JPS5953812A - 複焦点ソフトコンタクトレンズ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はソフトコンタクトレンズに関し、さらに詳、Ｉ
’ｌｌ＋には、連記１°ｉｆ（と夕ｊ５距ｉ’；ｉＡに
対する修正のだめの！Ｆ￥定の領域をイ′ｆ１７、：ｉ
”ｉｆ距１′、′ｌ＃モードと近１’ｌ−１）ｉｌｌモ
ードとの間で調１（’、”された垂直方向のｌ１ｌｌき
を伴なって往行する多焦点ソフトコンタクトレンズに閏
する。

ハードタイプの多焦点コンタクトレンズはここ数年にわ
たって利用されているか、ソフトタイプの多焦点コンタ
クトレンズは開発仙究の段１４１￥にあった。多焦点コ
ンタクトレンズ、／ｌ支も一般的には複焦点コンタクト
レンズｒ」、年を＋１ｖると共に進み、目が通常の読岩
距＋）ａのような近いｈ゛＋」ｐｒｌｒに対して焦点合
、わぜする能力を失なう状ｙ、ＩｊＪをいう老１１災’
ｔｃ　ｔＩＨ％正するように構成される。老眼焙１１：
の〆ζめのコンタクトレンズは、Ｉｉ’＃に、同心形と
、非同心形又は分割形の２種句に分けられる。

同心形のコンタクトレンズは、主ｚ）、！′な材料とは
異なる屈折率を有する材料が、一般に同心り／グの形態
でレンズのｆｆｌ　ＩＩＪｌ学的中心を取囲んでいる点
をＩ侍倣とする。あるいしよ、レンズの一部を焦点距ｌ
ｉ：ＩＥが知くなるように研摩して、レンズの幾何学的
中心に対してほぼ同心的なパターンを形成しても良い。

同心形のコンタクトレンズ１ｒｉ、常に角膜に対してセ
ンタリングされた状態に保たれるようになっている。遠
距離に対しては、直径が約１〜４關のレンズの中心部を
使用する。近い距離にあるものは、レンズの周囲の同心
部分を介して見る。

このような複焦点コンタクトレンズでは実際に知覚され
る像の一部は常にピントはずれとなるので、使用者は、
像のピントはずれの部分をピントの合った部分から心理
的に除外して考えることができるのが普通である。同心
形又は分割形のコンタクトレンズは、一般に、屈折率が
異なるが又は焦点用脚１ｔが短くなるように研摩された
近距離要素（一般にレンズの複焦点セグメントと呼ばれ
る）が、幾何学的中心からはずれだ、レンズの遠距離用
部分を含むレンズの下部に配置されることを特徴とする
。分割形コンタクトレンズの多くは、遠距離モードと近
距離モードとの間で移行するときに、目の瞳孔に対して
直進、すなわち垂直方向に移動する。このようなレンズ
は、遠距離と近距離の双方についてピントの合った１、
りを提供するＮ＋４率が高いという利点はあるが、変ず
）γを＋Ｊ’Ｊ整し月、つ使用中は変位状態と向きを維
持できるようにレンズを構成しなければならないので不
利である。

目の上で所定の向きをとらなければならない分割形複焦
点コンタクトレンズや、乱視を矯正するだめの円環体レ
ンズ等の他のコンタクトレンズは、正しい向きを確保す
るために一般に２つの基本的な技術を利用している。第
１に、レンズは、レンズの下部の質Ｂｔを多くし且つレ
ンズの向きを定める重み付は効果を得るために底面の下
がったプリズムを含むことができる。また、まぶたの力
とぶ膜の形状との川合せにより、レンズが角膜の上で回
転するのを有効に阻止できるように、レンズの下縁部及
び／又は上縁部に沿って水平方向の切断部又は面取り部
を形成しても良い。

本発明の目的は、改良された構成の分割形多焦点ソフト
コンタクトレンズを提供することである。

本発明の別の目的は、目の瞳孔に連記Ｐｉｌ＃モードと
近距離モードでは異なる光学的部分が当たるように、使
用者により制、御された垂直の方向に容易に変位される
多焦点ソフトコンタクトレンズを提供することである。

本発明のさらに別の目的は、通常の使い方をしている間
は向きと変位状態を保つような多焦点コンタクトレンズ
を提供することである。本発明のさらに別の目的は、近
距離モードと遠距離モードの双方において目の瞳孔に、
レンズの単一の光学的部分の面積の少々くとも６５チが
当たるような複焦点ソフトコンタクトレンズを提供する
ことである。

