JPH0115129B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115129B2 JPH0115129B2 JP13487382A JP13487382A JPH0115129B2 JP H0115129 B2 JPH0115129 B2 JP H0115129B2 JP 13487382 A JP13487382 A JP 13487382A JP 13487382 A JP13487382 A JP 13487382A JP H0115129 B2 JPH0115129 B2 JP H0115129B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic film
- protruding
- metal foil
- capacitor
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 claims description 21
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野）
本発明はプラスチツクフイルムと金属箔とを積
層して巻回する巻回型プラスチツクフイルムコン
デンサの製造法に関するものである。
層して巻回する巻回型プラスチツクフイルムコン
デンサの製造法に関するものである。
〔従来技術と問題点）
従来のこの種のコンデンサの製造法は、第１図
に示すように、誘電体としてのプラスチツクフイ
ルム１と電極としての金属箔２を、金属箔２の片
方の端部をプラスチツクフイルム１の両側にそれ
ぞれ若干はみ出させて交互に積層し、第２図に示
すように巻回した後これを加圧して第３図に示す
ように成形している。ｄは金属箔２のはみ出し
巾、３は巻回されたコンデンサ素体、４はその両
端のはみ出し電極、５は成形されたコンデンサ素
子である。次にこのコンデンサ素子５の両端のは
み出し電極４の上に、第４図に示すようにリード
線６をおき、電極チツプ７によりリード線６とは
み出し電極４との間に電圧を印加して加圧すると
第５図に示すようにはみ出し電極４が溶融してリ
ード線６に溶着する。
に示すように、誘電体としてのプラスチツクフイ
ルム１と電極としての金属箔２を、金属箔２の片
方の端部をプラスチツクフイルム１の両側にそれ
ぞれ若干はみ出させて交互に積層し、第２図に示
すように巻回した後これを加圧して第３図に示す
ように成形している。ｄは金属箔２のはみ出し
巾、３は巻回されたコンデンサ素体、４はその両
端のはみ出し電極、５は成形されたコンデンサ素
子である。次にこのコンデンサ素子５の両端のは
み出し電極４の上に、第４図に示すようにリード
線６をおき、電極チツプ７によりリード線６とは
み出し電極４との間に電圧を印加して加圧すると
第５図に示すようにはみ出し電極４が溶融してリ
ード線６に溶着する。
ところで上記従来の製造法は金属箔のはみ出し
巾ｄを１〜２mmとしており、リード線６とはみ出
し電極４との電気的接続は十分であるが、コンデ
ンサ素子５を構成するプラスチツクフイルムとリ
ード線６との溶着が十分でないため、リード線接
続の機械的強度に乏しく不良品が発生し易い欠点
がある。
巾ｄを１〜２mmとしており、リード線６とはみ出
し電極４との電気的接続は十分であるが、コンデ
ンサ素子５を構成するプラスチツクフイルムとリ
ード線６との溶着が十分でないため、リード線接
続の機械的強度に乏しく不良品が発生し易い欠点
がある。
本発明は上記の欠点を解消する巻回型プラスチ
ツクフイルムコンデンサの製造法を提供すること
を目的とするものである。
ツクフイルムコンデンサの製造法を提供すること
を目的とするものである。
本発明は、複数枚のプラスチツクフイルムと複
数枚の金属箔とを、該金属箔の片方の端部を前記
プラスチツクフイルムの両側にそれぞれ若干はみ
出させて交互に積層し、巻回して整形した後、整
形されたコンデンサ素子の両端に形成された前記
金属箔のはみ出し電極にリード線をスポツト溶接
する製造法において、前記プラスチツクフイルム
の両側にはみ出す金属箔のはみ出し巾ｄの長さを
0.1〜0.5mmとなし、前記リード線を前記はみ出し
電極およびプラスチツクフイルムの双方に溶着す
ることを特徴とする巻回型プラスチツクフイルム
コンデンサの製造法である。すなわち、本発明に
おいては従来の製造法において１〜２mmであつた
はみ出し巾ｄを0.1〜0.5mmとすることによつてリ
ード線とプラスチツクフイルムとの溶着を可能に
し、リード線接続の機械的強度を強化するもので
ある。
数枚の金属箔とを、該金属箔の片方の端部を前記
プラスチツクフイルムの両側にそれぞれ若干はみ
出させて交互に積層し、巻回して整形した後、整
形されたコンデンサ素子の両端に形成された前記
金属箔のはみ出し電極にリード線をスポツト溶接
する製造法において、前記プラスチツクフイルム
の両側にはみ出す金属箔のはみ出し巾ｄの長さを
0.1〜0.5mmとなし、前記リード線を前記はみ出し
電極およびプラスチツクフイルムの双方に溶着す
ることを特徴とする巻回型プラスチツクフイルム
コンデンサの製造法である。すなわち、本発明に
おいては従来の製造法において１〜２mmであつた
はみ出し巾ｄを0.1〜0.5mmとすることによつてリ
ード線とプラスチツクフイルムとの溶着を可能に
し、リード線接続の機械的強度を強化するもので
ある。
本発明において、はみ出し巾ｄを0.1〜0.5mmと
した理由は、実験データに基づくものである。以
下その実験データを第６図によつて説明する。同
図は金属箔のはみ出し巾ｄの寸法と、リード線の
接続強度ａと、コンデンサの誘電正接ｂ、および
耐電圧（破壊電圧）ｃとの関係を示している。リ
ード線の接続強度ａはｄが0.5mm以下のときに大
