JPH0328744B2 - - Google Patents

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JPH0328744B2
JPH0328744B2 JP57167209A JP16720982A JPH0328744B2 JP H0328744 B2 JPH0328744 B2 JP H0328744B2 JP 57167209 A JP57167209 A JP 57167209A JP 16720982 A JP16720982 A JP 16720982A JP H0328744 B2 JPH0328744 B2 JP H0328744B2
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JP
Japan
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operating position
tape recorder
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switching
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JP57167209A
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JPS5956273A (ja
Inventor
Hiroshi Haraguchi
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP57167209A priority Critical patent/JPS5956273A/ja
Publication of JPS5956273A publication Critical patent/JPS5956273A/ja
Publication of JPH0328744B2 publication Critical patent/JPH0328744B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本発明はテープレコーダーの動作切換装置に関
し、特に留守電話自動応対装置に使用されるテー
プレコーダーに適した動作切換装置に係る。 (ロ) 背景技術 電話回線より到来する呼出し信号に応答し呼出
し者からのメツセージを録音用テープに録音する
留守電話自動応対装置と呼ばれる装置が普及して
いるが斯かる装置は呼出し者へのメツセージを再
生する第1のテープレコーダーと呼出し者からの
メツセージを録音する第2のテープレコーダーと
を備えている。そして斯かる留守電話自動応対装
置は第1テープレコーダーの磁気テープを駆動す
る電動機と第2テープレコーダーの磁気テープを
駆動する電動機とが別々に設けられているため高
価になるという問題を有している。 (ハ) 発明の目的 本発明は単一の電動機により第1のテープレコ
ーダーの磁気テープと第2のテープレコーダーの
磁気テープを駆動するように構成された装置に適
した動作切換装置を提供しようとするものであ
る。 (ニ) 発明の実施例 図面は何れも本発明に関し、第1図は平面図、
第2図及び第3図は異なる状態を示す底面図、第
4図は要部の底面図である。図において、1は本
装置を構成する固定基板、は該固定基板1に組
込まれている第1のテープレコーダー部であり第
1のテープである有端状のカセツト3が使用され
る。は前記固定基板1に組込まれている第2の
テープレコーダー部であり第2のテープである無
端状のカセツト5が使用される。6,7,8及び
9は第1テープレコーダー部の動作切換を行な
う巻戻し、早送り、再生及び停止用の各操作釦で
ある。10及び11は供給リール軸及び巻取りリ
ール軸であり、夫々リール台12及び13が一体
的に設けられている。14は第1テープレコーダ
ー部を構成する第1摺動基板であり、前記再生
用操作釦8の操作により動作位置である矢印A方
向に変位せしめられる。15及び16は前記第1
摺動基板14上に固定されている消去ヘツド及び
録音再生兼用磁気ヘツド、17は該第1摺動基板
14上に軸18によつて回動可能に取付けられて
いる第1ピンチローラーアームであり、第1キヤ
プスタン19に圧着され磁気テープを定速駆動す
るピンチローラー20が回転可能に取付けられて
いると共に圧着動作を制御する制御片17aが形
成されている。21は第2テープレコーダー部
を構成する巻取りリール軸でありリール台22が
一体的に設けられている。23は第2摺動基板で
