JPS5952710B2 - 冷間圧延方法 - Google Patents
冷間圧延方法Info
- Publication number
- JPS5952710B2 JPS5952710B2 JP12443077A JP12443077A JPS5952710B2 JP S5952710 B2 JPS5952710 B2 JP S5952710B2 JP 12443077 A JP12443077 A JP 12443077A JP 12443077 A JP12443077 A JP 12443077A JP S5952710 B2 JPS5952710 B2 JP S5952710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickling
- strip
- cold rolling
- line
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G3/00—Apparatus for cleaning or pickling metallic material
- C23G3/02—Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning wires, strips, filaments continuously
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
- B21B1/28—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process by cold-rolling, e.g. Steckel cold mill
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/04—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
- B21B45/06—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing of strip material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷間圧延方法に係り、特に酸洗装置と冷間圧延
機の出入側のコイルの巻取り、巻出しを−中間巻取機で
行う冷間圧延方法に関する。
機の出入側のコイルの巻取り、巻出しを−中間巻取機で
行う冷間圧延方法に関する。
従来の冷間圧延工程はストリップの表面に発生している
酸化被膜（スケール）を酸によつて洗い落とす酸洗ライ
ンと、酸洗後のストリップを更に圧延して所望の板厚を
有するストリップを生産する冷間圧延ラインの二つの工
程によつて構成されている。
酸化被膜（スケール）を酸によつて洗い落とす酸洗ライ
ンと、酸洗後のストリップを更に圧延して所望の板厚を
有するストリップを生産する冷間圧延ラインの二つの工
程によつて構成されている。
これら二つの工程はラインが別個になつており、各工程
の最後は巻取機によつてストリップをコイルに巻取り、
次の工程に移送後巻出機によつて巻出されるようになつ
ていた。しかし酸洗と冷間圧延をそれぞれ別のラインで
行うと、巻取機、巻出機およびせん断機等を二重に設置
しなければならず、設備および人員に無駄が生じ、更に
コイルの搬送作業における圧延材に傷つき等が発生する
恐れもあるという種種の欠点があつた。そこでこれらの
点を改善すべく酸洗装置の出側におけるストリップの巻
取りと、冷間圧延材の入側におけるストリップの巻出し
を同一の中間巻取機によつて行い、酸洗装置と冷間圧延
機の連結を図り、これによつて設備の重複、人員の重複
をさけるという冷間圧延方法が考えられる。すなわちこ
の方法は酸洗装置と冷間圧延機との間に中間巻取機とし
て二本以上の巻取りドラムを配置し、一方のドラムで酸
洗後のストリップを巻取るとともに他方のドラムで巻取
つたストリップを冷間圧延機に巻出し、巻取り、巻出し
が完了した後は交互に前記ドラムを入れ換えて連続的に
酸洗圧延処理を行うようにするものである。しかしこの
ように酸洗装置と冷間圧延機を連結する冷間圧延方法に
あつては、冷間圧延機の運転を停止しなければならない
場合にストリップの過酸洗が生じるという欠点があつた
。
の最後は巻取機によつてストリップをコイルに巻取り、
