JPS5949450B2 - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPS5949450B2
JPS5949450B2 JP15927178A JP15927178A JPS5949450B2 JP S5949450 B2 JPS5949450 B2 JP S5949450B2 JP 15927178 A JP15927178 A JP 15927178A JP 15927178 A JP15927178 A JP 15927178A JP S5949450 B2 JPS5949450 B2 JP S5949450B2
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JP
Japan
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pressure
throttle opening
throttle
port
hydraulic servo
Prior art date
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JP15927178A
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JPS5586945A (en
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寛 伊藤
英明 山田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両の運転状態に関係して所定の減速比が自
動的に達成される自動変速機の油圧制御装置に関する。
従来の油圧flfflJ#装置では低速段から高速段へ
のアップシフト時において、低速側油圧サーボからの油
圧の排出は高速側油圧サーボへの供給油圧の変化に関係
してシフトタイミングバルブにより制御されている。
高速側油圧サーボへの供給油圧(ライン圧)は気化器ス
ロットル開度に関係しており、供給オイルの流速はスロ
ットル開度が大きいとき程、大きい。
したがって高速側油圧サーボとシフトタイミングバルブ
との間の油路抵抗により両者の油圧に差が生じ、シフト
タイミングバルブの作動時における高速側油圧サーボの
実際の油圧はスロットル開度に関係して変化し、これは
円滑なアップシフトを阻害する原因となっている。
また、加速ペダルの踏み込みが急速に解除された場合、
すなわち急激なパワオフの場合、自動変速機はアップシ
フトされ、高速側係合手段と低速側係合手段とが同時に
保合状態となるオーバラップが生じるが、スロットル開
度が小さいときでは、オーバラップ時間が不必要に長く
なり、こうして機関から車輪への伝達トルクは負となり
、このトルクが再び正となる時に自動変速機内の歯車間
のねじれ逆転のために不快な打音が生じている。
本発明の目的は、アップシフト時のシフトタイミングバ
ルブにおける油圧制御がスロットル開度に関係なく行な
われて〜・るために従来生じているこのような欠点を除
去した自動変速機の油圧制御装置を提供することである
次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
高速側油圧サーボとしての3連用油圧サーボ1は、所定
油圧を供給されでいる期間では、3速用クラツチ(図示
せず)を保合状態に維持しており、この期間、自動変速
機において第3速が維持されている。
低速側油圧サーボとしての2連用油圧サーボ2は、所定
油圧を供給されている期間では、2速用クラツチ(図示
せず)を係合状態に維持しており、この期間、自動変速
機にお〜・て第2速が維持されている。
2−3シフトバルブ3は、ポート4.5.6.7とドレ
ーン8とを有し、車速に関係したガバナ圧と気化器スロ
ットル開度に関係したガバナ圧との大小関係に応動して
これらのポートある〜・はドレーン4.5.6.7.8
間の接続を制御する。
2−3シフトバルブ3にお〜・て、図の下側位置ではポ
ート4′はポート6へ接続され、ポート7はポート5へ
接続され、他方、図の上側位置ではポート4はポート7
へ接続され、ポート6はドV−ン8へ接続される。
スロットルモジュレータバルブ11は、ポート12.1
3とドレーン14と油室15とスプール16とを備える
スプール16は2つの等面積のランド17.18を有し
ている。
油室15の油圧に対向する力を生じさせるためにランド
18にばばね19が取り付けられている。
