JPS5953617B2 - テ−プレコ−ダ等の録再切換え装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダ等の録再切換え装置

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JPS5953617B2
JPS5953617B2 JP16246078A JP16246078A JPS5953617B2 JP S5953617 B2 JPS5953617 B2 JP S5953617B2 JP 16246078 A JP16246078 A JP 16246078A JP 16246078 A JP16246078 A JP 16246078A JP S5953617 B2 JPS5953617 B2 JP S5953617B2
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JP16246078A
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俊男 浅井
敏朗 太田
邦夫 清水
徹二 中沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープレコーダ等の録再切換え装置に関するも
のであつて、プランジャ−ソレノイドを用いたフエザー
タツ千式のものである。
そして本発明はテープレコーダ等を記録状態と再生状態
とに切換える為の録再切換え装置として、消費電力が極
めて少なく、小型の電池で極めて確実に動作し、合せて
装置全体の小型、軽量化をも図り得るようにしたものを
提供しようとするもの・ である。
以下本発明を小型カセット(マイクロカセット)用の小
型テープレコーダに適用した一実施例を図面に基き説明
する。
先ずこの小型テープレコーダは乾電池式のフエ、ザータ
ツチを実現したものであり、電源に例えば単3の乾電池
2本を使用するだけと言う、超低消費電流で動作するも
のである。
なおその主たる要因はプランジャ−ソレノイドの可動鉄
芯を固定鉄芯に接触させた状態で使用することにより、
数ミ9 りアンペアの電流によつて数百グラムの機械的
ホールドを可能にしたことにある。次に第1図及び第2
図によつて小型テープレコーダの全体の概略を説明すれ
ば、1はキヤプスタン、2a、2bは供給及び巻取り用
の一対のりー■5 ル台、3はピンチローラ、4はヘッ
ド基板、5は録再ヘッド、6は消去ヘッドであり、これ
らはメカ基板7上に取付けられている。
〔但し録再ヘツド5はヘツド基板4上に取付けられてい
る。〕9は力セツトであり、キヤプスタン1及び両リー
ル台2a,2bに装着された3本の位置決めピン10に
よつて位置決めされている。そしてヘツド基板4は後述
するセツトアツプスライダ11の摺動動作によつて第1
図で実線の復動位置から鎖線の往動位置へ前進され、こ
れによつてピンチローラ3、録再ヘツド5.及び消去ヘ
ツド6が力セツト9内に挿入されて、これらがキヤプス
タンに圧層及びテープ12に接触される。一方この小型
テープレコーダでは記録、再生用モータ14と、早送り
、巻戻し用モータ15との2つのモータが用いられてい
る。
そして一方のモータ14はベルト16を介してキヤプス
タンフライホイール17を回転駆動し、他方のモータ1
5はアイドラ駆動機構18を介して早送り一巻戻し切換
え用アイドラ19を回転駆動する。なお巻取りリール台
2bはキヤプスタン1によりアイドラ20を介して回転
駆動される。なお21はキヤプスタンギャ22によつて
回動駆動されるメインギヤである。またこの小型テープ
レコーダでは再生切換え用プランジヤーソレノイド24
と、記録切換え用プランジヤーソレノイド25との2つ
のプランジヤーソレノイドが用いられている。
次に第3図〜第8図によつて再生切換え装置を説明する
先ずこの再生切換え装置の概略を説明すれば、前記プラ
ンジヤーソレノイド24は、磁性体にて構成されたほマ
コ字状をなす固定鉄芯27と、そ 町の一部に巻回され
たコイル28と、磁性体にて構成された可動鉄芯29と
で構成されている。
そして固定鉄芯27に可動鉄芯29をEE看させた状態