あり切換動作が行なわれると動作位置である矢印
A方向に変位するようにされている。24及び2
5は前記第2摺動基板23上に固定されている消
去ヘツド及び録音再生兼用磁気ヘツド、26は該
第2摺動基板23上に軸27によつて回動可能に
取付けられている第2ピンチローラーアームであ
り第2キヤプスタン28に圧着され磁気テープを
定速駆動するピンチローラー29が回転可能に取
付けられている。30は前記第1キヤプスタン1
9に嵌着されている第1フライホイール、31は
前記第2キヤプスタン28に嵌着されている第2
フライホイール、32は電動機、33は該電動機
32の回転を第1フライホイール30及び第2フ
ライホイール31に伝達するベルトである。3
4,35及び36は前記巻戻し、早送り及び再生
用操作釦6,7及び8に設けられた操作片であ
り、各操作釦が操作されると矢印A方向へ変位す
るように構成されている。37はピン38及び3
9によつて固定基板1に設けられた孔40,41
を通して前記第1摺動基板14と連結されている
第1連結板であり、前記再生用操作釦8の操作片
36によつて矢印A方向に変位せしめられるよう
に関係付けられている。42は前記第1連結板3
7即ち第1摺動基板14を非動作位置である矢印
B方向に付勢するスプリングである。43は固定
基板1に軸44によつて回動可能に取付けられて
いると共にスプリング45によつて反時計方向に
付勢されている第1回動アーム、46は該第1回
動アーム43に回転可能に取付けられていると共
に駆動動作時前記巻取りリール台13に当接し該
巻取りリール台13を回転駆動する第1駆動ロー
ラー、47は該第1駆動ローラー46に取付けら
れていると共に前記ベルト33に常時当接し電動
機32の回転が伝達される第1プーリーである。
43aは前記第1回動アーム43に設けられた第
1制御突片であり、前記第1摺動基板14に形成
されている第1制御孔14aとの協働により前記
第1回動アーム43の変位動作を制御する作用を
成すものである。即ち第1摺動基板14が第1図
に示した非動作位置にあるときには、前記第1回
動アーム43を非動作位置に位置せしめて第1駆
動ローラー46を巻取りリール台13より離間し
た位置にあるように規制し、該第1摺動基板14
が矢印A方向である動作位置に変位すると第1回
動アーム43を反時計方向へ回動変位せしめて第
1駆動ローラー46を巻取りリール台13に当接
せしめるように作用するものである。48はピン
49及び50によつて固定基板1に設けられた孔
51,52を通して前記第2摺動基板23と連結
されている第2連結板であり、係合片48aが形
成されていると共にスプリング53によつて矢印
B方向へ付勢されている。54は固定基板1に軸
55によつて回動可能に取付けられていると共に
スプリング56によつて反時計方向に付勢されて
いる第2回動アーム、57は該第2回動アーム5
4に回転可能に取付けられていると共に駆動動作
時前記巻取りリール台22に当接し、該巻取りリ
ール台22を回転駆動する第2駆動ローラー、5
8は該第2駆動ローラー57に取付けられている
と共に前記ベルト33に常時当接し電動機32の
回転が伝達される第2プーリーである。54aは
前記第2回動アーム54に設けられた第2制御突
片であり、前記第2摺動基板23に形成されてい
る第2制御孔23aとの協働により前記第2回動
アーム54の変位動作を制御する作用を成すもの
である。即ち第2摺動基板23が第1図に示した
非動作位置にあるときには、前記第2回動アーム
54を非動作位置に位置せしめて第2駆動ローラ
ー57を巻取りリール台22より離間した位置に
あるように規制し、該第2摺動基板23が矢印A
方向である動作位置に変位すると第2回動アーム
54を反時計方向へ回動変位せしめて第2駆動ロ
ーラー57を巻取りリール台22に当接せしめる
ように作用するものである。59は前記第2キヤ
プスタン28と共に回転するべく該キヤプスタン
28に取付けられた駆動歯車、60は固定基板1
に軸61によつて回転可能に取付けられていると
共に動作切換時前記駆動歯車59に噛合つて回転
駆動される切換歯車であり、その歯の一部には該
駆動歯車59との噛合を解除する欠歯部62が設
けられている。前記切換歯車60には動作切換を
行なう第1カム63、前記駆動歯車59との噛合
いを制御する第2カム64及び該切換歯車60を
動作位置に保持する第3カム65が形成されてい
る。66はトリガー動作時電源が供給されてプラ
ンジヤー67を吸引動作せしめるソレノイドプラ
ンジヤー、68は固定基板1に軸69により回動
可能に取付けられていると共に前記ソレノイドプ