2−3シフトタイミングバルブ23はポート24と油室
25.26とドレーン27.28とスプール29とを備
え、スプール29は等面積のランド30.31を有する
油室25はポート34.35をもつ。
ランド30にはばね32が取り付けられ、ドレーン28
にはオリフィス33が設けられている。
2−3シフトバルブ3において、ポート4はライン圧を
供給され、ポート5は2−3シフトタイミングバルブ2
3のポート24へ接続され、ポート6は2−3シフトタ
イミングバルブ23のポート34.35を介して3速用
油圧サ一ボ丁へ接続され、ポート7は2速用油圧サーボ
2へ接続されている。
スロットルモジュレータバルブ11にお“いて、ポート
12はスロットル圧を供給され、ポート13は油室15
と2−3シフトタイミングバルブの油室26へ接続され
ている。
第2図は気化器スロットル開度Tと2−3シフトタイミ
ングバルブ23のポート35において発生する供給油圧
Pとの関係を示す。
スロットルモジュレータバルブ11においてランド17
0面積なAいばね19からスプール16への作用力をW
いポート12へ供給されるスロットル圧をpth、ポー
ト13において発生するスロットルモジュレータ圧をP
thmoと定義する。
スロットル圧pthはスロットル開度Tとほぼ比例関係
にある。
スロットル開度Tが所定値T1以下である場合、油室1
5のスロットルモジュレータ圧Pthmoからランド1
7へ作用する力Pthmo−A1は作用力W0より小さ
く、シたがってスプール16は上側位置に維持されて次
式の関係が得られる。
Pthmo = Pth (1)ただ
しpth≦W1/A1の場合。
スロットル開度Tが所定値T1以上にある場合、スプー
ル16はPthmo−A1とWl との大小関係して往
復運動する。
すなわちPthmo・A1がWlより犬であるとき、ス
プール16は下側位置へ移動し、ポート13と12との
接続はランド17により阻止され、他方ポート13はド
レーン14へ接続され、スロットルモジュレータ圧Pt
hmoは下降する。
P thmo AlがWlより小であるとき、スプール
16は上側位置へ移動し、ポート13と12とは接続さ
れ、ポート13と14との接続はランド18により阻止
され、スロットルモジュレータ圧Pthmoは上昇する
こうしてこの場合、次式の関係が維持される。
P thmo = Wl / AI (2
)ただし pth≧W1/A1の場合。
したがって2−3シフトタイミングバルブ23にお〜・
ては、図において下向きの力は油室26内の上述のスロ
ットルモジュレータ圧Pthmoかう面積A2のランド
30へ作用する力Pthmo−A2とばね32からスプ
ール29へのばね力W2との和であり、図にお〜・て上
向きの力は油室25内の、すなわちポート35における
油圧Pから面積A2のランド31へ作用する力P−A2
である。
こうしてスプール29の平衡時、すなわちスプール29
が下側位置から上側位置へ移動する時の関係が次式によ
り得られる。
P = W2 / A2+P thmo (3
)第2図は(3)式をグラフで表わしている。
アップシフトの場合、2−3シフトバルブ3が上側位置
から下側位置へ変化し、ライン圧B1はポート4からポ
ート6、および2−3シフトタイミングバルブ23の油
室25を介して3速用油圧サーボ1へ供給される。
このアップシフトの初期においては油室25の油圧から
ランド31へ作用する力は小さく、スプール29はばね
32および油室26のスロットルモジュレータ圧によっ
て下側位置に保持されている。
したがって2−3シフトタイミングバルブ23において
ポート24はドレーン28へ接続されており、2速用油
圧サーボ内の油圧はオリフィス33を介して緩やかに排
出される。
油室25の油圧が増大すると、油室25の油圧からラン
ド31に作用する力P−A2がスロットルモジュレータ
圧からランド30作用する力Pthmo−A2とばね3
2からの力W2との和を越えるとスプール29は上側位
置へ移動し、ポート24はドレーン27へ接続される。
こうして2.速用油圧サーボ2内の油圧はドレーン2T
を介して速やかに排出される。
このようなアップシフト時において、2−3シフトタイ
ミングバルブ23のスプール29が下側位置に維持され
る期間は、スロットル開度が所定値T1以下である場合
には、スロットル開度が小さいとき程、(3)式で規定
されるPの値が小さいので、短くされる。
すなわちスロットル開度が小さいとき程、3速用クラツ
チと2速用クラツチとが同時に停台状態に維持されるオ