でコイル28に通電し、コイル28の通電を切断するこ
とによつて可動鉄芯29を固定鉄芯27か 5ら離間出
来るようにしたものである。一方この再生切換え装置の
駆動源は前記キヤプスタン1にて駆動される前記メイン
ギヤ21である。
このメインギヤ21はこれに一体に設けられたビニオン
31によりセツトアツプレバ一32の 4ラツク33を
駆動し、このセツトアツプレバ一32によつて前記セツ
トアツプスラィダ11がセツト位置へ摺動動作される。
この際プランジヤーソレノィド24への通電により再生
スライダ34、ノロツクレバ一35を介してピニオン3
1に対するラツク33の噛合状態が保持される。
そしてセツトアツプスライダ11によつてヘツド基板ス
ライダ36を介して前記ヘツド基板4が往動位置へ前進
される。なお37は前記可動鉄芯29を前記固定鉄芯2
7に強制圧着させる為の強制スライダであり、セツトア
ツプスライダ11とタイミングスライダ38とによつて
制御される。また可動鉄芯29は再生スライダ34の先
端34aに支軸39を介して摺動自在に取付けられ、か
つバネ40によつて固定鉄芯27側に突出附勢されてい
る。次にこの再生切換え装置の切換え動作を説明すれば
、先ず第4図の如く停止状態では、バネ41によつて矢
印a方向に附勢された強制スライダ37がロツクレバ一
35を支点軸42を中心に矢印b方向に附勢している。
なおロツクレバ一35の回動は再生スライダ34を介し
てこの再生スライダ34のガイド兼ストツパーピン11
2にて規制される。そしてロツクレバ一35がコロ43
及び長孔44を介して再生スライダ34をバネ45に抗
して矢印c方向に附勢している。この結果可動鉄芯29
がバネ40によつて固定鉄芯27に圧着されている。従
つてバネ41,45の力関係は41〉45となつている
。またこの時ロツクレバ一35の先端35aがセツトア
ツプレバ一32を押し、これを支点軸46を中心に矢印
d方向に附勢させている。
この結果セツトアツプレバ一32のラツク33がピニオ
ン31に噛合され、かつその状態に保持される。なお上
記支点軸46はセツトアツプスライダ11の一部に取付
けられている。次にこの停止状態で今再生釦スイツチが
オンされると、プランジヤーソレノイド24のコイル2
8が通電されると共にモータ14が駆動される。
そしてコイル28が通電されることによつて、固定鉄芯
2Tの電磁力により可動鉄芯29が固定鉄芯2Tに圧看
された状態で固定される。なおこの際可動鉄芯29は固
定鉄芯27に予め圧着されていて、両者間には空隙が全
くない為、非常に弱い電磁力によつて可動鉄芯29が固
定鉄芯2Tに固定される。従つてコイル28へ流す電流
は極く少量(数ミリアンペア)で済む。そしてこれによ
り再生スライダ34、ロツクレバ一35を介してビニオ
ン31に対するラツク33の噛合状態が保持される。一
方モータ14によつてキヤプスタンフライホイール17
が回転され、キヤプスタンギヤ23を介してメインギヤ
21が矢印e方向に回転開始される。
するとピニオン31によつてラツク33が駆動され、セ
ツトアツプレバ一32が矢印f方向に引つ張られ、この
セツトアツプレバ一32によリセツトアツプスライダ1
1がバネ47に抗して矢印g方向へ摺動開始される。な
おこの際ピニオン31によつてラツク33が駆動される
時の回転モーメントにて、セツトアツプレバ一32が矢
印d′方向に附勢され、ラツク33がピニオン31から
逃げようとするが、ロツクレバ一35の先端35aによ
つてセツトアツプレバ一32が押えられているので、ラ
ツク33がピニオン31から外れることはない。
そしてセツトアツプスライダ11が矢印g方向に摺動開
始されると、先ず第5図の如くセツトアツプスライダ1
1の先端11aに設けられた斜面49が強制スライダ3
7に設けられた突起50を押し、この斜面49によつて
突起50が案内されて、強制スライダ37がバネ41に
抗して矢印a′方向に後退される。
なおこの強制スライダ37の後退により、この強制スラ
イダ37の先端37aがロツクレバ一35から離れ、そ
の瞬間からセツトアツプレバ一32のピニオン31に対
する逃げ防止は、プランジャーソレノイド24の電磁ホ
ールドカだけとなる。