本発明の多焦点コンタクトレンズは、従来のソフトコン
タクトレンズと同じ組成を有し、目の角膜に適合するほ
ぼ球面状の凹形の内表面と、はぼ凸形の外表面と、焦点
距離の異なる少なくとも２つの光学的ゾーンとを含むレ
ンズ本体を具備する。

レンズの上半分は等しい角度で縁部を切取られて、約２
〜８１１ＪＲの幅のレンズ頂点を形成し、切断部はレン
ズの水平方向軸の付近まで延在している。遠距離用の光
学的ゾーンの少なくとも主要な部分はレンズの上半分に
含まれ、レンズの下半分は近距雌用の焦点距ｆ’：ｔ４
の短い光学１１ノゾーンを含む。

レンズの上部が［；：ＩＪ　Ｉｌｌ／られているために
レンズの重心は低く、レンズはｊ１シい垂１αの向きに
安定する。さらに、レンズプリズム又は垂直の向きを確
保するためにレンＸの下縁部のυ１くに配置きれる重り
の形をとる安定手段を設けても良い。プリズムレンズの
場合、レンズの下縁Ｉ″１１〜は面取りされるか又は他
の方法によって輪郭形状を定められており、ｆスの角度
を調整し、使用中のレンズの移動を助ける表面を提供す
るようになっている。

本発明のコンタクトレンズを二ｔ：　、連記ｌ１ｉ（ｔ
モードと近距離モードとの間で移行する際に、垂直方向
に４朋以上ＮｉＪ＋　＜ことができるという点を特に１
．としている。この工うに変位能力が高いのを、１、主
に、レンズの上半分の縁が等角度で切取られ、通常はソ
フトコンタクトレンズの角１１つ’ｌの一ヒにおける向
きを維持するように作用する力が低減されるためである
。さらに、レンズの切貼部は、レンズの垂直方向の動き
を助けると同時に、角膜上の中心位ＩＩ室から変位され
るときにソフトコンタクトレンズが回転しようとする通
常の動きに抵抗するように、上まぶたの動きに対応する
。

レンズが垂直方向に変位する能力は、レンズの周囲を特
別に処理することによりさらに高められる。すなわち、
切断部の間にあるレンズの頂点部分は、垂直の変位の間
に頂点部分が結膜に接触する角波を小さくするために、
レンズの下半分より大きな曲率半径を有する接眼光面上
に縁部を有する。

別の実施例においては、レンズの上部は、遠距離用ゾー
ンの上方の切断部の領域に、表面の溝のような肉薄の水
平方向の領域を有する。この変形実施例は、垂直方向の
変位の間にレンズの頂点の部分を曲げることができ、そ
れにより、このような変位に対する抵抗をさらに小さく
することができるヒンジのような手段を提供するという
効果を有する。

本発明の独特の等角度で縁部が切取られているコンタク
トレンズは複焦点又はそれより多い数の焦点を含み、光
学的ゾーンは様々に配置して良い。

ただし、遠距離用ゾーンの主要な部分がレンズの上部に
あり、近距離用ゾーンの主要な部分がレンズの下部にあ
るようにしなければならない。

以下、添付の図面を参照して本発明をさらに詳沼１１に
説明する。第１ヌ［は、本発明に従つ−１１及び１２の
箇所で縁部を切取られた複焦点コンタクトレンズ１０を
示す。レンズＶよ、使用中に通常とられると考えられる
基準の垂直位置で示されている。水平方向軸り及び垂直
方向軸Ｖはレンズの幾何学的中心を通る。

図示されている実施例においては、理解を容易にするた
めに個々の光学的ゾーンは明瞭に区別された領域として
表わされているが、実際には各々の光学的ゾーンが互い
に混ざり合い、境界線は殆ど、あるいは全くない。

第１図において、レンズの遠距離用光学的ゾーンはＤ１
近距離用光学的ゾーンはＮでそれぞれ示される。レンズ
の凹面状の内表面の光学的中心は、レンズの幾何学的中
心と一致するのが普通である。

遠距離用ゾーンＤの光学的中心はレンズの上部に位置し
、垂直方向軸上の、レンズの幾何学的中心から約０５〜
２罷上方の位置にあるのが好ましい。

近距離用ゾーンＮの光学的中心は遠距離用ゾーンＤの光
学的中心と一致するか又はそれより下方に位置し、同様
にレンズの垂直方向軸の上にあるのが好ましい。倍率の
高いレンズの場合、レンズの下部を薄くするだめに、近
距離用ゾーンＮの光学的中心はレンズの幾何学的中心と
一致するか又はそれより下方の位置にあるのが好ましい
。