きく増加することを示している。コンデンサの電
気特性として重要な誘電正接ｂは、ｄ＝０のとき
はリード線と金属箔との電気的接続が十分でない
ため劣化するがｄ＝0.1mm以上では安定した値を
示している。耐電圧（破壊電圧）ｃはｄに関係な
くほヾ一定の値を保つている。これはｄを小さく
することによりリード線のプラスチツクフイルム
へのくい込みが大きくなつても耐電圧は低下しな
いことを示している。
した理由は、実験データに基づくものである。以
下その実験データを第６図によつて説明する。同
図は金属箔のはみ出し巾ｄの寸法と、リード線の
接続強度ａと、コンデンサの誘電正接ｂ、および
耐電圧（破壊電圧）ｃとの関係を示している。リ
ード線の接続強度ａはｄが0.5mm以下のときに大
きく増加することを示している。コンデンサの電
気特性として重要な誘電正接ｂは、ｄ＝０のとき
はリード線と金属箔との電気的接続が十分でない
ため劣化するがｄ＝0.1mm以上では安定した値を
示している。耐電圧（破壊電圧）ｃはｄに関係な
くほヾ一定の値を保つている。これはｄを小さく
することによりリード線のプラスチツクフイルム
へのくい込みが大きくなつても耐電圧は低下しな
いことを示している。
以上の実験データが示すように、本発明におい
ては金属箔のプラスチツクフイルムに対するはみ
出し巾ｄを0.1〜0.5mmとすることにより誘電正
接、破壊電圧等コンデンサの電気的特性を低下さ
せることなくリード線の接続強度を著しく強化す
るすぐれた効果を有する。
ては金属箔のプラスチツクフイルムに対するはみ
出し巾ｄを0.1〜0.5mmとすることにより誘電正
接、破壊電圧等コンデンサの電気的特性を低下さ
せることなくリード線の接続強度を著しく強化す
るすぐれた効果を有する。
第１図：プラスチツクフイルムと金属箔との積
層関係を示す図、第２図：巻回されたコンデンサ
素体の側面図、第３図：成形されたコンデンサ素
子の断面図、第４図：第３図のコンデンサ素子に
リード線を溶接するときの状態を示す図、第５
図：リード線を溶接した巻回型フイルムコンデン
サの側面図、第６図：本発明の実験データを示す
図。 記号、１……プラスチツクフイルム、２……金
属箔、３……コンデンサ素体、４……はみ出し電
極、５……コンデンサ素子、６……リード線、７
……チツプ電極。
層関係を示す図、第２図：巻回されたコンデンサ
素体の側面図、第３図：成形されたコンデンサ素
子の断面図、第４図：第３図のコンデンサ素子に
リード線を溶接するときの状態を示す図、第５
図：リード線を溶接した巻回型フイルムコンデン
サの側面図、第６図：本発明の実験データを示す
図。 記号、１……プラスチツクフイルム、２……金
属箔、３……コンデンサ素体、４……はみ出し電
極、５……コンデンサ素子、６……リード線、７
……チツプ電極。
Claims (1)
- １ 複数枚のプラスチツクフイルムと複数枚の金
属箔とを該金属箔の片方の端部を前記プラスチツ
クフイルムの両側にそれぞれ若干はみ出させて交
互に積層し、巻回して整形した後、整形されたコ
ンデンサ素子の両端に形成された前記金属箔のは
み出し電極にリード線をスポツト溶接する製造法
において、前記プラスチツクフイルムの両側には
み出す金属箔のはみ出し巾の長さを0.1〜0.5mmと
なし、前記リード線を前記はみ出し電極およびプ
ラスチツクフイルムの双方に溶着することを特徴
とする巻回型プラスチツクフイルムコンデンサの
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13487382A JPS59125609A (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 巻回型プラスチツクフイルムコンデンサの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13487382A JPS59125609A (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 巻回型プラスチツクフイルムコンデンサの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59125609A JPS59125609A (ja) | 1984-07-20 |
| JPH0115129B2 true JPH0115129B2 (ja) | 1989-03-15 |
Family
ID=15138470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13487382A Granted JPS59125609A (ja) | 1982-08-02 | 1982-08-02 | 巻回型プラスチツクフイルムコンデンサの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59125609A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638378B2 (ja) * | 1987-12-09 | 1994-05-18 | 株式会社タイツウ | フィルムコンデンサ及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-08-02 JP JP13487382A patent/JPS59125609A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59125609A (ja) | 1984-07-20 |
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