JPH03283120A - テープレコーダーの動作切換装置 - Google Patents

テープレコーダーの動作切換装置

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Publication number
JPH03283120A
JPH03283120A JP2085311A JP8531190A JPH03283120A JP H03283120 A JPH03283120 A JP H03283120A JP 2085311 A JP2085311 A JP 2085311A JP 8531190 A JP8531190 A JP 8531190A JP H03283120 A JPH03283120 A JP H03283120A
Authority
JP
Japan
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gear
planetary gear
switching
rotates
rewinding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2085311A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Tozaki
戸崎 典昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2085311A priority Critical patent/JPH03283120A/ja
Publication of JPH03283120A publication Critical patent/JPH03283120A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、留守電話自動応対装置と呼ばれる装置に組込
まれるテープレコーダーの動作切換装置に関する。
(ロ)従来の技術 電話回線より到来する呼出し信号に応答し、応答用テー
プに録音されている応答用メツセージを呼出し者に送出
した後呼出し者からのメツセージを録音用テープに録音
するようにした留守電話自動応対装置と呼ばれる装置が
普及している。斯かる装置に組込まれるテープレコーダ
ーは、電話回線を通して入力されるリモコン信号によっ
て再生動作や巻戻し動作を行なうことができるように構
成されている。斯かるテープレコーダーの動作切換をプ
ランジャーの吸引力を利用して行なうようにしたものが
あるが、高価になるという問題があった。斯かる問題を
解決する方法として電動機の回転力を利用してテープレ
コーダーの動作切換を行なうようにしたものがあり、斯
かる技術としては、例えば特開平1−204254号公
報に開示されたものがある。
(A)発明が解決しようとする課題 前述した公報には電動機の回転力によって磁気ヘッドが
取付けられているヘッドベースを再生位置及びレビュー
位置に変位せしめるようにした技術が開示されているが
、斯かる技術は1つの切換歯車に2つのカムを設けるこ
とによってヘッドベースの変位動作位置を決定するよう
に構成されているため切換歯車の構成が複雑になるとと
もに該ヘッドベースの変位動作を行なった後リール軸の
回転動作が開始されるまでに要する時間が長くなるとい
う問題がある。本発明は、斯かる点を改良した動作切換
装置を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の動作切換装置は、レビュー動作時再生動作時の
回転方向に対して逆方向に回転する電動機と、該電動機
によって回転駆動されてキャプスタン軸と、該キャプス
タン軸と一体的に回転するべく取付けられている駆動歯
車と、該駆動歯車と常時噛合っているとともに該駆動歯
車の回転方向に応じて該駆動歯車の回りを周回する遊星
歯車と、再生動作時前記遊星歯車が噛合わされて前記駆
動歯車の回転が伝達されるとともに巻取りり−ル軸を回
転せしめる巻取り用歯車と、レビュー動作時前記遊星歯
車が噛合わされて前記駆動歯車の回転が伝達されるとと
もに巻戻しリール軸を回転せしめる巻戻し用歯車と、前
記遊星歯車が停止位置より前記巻取り用歯車に噛合う位
置へ移動する周回軌跡の途中にて該遊星歯車と噛合うよ
うに配置されているとともに該遊星歯車によって非動作
