JPS6237526B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6237526B2 JPS6237526B2 JP54048801A JP4880179A JPS6237526B2 JP S6237526 B2 JPS6237526 B2 JP S6237526B2 JP 54048801 A JP54048801 A JP 54048801A JP 4880179 A JP4880179 A JP 4880179A JP S6237526 B2 JPS6237526 B2 JP S6237526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wound
- capacitor
- insulating member
- winding
- metallicon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 19
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 4
- 239000010408 film Substances 0.000 description 8
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000001465 metallisation Methods 0.000 description 2
- 239000011104 metalized film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は片面または両面に電極を配した誘電体
フイルムを巻回することにより構成されるコンデ
ンサ素子を2個以上同一ケース内に収納する多素
子形コンデンサにおいて、2個以上のコンデンサ
素子を同心上に配置した同心巻き複合コンデンサ
の製造方法に関するものである。
フイルムを巻回することにより構成されるコンデ
ンサ素子を2個以上同一ケース内に収納する多素
子形コンデンサにおいて、2個以上のコンデンサ
素子を同心上に配置した同心巻き複合コンデンサ
の製造方法に関するものである。
従来、この種の多素子形コンデンサにおいて
は、電極を片面または両面に配した誘電体フイル
ムをコンデンサ毎に別々に巻回して複数のコンデ
ンサ素子を作り、そしてその素子の両端面にメタ
リコンを施してリードの引出しを行ない、同一ケ
ース内に収納する方法や、特公昭38−1183号公報
に見られるようにコンデンサ素子が同心上に複数
個配置されるように誘電体フイルムを所定の箇所
に絶縁シートや絶縁層等を介しながら巻回する同
心巻きによる方法などが知られている。
は、電極を片面または両面に配した誘電体フイル
ムをコンデンサ毎に別々に巻回して複数のコンデ
ンサ素子を作り、そしてその素子の両端面にメタ
リコンを施してリードの引出しを行ない、同一ケ
ース内に収納する方法や、特公昭38−1183号公報
に見られるようにコンデンサ素子が同心上に複数
個配置されるように誘電体フイルムを所定の箇所
に絶縁シートや絶縁層等を介しながら巻回する同
心巻きによる方法などが知られている。
しかし、前者の別々にコンデンサ素子を得る方
法では、巻回、メタリコン、さらにはケースへの
収納まで全て別々に行なうため、生産性が悪いと
いう問題があり、また後者の同心巻きによる方法
では、メタリコン後、同心上に巻回して配置され
たコンデンサ巻回体を何らかの方法により清掃
し、複数個のコンデンサ素子間にまたがつて付着
しているメタリコンによる蒸着金属を取り去る必
要があつた。
法では、巻回、メタリコン、さらにはケースへの
収納まで全て別々に行なうため、生産性が悪いと
いう問題があり、また後者の同心巻きによる方法
では、メタリコン後、同心上に巻回して配置され
たコンデンサ巻回体を何らかの方法により清掃
し、複数個のコンデンサ素子間にまたがつて付着
しているメタリコンによる蒸着金属を取り去る必
要があつた。
本発明はこのような従来の問題点を解消するも
のであり、本発明においては、特に後者の同心巻
きの複合コンデンサの製造方法を改良し、2個以
上のコンデンサ素子の巻回、メタリコンを同時に
行なうことができ、かつメタリコン後の巻回体の
清掃を全く不要とすることができるようにするも
のである。
のであり、本発明においては、特に後者の同心巻
きの複合コンデンサの製造方法を改良し、2個以
上のコンデンサ素子の巻回、メタリコンを同時に
行なうことができ、かつメタリコン後の巻回体の
清掃を全く不要とすることができるようにするも
のである。
すなわち、本発明においては、片面または両面
に電極を配した誘電体フイルムを巻回してなる巻
回体を絶縁シートやフイルムよりなる絶縁層など
の絶縁部材を介して複数個同心上に配置し、この
複数個の巻回体の両端面に電極と接続されるメタ
リコン層を形成した後、複数個の巻回体を絶縁部
材を境にして相対的にずらせる製造方法であり、
隣接したメタリコン層は相互に良好に絶縁される
こととなり、メタリコン後の巻回体の清掃は全く
不要になるとともに、複数個の巻回体の巻回、メ
タリコンを同時に行なうことができるため、作業
性が良好となる。
に電極を配した誘電体フイルムを巻回してなる巻
回体を絶縁シートやフイルムよりなる絶縁層など
の絶縁部材を介して複数個同心上に配置し、この
複数個の巻回体の両端面に電極と接続されるメタ
リコン層を形成した後、複数個の巻回体を絶縁部
材を境にして相対的にずらせる製造方法であり、
隣接したメタリコン層は相互に良好に絶縁される
こととなり、メタリコン後の巻回体の清掃は全く
不要になるとともに、複数個の巻回体の巻回、メ
タリコンを同時に行なうことができるため、作業
性が良好となる。
なお、本発明の製造方法において、各コンデン
サの巻回体に使用する誘電体フイルムの幅は同一
とし、そして絶縁部材はそれより若干幅広くする
方が有利である。
サの巻回体に使用する誘電体フイルムの幅は同一
とし、そして絶縁部材はそれより若干幅広くする
方が有利である。
次に、本発明の製造方法の一例を第1図および
第2図を用いて説明すると、まず第1図に示すよ
うに巻心1上に誘電体フイルムを巻回して内巻回
体2を配置し、そしてこの上に絶縁部材3を挿入