そして強制スライダ37はこれが第5図の位置まで後退
された時に、突起50がセツトアツプスライダ11の端
縁51上に乗り土げることによつてその後退された位置
でロツクされる。
一方タイミングスライダ38はバネ52によつて矢印h
方向に附勢されていて、その一部に設けられたピン53
によつてセツトアツプスライダ11の一部に設けられた
突起54に当接されている。従つてセツトアツプスライ
ダ11の矢印g方向への摺動と同時に、このタイミング
スライダ38も矢印h方向に摺動されようとするが、当
初はその先端38aが強制スライダ37の突起50に当
接されて矢印h方向の摺動が阻止される。そして強制ス
ライダ37が第5図の位置まで後退された時にその先端
38aがその突起50から外れる。するとiその瞬間に
タイミングスライダ38がバネ52によつて矢印h方向
に摺動されて、第6図の如くその先端38aがその突起
50の前方側に入り込み、以後このタイミングスライダ
38が強制スライダ37の矢印a方向への摺動を邪魔す
る邪魔板となる。
ところで第6図の如くセツトアツプスライダ11がセツ
ト位置に達すると、セツトアツプレバー32に設けられ
た切欠き56がロツクレバ一35の先端35aの位置に
達する。
するとその瞬間にセツトアツプレバ一32がこれに附勢
されている回転モーメントによつて矢印d′方向に回動
され、ロツクレバ一35の先端35aが切欠き56.内
に相対的に入り込む。この結果ロツクレバ一35によつ
てセツトアツプレバ一32がロツクされ、セツトアツプ
スラィダ11がそのセツト位置にてロツクされる。一方
第7図の如くセツトアツプスライダ11の矢印g方向へ
の摺動開始前の状態では、前記ヘツド基板スライダ36
がバネ57によつて矢印1方向に附勢され、ヘツド基板
4が復動位置に後退されている。
なおヘツド基板4はこれとヘツド基板スライダ36との
間に架張されたバネ58によつてヘツド基板スライダ3
6に対して矢印I方向に附勢され、ヘツド基板スライダ
36に取付けられたピン59に当接されている。そして
セツトアツプスライダ11が前述の如く矢印g方向に摺
動されると、第8図の如くセツトアツプスライダ11の
一部に設けられた斜面60がヘツド基板スライダ36に
枢着されたコロ61を押し、この斜面60によつてコロ
61が案内されて、ヘツド基板スライダ36がバネ57
に抗して矢印1′方向に摺動される。
そしてヘツド基板スライダ36によりヘツド基板4がバ
ネ58を介して矢印1′方向に摺動、即ち第j図で鎖線
の往動位置へ前進される。なおセツトアツプスラィダ1
1がセツト位置に達すると、コロ61がセツトアツプス
ライダ11の斜面60から段部62上に乗り上げ、以後
このヘツド基板スライダ36がそのセツト位置にてロツ
クされる。またヘツド基板4はバネ58の力によつてス
トツパ一63及び1つの力セツト位置決めピン10に当
接されて往動位置での位置決めがなされる。そして第1
図で鎖線の如くヘツド基板4の前進により、その一部に
設けられた突起64がピンチローラ圧着バネ65の一端
65aを押し、その他端65bがピン子ローラレバー6
6を押すと共にヘツド基板4に設けられたピン113に
より位置規制されている。
この結果ピンチローラレバー66が支点軸67を中心に
矢印J′方向に回動されて、このピン千ローラレバー6
6の先端に枢着されている前記ピン千ローラ3が前記力
セツト9内のキヤプスタン1に圧看される。なお前記録
再ヘツド5はヘツド基板4によつて前進されて力セツト
9内に挿入され、テープ12に接触されるが、この時に
は消去ヘツド6は前進されない。またセツトアツプスラ
イダ11の摺動に関連して(例えばこのセツトアツプス
ライダ11にカム面を形成すると共に、このカム面にア
イドラ20を軸支するレバーを係合させて、)第8図の
如く前記アイドラ20がキヤプスタンフライホイール1
7と巻取りリール台2bとの間に圧着されて、巻取りリ
ール台2bが回転駆動される。以上によりこの小型テー
プレコーダが再生状態に切換えられ、力セツト9のテー
プ12が第1図で矢印k方向に定速走行されて、所望の
再生が行われる。
次にこの再生状態で停止釦スイツチがオンされると、コ
イル28の通電が切断されると共にモータ14が停止さ
