JPH11204381A - 電気二重層コンデンサ - Google Patents
電気二重層コンデンサInfo
- Publication number
- JPH11204381A JPH11204381A JP10002928A JP292898A JPH11204381A JP H11204381 A JPH11204381 A JP H11204381A JP 10002928 A JP10002928 A JP 10002928A JP 292898 A JP292898 A JP 292898A JP H11204381 A JPH11204381 A JP H11204381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- insulating
- lead terminal
- electric double
- metal case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
その部材費が削減され、しかも体積効率が向上されて小
型で安価に製造可能な電気二重層コンデンサを提供する
こと。 【解決手段】 この電気二重層コンデンサは、リード端
子(第1のリード端子)6が接触されるように配備され
た外装金属ケース1内に絶縁ケース3を介在させてリー
ド端子(第2のリード端子)5が接触配備された素子積
層体4を収納して成るもので、絶縁ケース3は縮小化さ
れて第1のリード端子5,6間の絶縁を保つために用い
られ、外装金属ケース1内側面及び素子積層体4側面間
には絶縁コーティング部2が配備されている。この絶縁
コーティング部2は外装金属ケース1内側面を絶縁材料
によりコーティングして設けられている。
Description
ケース内に絶縁部を介在させて缶ケース型電気二重層構
造の素子積層体を収納して成る電気二重層コンデンサに
関する。
しては、例えば図2(a)にその平面図を,同図(b)
に同図(a)のB−B´線方向における側面断面図を示
すような構成のものが挙げられる。
11が接触されるように配備された外装金属ケース7内
にスカート部8aを有する絶縁ケース8を介在させてリ
ード端子10が接触配備された素子積層体9を収納して
成っている。
ット内に一対のカーボンペースト電極とそれらの各々カ
ーボンペースト電極を分離する多孔セパレータとを収め
て導電性エンドプレートで封止した基本セルを少なくと
も一個以上積層したもので、その両側に金属製電極が配
置されることにより缶ケース型電気二重層構造として構
成される。
側面及び素子積層体9側面間とリード端子10,11間
との絶縁を保つために用いられているが、そのスカート
部8aが短ければ素子積層体9側面と外装金属ケース7
内側面とが接触して絶縁不良を起こすため、通常製品の
外径φDや背高Hに応じた素子積層体9の外径や背高に
合うように様々な種類(サイズや形状を示す)のものが
用意されている。
ンデンサの場合、素子積層体の外径や背高に合うように
様々な種類の絶縁ケースを用意しなければならないが、
そのスカート部が全体の体積に占める割合が高く、体積
効率を悪化させる要因となっているという構造的な問題
がある他、絶縁ケースの製造に要する工数や手間がかか
ることにより、絶縁ケースの部材費が高くなってしま
い、結果として電気二重層コンデンサを組み立てたとき
にも全体として割高になってしまうという問題がある。
ためには、絶縁ケース材料を在庫させておき、それらを
様々な形状の絶縁ケース切断金型から目的とする種類の
ものを選定して切断する必要があるが、このときの絶縁
ケース切断金型に対する切断前後の絶縁ケース材料及び
絶縁ケースの着脱の段取り工数が多くなってしまうた
め、絶縁ケースの部材費が高くなってしまう。
なされたもので、その技術的課題は、既存の絶縁ケース
の絶縁機能を損うこと無くその部材費が削減され、しか
も体積効率が向上されて小型で安価に製造可能な電気二
重層コンデンサを提供することにある。
リード端子が接触されるように配備された外装金属ケー
ス内に絶縁ケースを介在させて第2のリード端子が接触
配備された素子積層体を収納して成る電気二重層コンデ
ンサにおいて、絶縁ケースは縮小化されて第1のリード
端子及び第2のリード端子間の絶縁を保つために用いら
れ、外装金属ケース内側面及び素子積層体側面間には絶
縁コーティング部が配備された電気二重層コンデンサが
得られる。
デンサにおいて、絶縁コーティング部は前記外装金属ケ
ース内側面を絶縁材料によりコーティングして設けられ
た電気二重層コンデンサが得られる。
気二重層コンデンサについて、図面を参照して詳細に説
明する。
層コンデンサの基本構成を示したもので、同図(a)は
その平面図に関するもの,同図(b)は同図(a)のA
−A´線方向における側面断面図に関するものである。
(第1のリード端子)6が接触されるように配備された
外装金属ケース1内に絶縁ケース3を介在させてリード
端子(第2のリード端子)5が接触配備された素子積層
体4を収納して成るもので、絶縁ケース3は縮小化され
て第1のリード端子5,6間の絶縁を保つために用いら
れ、外装金属ケース1内側面及び素子積層体4側面間に
は絶縁コーティング部2が配備されている。
ット内に一対のカーボンペースト電極とそれらの各々カ
ーボンペースト電極を分離する多孔セパレータとを収め
て導電性エンドプレートで封止した基本セルを少なくと
も一個以上積層したもので、その両側に金属製電極が配
置されることにより缶ケース型電気二重層構造として構
成される。
ス1内側面を絶縁材料によりコーティングして設けられ
ている。絶縁材料としては、例えば温度−40℃〜12
0℃に耐え得るエポキシ系,ウレタン系,テフロン系の
何れかの絶縁性を有する樹脂を用い、ハケ塗りや樹脂槽
への入れ込み等によって外装金属ケース1内側面へ厚さ
0,05〜0.5mmとなるように絶縁コーティング部
2をコーティングする場合を例示できる。
端子5,6間が絶縁ケース3[図2(a),(b)で説
明した従来製品の絶縁ケース8の局部に相当する]によ
