JPH0328745B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0328745B2
JPH0328745B2 JP57167210A JP16721082A JPH0328745B2 JP H0328745 B2 JPH0328745 B2 JP H0328745B2 JP 57167210 A JP57167210 A JP 57167210A JP 16721082 A JP16721082 A JP 16721082A JP H0328745 B2 JPH0328745 B2 JP H0328745B2
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JP
Japan
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tape recorder
control
recorder section
operating position
cam
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57167210A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5956274A (ja
Inventor
Hiroshi Haraguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP57167210A priority Critical patent/JPS5956274A/ja
Publication of JPS5956274A publication Critical patent/JPS5956274A/ja
Publication of JPH0328745B2 publication Critical patent/JPH0328745B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本発明はテープレコーダー特に2つのテープレ
コーダーが1つの固定基板に組込まれたテープレ
コーダーの動作切換装置に係る。 (ロ) 背景技術 電話回線より到来する呼出し信号に応答し、呼
出し者からのメツセージを録音用テープに録音す
る留守電話自動応対装置と呼ばれる装置が普及し
ているが斯かる装置は呼出し者へメツセージを再
生する第1のテープレコーダーと呼出し者からの
メツセージを録音する第2のテープレコーダーと
を備えている。そして斯かる留守電話自動応対装
置は第1テープレコーダーの磁気テープを駆動す
る電動機と第2テープレコーダーの磁気テープを
駆動する電動機とが別々に設けられているため高
価になるという問題を有している。 (ハ) 発明の目的 本発明は単一の電動機によつて2つのテープレ
コーダーの磁気テープを駆動するように構成され
たテープレコーダーに適した動作切換装置を提供
しようとするものである。 (ニ) 発明の実施例 図面は、何れも本発明に関し、第1図は平面
図、第2図及び第3図は異なる状態を示す底面
図、第4図及び第5図は異なる状態を示す要部の
底面図である。図において、1は本装置を構成す
る固定基板、は該固定基板1に組込まれている
第1のテープレコーダー部であり、第1のテープ
である有端状のカセツト3が使用される。は前
記固定基板1に組込まれている第2のテープレコ
ーダー部であり、第2のテープである無端状のカ
セツト5が使用される。6,7,8及び9は第1
テープレコーダー部の動作切換を行なう巻戻
し、早送り、再生及び停止用の各操作釦、10は
一時停止用操作摘子であり、矢印A方向へ操作さ
れると動作位置にロツクされ、そのロツクを解除
すれば矢印B方向へ変位し非動作位置に復帰する
ように構成されている。11及び12は供給リー
ル軸及び巻取りリール軸であり、夫々リール台1
3及び14が一体的に設けられている。15は第
1テープレコーダー部を構成する第1摺動基板
であり、前記再生用操作釦8の操作により動作装
置である矢印B方向に変位せしめられる。16及
び17は前記第1摺動基板15上に固定されてい
る消去ヘツド及び録音再生兼用磁気ヘツド、18
は該第1摺動基板15上に軸19によつて回動可
能に取付けられている第1ピンチローラーアーム
