に向って延びる肉厚状の練り混ぜ部材または
練り混ぜ翼71と高圧空気40とにより攪拌混合し、掘
削土砂42に大小の空気塊45を混在させた不透水性と
塑性流動性とを持った空気混入土46を作成し、チャン
バ内の空気混入土46を一定圧力に維持しつつシールド
機を推進させながら、前記空気混入土46を排出するよ
うにしているので、掘削土砂42をこれに大小の空気塊
が混入した不透水性と塑性流動性とを持った空気混入土
46に速やかに変換でき、切羽を確実に抑えることがで
き、しかもこの空気混入土46により、シールド機前部
のチャンバへの掘削土砂42の取り込みを良くし、かつ
排土装置からの排土抵抗を軽減できるので、掘進効率を
良くし、掘進速度の向上を図り得る効果がある。また、
本発明方法では高圧空気40を噴射するための設備は小
容量のコンプレッサで足りる。したがって高圧空気40
を噴射するための設備を坑内に持ち込むための立坑用地
を必要としないし、掘削土砂42に不透水性と塑性流動
性とを持たせるための材料は空気であるため、材料費が
不要である点で、経済的性に優れた効果がある。さら
に、本発明方法では掘削土砂42に不透水性と塑性流動
性とを持たせる材料は、前述のごとく高圧空気40であ
るため、空気混入土46をそのまま廃棄処分しても環境
汚染などの公害の発生を防止し得る効果がある。
【0063】また、本発明シールド機ではシールド機前
部に取り付けられかつ地山41を掘削するカッタ部と、
シールド機前部に設けられかつ掘削土砂42を取り込む
チャンバと、機械室側からチャンバ内の掘削土砂42に
加泥材を注入する加泥材注入手段または作泥土材を注入
する作泥土材注入手段と、前記チャンバ内を一定圧力に
維持しつつ前記加泥材または作泥土材を混合した泥土を
排出する排土装置と、シールド機後部で組み立てられた
セグメント47に反力を取ってシールド機を推進させる
シールドジャッキとを装備したシールド機において、前
記シールド機の機械室からチャンバにわたって、このチ
ャンバ内に取り込んだ掘削土砂42に高圧空気40を噴
射し,カッタ部16の背面に延設された後方に向って延
びる肉厚状の練り混ぜ部材または練り混ぜ翼71にて攪
拌混合させて大小の空気塊45を混在させた空気混入土
46を作成するための高圧空気噴射手段を設置している
ので、小型で簡素な設備で前記本発明方法を的確に実施
し得る効果がある。
【0064】さらに、本発明シールド機では作泥土材注
入手段を備えたシールド機において、隔壁に、チャンバ
24に向かって高圧空気40を噴射する高圧空気噴射孔
を設けるとともに、シールド機のフード部、カッタフレ
ーム、フィッシュテールのうちの少なくとも一つにも高
圧空気噴射孔を設けているので、前記本発明方法をより
良く実施し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための第1実施例を示す
もので、泥土圧シールド機の縦断側面図である。
【図2】図1のA部分の拡大詳細図である。
【図3】本発明方法を実施するための第2実施例を示す
もので、泥土圧シールド機の縦断側面図である。
【図4】図3のB部分の拡大詳細図である。
【図5】従来技術としての限定圧気シールドの概念図で
ある。
【図6】他の従来技術としての泥土圧シールド機を示す
縦断側面図である。
【符号の説明】
11 泥土圧シールド機 12 シールド機本体 13 機械室 14 隔壁 15 フード部 16 カッタ部 21 カッタ部の駆動装置 24 チャンバ 25 加泥材注入管 26 加泥材注入口 27 排土装置であるスクリューコンベア 31 シールドジャッキ 33 テールシール 35 高圧空気の噴射手段 36 小容量のコンプレッサ 37 高圧空気管 38 高圧空気噴射孔 39 エアバルブ 40 高圧空気 41 地山 42 掘削土砂 45 空気塊 46 空気混入土 61 泥土圧シールド機 62 シールド機本体 63 機械室 64 隔壁 65 フード部 66 カッタ部 68 カッタフレーム 69 カッタビット 70 フィッシュテール 71 練り混ぜ翼 72 カッタ部の駆動装置 77 チャンバ 78 作泥土材注入管 79 作泥土材注入口 80 排土装置であるスクリューコンベア 84 シールドジャッキ 86 テールシール 88 第1高圧空気噴射手段 89 小容量のコンプレッサ 90 高圧空気管 91 高圧空気噴射孔 92 エアバルブ 93 第2高圧空気噴射手段 94 小容量のコンプレッサ 95 高圧空気管 96 高圧空気噴射孔 97 エアバルブ 98 第3高圧空気噴射手段 99 小容量のコンプレッサ 100 高圧空気管 101〜104 高圧空気通路 105〜108 高圧空気噴射孔 109 エアバルブ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド機前部のチャンバ内に取り込ん
    だ掘削土砂(42)に高圧空気(40)を噴射し、 掘削土砂(42)とカッタ部(16)のほぼ中央部の後
    部または前部から注入された加泥材または作泥土材と