ランジヤー66を構成するプランジヤー67の吸
引力により時計方向に回動変位せしめられる制御
部材であり、スプリング70によつて反時計方向
に付勢されていると共に前記切換歯車60に形成
されている第2カム64及び第3カム65に当接
し該切換歯車60の切換動作を制御する制御ピン
71が設けられている。72は固定基板1に軸7
3によつて回動可能に取付けられていると共に前
記切換歯車60に形成されている第1カム63に
よつてシーソー運動せしめられる制御レバー、7
4は該制御レバー72の端部に形成されていると
共に前記第2連結板48に形成されている係合片
48aに当接し該第2連結板48を矢印A方向へ
押圧変位せしめる第1押圧部、75は該制御レバ
ー72の他方の端部に形成された第2押圧部であ
る。76は固定基板1に摺動可能に取付けられて
いると共にスプリング77により矢印A方向へ付
勢されている制御板であり、前記第1回動アーム
43の変位動作を制御し第1駆動ローラー46の
巻取りリール台13への当接を制御する第1制御
部76a及び前記第1ピンチローラーアーム17
に形成されている制御片17aに当接しピンチロ
ーラー20の第1キヤプスタン19への圧着動作
を制御する第2制御部76bが形成されている。
78は前記制御板76に形成されている係合片で
あり、前記制御レバー72に形成されている第2
押圧部75によつて矢印B方向へ押圧されるよう
に関係付けられている。このように本発明は構成
されているがソレノイドプランジヤー66が吸引
動作状態にあるとき即ち制御部材68に設けられ
ている制御ピン71が第3カム65に当接し切換
歯車60を動作位置に保持する状態にあるとき制
御レバー72の第1カム63への当接力によつて
該切換歯車60に復帰回転力を与えるように各カ
ムの位置及び欠歯部62は関係付けられている。
またソレノイドプランジヤー66が非吸引動作状
態にあるとき即ち制御部材68に設けられている
制御ピン71が第2カム64に当接した状態にあ
るとき制御レバー72の第1カム63への当接力
によつて切換歯車60を駆動歯車59に噛合わせ
るべく回動付勢するように各カムに関係付けられ
ている。 以上の如く本発明は構成されており、次に動作
について説明する。第1図及び第2図に示した状
態は非動作状態であり、斯かる状態では第1摺動
基板14及び第2摺動基板23は共に非動作位置
にある。第1摺動基板14が非動作位置にある状
態では該摺動基板14に形成されている第1制御
孔14aと第1制御突片43aとの協働によつて
第1回動アーム43は非動作位置に変位せしめら
れており、第1駆動ローラー46は巻取りリール
台13より離間せしめられている。また第2摺動
基板23が非動作位置にある状態では該摺動基板
23に形成されている第2制御孔23aと第2制
御突片54aとの協働によつて第2回動アーム5
4は非動作位置に変位せしめられており第2駆動
ローラー57は巻取りリール台22より離間せし
められている。そして、斯かる状態では制御部材
68に設けられている制御ピン71が切換歯車6
0に形成されている第2カム64に当接し、該切
換歯車60を前記駆動歯車59に噛合わせない位
置に保持している。 前述した状態において、使用者が再生用操作釦
8を押圧操作するとその操作片36の変位力によ
つて第1連結板37がスプリング42の付勢力に
抗して矢印A方向へ変位せしめられ、その結果該
第1連結板37に連結されている第1摺動基板1
4が動作位置である矢印A方向へ変位する。前記
第1摺動基板14が動作位置へ変位すると第1制
御孔14aによる第1回動アーム43の規制動作
が解除される結果該第1回動アーム43がスプリ
ング45の付勢力によつて反時計方向に回動変位
し第1駆動ローラー46が巻取りリール台13に
当接する。また第1摺動基板14が動作位置に変
位すると該摺動基板14上に設けられている消去
ヘツド15及び録音再生兼用磁気ヘツド16がカ
セツト3内の磁気テープに当接すると共にピンチ
ローラー20が第1キヤプスタン19に圧着され
る。第4図に示した状態は斯かる状態であり、斯
かる状態で電動機32に電源を供給すると該電動
機32が回転を開始し、その回転がベルト33を
介して第1フライホイール30即ち第1キヤプス
タン19に、また第1プーリー47及び第1駆動
ローラー46を介して巻取りリール台13に伝達
されるので磁気テープは定速駆動され、第1テー
プレコーダー部の再生動作状態が構成されるこ
とになる。このように第1テープレコーダー部
の再生動作は行なわれるが増幅回路等を録音状態
に切換えれば録音動作状態を構成することが出来
る。また巻戻し用操作釦6及び早送り用操作釦7