って絶縁され、外装金属ケース1内側面及び素子積層体
4側面間が絶縁コーティング部2[従来製品の絶縁ケー
ス8のスカート部8aに相当する]によって絶縁されて
おり、絶縁ケース3が既存の絶縁ケース8のようにスカ
ート部8aを有しない構造となっているため、従来製品
よりも体積効率が向上されており、しかも絶縁ケース8
の場合と同等な絶縁機能が得られるようになっている。
層コンデンサの製造時の製品工費を図2(a),(b)
で説明した従来製品の場合の工費と比較して示したもの
である。
工費を1としている。表1からは、本発明の製品では絶
縁コーティング部2のコーティング費分が新たに加算さ
れている代わり、その他の絶縁ケース3費は従来製品の
絶縁ケース8費よりも削減され、絶縁ケース3に関する
絶縁ケース在庫管理費及び絶縁ケース切断金型管理費が
不要となり、切断金型着脱段取り工数もかからないた
め、全体として従来製品よりも4%分の工費削減が計れ
ることが判る。これは製造する製品数が多い場合には製
造費用の大幅な改善となる。
層コンデンサの製品体積を図2(a),(b)で説明し
た従来製品の場合の体積と比較して示したものである。
m)が同じであっても、外径φD(mm)が従来製品よ
りも3%削減されているため、体積(cm3 )が7%分
削減されて小型化されることが判る。
コンデンサによれば、リード端子間同士の絶縁を従来製
品の絶縁ケースの局部に相当する縮小化された絶縁ケー
スで行い、外装金属ケース内側面及び素子積層体側面間
の絶縁を外装金属ケース内側面にコーティングされた絶
縁コーティング部によって行い、従来製品の絶縁ケース
のスカート部を無くしてそれを絶縁コーティング部に置
き換えた構造としているため、既存の絶縁ケースの絶縁
機能を損うこと無くその部材費を削減することができ、
結果として、製造の工数がかからずに製品全体を体積効
率を向上させて小型で安価に製造できるようになる。特
に、外装金属ケースの外径が縮小化されることにより、
素子積層体の背高に関係無くその外径が同じであれば如
何なる素子積層体にも適用できて部材費が顕著に低減化
されるため、製品全体が安価に製造可能になる。
の基本構成を示したもので、(a)はその平面図に関す
るもの,(b)は(a)のA−A´線方向における側面
断面図に関するものである。
たもので、(a)はその平面図に関するもの,(b)は
(a)のB−B´線方向における側面断面図に関するも
のである。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のリード端子が接触されるように配
備された外装金属ケース内に絶縁ケースを介在させて第
2のリード端子が接触配備された素子積層体を収納して
成る電気二重層コンデンサにおいて、前記絶縁ケースは
縮小化されて前記第1のリード端子及び前記第2のリー
ド端子間の絶縁を保つために用いられ、前記外装金属ケ
ース内側面及び前記素子積層体側面間には絶縁コーティ
ング部が配備されたことを特徴とする電気二重層コンデ
ンサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気二重層コンデンサに
おいて、前記絶縁コーティング部は前記外装金属ケース
内側面を絶縁材料によりコーティングして設けられたこ
とを特徴とする電気二重層コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10002928A JPH11204381A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 電気二重層コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10002928A JPH11204381A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 電気二重層コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11204381A true JPH11204381A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11543013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10002928A Pending JPH11204381A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 電気二重層コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11204381A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003282375A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-03 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | 電気二重層キャパシタ |
KR101067240B1 (ko) | 2008-12-02 | 2011-09-27 | 삼화전기주식회사 | 전기이중층 커패시터 |
WO2014133264A1 (ko) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | 삼화전기 주식회사 | 저esr 전기 이중층 커패시터 및 그 조립방법 |
JP2015534730A (ja) * | 2012-10-08 | 2015-12-03 | マックスウェル テクノロジーズ インコーポレイテッド | 3ボルトウルトラキャパシタのための電解質 |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP10002928A patent/JPH11204381A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003282375A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-03 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | 電気二重層キャパシタ |