れる。
そしてコイル28の通電が切断されたことによつてプラ
ンジヤーソレノイド24の電磁ホールド力が切断され、
第6図で鎖線の如く再生スライダ34がバネ45によつ
て矢印c′方向に引き戻される。
これによつて可動鉄芯29が固定鉄芯27から引き離さ
れると共に、ロツクレバ一35が矢印b′方向に引き戻
される。この時ピン48がセツトアツプレバ一32のス
トツパ一になつている為、このロツクレバ一35の先端
35aがセツトアツプレバ一32の切欠き56から外れ
、このセツトアツプレバ一32のロツクが解除される。
そしてセツトアツプスライダ11がバネ47によつて矢
印g′方向に引き戻されて第4図の復動位置へ復動され
る。この際セツトアツプスライダ11が復動されること
によつて、その端縁51上に乗り上げられていた強制ス
ライダ37は一時的にタイミングスライダ38の先端3
8a上に乗り移る。
そしてセツトアツプスライダ11が第4図の復動位置へ
復動される直前に、その突起54がピン53に当接して
、このタイミングスライダ38をバネ52に抗して第4
図の復動位置へ押し戻す。この結果タイミングスライダ
38の先端38aが強制スライダ37の突起50から外
れる。するとその瞬間に第4図の如くこれまで第5図の
位置まで後退されていた強制スライダ37がバネ41に
よつて再び矢印a方向に前進される。そしてその強制ス
ライダ3Tの先端37aがロツクレバ一35を押し、こ
のロツクレバ一35が再び矢印b方向に回動される。こ
れにより再生スライダ34がバネ45に抗して再び矢印
c方向に前進されて、可動鉄芯29が再び固定鉄芯27
にEE着される。またロツクレバ一35の先端35aが
再びセツトアツプレバ一32を押し、このセツトアツプ
レバ一32が再び矢印d方向に回動されて、そのラツク
33がピニオン31に再び噛合され、かつその状態に保
持される。とζろでセツトアツプスライダ11が復動さ
れたことで、ヘツド基板スライダ36がバネ57によつ
て矢印1方向に引き戻されて第7図の復動位置へ復動さ
れる。
そしてこの時ピン59によつてヘツド基板4が押し戻さ
れて、これも第7図の復動位置へ復動される。なおこの
際ヘツド基板4に設けられたピン113によりピンチロ
ーラ圧着バネ65を介してピンチローラレバー66が矢
印j方向に回動されて、ピンチローラ3がキヤプスタン
1から離間され、一方セツトアツプスライダ11の復動
に関連してアイドラ20がキヤプスタンフラィホイール
17と巻取りリール台26との間から離間される。以上
によりこの小型テープレコーダが再生状態から停止状態
に切換えられる。
次に第9図〜第12図によつて記録切換え装置を説明す
る。
先ずこの記録切換え装置の概略を説明すれば、前記プラ
ンジヤーソレノイド25は前記プランジヤーソレノイド
24と同様に固定鉄芯71と、コイル72と、可動鉄芯
73とで構成され、かっ同様に動作をする。
一方この記録切換え装置ではスライドスイツチにて構成
された録再スイツチ75が設けられている。
なおこの録再スイツ干T5は停止状態では記録側に切換
えられていて、記録状態への切換え時には、プランジヤ
ーソレノイド25の電磁ホールドカによつて記録ホール
ドスライダ76、録再切換えスライダJモVを介して記録
側にそのま\保持される。また前述した再生状態への切
換え時には、こ前記ヘツド基板4の前進に関連して動作
する録再切換えレバー78により録再切換えスライダJ
モVを介して再生側に切換えられる。また前記消去ヘツ
ド6はマグネツト消去ヘツドに構成されていて、消去ヘ
ツドスライダ79に取旦けられている。そ lして記録
状態への切換え時に前進されて前記力セツト9内に挿入
される。なお可動鉄芯73は記録ホールドスライダ76
の先端側の一部76aに支軸80を介して摺動自在に取
付けられ、かつバネ81によつて固定鉄芯71側に突出
附勢されている。次にこの記録切換え装置の切換え動作
を説明すれば、先ず第10図の停止状態では、ヘツド基
板4が録再切換えレバー78の一端に枢着されたコロ8
3を矢印1方向に附勢している。
これにより録再切換えレバー78が支点軸84を中心に
バネ85に抗して矢印1方向に附勢され、その他端がコ