を押圧操作すれば各駆動機構が操作片34,35
によつて切換えられて各動作状態が構成されるが
斯かる機構は省略した。また再生動作状態にある
ときに停止用操作釦9を操作すると押釦機構のロ
ツクが解除されて再生用操作釦8が非動作状態に
復帰するので第1連結板37即ち第1摺動基板1
4はスプリング42の付勢力によつて非動作位置
である矢印B方向へ摺動変位せしめられる。その
結果第1テープレコーダー部は第1図及び第2
図に示した停止状態になる。 以上の如く第1テープレコーダー部の動作は
行なわれるが次に第2テープレコーダー部の動
作について説明する。斯かる第2テープレコーダ
ー部の動作はソレノイドプランジヤー66に電
源を供給することによつて行なわれる。第2図に
示した状態においてソレノイドプランジヤー66
に電源を供給するとプランジヤー67が吸引され
るので制御部材68がスプリング70の付勢力に
抗して時計方向に回動変位せしめられる。前記制
御部材68が時計方向に回動変位すると制御ピン
71が切換歯車60の第2カム64より離脱する
ため該切換歯車60は制御レバー72の第1カム
63への当接力によつて反時計方向に回転せしめ
られ駆動歯車59に噛合わされる。そして該駆動
歯車59は電動機32によつて時計方向に回転駆
動されるため、切換歯車60は反時計方向に回転
駆動されることになる。該切換歯車60が所定の
位置まで即ち該切換歯車60の欠歯部62が駆動
歯車59に対応する位置まで回転すると該切換歯
車60への駆動歯車59からの回転駆動力が断た
れると共に制御部材68の制御ピン71が切換歯
車60の第3カム65に当接し、該切換歯車60
のそれ以上の回転を阻止する状態になる。前記切
換歯車60が前述した如く所定の位置まで回転す
ると該切換歯車60に形成されている第1カム6
3も回転するため、その回転に伴なつて制御レバ
ー72が軸73を中心として時計方向へ変位せし
められる。該制御レバー72が時計方向に変位す
るとその端部に形成されている第1押圧部74が
第2連結板48に形成されている係合片48aに
当接し該第2連結板48を矢印A方向に変位せし
める。第3図は斯かる動作が行なわれた状態を示
すものであり、第2連結板48がスプリング53
の付勢力に抗して矢印A方向に変位すると該第2
連結板48に連結されている第2摺動基板23が
動作位置である矢印A方向に変位せしめられる。
該第2摺動基板23が動作位置へ変位すると第2
制御孔23aによる第2回動アーム54の規制動
作が解除される結果該第2回動アーム54がスプ
リング56の付勢力によつて反時計方向に回動変
位し第2駆動ローラー57が巻取りリール台22
に当接する。また第2摺動基板23が動作位置に
変位すると該摺動基板23上に設けられている消
去ヘツド24及び録音再生兼用磁気ヘツド25が
カセツト5内の磁気テープに当接すると共にピン
チローラー29が第2キヤプスタン28に圧着さ
れる。従つて斯かる状態では電動機32の回転が
ベルト33を介して第2フライホイール31即ち
第2キヤプスタン28に、また第2プーリー58
及び第2駆動ローラー57を介して巻取りリール
台22に伝達されるので磁気テープは定速駆動さ
れ、第2テープレコーダー部の再生動作状態が
構成される。このように第2テープレコーダー部
4の再生動作は行なわれるが増幅回路等を録音状
態に切換えれば録音動作状態を構成することが出
来る。以上の如く第2テープレコーダー部の再
生動作状態への切換は行なわれるが、次に停止状
態への切換について説明する。斯かる停止状態へ
の切換は、ソレノイドプランジヤー66への電源
供給を断つことによつて行なわれる。該ソレノイ
ドプランジヤー66への電源供給を断つとプラン
ジヤー67への吸引力が無くなるため制御部材6
8がスプリング70の付勢力によつて反時計方向
に回動変位せしめられる。該制御部材68が反時
計方向に回動変位すると制御ピン71が切換歯車
60の第3カム65より離脱するため該切換歯車
60は制御レバー72の第1カム63への当接力
によつて反時計方向へ回転せしめられる。このよ
うに前記切換歯車60は制御レバー72による付
勢力によつて回転せしめられるが所定の位置即ち
切換歯車60が駆動歯車59に噛合う直前の位置
まで回転すると制御部材68に形成されている制
御ピン71が第2カム64に当接し該切換歯車6
0のそれ以上の回転を阻止する状態になる。前記
切換歯車60が前述した如く所定の位置まで回転
すると該切換歯車60に形成されている第1カム
63も回転するので制御レバー72が軸73を中
心として反時計方向に回動変位する。その結果第
2連結板48がスプリング53の付勢力によつて