位置と動作位置との間を回転せしめられる第1切換用歯
車と、前記遊星歯車が停止位置より前記巻戻し用歯車に
噛合う位置へ移動する周回軌跡の途中にて該遊星歯車と
噛合うように配置されているとともに該遊星歯車によっ
て非動作位置と動作位置との間を回転せしめられる第2
切換用歯車とより構成されている。
(*)作用 本発明は、遊星歯車の巻取り用歯車及び巻戻し用歯車へ
の周回軌跡の途中に該遊星歯車との噛合動作が行なわれ
る第1切換用歯車及び第2切換用歯車を配置するととも
に該第1切換用歯車及び第2切換用歯車の動作位置への
変位動作によって磁気ヘッドがI/1.置されている摺
動基板を再生動作位置及びレビュー動作位置へ変位させ
るようにしたものである。
(へ)実施例 図面は、何れも本発明に関し、第1図は停止状態を示す
要部の平面図、第2図は停止状態を示す要部の平面図、
第3図、第4図、第5図、第6図、第7図及び第8図は
切換動作を説明するための要部の平面図である。図にお
いて、(1)は再生動作時時計方向に回転せしめられる
とともにレビュー動作時反時計方向に回転せしめられる
電動機、(2)はキャプスタン軸(3)に嵌合固定され
ているフライホイールであり、ベルト(4)によって前
記電動機(1)の回転が伝達されるように構成されてい
る。(5)は固定基板(6)に矢印(A)(B)方向へ
の変位を可能に取付けられているとともにスプリング(
7)によって非動作位置である矢印(B)方向へ付勢さ
れている摺動基板であり、録音再生兼用磁気ヘッド及び
消去ヘッドが組込まれている磁気ヘッド(8)が取付け
られているとともにピンチローラー(9)が軸(10)
によって回転可能に取付けられている。斯かる構成にお
いて、前記摺動基板(5〉が再生動作位置まで変位する
と磁気ヘッド<8)が磁気テープ(T)に接触するとと
もにピンチローラ−(9)が該磁気テープ(T)を挾ん
で前記キャプスタン軸(3)に圧接されるように構成さ
れている。
また、前記摺動基板(5)がレビュー動作位置まで変位
すると磁気ヘッド(8)が磁気テープ(T)に軽く接触
するとともにピンチローラ−(9)がキャプスタン軸(
3)より離れた位置になるように構成されている。(1
1)及び(12)は前記摺動基板(5〉の下面に固着さ
れている第1及び第2の制御ピンであり、固定基板(6
〉に形成されている透孔(図示せず)を通して該固定基
板(6〉の下方に突出せしめられている。 (13)は
再生動作位置気テープ(1)を巻取る巻取りリール軸、
(14)は該巻取りリール軸(13)と同軸にて回転可
能に設けられている巻取り用歯車であり、その回転力が
周知のクラッチ機構を介して前記巻取りリール軸(13
)に伝達されるように構成されている。(15)はレビ
ュー動作時磁気テープ(1)を巻戻す巻戻しリール軸、
(16)は該巻戻しリール軸(15)と同軸にて回転可
能に設けられている巻戻し用歯車であり、該巻戻しリー
ル軸(15)と一体向に回転するように構成されている
。(17)は前記キャプスタン軸(3)と一体向に回転
するべく取付けられている駆動歯車、(18)は該キャ
プスタン軸(3)に同軸にて回転可能に取付けられてい
る回動支持板、(19)は前記回動支持板(18)上に
軸(20)によって回動可能に取付けられているととも
に前記駆動歯車(17)と常時噛合った状態にある遊星
歯車であり、該駆動歯車(17〉の回転方向に応じて該
駆動歯車り17)の回りを周回するように構成されてい
る。前記遊星歯車(19)は前記駆動歯車(17)が時
計方向に回転しているとき前記回動支持板(18〉の時
計方向への回動変位動作に従って該駆動歯車(17)の
回りを時計方向に周回し、前記巻取り用歯車(14)に
噛合うように構成されている。また、前記遊星歯車(1
9)は前記駆動歯車(17)が反時計方向に回転してい
るとき前記回動支持板(18)の反時計方向への回動変
位動作に従って該駆動歯車(17)の回りを反時計方向
に周回し、前記巻戻し用歯車(16)に噛合うように構
成されている。(21)は前記遊星歯車(19)が第2
図に示した停止位置より前記巻取り用歯車(14)に噛
合う位置へ移動する周回軌跡の途中で該遊星歯車(19
)と噛合うべく軸(22)によって回転可能に取付けら
れている第1切換用歯車であり、前記遊星歯車(19)
との噛合解除動作を所定の位置で行なうべく歯の一部に