次の工程に移送後巻出機によつて巻出されるようになつ
ていた。しかし酸洗と冷間圧延をそれぞれ別のラインで
行うと、巻取機、巻出機およびせん断機等を二重に設置
しなければならず、設備および人員に無駄が生じ、更に
コイルの搬送作業における圧延材に傷つき等が発生する
恐れもあるという種種の欠点があつた。そこでこれらの
点を改善すべく酸洗装置の出側におけるストリップの巻
取りと、冷間圧延材の入側におけるストリップの巻出し
を同一の中間巻取機によつて行い、酸洗装置と冷間圧延
機の連結を図り、これによつて設備の重複、人員の重複
をさけるという冷間圧延方法が考えられる。すなわちこ
の方法は酸洗装置と冷間圧延機との間に中間巻取機とし
て二本以上の巻取りドラムを配置し、一方のドラムで酸
洗後のストリップを巻取るとともに他方のドラムで巻取
つたストリップを冷間圧延機に巻出し、巻取り、巻出し
が完了した後は交互に前記ドラムを入れ換えて連続的に
酸洗圧延処理を行うようにするものである。しかしこの
ように酸洗装置と冷間圧延機を連結する冷間圧延方法に
あつては、冷間圧延機の運転を停止しなければならない
場合にストリップの過酸洗が生じるという欠点があつた
。
すなわち圧延機は頻繁にそのロールを交換しなければな
らず、その度に圧延機の運転は停止しなければならない
。また圧延機の故障等によつても圧延機の運転の停止と
いう事態が生ずる。このように圧延機が停止した場合、
その間に酸洗装置のストリップの流れをも停止すると、
ストリップは過酸洗の状態となる。そこで圧延機の運転
停止の間、酸洗装置内のストリップを停止させることな
く通過させるためには、前記中間巻取機にストリップを
巻取れば良いことになるが、中間巻取ドラムは無制限に
ストリップを巻取ることはできなく、従つてこのような
冷間圧延方法では過酸洗のストリップが生じることはさ
けられないという欠点があつた。本発明はこのような従
来技術の欠点を解消すべ・ くなされたもので、その目
的は酸洗装置と冷間圧延機との連結を図つた冷間圧延方
法においてもストリップの過酸洗を防止し得、良質の製
品を得ることができる冷間圧延方法を提供するにある。
本発明は前記中間巻取機の入側のライン速度に応じてス
トリツプが酸洗装置内を通過する速度が変化することに
鑑み、中間巻取機の入側のライン速度を検出し、このラ
イン速度に応じて酸洗ラインの酸洗量を制御するように
したものである。すなわち冷間圧延機の入側のライン速
度に応じて酸洗装置内のストリツプのライン速度は変化
し、この酸洗装置内のストリツプのライン速度が過酸洗
を生じる大きな要因となるため、検出可能な中間巻取装
置の入側のライン速度を検出して、このライン速度に応
じて酸洗ラインの酸洗量を制御し、確実に過酸洗を防止
しようとするものである。以下本発明を図面に示す実施
例に基づいて説明する。第１図には本発明に係わる冷間
圧延方法が実施される冷間圧延設備の全体が示されてい
る。
らず、その度に圧延機の運転は停止しなければならない
。また圧延機の故障等によつても圧延機の運転の停止と
いう事態が生ずる。このように圧延機が停止した場合、
その間に酸洗装置のストリップの流れをも停止すると、
ストリップは過酸洗の状態となる。そこで圧延機の運転
停止の間、酸洗装置内のストリップを停止させることな
く通過させるためには、前記中間巻取機にストリップを
巻取れば良いことになるが、中間巻取ドラムは無制限に
ストリップを巻取ることはできなく、従つてこのような
冷間圧延方法では過酸洗のストリップが生じることはさ
けられないという欠点があつた。本発明はこのような従
来技術の欠点を解消すべ・ くなされたもので、その目
的は酸洗装置と冷間圧延機との連結を図つた冷間圧延方
法においてもストリップの過酸洗を防止し得、良質の製
品を得ることができる冷間圧延方法を提供するにある。
本発明は前記中間巻取機の入側のライン速度に応じてス
トリツプが酸洗装置内を通過する速度が変化することに
鑑み、中間巻取機の入側のライン速度を検出し、このラ
イン速度に応じて酸洗ラインの酸洗量を制御するように
したものである。すなわち冷間圧延機の入側のライン速
度に応じて酸洗装置内のストリツプのライン速度は変化
し、この酸洗装置内のストリツプのライン速度が過酸洗
を生じる大きな要因となるため、検出可能な中間巻取装
置の入側のライン速度を検出して、このライン速度に応