であり、第1キヤプスタン20に圧着され磁気テ
ープを定速駆動するピンチローラー21が回転可
能に取付けられていると共に圧着動作を制御する
制御片18aが形成されている。22は第2テー
プレコーダー部を構成する巻取りリール軸であ
りリール台23が一体的に設けられている。24
は第2摺動基板であり切換動作が行なわれると動
作位置である矢印B方向に変位するようにされて
いる。25及び26は前記第2摺動基板24上に
固定されている消去ヘツド及び録音再生兼用磁気
ヘツド、27は該第2摺動基板24上に軸28に
よつて回動可能に取付けられている第2ピンチロ
ーラーアームであり第2キヤプスタン29に圧着
され磁気テープを定速駆動するピンチローラー3
0が回転可能に取付けられている。31は前記第
1キヤプスタン20に嵌着されている第1フライ
ホイール、32は前記第2キヤプスタン29に嵌
着されている第2フライホイール、33は電動
機、34は該電動機33の回転を第1フライホイ
ール31及び第2フライホイール32に伝達する
ベルトである。35,36及び37は前記巻戻
し、早送り及び再生用操作釦6,7及び8に設け
られた操作片であり、各操作釦が操作されると矢
印B方向へ変位するように構成されている。38
は前記一時停止用操作摘子10を操作すると変位
せしめられる一時停止用操作片であり、該一時停
止用操作摘子10を動作位置である矢印A方向へ
変位せしめると矢印A方向へ変位するように関係
付けられている。39はピン40及び41によつ
て固定基板1に設けられた孔42及び43を通し
て前記第1摺動基板15と連結されている第1連
結板であり前記再生用操作釦8の操作片37によ
つて矢印B方向に変位せしめられるように関係付
けられている。44は前記第1連結板39即ち第
1摺動基板15を非動作位置である矢印A方向に
付勢するスプリングである。45は固定基板1に
軸46によつて回動可能に取付けられていると共
にスプリング47によつて反時計方向に付勢され
ている第1回動アーム、48は該第1回動アーム
45に回転可能に取付けられていると共に駆動動
作時前記巻取りリール台14に当接し該巻取りリ
ール台14を回動駆動する第1駆動ローラー、4
9は該第1駆動ローラー48に取付けられている
と共に前記ベルト34に常時当接し電動機33の
回転が伝達される第1プーリーである。45aは
前記第1回動アーム45に設けられた第1制御突
片であり、前記第1摺動基板15に形成されてい
る第1制御孔15aとの協働により前記第1回動
アーム45の変位動作を制御する作用を成すもの
である。即ち第1摺動基板15が第1図に示した
非動作位置にあるときには、前記第1回動アーム
45を非動作位置に位置せしめて第1駆動ローラ
ー48を巻取りリール台14より離間した位置に
あるように規制し、該第1摺動基板15が矢印B
方向である動作位置に変位すると第1回動アーム
45を反時計方向へ回動変位せしめて第1駆動ロ
ーラー48を巻取りリール台14に当接せしめる
ように作用するものである。50はピン51及び
52によつて固定基板1に設けられた孔53,5
4を通して前記第2摺動基板24と連結されてい
る第2連結板であり、係合片55が形成されてい
ると共にスプリング56によつて矢印A方向へ付
勢されている。57は固定基板1に軸58によつ
て回動可能に取付けられていると共にスプリング
59によつて反時計方向に付勢されている第2回
動アーム、60は該第2回動アーム57に回転可
能に取付けられていると共に駆動動作時前記巻取
りリール台23に当接し、該巻取りリール台23
を回転駆動する第2駆動ローラー、61は該第2
駆動ローラー60に取付けられていると共に前記
ベルト34に常時当接し電動機33の回転が伝達
される第2プーリーである。57aは前記第2回
動アーム57に設けられた第2制御突片であり、
前記第2摺動基板24に形成されている第2制御
孔24aとの協働により前記第2回動アーム57
の変位動作を制御する作用を成すものである。即
ち第2摺動基板24が第1図に示した非動作位置
にあるときには、前記第2回動アーム57を非動
作位置に位置せしめて第2駆動ローラー60を巻
取りリール台23より離間した位置にあるように
規制し、該第2摺動基板24が矢印B方向である
動作位置に変位すると第2回動アーム57が反時
計方向へ回動変位せしめて第2駆動ローラー60
