JPS6054772B2 - チツプ型固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
チツプ型固体電解コンデンサの製造方法Info
- Publication number
- JPS6054772B2 JPS6054772B2 JP14526977A JP14526977A JPS6054772B2 JP S6054772 B2 JPS6054772 B2 JP S6054772B2 JP 14526977 A JP14526977 A JP 14526977A JP 14526977 A JP14526977 A JP 14526977A JP S6054772 B2 JPS6054772 B2 JP S6054772B2
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- Japan
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- solid electrolytic
- electrolytic capacitor
- manufacturing
- type solid
- anode lead
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はチップ型固体電解コンデンサの製造方法に関す
るものである。
るものである。
近年、電子装置においてハイブリッド化が急激に進歩す
るに伴つて外部リード線を最小にすること、単位体積当
り最大限度の容量を有し、かつ回路基板への自動実装可
能なるチップ型固体電解コンデンサが必要とされてきた
。
るに伴つて外部リード線を最小にすること、単位体積当
り最大限度の容量を有し、かつ回路基板への自動実装可
能なるチップ型固体電解コンデンサが必要とされてきた
。
前述の特徴を有するコンデンサを提供するため従来は、
第１図、第２図、および第３図に示すように断面コの字
状又はキャップ型の陰極外部端子４とコンデンサ素子１
の接続には導電性接着剤７が使用された。
第１図、第２図、および第３図に示すように断面コの字
状又はキャップ型の陰極外部端子４とコンデンサ素子１
の接続には導電性接着剤７が使用された。
他方、断面コの字又はキャップ型の陽極外部端子３と陽
極引出し線２との電気的接続には、第１図又は第３図の
ように外部端子に直接溶接する方法、及び第２図のよう
に導電性接着剤７との接触面積を広くするためにＮｉの
金属リード線５を陽極引出し線２に溶接して導電性接着
剤７により接続していた。
極引出し線２との電気的接続には、第１図又は第３図の
ように外部端子に直接溶接する方法、及び第２図のよう
に導電性接着剤７との接触面積を広くするためにＮｉの
金属リード線５を陽極引出し線２に溶接して導電性接着
剤７により接続していた。
これらのいずれの場合も、陽極側の接続に溶接作業を伴
う。
う。
このような方法では、陽極引出し線２のコンデンサ素子
１の近傍あるいはコンデンサ素子１の陽極引出し線２の
近傍の誘電体皮膜が溶接時に発生する熱エネルギーで損
傷するため、コンデンサ素子１から陽極外部端子３まで
の距離を多く必要とした。又、これらの外装６は絶縁性
の樹脂あるいは熱収縮チューブで行なつていたが、これ
らの方法では作業単位が個々となり絶縁性樹脂の塗布は
数回必要としあるいは熱収縮チューブの場合、コンデン
サ素子の出来上り寸法が一定にならないため熱収縮チュ
ーブの中を通らなかつたり収縮不十分なチューブが発生
して、製品の外形寸法精度が低くなる欠点があつた。本
発明は、これらの欠点を除去し、小形で寸法の揃つたチ
ップ型固体電解コンデンサの製造方法を提供することを
目的とする。
１の近傍あるいはコンデンサ素子１の陽極引出し線２の
近傍の誘電体皮膜が溶接時に発生する熱エネルギーで損
傷するため、コンデンサ素子１から陽極外部端子３まで
の距離を多く必要とした。又、これらの外装６は絶縁性
の樹脂あるいは熱収縮チューブで行なつていたが、これ
らの方法では作業単位が個々となり絶縁性樹脂の塗布は
数回必要としあるいは熱収縮チューブの場合、コンデン
サ素子の出来上り寸法が一定にならないため熱収縮チュ
ーブの中を通らなかつたり収縮不十分なチューブが発生
して、製品の外形寸法精度が低くなる欠点があつた。本
発明は、これらの欠点を除去し、小形で寸法の揃つたチ
ップ型固体電解コンデンサの製造方法を提供することを
目的とする。
以下本発明のチップ型固体電解コンデンサの製造方法を
図面を用いて説明する。
図面を用いて説明する。
まず、コンデンサ素子はタンタル、ニオブ、アルミニウ
ム等の弁作用を有する金属粉末を一定形状、一定寸法に
、成形しこれを焼結する。
ム等の弁作用を有する金属粉末を一定形状、一定寸法に
、成形しこれを焼結する。
この焼結体の表面に陽極酸化によつて誘電体酸化皮膜を
形成させ、さらにこの表面に電解質である二酸化マンガ
ン層を硝酸マンガンを熱分解して形成し、この二酸化マ
ンガン層上にカーボン層、銀ペースト層などを形成して
構成される。本発明はこのように構成されたコンデンサ
素子を外装するに当つて第４図に示す様に帯状の外部陰
極端子４とコンデンサ素子１とを導電性接着剤７により
接続する。
形成させ、さらにこの表面に電解質である二酸化マンガ
ン層を硝酸マンガンを熱分解して形成し、この二酸化マ
ンガン層上にカーボン層、銀ペースト層などを形成して
構成される。本発明はこのように構成されたコンデンサ
素子を外装するに当つて第４図に示す様に帯状の外部陰
極端子４とコンデンサ素子１とを導電性接着剤７により
接続する。
その後、陽極引出し線２を所定の寸法に切断し、第５図
に示す様に陽極外部端子３に例えは銀粒子等を含んだ導
電性接着剤７で接着して接続する。その後、第６図に示
す様に帯抹の外部端子３および４の下部と端部にポリエ
ステルのような耐熱性の粘着テープ８を張りエポキシ樹
脂のような液体絶縁材料６″を注入し、後にダイヤモン
ドカッタを用いて所定の寸法に切断することによつて個
片に分離する。なお陽極引出し線２は導電性接着剤との
接続又は接着強度を増すため次のいずれかの手段を施す
ことにより、一層確実に接続される。
に示す様に陽極外部端子３に例えは銀粒子等を含んだ導
電性接着剤７で接着して接続する。その後、第６図に示
す様に帯抹の外部端子３および４の下部と端部にポリエ
ステルのような耐熱性の粘着テープ８を張りエポキシ樹
脂のような液体絶縁材料６″を注入し、後にダイヤモン
ドカッタを用いて所定の寸法に切断することによつて個