じて酸洗ラインの酸洗量を制御し、確実に過酸洗を防止
しようとするものである。以下本発明を図面に示す実施
例に基づいて説明する。第１図には本発明に係わる冷間
圧延方法が実施される冷間圧延設備の全体が示されてい
る。
先ずストリツプは熱間圧延工程を経た後、一次コイル１
として巻出機２に運び込まれる。ここで後述する酸洗装
置に連続的にストリツプを巻出すために巻出機２は二台
配設され、一方の巻出機によつて巻出しが完了した場合
につづいて他の巻出機によりストリツプを巻出すように
なつている。巻出機２より巻出された一次コイル１のス
トリツプは先ずせん断機３によつてその後端が切断され
、溶接機４に入つて待機される。次に巻出されるストリ
ツプがせん断機３によつてその前端が切断され、溶接機
４に送り込まれここで最初のストリツプと次のストリツ
プが溶接され連続したストリツプとなる。このストリツ
プはブライドルローラ５を経てループアキユームレータ
６に至る。このループアキユームレータ６は上デフレク
シヨンローラ７と下デフレクシヨンローラ８と、この下
デフレクシヨンローラ８を移動させる巻取機９と、によ
り構成され、ストリツプを所望分だけ貯わえることがで
きるようになつている。従つて前述のように巻出機２の
一次コイル１がなくなり、次の巻出機２の一次コイル１
を先の一次コイル１と溶接する際に、このループアキユ
ームレータ６によつて蓄積しておいたストリツプを放出
し、ストリツプの流れを止めないようにすることができ
る。このループアキユームレータ６を通過したストリツ
プは酸洗装置１０に導びかれる。この酸洗装置１０は酸
洗タワー１１と、この酸洗タワー１ノ１に沿つて複数配
設された酸洗スプレー１２と、酸洗タンク１３内の酸洗
液の流量を制御して、前記酸洗スプレー１２にそれぞれ
を送る流量制御弁１４と、によつて構成されている。
として巻出機２に運び込まれる。ここで後述する酸洗装
置に連続的にストリツプを巻出すために巻出機２は二台
配設され、一方の巻出機によつて巻出しが完了した場合
につづいて他の巻出機によりストリツプを巻出すように
なつている。巻出機２より巻出された一次コイル１のス
トリツプは先ずせん断機３によつてその後端が切断され
、溶接機４に入つて待機される。次に巻出されるストリ
ツプがせん断機３によつてその前端が切断され、溶接機
４に送り込まれここで最初のストリツプと次のストリツ
プが溶接され連続したストリツプとなる。このストリツ
プはブライドルローラ５を経てループアキユームレータ
６に至る。このループアキユームレータ６は上デフレク
シヨンローラ７と下デフレクシヨンローラ８と、この下
デフレクシヨンローラ８を移動させる巻取機９と、によ
り構成され、ストリツプを所望分だけ貯わえることがで
きるようになつている。従つて前述のように巻出機２の
一次コイル１がなくなり、次の巻出機２の一次コイル１
を先の一次コイル１と溶接する際に、このループアキユ
ームレータ６によつて蓄積しておいたストリツプを放出
し、ストリツプの流れを止めないようにすることができ
る。このループアキユームレータ６を通過したストリツ
プは酸洗装置１０に導びかれる。この酸洗装置１０は酸
洗タワー１１と、この酸洗タワー１ノ１に沿つて複数配
設された酸洗スプレー１２と、酸洗タンク１３内の酸洗
液の流量を制御して、前記酸洗スプレー１２にそれぞれ
を送る流量制御弁１４と、によつて構成されている。
この酸洗装置１０によつて酸洗されたストリツプはブラ
イドルローラ１５を介して洗浄槽１６に導びかれ、ここ
で洗浄された後ドライヤ１７で乾燥される。この乾燥さ
れたストリツプはブライドルローラ１８を通過し、これ
によつて酸洗工程が終える。つづいて連続したストリツ
プは走間せん断機１９により適当な長さに切断され、中
間巻取機の巻取ドラム２０に巻取られ、大径の中間コイ
ル２１となる。ここで沖間コイル２１は前記一次コイル
の５〜１０倍の量のストリツプを巻くように大径に形成
される。巻取りが完了した中間コイル２１は巻取ドラム
２１とともに平行移動されて酸洗ラインから圧延ライン
に移動され、冷間圧延機２２の入側コイルとなる。逆に
圧延ラインで入側コイルとして冷間圧延機２２にコイル
を放出し、空になつた別の巻取ドラム２０は前記巻取ド
ラム２０と逆方向に移動されて酸洗ラインに設置され、
酸洗処理されたストリツプを巻取り始める。この冷間圧
延機２２はタンデムミルが使用され、特に第１図におい