矢印B方向に変位するので第2摺動基板23は非
動作位置である矢印B方向へ摺動変位せしめら
れ、第2テープレコーダー部は第1図及び第2
図に示した停止状態になる。 以上の如く第1テープレコーダー部及び第2
テープレコーダー部を夫々単独に操作した場合
の動作は行なわれるが次に2つのテープレコーダ
ーを関連付けて動作させる場合について説明す
る。第1図及び第2図に示した停止状態におい
て、再生用操作釦8を操作すると前述したように
第1テープレコーダー部を構成する第1摺動基
板14が動作位置に変位し第4図に示した再生動
作状態が構成される。斯かる状態において、ソレ
ノイドプランジヤー66に電源が供給されるとプ
ランジヤー67の吸引動作によつて制御部材68
が時計方向に回動変位せしめられる。その結果前
述した切換歯車60の切換動作によつて第2摺動
基板23が動作位置に変位せしめられて第2テー
プレコーダー部の再生動作状態が構成される。
前記切換歯車60に形成されている第1カム63
の回転により制御レバー72が軸73を中心とし
て時計方向に回動変位すると前述したように第1
押圧部74の係合片48aへの押圧力によつて第
2連結板48が矢印A方向へ変位せしめられるが
該制御レバー72の他方の端部に形成されている
第2押圧部75が制御板76に形成されている係
合片78に当接し該制御板76をスプリング77
の付勢力に抗して矢印B方向へ変位せしめる。前
記制御板76が矢印B方向へ変位すると該制御板
76に形成されている第1制御部76aが第1回
動アーム43に設けられている第1制御突片43
aに当接し動作位置にあつた該第1回動アーム4
3を非動作位置である時計方向に回動変位せしめ
る。その結果前記第1回動アーム43に取付けら
れている第1駆動ローラー46が巻取りリール台
13より離間せしめられる。また前記制御板76
が矢印B方向へ変位すると該制御板76に形成さ
れている第2制御部76bが第1ピンチローラー
アーム17に形成されている制御片17aに当接
し該第1ピンチローラーアーム17を第4図にお
いて反時計方向に回動変位せしめる。該第1ピン
チローラーアーム17が回動変位せしめられると
該ピンチローラーアーム17に回転可能に取付け
られているピンチローラー20が第1キヤプスタ
ン19より離間せしめられる。このよいに制御板
76が矢印B方向に変位するとピンチローラー2
0が第1キヤプスタン19より離間すると共に第
1駆動ローラー46が巻取りリール台13より離
間するため第1テープレコーダー部の磁気テー
プは走行を停止し、第1テープレコーダー部
一時停止状態になる。第3図は斯かる状態であ
る。 以上の如く第1テープレコーダー部が再生動
作状態にあるときにソレノイドプランジヤー66
に電源を供給すると第1テープレコーダー部
一時停止状態になると共に第2テープレコーダー
が再生動作状態になる。斯かる状態において
ソレノイドプランジヤー66への電源供給を断つ
と前述した如く制御部材68が反時計方向に回動
変位せしめられる。その結果切換歯車60と共に
第1カム63が回動変位し、その変位に伴なつて
制御レバー63が反時計方向に回動変位するので
第2連結板48即ち第2摺動基板23が矢印B方
向である非動作位置に復帰すると共に制御板76
がスプリング77の付勢力によつて矢印A方向に
摺動変位せしめられる。前記制御板76が矢印A
方向に摺動変位すると該制御板76に形成されて
いる第2制御部76bによつて非動作位置に変位
せしめられていた第1ピンチローラーアーム17
が動作位置に回動復帰し、ピンチローラー20が
第1キヤプスタン19に圧着される。また前記制
御板76が矢印A方向に変位すると該制御板76
に形成されている第1制御部76aによつて非動
作位置に変位せしめられていた第1回動アーム4
3が動作位置に回動復帰し、第1駆動ローラー4
6が巻取りリール台13に当接する。斯かる動作
が行なわれる結果第1テープレコーダー部は、
一時停止状態が解除されて再生動作状態に復帰す
る。 このように第1テープレコーダー部が再生動
作状態にあるときにソレノイドプランジヤー66
への電源供給及び電源遮断動作を繰り返して行な
うと第1テープレコーダー部及び第2テープレ
コーダー部の再生動作が交互に行なわれること
になる。また一方のテープレコーダー部を録音状
態にすれば録音動作と再生動作とが交互に行なわ
れ、2つのテープレコーダー部を録音状態にすれ
ば録音動作が交互に行なわれることになる。 (ホ) 発明の応用例 本実施例では第2テープレコーダー部に使用
されるテープとして無端状のカセツトを使用した
が有端状のカセツトを使用することも出来る。ま