第1欠歯部(21a)及び第2欠歯部(21b)が設け
られている。
(23)は前記第1切換用歯車(21〉に一体向に形成
されている制御カムであり、第2図に示した非動作位置
にあるとき前記摺動基板(5)に固着されている第1制
御ビン(11)と係合する第1係合部(23a)及び第
5図に示した動作位置にあるとき前記第1制御ビン(1
1)と係合する第2係合部(23b)が形成きれている
。そして、前記第1制御ビン(11)が制御カム(23
)の第2係合部(23b)と係合した状態にあるとき前
記摺動基板(5)が再生動作位置に保持されるように構
成されている。(24)は前記遊星歯車(19)が第2
図に示した停止位置より前記巻戻し用歯車(16)に噛
合う位置へ移動する周回軌跡の途中で該遊星歯車(19
)と噛合うべく軸(25)によって回転可能に取付けら
れている第2切換用歯車であり、前記遊星歯車(19)
との噛合解除動作を所定の位置で行なうべく歯の一部に
第1欠歯部(24a)及び第2欠歯部(24b)が設け
られている。(26)は前記第2切換用歯車(24)に
一体向に形成されている制御カムであり、第2図に示し
た非動作位置にあるとき前記摺動基板(5)に固着され
ている第2制御ビン(12)と係合する第1係合部(2
6a)及び第8図に示した動作位置にあるとき前記第2
制御ビン(12)と係合する第2係合部(26b)が形
成されている。そして、前記第2制御ビン(12)が制
御カム(26)の第2係合部(26b)と係合した状態
にあるとき前記摺動基板(5)がレビュー動作位置に保
持されるように構成されている。斯かる構成において、
テープレコーダーが再生動作状態又はレビュー動作状態
にあるときに停止操作が行なわれると電動機(1)の回
転方向が逆方向に切換えられるとともに遊星歯車(19
)が第2図に示した停止位置まで回動復帰せしめられた
とき電動機(1)が回転を停止するように構成されてい
る。以上の如く、本発明の動作切換装置は構成諮れてお
り、次に動作について説明する。
第1図及び第2図は、停止状態を示すものであり、摺動
基板(5)は矢印(B)方向へ変位した非動作位置にあ
る。斯かる停止状態にあるとき前記摺動基板(5)に固
着されている第1制御ピン(11)及び第2制御ビン(
12)は、各々第1切換用歯車(21)に形成されてい
る制御カム(23)の第1係合部(23a)及び第2切
換用歯車(24)に形成されている制御カム(26)の
第1係合部(26a)と係合した状態にある。また、回
動支持板(18)によって支持されている遊星歯車(1
9)は、第2図に示したように第1切換用歯車(21)
と第2切換用歯車(24)との間に位置せしめられてい
る。斯かる停止状態にあるときに再生のための操作を行
なうと電動機(1)に駆動電流が供給され、該電動機(
1)が時計方向に回転せしめられる。前記電動機(1)
が時計方向に回転するとその回転力がベルト<4)を介
してフライホイール(2)に伝達されるため、該フライ
ホイール(2)の軸であるキャプスタン軸(3〉が時計
方向に回転せしめられる。前記キャプスタン軸(3)が
時計方向に回転すると該キャプスタ〉・軸(3)と一体
向に回転するべく取付けられている駆動歯車(17)が
時計方向に回転するため、該駆動歯車(17)に噛合っ
た状態にある遊星歯車(19)が該駆動歯車(17)の
回りを時計方向に周回する。前記遊星歯車(19)が時
計方向に周回し、所定の位置まで移動すると第3図に示
すように遊星歯車(19)が第1切換用歯車(21)に
噛合う状態になる。その結果、駆動歯車(17)の回転
力が遊星歯車(19)を介して第1切換用歯車(21)
に伝達され、該第1切換用歯車(21)は時計方向に回
転せしめられる。前記第1切換用歯車(21)が時計方
向に回転し、所定の位置まで回転すると第4図に示すよ
うに遊星歯車(19)が第1切換用歯車(21)に設け
られている第1欠歯部(21a)と対応する状態となり
、該遊星歯車(19)と第1切換用歯車(21)との噛
合状態が解除される。前記遊星歯車(19)は第1切換
用歯車(21)との噛合が解除された後更に時計方向に
周回し、所定の位置まで移動すると第5図に示すように
遊星歯車〈19〉が巻取り用歯車(14)に噛合うこと
になる。その結果、駆動歯車(17)の回転が遊星歯車
(19)を介して巻取り用歯車(14)に伝達されるた