遠距離用ゾーンＤは、その下縁部が、幾何学的中心にあ
るか又は幾何学的中心の下方約４閣までの位置にあるレ
ンズの複焦点高さに位置するように配置される。このよ
うに、遠距離用ゾーンＤは、このゾーンの全体又は少な
くとも主要な部分が水平方向軸の上方にあるレンズの上
部に含まれるような位置′に設けられる。近距離用ゾー
ンＮの大部分は水平方向軸の下方にあるレンズの下部に
配置されるが、製造の便宜を考えて、遠距離用ゾーンＤ
を取囲むレンズの上部まで延在させても良い。

第１図のレンズの垂直方向軸に沿って測定した直径は１
２．０〜１６．０　ｍｍであるのが好１しく、１４．０
〜１５０間であるのが！ｒケに好ましい。遠距離用ゾー
ン１〕の直径は２〜１０即とすれば良く、４〜８關であ
るのが最も好せしい。ｔｌ）１図の点ａから点すまで測
定したレンズの頂点の１Ｍは約２〜８朋であるのが好捷
しく、３〜５間であるのが最も好ましく。１１及び１２
０箇所のレンズの切断部は、点ａ及びｂから、それぞれ
レンズの水平方向軸上又はその近傍に位置する点Ｃ及び
ｄｉでレンズの上方のほぼ２つの四分円にわたって延在
している。１１及び１２の切断部は弦であり、レンズの
周囲を限定する円と鋭く交差しているのが好ましいが、
この切断部は希望に応じてわずかに凹凸を有していても
良い。切断部が成す角度αは、約４５〜１２０度である
のが好ましく、約６５〜８０鹿であるのが最も好ましい
。

第１図に示される特定のレンズにおいては、遠距離用ゾ
ーンＤの直径は７關であり、垂直方向軸上の光学的中心
はレンズの幾何学的中心から２１ＲＮ上方の位１１省に
ある。レンズの複焦点高さを限定する連記自１１用ゾー
ンＤの下＃’８　訃ｆＪ１、従ツーＣ，４！’＞　（ｕ
Ｊ　学的中心から１．５ｍ＊下方にある。近ヒレｐ、ｉ
ｐ用ゾーンＮの光学的中心は連記＋ｒｒｔａ　ｒｎゾー
ン１）のう“（５学的中心と一致する。レンズの頂点の
幅は４關、レンズの直径は１５ｍｍ、切断部の成す角度
の、約７３灰である。

レンズの−に部の切断部はほぼ回じ角ＩＪ′（で形成さ
れているだめ、レンズの％（ｊ心はに＠　ｉｉ方向軸上
の、レンズの幾何学的中心からややＭｉｌｅ間した位１
１イにあり、従って、ｌｌｌ１用中、レンズは第１図に
示されるような正しい耳ｒ直の向きになろうとすること
は容易にわかるであろう。しかしながら、第２図の横断
面図に最も良く示されるように、第１図のレンズは底面
の下がったプリズムにも含んでいるので、重心はさらに
下がり、レンズが角ル・毛の上で回転しないようにレン
ズを安定させている。レンズの下縁部ｔ」１、下縁部の
角度と厚さを調１ｒイし且つレンズを使い心地を良ぐす
ると共に、レンズの性能を改善する面取りされた領域又
は他の形状の領域１６　　　　”を含む。

爪１図のレンズの凹面状の内表面しｊｌ、角膜の湾曲に
従うようにほぼ球面であり、第２図及び第３図に最も良
く示されるように、ス訂般の湾曲ににぼ適合する周囲接
眼表面１４を含む。不明ＩＴＩＩＩ書で使用される１は
ぼ球面である」という用ｔｍは、角ｊ漠に関して考えら
れる自然的な湾曲を全て包むものであり、人間の角膜に
見られる程鼓の非球面状の湾曲及び円ｊｌ’４面状の湾
曲を含む。レンズのＪｈ点の上方の表面１４の半径は学
説の湾曲に比べてわずかに平和であり、その幅は、レン
ズの下部にある対応する接眼表面１４の幅より広い。よ
り特定していえは、表面ｉ　４’の幅は約０５〜ｌ、　
２ｍｍであるのが好ましく、レンズの残りの部分にある
対応する接眼表面１４０幅は約０３〜Ｑ、　７　Ｍｍで
あるのが好ましい。