を巻取りリール台23に当接せしめるように作用
するものである。62は前記第2キヤプスタン2
9と共に回転するべく該キヤプスタン29に取付
けられた駆動歯車、63は固定基板1に軸64に
よつて回転可能に取付けられていると共に動作切
換時前記駆動歯車62に噛合つて回転駆動される
切換歯車であり、その歯の一部には該駆動歯車6
2との噛合を解除する欠歯部65が設けられてい
る。前記切換歯車63には動作切換を行なう第1
カム66、前記駆動歯車62との噛合いを制御す
る第2カム67及び該切換歯車63を動作位置に
保持する第3カム68が形成されている。69は
トリガー動作時電源が供給されてプランジヤー7
0を吸引動作せしめるソレノイドプランジヤー、
71は固定基板1に軸72により回動可能に取付
けられていると共に前記ソレノイドプランジヤー
69を構成するプランジヤー70の吸引力により
時計方向に回動変位せしめられる制御部材であ
り、スプリング73によつて反時計方向に付勢さ
れていると共に前記切換歯車63に形成されてい
る第2カム67及び第3カム68に当接し該切換
歯車63の切換動作を制御する制御ピン74が設
けられている。75は固定基板1に軸76によつ
て回動可能に取付けられていると共に前記切換歯
車63に形成されている第1カム66によつてシ
ーソー運動せしめられる制御レバー、75aは該
制御レバー75の端部に形成されていると共に前
記第2連結板50に形成されている係合片55に
当接し該第2連結板50を矢印B方向へ押位変位
せしめる第1押圧部、75bは該制御レバー75
の他方の端部に形成された第2押圧部である。7
7は固定基板1に摺動可能に取付けられていると
共にスプリング78により矢印B方向へ付勢され
ている制御板であり、前記第1回動アーム45の
変位動作を制御し第1駆動ローラー48の巻取り
リール台14への当接を制御する第1制御部77
a及び前記第1ピンチローラーアーム18に形成
されている制御片18aに当接しピンチローラー
21の第1キヤプスタン20への圧着動作を制御
する第2制御部77bが形成されている。79は
前記制御板77に形成されている第1係合片であ
り、前記制御レバー75に形成されている第2押
圧部75bによつて矢印A方向に押圧されるよう
に関係付けられている。また80は前記制御板7
7に形成されている第2係合片であり、前記一時
停止用操作片38の矢印A方向への変位によつて
該制御板77が矢印A方向へ変位せしめられるよ
うに関係付けられている。このように本発明は構
成されているがソレノイドプランジヤー69が吸
引動作状態にあるとき即ち制御部材71に設けら
れている制御ピン74が第3カム68に当接し切
換歯車63を動作位置に保持する状態にあるとき
制御レバー75の第1カム66への当接力によつ
て該切換歯車63に復帰回転力を与えるように各
カムの位置及び欠歯部65の位置は関係付けられ
ている。またソレノイドプランジヤー69が非吸
引動作状態にあるとき即ち制御部材71に設けら
れている制御ピン74が第2カム67に当接した
状態にあるとき制御レバー75の第1カム66へ
の当接力によつて切換歯車63を駆動歯車62に
噛合わせるべく回動付勢するように各カムは関係
付けられている。 以上の如く、本発明は構成されており、次に動
作について説明する。第1図及び第2図に示した
状態は非動作状態であり、斯かる状態では第1摺
動基板15及び第2摺動基板24は共に非動作位
置にある。第1摺動基板15が非動作位置にある
状態では該摺動基板15に形成されている第1制
御孔15aと第1制御突片45aとの協働によつ
て第1回動アーム45は非動作位置に変位せしめ
られており、第1駆動ローラー48は巻取りリー
ル台14より離間せしめられている。また第2摺
動基板24が非動作位置にある状態では該第2摺
動基板24に形成されている第2制御孔24aと
第2制御突片57aとの協働によつて第2回動ア
ーム57は非動作位置に変位せしめられており第
2駆動ローラー60は巻取りリール台23より離
間せしめられている。そして斯かる状態では制御
部材71に設けられている制御ピン74が切換歯
車63に形成されている第2カム67に当接し、
該切換歯車63を前記駆動歯車62に噛合わせな
い位置に保持する状態にある。 前述した状態において、使用者が再生用操作釦
8を押圧操作するとその操作片37の変位力によ
