JPH0345305Y2 - - Google Patents

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JPH0345305Y2
JPH0345305Y2 JP6372084U JP6372084U JPH0345305Y2 JP H0345305 Y2 JPH0345305 Y2 JP H0345305Y2 JP 6372084 U JP6372084 U JP 6372084U JP 6372084 U JP6372084 U JP 6372084U JP H0345305 Y2 JPH0345305 Y2 JP H0345305Y2
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JP
Japan
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gear
rack
lever
shaft
pinch roller
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JP6372084U
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JPS60175341U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術〕 この考案は留守番電話などに用いられる磁気記
録再生装置に関する。
〔考案の技術的背景と問題点〕
最近、オフイスでの省力化にともない留守番電
話が多く用いられる傾向にあり、またこのような
留守番電話も構成が簡単で、小形で低価格のもの
が種々考えられている。
しかして、従来このような留守番電話などに用
いられる磁気記録再生装置で特に低価格のものと
してモータの回転によりキヤプスタン軸とリール
軸を駆動するようなものがあるが、このもののほ
とんどは常にキヤプスタン軸とピンチローラが当
接したままになつている。このため停止状態が長
時間続くとキヤプスタン軸とピンチローラの間に
挾まれたテープ部分の磁性粉が剥れ、テープ不良
を招き易くなるとともにピンチローラが変形しそ
の後のテープ走行を不安定にするおそれもあつ
た。
そこで、従来特公昭55−6265号公報にみられる
ようにモータの回転力によりピンチローラを記録
再生位置に制御するものが考えられている。
ところが、このものはピンチローラの位置制御
手段としてソレノイドプランジヤおよびこれの駆
動力を伝達するレバー機構を用いているためその
分構成が複雑で大形化するとともに価格的にも高
価なものになる欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記欠点を除去するためなされたも
ので、モータによるキヤプスタン軸およびリール
軸の駆動は勿論ピンチローラの位置制御も簡単な
構成で可能とし得、小形で、低価格化を図り得る
磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
この考案にかかる磁気記録再生装置はモータに
より回転駆動され且つギヤを有するキヤプスタン
軸に、この軸の回動方向に追従して回動されるレ
バーを設けるとともにこのレバーに上記ギヤに噛
合された遊動ギヤを設け、上記レバーの回動方向
に応じて上記遊動ギヤを回動可能にしたラツクに
噛合させて同ラツクを回動させることにより上記
キヤプスタン軸に接離されるピンチローラを位置
制御するようにしている。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明す
る。
第1図において、1は巻取リール軸、2は巻取
リール軸1より離間して配設された供給リール軸
で、これらリール軸1,2は夫々比較的大径のリ
ールギヤ3,4を有している。
5はキヤプスタン軸で、このキヤプスタン軸5
は図示しないモータにより回転駆動されるように
している。また、このキヤプスタン軸5にはギヤ
6を固定している。
キヤプスタン軸5にはフリクシヨン機構をなす
フエルト材のような摩擦材7を介してレバー8を
設けている。このレバー8はキヤプスタン軸5の
回転方向に追従して所定角度回動するようにして
いる。
このレバー8の先端には遊動ギヤ9を回転自在
に設けている。このギヤ9は上記キヤプスタン軸
5のギヤ6に噛合されており、上記キヤプスタン
軸5の回転方向に追従するレバー8の回動により
上記リールギヤ3又は4に噛合可能にしている。
(図面ではギヤ9はリールギヤ3に噛合した状態
を示している。) 上記レバー8先端の回動軌跡に沿つてわん曲状
のラツク10を配設している。このラツク10は
一方端をピン11にて回動自在に支持され、また
他方端部に長孔101を有し、この長孔101に
挿通されたピン12により回動範囲を規制されて
いる。また、このラツク10は内側縁に沿つて上
記ギヤ9に対応する歯部102を有し、上記レバ
ー8の回動によりギヤ9が歯部102に噛合した
とき図示破線位置まで回動するようにしている。
ラツク10にはピン13を植設している。この
ピン13はラツク10の回動にともなう移動によ
り第2図に示すピンチローラ16の位置制御を行
なうものである。
ここで、第2図において14はピンチローラレ
バーで、このレバー14は一方端をピン15にて
回動自在に支持され他方端にピンチローラ16を
回転可能に設けるとともに上記ピン13を当接し
ている。また、レバー14は常時ばね17により
ピンチローラ16がキヤプスタン軸5に当接する
方向に回動偏倚されており、上記ラツク10の回
動にともなうピン13の移動によりばね17に抗
して回動され上記ピンチローラ16をキヤプスタ
ン軸5より開離させるようにしている。
第1図に戻つて上記ラツク10に近接してスイ
ツチ18を設けている。このスイツチ18は図示
しないモータの停止回路に接続されるものでラツ
ク10が所定角度回動したとき同ラツク10に当
接してオンされモータを強制的に停止させるよう
にしている。
次にその動作を説明する。
まず、遊動ギヤ9は図示破線で示す9′の位置
にあるものとする。すると、ラツク10は図示破
線位置まで回動されており、ピン13にてピンチ
ローラレバー14もばね17に抗して回動されピ
ンチローラ16はキヤプスタン軸5より開離して
いる。勿論、この場合図示しないカセツト室には
カセツトテープがセツトされている。
この状態で、電話着信があり先方の用件を録音
する場合には、図示しない起動回路によりモータ
が起動されキヤプスタン軸5とともにギヤ6が図
示矢印方向に回転する。すると、レバー8がギヤ