第１図のレンズの使用中の性能及び物理学的な特徴］幾
能について、使用中のレンズの角膜」二における位置を
示す第４図及び第５図を参照して説明する。第４図は、
遠距離モードにおけるレンズの位ｆ１イを示し、第５１
Ｙ１は読書モード、すなわち近距離モードにおけるレン
ズの位ＩＶ７を示す。

人間の目を解剖学的に説明する。杆与４図及び第５図に
示される目の水晶体２　ｔ−１、通常Ｉｊ２、；Ｊｉ　
＜にあるものを見るか又は遠くにあるものをＪｉｌ、る
かに応じて必！沙な様々な焦点ｈ′Ｉｊトζ１１にｎＴ
　ｗｉされる。水晶体２の上方にある１１１［彩６の収
縮する開口は瞳孔４を限定し、水晶体を介して入射する
光の川を調節する。角膜５は、目の光透過部分のほぼ理
面状の外側斉明凸面を形成する。角膜は目の白い部分で
ある常勝６と隣接シフ、角膜と９膜との間のｊ竜界部は
辺縁７を構成する。目の外（ｉｊｌｉにし［上寸ぶた８
と下まぶた９とがある。

才ず第４１．イ１に則して説明する。コンタクトレンズ
１０は、遠距離モードにおいては、従来のりｔ焦点コン
タクトレンズの場合と同様に角膜５の上に中心を合わせ
てのせられる。連記１ζ［Ｌ用ゾーン■〕の光学的中心
はレンズの幾何学的中心の上方に位ｆｉ’ｔしているの
で、瞳孔４は、７膜６図にさらに明瞭に示されるように
、連記ｔｉｔｌｅ用ゾーンＤに対して垂直方向下方の位
１トイ、にセンタリングされる。しかしながら、遠距離
用ゾーンＤと瞳孔４との間の相対的々面イ♂Ｈ′）ｊ係
に、１１１１：鋭な焦点知覚に必被な齢化の面稍の少な
くとも６５チが遠距離用ゾーンＤと重なるように定めら
れている。

第４図の速比１随モードから第５図の近距離モードに移
るときには、水晶体は目の垂直方向上方へ少なくとも２
ｒａ、ｍ、好ましくは約４　ｔｎｍ　１ｌｉｌｌかなけ
ればなら々い。このｉＵＪ＋きは、コンタクトレンズを
装着している者が基本的には次のように慎重に目を動か
すことによりイアられる。すなわち、前方をまっすぐ見
つめｌ？　ｔ　ｔで、両目を瞬間的に閉じれば良い。ベ
ル現象に」：す、目は、角膵上に、上まぶたと下まぶた
との合わせ目を越えてセンタリングされたま１であるレ
ンズの下縁部を担持しながら上方へ回る。次に、意識的
に下を向き、そのままの状態を保ったままで目を開く。

まぶたを閉じたままで目を下に向けるにつれ、下まぶた
がレンズの面取り部分１６に与える作用により、レンズ
は角膜に沿って上方へ動く。目をあけると、上まぶたの
縁がさらに面取り部分１６に作用して、上向きの力を加
える。最後に、上まぶたがレンズの外表面に汗）ってす
べると、レンズは上方へさらに引寄ぜらノ］る。

従来の円形のソフトコンタクトレンズの場合、レンズを
中心からずらそうとする上まぶたと下まぶたの上向きの
力に、レンズが角ｙ及び請膜をおおっているためにレン
ズの周囲に生じる周囲張力と、レンズの下の涙の表面張
力とが対抗する。このような周囲張力は、通常のまけだ
き等の目の運動の間は従来のソフトコンタクトレンズを
中心位１′ｆ４に十分に保持することができるのが１イ
辿である。

しかしながら、本発明のレンズにおいては、一方の光学
的ゾーンから他方のゾーンへ変わるのにかなり大きな垂
直方向の動きが望まれ、レンズの独特の形状により、特
定の四分円で、まぶたの力が所望の垂直方向の動きを有
効に与えるようになるまで周囲張力は低減される。１１
！１に、レンズの上の２つの四分円の等角度の切断１ｓ
ｌ（により、切断部における周囲張力は本質的に排除さ
れる。切断部　　　“の間のレンズの頂点における周囲
張力ｔｊ１第３図の表面１４’に関して先に説明したよ
うに、レンズの接眼縁表面を平担にすることにより減少
させれば良い。このように表面を平和にずれは、レンズ
が垂直方向上方へ変位するときにレンズの縁部が粘膜に
接触する角度が小さくなるので、このような変位に対す
る抵抗は少なくなる。

