JPS5948531B2 - 扁平形巻回コンデンサのリ−ド線導出方法 - Google Patents

扁平形巻回コンデンサのリ−ド線導出方法

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JPS5948531B2
JPS5948531B2 JP12173179A JP12173179A JPS5948531B2 JP S5948531 B2 JPS5948531 B2 JP S5948531B2 JP 12173179 A JP12173179 A JP 12173179A JP 12173179 A JP12173179 A JP 12173179A JP S5948531 B2 JPS5948531 B2 JP S5948531B2
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JP
Japan
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capacitor element
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electrode foil
lead wire
lead wires
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JP12173179A
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JPS5646520A (en
Inventor
民治 今井
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Nissei Electric Co Ltd
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Nissei Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1対の誘電体フィルムと1対の電極箔を交互
に重ねて巻回した電極箔はみ出し構造の巻回コンデンサ
素子からリード線を導出する方法に関するものである。
まず従来この種のコンデンサにおいて行なわれていたリ
ード線導出方法について説明する。
第1図aおよびbは、扁平にプレスされたこの種のコン
デンサ素子の正面図および側面図である。
これらの図において、1はコンデンサ素子であって、誘
電体フィルムと電極箔が重なって巻回されている部分、
2および3は、コンデンサ素子1の両側にはみ出ている
電極箔である。
周知のように、誘電体フィルムとしては、ポリエステル
フィルム、ポリプロピレンフィルム フィルム等が多く使用され、その厚さはコンデンサの使
用電圧等によって異るが4μmないし20μm程度のも
のが多い。
また電極箔としては、アルミニウム箔の厚さ5μmない
し10μm程度のものが多く使用される。
第1図aにおける電極箔はみ出し部分2および3の、は
み出し寸法は通常1mmないし3mmで゛ある。
巻回され、第1図に示した形状にプレスされたコンデン
サ素子は、ついで第1図aに示した矢印の方向から、平
面状の治具によって押圧され、その部分にリード線がス
ポット溶接その他の方法によって接続される。
第2図a。bおよびCは、リード線を接続導出したコン
デンサ素子の正面図、側面図および上面図、また第3図
は第2図すにおけるA−Aなる平面で切断したコンデン
サ素子の断面図である。
第3図では、拡大して模式的に示している。
これらの図において、1〜3は第1図と同一のもの、4
および5は電極箔はみ出し部分2および3に接続された
リード線である。
従来の方法では、第2図で示したように押圧された電極
箔2および3が、コンデンサ素子1の厚みをこえて突出
しており、 (第2図すでは左右に突出しており、第2
図Cでは上下に突出している)、コンデンサの外形寸法
が過大になるという大きな欠点があった。
一般に、フィルムコンデンサのような電子部品では、完
成後の寸法ができるだけ小形になるように規制されてお
り、従来の方法では寸法不良が多かった。
さらに導出部分がコンデンサ素子の端面縁端に突出した
場合、コンデンサ素子に絶縁および防湿のために外装を
施した完成品においても、端子と外装間の耐電圧特性が
悪い、 (実際の試験方法としては、外装上に金属箔を
巻いて、リード線端子と金属箔間に規定された電圧を印
加したとき、放電が生じてはならない。
)という欠点があった。さらに又、第3図に見るように
、電極箔2が素子1の厚さをこえて左右に突出している
ため、リード線4に接続された部分の電極箔が比較的線
であって、リード線4との機械的接続強度が不充分とな
る欠点もあった。
本発明は、前記の従来のリード線導出方法の欠点を解消
することを目的としたもので、次に本発明の方法を図に
よって説明する。
第4図〜第8図は、本発明の実施例を示すもので、第4
図aおよびbは、第1図に示したものと同様に、扁平に
プレスされたコンデンサ素子の正面図および側面図であ
る。
1〜3の番号は、第1図の場合と同じである。
第5図は、第4図すのA−A面で切断したコンデンサ素
子の断面図であって、拡大して模式的に示している。
第6図は、電極箔2を■字形の四部を有する部材6によ
って押圧した断面図で、突出した電極箔2が素子端面の
中心線付近に集中している。
第7図は、第6図に示した工程後、平面の部材7によっ
て、突出した電極箔2を押圧しつ・ある断面図である。
また第8図は、第7図に示した工程後、電極箔2にリー
ド線4を接続した断面図である。
第6図〜第8図は、第5図と同様にいずれも拡大して模
式的に示している。
第6図に示した部材6は、1例としてVブロックの如き
形態を有する部材を示したもので、その材質は、金属ま
たは比較的硬度の高いプラスチック等であってもよい。
また第8図におけるリード線4と電極箔2との接続方法
は、スポット溶接、アルミニウム半田を使用する半田付
その他の公知の方法を使用すればよい。
本発明の方法を使用することによって、素子の両端面か
らはみ出ている電極箔2および3は、第6図において示
したように部材6によって左右から中央に寄せられた後
押圧されるので、素子の厚さ方向に突出することがない
従ってコンデンサ素子に必要な絶縁外装を施して完成品
としたとき、寸法不良が生ずるおそれもなく、またリー
ド線と絶縁外装間の耐電圧特性も良好である。
また電極箔2はリード線4を接続すべき中央部分に密に
集合しているので、リード線4をスポット溶接または半
田付する場合においても、従来の方法に比較して接続強
度が大になるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図aはコンデンサ素子の正面図、第1図すは同じく
側面図、第2図aはリード線を接続導出したコンテ゛ン
サ素子の正面図、第2図すは同じく側面図、第2図Cは
同じく上面図、第3図はコンデンサ素子の断面図、第4
図〜第8図は本発明の実施例を示すもので、第4図aは
コンデンサ素子の正面図、第4図すは同じく側面図、第
5図はコンテ゛ンサ素子の断面図、第6図は部材6で電
極箔2を押圧した断面図、第7図は部材7で電極箔2を
押圧しつ・ある断面図、第8図は電極箔にリード線を接
続した断面図、これらの図において1・・・・・・コン
デンサ素子、2および3・・・・・・電極箔はみ出し部
分、4および5・・・・・・リード線、6・・・・・・
■字形の凹部を有する部材、7・・・・・・平面の部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 11対の誘電体フィルムと1対の電極箔を交互に重ねて
    巻回したコンデンサにおいて、扁平にプレスしたコンデ
    ンサ素子の両端に突出した電極箔を、上記端面の中心線
    付近に集中する如くv字形の凹部を有する部材によって
    押圧し、ついで平面の部材によって押圧し、上記押圧さ
    れた電極箔にリード線を接続してなる巻回コンデンサの
    リード線導出方法。
JP12173179A 1979-09-21 1979-09-21 扁平形巻回コンデンサのリ−ド線導出方法 Expired JPS5948531B2 (ja)

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JPS5646520A JPS5646520A (en) 1981-04-27
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