め、巻取りリール軸(13)による再生動作のための磁
気テープ(1)の駆動動作が行なわれることになる。一
方前記第1切換用歯車(21)が第2図に示した非動作
位置より第5図に示す動作位置まで回転すると該第1切
換用歯車(21)に形成されている制御カム(23)も
同様に回転し、その回転動作に伴なって第1制御ビン(
11)が矢印(A)方向への押圧力を受ける。その結果
、前記第1制御ビン(11)が固着されている摺動基板
〈5〉が動作位置である矢印(A)方向へスプリング<
7)の付勢力に抗して変位せしめられる。そして、前記
第1切換用歯車(21)が動作位置まで回転すると第1
制御ピン(11)が制御カム(23)に形成されている
第2係合部(23b)と係合するため摺動基板(5)は
再生動作位置に保持されることになる。前記摺動基板(
5)が再生動作位置まで変位すると該摺動基板(5)に
載置されている磁気ヘッド(8)が磁気テープ(I)に
接触するとともにピンチローラ−(9〉が時計方向に回
転しているキャプスタン軸(3〉に磁気テープ(T)を
挾んで圧接された状態になる。従って、前記キャプスタ
ン軸(3)とピンチローラ−(9)との協働によって磁
気テープ(T)の定速駆動動作が行なわれるとともに巻
取りリール軸(13)による磁気テープ(T)の巻取り
動作が行なわれ、また磁気ヘッド(8)に組込まれてい
る録音再生兼用磁気ヘッドによる再生動作が行なわれて
テープレコーダーの再生動作状態が構成されることにな
る。
以上の如く、停止状態より再生操作を行なった場合の動
作は行なわれるが、次に再生動作状態にあるときに停止
操作を行なった場合の動作について説明する。第5図に
示した再生動作状態にあるときに停止操作を行なうと電
動機(1)の逆転動作が行なわれ、該電動機(1)は反
時計方向に回転せしめられる。電動機(1)が反時計方
向に回転せしめられるとキャプスタン軸(3)が反時計
方向に回転せしめられるため駆動歯車(17)は反時計
方向に回転駆動される。前記駆動歯車(17)が反時計
方向に回転すると遊星歯車(19)が反時計方向に周回
するため該遊星歯車(19)と巻取り用歯車(14)と
の噛合動作が解除されることになる。そして、前記遊星
歯車(19)が更に反時計方向に周回すると第4図に示
すように動作位置にある第1切換用歯車(21)と噛合
う状態になる。その結果、駆動歯車(17)の回転力が
遊星歯車(19)を介して第1切換用歯車(21)に伝
達され、該第1切換用歯車(21)は反時計方向に回転
せしめられる。前記第1切換用歯車(21)が反時計方
向に回転し、所定の位置まで回転すると第3図に示すよ
うに遊星歯車(19)が第1切換用歯車(21)に設け
られている第2欠歯部(21b)と対応する状態となり
、該遊星歯車(19)と第1切換用歯車(21)との噛
合状態が解除される。前記遊星歯車(19)と第1切換
用歯車(21)との噛合状態が解除された後電動機〈1
〉への駆動電流が断たれ該電動機(1)は回転を停止す
る。このようにテープレコーダーが再生動作状態にある
ときに停止操作を行なうと第1切換用歯車(21)が反
時計方向に回転して動作位置より非動作位置に変位する
ため第1制御ピン(11)は制御カム(23)に形成さ
れている第1係合部(23a)と係合する状態になる。
従って、再生動作位置にあった摺動基板(5)はスプリ
ング(7)の付勢力によって矢印(B)方向へ変位せし
められ、第1図に示した非動作位置に復帰せしめられる
のでテープレコーダーは停止状態になる。
以上の如く再生動作状態への切換動作及び再生動作状態
より停止状態への切換動作は行なわれるが、次に再生し
ながら巻戻し動作を行なうレビュー動作について説明す
る。テープレコーダーが前述した停止状態にあるときに
レビューのための操作を行なうと電動機(1)に駆動電
流が供給され、該電動機(1)が反時計方向に回転せし
められる。前記電動機(1)が反時計方向に回転すると
キャプスタン軸(3)が反時計方向に回転せしめられる
ため該キャプスタン軸(3)と一体向に回転するべく取
付けられている駆動歯車(17)が反時計方向に回転駆
動せしめられる。前記駆動歯車(17)が反時計方向に
回転すると該駆動歯車(17)に噛合った状態にある遊
星歯車(19)が該駆動歯車り17)の回りを反時計方
向に周回することになる。前記遊星歯車(19)が反時