前述のように捷はたきする間にレンズが垂直方向に変位
した結果、目に対するレンズの位１ｉｊは第５図及び第
７図に示す通りとなる。第７図から最も良くわかるよう
に、ｌＩ’＋を孔領域の大部分は近＋１’巨離用ゾーン
Ｎと型外る。一般に、瞳孔領域の少なくとも６５％が所
望の光学的ゾーンと一致するときに、明瞭な視野と鮮鋭
な焦点知覚がイ４）られる。

コンタクトレンズを再び遠距離用にセンタリングするだ
めには、前を見つめて上まぶたをゆるめるだけで良く、
このようにすれば、多くの場合、レンズは所望の位１１
イまで降下する。心太に応じて前を見つめたまま１〜２
度まばたきしても良いが、レンズの５ノつい頂点部分に
」二まぶだがＪうえる抵抗は、一般に、重力と、センタ
リング力とじて作用するレンズの下部の周囲張力とに反
してレンズを中心位１１′４からずらせるほど強くはな
い。同和〈に、前方を見つめた寸まで通常の１ばたきを
）しても、遠ｈ’（Ｊ（４モードでレンズに加わる主な
力はレンズの下部の周囲の周囲張力であるので、レンズ
が変位ず２）、ずなわぢ中心位置からはずれることはな
い。

前述のように、上方の四分円が等角度で切取られている
ために重心が低く、捷だ、底面の下がったプリズムがレ
ンズの中に任意にはめ込まれるので、レンズの正しい垂
直の向きは維持される。通常のまばたきの間にまぶたに
より加わる最終的な上へ引寄せる力は、レンズの垂直方
向軸の近傍に集中するので、上まぶたがレンズの切断部
に与える作用によってレンズの安定性はさらに増し、回
転しにくくなる。

レンズの向きを確保するだめの底面の下がったプリズム
は、乱視の円筒矯正機能を有する円環体レンズに関連し
て既に使用されている。このような従来のレンズは、中
間縁部を？Ｗ　＜　Ｌ、　ｔｌつレンズの使い心地を良
くするために、下縁部が面取りされている。本発明のレ
ンズも同様に面取りされており、さら、に好ましくは、
第８図、第９図及び第１０図に示すよう外形状を有する
。

第８図は、ハイマイナスレンズの縁部処理を示し、部分
２０はわずかに凸面状に面ＪＩＶ、すされて、２１の位
置でレンズは所望の厚さとなり、２１から２２にかけて
レンズを厚くするために、レンズは部分２６を介して凸
面状に形成されている。

第９図は、適度のマイナス矯正機能を有するプリズムレ
ンズの縁部処理を示し、部分２５は、レンズの凸面状の
外表面２４まで所望の角度で面取りされている。

第１０図は、プラス矯正レンズを示し、凹面状の面取シ
部２６は所望のレンズ厚となる位置２７まで続き、レン
ズは外表面２８から面取シ部分２７まで凸レンズ状とな
っている。

下縁部は、使い心地を良くするためばかりでなく、前述
のようにレンズを遠距離モードから近臣ｔ’Ｊモードへ
移行させるに当たっての上部ぶたと下まぶたの力の効果
を最大にするように正しく形成するのが望ましい。

第５図及び第７図に示されるように、レンＸ力玉適圧す
１；モード壕で垂直方向に変位する際に、レンズの頂点
部分はそのセンタリンクさｊｔた休Ｊ）−（ｉ７：　Ｉ
Ｎ。

を却ｌ−て約２〜４１ｎｍ！１山いて４￥７　ＩＩ＃；
’にＭ％　ｌ　Ｉｒ）なシリオしｔよならない。Ｍ、　
１％の凸曲は角膜より小さいので、珂５５図に示すよう
に、適圧）’ｉｌｃモードにおいて杭ルンズの頂点部分
はその通常の弯曲より伸ひてまつ１−ぐになろうとする
。このような丙曲のＸ元により、移動の間に垂直方向上
方へのｉ＋ＩＪきに対１−る抵４））、としてレンズに
作用する力が生じる。このブｊは、レンズの頂点が移動
の間に粘膜の小さなｆり１１１１に適合するようにレン
ズを第１１図及びｍ　１２１２１に示すように変形する
ことにより小さくすること力；−で五１、その結果、レ
ンズをさらに容易に変位させることができる。

さらに詳細には、第１１図及び第１２図ｆＣ示すように
、レンズｉｏ＆よ、１１；亙距１ｉｉｌ′を用ゾーンＤ
とレンズのｊｈ点との間の切−Ｊ［都の毎ま域において
レンズを　　　　１少なくとも部分的に４１〜切る溝又
はその１ｊ２　＋２））ｆｅの肉薄の部分として形成さ
れた弱い領Ｊ或１５　ｉ：イ１する。