ては３基の例が示されている。この冷間圧延機２２によ
つて圧延されたストリツプは圧延機出側に設置された走
間せん断機２３によつて前記一次コイル１と同じ長さに
分割され、巻取機２４に交互に巻取られて二次コイル２
５となる。このような冷間圧延設備において、本実施例
では中間巻取機の入側、特にドライヤ１７とブライドル
ローラ１８との間に速度検出ローラ２６が設けられ、こ
の速度検出ローラ２６による検出信号によつて酸洗装置
１０の流量制御弁１４を制御するようになつている。
イドルローラ１５を介して洗浄槽１６に導びかれ、ここ
で洗浄された後ドライヤ１７で乾燥される。この乾燥さ
れたストリツプはブライドルローラ１８を通過し、これ
によつて酸洗工程が終える。つづいて連続したストリツ
プは走間せん断機１９により適当な長さに切断され、中
間巻取機の巻取ドラム２０に巻取られ、大径の中間コイ
ル２１となる。ここで沖間コイル２１は前記一次コイル
の５〜１０倍の量のストリツプを巻くように大径に形成
される。巻取りが完了した中間コイル２１は巻取ドラム
２１とともに平行移動されて酸洗ラインから圧延ライン
に移動され、冷間圧延機２２の入側コイルとなる。逆に
圧延ラインで入側コイルとして冷間圧延機２２にコイル
を放出し、空になつた別の巻取ドラム２０は前記巻取ド
ラム２０と逆方向に移動されて酸洗ラインに設置され、
酸洗処理されたストリツプを巻取り始める。この冷間圧
延機２２はタンデムミルが使用され、特に第１図におい
ては３基の例が示されている。この冷間圧延機２２によ
つて圧延されたストリツプは圧延機出側に設置された走
間せん断機２３によつて前記一次コイル１と同じ長さに
分割され、巻取機２４に交互に巻取られて二次コイル２
５となる。このような冷間圧延設備において、本実施例
では中間巻取機の入側、特にドライヤ１７とブライドル
ローラ１８との間に速度検出ローラ２６が設けられ、こ
の速度検出ローラ２６による検出信号によつて酸洗装置
１０の流量制御弁１４を制御するようになつている。
従つて中間巻取機の入側のライン速度、すなわち酸洗装
置１０を通過するストリツプのライン速度に応じて流量
制御弁１４を制御し、酸洗スプレー１２より噴射される
酸洗液の量が制御されるようになつている。また走間せ
ん断機１９の出側であつて中間巻取機の入側の位置には
酸洗ラインと分岐してリジエクトリール２７が配設され
、前記流量制御弁１４の制御のみでは過酸洗を防止しえ
ない場合に、コイルをリジエクトコイル２８としてライ
ン外に取出し得るようになつている。以上のような冷間
圧延設備において冷間圧延機２２のロール交換等によつ
て冷間圧延設備の作動が停止される場合には、予め酸洗
ラインの酸洗速度を低下させ、低速で沖間コイル２１を
巻上げ、口ール交換に要する時間を稼ぐ必要がある。
置１０を通過するストリツプのライン速度に応じて流量
制御弁１４を制御し、酸洗スプレー１２より噴射される
酸洗液の量が制御されるようになつている。また走間せ
ん断機１９の出側であつて中間巻取機の入側の位置には
酸洗ラインと分岐してリジエクトリール２７が配設され
、前記流量制御弁１４の制御のみでは過酸洗を防止しえ
ない場合に、コイルをリジエクトコイル２８としてライ
ン外に取出し得るようになつている。以上のような冷間
圧延設備において冷間圧延機２２のロール交換等によつ
て冷間圧延設備の作動が停止される場合には、予め酸洗
ラインの酸洗速度を低下させ、低速で沖間コイル２１を
巻上げ、口ール交換に要する時間を稼ぐ必要がある。
ここで一本の巻取ドラム２０では不足である場合には、
二本目の巻取ドラム２０を使用して巻取れば良い。この
場合にストリツプは酸洗装置１０を低速で通過するため
に過酸洗が生じやすいが、そのライン速度は速度検出ロ
ーラ２６によつて検出さｌれ、この検出信号によつて流
量制御弁１４を介して酸洗量が制御されるため過酸洗は
防止される。すなわちライン速度が低下すれば、それに
応じて酸洗量を少なくすれば良い。しかし通常のロール
交換時間よりも更に長く圧延機２２の作動が停止する場
合には、酸洗ラインの作動を停止し流量制御弁１４を閉
にしなければならない。しかしこのようにしてもストリ
ツプの表面には酸洗液が残存するため、酸洗タワー１１
内のストリツプは過酸洗の状態となるため、これを走間
せん断機１９に，よつて切断しリジエクトリール２７に
巻取り、リジエクトコイル２８としてライン外に取出す
。また以上の実施例では酸洗ラインと圧延ラインとを中