KR101067240B1 (ko) | 2008-12-02 | 2011-09-27 | 삼화전기주식회사 | 전기이중층 커패시터 |
JP2015534730A (ja) * | 2012-10-08 | 2015-12-03 | マックスウェル テクノロジーズ インコーポレイテッド | 3ボルトウルトラキャパシタのための電解質 |
US10043615B2 (en) | 2012-10-08 | 2018-08-07 | Maxwell Technologies, Inc. | Electrode porosity for three-volt ultracapacitor |
US10249448B2 (en) | 2012-10-08 | 2019-04-02 | Maxwell Technologies, Inc. | Carbon surface modification for three-volt ultracapacitor |
US10763051B2 (en) | 2012-10-08 | 2020-09-01 | Maxwell Technologies, Inc. | Carbon surface modification for three-volt ultracapacitor |
US11302488B2 (en) | 2012-10-08 | 2022-04-12 | Ucap Power, Inc. | Carbon surface modification for three-volt ultracapacitor |
WO2014133264A1 (ko) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | 삼화전기 주식회사 | 저esr 전기 이중층 커패시터 및 그 조립방법 |
KR101462155B1 (ko) * | 2013-02-28 | 2014-11-14 | 삼화전기주식회사 | 저esr 전기 이중층 커패시터 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6400556B1 (en) | Solid electrolytic capacitor and method of fabricating the same | |
US6687116B2 (en) | Non-symmetric capacitor with conductive adhesion layer for cathode | |
CN1866428B (zh) | 叠层电容器及其制造方法 | |
JPH0399415A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JP2023053310A (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
JP2005079463A (ja) | 積層型固体電解コンデンサおよび積層型伝送線路素子 | |
US20030112581A1 (en) | Electric double layer capacitor and method of fabricating the same | |
TW200407921A (en) | Anode member for solid electrolytic condenser and solid electrolytic condenser using the anode member | |
JPH11219861A (ja) | 電解コンデンサおよびその製造方法 | |
JPH11204381A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JP2002050544A (ja) | チップ型積層コンデンサ | |
JPH04240708A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
TWI702620B (zh) | 電容器組件封裝結構及其製作方法 | |
JP3424247B2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
EP0332253B1 (en) | Electrolytic foil capacitor | |
TW202123272A (zh) | 電容器組件結構及其製作方法 | |
JPS6320112Y2 (ja) | ||
JPWO2016121417A1 (ja) | 蓄電デバイス及びその製造方法 | |
JPH06176978A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JPS6023964Y2 (ja) | リ−ドレス固体電解コンデンサ | |
JPH06349681A (ja) | 電気化学装置およびその製造方法 | |
JPS60216527A (ja) | 電気二重層コンデンサの製造方法 | |
JPH04152616A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JP2902715B2 (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
JP2000306775A (ja) | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060626 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060626 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070307 |