肉ＲＶの部分はレンズを４’７１’ｉ切るように水平方
向に設けられ、レンズ内で一体ヒンジのように作用する
ことにより、レンズの頂上部分を柔軟にしている。

レンズは、移！ＩＩ＋、する間に２〜４關上方へ動いて
型膜に乗上けるのが竹通であるので、肉Ｒ’ｉの部分は
レンズの頂点から少なくとも２龍下方の位置にあるのが
好ましい。

第１１図及び第１２図に示すように、肉薄の領域はレン
ズの外表面にあるが、同（ｐに内表面に設けても良い。

外表面に肉薄領域を配置１′すすると、上まぶたが肉薄
の領域を通過する際に、レンズの移動の間に上まぶたに
より加えられる力が太きくなシ、その力に助けられて、
レンズが適圧Ｐ！１トモードへ移行するといつ伺加的な
利点が得られる。

以上、特定の塗り焦点コンタクトレンズの構造を説明し
たが、本発明によれ目、たとえば第１３図から第２０図
に示すような多焦点の＋１り造も可能である。

第１３図及び２＝：　１４図は、レンズの主な部分が適
圧１η［を用ゾーンＮを構成し、速比１町（を用ゾーン
Ｄけレンズの上部の縁部を切取られた円形の部分として
設けられているような本発明によるレンズの特定の実施
例を示す。図示されている実施例においては、第１４図
に示すように、遠距離用ゾーンＤはレンズの凸面に形成
され、遠距離用ゾーンＤの上縁部を横切って肉薄の溝１
６を形成している。

この溝は、前述のようにレンズの頂点の柔軟性を増す効
果を有する。

第１５図及び第１６図は、レンズの別の実施例を示す。

レンズの主な部分は遠距離用ゾーンＤを含み、近距離用
ゾーンＮは凹形の上縁部６１を有する半円６０の形Ｑ三
日月形の部分として設けられている。複焦点部分は、屈
折率の異なる材料を内部に組込むか、又はその領域にお
いてレンズの焦点距離を異なるものとすることにより形
成すれば良い。

第１７図及び第１８図は、本発明による三焦点レンズを
示す。中間の焦点距離を有する光学的ゾーンＩは遠距離
ゾーンＤの外縁部６６と近距離用ゾーンＮの内縁部６２
との間の同心帯部分とじて設けられる。第１９図及び第
２０図は、正焦点レンズの別の実施し・りを示す。中間
距離用ゾーン■は遠用Ｉ′ｌｆＣ用ゾーンＤと適圧百を
用ゾーンＮとの間の帯として配（ＰＨ１される。当県者
には明白であるように、本発明のレンズに門ｅ’）’＝
　１．て複焦点、正焦点のレンズのみならず、それ以上
の数の焦点を有するレンズについて他のｔｊり造を考え
ることができ、そのようなレンズも相応して本発明の範
囲に含まれる。