ロ86及び長孔87を介して記録ホールドスライダ76
を矢印m方向に附勢している。この結果可動鉄芯73が
バネ81によつて固定鉄芯71に圧看されている。また
ヘツド基板4の一部に設けられた突起88が消去ヘツド
スライダ79の先端79aの一部に設けられた突起89
に当接して、これをバネ90に抗して矢印d方向に附勢
している。なお録再切換えスライダJモVは録再切換えレ
バー78の支点軸84とコロ86との間に枢看されたコ
ロ91に長孔92を介して係合されていて、矢印m方向
に附勢されている。そしてこの録再切換えスライダJモ
Vはその一部に設けられた切欠き93によつて録再スイ
ツチ76の摺動子75aに係合され、この摺動子75a
を記録側に切換えている。次にこの停止状態で前述した
再生状態への切換えがなされると、第11図の如くヘツ
ド基板4の矢印I方向への前進に伴い、録再切換えレバ
ー78がバネ85によつて矢印1′方向に回動され、記
録ホールドスライダ76及び録再切換えスライダJモVが
共に矢印d方向に引つ張られる。
この結果録再切換えスライダJモVによつて録再スイツチ
フ75の摺動子75aが素早く再生側に切換えられる。
なおこの際支点軸84とコロ91との間の距離が短い為
に、録再切換えスライダJモVはテコの原理で比較的強く
矢印m′方向に引つ張られ、録再スイツチ75の摺動子
75aが確実に切換えられる。またこれと同時に記録ホ
ールドスライダ76の一部に設けられた突起95が消去
ヘツドスライダ79の先端79aに当接して、これをバ
ネ90に抗して矢印d方向に素早く押し下げ、消去ヘツ
ド6が力セツト9内に挿入されるのを喰い止める。なお
再び停止状態に切換えられて、ヘツド基板4が矢印1方
向に後退すれば、録再切換えレバー78が矢印1方向に
押し戻されて、記録ホールドスライダ76及び録再切換
えスライダTTが矢印m方向に押し戻される。そして録
再スイツチ75が再び記録側に切換えられると共に、可
動鉄芯73が再び固定鉄芯71にE5着される。ところ
で前記停止状態で記録釦スイツチがオンされて記録状態
への切換えがなされる時には、プランジヤーソレノイド
25のコイル72が通電された状態で前述した再生状態
への切換えがなされる0そしてコイル72が通電される
ことによつて、固定鉄芯71の電磁力により可動鉄芯7
3が固定鉄芯71にE[,着された状態で固定される。
即ちプランジヤーソレノイド25の電磁ホールドカによ
つて第12図の如く記録ホールドスライダT6が矢印m
方向に引つ張られた状態で保持される。そしてこの記録
ホールドスライダT6によつて録再切換えレバー78を
介して録再切換えスライダJモVが保持され、録再スイツ
チ75が記録側にそのま\保持される。一方ヘツド基板
4の突起88が矢印1方向に前進されることによつて、
消去ヘツドスライダ79の突起89もバネ90によつて
矢印m方向に前進されて、消去ヘツド6がカセツト9内
に挿入されてテープ12に接触される。以上によりこの
小型テープレコーダは記録状態に切換えられて、所望の
記録が行われる。なお再び停止状態に切換えられた時に
は、ベツド基板4が矢印1方向に後退されることによつ
て、第10図の如く消去ヘツドスライダ79が矢印m′
方向に押し戻されて、消去ヘツド6が力セツト9外に抜
き出される。次に第13図〜第16図によつて早送り一
巻戻し切換え装置を説明する。
先ずこの早送り一巻戻し切換え装置に用いられπ前記モ
ータ15は正回転及び逆回転可能モータに構成されてい
る。
そして前記アイドラ19は揺動レバー97の一端に植設
されたアイドラ軸98に回転自在に枢支されている。な
おアイドラ軸98の上端にはコロ99が枢看されている
0一方前記メカ基板T上に植設された中間軸100に筒
軸101が回転自在に支持され、その筒軸101の上端
に中間プーリ102が固看され、この中間プーリ102
の下面に設けられた駆動ギヤ103に了イドラ19の外
周に設けられたギヤ104が噛合されている。そして揺
動レバー97の他端は筒軸101の下端側に挿入されて
、この筒軸101を支点として揺動自在に構成されてい
る。なおモータ15はベルト105を介して中間プーリ
102を回転駆動する。また筒軸101の下端にはフラ
ンジ板106が一体に設けられている。そして揺動レバ