ーバラップ時間は短く、長いオーバラップ時間のために
機関から車輪への伝達トルクが負になること、あるいは
負から再び正へ変化することは防止され、不快な打音発
生も防止される。
またシフトタイミングバルブ23のスプール29の移動
時のポート35における油圧Pは、所定値T1以下のス
ロットル開度では、スロットル開度が小さいとき程、小
さい値にされ、したがって3速用油圧サーボ1内の現実
の油圧も小さな値となる。
このことは、スロットル開度が大きいときに、ライン圧
の流速が高いために、ポート35と3速用油圧サーボ1
との間の管路の管路抵抗による大きな油圧低下と同等な
効果をもつ。
したがって、2−3シフトタイミングバルブ23のスプ
ール29の移動時における3速用油圧サーボ1の実際の
油圧はスロットル開度に関係なくほぼ所定値となり、ア
ップシフト時のタイミング制御は著しく向上し、円滑な
アップシフトが達成される。
このように本発明によれば、スロットル開度が所定値T
1以下である場合には、スロットル開度が小さいとき程
、オーバラップ時間が短縮され、機関から車輪への伝達
トルクが負になることが防止され、これにより歯車間の
ねじれ逆転による不快打音の発生を防止することができ
る。
また、この場合、スロットル開度が小きいとき程、2−
3シフトタイミングバルブ23から3速用油圧サーボ1
へ送られる油圧は小さくされ、すなわちスロットル開度
が大きいときの大きな流路抵抗と同等な効果が生じ、こ
れにより2−3シフトタイミングバルブ23のスプール
29の移動時における3速用油圧サーボ内の実際の油圧
がスロットル開度に関係なくほぼ所定値にされ、アップ
シフト時のタイミング制御を向上させることができる。
また本発明では、スロットルモジュレータ圧Pthmo
はスロットル開度が所定値T1以上では一定となる。
もしスロットル開度が所定値T1以上になっても所定値
T1以下の場合と同様にスロットルモジュレータ圧Pt
hmoをスロットル開度の増大に連れて増大させるなら
ば、高スロットル開度時のオーバラップ時間が過大にな
ってしまう。
本発明ではスロットル開度が所定値T7以上である場合
におけるスロットルモジュレータ圧を一定に保持するこ
とにより、オーバラップ時間の増大を抑制し、高スロッ
トル開度時における過大なオーバラップ時間に因る弊害
を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は気化器スロ
ットル開度と3速用油圧サーボ1への油圧がシフトタイ
ミングバルブを出る時の油圧値との関係を表わすグラフ
である。 1・・・3速用油圧サーボ、2・・・2速用油圧サーボ
、11・・・スロットルモジュレータバルブ、23・・
・2−3シフトタイミングバルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油圧を供給されて高速段用係合手段を保合状態にす
    る高速側油圧サーボ、油圧を供給されて低速段用係合手
    段を保合状態にする低速側油圧サーボ、所定のスロット
    ル開度以下ではスロットル開度の増大に連れて増大しま
    た所定のスロットル開度以上では一定となるスロットル
    モジュレータ圧を発生するスロットルモジュレータバル
    ブ、およびアップシフト時に該高速側油圧サーボへ供給
    される油圧と該スロットルモジュレータ圧とに関係して
    該低速側油圧サーボからの油圧の排出を制御するタイミ
    ングバルブを備えることを特徴とする、自動変速機の油
    圧制御装置。
JP15927178A 1978-12-26 1978-12-26 自動変速機の油圧制御装置 Expired JPS5949450B2 (ja)

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JPS5586945A JPS5586945A (en) 1980-07-01
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JPH01177052U (ja) * 1988-06-01 1989-12-18

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JPH01177052U (ja) * 1988-06-01 1989-12-18

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