つて第1連結板39がスプリング44の付勢力に
抗して矢印B方向へ変位せしめられ、その結果該
第1連結板39に連結されている第1摺動基板1
5が動作位置である矢印B方向へ変位する。前記
第1摺動基板15が動作位置へ変位すると第1制
御孔15aによる第1回動アーム45の規制動作
が解除される結果該第1回動アーム45がスプリ
ング47の付勢力によつて反時計方向に回動変位
し第1駆動ローラー48が巻取りリール台14に
当接する。また第1摺動基板15が動作位置に変
位すると該摺動基板15上に設けられている消去
ヘツド16及び録音再生兼用磁気ヘツド17がカ
セツト3内の磁気テープに当接すると共にピンチ
ローラー21が第1キヤプスタン20に圧着され
る。第4図に示した状態は斯かる状態であり、斯
かる状態で電動機33に電源を供給すると該電動
機33が回転を開始し、その回転がベルト34を
介して第1フライホイール31即ち第1キヤプス
タン20に、また第1プーリー49及び第1駆動
ローラー48を介して巻取りリール台14に伝達
されるので磁気テープは定速駆動され第1テープ
レコーダー部の再生動作状態が構成されること
になる。このように再生用操作釦8を操作するこ
とによつて第1テープレコーダー部の再生動作
は行なわれるが次に斯かる再生状態において一時
停止用操作摘子10を操作する場合について説明
する。前記一時停止用操作摘子10を操作し矢印
A方向へ変位せしめると一時停止用操作片38が
矢印A方向へ変位し制御板77に形成されている
第2係合片80に当接する結果、該制御板77は
スプリング78の付勢力に抗して矢印A方向へ変
位せしめられる。前記制御板77が矢印A方向へ
変位すると該制御板77に形成されている第1制
御部77aが第1回動アーム45に設けられてい
る第1制御突片45aに当接し動作位置にあつた
該第1回動アーム45を非動作位置である時計方
向に回動変位せしめる。その結果前記第1回動ア
ーム45に取付けられている第1駆動ローラー4
8が巻取りリール台14より離間せしめられる。
また前記制御板77が矢印A方向へ変位すると該
制御板77に形成されている第2制御部77bが
第1ピンチローラーアーム18に形成されている
制御片18aに当接し、該第1ピンチローラーア
ーム18を第4図において反時計方向に回動変位
せしめる。該第1ピンチローラーアーム18が回
動変位せしめられると該ピンチローラーアーム1
8に回転可能に取付けられているピンチローラー
21が第1キヤプスタン20より離間せしめられ
る。このように制御板77が矢印A方向に変位せ
しめられるとピンチローラー21が第1キヤプス
タン20より離間すると共に第1駆動ローラー4
8が巻取りリール台14より離間するため第1テ
ープレコーダー部の磁気テープは走行を停止
し、第5図に示した一時停止状態が構成される。
斯かる状態において、一時停止用操作摘子10を
非動作位置に変位せしめれば制御板77がスプリ
ング78の付勢力によつて矢印B方向へ変位せし
められ第1テープレコーダー部は第4図に示し
た再生動作状態になる。このように再生動作及び
一時停止動作は行なわれるが増幅回路等を録音状
態に切換えれば録音動作状態を構成することが出
来る。また巻戻し用操作釦6及び早送り用操作釦
7を押圧操作すれば各駆動機構が操作片35,3
6によつて切換えられ、各動作状態が構成される
が斯かる機構は省略した。また再生動作状態にあ
るときに停止用操作釦9を操作すると押釦機構の
ロツクが解除されて再生用操作釦8が非動作状態
に復帰するので第1連結板39即ち第1摺動基板
15はスプリング44の付勢力によつて非動作位
置である矢印A方向へ摺動変位せしめられる。そ
の結果第1テープレコーダー部は、第1図及び
第2図に示した停止状態になる。 以上の如く第1テープレコーダー部の動作は
行なわれるが次に第2テープレコーダー部の動
作について説明する。斯かる第2テープレコーダ
ー部の動作はソレノイドプランジヤー69に電
源を供給することによつて行なわれる。第2図に
示した状態においてソレノイドプランジヤー69
に電源を供給するとプランジヤー70が吸引され
るので制御部材71がスプリング73の付勢力に
抗して時計方向に回動変位せしめられる。前記制
御部材71が時計方向に回動変位すると制御ピン
74が切換歯車63の第2カム67より離脱する