ー97の他端はリミツタ一107によつてフランジ板1
06上に摩擦係合されている。なおこのリミツタ一10
Tは揺動レバー97の上下に重ねられた適切な摩擦力を
有する一対の摩擦板108と、これらをフランジ板10
6側に附勢するリミツターバネ109′とで構成されて
いる。次にこの早送り一巻戻し切換え装置の切換え動作
を説明すれば、先ず早送り時にはモータ15が正回転駆
動されて、第15図の如く駆動ギヤ103が矢印0方向
に回転駆動され、アイドラ19が矢印p方向に回転され
る。
しかしてこの時リミツタ一107の摩擦回転力により揺
動レバー97が矢印q方向に揺動されて、アイドラ19
が巻取りリール台2b側に移動して、その巻取りリール
台2bの外周に設けられたギヤ109に噛合される。こ
の結果巻取りリール台2bが矢印r方向に高速で回転駆
動され、所望のテープ早送りがなされる。次に巻戻し時
にはモータ15が逆回転駆動されて、第16図の如く駆
動ギヤ103が矢印0′方向に逆回転駆動され、アイド
ラ19が矢印p′方向に逆回転される。
しかしてこの時リミツタ一107の摩擦回転力により揺
動レバー97が矢印q′方向に揺動されて、アイドラ1
9が供給リール台2a側に移動して、その供給リール台
2aの外周に設)けられたギヤ110に噛合される。
この結果供給リール台2aが矢印r′方向に高速で回転
駆動され、所望のテープ巻戻しがなされる。なお前述し
た再生(又は記録)時には、前記ヘツド基板スライダ3
6が第13図で鎖線のセツト位置へ前進され、その一部
に設けられたアイドラセツト用凹部111でアイドラ軸
98のコロ99を保持する。
この結果アイドラ19が両リール台2a,2bの中間位
置に保持され、このアイドラ19が両リール台2a,2
bに不測に噛合されることを防止される。次にこの小型
テープレコーダの駆動回路を第17図によつて説明する
先ずこの駆動回路では再生釦スィツチSWlがオンされ
ると、システムコントロール回路の出力端01と02と
に制御信号が出されて、モータ14が駆動されると共に
プランジヤーソレノイド24が通電されて、前述した再
生状態への切換えがなされる。
次に記録釦スイツチSW,がオンされると、システムコ
ントロール回路の出力端01と、02と、0,とに制御
信号が出されて、モータ14が駆動されると共に、2つ
のプランジヤーソレノイド24,25が同時に通電され
て前述した記録状態への切換えがなされる。
以下同様に早送り釦スイツ手SW2がオンされると、出
力端0,に制御信号が出されて、モータ15が正回転駆
動され、巻戻し釦スイツチSW4がオンされると、出力
端04,に制御信号が出されて、モータ15が逆回転駆
動される。
なお停止釦スイツチSW,がオンされると全ての出力端
01〜0,の制御信号が切断される。
またポーズ釦スイツチSW6はいわゆるプツシユープツ
シユのスイツ子に構成されていて、再生中又は記録中に
おいてこのポーズ釦スィツ干SW6がオンされた時には
、出力端01の制御信号が切断され、モータ14が停止
される。なお再生中であればプランジヤーソレノイド2
4は通電状態のままであり、記録中であれば2つのプラ
ンジヤーソレノイド24,25が共に通電状態のま〜に
保持される。一方この小型テープレコーダでは次のよう
なポーズシステムが用いられている。
即ち第7図及び第8図に示されるように、前記ヘツド基
板4が後退位置(復動位置)にある時又は前進途中にあ
る時にはオフとなつていて、ヘツド基板4が前進位置(
往動位置)に達する直前でオン状態に切換えられるポー
ズ切換えスイツチSW7を設け、このポーズ切換えスイ
ツチSW7がオフの時にはモータ14を駆動可能状態に
置き、このポーズ切換えスイツチSW7がオン状態に切
換えられた時にモータ14を停止させるように構成して
いる。なお第7図及び第8図では前記ヘツド基板スライ
ダ36の先端36aでポーズ切換えスイツチSW7を駆
動している。またこのポーズ切換えスイツチSW7は実
際にはアンプの電源を兼用しているが、第17図では、
このポーズ切換えスイツチSW,が前記オフ状態の時、
その可動接点Aが固定接点B側に切換えられた状態にな
つていて、この時にはモータ14が駆動可能状態に置か