間巻取機を設置するとともに、大径の中間コイル２１を
形成することによつて連続的に連結することができるの
で、大幅な作業時間の短縮が可能となり装置全体の生産
性の向上を期することができる。すなわち酸洗ラインで
の生産性は従来と同様であるが、圧延ラインでは従来に
おける５〜１０コイル分に相当する大径の中間コイル２
１を一度に圧延することになり、従つて従来１コイルご
とに必要な通板作業が５〜１０コイルに対して一回の通
板作業で良いことになり、従つて大幅な圧延時間の短縮
が可能となる。次に第２図には本発明の他の実施例が示
され、本実施例が前記第１図に示す実施例と異なる点は
酸洗装置１０が複数個の酸洗槽２９と複数個の洗浄槽３
０を交互に配置することによつて構成されている点であ
る。
二本目の巻取ドラム２０を使用して巻取れば良い。この
場合にストリツプは酸洗装置１０を低速で通過するため
に過酸洗が生じやすいが、そのライン速度は速度検出ロ
ーラ２６によつて検出さｌれ、この検出信号によつて流
量制御弁１４を介して酸洗量が制御されるため過酸洗は
防止される。すなわちライン速度が低下すれば、それに
応じて酸洗量を少なくすれば良い。しかし通常のロール
交換時間よりも更に長く圧延機２２の作動が停止する場
合には、酸洗ラインの作動を停止し流量制御弁１４を閉
にしなければならない。しかしこのようにしてもストリ
ツプの表面には酸洗液が残存するため、酸洗タワー１１
内のストリツプは過酸洗の状態となるため、これを走間
せん断機１９に，よつて切断しリジエクトリール２７に
巻取り、リジエクトコイル２８としてライン外に取出す
。また以上の実施例では酸洗ラインと圧延ラインとを中
間巻取機を設置するとともに、大径の中間コイル２１を
形成することによつて連続的に連結することができるの
で、大幅な作業時間の短縮が可能となり装置全体の生産
性の向上を期することができる。すなわち酸洗ラインで
の生産性は従来と同様であるが、圧延ラインでは従来に
おける５〜１０コイル分に相当する大径の中間コイル２
１を一度に圧延することになり、従つて従来１コイルご
とに必要な通板作業が５〜１０コイルに対して一回の通
板作業で良いことになり、従つて大幅な圧延時間の短縮
が可能となる。次に第２図には本発明の他の実施例が示
され、本実施例が前記第１図に示す実施例と異なる点は
酸洗装置１０が複数個の酸洗槽２９と複数個の洗浄槽３
０を交互に配置することによつて構成されている点であ
る。
また一つの酸洗槽２９においてストリツプを酸洗槽２９
の酸洗液内に浸漬させるために押え込みローラ３１が設
けられているが、この押え込みローラ３１はシリンダ３
２によつて上下動可能とされ、このシリンダ３２はドラ
イヤ１７の出側に設けられた速度検出ローラ２６の検出
信号によつて制御されるようになつている。このような
実施例によれば酸洗ラインのライン速度が低下した場合
、その速度が速度検出ローラ２６によつて検出され、こ
の検出信号に基づいた数の酸洗槽２９のシリンダ３２が
制御され、押込みローラ３１が上方に持ち上げられる。
これによつてストリツプが通過する酸洗槽２９の数が減
少され過酸洗を防止することができる。ここで酸洗槽２
９の数をＮとすると通常速度の１／Ｎの速度まで対応す
ることができることになる。なお以上の実施例において
は速度検出ローラをドライヤ１７の出側に設けたがこれ
に限定する必要はなく、実質的に中間巻取機の入側に設
置し、酸洗ラインのライン速度を検出しうる位置であれ
ばどのような位置でも良い。
の酸洗液内に浸漬させるために押え込みローラ３１が設
けられているが、この押え込みローラ３１はシリンダ３
２によつて上下動可能とされ、このシリンダ３２はドラ
イヤ１７の出側に設けられた速度検出ローラ２６の検出
信号によつて制御されるようになつている。このような
実施例によれば酸洗ラインのライン速度が低下した場合
、その速度が速度検出ローラ２６によつて検出され、こ
の検出信号に基づいた数の酸洗槽２９のシリンダ３２が
制御され、押込みローラ３１が上方に持ち上げられる。
これによつてストリツプが通過する酸洗槽２９の数が減
少され過酸洗を防止することができる。ここで酸洗槽２
９の数をＮとすると通常速度の１／Ｎの速度まで対応す
ることができることになる。なお以上の実施例において
は速度検出ローラをドライヤ１７の出側に設けたがこれ
に限定する必要はなく、実質的に中間巻取機の入側に設