ため該切換歯車63は制御レバー75の第1カム
66への当接力によつて反時計方向に回転せしめ
られ駆動歯車62に噛合わされる。そして該駆動
歯車62は電動機33によつて時計方向に回転駆
動されるため、切換歯車63は反時計方向に回転
駆動されることになる。該切換歯車63が所定の
位置まで即ち該切換歯車63の欠歯部65が駆動
歯車62に対応する位置まで回転すると該切換歯
車63への駆動歯車62からの回転駆動力が断た
れると共に制御部材71の制御ピン74が切換歯
車63の第3カム68に当接し、該切換歯車63
のそれ以上の回転を阻止する状態になる。前記切
換歯車63が前述した如く所定の位置まで回転す
ると該切換歯車63に形成されている第1カム6
6も回転するため、その回転に伴なつて制御レバ
ー75が軸76を中心として時計方向へ変位せし
められる。該制御レバー75が時計方向に変位す
るとその端部に形成されている第1押圧部75a
が第2連結板50に形成されている係合片55に
当接し該第2連結板50を矢印B方向に変位せし
める。第3図は斯かる動作が行なわれた状態を示
すものであり、第2連結板50がスプリング56
の付勢力に抗して矢印B方向に変位すると該第2
連結板50に連結されている第2摺動基板24が
動作位置である矢印B方向に変位せしめられる。
該第2摺動基板24が動作位置へ変位すると第2
制御孔24aによる第2回動アーム57の規制動
作が解除される結果該第2回動アーム57がスプ
リング59の付勢力によつて反時計方向に回動変
位し第2駆動ローラー60が巻取りリール台23
に当接する。また第2摺動基板24が動作位置に
変位すると該摺動基板24上に設けられている消
去ヘツド25及び録音再生兼用磁気ヘツド26が
カセツト5内の磁気テープに当接すると共にピン
チローラー30が第2キヤプスタン29に圧着さ
れる。従つて斯かる状態では電動機33の回転が
ベルト34を介して第2フライホイール32即ち
第2キヤプスタン29に、また第2プーリー61
及び第2駆動ローラー60を介して巻取りリール
台23に伝達されるので磁気テープは定速駆動さ
れ、第2テープレコーダー部の再生動作状態が
構成される。このように第2テープレコーダー部
4の再生動作は行なわれるが増幅回路等を録音状
態に切換えれば録音動作状態を構成することが出
来る。 以上の如く第2テープレコーダー部の再生動
作状態への切換は行なわれるが次に停止状態への
切換について説明する。斯かる停止状態への切換
は、ソレノイドプランジヤー69への電源供給を
断つことによつて行なわれる。該ソレノイドプラ
ンジヤー69への電源供給を断つとプランジヤー
70への吸引力が無くなるため制御部材71がス
プリング73の付勢力によつて反時計方向に回動
変位せしめられる。該制御部材71が反時計方向
に回動変位すると制御ピン74が切換歯車63の
第3カム68より離脱するため該切換歯車63は
制御レバー75の第1カム66への当接力によつ
て反時計方向へ回転せしめられる。このように前
記切換歯車63は制御レバー75による付勢力に
よつて回転せしめられるが所定の位置即ち切換歯
車63が駆動歯車62に噛合う直前の位置まで回
転すると制御部材71に形成されている制御ピン
74が第2カム67に当接し、該切換歯車63の
それ以上の回転を阻止する状態になる。前記切換
歯車63が前述した如く所定の位置まで回転する
と該切換歯車63に形成されている第1カム66
も回転するので制御レバー75が軸76を中心と
して反時計方向に回動変位する。その結果第2連
結板50がスプリング56の付勢力によつて矢印
A方向に変位するので第2摺動基板24は非動作
位置である矢印A方向へ摺動変位せしめられ、第
2テープレコーダー部は第1図及び第2図に示
した停止状態になる。 以上の如く第1テープレコーダー部及び第2
テープレコーダー部を夫々単独に操作した場合
の動作は行なわれるが次に2つのテープレコーダ
ーを関連付けて動作させる場合について説明す
る。第1図及び第2図に示した停止状態におい
て、再生用操作釦8を操作すると前述したように
第1テープレコーダー部を構成する第1摺動基
板15が動作位置に変位し第4図に示した再生動
作状態が構成される。斯かる状態において、ソレ
ノイドプランジヤー69に電源が供給されるとプ
ランジヤー70の吸引動作によつて制御部材71