片に分離する。なお陽極引出し線２は導電性接着剤との
接続又は接着強度を増すため次のいずれかの手段を施す
ことにより、一層確実に接続される。
（１）陽極引出し線をその導出方向からほぼ９０度折り
曲げ、折り曲げ部て接続する。
曲げ、折り曲げ部て接続する。
（２）陽極引出し線の形状を螺施状にする。
（３）陽極引出し線の接続部をノコギリ刃状に加工して
から接続する。（第５図又は第１図は両側をノコギリ刃
状にしたものを示したが片側だけでもよいことはいうま
でもない。）また粘着テープの替りにシリコンゴム等で
製作した鋳込み枠を用いて液体絶縁材料を注入してもよ
い。
から接続する。（第５図又は第１図は両側をノコギリ刃
状にしたものを示したが片側だけでもよいことはいうま
でもない。）また粘着テープの替りにシリコンゴム等で
製作した鋳込み枠を用いて液体絶縁材料を注入してもよ
い。
また、断面コの字形の端子について説明したが、断面Ｌ
の字形の端子を用いてもよいことはいうまでもない。
の字形の端子を用いてもよいことはいうまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば溶接に
よる誘電体酸化皮の破壊もないので、コンデンサ素子か
らの陽極引出し縁切断寸法を短かくすることが可能とな
り、チップコンデンサの小形化に効果がある。
よる誘電体酸化皮の破壊もないので、コンデンサ素子か
らの陽極引出し縁切断寸法を短かくすることが可能とな
り、チップコンデンサの小形化に効果がある。
又、陽極引出し縁を曲け加工及びきざみ加工することに
より陽極外部端子と陽極引出し縁との接着強度を溶接時
の強度と同等にすることができる。その上、複数個同時
製作出来るため、従来方法に比べ安価にかつ大量に生産
することができ、工業的にきわめて有効な製造方法であ
る。
より陽極外部端子と陽極引出し縁との接着強度を溶接時
の強度と同等にすることができる。その上、複数個同時
製作出来るため、従来方法に比べ安価にかつ大量に生産
することができ、工業的にきわめて有効な製造方法であ
る。
第１図ないし第３図は従来のチップ型固体コンデンサの
例を示し、それぞれ図ａは斜視図、図ｂは断面図である
。 第４図ないし第７図は本発明を説明するための工程に配
列された図で、第４図および第６図は斜視図、第５図お
よび第７図は断面図である。１・・・・・・コンデンサ
素子、２・・・・・・陽極引出し線、３・・・・・・陽
極外部端子、４・・・・・・陰極外部端子、５・・・・
・・金属リード線、６・・・・・・外装（絶縁物）、６
″・・・・・・液体絶縁材料、７・・・・・・導電性接
着剤、８・・・・・・粘着テープ。
例を示し、それぞれ図ａは斜視図、図ｂは断面図である
。 第４図ないし第７図は本発明を説明するための工程に配
列された図で、第４図および第６図は斜視図、第５図お
よび第７図は断面図である。１・・・・・・コンデンサ
素子、２・・・・・・陽極引出し線、３・・・・・・陽
極外部端子、４・・・・・・陰極外部端子、５・・・・
・・金属リード線、６・・・・・・外装（絶縁物）、６
″・・・・・・液体絶縁材料、７・・・・・・導電性接
着剤、８・・・・・・粘着テープ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 弁作用を有する金属酸化物からなる固体電解コンデ
ンサ素子と、該コンデンサ素子に埋め込まれた弁作用を
有する陽極引出し線を、外部電極端子形状が断面コの字
形又は断面Ｌ字形の２個の帯状金属端子にそれぞれ別々
に導電性接着剤で接着した後、前記帯状金属端子の下部
と端部に耐熱性テープ部材を張るか、又は耐熱性ゴム部
材による鋳込み枠を用いて前記コンデンサ素子表面およ
び前記電極端子間を絶縁材で充填又は外装したのち、個
片に分離する工程を含むことを特徴とするチップ型固体
電解コンデンサの製造方法。 ２ 陽極引出し線の形状が屈曲したものを用いることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載のチップ型固体電
解コンデンサの製造方法。 ３ 陽極引出し線はその少なくとも一面はノコギリ刃状
に加工されたものを用いることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載のチップ型固体電解コンデンサの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14526977A JPS6054772B2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | チツプ型固体電解コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14526977A JPS6054772B2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | チツプ型固体電解コンデンサの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5476957A JPS5476957A (en) | 1979-06-20 |
| JPS6054772B2 true JPS6054772B2 (ja) | 1985-12-02 |
Family
ID=15381217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14526977A Expired JPS6054772B2 (ja) | 1977-12-02 | 1977-12-02 | チツプ型固体電解コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054772B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0225230Y2 (ja) * | 1981-03-16 | 1990-07-11 | ||
| JP7017658B1 (ja) | 2021-04-14 | 2022-02-08 | 株式会社トーキン | 固体電解コンデンサ |
-
1977
- 1977-12-02 JP JP14526977A patent/JPS6054772B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5476957A (en) | 1979-06-20 |
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