たソレノイドプランジヤー66への電源供給及び
電源遮断動作は手動スイツチの切換によつて行な
つたり、磁気テープの終端を検出することによつ
て行なつたり、留守電話自動応対装置にあつては
着信回路等からの制御信号によつて行なうように
することも出来る。また電動機32の回転力を単
一のベルト33によつて第1フライホイール30
及び第2フライホイール31に伝達するようにし
たが別々のベルトによつて伝達するように構成す
ることも出来る。更に切換歯車60に噛合う駆動
歯車59を第2キヤプスタン28に取付けたが電
動機32より回転が伝達される回転軸を別個に設
けて該回転軸に取付けることも出来る。 (ヘ) 効果 以上に説明したように本発明の動作切換装置は
ソレノイドプランジヤーの吸引動作により切換歯
車を駆動歯車に噛合わせ、該切換歯車の待機位置
から動作位置への回転に伴なうカムの回転によつ
て第2テープレコーダー部を構成する第2摺動基
板を動作位置まで変位せしめ、且つ第1テープレ
コーダー部を構成する定速駆動機構を非動作状態
にせしめるようにしたので2つのテープレコーダ
ー部の動作を別々に設けられた手段によつて制御
する方式に比較して構成が簡単になり、また該切
換歯車の動作位置から待機位置への回転復帰力を
第2摺動基板を非動作位置へ復帰せしめるスプリ
ングより得るようにしたので切換機構部の構成を
簡潔にすることが出来るという特徴を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、何れも本発明に関し、第1図は平面
図、第2図及び第3図は異なる状態を示す底面
図、第4図は要部の底面図である。 主な図番の説明、1…固定基板、…第1テー
プレコーダー部、…第2テープレコーダー部、
8…再生用操作釦、13,22…巻取りリール
台、14…第1摺動基板、17…第1ピンチロー
ラーアーム、19…第1キヤプスタン、23…第
2摺動基板、26…第2ピンチローラーアーム、
28…第2キヤプスタン、30…第1フライホイ
ール、31…第2フライホイール、32…電動
機、33…ベルト、37…第1連結板、43…第
1回動アーム、46…第1駆動ローラー、47…
第1プーリー、48…第2連結板、54…第2回
動アーム、57…第2駆動ローラー、58…第2
プーリー、59…駆動歯車、60…切換歯車、6
3…第1カム、64…第2カム、65…第3カ
ム、66…ソレノイドプランジヤー、68…制御
部材、71…制御ピン、72…制御レバー、76
…制御板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気ヘツドが固定されている第1摺動基板の
    動作位置への変化により磁気テープの定速駆動状
    態が構成される第1テープレコーダー部及び磁気
    ヘツドが固定されている第2摺動基板の動作位置
    への変位により磁気テープの定速駆動状態が構成
    される第2テープレコーダー部が組込まれたテー
    プレコーダーにおいて、電動機の回転がベルト等
    により伝達される駆動歯車と、ソレノイドプラン
    ジヤーの吸引力によりトリガーされると前記駆動
    歯車に噛合うと共に該駆動歯車の回転により待機
    位置から動作位置まで回転せしめられる切換歯車
    と、該切換歯車と回転するべく設けられていると
    共に該切換歯車の待機位置から動作位置までの回
    転により前記第2摺動基板を動作位置まで変位せ
    しめ、且つ前記第1テープレコーダー部を構成す
    る定速駆動機構を非動作状態にせしめるカムと、
    前記第2摺動基板を非動作位置方向に付勢するス
    プリングとより成り、前記ソレノイドプランジヤ
    ーの非吸引状態への復帰時前記スプリングにより
    前記第2摺動基板を非動作位置に復帰せしめると
    共に該スプリングの付勢力によつて前記切換歯車
    を動作位置より待機位置まで回転させるようにし
    たことを特徴とするテープレコーダーの動作切換
    装置。
JP57167209A 1982-09-24 1982-09-24 テ−プレコ−ダ−の動作切換装置 Granted JPS5956273A (ja)

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JPS61264536A (ja) * 1985-05-16 1986-11-22 Hashimoto Corp 留守番電話装置のテ−プデツキ

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