計方向に周回し、所定の位置まで移動すると第6図に示
すよに遊星歯車(19)が第2切換用歯車(24)に噛
合う状態になる。その結果、駆動歯車〈17)の回転力
が遊星歯車(19)を介して第2切換用歯車(24)に
伝達され、該第2切換用歯車(24)は反時計方向に回
転せしめられる。前記第2切換用歯車り24)が反時計
方向に回転し、所定の位置まで回転すると第7図に示す
ように遊星歯車(19)が第2切換用歯車(24)に設
けられている第1欠歯部(24a)と対応する状態とな
り、該遊星歯車(19)と第2切換用歯車(24)との
噛合状態が解除される。前記遊星歯車(19)は第2切
換用歯車(24)との噛合が解除された後更に反時計方
向に周回し、所定の位置まで移動すると第8図に示すよ
うに遊星歯車(19)が巻戻し用歯車(16)に噛合う
ことになる。その結果、駆動歯車(17)の回転が遊星
歯車(19)を介して前記巻戻し用歯車(16)に伝達
されるため、巻戻しリール軸(15)によるレビュー動
作のための磁気テープ(r)の駆動動作が行なわれるこ
とになる。一方前記第2切換用歯車(24)が第2図に
示した非動作位置より第8図に示す動作位置まで回転す
ると該第2切換用歯車り24)に形成されている制御カ
ム(26)も同様に回転し、その回転動作に伴なって第
2制御ピン(12)が矢印(A)方向への押圧力を受け
る。その結果、前記第2制御ピン(12)が固着きれて
いる摺動基板(5〉が動作位置である矢印(A)方向へ
スプリング(7)の付勢力に抗して変位せしめられる。
そして、前記第2切換用歯車(24)が動作位置まで回
転すると第2制御ピン(12)が制御カム(26)に形
成されている第2係合部(26b)と係合するため摺動
基板(5)はレビュー動作位置に保持きれることになる
。前記摺動基板(5)がレビュー動作位置まで変位する
と該摺動基板(5)に載置されている磁気ヘッド(8)
が磁気テープ(T)に接触するが、ピンチローラ−(9
)は反時計方向に回転しているキャプスタン軸(3)よ
り離れた位置に保持された状態になる。従って、遊星歯
車(19)が巻戻し用歯車(16)と噛合ったとき電動
機(1)の回転速度を増加させれば巻戻しリール軸(1
5)の回転速度が増加し、磁気テープ(T)は高速にて
巻戻されることになるので磁気ヘッド(8)に組込まれ
ている録音再生兼用磁気ヘッドによる再生動作が行なわ
れてテープレコーダーのレビュー動作状態が構成される
以上の如く、停止状態よりレビュー操作を行なった場合
の動作は行なわれるが、次にレビュー動作状態にあると
きに停止操作を行なった場合の動作について説明する。
第8図に示したレビュー動作状態にあるときに停止操作
を行なうと電動機(1)の逆転動作及び速度切換動作が
行なわれ、該電動機(1)は時計方向に再生時と同一の
速度にて回転せしめられる。前記電動機(1)が時計方
向に回転せしめられるとキャプスタン軸(3)が時計方
向に回転せしめられるため駆動歯車(17)は時計方向
に回転駆動される。前記駆動歯車(17)が時計方向に
回転すると遊星歯車(19)が時計方向に周回するため
該遊星歯車(19)と巻戻し用歯車(16)との噛合動
作が解除されることになる。そして、前記遊星歯車(1
9)が更に時計方向に周回すると第7図に示すように動
作位置にある第2切換用歯車(24)と噛合う状態にな
る。その結果、駆動歯車(17)の回転力が遊星歯車(
19〉を介して第2切換用歯車(24)に伝達きれ、該
第2切換用歯車(24)は時計方向に回転せしめられる
。前記第2切換用歯車(24)が時計方向に回転し、所
定の位置まで回転すると第6図に示すように遊星歯車(
19)が第2切換用歯車(24)に設けられている第2
欠歯部(24b)と対応する状態となり、該遊星歯車(
19)と第2切換用歯車(24)との噛合状態が解除さ
れる。前記遊星歯車〈19)と第2切換用歯車〈24)
との噛合状態が解除された後電動機<1)への駆動電流
が断たれ該電動機(1)は回転を停止する。このように
テープレコーダーがレビュー動作状態にあるときに停止
操作を行なうと第2切換用歯車(24)が時計方向に回
転して動作位置より非動作位置に変位するため第2制御
ピン(12)は制御カム(26〉に形成きれている第1
係合部(26a)と係合する状態になる。従って、レビ
ュー動作位置にあった摺動基板(5)はスプリング(7
)の付勢力によって矢印(B)方向へ変位せしめられ、