れる。またこのポーズ切換えスイツチSW7が前記オン
状態の時、その可動接点Aが固定接点C側に切換えられ
て、モータ14のサーボ回路がアースに落されて、モー
タ14が停止されるように示されている。このように構
成されたポーズシステムによれば、例えば継ぎどりを行
う際等において、先ずポーズ釦スイツ干SW6をオンし
た後、記録釦スイツチSW2をオンすると、モータ14
が駆動されて、記録ポーズ状態へのセツテイングが開始
され、ヘツド基板4が前進位置に達する直前でポーズ切
換えスイツチSW7がオフとなり、モータ14が停止さ
れて記録ポーズ状態へのセツテイングが完了する。
この時セツトアツプスライダ11の斜面68に絖く直線
部68′でピンチローラレバー66の一端に枢看された
コロ69が位置規制されるので、ピンチローラ3はキヤ
プスタン1には押圧されず離間した位置に保持される。
次にこの後ポーズ釦スイツ干SW6をオフすると、モー
タ14が再ひ駆動され、ヘツド基板4が前進位置へ瞬時
に前進されると共に、セツトアツプスライダ11の前記
直線部68′によるピン子ローラレバー66の位置規制
が解除され名ので、ピンチローラ3はキヤプスタン1に
押圧され、記録状態に瞬時に切換えられ、記録が素早く
開始される。以上本発明の実施例に付き述べたが、本発
明はテープレコーダに限られることなく、VTRその他
の各種の記録再生装置に適用可能である。
また本発明の技術的思想に基き、各種の変更が可能でノ
ある。
ところでプランジャーソレノイドを用いた従来のフエザ
ータツ干式テープレコーダ等においては、プランジヤー
ソレノイドを機械的なトリカーとして各種のモード切換
え機構を機械的に切換える方式であつた為に、その動作
時にプランジヤーソレノイドには機械的な大きな負荷が
常に加わる。
従つてプランジヤーソレノイドとしてはその負荷に見合
う大きな力量が必要であり、その駆動に要する消費電力
は最低でも6〜9ボルトもの大きな電力が必要であつた
。この為従来のフエザータツチ式では乾電池で駆動する
ことが困難で、一般には商用電源を用いている。またプ
ランジヤーソレノイド自体も比較的大型のものが用いら
れる関係で、装置全体の小型化が出来ず、例えばポケツ
タブルサイズには適用出来ないのが実状であつた。しか
るに本発明は固定鉄芯(例えば第10図で示した固定鉄
芯71)に対して可動鉄芯(例えば第10図で示した可
動鉄芯73)を圧看、離間自在に構成したプランジヤー
ソレノイド(例えば第10図で示したプランジヤーソレ
ノイド25)と、バネ(例えば第10図で示したバネ8
5)によつて回動附勢され、かつ一端が往復動自在のヘ
ツド基板(例えば第10図で示したヘツド基板4)に押
圧されて、そのヘツド基板の前進により前記バネにて回
動されるようになされたレバー(例えば第10図で示し
た録再切換えレバー78)と、そのレバーの他端に連結
されて往復動され、かつ前記可動鉄芯が取付けられたス
ライダ(例えば第10図で示した記録ホールドスライダ
76)と、マグネツト消去ヘツド(例えば第10図で示
した消去ヘツド6)が取付けられ、かつバネ(例えば第
10図で示したバネ90)によつてその消去ヘッドがテ
ープと接触される方向に附勢された往復動自在の消去ヘ
ツド取付部材(例えば第10図で示した消去ヘツドスラ
イダ79)とからなり、再生状態への切換え時には前記
プランジヤーソレノイドへの通電を切断させた状態で前
記ヘツド基板を前進させることにより、前記レバーにて
前記スライダを後退させて、このスライダにて前記消去
ヘツド取付部材を後退位置に保持させ、記録状態への切
換え時には前記可動鉄芯を前記固定鉄芯に圧着させた状
態で前記プランジヤーソレノイドに通電させて前記スラ
イダを前進位置に保持させ、この状態で前記ヘツド基板
を前進させることによつて前記消去ヘツド取付部材を前
進させて、前記消去ヘツドをテープに接触させるように
構成し几ものである。従つて本発明によれば、再生状態
への切換え時にはプランジヤーソレノイドを使わず、バ
ネカによつて消去ヘツドを後退させ、記録状態への切換
え時にはプランジヤーソレノイドの電磁ホールド力によ
つて前記バネカをキヤンセルすることによつて、ヘツド