が時計方向に回動変位せしめられる。その結果前
述した切換歯車63の切換動作によつて第2摺動
基板24が動作位置に変位せしめられて第2テー
プレコーダー部の再生動作状態が構成される。
前記切換歯車63に形成されている第1カム66
の回転により制御レバー75が軸76を中心とし
て時計方向に回動変位すると前述したように第1
押圧部75aの係合片55への押圧力によつて第
2連結板50が矢印B方向へ変位せしめられるが
該制御レバー75の他方の端部に形成されている
第2押圧部75bが制御板77に形成されている
第1係合片79に当接し該制御板77をスプリン
グ78の付勢力に抗して、矢印A方向へ変位せし
める。前記制御板77が矢印A方向へ変位すると
該制御板77に形成されている第1制御部77a
が第1回動アーム45に設けられている第1制御
突片45aに当接し動作位置にあつた該第1回動
アーム45を非動作位置である時計方向に回動変
位せしめる。その結果前記第1回動アーム45に
取付けられている第1駆動ローラー48が巻取り
リール台14より離間せしめられる。また前記制
御板77が矢印A方向へ変位すると該制御板77
に形成されている第2制御部77bが第1ピンチ
ローラーアーム18に形成されている制御片18
aに当接し該第1ピンチローラーア−ム18を第
4図において反時計方向に回動変位せしめる。該
第1ピンチローラーア−ム18が回動変位せしめ
られると該ピンチローラーア−ム18に回転可能
に取付けられているピンチローラー21が第1キ
ヤプスタン20より離間せしめられる。このよう
に制御板77が矢印A方向に変位するとピンチロ
ーラー21が第1キヤプスタン20より離間する
と共に第1駆動ローラー48が巻取りリール台1
4より離間するため第1テープレコーダー部
磁気テープは走行を停止し、第1テープレコーダ
ー部は一時停止状態になる。第3図は斯かる状
態である。 以上の如く第1テープレコーダー部が再生動
作状態にあるときにソレノイドプランジヤー69
に電源を供給すると第1テープレコーダー部
一時停止状態になると共に第2テープレコーダー
が再生動作状態になる。斯かる状態において
ソレノイドプランジヤー69への電源供給を断つ
と前述した如く制御部材71が反時計方向に回動
変位せしめられる。その結果切換歯車63と共に
第1カム66が回動変位し、その変位に伴なつて
制御レバー75が反時計方向に回動変位するので
第2連結板50即ち第2摺動基板24が矢印A方
向である非動作位置に復帰すると共に制御板77
がスプリング78の付勢力によつて矢印B方向に
摺動変位せしめられる。前記制御板77が矢印B
方向に摺動変位すると該制御板77に形成されて
いる第2制御部77bによつて非動作位置に変位
せしめられていた第1ピンチローラーア−ム18
が動作位置に回動復帰し、ピンチローラー21が
第1キヤプスタン20に圧着される。また前記制
御板77が矢印B方向に変位すると該制御板77
に形成されている第1制御部77aによつて非動
作位置に変位せしめられていた第1回動アーム4
5が動作位置に回動復帰し、第1駆動ローラー4
8が巻取りリール台14に当接する。斯かる動作
が行なわれる結果第1テープレコーダー部は一
時停止状態が解除されて再生動作状態に復帰す
る。 このように第1テープレコーダー部が再生動
作状態にあるときにソレノイドプランジヤー69
への電源供給及び電源遮断動作を繰り返して行な
うと第1テープレコーダー部及び第2テープレ
コーダー部の再生動作が交互に行なわれること
になる。また一方のテープレコーダー部を録音状
態にすれば録音動作と再生動作とが交互に行なわ
れ、2つのテープレコーダー部を録音状態にすれ
ば録音動作が交互に行なわれることになる。 (ホ) 発明の応用例 本実施例では第2テープレコーダー部に使用
されるテープとして無端状のカセツトを使用した
が有端状のカセツトを使用することも出来る。ま
たソレノイドプランジヤー69への電源供給及び
電源遮断動作は手動スイツチの切換によつて行な
つたり、磁気テープの終端を検出することによつ
て行なつたり、留守電話自動応対装置にあつては
着信回路等からの制御信号によつて行なうように
することも出来る。また電動機33の回転力を単
一のベルト34によつて第1フライホイール31
及び第2フライホイール32に伝達するようにし
たが別々のベルトによつて伝達するように構成す