当業者であれば、ソフトコンタクトレンズの従来の製造
技術を利用して本発明のレンズを製造することができる
。たとえば、脱水したレンズ素材から旋盤でレンズを切
断するか、又Ｃよ親水性のポリマーかも成るボタンから
切断した後に、それを脱水することにより、ソフトコン
タクトレンズ製品を得れば良い。あるいは、脱水状ｆ、
ｉｌで又は水又は溶剤が存在する状態でレンズを成形し
て、ソフトな製品を得ても良い。レンズは、ポリヒドロ
キンエチルメタクリレート（ＩＩＥＭＡ）、ＨＥＭＡと
、Ｎ−ビニルピロリドン（ＮＶＰ）との共重合体、シリ
コン又はソフトコンタクトレンズの製造に使用しうる他
の公知の材料から形成すれば良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による複焦点コンタクトレンズの正面
図、第２図は、第１図のレンズの側面図、第３図は、第
１図のレンズの背面図、第４図は、遠距離モードにおけ
る本発明のコンタクトレンズの位置を示す人間の目の拡
大縦断面図、第５図は、近距離モードにおける本発明の
コンタクトレンズの位置を示す人間の目の拡大縦断面図
、第６図は、第４図の目及びコンタクトレンズの正面図
、第７図は、第５図の目及びコンタクトレンズの正面図
、第８図は、プリズムを有するハイマイナスレンズの下
縁部の好ましい形状を示す部分横断面図、第９図は、プ
リズムを有する適度なマイナスレンズの下縁部の好まし
い形状を示す部分横断面図、第１０図は、プリズムを有
するプラスレンズの下縁部の好ましい形状を示す部分横
断面図、第１１図す は、レンズの頂点部分を横切るように水平方向に溝が設
けられている本発明による複焦点レンズの正面図、第１
２図は、第１１図のレンズの側面Ｍ１第１３図は、本発
明による複焦点レンズの別の実が１１１州の正面図、第
１４図は、第１３１＞１のレンズの側ｌＲ１図、第１５
図は、本発明による複焦点レンズのさらに別の実部例の
正面図、第１６図は、第１５図のレンズのＩＴＩＩＩ而
１シ１面第１７図は、本発明による正焦点コンタクトレ
ンズの正面図、第１８図は、第１７図のレンズの側面図
、第１９図は、本発明による正焦点コンタクトレンズの
別の実施例の正面図１、第２０図は、第１９図のレンズ
の側面図である。 １０・・・複焦点コンタクトレンズ、１１．１２・・・
切断部、１６・・・面取９領域、１４・・・周囲接眼表
面、１５・・・肉薄の領域、１６・・・溝、Ｄ・・・遠
距離用ゾーン、Ｎ・・・近距離用ゾーン、■・・・中間
部１々（を用ゾーン。 特許出願人　　　ビスタコン・インコーポレイテッド第
４図 第　５　ト１ 第１７図 第７９図 第７８図 ｊ 第２０図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）人間の目の角膜に適合する１１は球面状の凹形内
   表ｉｎ１と、はぼ凹形の外表面とを有するレンズ本体を
   具備し；前記レンズ本体は、レンズの上部と下部とを限
   定する中心の水平方向軸を有し；前記レンズ本体は、中
   心の垂直方向軸を有し、前記レンズ本体の上部は、レン
   ズの頂点の、垂直方向軸の両側の点から水平方向軸に近
   い両側の点までほぼ等しい角度で縁部を切取られており
   ；前記レンズは、少なくとも上映な部分がレンズの上部
   に位ＩＨシている第１の光学的ゾーンと、少なくても主
   要な部分がレンズの下部に位１べしている第２の光学的
   ゾーンとを有し；前記第２の光学的ゾーンの焦点距離は
   前記第１の光学的ゾーンの焦点距離よすＭｊい多焦点コ
   ンタクトレンズ。 （２）前記凹形の内表面の光学的中心はレンズの幾何学
   的中心にある特許請求の範囲第（１）項に記載の多焦点
   コンタクトレンズ。 （３）前記Ｍ１の光学的ゾーンの光学的中心はレンズの
   上部の、垂直方向軸上にある特許請求の範囲第（１）項
   に記載の多焦点コンタクトレンズ。 （４）前記第１の光学的ゾーンの光学的中心は、レンズ
   の水平方向軸から約０．５〜２．０７１Ｊ上方へ離間し
   た位置にある特許請求の範囲第（３）項に記載の多焦点
   コンタクトレンズ。 （５）前記第２の光学的ゾーンの光学的中心はレンズの
   下部の、垂直方向軸上にある特許請求の範囲第（１）項
   に記載の多焦点コンタクトレンズ。 （６）前記東２の光学的ゾーンの光学的中心は前記第１
   の光学的中心の光学的中心と一致する％詐請求のＩｌＩ
   α囲第（１）項に記載の多焦点コンタクトレンズ。 （７）前記第１の光学的ゾーンは、レンズの下部へ延在
   する円形の領域を限定する特許請求の範囲第（１）項に