し、続いてこの上から誘電体フイルムを巻回して
外巻回体4を内巻回体2との間の電気的つながり
を絶縁部材3により断つた状態で配置し、その後
その内巻回体2、外巻回体4の両端面に電極金属
をメタリコンしてメタリコン層5,6を形成した
後、第2図に示すようにA方向から内巻回体2に
力を加えて押し出すことにより、2個の内巻回体
2、外巻回体4が階段状に相互にずれたコンデン
サ素子を得ることができる。その後、このコンデ
ンサ素子をケース内に収納するとともにリードの
引出しを行なうことにより完成品とすることがで
きる。
第2図を用いて説明すると、まず第1図に示すよ
うに巻心1上に誘電体フイルムを巻回して内巻回
体2を配置し、そしてこの上に絶縁部材3を挿入
し、続いてこの上から誘電体フイルムを巻回して
外巻回体4を内巻回体2との間の電気的つながり
を絶縁部材3により断つた状態で配置し、その後
その内巻回体2、外巻回体4の両端面に電極金属
をメタリコンしてメタリコン層5,6を形成した
後、第2図に示すようにA方向から内巻回体2に
力を加えて押し出すことにより、2個の内巻回体
2、外巻回体4が階段状に相互にずれたコンデン
サ素子を得ることができる。その後、このコンデ
ンサ素子をケース内に収納するとともにリードの
引出しを行なうことにより完成品とすることがで
きる。
以上のように本発明の製造方法によれば、絶縁
部材を挿入介在させる時だけ誘電体フイルムの巻
回を中断するだけで多素子を連続的に巻回して構
成することができ、しかも多数の巻回体へのメタ
リコンを同時に行なうことができるため、非常に
作業性が良好となり、またメタリコン後に各巻回
体をずらせるため、従来必要とされていた清掃を
行なうことなく、各巻回体のメタリコン層を良好
に絶縁させることができるという極めて工業的価
値の高い効果を得ることができる。
部材を挿入介在させる時だけ誘電体フイルムの巻
回を中断するだけで多素子を連続的に巻回して構
成することができ、しかも多数の巻回体へのメタ
リコンを同時に行なうことができるため、非常に
作業性が良好となり、またメタリコン後に各巻回
体をずらせるため、従来必要とされていた清掃を
行なうことなく、各巻回体のメタリコン層を良好
に絶縁させることができるという極めて工業的価
値の高い効果を得ることができる。
第1図および第2図は本発明の同心巻き複合コ
ンデンサの製造方法の一例における要部工程を示
す断面図である。 2……内巻回体、3……絶縁部材、4……外巻
回体、5,6……メタリコン層。
ンデンサの製造方法の一例における要部工程を示
す断面図である。 2……内巻回体、3……絶縁部材、4……外巻
回体、5,6……メタリコン層。
Claims (1)
- 1 片面または両面に電極を配した誘電体フイル
ムを巻回してなる巻回体を絶縁部材を介して複数
個同心上に配置し、この複数個の巻回体の両端面
に電極と接続されるメタリコン層を形成した後、
複数個の巻回体を絶縁部材を境にして相対的にず
らせることを特徴とする同心巻き複合コンデンサ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4880179A JPS55140221A (en) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | Method of fabricating concentriccwound composite condenser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4880179A JPS55140221A (en) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | Method of fabricating concentriccwound composite condenser |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55140221A JPS55140221A (en) | 1980-11-01 |
JPS6237526B2 true JPS6237526B2 (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=12813315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4880179A Granted JPS55140221A (en) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | Method of fabricating concentriccwound composite condenser |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55140221A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177927U (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-28 | ニチコン株式会社 | コンデンサ |
JPS59195729U (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-26 | ニチコン株式会社 | コンデンサ |
JPS59231808A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-26 | ニチコン株式会社 | コンデンサ |
WO2021085218A1 (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 京セラ株式会社 | フィルムコンデンサ素子 |
-
1979
- 1979-04-19 JP JP4880179A patent/JPS55140221A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55140221A (en) | 1980-11-01 |
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