6の回転方向に追従して図示時計方向に回動され
るので遊動ギヤ9は図示実線位置まで移動されリ
ールギヤ3に噛合され、リール1に図示矢印方向
の回転力を伝える。このときギヤ9とラツク10
の噛合は解かれラツク10は図示実線位置まで復
帰しているのでピン13によるピンチローラレバ
ー14の押圧も解かれピンチローラ14はばね1
7により回動偏倚されピンチローラ16がキヤプ
スタン軸5に圧接している。これによりテープは
キヤプスタン軸5とピンチローラ16により走行
駆動されるとともにリール軸1にて巻取られるよ
うになり録音が実行される。
この状態で先方の用件がすんで電話が切れる
と、モータが上述と逆方向に起動されキヤプスタ
ン軸5とともにギヤ6が図示矢印と逆方向に回転
する。すると、レバー8がギヤ6の回転方向に追
従して今度は反時計方向に回動されるので遊動ギ
ヤ9がラツク10に噛合される。これによりラツ
ク10が図示破線位置方向に回動されるので、ピ
ン13によりピンチローラレバー14がばね17
に抗して回動されピンチローラ16がキヤプスタ
ン軸5より開離される。またこれと同時にスイツ
チ18のオンによりモータが停止され元の状態に
復帰される。
以下、同様にして録音、停止状態が繰返えされ
る。
次に録音ずみテープを巻戻しする場合、この場
合はラツク10を何らかの手段により図示破線位
置にロツクしておく。そして、この状態でモータ
によりギヤ6を図示矢印と逆方向に回転させる。
すると、レバー8がギヤ6の回転方向に追従して
反時計方向に回動されるので遊動ギヤ9はラツク
10との噛合を解かれ、さらに図示破線で示す
9″の位置まで移動しリールギヤ4に噛合される。
これによりリール軸2は図示破線で示す矢印方向
に回転されテープ巻戻しが実行される。
その後テープ巻戻しが終了するとモータにより
ギヤ6が図示矢印方向に回動される。これにより
レバー8が時計方向に回動されるので遊動ギヤ9
は再びラツク10に噛合され元の位置まで復帰さ
れる。この状態でラツク10のロツクは解除され
る。この場合モータの運転停止はスイツチ18以
外の手段を用いて行なえばよい。
なお、この状態で録音内容を再生する場合には
上述の録音時と同様の手順により実行することが
できる。
したがつて、このようにすればモータの回転方
向に追従するレバーの回動により遊動ギヤを介し
てリール軸を駆動できるとともにレバーの回動に
より遊動ギヤに噛合されるラツクの回動のみにて
ピンチローラの位置制御もできるようにしている
のでピンチローラ位置制御のための構成を簡単に
でき、その分装置全体を小形化できるとともに価
格的にも安価なものを得ることができる。
なおこの考案は上記実施例にのみ限定されず要
旨を変更しない範囲で適宜変形して実施例でき
る。例えば上述では留守番電話に適用した例を述
べたが、他への適用も勿論可能である。
〔考案の効果〕
この考案によればモータの回転方向の選択のみ
によりキヤプスタン軸およびリール軸の駆動は勿
論ピンチローラ位置制御もできるようにしたので
従来のピンチローラ位置制御のためソレノイドプ
ランジヤとこれの駆動力を伝達するレバー機構を
組合せたものを用いたものに比べ構成を簡単にし
得、その分小形で価格的にも安価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
す概略的構成図である。 1,2…リール軸、3,4…リールギヤ、5…
キヤプスタン軸、6…ギヤ、7…摩擦部材、8…
レバー、9…遊動ギヤ、10…ラツク、101…
長孔、102…歯部、11,12,13,15…
ピン、14…ピンチローラレバー、16…ピンチ
ローラ、17…ばね、18…スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 離間して設けられ且つ夫々ギヤを有する1対
    のリール軸と、モータにより回転駆動され且つ
    ギヤを有するキヤプスタン軸と、この軸の回転
    方向に追従して回動されるレバーと、このレバ
    ーに設けられ上記キヤプスタン軸のギヤに噛合
    されるとともに上記レバーの回動により上記リ
    ール軸のギヤに噛合可能な遊動ギヤと、上記レ
    バーの回動に応じて上記遊動ギヤが噛合される
    とともに同ギヤの噛合により回動されるラツク
    と、このラツクの回動により上記キヤプスタン
    軸に接離されるピンチローラの位置を制御する
    手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再
    生装置。 (2) 上記手段は上記ラツクに植設されたピンを有
    し上記ラツクの回動により上記ピンチローラを
    キヤプスタン軸より開離させる方向に駆動する
    ものであることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の磁気記録再生装置。
JP6372084U 1984-04-30 1984-04-30 磁気記録再生装置 Granted JPS60175341U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6372084U JPS60175341U (ja) 1984-04-30 1984-04-30 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6372084U JPS60175341U (ja) 1984-04-30 1984-04-30 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175341U JPS60175341U (ja) 1985-11-20
JPH0345305Y2 true JPH0345305Y2 (ja) 1991-09-25

Family

ID=30594135

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6372084U Granted JPS60175341U (ja) 1984-04-30 1984-04-30 磁気記録再生装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60175341U (ja)

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JPS60175341U (ja) 1985-11-20

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