    を、シールド機のカッタ部(16)の背面に延設された
    後方に向って延びる肉厚状の練り混ぜ部材または練り混
    ぜ翼(71)と高圧空気(40)とにより攪拌混合し、
    掘削土砂(42)に大小の空気塊(45)を混在させた
    不透水性と塑性流動性とを持った空気混入土(46)を
    作成し、 チャンバ内の空気混入土(46)を一定圧力に維持しつ
    つシールド機を堀進させながら、前記空気混入土(4
    6)を排出する、 ことを特徴とするトンネルの掘進方法。
  2. 【請求項2】 シールド機前部に取り付けられかつ地山
    (41)を掘削するカッタ部と、シールド機前部に設け
    られかつ掘削土砂(42)を取り込むチャンバと、機械
    室側からチャンバ内の掘削土砂(42)に加泥材を注入
    する加泥材注入手段または作泥土材を注入する作泥土材
    注入手段と、前記チャンバ内を一定圧力に維持しつつ前
    記加泥材または作泥土材を混合した泥土を排出する排土
    装置と、シールド機後部で組み立てられたセグメント
    (47)に反力を取ってシールド機を堀進させるシール
    ドジャッキとを装備したシールド機であって、 前記シールド機の機械室からチャンバにわたって、この
    チャンバ内に取り込んだ掘削土砂(42)に高圧空気
    (40)を噴射し,カッタ部(16)の背面に延設され
    た後方に向って延びる肉厚状の練り混ぜ部材または練り
    混ぜ翼(71)にて攪拌混合させて大小の空気塊(4
    5)を混在させた空気混入土(46)を作成するための
    高圧空気噴射手段を設置した、 ことを特徴とするシールド機。
  3. 【請求項3】 前記作泥土材注入手段を備えたシールド
    機であって、前記シールド機の隔壁に、チャンバに向か
    って高圧空気(40)を噴射する高圧空気噴射孔を設け
    るとともに、シールド機のフード部、カッタフレーム、
    フィッシュテールのうちの少なくとも一つにも高圧空気
    噴射孔を設けたことを特徴とする請求項2記載のシール
    ド機。
  4. 【請求項4】 シールド機前部のチャンバ内に取り込
    んだ掘削土砂(42)に対し、前記シールド機の隔壁、
    シールド機のフード部、カッタフレーム、フィッシュテ
    ールに設けられた高圧空気噴射孔から高圧空気(40)
    を噴射し、 掘削土砂(42)とカッタ部(16)のほぼ中央部の前
    部から注入された加泥材または作泥土材とを、シールド
    機のカッタ部(16)の背面に延設された後方に向って
    延びる練り混ぜ翼(71)と高圧空気(40)とにより
    攪拌混合し、掘削土砂(42)に大小の空気塊(45)
    を混在させた不透水性と塑性流動性とを持った空気混入
    土(46)を作成し、 チャンバ内の空気混入土(46)を一定圧力に維持しつ
    つシールド機を堀進させながら、前記空気混入土(4
    6)を排出する、 ことを特徴とするトンネルの掘進方法。
  5. 【請求項5】 シールド機前部に取り付けられかつ地山
    (41)を掘削するカッタ部と、シールド機前部に設け
    られかつ掘削土砂(42)を取り込むチャンバと、機械
    室側からチャンバ内の掘削土砂(42)にカッタのほぼ
    中央部の前部から加泥材を注入する加泥材注入手段また
    は作泥土材を注入する作泥土材注入手段と、前記チャン
    バ内を一定圧力に維持しつつ前記加泥材または作泥土材
    を混合した泥土を排出する排土装置と、シールド機後部
    で組み立てられたセグメント(47)に反力を取ってシ
    ールド機を堀進させるシールドジャッキとを装備したシ
    ールド機であって、 前記シールド機の機械室からチャンバにわたって、この
    チャンバ内に取り込んだ掘削土砂(42)に対し、前記
    シールド機の隔壁、シールド機のフード部、カッタフレ
    ーム、フィッシュテールに設けられた高圧空気噴射孔か
    ら高圧空気(40)を噴射し,カッタ部(16)の背面
    に延設された後方に向って延びる練り混ぜ翼(71)に
    て攪拌混合させて大小の空気塊(45)を混在させた空
    気混入土(46)を作成することを特徴とするシールド
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101322125B1 (ko) * 2011-11-30 2013-10-28 호서대학교 산학협력단 터널 보어링 머신의 굴착 모사 시험 장치

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KR101322125B1 (ko) * 2011-11-30 2013-10-28 호서대학교 산학협력단 터널 보어링 머신의 굴착 모사 시험 장치

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