JPS63181408A - フイルムコンデンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子、電気回路を構成する回路部品のフィルム
コンデンサに関するものである。

従来の技術 現在、フィルムコンデンサの外部電極の形成方法は、金
属溶射によって行なわれている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の外部電極形成方法では、作業
工程が多くなる点と、溶射金属の腐食による電極取り出
しの信頼性の低下という点で問題を有していた。

本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、製造工
数削減と信頼性の向上を図ることのできる外部電極形成
方法を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明では金属化フィルム
のフィルム端面を導電化してフィルムコンデンサを構成
している。

作用 この構成を用いることにより、金属溶射以外の外部電極
形成方法が容易に実現可能となり、工数削減・信頼性の
向上を図ることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

図は、本発明の一実施例におけるフィルムコンデンサの
構造を示すものである。同図において、１．２は誘電体
フィルム、３は蒸着電極、４はフィルムの導電化部分、
６は外部電極である。

上記の様に構成されたフィルムコンデンサについて、以
下具体例に沿って説明する。

非蒸着部分を設けて、両面にアルミニウムを蒸着した厚
さ４μｍのポリフッ化ビニリデン（以下ＰＶＩ）Ｆと略
す）フィルムを２０ｍの幅で裁断し、その両端２Ｗをピ
ロールの電解重合によるポリピロールの誘電体フィルム
中での生成による導電化を行なう。この両端導電化両面
金属化ＰＶＩ）Ｆフィルムを、１４電の幅で裁断したＰ
ＶＤＦフィルムと重ねて巻回する。そしてその後、外部
電極として導電性塗料を塗布しリード線を設け、外装を
施してフィルムコンデンサを完成した。

以上、本実施例によれば金属化フィルムの両端を導電化
することにより、フィルムコンデンサの素子と外部電極
との電気的強度の信頼性が大きく向上し、かつ外部電極
形成に従来の金属溶射以外の方法を用いることが可能と
なり、大幅な工数削減をも可能となる。

なお、誘電体フィルムはＰＶＤＦフィルム以外の他のフ
ィルムを用いてもかまわないのは熱論、導電化の手段も
ビロールの電解重合によるフィルム中へのポリピロール
の生成以外の方法を用いてもかまわないのはいうまでも
ない。

また、本実施例では巻回型のフィルムコンデンサを用い
て説明を行なったが、積層型のフィルムコンデンサに適
用してもかまわない。

発明の効果 本発明は、金属化フィルムの端面を導電化することによ
り、外部電極の形成において工数削減を図ると同時に信
頼性の向上を図ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例におけるフィルムコンデンサの断
面構成図である。 １．２・・・・・・誘電体フィルム、３・・・・・・蒸
着電極、４・・・・・・導電化フィルム、６・・・・・
・外部電極。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金属化フィルムのフィルム端面を導電化したことを特徴
   とするフィルムコンデンサ。