置し、酸洗ラインのライン速度を検出しうる位置であれ
ばどのような位置でも良い。
また速度検出ローラに限定する必要もない。更に第１図
に示す実施例では酸洗スプレーによる酸洗液の噴射量を
酸洗ライン速度に応じて制御するようにしたが、これに
限定する必要はなく酸洗スプレーの数を酸洗ライン速度
に応じて減少させるようにしても良く、実質的に酸洗装
置内を通過するストリツプの酸洗量を制御すれば良い。
また上記二つの実施例では中間巻取装置の巻取ドラム２
０は二つとしたが、これに限定する必要はなく２以上設
置しても良いことは云うまでもない。以上のように本発
明によれば、圧延ラインの作動停止時においてもストリ
ツプの過酸洗を防止できるので酸洗ラインと圧延ライン
との連結による不都合を除去でき、従つて効率よく良質
の製品を得ることができるという優れた効果がある。
に示す実施例では酸洗スプレーによる酸洗液の噴射量を
酸洗ライン速度に応じて制御するようにしたが、これに
限定する必要はなく酸洗スプレーの数を酸洗ライン速度
に応じて減少させるようにしても良く、実質的に酸洗装
置内を通過するストリツプの酸洗量を制御すれば良い。
また上記二つの実施例では中間巻取装置の巻取ドラム２
０は二つとしたが、これに限定する必要はなく２以上設
置しても良いことは云うまでもない。以上のように本発
明によれば、圧延ラインの作動停止時においてもストリ
ツプの過酸洗を防止できるので酸洗ラインと圧延ライン
との連結による不都合を除去でき、従つて効率よく良質
の製品を得ることができるという優れた効果がある。
第１図は本発明に係る冷間圧延方法の実施例を示す配置
図、第２図は本発明の他の実施例を示す配置図である。 １０・・・・・・酸洗装置、１２・・・・・・酸洗スプ
レー ］４・・・・・・流量制御弁、２１・・・・・・
中間コイル、２２・・・１・・・冷間圧延機、２６・・
・・・・速度検出ローラ、２９・・・・・・酸洗槽。
図、第２図は本発明の他の実施例を示す配置図である。 １０・・・・・・酸洗装置、１２・・・・・・酸洗スプ
レー ］４・・・・・・流量制御弁、２１・・・・・・
中間コイル、２２・・・１・・・冷間圧延機、２６・・
・・・・速度検出ローラ、２９・・・・・・酸洗槽。
Claims (1)
- １ 複数のコイルを連続的に連結して酸洗ラインを通過
させた後、中間巻取機で複数の大径コイルを形成し、こ
の複数の大径コイルを交互に圧延機に巻出す冷間圧延方
法において、中間巻取機の入側のライン速度を検出し、
このライン速度の変動に応じて酸洗ラインの酸洗量を制
御することを特徴とする冷間圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12443077A JPS5952710B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | 冷間圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12443077A JPS5952710B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | 冷間圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5458664A JPS5458664A (en) | 1979-05-11 |
| JPS5952710B2 true JPS5952710B2 (ja) | 1984-12-21 |
Family
ID=14885284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12443077A Expired JPS5952710B2 (ja) | 1977-10-19 | 1977-10-19 | 冷間圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952710B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0724919A3 (en) * | 1992-07-02 | 1997-04-16 | Hitachi Ltd | Method and device for descaling and cold rolling metal strip |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT413217B (de) * | 2002-02-04 | 2005-12-15 | Andritz Ag Maschf | Vorrichtung zum beizen von band- oder drahtförmigem material |