   記載の多焦点コンタクトレンズ。 （８）前記第２の光学的ゾーンは、王にレンズの垂直方
   向下部にある三日月形の領域乞限足する特許請求の範囲
   第（１）項に記載の多焦点コンタクトレンズ。 （９ン前記ｉａ１の光学的ゾーンと４２の光学的ゾーン
   との間に配置（【され且つ前記第１の光学的ゾーンと？
   ４！２の光学的ゾーンとの間の焦点距離を有する亀３の
   光学的シー、ン欠含む特許請求の範囲第（１）項にＮＱ
   　’に’ｌの多焦点コンタクトレンズ。 （ｌｆｌ）レンズの上部の等角度の切断部は、レンズの
   ＪＪ４：への約２問から８７ｎｍ離間した点から延出し
   ている！１゛イ訂請求の範囲ａ＋５（１）項に記載の多
   焦点コンタクトレンズ。 （１υ切同部のｒｉｌｉ５−ｆ角度は約４５度から１２
   ０度であるｌｔ！ｒ訂請求のＩＣ１Σ四第（１）項に記
   載の多焦点コンタクトレンズ。 （６）切断部の成す角度は約６５度から８０度である！
   一時評請求の範囲第（１）項に記載の多焦点コンタクト
   レンズ。 ｏ１前記レンズ本体は底面の一下がったプリズムを含む
   特許請求の範囲第（１）項に記載の多焦点コンタクトレ
   ンズ。 ９→凹形の外表面（・ま、プリズム底部領域の縁部を肉
   薄にｆるために、レンズの下部の大！Ｘ１（分にわたっ
   て面取りされている〕（〒許−ｎ求の範１−ＩＩ巨旧１
   １項に記載の多焦点コンククトレンズ。 ０！１凹形の内表面は、レンズσ）６・ヨぼ球面状の凹
   形の外表面より大穴い曲率半径ンイ１１〜７６）接眼縁
   表面χ堤内Ｔるために、その１蕗囲に／ｆ）つて面ｆｊ
   ソＣ’ｌされている特許ｉｉ１１求の範囲第（１）項に
   記載の各焦点コンタクトレンズ。 ００切断Ｖ（この中間に位ｔ［予てるレンズσ）上部は
   、レンズの下部の対応する接眼１．１表面より幅と曲率
   半径とが共に大穴い接眼縁表面を何する特許請求のイｉ
   ｌｘ囲第（１９項に記載の多焦点コンタクトレンズ。 θのレンズの−）二部の接眼縁表面の幅は約０．５〜１
   ．２門である特許請求の範囲第ＨＪ頁に記載の多焦点コ
   ンタクトレンズ。 （１樽垂直方向軸上の外径が約１５商費である特許請求
   の範囲第（１）項に記載の多焦点コンタクトレンズ。 αう切断部の領、賊の間のレンズの頂貞の幅は約４　　
   　１間であろ特ＷＦ請求の範囲＠（−項に記載の多焦点
   コンタクトレンズ。 ψ）切断部の成ｆ　ｆ’４度は約６５〜８０度である特
   ｉｉ′ｌ’請求の範囲第（１１項に記載の多焦点コンタ
   クトレンズ。 ■］）ｆｆｌの光学的ゾーンの光学的中心はレンズの上
   部の、垂直方向軸上の位置にある特許請求の範囲第■項
   に記載の多焦点コンタクトレンズ。 Ｑ→４１の光学的ゾーンは約７闘の直径を有し。 光学的中心は水平方向軸より約２問上方にある特許請求
   の範囲第０９項に記載の多焦点コンタクトレンズ。 （ハ）レンズの下部の、垂直方向軸においてレンズの縁
   部から少なくとも２鰭下方に水平に設けられる弱い領域
   を含む特許請求の範囲第（１）項に記載の多焦点コンタ
   クトレンズ。 （２→人間の目の角膜に適合するほぼ球面状の凹形内表
   面と、はぼ凹形の外表面とを有するレンズ本体ケ具備し
   ；前記レンズ本体は、レンズの上部と下部とを限定する
   中心の水平方向軸乞有し、前記レンズ本体は中心の垂直
   方向軸を有し且つその軸について左右対称であり：前記
   レンズ本体の上部は、レンズの頂点の約３〜５闘Ｎ１１
   Ｆ　１ｊ４１シた点から水平方向軸に近いレンズの両仙
   １の点までほぼ等しい角度で縁部乞切取られており、切
   萌＝ｌＳの成す角度は約６５〜８０度であり；前記レン
   ズは、少なくとも主戦な部分がレンズの上部にＭ　ｆｉ
   ｔ　している第１の光学的ゾーンと、少なくとも主要な
   部分がレンズの下）ｉｉ３に位置している第２の光学的
   ゾーンと乞有し、前記第２の光学的ゾーンの焦点距１ツ
   １［は前記第１の光学的ゾーンの焦点距離より短い多焦
   点コンタクトレンズ。 し啼垂直方向輔上の外径が約１５ｍ＋＋＋である特許請
   求のｉｉ・包囲第し・Φ項に記載の多焦点コンタクトレ
   ンズ。 に）Ｍｌの光学的ゾーンの光学的中心は、レンズの上部
   の、垂直方向軸上に位置でる特許請求の範囲第２５項に
   記載の多焦点コンタクトレンズ。 （１，？）第１の光学的ゾーンは約７卵の直径を有し。 光学的中心は水平方向軸から約２闘上方にある特許請求
   の範囲第（イ）項に記載の多焦点コンタクトレンズ。