基板の前進に伴い消去ヘツドを前進させてテープに接触
させるように構成したので、プランジヤーソレノィドを
切換えに関する機械的なトリカーとしては全く使用して
いない。
しかも記録状態への切換え時に可動鉄芯を固定鉄芯に圧
着させた状態で通電して、その固定鉄芯の電磁力により
可動鉄芯を固定鉄芯に固定させる電磁ホールドカをもつ
て上記目的を達成させるように構成したものであるから
、例えば7〜10ミリアンペアの電流により例えば20
0グラム程度の大きな力量を容易に得ることが出来る。
従つてフエザータツチ式でありながら、消費電力が極め
て少なく、乾電池で極めて確実に動作するものが得られ
る。ま几プランジヤーソレノイド自体も著しく小型化す
ることが出来るから、装置全体の小型、軽量化を図り得
る。以上により乾電池式のフエザータツ手で、しかもポ
ケツタブルサイズ等の小型なものを実現出来ると言う大
きな利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を小型テープレコーダに適用した一実施例
を示したものであつて、第1図は装置全体の平面図、第
2図はキヤプスタン及びリール台駆動部の斜視図、第3
図は再生切換え装置部分の分解斜視図、第4図〜第8図
は再生切換え装置の切換え動作を説明する平面図、第9
図は記録切換え装置部分の分解斜視図、第10図〜第1
2図は記録切換え装置の切換え動作を説明する平面図、
第13図は早送り一巻戻し切換え装置部分の平面図.第
14図は第13図XIV−W線での拡大断面図、第15
図及び第16図は早送り一巻戻し切換え動作を説明する
要部の平面図、第17図は駆動回路図である。 また図面に用いられた符号において、4・・・・・・ヘ
ツド基板、6・・・・・・消去ヘツド、12・・・・・
・テープ、25・・・・・・記録、再生切換え用プラン
ジヤーソレノィド、71・・・・・・固定鉄芯、72・
・・・・・コイル、T3・・・・・・可動鉄芯、75・
・・・・・録再スィツチ、76・・・・・・記録ホール
ドスライダ、77・・・・・・録再切換えスライダ、7
8・・・・・・録再切換えレバー、79・・・・・・消
去ヘツドスライダ、85,90・・・・・・バネ、88
,89,94・・・・・・突起である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定鉄芯に対して可動鉄芯を圧着、離間自在に構成
    したプランジャーソレノイドと、バネによつて回動附勢
    され、かつ一端が往復動自在のヘッド基板に押圧されて
    、そのヘッド基板の前進により前記バネにて回動される
    ようになされたレバーと、そのレバーの他端に連結され
    て往復動され、かつ前記可動鉄芯が取付けられたスライ
    ダと、マグネット消去ヘッドが取付けられ、かつバネに
    よつてその消去ヘッドがテープと接触される方向に附勢
    された往復動自在の消去ヘッド取付部材とからなり、再
    生状態への切換え時には前記プランジヤーソレノイドへ
    の通電を切断させた状態で前記ヘッド基板を前進させる
    ことにより、前記レバーにて前記スライダを後退させて
    、このスライダにて前記消去ヘッド取付部材を後退位置
    に保持させ、記録状態への切換え時には前記可動鉄芯を
    前記固定鉄芯に圧着させた状態で前記プランジャーソレ
    ノイドに通電させて前記スライダを前進位置に保持させ
    、この状態で前記ヘッド基板を前進させることによつて
    前記消去ヘッド取付部材を前進させて、前記消去ヘッド
    をテープに接触させるように構成したテープレコーダ等
    の録再切換え装置。 2 前記レバーの他端側に連結されて往復動され、かつ
    録再スイッチを切換えるようになされた切換え部材を設
    けた特許請求の範囲第1項に記載のテープレコーダ等の
    録再切換え装置。
JP16246078A 1978-12-29 1978-12-29 テ−プレコ−ダ等の録再切換え装置 Expired JPS5953617B2 (ja)

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