第1図に示した非動作位置に復帰せしめられるのでテー
プレコーダーは停止状態になる。
尚、本説明では、再生動作及びレビュー動作について説
明したが、前述した再生操作によって摺動基板(5)の
再生動作位置への変位動作及び巻取りリール軸(13)
の駆動動作が行なわれるときテープレコーダー回路に組
込まれている録音回路及び消去回路等を動作状態にすれ
ばテープレコーダーを録音動作状態にすることができる
(ト)発明の効果 本発明は、遊星歯車の巻取り用歯車及び巻戻し用歯車へ
の周回軌跡の途中に該遊星歯車との噛合動作が行なわれ
る第1切換用歯車及び第2切換用歯車を配置するととも
に該第1切換用歯車及び第2切換用歯車の動作位置への
変位動作によって送気ヘッドが載置されている摺動基板
を再生動作位置及びレビュー動作位置へ変位きせるよう
にしたので、即ち各々の切換用歯車によって摺動基板を
各動作位置へ変位せしめるようにしたので切換用歯車の
構成が簡単になるたけでなく摺動基板の動作位置への変
位動作が行なわれてからリール軸の回転動作が開始され
るまでに要する時間を短かくすることができるという利
点を有し℃いる。
【図面の簡単な説明】
図面は、何れも本発明に関し、第1図は停止状態を示す
要部の平面図、第2図は停止状態を示す要部の平面図、
第3図、第4図、第5図、第6図、第7図及び第8図は
切換動作を説明するための要部の平面図である。 主な図番の説明 (1)・・・電動機、〈2)・・・フライホイール、 
(3)・・・キャプスタン軸、 (5〉・・・摺動基板
、 (8)・・・磁気ヘッド、(9)・・・ピンチロー
ラ−(11)・・・第1制御ビン、 (12)・・・第
2制御ピン、 り13)・・・巻取りリール軸、 (1
4)・・・巻取り用歯車、 (15)・・・巻戻しリー
ル軸、 (16)・・・巻戻し用歯車、 (17)・・
・駆動歯車、 (18)・・・回動支持板、 (19)
・・・遊星歯車、 (21)・・・第1切換用歯車、 
(21a)(24a)・・・第1欠歯部、 (21b)
(24b)・・・第2欠歯部、 (23)(26)・・
・制御カム、 (23a)(26a)・・・第1係合部、(23b )
(26b)・・・第2係合部、(24)・・・第2切換
用歯 車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気ヘッドが載置されている摺動基板を再生動作
    位置に変位せしめることによって再生動作を行なうよう
    に構成されているとともにレビュー機能を備えたテープ
    レコーダーにおいて、レビュー動作時再生動作時の回転
    方向に対して逆方向に回転する電動機と、該電動機によ
    って回転駆動されるキャプスタン軸と、該キャプスタン
    軸と一体的に回転するべく取付けられている駆動歯車と
    、該駆動歯車と常時噛合っているとともに該駆動歯車の
    回転方向に応じて該駆動歯車の回りを周回する遊星歯車
    と、再生動作時前記遊星歯車が噛合わされて前記駆動歯
    車の回転が伝達されるとともに巻取りリール軸を回転せ
    しめる巻取り用歯車と、レビュー動作時前記遊星歯車が
    噛合わされて前記駆動歯車の回転が伝達されるとともに
    巻戻しリール軸を回転せしめる巻戻し用歯車と、前記遊
    星歯車が停止位置より前記巻取り用歯車に噛合う位置へ
    移動する周回軌跡の途中にて該遊星歯車と噛合うように
    配置されているとともに該遊星歯車によって非動作位置
    と動作位置との間を回転せしめられる第1切換用歯車と
    、前記遊星歯車が停止位置より前記巻戻し用歯車に噛合
    う位置へ移動する周回軌跡の途中にて該遊星歯車と噛合
    うように配置されているとともに該遊星歯車によって非
    動作位置と動作位置との間を回転せしめられる第2切換
    用歯車とより成り、前記第1切換用歯車の動作位置への
    回転動作により前記摺動基板を再生動作位置に変位せし
    めるとともに前記第2切換用歯車の動作位置への回転動
    作により前記摺動基板をレビュー動作位置へ変化せしめ
    るようにしたことを特徴とするテープレコーダーの動作
    切換装置。
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