ることも出来る。更に切換歯車63に切換力を伝
達する駆動歯車62を第2キヤプスタン29に取
付けたが電動機33より回転が伝達される回転軸
を別個に設け、該回転軸に取付けるようにするこ
とも出来る。 (ヘ) 効果 以上に説明したように本発明の動作切換装置
は、切換歯車に設けられているカムの回転により
シーソー運動する制御レバーによつて第1のテー
プ駆動装置及び第2のテープ駆動装置を切換駆動
させるようにしただけでなく、第1テープレコー
ダー部の動作切換を該第1テープレコーダーを一
時停止状態にする制御板を利用して行なうように
したので構成が簡単になるという利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、何れも本発明の動作切換装置に関し、
第1図は平面図、第2図及び第3図は異なる状態
を示す底面図、第4図及び第5図は異なる状態を
示す要部の底面図である。 主な図番の説明、1…固定基板、…第1テー
プレコーダー部、…第2テープレコーダー部、
8…再生用操作釦、10…一時停止用操作摘子、
12,23…巻取りリール台、15…第1摺動基
板、18…第1ピンチローラーア−ム、20…第
1キヤプスタン、21,30…ピンチローラー、
24…第2摺動基板、27…第2ピンチローラー
ア−ム、29…第2キヤプスタン、31…第1フ
ライホイール、32…第2フライホイール、33
…電動機、34…ベルト、38…一時停止用操作
片、39…第1連結板、45…第1回動アーム、
48…第1駆動ローラー、49…第1プーリー、
50…第2連結板、57…第2回動アーム、60
…第2駆動ローラー、61…第2プーリー、62
…駆動歯車、63…切換歯車、66…第1カム、
67…第2カム、68…第3カム、69…ソレノ
イドプランジヤー、71…制御部材、74…制御
ピン、75…制御レバー、77…制御板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気ヘツドが固定されている第1摺動基板の
    動作位置への変位により磁気テープの定速駆動状
    態が構成される第1テープレコーダー部及び磁気
    ヘツドが固定されている第2摺動基板の動作位置
    への変位により磁気テープの定速駆動状態が構成
    される第2テープレコーダー部が組込まれたテー
    プレコーダーにおいて、電動機の回転がベルト等
    により伝達されて回転する駆動歯車と、ソレノイ
    ドプランジヤーの吸引力によりトリガーされると
    前記駆動歯車に噛合うと共に該駆動歯車の回転が
    伝達されて所定位置まで回転する切換歯車と、該
    切換歯車と共に回転するカムと、固定基板に回転
    可能に組付けられていると共に前記カムの回転に
    よりシーソー運動する制御レバーと、第1テープ
    レコーダー部に設けられた一時停止用操作レバー
    の操作により動作位置に変位すると共に第1テー
    プレコーダー部の駆動機構を一時停止状態にする
    制御板とより成り、前記ソレノイドプランジヤー
    の吸引動作時前記制御レバーの回動変位により前
    記制御板を動作位置に変位せしめ、以つて第1テ
    ープレコーダー部を一時停止状態にせしめると共
    に第2テープレコーダー部を動作状態にせしめる
    ようにしたことを特徴とするテープレコーダーの
    動作切換装置。
JP57167210A 1982-09-24 1982-09-24 テ−プレコ−ダ−の動作切換装置 Granted JPS5956274A (ja)

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JPS5956274A JPS5956274A (ja) 1984-03-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264536A (ja) * 1985-05-16 1986-11-22 Hashimoto Corp 留守番電話装置のテ−プデツキ
JP3056660B2 (ja) * 1994-12-27 2000-06-26 シャープ株式会社 ダブルカセット型磁気記録再生装置

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