| CN103341497B (zh) * | 2013-05-28 | 2015-11-18 | 内蒙古包钢钢联股份有限公司 | 地下卷取机快速要钢系统及其快速要钢方法 |
| CN103920708B (zh) * | 2014-03-27 | 2016-08-24 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种低耗耐蚀高表面质量冷轧产品生产方法 |
| WO2018037916A1 (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 高温金属の冷却方法及び溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法 |
-
1977
- 1977-10-19 JP JP12443077A patent/JPS5952710B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0724919A3 (en) * | 1992-07-02 | 1997-04-16 | Hitachi Ltd | Method and device for descaling and cold rolling metal strip |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5458664A (en) | 1979-05-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR940010443B1 (ko) | 연속주조와 직결합한 압연방법 및 그 장치 | |
| KR101920584B1 (ko) | 금속 스트립을 산세 및 압연하기 위한 조합된 산세 및 압연 플랜트 | |
| KR940001954A (ko) | 금속 스트립의 스케일 제거 및 냉간 압연 방법 및 장치 | |
| JPS5952710B2 (ja) | 冷間圧延方法 | |
| JP2007513775A (ja) | 圧延品を圧延するための方法と設備 | |
| CN107088580B (zh) | 用于金属带的组合的焊接和轧制设备 | |
| JPH0679303A (ja) | デスケーリング及び冷間圧延方法及び設備 | |
| CN209798392U (zh) | 一种在线污点剔除装置 | |
| JP4292697B2 (ja) | スリッタラインにおけるループ量制御方法 | |
| JPH0514029B2 (ja) | ||
| JPH0627203Y2 (ja) | 帯状板への塗油装置 | |
| JP2721716B2 (ja) | 可逆式冷間圧延方法および設備 | |
| JP2725545B2 (ja) | 冷間圧延機を含む複合ラインの制御方法 | |
| JPH03281001A (ja) | リバース式冷間圧延設備 | |
| CN215965615U (zh) | 一种金属带精整机 | |
| JPH0710335A (ja) | 帯材貯蔵装置の制御方法 | |
| CN117840252A (zh) | 一种防止热轧带钢松卷的控制方法 | |
| JPH07100533A (ja) | 金属ストリップ連続処理ラインの間紙挿入方法及び装置 | |
| JPS59232608A (ja) | タンデムセンジミアミルにおける冷間圧延方法 | |
| JP2003164911A (ja) | 連続プロセスラインにおけるルーパの同期位置制御方法 | |
| JP3325097B2 (ja) | 巻取設備 | |
| JPH07241602A (ja) | 熱間圧延装置 | |
| JPS629707A (ja) | 冷間圧延用ロ−ルク−ラント装置 | |
| JPS61162203A (ja) | 連続式単スタンド冷間圧延設備 | |
| JPH05131216A (ja) | 細径線材の製造方法及び装置 |